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脳を効率よく使い、最大限のポテンシャルを発揮するためには、集中力を使い分け、思慮を深め、閃きを導くテクニックが必要です。
なぜなら、常に働き続けている脳には、サボりがちな一面があるからです。
まず知るべきは最新の脳神経科学が解き明かす、脳の仕組みと使い方です。
情報過多で刺激だらけの時代においては、脳疲労も大きな問題です。
今号のTarzanでは、脳を育み、集中力を操れる人間になるための秘訣を教えます!
脳を若く保つ秘訣は「好奇心」と「無目的」な行動
新規の刺激を与えなければ脳の機能は衰えてしまいます。
よって脳を若く保ちたいなら、自ら動いて新しい体験をしたり情報に触れたりすることが必要です。
「とはいえ、ただ動くだけではダメです。動いたうえでそこに何かないかなと注意を向ける人が新しいものを自分の中に宿せます。いわゆる好奇心ですね。さらに“何かないかな”という行動はそこに意味や価値がない無目的であることも大事です」
新しいものに未知の意味や価値を見出すことが、脳の若さを保ちます。
発揮すべき4つの集中力とは?

年齢を重ねれば集中力が低下するのは仕方がない、一度失われた集中力は取り戻せない、これらはナンセンスな思い込みです。
なぜなら脳は何歳になっても成長するポテンシャルを秘めているからです。
では、改めて「集中」という概念について考えてみたいと思います。
通常、「集中している状態」といえば、仕事の資料に目を通したり、上司の言葉に耳を傾けたり、営業先の要望をメモに書き留めたりするイメージです。
とにかく、外部からの情報に注力している状態と捉えがちです。
ところが、青砥さんによれば、「多くの人は集中力というキーワードに触れたとき、ある固定の概念に囚われてしまっています」とのことです。
即ち、前述したような目の前の課題に意識を向け、生産性を高めること。集中=これ一択ということです。
「脳神経科学から見ると、集中している状態はもっと柔軟で幅広く、一点に集中している状態だけを指すわけではありません」
脳を自在に操る「4つの集中モード」
集中力には4つのモードがあるといいます。
ひとつは、一般的にイメージされる新しい情報を外部から取り込んでいる状態です。
これを外に狭く開かれた「入門集中」と呼びます。
2つ目は取り入れた情報を記憶として定着させたり、ひとつの課題について思考する、内に狭く開かれた「記銘集中」です。
3つ目は物事を全体視して直感的に意思決定をする、外に広く開かれた「俯瞰集中」です。
4つ目は意識を離れて脳が自由気ままに考えを巡らせている、内に広く開かれた「自在集中」です。
本誌ではさらに、4つの集中モードを実際の仕事にどのように使っていくのかを解説しています。
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