Esquire JAPAN 発売日・バックナンバー

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●Gentleman's Agreement 信頼さえあれば血統は関係ない
言うなれば“紳士協定”。明文化せずとも周囲と信頼関係を築くことができる、
高いコミュニケーションスキルこそが紳士の条件ではないだろうか。
誰にでも優しく微笑みかけ、社会的な地位など微塵も気にしない。
愛犬だって、血統書などどうでもいい。
今も昔も紳士にとっては、隣人との絆こそが大切だ。
となれば信頼の証しであるフォーマルスタイルはどう着るべきか。
紳士定義するのが“生き方”である以上、おのおのに自由な選択肢があろうかと思う。
“親しみやすさ”を忘れずにアプロ―チしたい。


●DANIEL CRAIG
ジェームズ・ボンド。エレガントな英国紳士ですご腕のエージェント。
そのペルソナはミステリアスで、
「ボンドならこういうときはどんな行動をするだろう」と、
劇場外でもボンドファンの妄想を楽しませてくれた。そういった意味で、
ボンドは当世のジェントルマン像のひな形であると言っても過言ではない。
そして本作。劇場公開は延期になったが、ボンドを演じるのは5作目となるダニエル・クレイグが、
どんなジェントルマンを見せてくれるのか。われわれは今から楽しみでしょうがない。
世界中が期待を寄せる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021年公開)について、
ダニエル・クレイグにインタビューを行った。


●the WARRIOR 戦う男、宮市 亮
自分に打ち勝つことが最も偉大な勝利であるとプラトンは説いた。疾風迅雷のフォワードとして
勝利をもたらす戦士の原点は、度重なる困難をも克服する不屈の闘志にある。
穏やかな振る舞いの裏に内なる炎を燃やす宮市。
紳士が絶やしてはならない“戦いの意志”を、攻めの装いとともに表現してもらおう。


●Follow the footsteps of Vincent van Gogh ゴッホの足跡をたどって
1890年7月29日に37歳という若さで亡くなったヴィンセント・ファン・ゴッホ。
彼の死後130年がたった今年の夏、コロナ禍でロックダウン中のオーヴェル=シュル=オワーズで、
ゴッホの最後の作品と言われている
《木の根と幹》を描いた場所が特定された。数々の名画を残しながら、
苦悩に満ちた人生を歩んだゴッホ。
オランダ、フランスの2カ国を中心に彼の生きた証しが感じられる名所22選を、
描かれた場所と名画を照らし合わせながら訪れてほしい。


●Into the Forest 自然に回帰した紳士
ジェントルマンの語源といわれる17世紀のジェントリーたちはそもそも、
地域の名望家となった地主貴族層であったから、みなカントリージェントルマンだった。
“リモート”という武器を手に入れた現代のジェントルマンたちも
カントリーサイドへ回帰し、そこから中央の(いや世界の)情勢を伺っている点で
奇しくもかつてのジェントリーたちと似た状況にある。あとはそこへ、
社会に奉仕する名士としての振る舞いと、エレガンスを忘れないウエアがあれば完璧。


●Bubbles per Second 言祝ぎのひとときを、時計とシャンパーニュで
シャンパーニュが供される、最上格のフォーマルシーンが増えるこの時期は、
同時に手元に注目が集まる季節でもある。
そのようなシチュエーションにふさわしい時計には、
ここにお披露目する上質なタイムピースを飾って臨みたいものだ。
時計が刻む洗練のリズムにシャンパーニュの泡立ちの音を重ね、夜長の冬を愉しみたい。


●Matats Gustafson マッツと写真、高め合う芸術たち
80年代からファッション業界の第一線で活躍してきたマッツ・グスタフソン。
2017年にはDiorとの仕事をまとめた記念碑的な一冊を上梓。
改めて、写真が席巻するファッションの世界にイラストレーションを
回帰させたその功績がたたえられた。
一方で、昨年は故郷スウェーデンの美術館「Nordiska Akvarellmuseet」で
大規模な個展が開催されるなど、水彩画家としても人々を魅了する。
そんなマッツの作品群が、偉大な写真家たちのオリジナル・プリントと共に並ぶ、
コロナ禍で準備された展覧会。
未来の生き方のヒントが見えてくるように感じた。
●Trip to myth....神話に触れる旅
「旅は私にとって、精神の若返りの泉である」とデンマークの童話作家、詩人のアンデルセンは言った。
その泉を求めてみようではないか。日々の生活の澱を落とし、自分を心機一転再生させるために。
我々は日本を知っているようで、実は知っていると思い込んでいるだけかもしれない。
未知なる日本の旅へ、いざいかん。


