臨床獣医師、臨床獣医師を目指す研修医、関連の学生達が十分活用できる書!!
麻布大学獣医学部放射線学教室の教授であった著者が130にわたる器官系統別に分類した症例を基にその読み方と考え方を解りやすく解説。獣医臨床ではX線診断を中心とした画像診断法が有力な検査法の一つとなっており、本書は各症例を器官系統別に分類し,その中で代表的な症例約130症例を選び,これらの症例が「何故」異常陰影として読影されるのか,この疾患が「何故」このような異常陰影を発現するのかに注目し,「読み方と考え方」と題して記載。このような考えに基づき1つの症例を読み切ることによって,他の症例を読影する応用性が養われる一助となる内容になっています。