①Stopping and Thinking 三陸海岸を訪れて
東北の三陸海岸にある気仙沼、陸前高田、大船渡へ。
世界でも有数の漁場であるこのエリアは食材豊富な美食の地であり、
また海岸線と隣接する山の尾根が織りなす絶景も備えている。
この美しい三陸海岸への訪問は、10年前のあの日へ思いをはせる旅でもある。
失われた命への哀悼と、いたる所に見られる遺構と復興、
元来の魅力をさらに増した街と人々との邂逅から、力を合わせて共生する未来を見据えることができた。
スローダウンの旅は、思考する機会をくれたのだ。
②The Beauty of Time and Effort 手間ひまのラグジュアリー
単なる贅沢品をラグジュアリーと呼ぶ時代は過ぎ、人々は今、その本当の価値を探している。
小誌は、それを“手間ひま”に見いだしたい。
丹精込めてつくられた逸品には、つくり手の“想い”が宿る。
そこに共感する精神的充足こそ、豊かな暮らしのエッセンスではないだろうか。
③Existence that you will surely want 超速報「ウォッチズ&ワンダーズ2021」
新型コロナウイルスの影響により、異国への旅がままならない状況が続く昨今。
国際的な腕時計の展示会「ウォッチズ&ワンダーズ」もまた、全世界に向けてオンラインで開催され、
新作を発表する運びとなった。ここではスイスのジュネーブにて4月7日から13日までの1週間、
リシュモングループやLVMHグループなどの計38ブランドが参加した展示会で発表された最新作を中心に紹介していこう。
魅力的なモデルの数々を見れば、披露する方式が変わろうとも、
各ブランドの時計作りへの情熱は変わらないことを認識できるだろう。
④Sustainable Capitalism 美術家・長坂真護が不条理な現実をアートに変える
現代の社会の便利さや快適さは多くのコンピュータや家電製品、携帯用機器に支えられている。
しかし、光があれば影がある。先進国の繁栄の裏に犠牲になっている地域、人々の存在に目を背けてはならない。
そんな地球にはやがて持続不可能の壁が立ちはだかる。
問題意識を携え、4年前に、たった一人でガーナ共和国を訪れた日本人がいる。
彼は世界中から集まる電気電子機器廃棄物の処理問題に一石を投じ、廃棄物でアートを生み出した。
その利益で地域に小学校や美術館を作った。「持続可能な資本主義」で地球を救うために。
⑤Japanese crafts that leads to the future 未来をかたどる日本の工芸
伝統に根ざした技術を確かに持ちながら、既成概念にとらわれることなく挑戦を続け、
新時代の日本の形を表現し、工芸の世界に風穴を開けてきたツワモノたち。
彼らは常に新しく創造的で、その生き方や姿勢は、後継世代をけん引するパワーに満ちている。
⑥Go Green! エコフレンドリーな週末
煩わしさは都会に残し、週末は車を飛ばして郊外へ。
自然と地続きになった空間で、未読の本を読み通すもよし、
お気に入りのレコードに針を落として、甘い思い出に浸るのも大いに結構。
服はもっぱら自分のために見繕うこと。
サステナブルを意識したアイテムを選べば自然もより身近に感じられることだろう。
⑦Greased German Lightning 魂を吹き込まれた電気自動車
ポルシェから、待望の電気自動車が登場した。
テスラのライバルなどという言葉では言い尽くせない「タイカン」は、
比類なき美しさと操作性を備えた、どこまでもポルシェ的な車だった。
Esquire JAPAN
SPRING / SUMMER 2021 (発売日2021年04月24日)
の目次
-
紙版
-
デジタル版
- 紙版
- デジタル版
- 紙版
- デジタル版
●三陸海岸を訪れて
●手間ひまのラグジュアリー
●超速報「ウォッチズ&ワンダーズ2021」
●未来をかたどる日本の工芸
●美術家・長坂真護が不条理な現実をアートに変える
AD
Contents
Foreword
The Essentials
春 具 ロゴスの力
品川雅彦 本当の「ワーケーション」はこれからだ
石川直樹 コロナ禍における越境の現実
畠山直哉の〈津波の木〉
三陸海岸を訪れて
手間ひまのラグジュアリー
エコフレンドリーな週末
エルメネジルド ゼニア XXX、自然との戯れ
アウターを極めたタトラスが導く、軽やかな装い
伝統と革新が溶け合う、サントーニの靴づくり
超速報「ウォッチズ&ワンダーズ2021」
革新技術を搭載した、A. ランゲ&ゾーネの新複雑モデル
新素材をまとったCODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ
伝統と革新
X線を通して
マクラーレンGTと、イザベラ・バードの旅路へ
パワーユニットは、思想なり
魂を吹き込まれた電気自動車
未来をかたどる日本の工芸
ワイントレードに見る高級ワインの資産価値 文/渡辺順子
美術家・長坂真護が不条理な現実をアートに変える
海上都市は、人類の未来を救うのか?