●ISESHIMA LUXURY....豊穣の地、伊勢志摩を旅する
大小60の島々とリアス式海岸によってかたどられた英虞湾を中心に、古くから人々を引き付けてきた
三重県の伊勢志摩。特に真珠の養殖で知られる賢島は、サミットの記憶も新しく、
国内外のリゾート資本が進出している屈指の景勝地である。神社仏閣を訪ね、海山の幸に舌鼓を打ち、
雄大な海に包まれる。時に神秘的な表情を見せるこの地には、忘我の癒やしとラグジュアリーが待っている。


●Game Changer....写真芸術家・小林健太とダンヒル
小林健太氏は、写真にデジタル加工を施した作風で知られるアーティストだ。
ダンヒルの2020年春夏コレクションで小林氏とのコラボレーションによる作品が発表された。
現代の一瞬を切り取る自身の作品と英国老舗ブランドのイメージの融合に、小林氏は何を感じたのだろうか。


●Post Vitam Sugimoto drafted....はるか東方にあるという瑠璃光浄土とはどんなところか
与えられたテーマは京都、それも岡崎。そこから、杉本博司はこの地で院政を敷いた白河上皇を思っただろう。
その時代、ここにあったという法勝寺の高さ81メートル、八角九重塔をも想像した。
京都、瑠璃、群青、ガラス、浄土世界とキーワードが立っていって、いくつもの縁も重なり、
展覧会「杉本博司 瑠璃の浄土」が出来あがった。


●Peak performers....日本酒の先端
日本酒の世界に変化が起きている。その輸出総額は10年連続で過去最高額を記録し、
2019年には輸出総額が234億円を超えた。国内消費のみならず世界中のバーへレストランへ。
そして家庭の食卓へと広がりをみせている。固定観念に捉われず新たな挑戦をする蔵元や、
料理人を巻き込んだペアリングの試みなど、先進的なプレーヤーたちの姿がそこにはあった。
世界を標的にした日本酒。その最先端の動きを捉えた。


●The Very New Classic....色と柄、素材で遊ぶ、初夏の新作
新素材の開発や仕立て技術の向上により、これまでになかったような、明るい色や軽い素材のアイテムが、
ハイブランドからも続々と登場している。ここでは、クラシカルな装いを、楽しげに盛り上げてくれる
新作をピックアップ。ジャケットしかり、スニーカーしかり、ワンアイテムで変化をつけられるものばかり。
気負わず取り入れて、思い切りよく遊んでほしい。


●A reliable partner for driving....クルマ好きが焦がれる時計
いつの時代も男はクルマに憧れる。それは日常から解き放たれた自由と、
自分の意思で操る喜びを堪能できるからだ。走り続けるほどにその思いは増す。
そんな至福の時をともに過ごす相棒に、お気に入りの時計は欠かせない。
そしてたとえクルマから降りたとしても、その感動を常に腕元で刻み続けるのだ。


●Blockbuster Tate Modern at 20....誕生から20年、テート・モダンの軌跡
2000年5月にロンドンのテムズ川沿いにオープンしたテート・モダン。当初は批評家から酷評を受けていたという
ミュージアムは、20年の時を経て世界のアートシーンをけん引する存在となった。
「21世紀のミュージアムをつくる」と決意し、数々のプログラムを成功に導いたチーム・テート・モダンの奮闘を追う。


●“La Nuova Dolce Vita”....フェラーリ・ローマ、登場
2019年11月14日、イタリアのローマでフェラーリ最新モデルのワールドプレミアが行われた。
その名も「フェラーリ・ローマ」。それは“ラ・ノーヴァ・ドルチェヴィータ(新しい甘い生活)”を
宿した新鮮なグランツーリスモ。甘い生活の時代を現代によみがえらせ、アンダーステイトメントな
ラグジュアリーをコンセプトにしたクルマの魅力を探る。
















●THE ESSENTIALS 100 紳士を作る事事物物
右頁はとある紳士の書斎。世界中を旅するうちに収集した、古今東西のあれやこれ。
インテリジェンスと品格を構成する、知恵の泉の様相だ。
人間性の醸成を左右するのは、人生のキャリアで“何に触れて生きてきたか”。
ここに集めた本質のモノゴト100が、現代紳士を作る事事物物である。


●Spectacular Scene 美しい旅の装い
アメリカの思想家、哲学者、作家、詩人であるエマーソンはかつてこう語った。
「美しいものを見つけるために私たちは世界中を旅行するが、
自らも美しいものを携えて行かねば、それは見つからないだろう」。
それをかなえるために、マカオの世界最高峰プレミアムホテル「モーフィアス」や歴史地区へ、
最上級の美しい服やものを携えていく。成熟した男の美しい旅とは、かくあるべし。


