目次: AIM(エイム) ISSUE.09 韓国の伝統茶 (Korean Traditional Tea)
韓国では茶葉から生産した緑茶や紅茶はもちろんのこと、トウモロコシ茶、柚子茶などの茶葉から生産していないものに対しても「茶」という名をつけている。しかし、この「茶」という呼称や定義については古くから論議がなされており、いまだに定まってはいないというのが現状である。このことを踏まえ、今回のAIM(エイム)は、表が「緑茶以外の伝統茶」、裏が「緑茶」のダブル表紙という新スタイルで展開、ページ数も増加した。
今回は「韓国の伝統茶」を取り巻く総勢10を超える団体・関係者への取材を敢行し、インタビューはもちろん、伝統茶のレシピ紹介やコラムを掲載。また、観光地としてもおなじみのソウル・仁寺洞のほか、韓国における緑茶の主要生産地でありドラマ『夏の香り』のロケ地としても有名な宝城や河東などの地方へも足を運んで撮影した数々の写真も必見。
「緑茶以外の伝統茶」、「緑茶」の2編を通じて韓国における伝統茶の歴史を辿るとともに、韓国の茶文化の現在と未来について探っていく。
※本誌名である「AIM(エイム)」は「Asia Interest Magazine」の頭文字より由来。
<内容>
表表紙「緑茶以外の伝統茶」
Prologue:緑茶以外の伝統茶とは
1. ソウル 吉祥寺 精偉(ジョンウィ)僧侶が 提案する 韓国伝統茶11種
2. Colum
2-1. (日)韓国伝統茶文化研究会・韓国茶文化研究会 山田玲子氏が見た韓国伝統茶の魅力
2-2. 韓医師 李恩美(イ・ウンミ)院長がお勧めする 身体を整える5つの韓方茶
2-3. テンプルステイでの茶談体験談 持丸裕子
Epilogueに代えて:韓国茶文化の現在と未来
1. 茶愛好家 韓服デザイナー 潭蓮 イ・へスン氏
2. 仁寺洞伝統茶カフェ激戦区
裏表紙「緑茶」
Prologue : 韓国緑茶簡略史
1. 緑茶(ノクチャ)
1-1. 製茶 : 朝鮮時代の茶文化の伝統を守る、漢学者兼お茶研究家 朴東春(パク・ドンチュン)先生
1-2. 行茶 : 宮中茶礼/茗園文化財団 金宜正(キム・ウィジョン)理事長
1-3. 飲茶(喫茶) : 韓国茶業界の大家 白蓮寺 如然(ヨヨン)僧侶
2.茶器・茶道具紹介
2-1. 朴東春(パク・ドンチュン)先生所蔵品 (高麗青磁、朝鮮白磁、青華白磁)
2-2. 多宝星古美術展示館所蔵品 (高麗青磁、朝鮮白磁)
3. Photo Essay
3-1. ドラマ『夏の香り』のロケ地としても有名な宝城茶畑大韓茶園
3-2. 王の茶、河東緑茶
3-3. 茶山草堂
3-4. 一枝庵
4. 茶文化の大衆化を考える
4-1. 韓国茶文化の大衆化に励む企業:オソルロク
4-2. お茶の流通と茶農家を考える:東洋茶芸 河一男(ハ・イルナム)氏
Epilogueに代えて:韓国茶文化の現在と未来
1. 成均館大学大学院「生活礼節茶道学科」卒業生
金美子(キム・ミジャ)氏、柳貞芬(ユ・ジョンブン)氏
2. 全南大学「南道茶文化研究会」
AIM(エイム)の内容
- 出版社:AI Entertainment Inc.
- 発行間隔:不定期
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