変貌するアートビジネス 文/石坂泰章
サステナブル・ガストロノミー
シャンパーニュ トリニティ
セージから始まる、香水の物語
良品を日常に
Limited Edition
都度払い購読のご案内
●手間ひまのラグジュアリー
●超速報「ウォッチズ&ワンダーズ2021」
●未来をかたどる日本の工芸
●美術家・長坂真護が不条理な現実をアートに変える
AD
Contents
Foreword
The Essentials
春 具 ロゴスの力
品川雅彦 本当の「ワーケーション」はこれからだ
石川直樹 コロナ禍における越境の現実
畠山直哉の〈津波の木〉
三陸海岸を訪れて
手間ひまのラグジュアリー
エコフレンドリーな週末
エルメネジルド ゼニア XXX、自然との戯れ
アウターを極めたタトラスが導く、軽やかな装い
伝統と革新が溶け合う、サントーニの靴づくり
超速報「ウォッチズ&ワンダーズ2021」
革新技術を搭載した、A. ランゲ&ゾーネの新複雑モデル
新素材をまとったCODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ
伝統と革新
X線を通して
マクラーレンGTと、イザベラ・バードの旅路へ
パワーユニットは、思想なり
魂を吹き込まれた電気自動車
未来をかたどる日本の工芸
ワイントレードに見る高級ワインの資産価値 文/渡辺順子
美術家・長坂真護が不条理な現実をアートに変える
海上都市は、人類の未来を救うのか?
変貌するアートビジネス 文/石坂泰章
サステナブル・ガストロノミー
シャンパーニュ トリニティ
セージから始まる、香水の物語
良品を日常に
Limited Edition
都度払い購読のご案内
Esquire JAPANの内容
- 出版社:ハースト婦人画報社
- 発行間隔:季刊
- 発売日:2,4,8,10月の28日
日本最高峰のクラスマガジン
トレンドに終始した既存の雑誌には、もはや学ぶことはないと考える成功者に向けて、さらなる人生の特等席を提案します。
Esquire JAPANの無料サンプル
FALL/WINTER 2024 (2024年10月15日発売)
FALL/WINTER 2024 (2024年10月15日発売)をまるごと1冊ご覧いただけます
Esquire JAPANの目次配信サービス
Esquire JAPAN最新号の情報がメルマガで届く♪ メールアドレスを入力して登録(解除)ボタンを押してください。
※登録は無料です
※登録・解除は、各雑誌の商品ページからお願いします。/~\Fujisan.co.jpで既に定期購読をなさっているお客様は、マイページからも登録・解除及び宛先メールアドレスの変更手続きが可能です。
※登録は無料です
※登録・解除は、各雑誌の商品ページからお願いします。/~\Fujisan.co.jpで既に定期購読をなさっているお客様は、マイページからも登録・解除及び宛先メールアドレスの変更手続きが可能です。
以下のプライバシーポリシーに同意の上、登録して下さい。
おすすめの購読プラン
Esquire JAPANの無料記事
-
ダニエル・クレイグ「今ではボンドの役作りに1年くらいか...
Esquire The Big Black Book(エスクァイア・ザ・ビッグ・ブラック・ブック) WINTER 2020
-
水がわり、聖なる飲み物、権力の象徴。そして"資産"へ。
Esquire The Big Black Book(エスクァイア・ザ・ビッグ・ブラック・ブック) WINTER 2020
-
「ジェームズ・ディーンという素晴らしい若者がいたことを...
Esquire The Big Black Book(エスクァイア・ザ・ビッグ・ブラック・ブック) FALL 2019
-
モダンジェントルマン。 旅する男のエッセンス
Esquire The BIG BLACK BOOK SPRING / SUMMER 2019
この雑誌の読者はこちらの雑誌も買っています!
Esquire JAPANの所属カテゴリ一覧
Fujisanとは?
日本最大級雑誌の定期購読サービスを提供
デジタル雑誌をご利用なら
最新号〜バックナンバーまで7000冊以上の雑誌
(電子書籍)が無料で読み放題!
タダ読みサービスを楽しもう!