Spoon(スプーン) 発売日・バックナンバー

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『ナミビアの砂漠』山中瑶子監督×カナ役・河合優実、ハヤシ役・金子大地 表紙巻頭撮りおろし鼎談14ページ!

以下特集リードより
『ナミビアの砂漠』はターミナル駅を歩く主人公のカナ(河合優実)を遠景で捉えた長回しから始まる。 (中略)カナは喫茶店で久々に高校時代の友人と会い、そこで彼女から高一のときのクラスメイトが自殺したと伝えられる。しかし、その名前を聞いてもカナは「あの縮毛矯正の?」としか思い出せない。二人の背後では昔と今のワークライフバランスの違いについて話し合う3人の若い男性がなぜか比喩に下ネタを織り込んでいて、カナは、顔も忘れてしまったクラスメイトの死よりつい耳に入ってしまうノーパンしゃぶしゃぶというワードに注意が向いてしまう。(中略)以降、カナはホストクラブで軽飲みして、歌舞伎町でハヤシ(金子大地)と落ち合う。カナはホンダ(寛一郎)と同棲しているので、浮気になるが二人はそのタブーを犯しているスリルも相まってラブラブのピーク。二人は歩き出すが、カナから暴言を吐かれたスカウトマンが腹いせにハヤシに声をかける。
「お兄さん、その女やめた方がいいですよ。そいつ梅毒持ってっから」 (後略)

以下見出しより
(主人公のカナの職業が脱毛サロンの施術者である理由について)
山中「それこそ私が18歳のとき実際に脱毛サロンで契約した経験からです。映画と同じように友達に誘われてカウンセリングに行ったら「今日契約すればかなりお得ですよ」みたいな今思えば簡単でよくある口上に、まんまと全員引っかかって(笑)。必死に高いお金払いましたけど、いつまでたっても終わらなかったんです(笑)。毎回施術の人が変わるんですが、最初のうちは何人もの知らない相手に裸を晒して、淡々と毛根に光を当てられていくことのシュールさがおかしかったんですが、次第にルッキズムと資本主義の結びつき方に恐怖するようになって。そのことを思い出しました。それに、まだ映画で脱毛サロンって見たことないですしね」

(劇中、カナが遠山ひかり(唐田えりか)と一緒に焚き火を飛び越えながら「キャンプだホイ!」を歌う中毒性のあるシーンについて)
河合「あのシーンは元々はなかったんです。焚き火のシーンを全部撮り終わった夜の森で"「キャンプだホイ!」って歌えますか?“ って突然言われて(笑)。歌えないことはないけど、全部ソラで歌えるほどではないので、その場で何回か聞いて、唐田さんと覚えてから歌ったんですけど、"本当に使われるのかな、これっ? "と思いながら歌っていたんですけど、しっかり使われていました(笑)」
表紙巻頭特集
特集「Stroking the Taboo」 猪狩蒼弥『先生の白い嘘』表紙巻頭12ページ
猪狩蒼弥『先生の白い嘘』表紙巻頭12ページ
以下特集リードより
2013年から4年間『月刊モーニング・ツー』で連載されていた鳥飼茜の『先生の白い嘘』は今にして思うと、その後の世の中の趨勢を予言していた画期的な作品だった。映画では奈緒が演じる主人公の高校教師・美鈴は、人間観察は得意だが流されやすい性格で、美容にも無頓着で、自分が異性から女性として見られていないと思い込んでいる。その隙を突かれて友人の彼の早藤に凌辱されてしまう。明らかな性被害を受けたのに、美鈴はその後も早藤との歪んだ関係を続けつつ、世の中の建前と本音について、自分の中の女性性について一人で葛藤し続けている。 そんなある日、担任を受け持つクラスの生徒・新妻(演・猪狩蒼弥)がバイト先で一緒だった主婦から性被害に遭ったと告白される。男性である新妻は肉体的には逃げられたはずなのになぜ逃げなかったのか? 自分の経験もあるので、彼に対してつい詰問調で話しているうちに、美鈴は感性が鋭い新妻から貴重な「嘘がつけない大人」と認識され、好意を寄せられる。やがて美鈴が早藤からの加虐を受けていることを知った新妻は、その状況から美鈴を救い出すための一助になればと防犯ブザーを彼女に手渡すのだが、その刹那ブザーが突発的に鳴ってしまい、声を上げようとした彼女の口を思わず押さえてしまう—その構図はお互いが忌み嫌っていたはずの男性による女性に対する「力での支配」そのものだった……。描かれていることはハードなのだが、お互いのトラウマを吐き出し合いながら性差を超えた信頼関係を獲得していく美鈴と新妻の物語は今だからこそ読まれるべき”傷だらけのビルディング・ロマン”だ。原作の熱烈なファンだった三木康一郎監督が長年映画化を試みてついに実現した作品だけあって、映画『先生の白い嘘』は、原作のエッセンスを最適なかたちで映像化している。そして、原作を精読して新妻役に臨んだ猪狩蒼弥の作品と役柄への理解度が深すぎる! というわけで今号は『先生の白い嘘』を表紙巻頭として以下タブーに踏み込んだチャレンジングな映像作品を多数紹介します! 題してStroking the Taboo。まずはこの役を演じ切ったことで12ページで語られる個人としての野心に一歩近づいたことは確実の猪狩蒼弥ロングインタビューから。

