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2024年2月号

[特集] 印刷キートレンドをつかむ
－2024年のビジネスはどう変わるか
特集2　page2024ガイド


　新型コロナウイルス禍の収束による経済活動の正常化に伴い、個人消費、インバウンド需要の増加やイベント関連の再開などによって、印刷需要は徐々に回復基調にある。一方、原材料費やエネルギー価格の高止まり、人手不足、環境問題への対応など、多くの課題を抱えている。特にコロナ禍で加速したデジタルシフト、ペーパーレスの影響から情報メディアの市場構造そのものが変わり、コロナ前の水準に戻るまでには至っていない。もともとデジタル化の波で減少傾向にあった印刷需要だが、コロナ禍を機に10年先が一気に到来したとも言われている。2024年は、既存のビジネスモデルの見直しや新たな事業創出による持続可能な成長へ向けた方策を模索する年となるだろう。
　特集1では、2024年の印刷ビジネスを展望する上でカギを握るトレンドを見ていきたい。注目を集める生成AI活用の可能性や、今年5月28日～6月7日にドイツ・デュッセルドルフで開かれるdrupa2024の最新情報なども紹介する。
　特集2では、開催が直前に迫った「page2024」の見どころや出展情報を取り上げる。今回のテーマは「連携」。急速に変化する市場ニーズに1社だけで対応するには限界がある。会場内には「連携ゾーン」やセミナー会場が設けられるなど、新たな印刷ビジネスが生まれるオープンイノベーションの場が提供される。


受注型から課題解決型へパラダイム
－2024年を占うキーワード

drupa2024
日本から46社が出展、出展面積は1万8,948㎡に
－約50ヶ国から1,300社超、展示面積は14万㎡

印刷業界における生成AI活用の可能性
－業務の効率化に期待
印刷同友会・研修会より

page2024、テーマは「連携」
－出展138社、展示会は2月14～16日

フレキソトレンドレポート第110回
＜トレンド解説＞OTC医薬品パッケージでアクセシブルコード

印刷元気企業の条件＜第326回＞　協同印刷（株）　など
　
他、シリーズ企画・印刷業界トピック・連載記事など情報満載