Esquire The Big Black Book(エスクァイア・ザ・ビッグ・ブラック・ブック) 発売日・バックナンバー

全19件中 1 〜 15 件を表示
1
●不変の美意識を宿す「パリが描く未来」
誰もが見ほれる古くて美しい街並みは
変わらずそこにある。
その一方で、時代の先をいく
柔軟でクリエイティブで、
極めて21世紀的な「変化」で
私たちを驚かし続ける街、パリ。
その原動力や才覚は、
一体どこからもたらされるのだろうか。

2
●FASHION_リゾートで知る、紳士服の新たな悦びと可能性
豪華であることはラグジュアリーの十分条件ではなく、ルーズであること=リラクシングでもない──
そんな時代の春夏の装いは、心躍らせる特別感と心地よさ、エレガンスを兼ね備えているべきだ。
伝統の継承と技術の研鑽を超えて、紳士服はいま、より“楽しく”“軽やか”なものへと革新を遂げる。

3
●Top Runner 小栗 旬インタビュー
俳優として多くの作品で主演を務め、ハリウッドの現場も経験した。
だが、小栗 旬はキャリアを積むほど自身に向けた矢印をさらに研ぎ澄ませ、自分たちが置かれた状況を憂う。
その責任感、使命感はどこから来るのか? 先頭に立ち、新たな道を切り拓こうとする男の素顔に迫る。

4
●田坂広志×高橋一生 特別対談 『死は存在しない』を語り合う
一冊の思想書が静かなロングセラーを続けている。
世界の始まり、魂の不滅、善悪の裁き……これまで宗教が扱ってきた問いに、物理学から
切り結ぶ、その書の著者、田坂広志さんを、俳優の高橋一生さんが訪ね、語り明かした。

5
●藤原ヒロシの破壊と創造
ファッション、音楽、クルマ、そして空間にいたるまで、あらゆるジャンルのモノ・ヒト・コトが、
藤原ヒロシの審美眼を求めている。彼がおこなっているのは破壊か、創造か、もしくはそれ以外か。
彼が手がけたマセラティ「グラントゥーリズモ ワンオフ ウロボロス」を媒介に、カリスマの核心に迫る。

6
●エスクァイア90年の歩みを振り返る
昨年、アメリカで創刊されてから90周年を迎えた。米国文化をけん引する存在に
なりえた理由とは? 時代を象徴する表紙とともに、その歴史をたどる。
●慈しみ思いやる、日本のこころ クリエイティブの神髄
●醸成と進化── 軽井沢カルチャーの“いま”とは?
●今日的エレガンスを宿す、静謐なる装い
●テーラリングは、新時代へ
●インスピレーショナルな日本の進化型スポット



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Contents
エディターズレター
奥付
The Essentials
日比野克彦 ALL TOGETHER NOW
田根 剛 記憶の考古学
石川直樹 カトマンズの日常
今日的エレガンスを宿す、静謐なる装い
慈しみ思いやる、日本のこころ クリエイティブの神髄
─衣─職人との二人三脚で作る、究極の帯
─食─進化する日本料理と器遣いの妙
─心─相手を思い道具を敬い、茶を点てる
─住─もてなしの心で進化をつなぐ、新生「あさば」
鈴木正文 クルマの時流をよむ──
インスピレーショナルな日本の進化型スポット
山下智久──ブルガリと過ごす、時代を駆ける男の休息
山下智久 インタビュー
テーラリングは、新時代へ
俳優・竹内涼真がパリで感じた、メゾン ディオールのサヴォアフェール
“エレガンス”という永遠のスタイル
ホースビット ローファーの万能性
世界の注目ギャラリーがコラボレーション
Alta Sartoria~ドルチェ&ガッバーナが見つめる美しき手仕事
オート・オルロジュリーの粋
エスクァイア的ウォッチニュース&セレクション
時間旅行をかなえる時計
オダギリジョー、新たな輝きを胸に
祝祭の先にある不変の憧憬。リシャール・ミルとル・マン クラシックの幸せな物語
マスターピースの実力
ハリウッドスターたちの素顔
芳しくもソリッドな香りのコラボレーション
醸成と進化──軽井沢カルチャーの“いま”とは?
都市に溶け込むタトラスのダウン
飾らない上質
より美しく、機能的に──「トゥミ」革新の到達点
ル・マン24時間レースを追って
サラブレッドという名のフェラーリの4シーター
セラーマスター ジュリー・カヴィルさんに聞く
「人新世」における都市の姿──オーバーツーリズムを考える
ヴーヴ・クリコ、海中のセラー
定期購読のご案内
「セレクトセール2023」──スターホースの行方
受け継がれる英知
Limited Edition

今号の表紙を飾るのは、シンガーソングライター、俳優として、頂に立ち続ける福山雅治さん。多面的な魅力をもつトップランナーの哲学に迫る独占インタビューに加え、「ラルフ ローレン パープル レーベル」の美学をまとったファッションポートレートで魅了します。
メイン特集は「ニューヨーク」。現地で活躍する日本人が語る街の魅力や注目のディスティネーション、カクテルの本場ならではの珠玉のバーを取材。ニューヨークを舞台にした作品を撮り続けた巨匠マーティン・スコセッシの足跡に、ニューヨークの息吹を感じていただけるはずです。総43ページにわたるニューヨーク総力特集にご期待ください。


『エスクァイア・ザ・ビッグ・ブラック・ブック』SPRING / SUMMER 2023 
主なコンテンツ

1
●「New York, New Chapter」。変化と多様性の街、ニューヨークから見えてくること
『エスクァイア』誌がアメリカに誕生し、今年で90年、その間、アメリカは大きな変化を遂げてきた。ニューヨークは9.11、パンデミックとこの街が危機的な状況に陥った後、自然との共生を考え、人々の心が解放される場が次々に生まれ、レジリエンスな街として、人々を魅了していく。この街の吸引力はなんなのか? 半世紀近くこの街に住む現代美術作家の杉本博司さんを筆頭に、ニューヨークで世界に挑む巨匠、アーティスト、日本人4名の精鋭たちの取材、そして今訪れるべきバーとローカルガイドから、進化しつづけるこの街の底なしの魅力を感じてほしい。

2
●Top Runner 福山雅治インタビュー
移り変わりの激しい世界において、シンガーソングライター、俳優として、頂きに立ち続ける福山雅治。
この希有な人物を進化、更新させてきたのは、「おそらくは生まれつき」と自認する“悲観主義”なのかもしれない。
彼はいかにして、数多の人間惹きつける多面的な魅力を磨いてきたのか。トップランナーの哲学を聞く。