●The High life in the Deep woods 森のジェントルマンスタイル
パリから北東へクルマで約2時間。
広大なコンピエーニュの森はかつて、ナポレオンの狩り場であった。
当時の貴族階級が集いしその場所で、現代的な紳士のクラッシースタイルを再現。
カントリーサイドだからこその素材、ディテール、機能性。
独特のクラッシーな趣を持つ、ジェントルマン必携のウエアを集めた。


●For Two People The Joy Doubles 喜びをともに…
いま腕時計の世界は、従来の“ペアウオッチ”の概念を打ち崩すような、
男女ともに選ぶことのできる、実にバラエティ豊かなラインナップにあふれている。
時には異なるコレクションで、時には同じデザインで、という選び方が可能となった。
互いに選び合う楽しみを共有しながら、そして好みや意見を尊重し合いながら――
ともに時を重ねる喜びを、洗練のタイムピースを腕にパートナーと分かち合いたい。


●LUXURY CRUISING FOR GENTLEMEN 永遠の憧れ、船旅という贅沢 今、クルーズはこんなに進化している
一度船で旅に出ると、世界は海や川でつながっていることに気が付く。穏やかなドーバー海峡から、
熱帯ジャングルに覆われたアマゾン川…。この地球上には、船でしかたどり着けない場所がいくつもあり、
知らない風景や新しい文化に初めて触れるときの感動こそ、“贅沢”といえるのかもしれない。
移動中は優雅に、そして着岸後は未知の世界に繰り出す、そんなクルーズの旅を試してみてほしい。


●About the Bubbles おいしさの秘密
シャンパーニュほど奥の深い飲み物はない。ブレンドによる風味のレイヤー、熟成がもたらすボディの厚み。
アペリティフにそれのみを楽しむことはもちろん、さまざまな料理に寄り添わせることも可能だ。
鴨、Tボーンステーキ、上海蟹、そば、それにトウガラシのスイーツまで、
驚くほど多様なペアリングの世界へと、シャンパーニュ好きの諸兄を誘う。
そして偉大なるシャンパーニュ誕生の裏にはストーリーがある。
マリー・アントワネットとジュエリー、ヒトラーから世界を救った男、そしてシャンパーニュ好きの毛皮商。
シャンパーニュを知れば知るほど、その深みにはまってしまうのだ。


●Emotional EV EVスーパースポーツという新たなる選択肢
環境性能だけでなく、ドライビングプレジャーの新境地を切り開きながら、
EV化による絶対的パフォーマンスを誇示するスーパースポーツカーの進歩が著しい。
その革新性は「夢」と「現実」を駆け巡るタイムマシンのごとくである。



●JAMES DEAN Seita Ohnishi Collection ダンディアイコン、永遠に
「9月30日は我が生涯の最悪の日だった。(中略) ドイツ人の機械技師が運転していた
そのポルシェに乗り移って行ったのだが、乗るやいなや、たちまち超スピードで見えなくなった……」
(『ジェームズ・ディーン物語』小森和子著 芳賀書店刊より)
死してなお、生前よりも強烈にその存在感を増す男、ジェームズ・ディーン。
出会いからわずか3カ月の間に水魚の交わりとなり千数百枚の写真を撮ったサンフォード・ロス。
彼らの別れの瞬間まで、大西清太コレクションより抜粋してお届けする。


●Wrap the Dandy 男を包むモダンコート
英国におけるファッションの権威で、元祖ダンディでもあるボー・ブランメルは、
紺青の無地のコートを着用したことで有名であった。銀幕でも1920~30年代、
男優たちはロングコートを着用しダンディな男を印象づけた。コートは常にダンディに男をラップしてきた。
ここでは、現代の男の体をたっぷり包むモダンコートの最高の一着を厳選。丈は長く、
そして着る者を昇華するエレガントさが共通項。


●SUIT FOR THE DANDY 伊達男のスーチング
スーツ本来の色気のある無骨さもありつつ、モダニティと個性を感じられるスーツを選りすぐった。
ユニフォームとしてではなく、男をより魅力的に見せる装置としてスーツをとらえるのが、
ダンディのスタイルだからだ。かつて英国紳士のスーチングルールを大きく変えたゲームチェンジャー、
ウィンザー公のように既成概念にとらわれないダンディスーツをご覧あれ。


