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時代を撃つ北の報道・論評誌。大マスコミにはない独自の視点で世相を斬る!!
「北方ジャーナル」は昭和47年(1972年)に札幌で誕生した月刊雑誌です。いわゆる地元政経誌のジャンルに分類される媒体ですが、生活者の視点と取材を重視する編集方針を創刊以来のポリシーとし、05年11月からは有限会社Re Studioが発行元になっています。政治・宗教・医療情報に強い総合誌で、「北海道独立論」などユニークな長期連載も。日々の道内ニュース、掲載記事の続報・予告は「北方ジャーナルブログ」でも公開!

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北方ジャーナル 雑誌の内容

時代を撃つ北の報道・論評誌。大マスコミにはない独自の視点で世相を斬る!!
「北方ジャーナル」は昭和47年(1972年)に札幌で誕生した月刊雑誌です。いわゆる地元政経誌のジャンルに分類される媒体ですが、生活者の視点と取材を重視する編集方針を創刊以来のポリシーとし、05年11月からは有限会社Re Studioが発行元になっています。政治・宗教・医療情報に強い総合誌で、「北海道独立論」などユニークな長期連載も。日々の道内ニュース、掲載記事の続報・予告は「北方ジャーナルブログ」でも公開!

北方ジャーナル 2021年3月号 (発売日2021年02月15日) の目次

【報道】迷走する旭川医大──ガバナンス崩壊の実態

教授にしてやったのに

独裁人事で墓穴を掘った
吉田学長の“誤算と誤謬”

国立大学法人旭川医科大学(以下旭川医大)の吉田晃敏学長(68)の暴走が止まらない。古川博之病院長(当時)のコロナ患者受け入れにストップをかけ、クラスターが発生した市内病院には「なくなるしかない」と暴言。本人のパワハラ発言を受けて文科省が調査に乗り出す中で、今度は古川病院長を解任する荒技に出た。同大学元助教授らが吉田学長のリコールを求め、患者や教員から訴訟も相次ぐ異例の事態。この一連の混乱の背景には14年もの長期政権の中、独裁人事で組織のガバナンスを破壊してきた吉田学長の大きな誤謬があるのではないか。(本誌編集長・工藤年泰)

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【報道】優生思想の罪、法廷へ⑨

非情の札幌地裁

強制不妊、違憲判断は一歩前進
中絶訴訟では「最低最悪」判決

「原告の請求を棄却する」――。世紀を跨いだ被害の訴えに、司法は耳を塞いだのか、あるいはもとより聴く耳を持たなかったのか。旧優生保護法下で不妊・中絶を強いられた人たちが国を訴えた闘いに、北海道の原告2組が相継いで敗れた。札幌の男性の訴えを退けた裁判所は今回、その判決で新たな違憲判断を示したが、道央の夫婦が起こした訴訟はほぼ門前払いとなり、原告代理人から「最低最悪」と酷評される結果に。司法の救いはまた遠ざかり、国の罪は残り続ける。(小笠原 淳)

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【報道】道警不祥事から考える〈49〉

違反5連発 未発表

2020年道警不祥事速報
懲戒処分など前年比4割増

例年この時期に報告している地元警察の年間不祥事記録、2020年の速報値は前年の実績に較べて4割増の結果を示した。通年の「公表率」についてはまだ確認できていないが、未発表が疑われるケースの中には連続5件の交通違反や小売店での万引きなど、警察官以外の公務員ならば公表の対象となり得る法令違反が。北海道ならではの“警察特権”は、20年代も盤石のようだ。(小笠原 淳)

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【報道】「戦闘」あったのか――

「何も隠す必要はない」

PKO訴訟「文書提出」却下
「自殺」文書は一部開示決定

提訴から丸4年を過ぎた陸上自衛隊南スーダンPKO訴訟が1月下旬、1つの山場を迎えた。当初から『日報』などの開示を求め続けていた原告側に、裁判所はここへ来て「必要ない」と求めを却下、弁護団をして「何が問題なのか」と激しく批判させることになる。別の裁判では自衛官の自殺に関する文書の一部開示が認められたものの、原告にとってはなお不充分な決定といえた。「戦闘がなかったというのなら、なぜ記録を隠さなくてはならないのか」――。(小笠原 淳)

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【報道】市も“異常”と捉える岩見沢の大雪

例年に比べて突出する人的被害
9年振りに「豪雪対策本部」設置

コロナによる除排雪作業の停滞も懸念

さっぽろ雪まつりがオンライン開催となったことで、その象徴である大雪像が大通公園から姿を消し、一方で道内各地では除排雪などに起因した事故が頻発。雪に触れて喜んだり感動したりする観光客がコロナ禍ですっかりいなくなってしまった今、雪の厄介者としての性格が色濃くなっている。そうした中、豪雪地域として知られている岩見沢市では、例年と比べても“異常”とされる大雪に見舞われ、12月には大量の降雪のため都市機能の一部が麻痺する事態にも陥った。警戒レベル4の「豪雪対策本部」設置にまで至っている雪害の現状を、同市に取材した。(髙橋貴充)

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【報道】中川町エゾシカ疑惑を追う──町の幹部が明かす道警捜査と顛末

露と消えた資金の1億円
領収書偽造は立件できず

町は「調査終結」として住民説明会を開催

昨年9月に破綻した中川町のエゾシカ解体加工処理事業「イノチヲツナグプロジェクト」の経営をめぐり、加工機器購入費が未払いにもかかわらず全額支払い済みとする資料を国に提出し、交付金を受けていた問題で、町が刑事告訴を視野に入れて道警旭川方面本部に相談し、関係者が任意で事情を聞かれていたことが分かった。取材に応じた町の幹部が明らかにした。同町の石垣寿聰町長は2月9日、10日の2日間にわたって町民説明会で一連の問題について経緯を説明する。住民や事業に携わった関連業者がどう判断するかが、次の焦点となりそうだ。
(ジャーナリスト 黒田 伸)

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【報道】寿都発「リコールの会」が文献調査賛成町議の解職へ方向転換

“賛成町議”をチェンジして
核のゴミ拒否の流れを作る

事実上、寿都町の片岡春雄町長の独断で始まった核のゴミ最終処分場選定に向けた文献調査。この独断を追認した町議会(定数9)のリコール(解散請求)を求めるとしていた「脱・肌感覚リコールの会」が1月20日、調査に賛成した町議5人の解職を求める方針に舵を切った。調査には反対であっても議会リコールに懐疑的な住民の理解を得るためだという。同会は「議会運営を監視するオンブズマン的な住民団体として、文献調査に反対する議員を多数にしていきたい」としている。(武智敦子)

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【経済】「味の時計台」「大黒屋」「ボイトンベイク」が相次ぎ事業承継

“高齢化と後継者難”で決断

人気飲食・パンブランドの今後は

北海道で人気の飲食店やパン専門店が、昨年後半から今年初めにかけて相次いで事業承継された。札幌ラーメン「味の時計台」、旭川のジンギスカン専門店「大黒屋」、そして札幌を中心に展開している焼きたてパン「ボストンベイク」の3ブランドだ。いずれも創業者が高齢となり、次代を託す後継者がいないことが主な理由。代替わりの時期を迎えている人気店は他にもあるため、今後も事業承継されるケースが増えそうだ。それぞれの“お家”の事情と今後をウォッチしてみた。(佐久間康介)