3
●相撲の神様に選ばれた男「白鵬、最後の日」
第69代横綱、白鵬。圧倒的な強さで先人の記録を次々と塗り変え、“平成の大横綱”と呼ばれた男。
2021年の現役引退後、コロナ禍のために長く延期されていた彼の断髪式が挙行された。
力士の象徴である髷に、とうとう別れを告げる――その最後の日々を追った。

4
●ニュー・マン、新時代の紳士の装い
“包摂の時代”のメンズウエアという領域は、あらゆる世代、ジャンル、ジェンダーをのみ込み、
ファッションを自由に、ポジティブに楽しむ喜びを再認識させてくれる。
いまこの時代に“紳士”がいるとするならそれは、節度をもって優雅に常識を破壊するニュー・マンたちだ。

5
●福山雅治――海辺のエレガンス
表紙に花を添えてくれた福山雅治が、
「ボイジャー=旅人」をテーマに掲げる
「ラルフ ローレン パープル レーベル」の美学をまとう。
柔らかく、時に力のある眼差し。
それはまるで我々を包み込む、母なる海のよう。
ゆったりと流れる時間に、身を委ねて。

6
●賀来賢人、ホワイトソールの誘惑
イタリアでテキスタイルメーカーとして創業し、ベビーカシミヤやビキューナなど
最高級の素材でつくられた心地よいウェアに定評がある、ロロ・ピアーナ。
その一方で、軽やかなシューズも彼の地の男たちから多くの支持を得ているのをご存じだろうか?
白いソールが夏の日差しに映える色とりどりのシューズを、俳優・賀来賢人が堪能する。

7
●光のない海で
世界選手権の優勝経験をもつ盲目のサーファー、マット・フォームストンが、
時に30mを超えるビッグウェーブが生まれることで知られるナザレを訪れる。

8
●日比野克彦 アートは人間にとって生きる力

9
●鈴木正文 クルマの時流をよむ――
1
●田園回帰と新ラグジュアリー
ビンテージのスキー板。100年前はジャケット姿でタイドアップしてこれに乗るのがモードだった。
バランスの妙はいつでもセンスの源泉で、個々の因子をどう結び、生かし、楽しむかが「粋」を生み出す。
カントリー&シティ。この両者も今や対極にあるものではなく、一つの円の中でシームレスにつながり合う。
移動ツールとデジタル技術、そしてネットワークの進化は著しく、都市に身を置かずとも、
ぬくもりに満ちた癒やしの時間と空間に軸を据えながら、ターゲットには自在にコミットすることができる。
マスターピースはアイデアと感じる心。自分のスタイルとスピードで、思いのままに楽しみ抜く時代の到来だ。

2
●不離一体の鞄
唐突な感情が突き動かすフラヌールへの憧れ。自然へと入っていき、それと戯れる。
そんな豊穣なひとときには、タフで、ラギッドで、使い勝手に優れた鞄が必要だ。
一瞬一瞬を形作るような、有機的なデザインであればなおさら、である。
肌身となるにふさわしいブランド群から、選りすぐりの逸品を集めた。

3
●遠藤 航。戦う男のワードローブ
従来、日本人フットボーラーはアジリティやテクニックの面で評価が高いが、身体能力ではかなわない、というのが通説であった。
そんな旧来のイメージをひっくり返したのが、現在ドイツのVfBシュトゥットガルトに所属する遠藤 航。
デュエル(決闘)での勝利数は、直近2シーズン連続でブンデスリーガのトップに君臨した。
新しい強みを獲得した戦う男。旧来の殻を打ち破った闘将と姿を重ね合わせ、血をたぎらせてほしい。

4
●オフィス的フォーマル
在宅ワーク? なんて2021年的な言葉なんだ。
2022年秋、街は活気を取り戻し、ビジネスマンたちはオフィスに足を運びはじめている。
今期のメンズウエアコレクションは、そんな気分を盛り上げてくれる。
コーデュロイやチェック柄のウールで仕立てられたセットアップをまとって、季節感を出してみては?
あるいは、ライラックやパープル、目が覚めるようなブルーに彩られたジャケットで
華やかに装うのもいいかもしれない。今の自分にふさわしい、オフィススタイルを見つけよう。

5
●時計好きを魅了する2022年の新作
以前は春先に集中していた新作時計情報も、総合展示会の態様変化や
各ブランドの意識の変化により、通年で目に触れるようになった。毎月のようにリリースされる新作のなかから、
伝統ブランドならではの意匠、他の追随を許さない技術力、独創的な素材使い、
メゾンならではのエレガンス性など、オリジナルの魅力を備えるモデルをピックアップ。
時計好きの琴線に触れる秀作を堪能してほしい。
1
●再会のエレガンス
隔離生活、外出自粛の反動で、来るアフター(ウィズ?)コロナの世界で一気に人流が増すことは、誰の目にも明らか。
気楽な家着に慣れた我々は再び外へ出て人と会うために人間らしい社会性を取り戻す必要がある。
関わる他者に対する敬愛の念を表明するために、エレガンスの含みを持った紳士的態度をとるのだ。

2
●ホテルで逢いましょう
さまざまな変化を経験し、対応を迫られたこの数年。リモートワーク、オンラインMTG、ワーケーション…、
ビジネスを中心に、知恵を絞り、新しいスマートなスタイルや価値観を獲得したが、
リアルに人と会い、顔を合わせ、語り合う、そんな当たり前だった日々は制限を受け続けてきた。
それでも暖かな陽光と共にようやく光が差し始め、久々に旅に出る。
気兼ねなく集うことができる幸せ、意義を再認識し、平和な日常に感謝。
改めてエレガントなウエアに身を包み、友と共に過ごす時間を心ゆくまで楽しもう。

3
●自然、共生、未来
未来は自然に満ちている──。願いではなく、これを実現するために日々を重ねていく必要がある。
ここでは、海外のメゾンブランドとのコラボレーションでも注目を集める造形作家・池内啓人の
アートピースを用いて、最新のドレススタイルを紹介する。ビジネススタイルを格上げするスーツや、
モードの最前線を表現したスーツなど、日々のパフォーマンスを上げてくれる逸品をピックアップ。
レトロフューチャーなアートと最新スーツの共演で、新しいドレススタイルを模索した。

4
●メゾンであり、実力派ウォッチメーカーたる理由
スイス時計産業は、黎明期から分業制とすることで個々の技術を磨き上げ、発展してきた歴史を持つ。
今もムーブメントやケース、ダイヤルはもちろん、ネジだけを専業とするような多様なサプライヤーが存在する。
彼らの手を借り時計市場に進出したブルガリとシャネル、エルメスは、1990年代後半から積極的に投資を敢行。
優れたサプライヤーを買収、あるいは資本参加することで、時計ブランドに比肩する技術と設備を得るに至った。