●Discover new from the past ダンディ好みのあれこれ
魅力的な男を称する最上級の賛辞でありながら、その解釈はさまざまあるミステリアスな言葉、
“ダンディ”。粋人たちが愛した名品の物語をヒントに今とこれからを生きるダンディになるための方策を考えてみよう。


●The Gents Choose Masterpiece 紳士の愛した腕時計
高額な時計を作るだけなら、実は簡単だ。ふんだんに宝石をちりばめるだけでいい。
だが、知的好奇心を刺激し、人生を豊かにしてくれる腕時計は、意図して簡単に作れるものではない。
時には歳月を味方に、熟成させる必要もある。歴史に名を残し、“本物”を知る紳士たちが望んだのは、
まさにそんな価値ある腕時計。普遍的な美を探し求め、結果的に彼らが行き着いたのは
「ロングセラーモデル」だった。それは各ブランドが威信を懸けて技術と意匠を結実させた「傑作」と同義でもある。


●Speed is Beautiful ハイエンドスポーツカーがもたらすもの
いつの時代も最先端のテクノロジーが惜しみなく注ぎ込まれ、極限まで性能を磨き上げられる
ハイエンドスポーツカー。刺激に満ちた走りでドライバーを魅了するのはもちろん、
見ているだけでも引き込まれる絶対的な美しさをまとう。ハイエンドスポーツカーと暮らす悦び。
それは本物だけが持つ本質と、いつでもどこへでも、自由自在に戯れることだ。


●Soft Power GIORGIO ARMANI IN JAPAN ソフト・パワー ジョルジオ・アルマーニが日本で語ったこと
2019年5月、ジョルジオ アルマーニ初のクルーズコレクションショーが、東京国立博物館で開催された。
そのバックステージ、そしてアルマーニ / 銀座タワーの記者会見場で、アルマーニが伝えたかったこととは?
日本文化への共感、クルーズコレクションについて、そして後継問題まで。
今年85歳を迎えたファッション界の帝王に話を聞いた。


●THE FIRST WATCH ON THE MOON 月面で、初めて時を刻んだ腕時計
2019年7月、人類が初めて月面に着陸した日から50年を迎えた。1969年に偉業を成し遂げた宇宙船、
アポロ11号の乗組員たちが装着していた腕時計は、オメガが誇るクロノグラフ、スピードマスターだった。
人類が具体的に月面着陸を目指し始めた’60年代から、NASAがオメガと築き上げてきた関係を、
オメガのCEOや宇宙計画に携わったNASAのエンジニア、そして宇宙飛行士たちが語り尽くす。
●The Modern Gentleman モダンジェントルマン
旅する男のエッセンス勇気と遊びとイノベーションのトリニティが生み出してきた、
さまざまな旅のストーリー。その傍らには、男たちの夢と野心を支えた幾多の逸品がある。
そこに秘められた物語を紐解いていこう。


●It’s time to slow down 冒険ラグジュアリー
頂点にいる男は常にトップギアに入れて走り続けているが、
時にはスローダウンし休息を取ることもライフスタイルには必要だ。
それには旅が効果的であり、都会の日常の喧騒から隔絶された場所へ移動し、
ゆったりとした時の流れに身をまかせ、冒険に挑戦してみるのもいい。
トップメゾンのラグジュアリーなリラックスウエアが、男の旅姿を格上げしてくれる。


●Polar Adventurers 冒険家の船、ル・ボレアル号
世界最大の南極送客数を誇るクルーズ会社「ポナン」。
提供するのはただのラグジュアリークルーズにあらず。“ポナンでしか行けない場所へ、
ポナンでしか味わえない感動を”がコンセプトの、冒険的なエクスペディションクルーズが売り。
極地クルーズのために建造された「ル・ボレアル号」は、冒険家たちを乗せて、
南極へ舵かじを取った。これはそのリポートである。


●Go Anywhere どこへ行ってもラグジュアリー
旅に出ることは非日常に身を置くことである。体験は変わるだろうが
日常の軸を旅先で発揮するのも大切だ。それはラグジュアリーであることにほかならない。
これはどこへ行っても成熟した男が変えることのない原理原則であろう。
それを体現するためのシューズとバッグを集めてみた。
世界の旅先でも紳士は常に華麗でありたいものだ。


●Evolution of the Watch 冒険、そして空への憧れが旅時計を作った
大空を自由に飛ぶことは古来から人類の夢だった。レオナルド・ダ・ヴィンチが
鳥の羽ばたきを模した飛行機を描き、幾多の無名冒険者たちが空に挑んで命を落とした。
やがて20世紀を迎え、懐中時計が全盛だったこの時代に“腕時計”という
革新的なアイデアが誕生する。旅は空を通じて世界に広がり、
旅人たちの要望を受けて腕時計は機能的な進化を加速させた。
そんな旅時計の黎明期を切り開いた先駆者たちの物語をここに紐解く。