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【ニュース】

■札幌検審「野次排除」文書不開示
 本誌記者の請求に「存否」答えず
 ──警察官不起訴「相当」議決の経緯、一切が藪の中

■「そしあるハイム」火災から3年
 困窮者支援「なんもさ」体制一新
 ──グループホームや訪問介護など福祉路線に重心

■氷点下の札幌でホームレス調査
 市内総数、昨年度上回る見込み
 ──支援団体は夜回り・炊き出し継続

■栗山署で新型コロナ10人超感染
 道内初の警察署クラスター認定
 ──本部では記者クラブとの飲食を自粛中

■日赤・医師の発言に矛盾の指摘
 パワハラ訴訟で遺族の追及続く
 ──再発防止呼びかける両親に支援署名3万超

■札幌地検検事正に恒川氏が着任
「基本に忠実な検察権の行使を」
 ──「女性初」はとくに意識せず、と強調

■業者との癒着を告発した深川市立
 病院の技師が異動取消を求め提訴
 ──議会も追及する“内部告発者潰し”は法廷闘争へ

■北大敷地内薬局出来レース疑惑で
 内部調査の結果はいつ出る?
 ──「凍結」それとも「白紙」? 問われる寶金総長の指導力

■発熱で議会を欠席した副議長が
 町の温泉を利用し厳重注意処分
 ──中川町で起きたミニ騒動。本人は「話を盛られた」と憤慨

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【釧路特集】伊東良孝衆議に訊く

コロナと製紙工場撤退の危機を
乗り越えて釧路・道東を再興へ

1985年の釧路市議当選を皮切りに、道議、釧路市長を経て現在は国政で活躍する伊東良孝衆議(道7区)。安倍政権下で2度にわたり農林水産副大臣を務め、我が国の一次産業の底上げに尽力したほか、昨年暮には自民党の北海道総合開発特別委員会委員長と畜産・酪農対策委員長に就任。北海道の基幹産業にかかわる案件や予算を政府の政策に反映させる重責を担うこととなった。地元では釧路コールマインの石炭を使用する火力発電所が稼働を始めた朗報もあったが、その一方で水産不振や日本製紙釧路工場撤退のニュースが市民を不安に陥れている。コロナ禍に揺れた昨年の政府の対応をはじめ、釧路・道東の課題と再興について伊東衆議に訊いた。
(1月20日、収録)

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【釧路特集】蝦名大也・釧路市長に訊く

“ひがし北海道”連携をより強化し
コロナ禍による経済停滞の打破を

集会などを控えなければならないコロナ禍という、前例のない市長選挙に勝利し、昨年11月から4期目のスタートを切った蝦名大也市長(62)。だが昨年初頭から社会を混乱させ続けている前述のコロナ禍をはじめ、積年の課題である人口減少に水産業の不振。さらには昨年11月、日本製紙が今年8月の釧路工場閉鎖を発表するなど前途多難だ。かつての三大基幹産業(水産・炭鉱・製紙)はいずれも厳しい状況にあり、それらに代わる成長産業として期待されていた観光業も、コロナ禍によりいわば身動きを封じられてしまっている。そうした中、蝦名市長はかねてより推し進めている十勝やオホーツクとの広域連携に、新たな活路を見出していく構えだ。 (1月18日収録)

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【釧路特集】サンエス電気通信・宮田昌利社長に訊く

“今まで通り”が通じなくなった
これからが新しい挑戦への好機

その時々の人々のニーズに対応したさまざまな事業に果敢に挑んできたサンエス電気通信の宮田昌利社長。コロナ禍の現状においては、グループ会社のシーエーブイで紫外線照射によりウイルス・細菌を減少させる機器「エアロシールド」などを販売し、感染症対策に寄与。またグループ全体の業績については、相次ぐ公共施設のデジタルインフラ整備などが追い風となって、2020年5月期決算は過去最高の増収増益を達成した。そんな同社とは裏腹に、地元釧路の地域経済は日本製紙が釧路撤退を発表するなど往年の基幹産業の衰退は一層鮮明に。だが宮田社長は、そんな時こそ“今まで通り”を脱し新しい取り組みに挑戦する好機だと力強く訴える。      (1月25日収録)

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【釧路特集】コロナ禍に直面した釧路和商市場のこの1年

未曾有の状況下で再認識した
“和商らしさ”のポテンシャル

設立時から培われた「対面販売」の強み

1954年に釧路市民の台所として設けられた釧路和商市場。「和商」の名は、かつて市場に響いた「わっしょい、わっしょい」の掛け声や、設立時のモットーである「和して(協調して)商う」に由来する。海鮮など好きな具材を自分の思い通りに盛ることができる「勝手丼」は釧路を代表する名物グルメに定着し、同市場は観光スポットとしても全国的に知られるようになった。だが現下、流行発生から1年も続いているコロナ禍は、この市場にも大きな衝撃をもたらしたようだ。この未曾有の事態に市場はどう向き合ってきたのか。釧路和商協同組合の柿田英樹理事長に訊いた。

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【経営】旭川の「デザイン経営シンポジウム」でキャリアバンク佐藤良雄社長が講演

人材教育の最大資源は顧客

専門人材が乏しくなった労働市場

旭川工業高等専門学校(旭川高専)の主催、北海道中小企業家同友会あさひかわ支部などの共催による「デザイン経営シンポジウム」が2月2日、旭川市内で開かれた。主催、共催団体などが中心になって立ち上げた「北海道イノベーティブ・デザイン経営研究協議会(HIDERA)」の創立記念事業という位置付けで、基調講演はキャリアバンク(本社・札幌市中央区)の佐藤良雄社長が「デザイン経営と人材育成」をテーマに行なった。自らの体験に基づいて労働市場の変化と人材育成のポイントを語った同氏の講演内容を紹介する。(佐久間康介)

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【経営】手術支援ロボット「ダヴィンチ」が札幌心臓血管クリニックで本格稼働

僧帽弁閉鎖不全症などに朗報
低侵襲で高精細な手術を実現

循環器分野で全国トップクラスの治療実績を有する医療法人札幌ハートセンター(藤田勉理事長)の札幌心臓血管クリニック(東区・85床)で手術支援ロボット「ダヴィンチ(da Vinci)」の稼働が本格化している。心臓の血液が逆流する僧帽弁閉鎖不全症などの治療を身体的負担の少ない方法で行なうことができる最先端医療だ。近年、循環器分野の疾患でもダヴィンチの保険適用範囲が増え、このロボット手術が身近なものになりつつある。「より多くの人にダヴィンチによる完璧な医療を提供するためチーム力を磨いていきたい」こう意欲を語る同クリニックの責任者、橋本誠医師(40)に現状の取り組みを訊いた。(1月15日取材)

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【医療】コロナ禍でも乳がん患者に寄り添うさっぽろ麻生乳腺甲状腺クリニック

治療の優先順位を知る中で
今こそ適切な検診と診療を

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、一般社団法人日本乳癌学会は昨年5月、乳がん治療の優先順位を示した指針(乳癌診療トリアージ)を公表した。ここでは進行と症状に合わせて高優先度から低優先度まで3段階に分け、それぞれの段階に応じた診療内容を明記している。コロナ患者を受け入れる病床が不足し医療体制が逼迫する中で、がん患者の命をどう守るかも大きな課題となっている。コロナ禍でも乳がん患者に寄り添う医療法人社団北つむぎ会「さっぽろ麻生乳腺甲状腺クリニック」(札幌市北区)の亀田博理事長・院長に先のトリアージに対する評価や最新の乳がん治療について訊いた。(1月22日取材)