以下見出しより
(『先生の白い嘘』で演じた新妻役に関して)
「意外だなっていうのを自分自身もめちゃくちゃ感じていて、なんで俺なんだろう? これは作間じゃない?と思っていたので、後から製作の方に“なんで僕だったんですか?”と訊いたんです。そうしたら写真を見て僕を選んでくださったと教えていただきました。自分自身、若干裏方志向というか、クリエイティブな部分の方を自分の中では磨いていたんですけど、このタイミングでこの役に挑戦できたことは、ものすごく大きな経験でした」

(芸能は天職だと思いますか?という質問に)
「はい。子供の時から漠然と、お金持ちとか、社長とか、偉人とか、いわゆる名を残すというものに対して憧れがめちゃめちゃあって、それがカッコいいって思っていたんです。名を残すためには自分が幸せになりたい以上に他人も幸せにしなきゃいけないということに気がついた結果、芸能界に魅力を感じるようになりました。芸能は、そもそも誰かに求められなきゃいけない仕事だから、自分のことばっかりやっていても結果的に落ちていってしまう。とすると、芸能界は一人よがりにならずに人も幸せにできる世界で、それは自分にとって本当に向いているなと思ったんです。芸能で成功したら、空っぽの金持ちでなく、中身のある人間になれるんじゃないかと、子供心に思っていたんですね」

杉咲花『朽ちないサクラ』撮り下ろしインタビュー12ページ
以下見出しより
(市子や泉のように内省的な役を求められることに関して)
「自分自身、悲しい時に大きな声で泣いて、怒った時に激怒できるような人間ではないし、現実ではそういうことってほとんどない気がするんですよ。私は物語を見る時にそれがフィクションでも物語の中で生きている人物は自分と同じ生活者なんだって思えたら嬉しいし、そこに手触りや体温、匂いを感じていたいんです。だからこそ、感情の発露に対して、センシティブに考えたい気持ちがあって。そこに実在感を感じ取っていただけたり、この先もそうした役を求めてもらえるのだとしたら、すごく嬉しいですね」
その他、『化け猫あんずちゃん』『メイ・ディセンバー ゆれる真実』『新・三茶のポルターガイスト』など「タブーを撫でる」作品を多数ラインアップ!
"ディスカバージャパン&台湾"のWロードムービー『青春18× 2 君へと続く道』 シュー・グァンハン×清原果耶撮りおろし対談16ページ

以下特集リード文より抜粋
台南にやってきたアミ(清原果耶)とジミー(シュー・グァンハン)の18歳の夏編と、36歳に なったジミーが来日し18年前に受け取ったアミの絵葉書にあった住所を訪ねる36歳の冬編に分かれていて、まるで“外国映画”を観ているような気分になれます。アミによる台湾紀行、ジミーによる日本紀行のそれぞれが各駅停車の列車のようなゆっくりとしたペースで丁寧に描かれるので、2本のロードムービーを同時に観られて、観客の心もいつしか自分の過去を登場人物たちに自然と投射できるのです(映画には、道枝駿佑が演じる今まさに人生の冒険の旅が始まったばかりの幸次や、人生の旅路の果てに異国の日本で居酒屋の店主になったリュウなど、主人公の二人以外にも様々な旅人が現れては、消えて行く。この各駅停車の出会いと別れ感がとてもいい!)