●In Praise of Gran Turismo GTカーが開く非日常の扉
22歳にして当時の世界最高峰のスポーツカー、ベントレーを手に入れた白洲次郎。
サーキットを走り、ヨーロッパ大陸を巡るグランドツアーも敢行。
風を切り裂き、太陽や月明かりも友とするオープントップの爽快なドライブを愛し、
好きな所に、好きな時に内燃機関を積んだ愛車と共に、
日常と非日常を自在に駆け抜けたその姿は、真のカーライフのパイオニアと呼ぶにふさわしい。


●Somewhere Not Here 魂揺さぶる冒険の旅へ
「危険を冒して前へ進もうとしない人、未知の道を旅しようとしない人には、
人生はごくわずかな景色しか見せてくれない」。俳優および映画監督のシドニー・ポワチエは、
旅の名言をこう残した。そう、人生と旅は似ている。挑戦し続ける男の人生には、
好奇心と活力が大いに満たされ、知見を広げてくれる冒険のような旅が必要だ。
ようやくたどり着いた先に感動的な光景や体験を堪能できること必至の、
冒険心を満たすデスティネーションを紹介したい。
●VIENNA NIGHT 美しき夜装
モーツァルトやベートーヴェンなど、数多くの作曲家が活躍したことから
「音楽の都」と呼ばれるウィーン。歴史的には13~20世紀初頭まで、
約650年間もヨーロッパをけん引したハプスブルク家の存在も偉大である。
宮殿や王宮の庭、さまざまな様式の建築、店など見どころは多く、
夜はまた日中とは違う美しいきらめきを見せる。いま一人の裕福な男が
ベストシーズンに突入するウィーンの夜をトップメゾンの最上質な夜装をまとい旅する。


●Wear With Soiree ソワレと時計
時間を忘れて楽しむというのが本懐であったソワレだが、
時間が最も貴重な資産となったいま、時計は不可欠なものとなった。
選ぶべきは、あくまで控えめなもの。今回ピックアップしたものは
ケース径39㎜以下の極薄時計ばかり。ブラックタイに合わせても違和感はない。
装い全体を格上げする、“アクセサリー”として力を発揮するものを選んだ。


●WARM UP 首藤康之が着るラグジュアリーアウター
男をラッピングする冬のアウターは、センスの集大成であり時には人間性をも物語る。
トップメゾンのそれなら、男を上げるのに最適であろうことは間違いない。
最上級なアウターを着こなすのは美しき多面性を持つバレエダンサー首藤康之。
エレガントなアウターとの、極上のパ・ド・ドゥがここに。


●Luggage & Baggage Bon Voyage 最高の、旅の相棒
旅はどこへ行くかより誰と行くかが重要などといわれるが、
じつは旅はどこへ行こうとも、どんな旅鞄と行くかでその楽しさが決まってしまう。
旅には好きな鞄しか連れて行きたくないではないか。
そんな思いをかなえるラグジュアリーでエレガント、
そして機能的なラゲージ&バゲージを紹介しよう。


●The Complex Mechanism 精緻なる複雑時計の美
機械式時計の大きな魅力といえば、職人の見事な技を感じることのできる
“複雑時計”の世界であろう。複雑機構を搭載した高級時計ならではの精緻さがもたらす、
圧倒的な存在感のモデルをここに集めた。目で見て楽しみ、
手元で“愛でる”という言葉が実にふさわしい、美しきコンプリケーションを紹介する。


●The Essence of Prestige Champagne PAIRING プレステージ・シャンパーニュ――
ペアリングの愉しみを知る
シャンパーニュのなかでも極上のブドウだけで醸造、
あるいはそれをアッサンブラージュした、シャンパーニュ・メゾンの最上位、
それがプレステージ・シャンパーニュ。むろん単体で飲んでも美味い代物なのだが、
ツイードのハンティングジャケットにスコットランドの山河が似合うように、
プレステージ・シャンパーニュにもその味わいをさらなる高みへ到達させる組み合わせ、
響き合いがある。味覚のみならず、五感全てで味わいつくす「ペアリングの妙」に迫る。
●Time Will Tell 時を経て、磨かれる
紳士階級の男性たちに受け継がれる価値観のひとつに、
「手に入れた時が最高、ではない」というのがある。
時の経過に耐えうる一流品を手に入れることは当然であるが、
手に入れた瞬間から、彼らとモノとの関係が始まる。手入れや修理を繰り返し、
人生の節目や喜怒哀楽の瞬間を共にし、愛着をもって使い続ける。
その結果、モノは時とともにヴィンテージ感を増し、取り換えのきかない、
唯一無二の美しさを帯びていくのである。