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【コロナ禍】一般社団法人北海道医師会 長瀬清 会長に訊く

思いやりの心で感染予防に
皆で取り組む国民性に期待

少しの油断にも付け入るコロナの狡猾さ

昨年2020年後半に、医療提供体制の崩壊も危惧されるほどの大規模な新型コロナ感染拡大に見舞われた北海道。その渦中、北海道医師会の長瀬清会長は道内医療団体の総意として、異例ともいえる「医療緊急事態宣言」を発出し、窮状に瀕する道内医療の現状を全道に発信。徹底した感染防止対策が急務であると訴えた。その後年明けを迎えた現在、辛うじて医療崩壊の危機は脱したようだが、日々の道内感染者数は2桁台と3桁台を行き来する高止まりが続いている。こうした中、長瀬会長にこのウイルスとどう対峙していくべきかを改めて訊ねた。
(1月25日収録・髙橋貴充)

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【緊急寄稿】コロナ禍と除菌対策【2】

感染対策の“不都合な真実”

濡れ衣を着せられた次亜塩素酸水溶液

越智 文雄(一般社団法人 次亜塩素酸水溶液普及促進会議代表理事)

新型コロナウイルス第3波を克服するためには次亜塩素酸水溶液をはじめとする除菌対策が欠かせない。緊急寄稿の後編では、感染対策として有効であると国が認めた次亜塩素酸水溶液の活用が一部業界の妨害工作により促進されていない現状を告発したい。本稿は昨年12月10日、参議院議員会館会議室で開かれた議員勉強会「コロナ感染対策を資材と方法から考える会」での筆者の講演をもとに書き下ろしたものである。

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【社会】命の門番(ゲートキーパー)養成講習に参加して

いま、自殺を防ぐには

コロナ禍で悲劇が増加する中
注目集める相談員の養成活動

コロナ禍の影響などで自ら命を断つ人が増加しているなか、この自殺者を減らすための相談員「ゲートキーパー」(命の門番)を道内で養成している札幌のボランティア団体の活動が注目を集めている。昨年11月21日、この団体が札幌市白石区民センターで開催した「こころの通う対話のできるゲートキーパー養成講習」に受講者として参加し、「自殺予防」に向けた取り組みを実際に体験した。年間2万人以上が自ら命を絶つ現状の中で「いま自分にできること」とは、いったいなんだろうか。 (ジャーナリスト 黒田 伸)た議員勉強会「コロナ感染対策を資材と方法から考える会」での筆者の講演をもとに書き下ろしたものである。

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【教育】2022年春の開校をめざす長沼町「まおい学びのさと小学校」計画の今

わくわくする学校を

NPO法人と地域住民がタッグ
昨年に歴史を閉じた校舎を活用

子どもたちが主役の自由な学校を創る活動に取り組むNPO法人が今、使われていない空知管内長沼町の旧校舎を活用し、“市民立”により認可を受けた小学校を開設する計画を進めている。校名は「まおい学びのさと小学校」。「自ら考え、生きる力を身につけること」を理念に掲げ、学校のスタッフと地域住民が一緒になって、子どもたちの自由な発想を伸ばす開かれた学校をめざす。2022年春の開校が目標だが、定員を上回る入学希望があり、「子どもと一緒に長沼に移住したい」と望む家庭も──。昨年秋、私立学校を所管する道学務課に設置申請を提出しており、近く開かれる審議会で審査が行なわれる。北海道発の「理想の学校」をめざす関係者を訪ね、その思いなどを聞いた。(ルポライター・滝川 康治)

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【文化】市立小樽文学館で開催中の「小樽・札幌ゲーセン物語展」に注目

“ゲーセンの夢”をもう一度

ファンの喪失感が企画を後押し

1980年代から90年代にかけて若者たちが熱中したゲーセン(ゲームセンター)。そこで使用されていたアーケードゲーム(業務用ゲーム機)やゲーム基板、ポスター、雑誌、レコードなど懐かしいグッズを紹介する「小樽・札幌ゲーセン物語展」が3月28日まで市立小樽文学館で開催中だ。失われつつあるかつてのゲーセンの文化を記録し伝えていこうと札幌在住の男性が企画し、ゲーム愛好者が協力。企画した男性は「往時のゲーセンは消えようとしているが、ゲームを楽しんできた一人ひとりに物語があるはず。そうした思い出なども紹介していきたい」と話している。(武智敦子)

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【連載】ルポ「ひきこもり」66──居場所事業の可能性と課題を語り合う

上から目線の支援ではなく
「寄り添い共感し合う」場に

当事者や家族の居場所「サテライトSANGOの会inおたる」が1月20日、小樽市内で開かれた。札幌市のNPO法人「レター・ポスト・フレンド相談ネットワーク」(レタポス・田中敦理事長)の主催で昨年9月から月1回運営。今年度最後の事業となったこの日は、ひきこもり経験を持つピアスタッフ3人が小樽の居場所事業を振り返り、今後の展望について意見を交わした。「既存のひきこもり支援には違和感を覚える。ひきこもりながらでも社会とつながり快適に過ごせる方法があってもいい」。当事者の目線ならではの率直な声から居場所事業への期待感がうかがえた。(武智敦子)

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【連載】戦争遺産をめぐる旅 【67】

津軽海峡に眠る135人を悼む
大間崎「豊国丸戦死者忠霊碑」

慰霊碑修理にかけた深い思い

津軽海峡を挟んで本州の最北端、青森県大間町の大間崎に「豊国丸戦死者忠霊碑」と彫られた石碑と真新しい墓碑が建っている。終戦の年の1945年7月14日、津軽海峡を航行中の帝国海軍特務艦「豊国(ほうこく)丸」がアメリカ軍機動部隊の空襲によって撃沈され、135人が犠牲となった惨事を忘れまいと、遺族会が中心となって建立されたものだ。慰霊碑は2018年7月にクラウドファンディングにより資金を調達して修理され、犠牲者の氏名がはっきりと読み取れるようになった。 (ジャーナリスト 黒田 伸)

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【フォトレポート・トピックス】

●嶋影商店がオリジナル純米吟醸「おたる島影」を4年ぶりに販売
●サッポロ クラシック缶11年連続売上増 21年は同品を通じた観光・飲食業支援も
●春の訪れを告げるISHIYAの期間限定商品「美冬さくら」「さくらバウムTSUMUGI」
●いま、次亜塩素酸水の復権を 「新型コロナ感染予防を考える会」が勉強会を開催
●「スズランキッチン」の樋口がコロナ対策製品で地域に恩返し

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【連載コラムなど】
*北海道フォトエッセイ
*視点 公共交通をどうする?
*シネマ
*スポーツ筆刀両断
*あなたの知らない老境
*新設企業情報
*人物株価
*古本屋女房の“古本的日常”
*デンタルエッセイ
*夏井功の「夜を駈ける車イス」
*北海道妄想紀行
*囚活通信
*つぐみ
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【今月の表紙】鈴木翁二画
『きょうはおいわい--みなととまちのはじまり』

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北方ジャーナルのレビュー
総合評価: ★★★☆☆ 3.00
全てのレビュー:3件