以下見出しより

シュー「『青春18× 2 君へと続く道』はラブストーリーであり青春の物語でもあるだけではなくて、とても成熟した大人の魂のようなものが宿っている、大人の物語だと感じました。主人公のジミーはさまざまな旅をしますが、それ自体が" 旅とは何か?" 、あるいは人が旅に出る意義ということを、観客に対して投げかけているような気がしました」
清原「観てくださった方それぞれの過去や思い出を優しく包んでくれるような作品になったなという印象で、青春や初恋など淡いワードがテーマにはなっているんですけど、淡いからこそ受け取り方は自由で、皆さんの心の中でのイメージを広げられる、すごく可能性を感じる作品だなと思いました」

(二人で一つのイヤホンを分け合って音楽を聴くシーンについて)
清原「そこまでテイクを重ねてはいなかったと思います。“ 聴きながらやりますか "というようなリラックスした感じで。 雰囲気も全部お任せしていただけたので、それまでの撮影で積み上げてきたことや、それ以降の脚本のことなどをお互いに考えながら臨んだ撮影だったと思います」
シュー「あのシーンについてはすごくよく覚えています。電車の中で一台の音楽プレーヤーでイヤホンを片耳ずつつけて同じ音楽を聴くのですが、イヤホンのコードが長すぎて絡まっちゃったらどうしようということをすごく気にしながら演じていました(笑)」
特集 femme POP
“バービー現象”を筆頭とするメジャーグラウンドで展開されるフェミ・ファクターをボップ化したコンテンツをfemme POP(ファム・ポップ)と名付けて大特集!

以下 表紙巻頭16ページ 野中美希×岡村ほまれ モーニング娘。’24 起動 記事より

--岡村さんがモーニング娘。に加入した4年前と比べて、最近モーニング娘。にも女性目線のクリエイティヴが導入されているなということがあったら教えてください。
岡村「それこそデビュー当時のスマイレージさんは「史上最短”ひざ上35cm」というスカートの短さがキャッチコピーになってましたけど、今はツアー衣装を決まったパターンの中から、自分に合ったアレンジをスタイリストさんにご相談しています。私、ロングパンツが好きなんですけど、足を長く見せたいと私が言うと全部布で覆われてしまうとせっかくのスタイルの良さが少し削れちゃったりするよ、とアドバイスをいただいて、じゃあ片方の脚だけ見せたいですとか、自分の意見を出させていただいてます」

(マユリカ阪本の野中美希推し発言からマユリカのファンが新規のモーニング娘。ファンになっているという話の流れで)
野中「私は今までモーニング娘。を知らなかった人にモーニング娘。を知らせる存在になれるのでは?と思いまして、ハロー!プロジェクトを好きになるきっかけになる初心者用動画を出したいと思っているんです。私昨年大学を卒業したんですけど、パワーポイントを使用した資料作りが得意なので、YouTubeでパワポを使って、ハロー!プロジェクトとアップフロントの違いとか講義したいなと思って(笑)」

SINA SUIEN×3 to 8 Vintage Apartment store「ガールガイド」モチーフアイテムを
男女モデルで8コーデ撮りおろし!

松林麗監督が語る『ブルーイマジン』とfemme POPムービー14ページ

以下リードより抜粋
松林麗初監督作『ブルーイマジン』は彼女が(俳優・松林うららとしての)映画出演時に受けた性被害をモチーフにしていて、「この物語はフィクションです」と言えない事実の強度を拠り所としている。彼女は、以前プロデュースに参加し、出演もした『蒲田前奏曲』で、まさに“femme POPな”出役ぶりを発揮していたが、『ブルーイマジン』では演者たちにどんなタクトを振るったのか、以下監督のフェバリット・フェミムービーの話も交え、じっくり話を訊いた。
松村北斗×上白石萌音『夜明けのすべて』12P