●The Eternal Suit スーツの男は美しい
長い時を経てもその基本の形が保たれ、タイムレスな服装の代表格であるスーツ。
日本においてはビジネスマンが着用するいわば制服のように思われているが、
スーツの全盛期である1920年代には普段の“お洒落着”として捉えられていた。
時を超越してスーツはいま、プライベートでこそ美しく男を見せ、その存在感を放つのだ。


●Attraction of Diamonds ダイヤモンド時計は男をも魅了する
いま、女性のためのみならず、男性のためのダイヤモンドウオッチに
熱い視線が注がれている。“時計”という制約の中で施される
ダイヤモンドセッティングだからこそのぞき見ることのできる、
職人たちの技術への探求―珠玉の輝きを生み出すための奥深きクラフツマンシップの
世界に魅せられる。


●Aesthetics of KINTSUGI 金継ぎという美学
バラバラに割れた焼き物さえも巧みに継ぎ合わせ、その傷跡を愛でる再生技術、“金継ぎ”。
いにしえより茶人や古美術蒐集家の間で受け継がれてきた伝統的な修理に、
今、新しいムーブメントが起きている。継ぎを生かすアートとして、
また直すことで得られる心理的効果にも着目。海外でも話題の金継ぎ、その時空を超えた魅力とは?


●BBB GRAND TOUR
著名人も愛したパリ至高のホテル/ジョン&ヨーコが「ベッド・イン」した
メモリアルホテル/古代ローマのテルマエ風温泉に身を浸す至福/
中国二大都市の新ランドマークを巡る/大自然に触れるハワイ島/
ビジネスリーダーが求めるのは「自分を高める旅」


●フェラーリ創成期――光と影が紡ぐ伝説
フェラーリが誇る栄光の歴史は、エンツォ・フェラーリが
頭の中に描いていたイメージから始まる。1947年の創業から現在に至るまで、
宣伝費を1リラも出さずにフェラーリを、世界的ラグジュアリーブランドに仕立てた男だ。
1950年代から60年代にかけて、同社は黄金期を迎えていた。
執拗なまでに勝利を求めるエンツォのもとに集まったドライバーたちは、
レースに勝つためなら命を懸けた。死と栄光は、常に隣り合わせにあったのだ。
1,222円
1,100円
●ビスポークで、思うままに人生をアップグレード
ひとくちにビスポークといってもさまざまである。
ここに人生の節目や転換期などに誂えてみたいものだけを集めた
特別なビスポークをご紹介する。それはチャールズ皇太子御用達のスーツ、
ジェントルマンの入口である高級ハンティングガン、
まったくの一から作り上げる家具や家の装飾、最高の完成度を約束する
トップブランドの誂え服など頂点のものばかり。いってみればビスポークとは、
人生のアップグレードの見届け人的存在なのである


●紺碧とラグジュアリーの邂逅
かつて画家ポール・ゴーギャンが、ヨーロッパ文明と人工的・因習的な何もかもからの
脱出を目的として渡ったタヒチ。非日常的な紺碧の世界に身を委ねれば
心身がリチャージされ、さらなるアップグレードを目指す成功者に活力を与える。
そこでまとうのはラグジュアリーなリラックスウエア。
トップメゾンの最上級の服が、向上する男の生き様を体現してくれる。


●十代目松本幸四郎 × SUITING
男の品格をもっとも表現できるのはスーチングにほかならない。
この度それを纏うのは、歌舞伎における崇高なアップグレード、
「襲名」を今年正月に果たした十代目松本幸四郎、その人である。
内面も服装も高いクラスに位置する男の装いがここにある。


●心が躍るニューフェイス
例年1月にスイス・ジュネーブ(SIHH)、3月に同じくバーゼル(バーゼルワールド)で
開かれる時計の国際見本市。これら2つの見本市に加えて、
この時期は多くの魅力的な新作時計が発表されるが、
今年もまた心を躍らせる魅力的なモデルが出揃った。機能面の進化、
デザイン面のアップデート、自社開発した新ムーブメントの搭載、
そして新コレクションの発表…。ブランドそれぞれのベクトルで
「アップグレード」された新作モデルは、所有する喜び、
使う楽しさをもたらしてくれる。ここで紹介する12ブランドの新作モデルから、
自身の精神を「アップグレード」させる一本を見つけていただきたい。