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新設企業
★★★★★2013年11月14日 HJ この雑誌の編集長
編集部からのお知らせです。1年ほど休載していた「新設企業」の連載を読者要望に応えて2013年11月号から再開しました。毎月、札幌圏で新設・登記される新会社を検索できます。どうぞお役立てください。
がっかりです
★☆☆☆☆2012年10月30日 ゆうじ 自営業
私は法人営業をやっているので北方ジャーナルの新設企業情報が楽しみでした。今月号からなくなったのでがっかりです。もう定期購読はやめました。
満足です
★★★☆☆2012年07月30日 タッケー 会社員
見たかった記事が満足な内容でした

北方ジャーナルのバックナンバー

【報道】迷走する旭川医大──ガバナンス崩壊の実態

教授にしてやったのに

独裁人事で墓穴を掘った
吉田学長の“誤算と誤謬”

国立大学法人旭川医科大学(以下旭川医大)の吉田晃敏学長(68)の暴走が止まらない。古川博之病院長(当時)のコロナ患者受け入れにストップをかけ、クラスターが発生した市内病院には「なくなるしかない」と暴言。本人のパワハラ発言を受けて文科省が調査に乗り出す中で、今度は古川病院長を解任する荒技に出た。同大学元助教授らが吉田学長のリコールを求め、患者や教員から訴訟も相次ぐ異例の事態。この一連の混乱の背景には14年もの長期政権の中、独裁人事で組織のガバナンスを破壊してきた吉田学長の大きな誤謬があるのではないか。(本誌編集長・工藤年泰)

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【報道】優生思想の罪、法廷へ⑨

非情の札幌地裁

強制不妊、違憲判断は一歩前進
中絶訴訟では「最低最悪」判決

「原告の請求を棄却する」――。世紀を跨いだ被害の訴えに、司法は耳を塞いだのか、あるいはもとより聴く耳を持たなかったのか。旧優生保護法下で不妊・中絶を強いられた人たちが国を訴えた闘いに、北海道の原告2組が相継いで敗れた。札幌の男性の訴えを退けた裁判所は今回、その判決で新たな違憲判断を示したが、道央の夫婦が起こした訴訟はほぼ門前払いとなり、原告代理人から「最低最悪」と酷評される結果に。司法の救いはまた遠ざかり、国の罪は残り続ける。(小笠原 淳)

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【報道】道警不祥事から考える〈49〉

違反5連発 未発表

2020年道警不祥事速報
懲戒処分など前年比4割増

例年この時期に報告している地元警察の年間不祥事記録、2020年の速報値は前年の実績に較べて4割増の結果を示した。通年の「公表率」についてはまだ確認できていないが、未発表が疑われるケースの中には連続5件の交通違反や小売店での万引きなど、警察官以外の公務員ならば公表の対象となり得る法令違反が。北海道ならではの“警察特権”は、20年代も盤石のようだ。(小笠原 淳)

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【報道】「戦闘」あったのか――

「何も隠す必要はない」

PKO訴訟「文書提出」却下
「自殺」文書は一部開示決定

提訴から丸4年を過ぎた陸上自衛隊南スーダンPKO訴訟が1月下旬、1つの山場を迎えた。当初から『日報』などの開示を求め続けていた原告側に、裁判所はここへ来て「必要ない」と求めを却下、弁護団をして「何が問題なのか」と激しく批判させることになる。別の裁判では自衛官の自殺に関する文書の一部開示が認められたものの、原告にとってはなお不充分な決定といえた。「戦闘がなかったというのなら、なぜ記録を隠さなくてはならないのか」――。(小笠原 淳)

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【報道】市も“異常”と捉える岩見沢の大雪

例年に比べて突出する人的被害
9年振りに「豪雪対策本部」設置

コロナによる除排雪作業の停滞も懸念

さっぽろ雪まつりがオンライン開催となったことで、その象徴である大雪像が大通公園から姿を消し、一方で道内各地では除排雪などに起因した事故が頻発。雪に触れて喜んだり感動したりする観光客がコロナ禍ですっかりいなくなってしまった今、雪の厄介者としての性格が色濃くなっている。そうした中、豪雪地域として知られている岩見沢市では、例年と比べても“異常”とされる大雪に見舞われ、12月には大量の降雪のため都市機能の一部が麻痺する事態にも陥った。警戒レベル4の「豪雪対策本部」設置にまで至っている雪害の現状を、同市に取材した。(髙橋貴充)

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【報道】中川町エゾシカ疑惑を追う──町の幹部が明かす道警捜査と顛末

露と消えた資金の1億円
領収書偽造は立件できず

町は「調査終結」として住民説明会を開催

昨年9月に破綻した中川町のエゾシカ解体加工処理事業「イノチヲツナグプロジェクト」の経営をめぐり、加工機器購入費が未払いにもかかわらず全額支払い済みとする資料を国に提出し、交付金を受けていた問題で、町が刑事告訴を視野に入れて道警旭川方面本部に相談し、関係者が任意で事情を聞かれていたことが分かった。取材に応じた町の幹部が明らかにした。同町の石垣寿聰町長は2月9日、10日の2日間にわたって町民説明会で一連の問題について経緯を説明する。住民や事業に携わった関連業者がどう判断するかが、次の焦点となりそうだ。
(ジャーナリスト 黒田 伸)

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【報道】寿都発「リコールの会」が文献調査賛成町議の解職へ方向転換

“賛成町議”をチェンジして
核のゴミ拒否の流れを作る

事実上、寿都町の片岡春雄町長の独断で始まった核のゴミ最終処分場選定に向けた文献調査。この独断を追認した町議会(定数9)のリコール(解散請求)を求めるとしていた「脱・肌感覚リコールの会」が1月20日、調査に賛成した町議5人の解職を求める方針に舵を切った。調査には反対であっても議会リコールに懐疑的な住民の理解を得るためだという。同会は「議会運営を監視するオンブズマン的な住民団体として、文献調査に反対する議員を多数にしていきたい」としている。(武智敦子)

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【経済】「味の時計台」「大黒屋」「ボイトンベイク」が相次ぎ事業承継

“高齢化と後継者難”で決断

人気飲食・パンブランドの今後は

北海道で人気の飲食店やパン専門店が、昨年後半から今年初めにかけて相次いで事業承継された。札幌ラーメン「味の時計台」、旭川のジンギスカン専門店「大黒屋」、そして札幌を中心に展開している焼きたてパン「ボストンベイク」の3ブランドだ。いずれも創業者が高齢となり、次代を託す後継者がいないことが主な理由。代替わりの時期を迎えている人気店は他にもあるため、今後も事業承継されるケースが増えそうだ。それぞれの“お家”の事情と今後をウォッチしてみた。(佐久間康介)