5
●きっと、会えるさ
彫刻というものの概念を、すっかり変えてしまうような、自在奔放な造形。
あまりに変貌をしすぎるために、美術界をうろたえさせ続けた不服従のマエストロ GORO KAKEIさんは、
昨年の11月に91歳で召天されましたが、厖大な作品が残されています。
マエストロの手にかかったものは、どれも生きる歓びにあふれていて、ジッとしていない。
たとえ悲哀に沈んでいるようなものでも、打ちひしがれていないで、運命にむかってカエル跳びをして、
パンチのひとつも食らわせてやろうというふうだ。あなたは、KAKEIさんの作品に合ったことがあるだろうか?
一瞬も止まることがなかった創造力のマグマは、わたしたちを励まし続けます――
もっと、生きなさい ! もっと、愛しなさい ! もっと、超えてゆきなさい !

6
●ファッションにおける“男らしさ”の変遷
ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館で、メンズファッションにまつわる展覧会が開催中だ。
理想の身体を具現化した古典的な彫刻から、ルネサンス期の絵画、18世紀のスタイルアイコンを
描いた肖像画に、現代の注目デザイナーによるコレクション——来場者は、現在と過去が交差する多彩な展示を通じ、
服を介して表現されてきた“男らしさ”の変遷をたどることになる。

7
●シッキムの有機的生活
ジャーナリスト、マッテオ・ファゴットとフォトグラファー、マチルダ・ガットーニから寄せられた
サステナブルリポートをここに紹介する。
彼らは、多くの日本人がまだ知らない、シッキムの近況を知らせてくれた。
今、世界が目指そうとしている持続可能な社会の在り方を
自分たちのやり方で実践しているシッキムのケースは、未来への申し分のない事例となる。

8
●名声から距離を置いて
クリストファー・ノーランが監督する話題の歴史大作『オッペンハイマー』で
主役を務めることが決まった俳優のキリアン・マーフィーに会いに、ダブリンへ。
彼が住む街を歩きながら行ったインタビューの話題は、多岐に及んだ。
若いころ夢中になった音楽活動に、歴史的な人物を演じることに対する興奮と不安、
それから、ついに最終シーズンを迎えた人気ドラマ『ピーキー・ブラインダーズ』…。
同作で共演していたヘレン・マックロリーの早すぎる死についても、その思いを率直に語ってくれた。
1
Noblesse Oblige for the Future 高貴な精神が世界を救う

貴族階級の気まぐれと、一刀両断の向きもあれば高貴な精神など、現代では死語であるという人もいる。
‟ノブレス・オブリージュ”という言葉にはそんな暗い側面もある。
国連が定めた持続可能な開発目標(SDGs)より以前、
1999年の世界経済フォーラムで(ダボス会議)でコフィ―・アナン国連事務総長(当時)が提唱し、
アントニオ・グテーレス現国連事務総長も支持を表明している
国連グローバル・コンパクト(UNGC)というイニシアチブがある。
詳しくはP.34の春具さんのエッセイにあるが、多くの諸問題はいま、官民問わず、世界の総合力で取り組む傾向にある。
問題解決に必要なイノベーションは、経済成長とベクトルを同じくする民間の資力によるところが大きいのだそうだ。

技術と論理に裏付けされた資力だからこそ、推進力を持つ。
旧時代とは異なり、現代のノブレス・オブリージュとは高い倫理観で資力を運用し行動する人々と、
それを応援する心持ちだ。服を着る、食事をする、クルマを選ぶといった日常の選択で、
小さなノブレス・オブリージュの積み重ねが、世界を救うことにつながる。


Sustainable factory 資源循環、ここから

世の中に出回る既存の製品を、全て資源として再利用し、新たな製品を再生産できたら・・・。
石油や鉱物資源を完全循環させ、サーキュラーエコノミーの理想形を追求する「日本環境設計」。
工業製品だけでなく、ファッション産業においても、石油由来のポリエステルを原子レベルに分解し、
繊維として再生することを実現。服から服を作る、洋服の循環モデルを作り始めている。
ラグジュアリーブランドにとっても、環境への配慮は社会的使命。素材から生産工程にまで注視し、
再利用素材や再生素材を採用したコレクションがブティックのウィンドーを飾ることも。
今回のストーリーでは、循環経済の具現に挑むイノベーションとモチベーションにあふれた工場が舞台に。



3.
BBB GAME CHANGER 世界を変える、チェンジメーカー

‟地上資源環境”を実現する  日本環境設計株式会社 取締役会長 岩元美智彦 

フードロスの無い世界を目指して 株式会社FOOD LOSS BANK 代表取締役社長 山田早輝子 
株式会社FOOD LOSS BANK 共同創始者兼取締役 杉山絵美

チェンジメーカーと共に世界を変える アショカ・ジャパン創設者&代表 写真家 渡邊奈々


4.
WRAP SOFTLY 極上のウールコート

たっぷりとしたシルエットに、リッチな厚手の生地。
ちょっとくらい重いほうが、着る喜びを身体全体で味わえる。
歩く際の裾さばきやポケットに手を突っ込む、風が吹いたら襟を立てるなど、
コートにまつわる所作は着るものすべてを名優に仕立て上げてくれる。
エコフレンドリーなウール、カシミヤの極上ものは、ジェントルマンにこそ着てほしい。

5.
THE LEGACY OF ARTISANS 受け継ぐべき技

歴史をひもとけば、現代に息づく職人技の多くは王侯貴族たちのパトロナージュによって保たれてきた。
我々はいま、そのバトンを託されている立場にある。過去から受け継がれた大いなる遺産を未来へ伝えるため、
なすべきことは何か。まずは彼らの技と情熱を理解し、共感するところから始めよう。
それがノブレス・オブリージュの第一歩となる。

6.
The most attractive watch 人気時計ブランド、2021年の「顔」モデル

なかなか旅にも赴けない状況が続くなかでも、新作時計の発表は今年も衰えることなく、
良作と呼ぶべき数々のタイムピースがマーケットに活気をもたらした。
ここでは次世代のアイコンウォッチとなりうる実力、そして魅力を存分に備えた、
今年の新作時計を代表する、各ブランドの象徴的なタイムピースを紹介しよう。