●イタリア・プーリア州での試乗記
現代のフェラーリには、自動車マニアでなくても楽しめるモデルが存在する。
地中海に面した瀟洒なリゾート地の名称をモデル名に冠した新モデルがまさにそれ。
スーパースポーツと4人乗りの快適なプレミアムカー、開放的なオープンカーと美麗なクーペ。
1台でいくつもの顔をもつポルトフィーノをイタリアで試乗し、
このブランドの新しい可能性を感じてきた。


●BBB GRAND TOUR
01 世界遺産の近く、密林に埋もれるようなホテル /
02 写真家・石坂直樹のタヒチ紀行 /
03 摩天楼から40分。週末のハイダウェイ /
04 人生には冒険とラグジュアリーが必要だ /
05 碧きインド洋を“動く水上ヴィラ”で巡るアドベンチャーな旅へ /
06 ホテル王の別宅へ
●The PEAK STYLE 成熟した男の装いとは
いくつものピークを乗り越えてきた。その頂きの数々は通過点にすぎず、
さらなる高みを目指す。そんな成熟した男の装いとはいかに?
それは現在の自分の積極的活動姿勢を体現する品格のあるスタイルであるべきだ。
トップメゾンの生み出す最上級のエレガンスな服たちが、それをかなえてくれる。


●The Peak Night 最上のレストランとソワレ
最上のレストランには、その格に沿う美しい服が必要だ。
料理とワインのように、場所と服が見せる究極のマリアージュ。
食の名店で装う夜の服には、それなりの理由が必ずあるものだ。
TPOをわきまえた成熟した男が見せる、ピークなソワレとは。


●The Peak material 素材を極めれば
どんなに高価なブランドのものでも、ロゴマークや過度なデザインで、
クラス感は測れない。社会的成功者の旗印は、アンダーステートメントな装いにもかかわらず
にじみ出てくる素材自体の存在感によるところが大きいのだ。
圧倒的に上質な素材はオーラがすごい。Peak Menの証明である、最上ものをここに集めた。


●The Peak Skill 成熟の伝統技術
技術の熟練と美的感覚で勝負するモノづくりの職人は、職業観が他とは異次元に違う。
リタイアするという概念がなく、常に高みを目指しているからだ。
「現役引退はすなわち死ぬとき」と 発言したイチローは、
そういう意味ではスポーツ選手というより職人の域に入ったといえる。
社会的に成功してもなおピークを目指す職人の、高度な技術に触れることは人生の刺激になる。


●Wathes of the Highest Peak 2017年を彩った最高峰の腕時計
毎年、さまざまな新作が発表される時計の世界。しかしその頂にある新作はいくつもない。
確かに、価格だけを見れば、高級車やマンション並みのモデルはいくらでも見つかる。
しかしユニークさや作り込み、そして何より後世に残りうるようなものを探すとなると、
万ある時計のなかでも、いくつ残るかはおぼつかないのだ。
今回は、そんな時計のなかから、トップ・オブ・トップと呼ぶにふさわしいモデルのみを厳選した。
機能もデザインも価格も千差万別。しかし圧倒的な存在感は、
どのモデルにも共通する。頂点となるのに必要なのは、
金額でも分かりやすさでも、あるいは希少さでもない。唯一無二であろうとする、強靱な意志なのだ。


【別冊付録】 The Big Drink Book 成功者のシャンパン
Fashion story with Champagne
●旅でこそ、トップメゾンのラグジュアリーをまとう
人生の充実を図るアッパークラスは、旅で得られる自分時間を大切にする。
旅によって、男が磨かれることを知っているから。だからこそ旅先でも、男を上げるウエアをまとう。
機能性だけじゃない、キャリアに相応しいエレガンスがあることが条件だ。
それを可能にするのはトップメゾンの最上級の服たち。
さらなる高みを目指す男が、求めるスタイルがここにある。


●エグゼクティブクラスの、日常的スーツ術
人生が充実している男には、とにかく時間が足りないのが常だ。
仕事に遊びに、西へ東へ。日常が小さな旅の連続である。
そんな男のスーツ選びは、単なるブランド主義ではいけない。
多様なオケージョンに対応する、ロジカルなスーチングを目指すべきなのだ。


