Esquire JAPAN 発売日・バックナンバー

全26件中 1 〜 15 件を表示
1
●向き合う時/JOSHUA
今号の表紙とカバーストーリーを飾るのは、世界を席巻するグループ、SEVENTEENのJOSHUA。スイスの高級時計ブランド「オーデマ ピゲ」の至高のタイムピースをまとい、自身の内に秘めた静かな情熱と、表現者としての現在地を映し出す特別なフォトストーリーを展開します。撮影現場では、一瞬の光や影の移ろいに対してJOSHUAが見せた繊細な感性と、時計のメカニカルな美しさが共鳴。多忙なスケジュールの中でも、カメラを向けられた瞬間に漂わせる彼の「力強いまなざし」が、今号のテーマを象徴する力強いビジュアルとして収められています。
2
●写真が教えてくれる、まなざしの作法
写真は、世界を映す鏡ではない。世界に向けるまなざしそのものだ。今号の写真特集では、アンセル・アダムスを師と仰ぐ杉本博司のインタビューからお届けする。森山大道が放つあらがいがたい魅力、そして川内倫子の現在地を探り、「KYOTOGRAPHIE 2026」から日本の女性写真家たちの仕事、さらには世界の写真家たちの視点まで―
写真というメディアの奥行きを、多角的に照らし出す。そしてまたイタリア版『エスクァイア』からの転載を通じ、報道写真の「痛みを伝える」意味を問い直す。美しさだけが写真ではない。記録し、証言し、問いかける―その力もまた、写真というまなざしの本質だ。撮る人の数だけ、世界の見方がある。

3
●杉本博司が読み解く、アンセル・アダムスの教え
確固たるコンセプト、他の追随を許さない確かな技術。
杉本博司は写真がアートであることを世界に認めさせた。
彼が私淑した偉大なる先人がアンセル・アダムスだった。
東京都写真美術館の収蔵作品を見ながら語る。

4
●露光する東京と江戸。同じ光が紡ぐ都市と身体
都市と人。江戸と東京。現代都市と伝統芸能。
歌舞伎役者の身体表現と、都市空間と身体の関係を問い直す気鋭の写真芸術家の視線。
東京での撮影を切望したメリッサ・シュリークが写真祭『T3』参加のため来日。
九代目坂東彦三郎が応じ、特別な撮影が実現した。
合理性を超え、レンズ越しに出合う身体と街を写し出す。

5
●もうひとつの『TAKE IVY』
さかのぼること5年前、『TAKE IVY』の未公開写真が発見されたという知らせが届いた。
あの有名なカットの数秒前や、これまで見たことのないカットの数々——
そこには、アイビーファッションのバイブルとして世界中で支持されてきた一冊の“続き”が確かに存在していた。

6
●素顔のラミ・マレック
世界的な有名人を演じながらも「ものまね」に陥ることなく、役のために
自分自身を捨て去るラミ・マレックをイタリア版『エスクァイア』が独占取材。
ステレオタイプなキャリアからは距離を置くラミ・マレックは、誰にも似ていない―
それは、役を演じていない彼を目の当たりにすると、確信に変わる。
1
●軽やかに、自分らしく、時代を駆ける
春の息吹に呼応するように、男たちの装いはもっと自由になる。
デジタルな日常から解き放たれ、自身の内面を見つめ直す「人間回帰」の旅。
俳優やクリエイターたちが体現する、意志ある新しいスタイルを撮り下ろした。
今、彼らが語る言葉に耳を傾け、未来へ繋ぐ独自の美学を探求しよう。

2
●ジム・ジャームッシュ ─映画と詩と音楽、それから意識について
監督作の『Consciousness is something ultra』が昨年のベネチア国際映画祭で
金獅子賞を獲得したジム・ジャームッシュに、パリでインタビュー。
彼が本作で伝えたかったこと、そして1980年代からアウトサイダーとして
映画製作を続ける彼の内面世界について話を聞いた。

3
●衣食住 未来を拓く、クラフトマンシップ
確固たる哲学を携え、衣食住の未来を更新し続ける表現者たち。
草木染めの手仕事で反物から服を編み出す3人、ファインダイニングを再定義するシェフ、
「人間もまた自然環境の一部である」と看破する建築家。
限りある資源や環境と誠実に向き合い、目に見えない価値を形にする彼らの創作は、
効率至上主義が加速する現代において、
私たちの日常を本質的な豊かさへと導くひと筋の光となる。

4
●塗師・赤木明登が見据える、工藝的復興
2024年元日に発生した令和6年能登半島地震から2年。奥能登、輪島の地で、
地震が破壊したものを取り戻し、蘇生し、次世代につなごうとしているのが、
伝統工芸、輪島塗を現代へと更新した赤木明登氏である。
多くの目利きに愛される器の作り手が取り組む、復興の形とは。

5
●ジョナサン・ベイリー 自己発見の旅は、これからも続く
ドラマ『ブリジャートン家』で脚光を浴び、最新作の『ウィキッド 永遠の約束』では
前作に続きフィエロ王子を演じるジョナサン・ベイリーが、俳優活動、
過去の苦悩、そして心血を注ぐLGBTQ+支援活動について語る。
1
●未来へ語り継がれる、美しき物語
どうやら私たちは、ただ古いだけのものには
もう満足できないらしい。
新しいだけのものでも、もちろんダメだ。
いま、本当に探し求めているのは、
時間を味方につけ、この先の未来でも
「これはいい」と、ふとした瞬間に
心からつぶやけるようなプロダクトじゃないかと思う。
腕時計、ファッション、万年筆、車、……
それらはどれも、確かな伝統という名の
ベースラインをしっかり鳴らしつつ、
まるでモダンなピアノソロのように、
新しい響きを奏でている。
モダンとヘリテージ。
その2つが静かに、そして美しく重なり合ったとき、
次なる定番、つまりNext Classicの旅が始まる。
この特集があなたにとって
語り継がれる美しき物語の扉を開く、
ささやかな鍵になりますように。