7.
Leaving Afghanistan Behind アフガニスタンを後にして

2021年8月、アメリカ軍がアフガニスタンから完全撤退した。
20年もの間続いた戦争が終わりを告げたのだ。
しかし、タリバンが復権を果たした現地では激しい混乱が続く。
‟アメリカ史上もっとも長い戦争”とは何だったのか?
司令官にスナイパー、通訳――6人の関係者から話を聞くとその姿が少しずつ見えてきた。
1 Sense of Wonder 田園回帰の美しさ
英国で育まれた「カントリージェントルマン」というライフスタイル。
日常は豊かな自然の中に身を置き、心身のコンディションを整え、
鍛えながら、有事の際には、一目散に駆けつける。日本にも「いざ、鎌倉」という
武士の文化があり、戦後の白洲次郎も、中央にしっかりと目を向けつつ、
「武相荘」にてカントリージェントルマンを実践した。そして、今、IT環境の充実と、
昨今の騒動がもたらす社会変動より、ワークスタイルの多様化が一気に加速。
仕事を理由に都市に軸足を据える意味は希薄となり、
緑に囲まれた美しき田園へと回帰する機は熟した。


2 GAME CHANGER 時代のフォワードを行く
テレビも雑誌もインターネットも。昨今多くのメディアはネガティブな
トピックで溢れている。今世界は、ポジティブなパワーを必要としているのに、だ。
壁や困難、不満があったら自ら行動し、必要とあらばルールだって変えてしまう。
そんな「ゲームチェンジャー」たちを4人ピックアップ。異端ではなく、
時代を切り開く先導者。彼らが世界を好転させる。


3 Need Tough 自然と共生するためのウエア
カントリーサイドにおける自然との共生は、人間側にある程度の覚悟とタフさが求められる。
コーデュロイやオイルドコットンなど、都市生活ではオーバースペックなウエアの
機能は自然の中では必要不可欠。その性能をフルに生かして、タフさを獲得するのだ。
今シーズン、多くのブランドが“田園回帰”を思わせるタフなウエアを豊富にリリース。
野外活動のアクティブウエアを由来とする名門ブランドも加え、ここに紹介したい。


4 For The Best Two-way players カントリージェントルマン、至福の二刀流
田園に暮らし、必要とあれば瞬時に都市へとアクセス可能なカントリージェントルマン。
車選びも二刀流は必須で、ガレージには日々の生活を彩る快適なSUVが1台。
隣には、リモート対応不可能のミッション発生時、一気にオフィスへと向かうスポーツカーが。
タスクは違えど共に移動自体が刺激に満ち、イマジネーションをかき立てる空間となる。


5 To Live Beautifully アルテュメス&コー、美しい生活
パリから車で約1時間。コンピエーニュの森では「Chasse à Courre(シャス・ア・クール)」
というノーブルな、古典的スタイルのハンティングが続けられている。
アルテュメス&コーは、そんなライフスタイルを背景とするエレガントなブランドである。


6 rebel rebel... 最高のスーツを着こなす、という反逆
Tシャツにスウェット、ジーンズ…。どこを向いてもカジュアルな装いばかりが目に付く。
そんな現状に抗いたいならば、やるべきことはひとつ。トレンドを取り入れた上質なスーツを
一着選んでほしい。形のいいジャケットに袖を通したら、さあ、出かける時間だ。


7 Sophisticated Evolutionary Form 新作「タンク マスト」に見る、カルティエの洗練された時計作り
今年4月に開催された新作時計見本市「ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ」で
ひときわ大きな話題を集めたのが、カルティエの「タンク マスト」コレクションだ。
メゾンの歴史を紡いできた2つのウォッチ、「タンク」と「レ マスト」の結晶は
伝統を感じさせながら、随所に洗練さを見せつける。その新コレクションの魅力に迫ろう。


8 4 Artists Listening to the Voice of the Earth 地球の呼応から、アーティストたちが受け取ったもの
文明という名の自然秩序の破壊が極まり、さまざまな形の激甚災害が頻発している。
それは地球の叫び声。私たちは悲痛なその声に耳を閉ざしてはならない。
人類には新しい生き方を探し出す選択肢しか残されていないのだ。
京都国際写真祭参加のトップアーティストたちが描き出すのは、
地球の圧倒的な力と人類の明日を示す羅針盤。

①Stopping and Thinking 三陸海岸を訪れて
東北の三陸海岸にある気仙沼、陸前高田、大船渡へ。
世界でも有数の漁場であるこのエリアは食材豊富な美食の地であり、
また海岸線と隣接する山の尾根が織りなす絶景も備えている。
この美しい三陸海岸への訪問は、10年前のあの日へ思いをはせる旅でもある。
失われた命への哀悼と、いたる所に見られる遺構と復興、
元来の魅力をさらに増した街と人々との邂逅から、力を合わせて共生する未来を見据えることができた。
スローダウンの旅は、思考する機会をくれたのだ。


②The Beauty of Time and Effort 手間ひまのラグジュアリー
単なる贅沢品をラグジュアリーと呼ぶ時代は過ぎ、人々は今、その本当の価値を探している。
小誌は、それを“手間ひま”に見いだしたい。
丹精込めてつくられた逸品には、つくり手の“想い”が宿る。
そこに共感する精神的充足こそ、豊かな暮らしのエッセンスではないだろうか。


③Existence that you will surely want 超速報「ウォッチズ&ワンダーズ2021」
新型コロナウイルスの影響により、異国への旅がままならない状況が続く昨今。
国際的な腕時計の展示会「ウォッチズ&ワンダーズ」もまた、全世界に向けてオンラインで開催され、
新作を発表する運びとなった。ここではスイスのジュネーブにて4月7日から13日までの1週間、
リシュモングループやLVMHグループなどの計38ブランドが参加した展示会で発表された最新作を中心に紹介していこう。
魅力的なモデルの数々を見れば、披露する方式が変わろうとも、
各ブランドの時計作りへの情熱は変わらないことを認識できるだろう。


④Sustainable Capitalism 美術家・長坂真護が不条理な現実をアートに変える
現代の社会の便利さや快適さは多くのコンピュータや家電製品、携帯用機器に支えられている。
しかし、光があれば影がある。先進国の繁栄の裏に犠牲になっている地域、人々の存在に目を背けてはならない。
そんな地球にはやがて持続不可能の壁が立ちはだかる。
問題意識を携え、4年前に、たった一人でガーナ共和国を訪れた日本人がいる。
彼は世界中から集まる電気電子機器廃棄物の処理問題に一石を投じ、廃棄物でアートを生み出した。
その利益で地域に小学校や美術館を作った。「持続可能な資本主義」で地球を救うために。