以下特集リードより抜粋
人間の集合意識というものもAIと同様に今急速に進化しつつあって、痛みを伴いながらも、一つ高い次元に達しつつあるのではないか? SDGsの理念の浸透と時を同じくして生まれたキャンセルカルチャーの猛威が吹き荒れ、あらゆる意味で華やぎを欠いた2023年の年末に、希望的すぎるという誹りを受けるのを承知でそう書くのは、『夜明けのすべて』を観たからだ。
『夜明けのすべて』は単にウエルメイドな珠玉のヒューマンドラマというだけではない。大上段に構えて言うと『夜明けのすべて』は競争社会から共創社会への意識の切り替えを観た人に促す、後世の映画研究家が「日本映画の転換点」と位置付ける傑作だ。
そして作品をそこまで引き上げたのは、共にメンタルを病み生きづらさを抱えた二人の主人公を演じる上白石萌音と松村北斗の静かな名演。特に藤沢さんが山添くんの長く伸びた髪をざっくりと切るシーンは、このシーンのために半年間髪を伸ばした松村北斗とその意気に応える上白石萌音の役者としての胆力の強さを堪能できて、シーンとしてはとてもほっこりしてるのに将棋の名人戦のような緊張感も堪能できる。

以下見出しより
(クランクアップ日の心境について)
上白石「クランクアップの日はすごく清々しい気持ちになりました。宝物をいただいたなというありがたさを感じました。本当に夜が明けた! みたいな、素敵なクランクアップだったなと思います」
松村「僕、部活をやったことはないですけど、部活が全部終わっちゃうときって、きっとこんな感じかも、と思いました。ずっと練習と練習試合と試合を毎日繰り返している感じだったので、ちょっと青春的な切なさがありました。同時に、晴れ晴れしい気持ちにもなりました。学校を卒業した感覚にも近いような」

渡辺翔太『先生さようなら』12P
メガネをかけた田邑先生仕様とノンメガネの田邑拓郎くんの両方のイメージで撮り下ろし。第1話の田邑先生と教室での田邑拓郎くんの場面写真も大判で登場!

以下見出しより
「僕が高校生のときは同じクラスに舘様がいたり指原莉乃さんがいたりする、すごくきらびやかなクラスだったんですけど、僕はクラスの中ではあんまり人気はなかったですね。舘様の方がモテていたと思います(笑)。当時から芸能活動もしていたので、高校の先生たちも学業も大事だけど今やっている芸能活動も花開くように頑張れと応援してくれる先生が多かったです。なので今回先生を演じることは、当時の先生たちもきっと喜んでくれるんじゃないかと思います」
高橋優斗×井上瑞稀 AFTER SCHOOL INCIDENT 表紙巻頭12ページ
(※高は、はしごだか。以下同)
以下特集リード短縮版
今号のspoon.の14ページから始まる特集が「放課後カルチャー講座」という趣旨のものであることにちなみ、10月23日スタートのシンドラ「君が死ぬまであと100日」で共に高2役を演じる高橋優斗と井上瑞稀にスクールコーデで登場してもらうことにしました。「君が死ぬまであと100日」の原作の最終巻でのマフラーでの冬の登校時のシーンが印象的だったので、誌面ではその再現も掲載しました! 当初はそちらのコート姿の写真を表紙にと考えていたのですが、そこは声出し可能なライブツアーやバラエティ番組、またメンバーそれぞれドラマや映画への出演で、むちゃくちゃ経験値を上げたHiHi Jetsの二人だけあって、アドリブで一つのマフラーを二人で巻くというカットにトライアルしてみたところ二人がとてもグッと来る演技をしてくれたので、そちらを表紙にしました! インタビューのラストには今年の振り返りと来年への抱負、「君が死ぬまであと100日」2話の見どころ、そして二人にとってこのドラマは果たして最後の高校生役なのか?という多岐にわたる質問をぶつけてみましたので、二人の率直な回答もぜひ熟読してください!