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【ニュース】

■札幌検審「野次排除」文書不開示
 本誌記者の請求に「存否」答えず
 ──警察官不起訴「相当」議決の経緯、一切が藪の中

■「そしあるハイム」火災から3年
 困窮者支援「なんもさ」体制一新
 ──グループホームや訪問介護など福祉路線に重心

■氷点下の札幌でホームレス調査
 市内総数、昨年度上回る見込み
 ──支援団体は夜回り・炊き出し継続

■栗山署で新型コロナ10人超感染
 道内初の警察署クラスター認定
 ──本部では記者クラブとの飲食を自粛中

■日赤・医師の発言に矛盾の指摘
 パワハラ訴訟で遺族の追及続く
 ──再発防止呼びかける両親に支援署名3万超

■札幌地検検事正に恒川氏が着任
「基本に忠実な検察権の行使を」
 ──「女性初」はとくに意識せず、と強調

■業者との癒着を告発した深川市立
 病院の技師が異動取消を求め提訴
 ──議会も追及する“内部告発者潰し”は法廷闘争へ

■北大敷地内薬局出来レース疑惑で
 内部調査の結果はいつ出る?
 ──「凍結」それとも「白紙」? 問われる寶金総長の指導力

■発熱で議会を欠席した副議長が
 町の温泉を利用し厳重注意処分
 ──中川町で起きたミニ騒動。本人は「話を盛られた」と憤慨

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【釧路特集】伊東良孝衆議に訊く

コロナと製紙工場撤退の危機を
乗り越えて釧路・道東を再興へ

1985年の釧路市議当選を皮切りに、道議、釧路市長を経て現在は国政で活躍する伊東良孝衆議(道7区)。安倍政権下で2度にわたり農林水産副大臣を務め、我が国の一次産業の底上げに尽力したほか、昨年暮には自民党の北海道総合開発特別委員会委員長と畜産・酪農対策委員長に就任。北海道の基幹産業にかかわる案件や予算を政府の政策に反映させる重責を担うこととなった。地元では釧路コールマインの石炭を使用する火力発電所が稼働を始めた朗報もあったが、その一方で水産不振や日本製紙釧路工場撤退のニュースが市民を不安に陥れている。コロナ禍に揺れた昨年の政府の対応をはじめ、釧路・道東の課題と再興について伊東衆議に訊いた。
(1月20日、収録)

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【釧路特集】蝦名大也・釧路市長に訊く

“ひがし北海道”連携をより強化し
コロナ禍による経済停滞の打破を

集会などを控えなければならないコロナ禍という、前例のない市長選挙に勝利し、昨年11月から4期目のスタートを切った蝦名大也市長(62)。だが昨年初頭から社会を混乱させ続けている前述のコロナ禍をはじめ、積年の課題である人口減少に水産業の不振。さらには昨年11月、日本製紙が今年8月の釧路工場閉鎖を発表するなど前途多難だ。かつての三大基幹産業(水産・炭鉱・製紙)はいずれも厳しい状況にあり、それらに代わる成長産業として期待されていた観光業も、コロナ禍によりいわば身動きを封じられてしまっている。そうした中、蝦名市長はかねてより推し進めている十勝やオホーツクとの広域連携に、新たな活路を見出していく構えだ。 (1月18日収録)

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【釧路特集】サンエス電気通信・宮田昌利社長に訊く

“今まで通り”が通じなくなった
これからが新しい挑戦への好機

その時々の人々のニーズに対応したさまざまな事業に果敢に挑んできたサンエス電気通信の宮田昌利社長。コロナ禍の現状においては、グループ会社のシーエーブイで紫外線照射によりウイルス・細菌を減少させる機器「エアロシールド」などを販売し、感染症対策に寄与。またグループ全体の業績については、相次ぐ公共施設のデジタルインフラ整備などが追い風となって、2020年5月期決算は過去最高の増収増益を達成した。そんな同社とは裏腹に、地元釧路の地域経済は日本製紙が釧路撤退を発表するなど往年の基幹産業の衰退は一層鮮明に。だが宮田社長は、そんな時こそ“今まで通り”を脱し新しい取り組みに挑戦する好機だと力強く訴える。      (1月25日収録)

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【釧路特集】コロナ禍に直面した釧路和商市場のこの1年

未曾有の状況下で再認識した
“和商らしさ”のポテンシャル

設立時から培われた「対面販売」の強み

1954年に釧路市民の台所として設けられた釧路和商市場。「和商」の名は、かつて市場に響いた「わっしょい、わっしょい」の掛け声や、設立時のモットーである「和して(協調して)商う」に由来する。海鮮など好きな具材を自分の思い通りに盛ることができる「勝手丼」は釧路を代表する名物グルメに定着し、同市場は観光スポットとしても全国的に知られるようになった。だが現下、流行発生から1年も続いているコロナ禍は、この市場にも大きな衝撃をもたらしたようだ。この未曾有の事態に市場はどう向き合ってきたのか。釧路和商協同組合の柿田英樹理事長に訊いた。

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【経営】旭川の「デザイン経営シンポジウム」でキャリアバンク佐藤良雄社長が講演

人材教育の最大資源は顧客

専門人材が乏しくなった労働市場

旭川工業高等専門学校(旭川高専)の主催、北海道中小企業家同友会あさひかわ支部などの共催による「デザイン経営シンポジウム」が2月2日、旭川市内で開かれた。主催、共催団体などが中心になって立ち上げた「北海道イノベーティブ・デザイン経営研究協議会(HIDERA)」の創立記念事業という位置付けで、基調講演はキャリアバンク(本社・札幌市中央区)の佐藤良雄社長が「デザイン経営と人材育成」をテーマに行なった。自らの体験に基づいて労働市場の変化と人材育成のポイントを語った同氏の講演内容を紹介する。(佐久間康介)

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【経営】手術支援ロボット「ダヴィンチ」が札幌心臓血管クリニックで本格稼働

僧帽弁閉鎖不全症などに朗報
低侵襲で高精細な手術を実現

循環器分野で全国トップクラスの治療実績を有する医療法人札幌ハートセンター(藤田勉理事長)の札幌心臓血管クリニック(東区・85床)で手術支援ロボット「ダヴィンチ(da Vinci)」の稼働が本格化している。心臓の血液が逆流する僧帽弁閉鎖不全症などの治療を身体的負担の少ない方法で行なうことができる最先端医療だ。近年、循環器分野の疾患でもダヴィンチの保険適用範囲が増え、このロボット手術が身近なものになりつつある。「より多くの人にダヴィンチによる完璧な医療を提供するためチーム力を磨いていきたい」こう意欲を語る同クリニックの責任者、橋本誠医師(40)に現状の取り組みを訊いた。(1月15日取材)

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【医療】コロナ禍でも乳がん患者に寄り添うさっぽろ麻生乳腺甲状腺クリニック

治療の優先順位を知る中で
今こそ適切な検診と診療を

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、一般社団法人日本乳癌学会は昨年5月、乳がん治療の優先順位を示した指針(乳癌診療トリアージ)を公表した。ここでは進行と症状に合わせて高優先度から低優先度まで3段階に分け、それぞれの段階に応じた診療内容を明記している。コロナ患者を受け入れる病床が不足し医療体制が逼迫する中で、がん患者の命をどう守るかも大きな課題となっている。コロナ禍でも乳がん患者に寄り添う医療法人社団北つむぎ会「さっぽろ麻生乳腺甲状腺クリニック」(札幌市北区)の亀田博理事長・院長に先のトリアージに対する評価や最新の乳がん治療について訊いた。(1月22日取材)

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【コロナ禍】一般社団法人北海道医師会 長瀬清 会長に訊く

思いやりの心で感染予防に
皆で取り組む国民性に期待

少しの油断にも付け入るコロナの狡猾さ

昨年2020年後半に、医療提供体制の崩壊も危惧されるほどの大規模な新型コロナ感染拡大に見舞われた北海道。その渦中、北海道医師会の長瀬清会長は道内医療団体の総意として、異例ともいえる「医療緊急事態宣言」を発出し、窮状に瀕する道内医療の現状を全道に発信。徹底した感染防止対策が急務であると訴えた。その後年明けを迎えた現在、辛うじて医療崩壊の危機は脱したようだが、日々の道内感染者数は2桁台と3桁台を行き来する高止まりが続いている。こうした中、長瀬会長にこのウイルスとどう対峙していくべきかを改めて訊ねた。
(1月25日収録・髙橋貴充)