⑤Japanese crafts that leads to the future 未来をかたどる日本の工芸
伝統に根ざした技術を確かに持ちながら、既成概念にとらわれることなく挑戦を続け、
新時代の日本の形を表現し、工芸の世界に風穴を開けてきたツワモノたち。
彼らは常に新しく創造的で、その生き方や姿勢は、後継世代をけん引するパワーに満ちている。


⑥Go Green! エコフレンドリーな週末
煩わしさは都会に残し、週末は車を飛ばして郊外へ。
自然と地続きになった空間で、未読の本を読み通すもよし、
お気に入りのレコードに針を落として、甘い思い出に浸るのも大いに結構。
服はもっぱら自分のために見繕うこと。
サステナブルを意識したアイテムを選べば自然もより身近に感じられることだろう。


⑦Greased German Lightning 魂を吹き込まれた電気自動車
ポルシェから、待望の電気自動車が登場した。
テスラのライバルなどという言葉では言い尽くせない「タイカン」は、
比類なき美しさと操作性を備えた、どこまでもポルシェ的な車だった。
●Gentleman's Agreement 信頼さえあれば血統は関係ない
言うなれば“紳士協定”。明文化せずとも周囲と信頼関係を築くことができる、
高いコミュニケーションスキルこそが紳士の条件ではないだろうか。
誰にでも優しく微笑みかけ、社会的な地位など微塵も気にしない。
愛犬だって、血統書などどうでもいい。
今も昔も紳士にとっては、隣人との絆こそが大切だ。
となれば信頼の証しであるフォーマルスタイルはどう着るべきか。
紳士定義するのが“生き方”である以上、おのおのに自由な選択肢があろうかと思う。
“親しみやすさ”を忘れずにアプロ―チしたい。


●DANIEL CRAIG
ジェームズ・ボンド。エレガントな英国紳士ですご腕のエージェント。
そのペルソナはミステリアスで、
「ボンドならこういうときはどんな行動をするだろう」と、
劇場外でもボンドファンの妄想を楽しませてくれた。そういった意味で、
ボンドは当世のジェントルマン像のひな形であると言っても過言ではない。
そして本作。劇場公開は延期になったが、ボンドを演じるのは5作目となるダニエル・クレイグが、
どんなジェントルマンを見せてくれるのか。われわれは今から楽しみでしょうがない。
世界中が期待を寄せる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021年公開)について、
ダニエル・クレイグにインタビューを行った。


●the WARRIOR 戦う男、宮市 亮
自分に打ち勝つことが最も偉大な勝利であるとプラトンは説いた。疾風迅雷のフォワードとして
勝利をもたらす戦士の原点は、度重なる困難をも克服する不屈の闘志にある。
穏やかな振る舞いの裏に内なる炎を燃やす宮市。
紳士が絶やしてはならない“戦いの意志”を、攻めの装いとともに表現してもらおう。


●Follow the footsteps of Vincent van Gogh ゴッホの足跡をたどって
1890年7月29日に37歳という若さで亡くなったヴィンセント・ファン・ゴッホ。
彼の死後130年がたった今年の夏、コロナ禍でロックダウン中のオーヴェル=シュル=オワーズで、
ゴッホの最後の作品と言われている
《木の根と幹》を描いた場所が特定された。数々の名画を残しながら、
苦悩に満ちた人生を歩んだゴッホ。
オランダ、フランスの2カ国を中心に彼の生きた証しが感じられる名所22選を、
描かれた場所と名画を照らし合わせながら訪れてほしい。


●Into the Forest 自然に回帰した紳士
ジェントルマンの語源といわれる17世紀のジェントリーたちはそもそも、
地域の名望家となった地主貴族層であったから、みなカントリージェントルマンだった。
“リモート”という武器を手に入れた現代のジェントルマンたちも
カントリーサイドへ回帰し、そこから中央の(いや世界の)情勢を伺っている点で
奇しくもかつてのジェントリーたちと似た状況にある。あとはそこへ、
社会に奉仕する名士としての振る舞いと、エレガンスを忘れないウエアがあれば完璧。


●Bubbles per Second 言祝ぎのひとときを、時計とシャンパーニュで
シャンパーニュが供される、最上格のフォーマルシーンが増えるこの時期は、
同時に手元に注目が集まる季節でもある。
そのようなシチュエーションにふさわしい時計には、
ここにお披露目する上質なタイムピースを飾って臨みたいものだ。
時計が刻む洗練のリズムにシャンパーニュの泡立ちの音を重ね、夜長の冬を愉しみたい。


●Matats Gustafson マッツと写真、高め合う芸術たち
80年代からファッション業界の第一線で活躍してきたマッツ・グスタフソン。
2017年にはDiorとの仕事をまとめた記念碑的な一冊を上梓。
改めて、写真が席巻するファッションの世界にイラストレーションを
回帰させたその功績がたたえられた。
一方で、昨年は故郷スウェーデンの美術館「Nordiska Akvarellmuseet」で
大規模な個展が開催されるなど、水彩画家としても人々を魅了する。
そんなマッツの作品群が、偉大な写真家たちのオリジナル・プリントと共に並ぶ、
コロナ禍で準備された展覧会。
未来の生き方のヒントが見えてくるように感じた。
●Trip to myth....神話に触れる旅
「旅は私にとって、精神の若返りの泉である」とデンマークの童話作家、詩人のアンデルセンは言った。
その泉を求めてみようではないか。日々の生活の澱を落とし、自分を心機一転再生させるために。
我々は日本を知っているようで、実は知っていると思い込んでいるだけかもしれない。
未知なる日本の旅へ、いざいかん。


●ISESHIMA LUXURY....豊穣の地、伊勢志摩を旅する
大小60の島々とリアス式海岸によってかたどられた英虞湾を中心に、古くから人々を引き付けてきた
三重県の伊勢志摩。特に真珠の養殖で知られる賢島は、サミットの記憶も新しく、
国内外のリゾート資本が進出している屈指の景勝地である。神社仏閣を訪ね、海山の幸に舌鼓を打ち、
雄大な海に包まれる。時に神秘的な表情を見せるこの地には、忘我の癒やしとラグジュアリーが待っている。


●Game Changer....写真芸術家・小林健太とダンヒル
小林健太氏は、写真にデジタル加工を施した作風で知られるアーティストだ。
ダンヒルの2020年春夏コレクションで小林氏とのコラボレーションによる作品が発表された。
現代の一瞬を切り取る自身の作品と英国老舗ブランドのイメージの融合に、小林氏は何を感じたのだろうか。