以下見出しより
― お互いの出演作品は観られたりするのでしょうか?
井上「もちろん観ます。俳優ってものに関しては僕はまだ全然ペーペーなので、たくさんのドラマの現場で戦っている優斗はシンプルにリスペクトしますし、やっぱりかっこいいなと思います」
高橋「メンバーが出ているラブストーリーって観ている方もちょっとこっ恥ずかったりするんですよね。なぜか照れる(笑)」

(「君が死ぬまであと100日」の2話見どころについて)
井上「2話は作品のテーマになることが出て来る回だと思います。林太郎とうみちゃんにやるべきことが見つかって、そこに2人がどう進んで行くのかということが描かれるので」
高橋「原作ファンの方もきっと驚かれると思うのが、豊嶋花さんが演じるうみちゃんの再現性の高さです。しかも日を重ねるごとにどんどんうみちゃんになっていっているので、僕は最近豊嶋さんがうみちゃんにしか見えなくなって来ています(笑)」
『キリエのうた』表紙巻頭撮りおろしインタビュー12ページ


(以下見出しより)

アイナ「私は観終わった後、命はどこでも燃えられるんだと思いました。キリエは路上で自分の歌を歌うことで命を燃やしていたし、夏彦が懸命に走り抜いている瞬間やイッコさんの姿にも命が燃えているのが見えました。フミさんが”悔しい・・・・・”って泣いてる時もなんだかフミさんの命が揺れている感じがしました。登場人物全員一人一人に命が燃えている瞬間があって、受け取り方はそれぞれだと思うんですけど、私はそれを歌で表現できたのかなと思います」


松村「夏彦という役について、撮影が始まる前に岩井さんと話させてもらった際に、岩井さんご自身が仙台のご出身ということもあって、夏彦のモデルになった方が仙台にいらっしゃっるとお聞きしたんです。その方の体験に100%シンクロすることはできないんですけど、台本を読んだ時点で自分なりの向き合い方が決まりました。撮影順で言うと、『キリエのうた』が先で『すずめの戸締まり』が後だったんですけど、『キリエのうた』あったから『すずめの戸締まり』に自分の気持ちを決めて臨めたと思っています」


黒木「私は出来ることなら岩井さんはもっと長くしたかったのでは?と思いました。岩井さんはそれぞれのキャラクターを通して観ている人に”生きよう”と思えるエネルギーを伝えたいと思っていらっしゃって、たぶんもっと使いたいシーンはあったと思うんですけど、映画として必要なシーンを集めたら、この上映時間になったと思います。それだけに一瞬のカットだけ出ている方でも、その人の人生の背景がチラリと見えたりするんです」


広瀬「(好きなシーンは)たくさんあるのですが、子供の路花ちゃんが教会でどんどん涙がたまってくるシーンの表情も忘れられないですし、台本だけでしか読んだことがなかったシーンだからこそ、路花ちゃんが木の上で歌ってた歌がすごく印象的でした。同じ歌がキリエとイッコのシーンでも出て来るので、繰り返し使うことですごく意味が出て来るなと思いました」


『映画プリキュアオールスターズF』関根明良、菱川花菜、ファイルーズあい鼎談12P

白岩瑠姫(JO1)『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』撮りおろしインタビュー12P

山時聡真『君たちはどう生きるか』『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』を語る10P
高橋文哉×桜田ひより『交換ウソ日記』表紙巻頭12ページ

以下見出しより

高橋「最初はマキシマム ザ ホルモンの曲は、クラスメイトたちが言うように、誰も知らないうるさい曲だったのが、最後にホルモンの曲が流れた時に僕は”ホルモンここでキター!”とすごく高揚感を感じるんです。なので、映画の中で希美が伝えたかったホルモンの魅力が皆さんにも伝わるといいなと思います」

(主題歌の「「ただ好きと言えたら」について」
高橋「僕は”指先から溢れた思いを閉じ込めていく”というフレーズが本当にこの作品に寄り添って作って下さったんだなということを感じましたし、このフレーズがあることで、瀬戸山と希美にとっての交換日記というものの大切さを感じていただけると思うので、この歌詞は皆で作り上げた作品をより尊いものにしてくれていると思います」
桜田「私は”あなたをもっと知りたくて待ち遠しい時間が増えてくる”というところがもう完全に希美ちゃんに寄り添った歌詞だなと思いました。交換日記を通してしか瀬戸山くんのことを知ることができない希美ちゃんが、彼のことをもっと知りたいという欲が募っていく気持ちが歌詞に表れてるなと思って、なんかキュンキュンしちゃいました」


山下智久『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』12ページ

以下見出しより
(これからの山下智久に関して)
「今回のジェハン監督も含めてですけど、世界中のいろいろな人と繋がって、一緒に新しい作品を作っていくということですね。 それは、映画かもしれないし、何らかの映像作品かもしれないし、音楽かもしれないですけど、自分たちが作ったもので、1人でも多くの人に希望や勇気を届けられたらと思います」

