8月12日は空を見る!人生観が変わる「皆既日食」のダイヤモンドリングと、地球を包む巨大な月の影の正体

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今年の8月に皆既日食が見られるのはご存じでしょうか?
今号の天文ガイドでは、8月12日の皆既日食へ向けて「皆既日食撮影の実践ポイント」を特集。
気になる内容をピックアップしてみました。

 

 

地球上で見ることのできる、もっとも感動的な自然現象の1つ「皆既日食」
それは、太陽のみならず、目に映るあらゆる風景を非現実の世界に変える
その感動の記録方法と表現方法をさまざまな画角から考えてみよう。

 

皆既日食の魅力

皆既日食は、ほかの自然現象とは比較にならないほど多くの視覚的変化をともないます。

 

まず、皆既日食の全過程は、太陽が欠け始める部分日食から始まり、約1時間を経て皆既食となり、さらに約1時間をかけて元の太陽の姿にもどります。

 

太陽が完全に月に隠される皆既の時間は、短い場合には数秒、もっとも長い場合でも7分程度しかありません。

 

今回の皆既日食では、グリーンランドやアイスランドの一部、および洋上で2分以上の皆既時間となるが、スペインを含む多くの場所では2分に満たない皆既日食となります。

 

皆既日食の魅力の大部分は、皆既の短い時間とその直前・直後に集中しているといっても過言ではありません。

 

部分食は約1時間続くが、皆既直前まで周囲の景色は明るく、太陽の欠けた形を見るには日食観測用の日食グラスを用いる必要があります。

 

しかし、皆既の20〜10秒ほど前から周囲の環境が激変します。

 

昼間の景色は急速に暗くなり、太陽の光が収束してダイヤモンドリングが輝くのです。

 

さらに、黒くなった太陽の周囲にはベールのようなコロナが広がり、赤いプロミネンスも目視できます。

 

その急激な変化と美しさは、地上で見ることのできるもっとも感動的な光景の1つと表現され、人生観さえ変えてしまうといわれています。

 

 

皆既食中の空と本影錐

皆既日食は、月が太陽を完全に覆い隠すことで起こる現象です。

 

見かけ上は、月が太陽面を西から東へ通過するため、地表上で皆既日食が見られる地域も西から東へ移動していきます。

 

地球上には丸い月の影(本影)が生じ、その中で皆既日食が観測されます。

 

そのため地上から見ると、巨大な月の影が西から移動してきて太陽を覆い、皆既日食となったあと、東へ通り抜けていく、月の本影の移動の様子を観測できます。

 

「本影錐」という言葉は、月が形成する影を立体的にとらえたとき、月の位置から地球へ向かうにつれて影が細くなり、全体として細長い円錐状の形をなすことに由来します

 

 

2027年8月2日の皆既日食

 

 

今年の8月12日に続いて来年、2027年8月2日に起こる皆既日食は、北大西洋から始まり、ジブラルタル海峡を通過して北アフリカへ入り、その後、地中海沿岸諸国、紅海沿岸地域、アラビア半島を経てインド洋へ抜けます。

 

最大食はエジプト南部のルクソール付近で、皆既継続時間は約6分19秒、太陽高度は約82°に達する好条件の皆既日食です。

 

皆既日食、ぜひ見てみたくなりますよね。詳細は、ぜひ本誌でご覧ください。


 

本誌では他にも、皆既日食の撮影ポイントなども紹介されています。

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