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【緊急寄稿】コロナ禍と除菌対策【2】

感染対策の“不都合な真実”

濡れ衣を着せられた次亜塩素酸水溶液

越智 文雄(一般社団法人 次亜塩素酸水溶液普及促進会議代表理事)

新型コロナウイルス第3波を克服するためには次亜塩素酸水溶液をはじめとする除菌対策が欠かせない。緊急寄稿の後編では、感染対策として有効であると国が認めた次亜塩素酸水溶液の活用が一部業界の妨害工作により促進されていない現状を告発したい。本稿は昨年12月10日、参議院議員会館会議室で開かれた議員勉強会「コロナ感染対策を資材と方法から考える会」での筆者の講演をもとに書き下ろしたものである。

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【社会】命の門番(ゲートキーパー)養成講習に参加して

いま、自殺を防ぐには

コロナ禍で悲劇が増加する中
注目集める相談員の養成活動

コロナ禍の影響などで自ら命を断つ人が増加しているなか、この自殺者を減らすための相談員「ゲートキーパー」(命の門番)を道内で養成している札幌のボランティア団体の活動が注目を集めている。昨年11月21日、この団体が札幌市白石区民センターで開催した「こころの通う対話のできるゲートキーパー養成講習」に受講者として参加し、「自殺予防」に向けた取り組みを実際に体験した。年間2万人以上が自ら命を絶つ現状の中で「いま自分にできること」とは、いったいなんだろうか。 (ジャーナリスト 黒田 伸)た議員勉強会「コロナ感染対策を資材と方法から考える会」での筆者の講演をもとに書き下ろしたものである。

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【教育】2022年春の開校をめざす長沼町「まおい学びのさと小学校」計画の今

わくわくする学校を

NPO法人と地域住民がタッグ
昨年に歴史を閉じた校舎を活用

子どもたちが主役の自由な学校を創る活動に取り組むNPO法人が今、使われていない空知管内長沼町の旧校舎を活用し、“市民立”により認可を受けた小学校を開設する計画を進めている。校名は「まおい学びのさと小学校」。「自ら考え、生きる力を身につけること」を理念に掲げ、学校のスタッフと地域住民が一緒になって、子どもたちの自由な発想を伸ばす開かれた学校をめざす。2022年春の開校が目標だが、定員を上回る入学希望があり、「子どもと一緒に長沼に移住したい」と望む家庭も──。昨年秋、私立学校を所管する道学務課に設置申請を提出しており、近く開かれる審議会で審査が行なわれる。北海道発の「理想の学校」をめざす関係者を訪ね、その思いなどを聞いた。(ルポライター・滝川 康治)

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【文化】市立小樽文学館で開催中の「小樽・札幌ゲーセン物語展」に注目

“ゲーセンの夢”をもう一度

ファンの喪失感が企画を後押し

1980年代から90年代にかけて若者たちが熱中したゲーセン(ゲームセンター)。そこで使用されていたアーケードゲーム(業務用ゲーム機)やゲーム基板、ポスター、雑誌、レコードなど懐かしいグッズを紹介する「小樽・札幌ゲーセン物語展」が3月28日まで市立小樽文学館で開催中だ。失われつつあるかつてのゲーセンの文化を記録し伝えていこうと札幌在住の男性が企画し、ゲーム愛好者が協力。企画した男性は「往時のゲーセンは消えようとしているが、ゲームを楽しんできた一人ひとりに物語があるはず。そうした思い出なども紹介していきたい」と話している。(武智敦子)

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【連載】ルポ「ひきこもり」66──居場所事業の可能性と課題を語り合う

上から目線の支援ではなく
「寄り添い共感し合う」場に

当事者や家族の居場所「サテライトSANGOの会inおたる」が1月20日、小樽市内で開かれた。札幌市のNPO法人「レター・ポスト・フレンド相談ネットワーク」(レタポス・田中敦理事長)の主催で昨年9月から月1回運営。今年度最後の事業となったこの日は、ひきこもり経験を持つピアスタッフ3人が小樽の居場所事業を振り返り、今後の展望について意見を交わした。「既存のひきこもり支援には違和感を覚える。ひきこもりながらでも社会とつながり快適に過ごせる方法があってもいい」。当事者の目線ならではの率直な声から居場所事業への期待感がうかがえた。(武智敦子)

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【連載】戦争遺産をめぐる旅 【67】

津軽海峡に眠る135人を悼む
大間崎「豊国丸戦死者忠霊碑」

慰霊碑修理にかけた深い思い

津軽海峡を挟んで本州の最北端、青森県大間町の大間崎に「豊国丸戦死者忠霊碑」と彫られた石碑と真新しい墓碑が建っている。終戦の年の1945年7月14日、津軽海峡を航行中の帝国海軍特務艦「豊国(ほうこく)丸」がアメリカ軍機動部隊の空襲によって撃沈され、135人が犠牲となった惨事を忘れまいと、遺族会が中心となって建立されたものだ。慰霊碑は2018年7月にクラウドファンディングにより資金を調達して修理され、犠牲者の氏名がはっきりと読み取れるようになった。 (ジャーナリスト 黒田 伸)

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【フォトレポート・トピックス】

●嶋影商店がオリジナル純米吟醸「おたる島影」を4年ぶりに販売
●サッポロ クラシック缶11年連続売上増 21年は同品を通じた観光・飲食業支援も
●春の訪れを告げるISHIYAの期間限定商品「美冬さくら」「さくらバウムTSUMUGI」
●いま、次亜塩素酸水の復権を 「新型コロナ感染予防を考える会」が勉強会を開催
●「スズランキッチン」の樋口がコロナ対策製品で地域に恩返し

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【連載コラムなど】
*北海道フォトエッセイ
*視点 公共交通をどうする?
*シネマ
*スポーツ筆刀両断
*あなたの知らない老境
*新設企業情報
*人物株価
*古本屋女房の“古本的日常”
*デンタルエッセイ
*夏井功の「夜を駈ける車イス」
*北海道妄想紀行
*囚活通信
*つぐみ
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【今月の表紙】鈴木翁二画
『きょうはおいわい--みなととまちのはじまり』
【報道】“内部告発者潰し”に揺れる深川市立病院

業者との癒着を指摘した
技師を事務部へ強制異動

公益通報者を排除する不当労働行為か

北空知の医療を担う重要拠点、深川市立病院(藤澤真院長・203床)で何が起きているのだろうか。同病院の出入り業者と診療放射線科幹部との癒着を院内で指摘したベテラン技師が昨年9月、突然訓告処分を受け事務部門への異動を言い渡された。このベテラン技師が指摘した癒着とはどのようなものだったのか。そしてなぜ彼は“排除”の憂き目にあったのか──。この問題は暮れの市議会定例会でも取り上げられ、市側の答弁をめぐって議会が紛糾。広く市民に関心を呼ぶテーマになっている。(本誌編集長・工藤年泰)