2
●内に秘めたパワー、静かな突破欲/三笘薫
サッカー発祥の地・イギリスのプレミアリーグでも全く引けをとらない三笘薫。
物静かで控えめな印象ながら、大一番では脅威の突破力で世界を湧かせる。
そんなシン・日本人ともいうべき彼が、英国の伝統ブランド・バーバリーの
モダンヘリテージに身を包んだらーー。寡黙な強さを宿した瞳で、未来を見つめる。

3
●あの人がオーダーした、未来につなぎたい日本の工芸
失われつつある日本の工芸を見直し、支援する
プロジェクト「Merry KOGEI Exhibition」に賛同し、
『エスクァイア』が参加した。
世界で活躍する4名に「日本の工芸」で、
オーダーメイドするとしたら何が欲しいかたずねた。金メダリストの堀米雄斗は、
お茶に関心を持ち、お茶セットをオーダー。
スプツニ子!は教え子を通して、
飾れるい草の畳アートを発注した。
お酒が好きすぎて人生に支障が出ているという
成田悠輔は、お酒が進まない酒器を依頼。
描くことが好きな奈緒は、
地元九州の八女提灯に描いた菊の花を施してもらった。
デジタル世界が加速する今こそ、
職人による手触りとぬくもりのある
クラフトマンシップに注目し、
日本にある素晴らしい工芸を未来につなぎたい。

4
●飽くなき渇望
NCTのジョンウは、自分の影響力でポジティブなメッセージを伝えられる境地に到達することを夢見ている。自分を磨きつづけてきた彼は、 今も立ち止まることなく、さらに高みを目指して走りつづけている。本特集では、TOD’Sの新作コレクションをまとったジョンウが登場。全8ページにわたるフォトストーリーで、その静かな情熱と美しい存在感を映し出す。

5
●ボノ-U2の、その先を見すえて
世界的ロックバンド、U2のフロントマンを務めるボノは、
この数年、過去と向き合い、自身の人生とキャリアを振り返ってきた。心臓手術を終え、
「よりよい声」を手にした彼が、映画プロジェクトのこと、仲間と共に取り組む
新曲制作への意気込み、そして世界の現状に対する憂慮を語る。

— その他コンテンツ
・紳士と若者、時計とチェス
・手作業で「木の万年筆」を創りだす_シュテファン・フィンクの物語
・美しき、循環と再生_森山直太朗
・永遠のタイムマシン
・2025年、話題のビューティトレンド
・眠れぬ夜と闘う仲間へ
・ジュエリーのような唯一無二のワイン
・建築に、哲学を
・Journals クレイグ・モド・椹木野衣・鈴木正文・高木由利子・チャーリー・ポーター・浜田敬子・藤本壮介
1,400円
1,100円
1
■テーラードで、自由をまとう
19世紀のイギリスが発祥といわれるテーラードは、今また大きな変革の時期を迎えている。素材の進化で軽やかさを手に入れたもの、天然素材で上質さを追求したもの、構築的なシルエットからビッグシルエットまで、そのバリエーションは実に多彩だ。
多様性が求められる現代、テーラードだからといって、ルールに縛られる必要はない。なぜなら、テーラードそのものが“自由”を象徴する存在になっているのだから。

2
■地球のための設計図─4人の建築家の視点
気候変動や都市の過密化、生物多様性の喪失―地球規模の課題が交差するいま、建築は何を描くべきか。レム・コールハース(OMA)、安藤忠雄、カルロ・ラッティ、ダン・スタバーゴー(Cobe)、世界の最前線で活躍する4人の建築家が、それぞれの哲学と創造力で示す、未来への設計図。

3
■ある牧師の死──ネットメディアが引き起こした悲劇
アメリカ・アラバマ州の小さな町で牧師として信徒たちに愛されたパーソン氏が命を絶った。インターネットに投稿されたプライベートな写真や文章がメディアによって暴露され、絶望に追い込まれたのだ。入念な取材のもと、彼の最期の日々を克明に描き出した米国版エスクァイアのマーク・ウォーレンの記事が、創刊92年で初となるピュリッツァー賞(特集記事部門)を受賞した。

4
■過去で未来を創造する、勃興のウズベキスタン
ウズベキスタン。この国の正確な位置を世界地図で探せる人は、日本ではまだ少ないかもしれない。無論ニッチな旅や絶景を好む人たちには、目の覚めるような紺碧のタイルが輝く世界遺産、“文化交差点”サマルカンドやブハラ歴史地区、そしてヴァの旧市街地“イチャン・カラ”の建築はおなじみ。いずれも中世イスラム文化の建築技術や天文学の先進性をたたえている。しかし、この国はシルクロードの要衝であった栄光のみを資産に生きていくことを拒否。文化資本と創造経済を重視した、急速な発展とユニークな国興しのため、いま注目を集めている。

5
■重力に抗い、優雅に舞う/堀米雄斗
長年にわたり唯一無二の存在感を放つルイ・ヴィトンの今季の新作は、2000年代のストリートから着想を得たコレクション。オリンピック2連覇を成し遂げた世界的スケートボーダー、堀米雄斗が誕生したのはちょうどその頃。ストリートの申し子が、モードでラグジュアリーな2025秋冬メンズ・コレクションを軽やかに、エレガントにまとう姿を、本号の表紙とともに12ページにわたり特集します。さらに、インタビューでは、撮影の裏側やファッションへの思い、挑戦を重ねる彼の人間像を、エスクァイアならではの視点で描き出します。