●英国は深遠なるビスポークの聖地
テーラーに端を発する英国のビスポークは奥が深く、それはもはや文化である。
単に誂えるということではなく、発注者と受注者のやりとりこそビスポークの真骨頂。
英国でもとりわけロンドンは、世界随一のビスポークの本場らしい臨場感にあふれる。
スーツはもとより、ハット、コート、シャツ、ベルト、バッグ、靴、傘、香水、小物など、
できないものはないというほど、すべてが英国伝統の職人技を用いて作ることが可能だ。
さらに有形なものだけではなく、無形な旅の思い出や体験なども誂えられるほど。
英国でビスポークをするという行為こそ、本物を追い求める成功者のたしなみである。
それは自分に合う審美なものというだけでなく、人生を戦う武器にもなりうるのだから。


●海外有名時計ジャーナリストとゆくラグスポ時計の旅
ラグジュアリー・スポーツウォッチ。1970年代から始まった新しいジャンルであるため、
コレクターも好奇心旺盛な若き成功者が多く、
時計が取り持つネットワークが新たなビジネスを生むこともあるとか。
なぜ“ラグスポ"は成功者を魅了するのだろうか?
オーデマ ピゲの「ロイヤル オーク」とパテック フィリップの「ノーチラス」。
この2つの歴史的傑作を中心に、オークションハウスで時計専門のコンサルタントを務める
ウォッチライターであるクリスチャンさんをナビゲーターに迎えて、その理由を解き明かしていこうと思う。


●ダイヤモンドは、知性の証し
ダイヤモンドは古来その神秘的な魅力から、タリスマンとしても崇められてきた。
権力の証といえばギラついたダイヤモンドのイメージが強いが、
今男が身につけるべきは、アンダーステートメントの矜持を宿す、控えめな輝きのダイヤモンド。
内に秘めた力強さが頂点を極めた男の証となる“知的な選択"のダイヤモンドをここに紹介する。


●革は男の内容証明
男の甲斐性はバッグに表れる、というのは言い過ぎだろうか。
紳士性を表す鏡として靴が挙げられることが多いが、バッグも実は男の内容証明だ。
自身のクラスを語らずとも自己表示する、サインの役割がバッグにはある。
であれば、アッパークラスが持つべきは、トップメゾンの“革製"に限る。
CONTENTS
FOREWORD
アメリカ版Big Black Book10周年を祝って。
成功者の視点
渡辺 謙 × 操上和美 本物を知る男たちのセッション
成功者のスーツ、その最新。
時代を超えて愛され続ける ブルックス ブラザーズ物語
「ジョンロブ」。ノーサンプトン工場で最上質の秘密に迫る
頂点に君臨する男のアイコン・コート
大自然でこそ、ラグジュアリー
「エルメス」メンズ部門アーティスティック・ディレクター、ヴェロニク・ニシャニアン独占インタビュー。
オンラインマーケットの革命児たちがラグジュアリーマーケットへ殴り込み!?
“ルイ・ヴィトン”、洗練された旅巧者へ
ダンヒルで描く、現代の紳士に不可欠な4スタイル
今世紀、唯一無二であろう最上ブランドの共演
2016秋冬パリコレクション潜入
イタリアの雄と京の匠 そのモダンな邂逅
限られた者にのみ許された、新たな時計の選択肢
世界を揺るがす挑戦者達
新たな選択肢が豊かな時を刻む
前代未聞のトゥールビヨン
時を刻む、ハリー・ウィンストン
ブルネロ・クチネリ氏の“創造の源”
旅こそ男の舞台
ラギッドなアイテム、手に入れるなら本物を!
成功者たちは、ブーツ偏愛だった
「TRAIN SUITE 四季島」はグルメトレインだ!
ザ・ペニンシュラ東京 ラリーニッポン2017 旅と車の優雅な関係
シンプルな“美”こそラグジュアリーの真髄
前人未到。先進の電気自動車、テスラの生産工場へ
世界初ラテンSUVの美学と技術、ここに極まれり
EXECUTIVE REPORT Mr.JOHN C.JAY
ジェームス・タレル、光の時代
“薄毛”治療で結果を出す、最新「オリジナル発毛剤」
知的な紳士の密やかな嗜み
成功者に愛される煌めき
世界を揺さぶるデザイン美
日本の伝統文化に見る、真の贅沢
メゾンの英知を集結したウルトラプレミアム キュヴェ「MCⅢ」
マンハッタンにいるベスト・ソムリエへ会いに!
美味いビールが帰ってきた
いつでも、いつまでも愛せる、成功者の証
ラグジュアリーな日々を彩る感謝の気持ち
特別な情報をお耳に…
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商品情報・内容

■ 日本最高峰のクラスマガジン

トレンドに終始した既存の雑誌には、もはや学ぶことはないと考える成功者に向けて、さらなる人生の特等席を提案します。

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■ No.4 December 2025 (2025年10月31日発売)

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