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【報道】 首相批判封殺の波紋⑭

「危険なのは警察だった」

野次排除訴訟に強力援軍
新たに3人の証言集まる

本誌で報告を始めて足かけ3年になる首相演説野次排除事件で、排除の現場を目の当たりにした複数の市民が新たな証言を買って出たことがわかった。当事者の裁判提起を知って協力を申し出たのは、札幌市内の男女3人。証言は昨年11月までに陳述書にまとめられ、札幌で続く国賠訴訟の原告側証拠として提出された。警察が主張する「トラブル防止」なる排除理由を、目撃者たちはどう評価するのか――。(小笠原 淳)

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【報道】道警不祥事

責任は1人の肩に

違反捏造の背景に杜撰管理
組織の姿勢問われぬ構図

充分な社会的関心が拡がったかどうかはともかく、2020年暮れは地元警察の不祥事が相継いで発信される歳末となった。公式に発表され法廷で裁かれた罪もあれば、結果的に不問となった事件もあり、中には発表されなかった問題も。師走の“駈け込み”で職員の処分件数が増えたためか、同時期の懲戒処分や監督上の措置(訓戒・注意)の概要は年明けの時点でまとまっていないという。(小笠原 淳)

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【報道】地方議員に異例の「当選無効」

選管・司法、見解対極

裁判所「無効」に当事者は上訴
現職市議「生活の拠点」は――

一昨年春の選挙で空知・砂川市議に当選した現職議員に昨年暮れ、裁判所が「無効」判定を突きつけた。判決は同市内に市議の居住実態がなかったことを指摘するものだが、先立つ選挙管理員会の審査では2度にわたって正反対の結論に到っている。当事者の市議は上訴を申し立て、争いはさらにもつれ込むことに。市議選の投開票から2年弱、異例の争いは長期化の様相を呈している。(小笠原 淳)

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【報道】吉川元農水相をめぐる贈収賄疑惑の背景とは

カネで阻まれた家畜福祉

世界で孤立する日本の養鶏業界

北海道2区選出の自民党衆院議員だった吉川貴盛・元農水相が養鶏業界大手「アキタフーズ」(広島県福山市)の前代表から現金1800万円を受領していた疑惑をめぐり大きな波紋が広がっている。前代表が多額の裏金を渡していたのはOIE(世界保健機関)が進めるアニマルウェルフェア(AW・家畜福祉)の国際基準づくりを阻もうとしたからだ。業界の意向を受けた農林水産省が基準の策定に異議を唱えた結果、日本のAW推進にブレーキがかかった。「脱ケージ」に舵を切った世界の潮流に逆光する日本政府のAW政策はこれでいいのか──贈収賄疑惑の背景にある採卵鶏のアニマルウェルフェア問題に焦点をあて、これまでの歴史や生産現場の実態などを紹介したい。(ルポライター・滝川 康治)

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【特別寄稿】獄中報告 師走篇

老囚発熱「39度超」
刑務所緊迫の一夜

旭川刑務所受刑者・獄舎の鴉

本誌連載中の獄中コラム『囚活通信』を執筆する受刑者ライター「獄舎の鴉」氏(64)から、年末の〝事件〟を報告する便りが届いた。綴られていたのは、ウイルス禍が深刻になり始めたころの旭川で、巨大な刑務所を静かな緊張に包んだ出来事。究極の密室での感染症対策は、自ずと「官囚一体」で取り組まざるを得なかったという。同囚の発熱に緊迫する塀の中、当事者は何を眼にし、また耳にしたのか――。

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【報道】寿都発「脱・肌感覚リコールの会」共同代表・吉野寿彦氏に訊く

「片岡町長の独裁を追認する
馴れ合い議会は解散すべき」

後志管内寿都町で始まった核のゴミ最終処分場選定に向けた文献調査。この動きに反対する住民有志が12月15日、町議会(定数9)のリコール(解散請求)を求める「脱・肌感覚リコールの会」を立ち上げた。応募検討からわずか2カ月で結論を出した片岡春雄町長と、住民投票条例案と非核条例案のいずれをも否決した町議会。共同代表の吉野寿彦さん(60)は「町民の代表である議会が町長に追認し、機能を果たしていないことは納得できない」と語気を強める。今年2月から本格的に署名を集め、3月にも町議会解散の是非を問う住民投票に持ち込みたい構えだ。(武智敦子)

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【報道】「全後志・脱原発グループ」が寿都町などで街宣活動

「未来と郷土を守れ」

脱炭素で強まる原発回帰
住民不在の流れに危機感

後志管内寿都町と神恵内村で始まった核のゴミ最終処分場選定に向けた文献調査。こうした状況下、調査の撤回を訴える「全後志・脱原発グループ」(事務局・岩内町)が現地で街宣活動を展開している。メンバーを突き動かすのは、後志だけなく北海道全体にかかわる問題だという危機感だ。スピーチ、スタンディング、チラシの個別配布──。地元の反応はどうか。12月6日の街宣行動に同行した。(武智敦子)

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【ニュース】

■札幌市が“車中泊”の実態調査へ
 路上支援団体の提案で初の試み
 ──例年1月実施の「ホームレス調査」一環で

■チャイナマネーによる転売の果てに
 市の顔“夕張リゾート”がコロナ破綻
 ──財政再生団体に計り知れないダメージ

■ふるさと納税で道東3市町が大人気
 厳しい地域経済に差す“一筋の光明”
 ──コロナの巣ごもり需要と北海道人気が後押し

■破綻した中川町のエゾシカ加工事業
 債権者説明会で真相究明を求める声
 ──負債総額1億円余。迷走の果てに債権者は泣き寝入り

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【道東・根室特集】石垣雅敏市長に訊く

最速、市民目線のコロナ対応
不振の水産は沿岸漁業に活路

領土交渉は“原点の地”の責務果たす

1期目の折り返しとなった2020年は、石垣雅敏市長(69)にとって新型コロナウイルス感染症の対応に奔走した1年となった。特別定額給付金に関して全国でもいち早く支給を始め、経済活動の回復支援策も矢継ぎ早に打ち出すなど、石垣市政のスピーディーなコロナ対応に全国の注目が集まった。現下の巣ごもり需要が後押しする形で、ふるさと納税はかつてないほど好調を見せているが、その一方で領土返還交渉が停滞。“原点の地”として歯がゆさも募ったようだ。サンマのかつてない不漁など地元の基幹産業である水産が不振にあえぎコロナの収束もいまだ見えない中で、公約で掲げた「水産都市・根室の再興」に向け石垣市長は、どう舵取りしていくのか。その胸の内を訊いた。(12月21日収録)

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【道東・根室特集】元島民が語る北方領土への思い

コロナ禍で中断した交流
事業を何としても復活へ

公益社団法人 千島歯舞諸島居住者連盟
理事・根室支部長 宮谷内亮一氏(78)

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【道東・根室特集】大地みらい信用金庫・遠藤修一理事長に訊く

苦境の中、伴走型支援を強化
コロナ禍で増す“信金の役割”

根室を中心に釧路、札幌に拠点を持つ大地みらい信用金庫(本店・根室市)は、根釧地域の基幹産業ともいえる水産業の厳しい状況を踏まえ、取引先とともに持続的成長に向けたシナリオづくりや具体的アクションを起こすなど伴走型支援を強めている。コロナ禍と水産の危機という二重の苦しみのなかで、「信金の役割があたらためて問われている」と遠藤修一理事長は力説する。地域商社設立も視野に入ってきた同金庫の2021年の戦略を訊いた。(2020年12月22日収録)

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【企業】ISHIYAグループ、コロナ禍とかく闘えり

苦境の只中でも損なわれない
北海道ブランドを背負う底力

今目指すのは会社のより良き変化

ISHIYAグループ代表取締役社長 石水 創 氏

およそ1年を経た今もなお、感染への恐怖から人々のあらゆる行動を萎縮させ続けている新型コロナウイルス問題。北海道土産の大定番「白い恋人」を手掛けるISHIYAグループも、旅行客の不在という異常な環境に長期間晒され、かつてない厳しさに直面しているであろうことは想像に難くない。だが石水社長の言葉からは、困惑や落胆は全く感じられなかった。現状の厳しさをしっかりと受け止めつつも、見据えるのはこれまで以上のより良い会社づくり。石水社長が発した「大丈夫ですよ」の一言から、北海道ブランドを背負って立つ同社の底力を感じた。 (12月18日収録)

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【特集】ウイルス対策最前線

コロナ禍に打ち克て!