— その他コンテンツ
・エレガンスの継承/志尊 淳
・テーラードの夜明け/前田拳太郎
・緑目の怪物たち──トップドライバー、アルフォンス兄弟の確執
・富士の聖域に、静寂と再生の宿
・0.1%の“素の味”がつなぐ日本古来の「おいしい」
・何を選ぶ? 毎日のシャンプー問題
・Journals 伊藤穰一・鈴木正文・鈴木芳雄・砂村栄力・W・デーヴィッド・マークス・浜田敬子・藤本壮介
1
■イタリア、小さな工房の職人たち
テクノロジーが急速に発展する時代、“人の手でつくり出すこと”の意味や価値とはなんだろう? 真の豊かさを問い直すヒントを与えてくれるのが、ものづくりの国イタリアだ。
彼の地には今もなお、情熱を込めて手仕事を続ける小さな工房が点在している。版画、織物、陶器の絵付け、椅子、彫金……職人たちは、受け継がれてきた技法と魂を守り続け、手で生み出すことへの純粋な喜びに満ちている。その手から生み出されたものには、単なるものを越えた魅力が宿っているのだ。今こそ、手仕事が生む力と美しさを、見つめ直す時ではないだろうか。

2
■テーラードの進む道
テーラードは進化を続けている。まるでビンテージの味わいを再現したしわ加工、既成概念を覆すシルエット設計、遊び心にあふれたディテール。価値観のアップデートとともにスタイリングはますます自由奔放に。技術革新による着心地の向上も後押しし、今やテーラードは何ものにも縛られることはない。

3
■人はなぜ観光地で写真を撮るのか? 写真家マーティン・パーの視線
マーティン・パーは、KYOTOGRAPHIE 2025で、マスツーリズムをテーマに長年にわたって世界の観光地を訪れて撮った写真と、開催直前に京都に訪れて撮影したばかりの新作を併せて展示する。KYOTOGRAPHIE 2025のテーマは「ヒューマニティー」。文化人類学的な視点を持って鮮烈な写真を撮り続けるパーは、現代の私たちについて、何を見て、何を語ろうとしているのだろうか。

4
■ジョルジオ・アルマーニ「ファッションは逃避ではない、民主主義だ」
昨年、90歳を迎えたアルマーニの青い目は、これまで以上に未来を見つめている。「エレガンス」という言葉を体現し続けてきたファッション界の巨匠に、『エスクァイア』スペイン版が独占インタビューを行った。

5
■88歳・横尾忠則の現在地
年を重ね、体の機能は衰えるものもあれば入れ替わるように研ぎ澄まされるものもある。考えないこと、頼らないこと。そこから得て、今がいちばん自由。

6
■ジョージア・オキーフ、愛読書に残したアンダーライン
アメリカ近代美術を代表する画家、ジョージア・オキーフ。荒野に暮らし、抽象化した自然を描き続けた彼女は、岡倉天心『茶の本』を愛読していた。今回初めて、書庫に保管されていた一冊に彼女が書き残した下線が発見された。禅や日本文化にも深く共鳴し、静けさと力強さが同居するその美意識とは?

7
■ウィレム・デフォー 「俳優とは、人々を助ける存在だ」
これまで150本以上の映画に出演し、4度のアカデミー賞ノミネートを経験してきた米国人俳優のウィレム・デフォー。その名優にイタリア版エスクァイアがインタビューした。俳優論にとどまらず、人生観や死生観についても語ってくれた。
1
■ベーシックウエアの進化が止まらない
伝統への忠誠と、変化のダイナミズム。ディテールに新たな意匠を加え、ベーシックでありながらも、とびきり現代的なムードをたたえるスタイルが多く見られた今シーズン。ベーシックを開放することで生み出されたこの春夏のモードが、新たな時代の幕開けを告げる。

2
■生命の息吹をまとって/横浜流星
しなやかで生命力に満ちたディオール 2025年サマー メンズ コレクションを、俳優・横浜流星がまとう。洗練されたスタイルと彼の内に秘めた強さが交錯する、10ページにわたるファッションポートレート&独占インタビューは必見です。

3
■風景写真家 マイケル・ケンナ 京都で魯山人を撮る
モノクロームの風景写真で知られるイギリス出身の写真家、マイケル・ケンナ。長時間露光の技法を用いて、静寂で誌的、時間を超えた美を表現し、これまで90冊以上の写真集を出版してきた。日本の風景にも深い敬意と愛情を抱き、数々のランドスケープを捉えている。2025年4月から何必館・京都現代美術館にて大規模な展覧会が開催される。その舞台である京都で「マイケル・ケンナ×京都」プロジェクトが始動。2023年夏、秋、冬ー2024年と、北大路魯山人と対峙した。今号では、京都で生まれた新作の一部を特別にお届けしたい。

4
■ギャンブルから五輪競技へ── 知られざる「競輪」の物語
戦後、日本ではじめての公営競技として誕生したのが競輪だ。いまや“KEIRIN”の名でオリンピックの公式種目としても世界で知られているが、そこには公共サービスへの還元と、さまざまな社会問題が共存し続けている。自他ともに認める競輪ファンである英国人ジャーナリストが、その物語をつづる。

5
■ヴィム・ヴェンダース 映画に導かれた人生
近年の話題作『パーフェクト・デイズ』や、ドイツ人アーティストのアンゼルム・キーファーのドキュメンタリー『アンゼルム “傷ついた世界” の芸術家』など、独特の作品世界で観客を魅了してきたドイツ映画界の巨匠、ヴィム・ヴェンダースに、イタリア版エスクァイアがインタビュー。作品制作にかける思いからパンデミックまで、話題は多岐に及んだ。
●伝統、破壊、成熟- 多様性がきらめく街ロンドン
●多様性がロンドンの面白さを創り出す ロンドンの最新アート案内
●他者への寛容性から生まれる成熟のカルチャー ロンドンで活躍する日本人ミクソロジストがこの街のバー・カルチャーを分析
●破壊的なエネルギーから生まれるもの ブリティッシュ・ロック黄金期グラフィティ
●英国的なるものの現在