井上麻里奈劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」12ページ

以下見出しより
(「美少女戦士セーラームーン」の放送が始まって)
「すぐに連載されていた『なかよし』を買い始めました。武内直子先生の描く「美少女戦士セーラームーン」のイラストって秀逸で、かわいいものをギュッて詰め込んでいるけど、どこか大人っぽさが必ず入っているんです。当時のアニメもうさぎちゃんたちが着ている日常の服も凝ってて、おしゃれな服を着ている時もあれば、たまにローテーションで同じ服を着ているシーンも出て来るんです! アニメなのに着回しの表現もあって、その辺のちょっとリアリティがあるところも楽しみでした」
平均年齢17歳の【オルタナティブ歌謡舞踊集団】龍宮城 誕生!

(以下リード文より抜粋)
Latter half Z(=Z世代後半の2000年以降生まれ)を特集する今号の表紙巻頭を飾るのが【オルタナティブ歌謡舞踊集団】という“自称”の新ジャンルを掲げ 【RONDO】でプレデビューする龍宮城。龍宮城は日本テレビ系のオーディション番組「0年0組 ‐アヴちゃんの教 室‐」の最終回で選出されたユニットなのだが、この番組は「規格外」を是とするプロデュー サーのアヴちゃんとナチュラルなタイパ志向のZ世代後半の彼らとの無意識のバトルが最終的には新しいエンタメとして止揚していて、展開がとにかくスリリングだった! 衝撃だったの は、アヴちゃんが生徒である彼らとの世代や価値観の溝を埋めて 行 く た め に 自 ら の ト ラ ウ マ 体 験 や 挫 折 を 隠 す こ と な く 優 し い パ ワーワードに包み込み語っていたことだ。「0年0組」でストリート の 賢 者 感 を 発 揮 し た ア ヴ ち ゃ ん と 、そ の 思 い を 5 か 月 に 亘 っ て 共 有したメンバーたちの間でどんな化学反応が起こったかは、メディ ア初露出にも拘らずキラーワード満載の今回のインタビューからも十分伺い知れるはずだ。あらかじめ「空気を読む」ことに長けている平均年齢17歳の彼らが、 アヴちゃんの言う「人工的な奇跡」を起こせた時、彼らは、アメリカ現地での活動やプロモーションをしていないにも拘わらず『Ditto』が、米ビルボードのランキングにチャートインしたNewJeans(彼女たちもLatter half Z世代)のように「いきなり世界」に出 られるのでは?と思った。そんな期待を込めた龍宮城初の表紙巻頭18ページインタビューです!

以下見出しより
KEIGO「【RONDO】に関しては「0年0組」の最終回で落ちてしまった3人も含め、 10人が龍宮城だという気持ちでプレデビューのイベントで皆さんの前で歌いたいと思います」

冨田「KENTとファミレスで食事をしていたら、隣の席の人たちが昨日「0年0組」見た?という話題になっ ていてビビリました(笑)。その時点ではまだ最終回が放送前だったので、こちらは以降黙食でした」

大西利空、當真あみ『水は海に向かって流れる』撮り下ろし16ページ
高橋恭平×畑芽育『なのに、千輝くんが甘すぎる。』表紙巻頭12ページ


以下リード文より

フェードイン、フェードアウトを同時に行い、二曲の間をなくしシンクロさせるDJ用語cross fadeを表題にした今号では対談、アーティストコラボ、ジャンルの融合から生まれる新しい作品など、個性の溶け合いをテーマにお届けします。トップバッターは、 なにわ男子の高橋恭平が千輝くん役、畑芽育が真綾役を演じる『なのに、千輝くんが甘すぎる。』の主人公×ヒロインの撮り下ろし対談。表紙以下原作単行本の第4話の口絵をモチーフにしたビジュアルで、原作と実写のcross fadeを試みてみました!