●Post Vitam Sugimoto drafted....はるか東方にあるという瑠璃光浄土とはどんなところか
与えられたテーマは京都、それも岡崎。そこから、杉本博司はこの地で院政を敷いた白河上皇を思っただろう。
その時代、ここにあったという法勝寺の高さ81メートル、八角九重塔をも想像した。
京都、瑠璃、群青、ガラス、浄土世界とキーワードが立っていって、いくつもの縁も重なり、
展覧会「杉本博司 瑠璃の浄土」が出来あがった。


●Peak performers....日本酒の先端
日本酒の世界に変化が起きている。その輸出総額は10年連続で過去最高額を記録し、
2019年には輸出総額が234億円を超えた。国内消費のみならず世界中のバーへレストランへ。
そして家庭の食卓へと広がりをみせている。固定観念に捉われず新たな挑戦をする蔵元や、
料理人を巻き込んだペアリングの試みなど、先進的なプレーヤーたちの姿がそこにはあった。
世界を標的にした日本酒。その最先端の動きを捉えた。


●The Very New Classic....色と柄、素材で遊ぶ、初夏の新作
新素材の開発や仕立て技術の向上により、これまでになかったような、明るい色や軽い素材のアイテムが、
ハイブランドからも続々と登場している。ここでは、クラシカルな装いを、楽しげに盛り上げてくれる
新作をピックアップ。ジャケットしかり、スニーカーしかり、ワンアイテムで変化をつけられるものばかり。
気負わず取り入れて、思い切りよく遊んでほしい。


●A reliable partner for driving....クルマ好きが焦がれる時計
いつの時代も男はクルマに憧れる。それは日常から解き放たれた自由と、
自分の意思で操る喜びを堪能できるからだ。走り続けるほどにその思いは増す。
そんな至福の時をともに過ごす相棒に、お気に入りの時計は欠かせない。
そしてたとえクルマから降りたとしても、その感動を常に腕元で刻み続けるのだ。


●Blockbuster Tate Modern at 20....誕生から20年、テート・モダンの軌跡
2000年5月にロンドンのテムズ川沿いにオープンしたテート・モダン。当初は批評家から酷評を受けていたという
ミュージアムは、20年の時を経て世界のアートシーンをけん引する存在となった。
「21世紀のミュージアムをつくる」と決意し、数々のプログラムを成功に導いたチーム・テート・モダンの奮闘を追う。


●“La Nuova Dolce Vita”....フェラーリ・ローマ、登場
2019年11月14日、イタリアのローマでフェラーリ最新モデルのワールドプレミアが行われた。
その名も「フェラーリ・ローマ」。それは“ラ・ノーヴァ・ドルチェヴィータ(新しい甘い生活)”を
宿した新鮮なグランツーリスモ。甘い生活の時代を現代によみがえらせ、アンダーステイトメントな
ラグジュアリーをコンセプトにしたクルマの魅力を探る。
















●THE ESSENTIALS 100 紳士を作る事事物物
右頁はとある紳士の書斎。世界中を旅するうちに収集した、古今東西のあれやこれ。
インテリジェンスと品格を構成する、知恵の泉の様相だ。
人間性の醸成を左右するのは、人生のキャリアで“何に触れて生きてきたか”。
ここに集めた本質のモノゴト100が、現代紳士を作る事事物物である。


●Spectacular Scene 美しい旅の装い
アメリカの思想家、哲学者、作家、詩人であるエマーソンはかつてこう語った。
「美しいものを見つけるために私たちは世界中を旅行するが、
自らも美しいものを携えて行かねば、それは見つからないだろう」。
それをかなえるために、マカオの世界最高峰プレミアムホテル「モーフィアス」や歴史地区へ、
最上級の美しい服やものを携えていく。成熟した男の美しい旅とは、かくあるべし。


●The High life in the Deep woods 森のジェントルマンスタイル
パリから北東へクルマで約2時間。
広大なコンピエーニュの森はかつて、ナポレオンの狩り場であった。
当時の貴族階級が集いしその場所で、現代的な紳士のクラッシースタイルを再現。
カントリーサイドだからこその素材、ディテール、機能性。
独特のクラッシーな趣を持つ、ジェントルマン必携のウエアを集めた。


●For Two People The Joy Doubles 喜びをともに…
いま腕時計の世界は、従来の“ペアウオッチ”の概念を打ち崩すような、
男女ともに選ぶことのできる、実にバラエティ豊かなラインナップにあふれている。
時には異なるコレクションで、時には同じデザインで、という選び方が可能となった。
互いに選び合う楽しみを共有しながら、そして好みや意見を尊重し合いながら――
ともに時を重ねる喜びを、洗練のタイムピースを腕にパートナーと分かち合いたい。


●LUXURY CRUISING FOR GENTLEMEN 永遠の憧れ、船旅という贅沢 今、クルーズはこんなに進化している
一度船で旅に出ると、世界は海や川でつながっていることに気が付く。穏やかなドーバー海峡から、
熱帯ジャングルに覆われたアマゾン川…。この地球上には、船でしかたどり着けない場所がいくつもあり、
知らない風景や新しい文化に初めて触れるときの感動こそ、“贅沢”といえるのかもしれない。
移動中は優雅に、そして着岸後は未知の世界に繰り出す、そんなクルーズの旅を試してみてほしい。


●About the Bubbles おいしさの秘密
シャンパーニュほど奥の深い飲み物はない。ブレンドによる風味のレイヤー、熟成がもたらすボディの厚み。
アペリティフにそれのみを楽しむことはもちろん、さまざまな料理に寄り添わせることも可能だ。
鴨、Tボーンステーキ、上海蟹、そば、それにトウガラシのスイーツまで、
驚くほど多様なペアリングの世界へと、シャンパーニュ好きの諸兄を誘う。
そして偉大なるシャンパーニュ誕生の裏にはストーリーがある。
マリー・アントワネットとジュエリー、ヒトラーから世界を救った男、そしてシャンパーニュ好きの毛皮商。
シャンパーニュを知れば知るほど、その深みにはまってしまうのだ。


●Emotional EV EVスーパースポーツという新たなる選択肢
環境性能だけでなく、ドライビングプレジャーの新境地を切り開きながら、
EV化による絶対的パフォーマンスを誇示するスーパースポーツカーの進歩が著しい。
その革新性は「夢」と「現実」を駆け巡るタイムマシンのごとくである。