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Contents
エディターズレター
奥付
The Essentials
日比野克彦 作品は何を伝えるのか?
田根 剛 誰のためか
石川直樹 生きた火山、エトナ山を旅する
Top Runner 福士蒼汰 インタビュー
Diverse Britain 伝統、破壊、成熟? 多様性がきらめく街ロンドン
Diversity 多様性がロンドンの面白さを創り出す ロンドンの最新アート案内
感性のいい店が集まる、注目の2つのストリート
People 1 現代の英国紳士の舌が語ったイギリスの食文化とは?トム・パーカー=ボウルズ(フードライター、レストラン評論家)
多様性が生むロンドンの美食革命
Maturity 他者への寛容性から生まれる成熟のカルチャー ロンドンで活躍する日本人ミクソロジストがこの街のバー・カルチャーを分析
動物と共存する尊厳ある社会を目指して
Tradition & Innovation 革新があるから伝統は継承される サステナビリティを導く英国王室
People 2 ウェールズと日本の架け橋を目指す、若手貴族 第7代モスティン男爵
Hotel Wonderland ロンドンの今を物語る、個性際立つホテル5選
Spirit of British Brands 誇り高き英国ブランド物語
ラグジュアリーの先にあるもの
People 3 ファッションの新しいサイクルを生み出す挑戦者 パトリック・グラント (コミュニティ・クロージング創設者)
シャノンをめぐる物語
王者のニット、その品質
不動の英国ドレスシューズ
英国製というプリンシプル
心地よいテーラード
Disruption 破壊的なエネルギーから生まれるもの ブリティッシュ・ロック黄金期グラフィティ
Poptimism ブリットポップの夜明け
英国プレミアリーグを支える700年の信心と忠誠
鈴木正文 クルマの時流をよむ──
英国的なるものの現在
福士蒼汰――グッチの歴史と新章に触れる旅
揺るぎなきエレガンス 竜星 涼
フォルムが伝える現代の美学
スターの輝き 玉森裕太
ダウンと過ごす日々
大人の柄使い
人生に、駆けぬける歓びを。 小澤征悦
シェアウォッチの時代
時計職人が魅せる究極の技
刻まれるのは、リシャール・ミルという哲学
美しき洋上の戦い、クラシックヨットレースの荒ぶる魂
究極のEVがオフロードを駆け抜ける
鈴木正文が行く現代のグランドツアー
10年の探求と“美食の冒険”
パリの歴史と洗練を象徴する五つ星ホテル
先進の技術が叶える男の頭皮ケア
「セレクトセール2024」リポート 最高峰の競走馬オークション
人生を彩る、創造
Limited Edition
定期購読のご案内
1
●不変の美意識を宿す「パリが描く未来」
誰もが見ほれる古くて美しい街並みは
変わらずそこにある。
その一方で、時代の先をいく
柔軟でクリエイティブで、
極めて21世紀的な「変化」で
私たちを驚かし続ける街、パリ。
その原動力や才覚は、
一体どこからもたらされるのだろうか。

2
●FASHION_リゾートで知る、紳士服の新たな悦びと可能性
豪華であることはラグジュアリーの十分条件ではなく、ルーズであること=リラクシングでもない──
そんな時代の春夏の装いは、心躍らせる特別感と心地よさ、エレガンスを兼ね備えているべきだ。
伝統の継承と技術の研鑽を超えて、紳士服はいま、より“楽しく”“軽やか”なものへと革新を遂げる。

3
●Top Runner 小栗 旬インタビュー
俳優として多くの作品で主演を務め、ハリウッドの現場も経験した。
だが、小栗 旬はキャリアを積むほど自身に向けた矢印をさらに研ぎ澄ませ、自分たちが置かれた状況を憂う。
その責任感、使命感はどこから来るのか? 先頭に立ち、新たな道を切り拓こうとする男の素顔に迫る。

4
●田坂広志×高橋一生 特別対談 『死は存在しない』を語り合う
一冊の思想書が静かなロングセラーを続けている。
世界の始まり、魂の不滅、善悪の裁き……これまで宗教が扱ってきた問いに、物理学から
切り結ぶ、その書の著者、田坂広志さんを、俳優の高橋一生さんが訪ね、語り明かした。

5
●藤原ヒロシの破壊と創造
ファッション、音楽、クルマ、そして空間にいたるまで、あらゆるジャンルのモノ・ヒト・コトが、
藤原ヒロシの審美眼を求めている。彼がおこなっているのは破壊か、創造か、もしくはそれ以外か。
彼が手がけたマセラティ「グラントゥーリズモ ワンオフ ウロボロス」を媒介に、カリスマの核心に迫る。

6
●エスクァイア90年の歩みを振り返る
昨年、アメリカで創刊されてから90周年を迎えた。米国文化をけん引する存在に
なりえた理由とは? 時代を象徴する表紙とともに、その歴史をたどる。
●慈しみ思いやる、日本のこころ クリエイティブの神髄
●醸成と進化── 軽井沢カルチャーの“いま”とは?
●今日的エレガンスを宿す、静謐なる装い
●テーラリングは、新時代へ
●インスピレーショナルな日本の進化型スポット



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Contents
エディターズレター
奥付
The Essentials
日比野克彦 ALL TOGETHER NOW
田根 剛 記憶の考古学
石川直樹 カトマンズの日常
今日的エレガンスを宿す、静謐なる装い
慈しみ思いやる、日本のこころ クリエイティブの神髄
─衣─職人との二人三脚で作る、究極の帯
─食─進化する日本料理と器遣いの妙
─心─相手を思い道具を敬い、茶を点てる
─住─もてなしの心で進化をつなぐ、新生「あさば」
鈴木正文 クルマの時流をよむ──
インスピレーショナルな日本の進化型スポット
山下智久──ブルガリと過ごす、時代を駆ける男の休息
山下智久 インタビュー
テーラリングは、新時代へ
俳優・竹内涼真がパリで感じた、メゾン ディオールのサヴォアフェール
“エレガンス”という永遠のスタイル
ホースビット ローファーの万能性
世界の注目ギャラリーがコラボレーション
Alta Sartoria~ドルチェ&ガッバーナが見つめる美しき手仕事
オート・オルロジュリーの粋
エスクァイア的ウォッチニュース&セレクション
時間旅行をかなえる時計
オダギリジョー、新たな輝きを胸に
祝祭の先にある不変の憧憬。リシャール・ミルとル・マン クラシックの幸せな物語
マスターピースの実力
ハリウッドスターたちの素顔
芳しくもソリッドな香りのコラボレーション
醸成と進化──軽井沢カルチャーの“いま”とは?
都市に溶け込むタトラスのダウン
飾らない上質
より美しく、機能的に──「トゥミ」革新の到達点
ル・マン24時間レースを追って
サラブレッドという名のフェラーリの4シーター
セラーマスター ジュリー・カヴィルさんに聞く
「人新世」における都市の姿──オーバーツーリズムを考える
ヴーヴ・クリコ、海中のセラー
定期購読のご案内
「セレクトセール2023」──スターホースの行方
受け継がれる英知
Limited Edition