以下見出しより

映画主題歌の「Special Kiss」について)
畑「何回かモニター見たりでチェックはしてたんですけど、完成版を観た時は、なにわ男子さんの素敵な主題歌が最後に流れているのを観て、あ、『なのに、千輝くんが甘すぎる。』がついに完成したんだ!って感極まりました」
高橋「恥ずかしいですね。自分がセンターにいたくないので。端っこにいるのが好きなので」

(陸上の大会でのシーンで千輝くんのゼッケンが原作とは違う728だったことについて)
高橋「それ! 僕最初気づかなかったんです(笑)。スタッフさんから、 実はあれ、728って書いてるんですと教えてもらって。あ、ここになにわ男子感を出してくれるんだと感激しました」

(恥ずかしいけど観て欲しいシーンは)
高橋「やっぱり手の甲キスですね。そこは少女漫画ならではだなと思いましたし、頑張りました」
畑「千輝くんが真綾の手の甲にキスして、そのあと恋人繋ぎするシーンがあったんですけど、手がバグっちゃって(笑)、うまく恋人繋ぎできなかったんです。それが逆に初々しく見えてよかったと思います」
高橋「でも、ノールックの恋人繋ぎ、ムズかったなあ(笑)」


WOWOW「連続ドラマW フェンス」 松岡茉優×宮本エリアナ対談

以下見出しより

松岡 「撮影の初日が基地建設予定地の近くの海だったのですが、きれいな海を目の当たりにして、
そこでお芝居をさせていただいているということに、改めて身の引き締まる思いでした」

宮本「2015年にミス・ユニバースを受賞させていただいたのですが、ブラックミックスの女性だとそれだけで日本ではオーディションを受けることすらできないという状況を身をもって知りました。今回このお話が来て、オーディションで受かることができ、ようやく俳優としてのお仕事を始められたという感じです」
・中島裕翔
 『#マンホール』撮りおろし12ページインタビュー
・ヒグチユウコ
 「ヒグチユウコ展 CIRCUS FINAL END」
・野田秀樹
 「東京キャラバン the 2nd」
・北村匠海×中川大志『スクロール』
・松本穂香×玉城ティナ『恋のいばら』

…ほか
・この冬最注目の劇場版アニメ!
  話題のニューヒロイン・當真あみが主人公・こころを演じる
  『かがみの孤城』
・「マリー・クワント展」
  &「マリー・クワント スウィンギング・ロンドンの伝説」
・「イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき」

…ほか
・SeasoningS
 (from BEYOOOOONDS)
・円神 ファーストアルバム『0』
・少女歌劇団ミモザーヌ
・川島鈴遥『ぜんぶ、ボクのせい』
・松本穂香『“それ”がいる森』

…ほか
特集 SUMMER PROGRAM 2022

●山田杏奈 
 「17才の帝国」から「新・信長公記」へ

◆新キャラも登場!「輪るピングドラム」
 [前編][後編]で10年目の映画化
◆怪盗グルーの前日譚ムービー
 『ミニオンズ フィーバー』

…ほか
表紙巻頭20ページ総力特集! 史上初のアニメ"能楽"ロックオベラ『犬王』

1 松本大洋の貴重な『犬王』キャラクター原案を多数掲載&本誌編集長による「『犬王』は『ピンポン』以来の”座組みのマジック”案件だ!」という論考

2 アヴちゃん(=犬王)×森山未來(=友魚)スペシャル対談(以下リード文より)

禁断の平家の宝剣の呪いで視力を失い琵琶法師になった友魚(森山未來)。彼の運命を変えるのが実の母親でさえその醜さに卒倒したという容貌の異形の大夫・犬王(アヴちゃん)。共に持たざる者の二人は逆境をバネに才気を磨き、やがて朝廷も無視出来ない禁断の物語を能として歌い、舞い始める......。室町時代に実在した 能楽師・犬王の言霊を語りと歌唱で現代に呼び起こした森山未來とアヴちゃんの対談でお届けする裏話満載の『犬王』鑑賞ナビ

3 湯浅政明監督が語る日本最古のミュージカルとしての能と、それが、音楽がセリフ以上に語っているアニメ映画『犬王』に結実するまでの日々



映画『ホリック xxxHOLiC』神木隆之介×柴咲コウW主演対談14ページ
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Spoon(スプーン)の内容

  • 出版社:KADOKAWA
  • 発行間隔:隔月刊
  • 発売日:偶数月28日
  • サイズ:A4変
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