特集: 都市圏輸送の華 近郊形電車
○ 近郊形電車競演
○「近郊形電車」乗りくらべ
○ 仙台の個性派近郊電車
大都市周辺線区で通勤輸送をはじめ日常的な都市圏輸送に広く運用されている「近郊形電車」をまとめました。以前の近郊形電車は国鉄113系電車に代表される3扉セミクロスシート車で、通勤形と長距離列車向きのボックスシート車の中間をゆくものでしたが、サービスの品質が問われるようになってから地方ごとに特色のある車両が登場するようになり、最近では一段と地域性が発揮され、競うかのようにバラエティも豊かで快適な車両が各地に登場しています
東京では4扉ロングシートが標準となって久しいですが、関西はじめ名古屋でも北九州でも3扉で転換式シートを備えた電車が快速を中心に投入されています。それぞれ細部にも各社の「こだわり」が感じられ、乗りくらべると興味が尽きませんが、都市圏の近郊形電車は日常生活にも密着し、特急車両とは違った意味で「会社の顔」となっていることがわかります。
東京圏では近年、車両の形式として通勤形・近郊形は区別されませんが、今回の特集では、以前からの車両の使い分けにならって、東海道線のE231系・E233系、名古屋地区の313系、大阪圏の221系・223系・225系、北九州の813系を中心として東京から博多へ各社の近郊形電車を乗り継ぎ、その印象とともにディテールを比較しました。都市圏の電車ばかり乗り継ぐ旅はあまり一般的ではありませんが、一気に乗りくらべると興味深い点も少なくないようです。さらに当地でしか見られない形式の車両が活躍する仙台都市圏各線の現状をレポートします。
そのほか、年度末と3月ダイヤ改正が重なり、この時期、新型車両が相次いで登場しますが、今月は東京メトロ1000系など都市の電車3形式の紹介を掲載しました。また、厳冬期の北海道の魅力を味わえることで人気の「SL冬の湿原号」と「流氷ノロッコ号」、釧網本線の旅だよりをお届けします。
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