今号の表紙を飾るのは、シンガーソングライター、俳優として、頂に立ち続ける福山雅治さん。多面的な魅力をもつトップランナーの哲学に迫る独占インタビューに加え、「ラルフ ローレン パープル レーベル」の美学をまとったファッションポートレートで魅了します。
メイン特集は「ニューヨーク」。現地で活躍する日本人が語る街の魅力や注目のディスティネーション、カクテルの本場ならではの珠玉のバーを取材。ニューヨークを舞台にした作品を撮り続けた巨匠マーティン・スコセッシの足跡に、ニューヨークの息吹を感じていただけるはずです。総43ページにわたるニューヨーク総力特集にご期待ください。


『エスクァイア・ザ・ビッグ・ブラック・ブック』SPRING / SUMMER 2023 
主なコンテンツ

1
●「New York, New Chapter」。変化と多様性の街、ニューヨークから見えてくること
『エスクァイア』誌がアメリカに誕生し、今年で90年、その間、アメリカは大きな変化を遂げてきた。ニューヨークは9.11、パンデミックとこの街が危機的な状況に陥った後、自然との共生を考え、人々の心が解放される場が次々に生まれ、レジリエンスな街として、人々を魅了していく。この街の吸引力はなんなのか? 半世紀近くこの街に住む現代美術作家の杉本博司さんを筆頭に、ニューヨークで世界に挑む巨匠、アーティスト、日本人4名の精鋭たちの取材、そして今訪れるべきバーとローカルガイドから、進化しつづけるこの街の底なしの魅力を感じてほしい。

2
●Top Runner 福山雅治インタビュー
移り変わりの激しい世界において、シンガーソングライター、俳優として、頂きに立ち続ける福山雅治。
この希有な人物を進化、更新させてきたのは、「おそらくは生まれつき」と自認する“悲観主義”なのかもしれない。
彼はいかにして、数多の人間惹きつける多面的な魅力を磨いてきたのか。トップランナーの哲学を聞く。

3
●相撲の神様に選ばれた男「白鵬、最後の日」
第69代横綱、白鵬。圧倒的な強さで先人の記録を次々と塗り変え、“平成の大横綱”と呼ばれた男。
2021年の現役引退後、コロナ禍のために長く延期されていた彼の断髪式が挙行された。
力士の象徴である髷に、とうとう別れを告げる――その最後の日々を追った。

4
●ニュー・マン、新時代の紳士の装い
“包摂の時代”のメンズウエアという領域は、あらゆる世代、ジャンル、ジェンダーをのみ込み、
ファッションを自由に、ポジティブに楽しむ喜びを再認識させてくれる。
いまこの時代に“紳士”がいるとするならそれは、節度をもって優雅に常識を破壊するニュー・マンたちだ。

5
●福山雅治――海辺のエレガンス
表紙に花を添えてくれた福山雅治が、
「ボイジャー=旅人」をテーマに掲げる
「ラルフ ローレン パープル レーベル」の美学をまとう。
柔らかく、時に力のある眼差し。
それはまるで我々を包み込む、母なる海のよう。
ゆったりと流れる時間に、身を委ねて。

6
●賀来賢人、ホワイトソールの誘惑
イタリアでテキスタイルメーカーとして創業し、ベビーカシミヤやビキューナなど
最高級の素材でつくられた心地よいウェアに定評がある、ロロ・ピアーナ。
その一方で、軽やかなシューズも彼の地の男たちから多くの支持を得ているのをご存じだろうか?
白いソールが夏の日差しに映える色とりどりのシューズを、俳優・賀来賢人が堪能する。

7
●光のない海で
世界選手権の優勝経験をもつ盲目のサーファー、マット・フォームストンが、
時に30mを超えるビッグウェーブが生まれることで知られるナザレを訪れる。

8
●日比野克彦 アートは人間にとって生きる力

9
●鈴木正文 クルマの時流をよむ――
1
●田園回帰と新ラグジュアリー
ビンテージのスキー板。100年前はジャケット姿でタイドアップしてこれに乗るのがモードだった。
バランスの妙はいつでもセンスの源泉で、個々の因子をどう結び、生かし、楽しむかが「粋」を生み出す。
カントリー&シティ。この両者も今や対極にあるものではなく、一つの円の中でシームレスにつながり合う。
移動ツールとデジタル技術、そしてネットワークの進化は著しく、都市に身を置かずとも、
ぬくもりに満ちた癒やしの時間と空間に軸を据えながら、ターゲットには自在にコミットすることができる。
マスターピースはアイデアと感じる心。自分のスタイルとスピードで、思いのままに楽しみ抜く時代の到来だ。

2
●不離一体の鞄
唐突な感情が突き動かすフラヌールへの憧れ。自然へと入っていき、それと戯れる。
そんな豊穣なひとときには、タフで、ラギッドで、使い勝手に優れた鞄が必要だ。
一瞬一瞬を形作るような、有機的なデザインであればなおさら、である。
肌身となるにふさわしいブランド群から、選りすぐりの逸品を集めた。