●JAMES DEAN Seita Ohnishi Collection ダンディアイコン、永遠に
「9月30日は我が生涯の最悪の日だった。(中略) ドイツ人の機械技師が運転していた
そのポルシェに乗り移って行ったのだが、乗るやいなや、たちまち超スピードで見えなくなった……」
(『ジェームズ・ディーン物語』小森和子著 芳賀書店刊より)
死してなお、生前よりも強烈にその存在感を増す男、ジェームズ・ディーン。
出会いからわずか3カ月の間に水魚の交わりとなり千数百枚の写真を撮ったサンフォード・ロス。
彼らの別れの瞬間まで、大西清太コレクションより抜粋してお届けする。


●Wrap the Dandy 男を包むモダンコート
英国におけるファッションの権威で、元祖ダンディでもあるボー・ブランメルは、
紺青の無地のコートを着用したことで有名であった。銀幕でも1920~30年代、
男優たちはロングコートを着用しダンディな男を印象づけた。コートは常にダンディに男をラップしてきた。
ここでは、現代の男の体をたっぷり包むモダンコートの最高の一着を厳選。丈は長く、
そして着る者を昇華するエレガントさが共通項。


●SUIT FOR THE DANDY 伊達男のスーチング
スーツ本来の色気のある無骨さもありつつ、モダニティと個性を感じられるスーツを選りすぐった。
ユニフォームとしてではなく、男をより魅力的に見せる装置としてスーツをとらえるのが、
ダンディのスタイルだからだ。かつて英国紳士のスーチングルールを大きく変えたゲームチェンジャー、
ウィンザー公のように既成概念にとらわれないダンディスーツをご覧あれ。


●Discover new from the past ダンディ好みのあれこれ
魅力的な男を称する最上級の賛辞でありながら、その解釈はさまざまあるミステリアスな言葉、
“ダンディ”。粋人たちが愛した名品の物語をヒントに今とこれからを生きるダンディになるための方策を考えてみよう。


●The Gents Choose Masterpiece 紳士の愛した腕時計
高額な時計を作るだけなら、実は簡単だ。ふんだんに宝石をちりばめるだけでいい。
だが、知的好奇心を刺激し、人生を豊かにしてくれる腕時計は、意図して簡単に作れるものではない。
時には歳月を味方に、熟成させる必要もある。歴史に名を残し、“本物”を知る紳士たちが望んだのは、
まさにそんな価値ある腕時計。普遍的な美を探し求め、結果的に彼らが行き着いたのは
「ロングセラーモデル」だった。それは各ブランドが威信を懸けて技術と意匠を結実させた「傑作」と同義でもある。


●Speed is Beautiful ハイエンドスポーツカーがもたらすもの
いつの時代も最先端のテクノロジーが惜しみなく注ぎ込まれ、極限まで性能を磨き上げられる
ハイエンドスポーツカー。刺激に満ちた走りでドライバーを魅了するのはもちろん、
見ているだけでも引き込まれる絶対的な美しさをまとう。ハイエンドスポーツカーと暮らす悦び。
それは本物だけが持つ本質と、いつでもどこへでも、自由自在に戯れることだ。


●Soft Power GIORGIO ARMANI IN JAPAN ソフト・パワー ジョルジオ・アルマーニが日本で語ったこと
2019年5月、ジョルジオ アルマーニ初のクルーズコレクションショーが、東京国立博物館で開催された。
そのバックステージ、そしてアルマーニ / 銀座タワーの記者会見場で、アルマーニが伝えたかったこととは?
日本文化への共感、クルーズコレクションについて、そして後継問題まで。
今年85歳を迎えたファッション界の帝王に話を聞いた。


●THE FIRST WATCH ON THE MOON 月面で、初めて時を刻んだ腕時計
2019年7月、人類が初めて月面に着陸した日から50年を迎えた。1969年に偉業を成し遂げた宇宙船、
アポロ11号の乗組員たちが装着していた腕時計は、オメガが誇るクロノグラフ、スピードマスターだった。
人類が具体的に月面着陸を目指し始めた’60年代から、NASAがオメガと築き上げてきた関係を、
オメガのCEOや宇宙計画に携わったNASAのエンジニア、そして宇宙飛行士たちが語り尽くす。
●The Modern Gentleman モダンジェントルマン
旅する男のエッセンス勇気と遊びとイノベーションのトリニティが生み出してきた、
さまざまな旅のストーリー。その傍らには、男たちの夢と野心を支えた幾多の逸品がある。
そこに秘められた物語を紐解いていこう。


●It’s time to slow down 冒険ラグジュアリー
頂点にいる男は常にトップギアに入れて走り続けているが、
時にはスローダウンし休息を取ることもライフスタイルには必要だ。
それには旅が効果的であり、都会の日常の喧騒から隔絶された場所へ移動し、
ゆったりとした時の流れに身をまかせ、冒険に挑戦してみるのもいい。
トップメゾンのラグジュアリーなリラックスウエアが、男の旅姿を格上げしてくれる。


●Polar Adventurers 冒険家の船、ル・ボレアル号
世界最大の南極送客数を誇るクルーズ会社「ポナン」。
提供するのはただのラグジュアリークルーズにあらず。“ポナンでしか行けない場所へ、
ポナンでしか味わえない感動を”がコンセプトの、冒険的なエクスペディションクルーズが売り。
極地クルーズのために建造された「ル・ボレアル号」は、冒険家たちを乗せて、
南極へ舵かじを取った。これはそのリポートである。


●Go Anywhere どこへ行ってもラグジュアリー
旅に出ることは非日常に身を置くことである。体験は変わるだろうが
日常の軸を旅先で発揮するのも大切だ。それはラグジュアリーであることにほかならない。
これはどこへ行っても成熟した男が変えることのない原理原則であろう。
それを体現するためのシューズとバッグを集めてみた。
世界の旅先でも紳士は常に華麗でありたいものだ。


●Evolution of the Watch 冒険、そして空への憧れが旅時計を作った
大空を自由に飛ぶことは古来から人類の夢だった。レオナルド・ダ・ヴィンチが
鳥の羽ばたきを模した飛行機を描き、幾多の無名冒険者たちが空に挑んで命を落とした。
やがて20世紀を迎え、懐中時計が全盛だったこの時代に“腕時計”という
革新的なアイデアが誕生する。旅は空を通じて世界に広がり、
旅人たちの要望を受けて腕時計は機能的な進化を加速させた。
そんな旅時計の黎明期を切り開いた先駆者たちの物語をここに紐解く。