3
●遠藤 航。戦う男のワードローブ
従来、日本人フットボーラーはアジリティやテクニックの面で評価が高いが、身体能力ではかなわない、というのが通説であった。
そんな旧来のイメージをひっくり返したのが、現在ドイツのVfBシュトゥットガルトに所属する遠藤 航。
デュエル(決闘)での勝利数は、直近2シーズン連続でブンデスリーガのトップに君臨した。
新しい強みを獲得した戦う男。旧来の殻を打ち破った闘将と姿を重ね合わせ、血をたぎらせてほしい。

4
●オフィス的フォーマル
在宅ワーク? なんて2021年的な言葉なんだ。
2022年秋、街は活気を取り戻し、ビジネスマンたちはオフィスに足を運びはじめている。
今期のメンズウエアコレクションは、そんな気分を盛り上げてくれる。
コーデュロイやチェック柄のウールで仕立てられたセットアップをまとって、季節感を出してみては?
あるいは、ライラックやパープル、目が覚めるようなブルーに彩られたジャケットで
華やかに装うのもいいかもしれない。今の自分にふさわしい、オフィススタイルを見つけよう。

5
●時計好きを魅了する2022年の新作
以前は春先に集中していた新作時計情報も、総合展示会の態様変化や
各ブランドの意識の変化により、通年で目に触れるようになった。毎月のようにリリースされる新作のなかから、
伝統ブランドならではの意匠、他の追随を許さない技術力、独創的な素材使い、
メゾンならではのエレガンス性など、オリジナルの魅力を備えるモデルをピックアップ。
時計好きの琴線に触れる秀作を堪能してほしい。
1
●再会のエレガンス
隔離生活、外出自粛の反動で、来るアフター(ウィズ?)コロナの世界で一気に人流が増すことは、誰の目にも明らか。
気楽な家着に慣れた我々は再び外へ出て人と会うために人間らしい社会性を取り戻す必要がある。
関わる他者に対する敬愛の念を表明するために、エレガンスの含みを持った紳士的態度をとるのだ。

2
●ホテルで逢いましょう
さまざまな変化を経験し、対応を迫られたこの数年。リモートワーク、オンラインMTG、ワーケーション…、
ビジネスを中心に、知恵を絞り、新しいスマートなスタイルや価値観を獲得したが、
リアルに人と会い、顔を合わせ、語り合う、そんな当たり前だった日々は制限を受け続けてきた。
それでも暖かな陽光と共にようやく光が差し始め、久々に旅に出る。
気兼ねなく集うことができる幸せ、意義を再認識し、平和な日常に感謝。
改めてエレガントなウエアに身を包み、友と共に過ごす時間を心ゆくまで楽しもう。

3
●自然、共生、未来
未来は自然に満ちている──。願いではなく、これを実現するために日々を重ねていく必要がある。
ここでは、海外のメゾンブランドとのコラボレーションでも注目を集める造形作家・池内啓人の
アートピースを用いて、最新のドレススタイルを紹介する。ビジネススタイルを格上げするスーツや、
モードの最前線を表現したスーツなど、日々のパフォーマンスを上げてくれる逸品をピックアップ。
レトロフューチャーなアートと最新スーツの共演で、新しいドレススタイルを模索した。

4
●メゾンであり、実力派ウォッチメーカーたる理由
スイス時計産業は、黎明期から分業制とすることで個々の技術を磨き上げ、発展してきた歴史を持つ。
今もムーブメントやケース、ダイヤルはもちろん、ネジだけを専業とするような多様なサプライヤーが存在する。
彼らの手を借り時計市場に進出したブルガリとシャネル、エルメスは、1990年代後半から積極的に投資を敢行。
優れたサプライヤーを買収、あるいは資本参加することで、時計ブランドに比肩する技術と設備を得るに至った。

5
●きっと、会えるさ
彫刻というものの概念を、すっかり変えてしまうような、自在奔放な造形。
あまりに変貌をしすぎるために、美術界をうろたえさせ続けた不服従のマエストロ GORO KAKEIさんは、
昨年の11月に91歳で召天されましたが、厖大な作品が残されています。
マエストロの手にかかったものは、どれも生きる歓びにあふれていて、ジッとしていない。
たとえ悲哀に沈んでいるようなものでも、打ちひしがれていないで、運命にむかってカエル跳びをして、
パンチのひとつも食らわせてやろうというふうだ。あなたは、KAKEIさんの作品に合ったことがあるだろうか?
一瞬も止まることがなかった創造力のマグマは、わたしたちを励まし続けます――
もっと、生きなさい ! もっと、愛しなさい ! もっと、超えてゆきなさい !

6
●ファッションにおける“男らしさ”の変遷
ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館で、メンズファッションにまつわる展覧会が開催中だ。
理想の身体を具現化した古典的な彫刻から、ルネサンス期の絵画、18世紀のスタイルアイコンを
描いた肖像画に、現代の注目デザイナーによるコレクション——来場者は、現在と過去が交差する多彩な展示を通じ、
服を介して表現されてきた“男らしさ”の変遷をたどることになる。

7
●シッキムの有機的生活
ジャーナリスト、マッテオ・ファゴットとフォトグラファー、マチルダ・ガットーニから寄せられた
サステナブルリポートをここに紹介する。
彼らは、多くの日本人がまだ知らない、シッキムの近況を知らせてくれた。
今、世界が目指そうとしている持続可能な社会の在り方を
自分たちのやり方で実践しているシッキムのケースは、未来への申し分のない事例となる。

8
●名声から距離を置いて
クリストファー・ノーランが監督する話題の歴史大作『オッペンハイマー』で
主役を務めることが決まった俳優のキリアン・マーフィーに会いに、ダブリンへ。
彼が住む街を歩きながら行ったインタビューの話題は、多岐に及んだ。
若いころ夢中になった音楽活動に、歴史的な人物を演じることに対する興奮と不安、
それから、ついに最終シーズンを迎えた人気ドラマ『ピーキー・ブラインダーズ』…。
同作で共演していたヘレン・マックロリーの早すぎる死についても、その思いを率直に語ってくれた。
1
Noblesse Oblige for the Future 高貴な精神が世界を救う

貴族階級の気まぐれと、一刀両断の向きもあれば高貴な精神など、現代では死語であるという人もいる。
‟ノブレス・オブリージュ”という言葉にはそんな暗い側面もある。
国連が定めた持続可能な開発目標(SDGs)より以前、
1999年の世界経済フォーラムで(ダボス会議)でコフィ―・アナン国連事務総長(当時)が提唱し、
アントニオ・グテーレス現国連事務総長も支持を表明している
国連グローバル・コンパクト(UNGC)というイニシアチブがある。
詳しくはP.34の春具さんのエッセイにあるが、多くの諸問題はいま、官民問わず、世界の総合力で取り組む傾向にある。
問題解決に必要なイノベーションは、経済成長とベクトルを同じくする民間の資力によるところが大きいのだそうだ。

技術と論理に裏付けされた資力だからこそ、推進力を持つ。
旧時代とは異なり、現代のノブレス・オブリージュとは高い倫理観で資力を運用し行動する人々と、
それを応援する心持ちだ。服を着る、食事をする、クルマを選ぶといった日常の選択で、
小さなノブレス・オブリージュの積み重ねが、世界を救うことにつながる。


Sustainable factory 資源循環、ここから

世の中に出回る既存の製品を、全て資源として再利用し、新たな製品を再生産できたら・・・。
石油や鉱物資源を完全循環させ、サーキュラーエコノミーの理想形を追求する「日本環境設計」。
工業製品だけでなく、ファッション産業においても、石油由来のポリエステルを原子レベルに分解し、
繊維として再生することを実現。服から服を作る、洋服の循環モデルを作り始めている。
ラグジュアリーブランドにとっても、環境への配慮は社会的使命。素材から生産工程にまで注視し、
再利用素材や再生素材を採用したコレクションがブティックのウィンドーを飾ることも。
今回のストーリーでは、循環経済の具現に挑むイノベーションとモチベーションにあふれた工場が舞台に。



3.
BBB GAME CHANGER 世界を変える、チェンジメーカー

‟地上資源環境”を実現する  日本環境設計株式会社 取締役会長 岩元美智彦 

フードロスの無い世界を目指して 株式会社FOOD LOSS BANK 代表取締役社長 山田早輝子 
株式会社FOOD LOSS BANK 共同創始者兼取締役 杉山絵美

チェンジメーカーと共に世界を変える アショカ・ジャパン創設者&代表 写真家 渡邊奈々


4.
WRAP SOFTLY 極上のウールコート

たっぷりとしたシルエットに、リッチな厚手の生地。
ちょっとくらい重いほうが、着る喜びを身体全体で味わえる。
歩く際の裾さばきやポケットに手を突っ込む、風が吹いたら襟を立てるなど、
コートにまつわる所作は着るものすべてを名優に仕立て上げてくれる。
エコフレンドリーなウール、カシミヤの極上ものは、ジェントルマンにこそ着てほしい。

5.
THE LEGACY OF ARTISANS 受け継ぐべき技

歴史をひもとけば、現代に息づく職人技の多くは王侯貴族たちのパトロナージュによって保たれてきた。
我々はいま、そのバトンを託されている立場にある。過去から受け継がれた大いなる遺産を未来へ伝えるため、
なすべきことは何か。まずは彼らの技と情熱を理解し、共感するところから始めよう。
それがノブレス・オブリージュの第一歩となる。

6.
The most attractive watch 人気時計ブランド、2021年の「顔」モデル

なかなか旅にも赴けない状況が続くなかでも、新作時計の発表は今年も衰えることなく、
良作と呼ぶべき数々のタイムピースがマーケットに活気をもたらした。
ここでは次世代のアイコンウォッチとなりうる実力、そして魅力を存分に備えた、
今年の新作時計を代表する、各ブランドの象徴的なタイムピースを紹介しよう。


7.
Leaving Afghanistan Behind アフガニスタンを後にして

2021年8月、アメリカ軍がアフガニスタンから完全撤退した。
20年もの間続いた戦争が終わりを告げたのだ。
しかし、タリバンが復権を果たした現地では激しい混乱が続く。
‟アメリカ史上もっとも長い戦争”とは何だったのか?
司令官にスナイパー、通訳――6人の関係者から話を聞くとその姿が少しずつ見えてきた。
1 Sense of Wonder 田園回帰の美しさ
英国で育まれた「カントリージェントルマン」というライフスタイル。
日常は豊かな自然の中に身を置き、心身のコンディションを整え、
鍛えながら、有事の際には、一目散に駆けつける。日本にも「いざ、鎌倉」という
武士の文化があり、戦後の白洲次郎も、中央にしっかりと目を向けつつ、
「武相荘」にてカントリージェントルマンを実践した。そして、今、IT環境の充実と、
昨今の騒動がもたらす社会変動より、ワークスタイルの多様化が一気に加速。
仕事を理由に都市に軸足を据える意味は希薄となり、
緑に囲まれた美しき田園へと回帰する機は熟した。


2 GAME CHANGER 時代のフォワードを行く
テレビも雑誌もインターネットも。昨今多くのメディアはネガティブな
トピックで溢れている。今世界は、ポジティブなパワーを必要としているのに、だ。
壁や困難、不満があったら自ら行動し、必要とあらばルールだって変えてしまう。
そんな「ゲームチェンジャー」たちを4人ピックアップ。異端ではなく、
時代を切り開く先導者。彼らが世界を好転させる。