●In Praise of Gran Turismo GTカーが開く非日常の扉
22歳にして当時の世界最高峰のスポーツカー、ベントレーを手に入れた白洲次郎。
サーキットを走り、ヨーロッパ大陸を巡るグランドツアーも敢行。
風を切り裂き、太陽や月明かりも友とするオープントップの爽快なドライブを愛し、
好きな所に、好きな時に内燃機関を積んだ愛車と共に、
日常と非日常を自在に駆け抜けたその姿は、真のカーライフのパイオニアと呼ぶにふさわしい。


●Somewhere Not Here 魂揺さぶる冒険の旅へ
「危険を冒して前へ進もうとしない人、未知の道を旅しようとしない人には、
人生はごくわずかな景色しか見せてくれない」。俳優および映画監督のシドニー・ポワチエは、
旅の名言をこう残した。そう、人生と旅は似ている。挑戦し続ける男の人生には、
好奇心と活力が大いに満たされ、知見を広げてくれる冒険のような旅が必要だ。
ようやくたどり着いた先に感動的な光景や体験を堪能できること必至の、
冒険心を満たすデスティネーションを紹介したい。
●VIENNA NIGHT 美しき夜装
モーツァルトやベートーヴェンなど、数多くの作曲家が活躍したことから
「音楽の都」と呼ばれるウィーン。歴史的には13~20世紀初頭まで、
約650年間もヨーロッパをけん引したハプスブルク家の存在も偉大である。
宮殿や王宮の庭、さまざまな様式の建築、店など見どころは多く、
夜はまた日中とは違う美しいきらめきを見せる。いま一人の裕福な男が
ベストシーズンに突入するウィーンの夜をトップメゾンの最上質な夜装をまとい旅する。


●Wear With Soiree ソワレと時計
時間を忘れて楽しむというのが本懐であったソワレだが、
時間が最も貴重な資産となったいま、時計は不可欠なものとなった。
選ぶべきは、あくまで控えめなもの。今回ピックアップしたものは
ケース径39㎜以下の極薄時計ばかり。ブラックタイに合わせても違和感はない。
装い全体を格上げする、“アクセサリー”として力を発揮するものを選んだ。


●WARM UP 首藤康之が着るラグジュアリーアウター
男をラッピングする冬のアウターは、センスの集大成であり時には人間性をも物語る。
トップメゾンのそれなら、男を上げるのに最適であろうことは間違いない。
最上級なアウターを着こなすのは美しき多面性を持つバレエダンサー首藤康之。
エレガントなアウターとの、極上のパ・ド・ドゥがここに。


●Luggage & Baggage Bon Voyage 最高の、旅の相棒
旅はどこへ行くかより誰と行くかが重要などといわれるが、
じつは旅はどこへ行こうとも、どんな旅鞄と行くかでその楽しさが決まってしまう。
旅には好きな鞄しか連れて行きたくないではないか。
そんな思いをかなえるラグジュアリーでエレガント、
そして機能的なラゲージ&バゲージを紹介しよう。


●The Complex Mechanism 精緻なる複雑時計の美
機械式時計の大きな魅力といえば、職人の見事な技を感じることのできる
“複雑時計”の世界であろう。複雑機構を搭載した高級時計ならではの精緻さがもたらす、
圧倒的な存在感のモデルをここに集めた。目で見て楽しみ、
手元で“愛でる”という言葉が実にふさわしい、美しきコンプリケーションを紹介する。


●The Essence of Prestige Champagne PAIRING プレステージ・シャンパーニュ――
ペアリングの愉しみを知る
シャンパーニュのなかでも極上のブドウだけで醸造、
あるいはそれをアッサンブラージュした、シャンパーニュ・メゾンの最上位、
それがプレステージ・シャンパーニュ。むろん単体で飲んでも美味い代物なのだが、
ツイードのハンティングジャケットにスコットランドの山河が似合うように、
プレステージ・シャンパーニュにもその味わいをさらなる高みへ到達させる組み合わせ、
響き合いがある。味覚のみならず、五感全てで味わいつくす「ペアリングの妙」に迫る。
●Time Will Tell 時を経て、磨かれる
紳士階級の男性たちに受け継がれる価値観のひとつに、
「手に入れた時が最高、ではない」というのがある。
時の経過に耐えうる一流品を手に入れることは当然であるが、
手に入れた瞬間から、彼らとモノとの関係が始まる。手入れや修理を繰り返し、
人生の節目や喜怒哀楽の瞬間を共にし、愛着をもって使い続ける。
その結果、モノは時とともにヴィンテージ感を増し、取り換えのきかない、
唯一無二の美しさを帯びていくのである。


●The Eternal Suit スーツの男は美しい
長い時を経てもその基本の形が保たれ、タイムレスな服装の代表格であるスーツ。
日本においてはビジネスマンが着用するいわば制服のように思われているが、
スーツの全盛期である1920年代には普段の“お洒落着”として捉えられていた。
時を超越してスーツはいま、プライベートでこそ美しく男を見せ、その存在感を放つのだ。


●Attraction of Diamonds ダイヤモンド時計は男をも魅了する
いま、女性のためのみならず、男性のためのダイヤモンドウオッチに
熱い視線が注がれている。“時計”という制約の中で施される
ダイヤモンドセッティングだからこそのぞき見ることのできる、
職人たちの技術への探求―珠玉の輝きを生み出すための奥深きクラフツマンシップの
世界に魅せられる。


●Aesthetics of KINTSUGI 金継ぎという美学
バラバラに割れた焼き物さえも巧みに継ぎ合わせ、その傷跡を愛でる再生技術、“金継ぎ”。
いにしえより茶人や古美術蒐集家の間で受け継がれてきた伝統的な修理に、
今、新しいムーブメントが起きている。継ぎを生かすアートとして、
また直すことで得られる心理的効果にも着目。海外でも話題の金継ぎ、その時空を超えた魅力とは?


●BBB GRAND TOUR
著名人も愛したパリ至高のホテル/ジョン&ヨーコが「ベッド・イン」した
メモリアルホテル/古代ローマのテルマエ風温泉に身を浸す至福/
中国二大都市の新ランドマークを巡る/大自然に触れるハワイ島/
ビジネスリーダーが求めるのは「自分を高める旅」


●フェラーリ創成期――光と影が紡ぐ伝説
フェラーリが誇る栄光の歴史は、エンツォ・フェラーリが
頭の中に描いていたイメージから始まる。1947年の創業から現在に至るまで、
宣伝費を1リラも出さずにフェラーリを、世界的ラグジュアリーブランドに仕立てた男だ。
1950年代から60年代にかけて、同社は黄金期を迎えていた。
執拗なまでに勝利を求めるエンツォのもとに集まったドライバーたちは、
レースに勝つためなら命を懸けた。死と栄光は、常に隣り合わせにあったのだ。
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