3 Need Tough 自然と共生するためのウエア
カントリーサイドにおける自然との共生は、人間側にある程度の覚悟とタフさが求められる。
コーデュロイやオイルドコットンなど、都市生活ではオーバースペックなウエアの
機能は自然の中では必要不可欠。その性能をフルに生かして、タフさを獲得するのだ。
今シーズン、多くのブランドが“田園回帰”を思わせるタフなウエアを豊富にリリース。
野外活動のアクティブウエアを由来とする名門ブランドも加え、ここに紹介したい。


4 For The Best Two-way players カントリージェントルマン、至福の二刀流
田園に暮らし、必要とあれば瞬時に都市へとアクセス可能なカントリージェントルマン。
車選びも二刀流は必須で、ガレージには日々の生活を彩る快適なSUVが1台。
隣には、リモート対応不可能のミッション発生時、一気にオフィスへと向かうスポーツカーが。
タスクは違えど共に移動自体が刺激に満ち、イマジネーションをかき立てる空間となる。


5 To Live Beautifully アルテュメス&コー、美しい生活
パリから車で約1時間。コンピエーニュの森では「Chasse à Courre(シャス・ア・クール)」
というノーブルな、古典的スタイルのハンティングが続けられている。
アルテュメス&コーは、そんなライフスタイルを背景とするエレガントなブランドである。


6 rebel rebel... 最高のスーツを着こなす、という反逆
Tシャツにスウェット、ジーンズ…。どこを向いてもカジュアルな装いばかりが目に付く。
そんな現状に抗いたいならば、やるべきことはひとつ。トレンドを取り入れた上質なスーツを
一着選んでほしい。形のいいジャケットに袖を通したら、さあ、出かける時間だ。


7 Sophisticated Evolutionary Form 新作「タンク マスト」に見る、カルティエの洗練された時計作り
今年4月に開催された新作時計見本市「ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ」で
ひときわ大きな話題を集めたのが、カルティエの「タンク マスト」コレクションだ。
メゾンの歴史を紡いできた2つのウォッチ、「タンク」と「レ マスト」の結晶は
伝統を感じさせながら、随所に洗練さを見せつける。その新コレクションの魅力に迫ろう。


8 4 Artists Listening to the Voice of the Earth 地球の呼応から、アーティストたちが受け取ったもの
文明という名の自然秩序の破壊が極まり、さまざまな形の激甚災害が頻発している。
それは地球の叫び声。私たちは悲痛なその声に耳を閉ざしてはならない。
人類には新しい生き方を探し出す選択肢しか残されていないのだ。
京都国際写真祭参加のトップアーティストたちが描き出すのは、
地球の圧倒的な力と人類の明日を示す羅針盤。

①Stopping and Thinking 三陸海岸を訪れて
東北の三陸海岸にある気仙沼、陸前高田、大船渡へ。
世界でも有数の漁場であるこのエリアは食材豊富な美食の地であり、
また海岸線と隣接する山の尾根が織りなす絶景も備えている。
この美しい三陸海岸への訪問は、10年前のあの日へ思いをはせる旅でもある。
失われた命への哀悼と、いたる所に見られる遺構と復興、
元来の魅力をさらに増した街と人々との邂逅から、力を合わせて共生する未来を見据えることができた。
スローダウンの旅は、思考する機会をくれたのだ。


②The Beauty of Time and Effort 手間ひまのラグジュアリー
単なる贅沢品をラグジュアリーと呼ぶ時代は過ぎ、人々は今、その本当の価値を探している。
小誌は、それを“手間ひま”に見いだしたい。
丹精込めてつくられた逸品には、つくり手の“想い”が宿る。
そこに共感する精神的充足こそ、豊かな暮らしのエッセンスではないだろうか。


③Existence that you will surely want 超速報「ウォッチズ&ワンダーズ2021」
新型コロナウイルスの影響により、異国への旅がままならない状況が続く昨今。
国際的な腕時計の展示会「ウォッチズ&ワンダーズ」もまた、全世界に向けてオンラインで開催され、
新作を発表する運びとなった。ここではスイスのジュネーブにて4月7日から13日までの1週間、
リシュモングループやLVMHグループなどの計38ブランドが参加した展示会で発表された最新作を中心に紹介していこう。
魅力的なモデルの数々を見れば、披露する方式が変わろうとも、
各ブランドの時計作りへの情熱は変わらないことを認識できるだろう。


④Sustainable Capitalism 美術家・長坂真護が不条理な現実をアートに変える
現代の社会の便利さや快適さは多くのコンピュータや家電製品、携帯用機器に支えられている。
しかし、光があれば影がある。先進国の繁栄の裏に犠牲になっている地域、人々の存在に目を背けてはならない。
そんな地球にはやがて持続不可能の壁が立ちはだかる。
問題意識を携え、4年前に、たった一人でガーナ共和国を訪れた日本人がいる。
彼は世界中から集まる電気電子機器廃棄物の処理問題に一石を投じ、廃棄物でアートを生み出した。
その利益で地域に小学校や美術館を作った。「持続可能な資本主義」で地球を救うために。


⑤Japanese crafts that leads to the future 未来をかたどる日本の工芸
伝統に根ざした技術を確かに持ちながら、既成概念にとらわれることなく挑戦を続け、
新時代の日本の形を表現し、工芸の世界に風穴を開けてきたツワモノたち。
彼らは常に新しく創造的で、その生き方や姿勢は、後継世代をけん引するパワーに満ちている。


⑥Go Green! エコフレンドリーな週末
煩わしさは都会に残し、週末は車を飛ばして郊外へ。
自然と地続きになった空間で、未読の本を読み通すもよし、
お気に入りのレコードに針を落として、甘い思い出に浸るのも大いに結構。
服はもっぱら自分のために見繕うこと。
サステナブルを意識したアイテムを選べば自然もより身近に感じられることだろう。


⑦Greased German Lightning 魂を吹き込まれた電気自動車
ポルシェから、待望の電気自動車が登場した。
テスラのライバルなどという言葉では言い尽くせない「タイカン」は、
比類なき美しさと操作性を備えた、どこまでもポルシェ的な車だった。
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