新型コロナウイルス感染拡大の第三波が列島を覆っている。中国湖北省の武漢で〝新型肺炎〟の流行が伝えられてから約1年。以後、謎のウイルスは世界的なパンデミックを引き起こし、いまなお国内でも感染の広がりが収まらない状態だ。だが負けてはいられない。ウィズコロナが続くのであれば、それに対抗する措置を講じるまでのこと。今回の特集では、各分野のコロナ対策に役立つ製品や技術を紹介。空間除菌に関する緊急寄稿も併録した。2021年は、コロナ禍に打ち克つ年にしていこう!

◆抗ウイルス施工
安心空間を創出する「エコキメラ」(株)アクアフォース
コロナ前から消臭・抗菌で実績
条件と場所を問わない無光触媒

◆空間除菌
第三波にやるべきことはまだある!(株)あかりみらい
国も認めた次亜塩素酸水の効能
空間噴霧をコロナ対策の切札に

◆換気対策
「呼吸する」室内環境にして密対策にも寄与 ㈲グッドマン
ゼロエネルギーで空気を入れ替え
コスパも優秀「グッドマン換気口」

◆診察用テント
「クリーンルーム」化して清浄さを実現 飛栄建設(株)
北大と共同開発した“簡易診察室”
手術室に迫るクラス100を実現

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【緊急寄稿】コロナ禍と除菌対策【1】

感染対策の“不都合な真実”

コロナ禍克服に欠かせない空間除菌

越智 文雄(一般社団法人 次亜塩素酸水溶液普及促進会議代表理事)

新型コロナウイルス第3波を克服するためには次亜塩素酸水溶液を中心とする除菌対策が欠かせない。今回の緊急寄稿では、その重要性とこの除菌液への風評をめぐる“不都合な真実”を2回に亘り明らかにする。本稿は昨年12月10日、参議院議員会館会議室で開かれた議員勉強会「コロナ感染対策を資材と方法から考える会」で行なった筆者の講演をもとに書き下ろしたものである。

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【連載】ルポ「ひきこもり」65──50代男性・就労経験のケースから

働かない=ヒッキーではない
自信喪失から自分回復の道へ

ある50代の男性は、かつて技術職として働いた東京の会社を10年ほどで退職。その後は都内に居住しながら派遣でスキルを磨き、正社員の採用試験に挑戦しようと考えていた。最初は順調だったが、リーマンショックを境に仕事が入ってこなくなり自信を喪失。失意の中で札幌の実家にUターンしたが、家族との軋轢もあり、そこは居心地のよい場所ではなかった。「不器用なので求人に応募して就職する方法しか知らない。それ以外に仕事に就ける術はないのだろうか」──。2年前に自助会を訪れ、ひきこもりであることを自覚した男性の問いだ。  (武智敦子)

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【フォトレポート・トピックス】

●ホテルオークラ札幌の「桃花林」がテイクアウトサービスをスタート
●コロナ禍でもきめ細かなサービス知床の民宿「いしやま」の心遣い
●コーチャンフォーが自社ブランド商品 原谷農園産「にんじんJUICE」を新発売
●札幌心臓血管クリニックが厚別にサテライトを開設へ

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【連載コラムなど】
*北海道フォトエッセイ
*根掛かり人生
*視点 公共交通をどうする?
*シネマ
*スポーツ筆刀両断
*あなたの知らない老境
*新設企業情報
*人物株価
*古本屋女房の“古本的日常”
*デンタルエッセイ
*夏井功の「夜を駈ける車イス」
*このプラモ、凄い!
*北海道妄想紀行
*囚活通信
*つぐみ
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【今月の表紙】鈴木翁二画
『あけぼの』
【報道】空知発 交通捜査への疑問符

「なぜ『物損』に…」

美唄・現職市議の交通事故
地元警察の対応に不信の声

1年ほど前、美唄市の中心部で交通事故が起きた。地元警察が物損事故として処理したそれは、のちに作成された記録によると「乗用車」と「歩行者」の接触事故。現場から走り去った車の運転者は「気づかなかった」と言い、のちに謝罪を受けた被害者は「もう終わったこと」と口を閉ざす。だがその瞬間を至近で目撃していた市民は、事故の扱いに今も納得できていない。「なぜあれが轢き逃げにならないのか」――。(小笠原 淳)

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【報道】首相批判封殺の波紋13

排除「許容され得る」

裁判所「付審判」棄却で
野次排除にまたお墨つき

本誌面で報告を続けている首相演説野次排除事件で、またしても警察の見解を追認する決定だ。当時の首相に野次を飛ばした男性を複数の警察官が排除した行為について、同男性が刑事裁判の開始を求めた「付審判請求」に対し、地元の裁判所が請求棄却の決定に到った。警察官らの実力行使をことごとく「許容され得る」とした決定に、当事者の男性は「納得できない」と憤りを顕わにし、改めて排除の不当性を訴えている。(小笠原 淳)

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【報道】道警不祥事から考える〈47〉

「被告人は警察官でした」

ストーカー事件で被害者陳述
元巡査部長に求刑2年6カ月

前々号の誌面から報告を続けてきた現職警察官によるストーカー・わいせつ未遂事件の審理が終わり、論告公判の法廷で被害女性の陳述が読み上げられた。癒えない傷を訴える声を受け、被告人の元警察官は改めて頭を下げたが、検察は「極めて悪質で結果は重大」と、懲役2年6カ月を求刑。道警ではこの間、別の警察官による大麻所持事件が発覚するなど、2020年後半は深刻な不祥事が続く下半期となった。(小笠原 淳)

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【インタビュー】鈴木直道知事にコロナ禍の舵取りを訊く

“ポストコロナ時代”を見据えて
いまこそ「ピンチをチャンスに」

本来ならば東京五輪のマラソン競技札幌開催などで、北海道の地域活性化が加速度的に進むことが期待された2020年。だが待ち構えていたのは、人々の暮らしを大いに脅かす新型コロナウイルスの感染拡大だった。国内で最も早く大きな感染拡大に見舞われて以降、今に至るもコロナとの闘いは収まらず、10月下旬以降は全道規模に及ぶ爆発的な感染者数増加に苦しめられている。そんな折、後志管内の寿都町と神恵内村では高レベル放射性廃棄物の最終処分場選定に向けた文献調査が始まり、いわゆる核のゴミ問題も暗い影を落としている。「ピンチをチャンスに」をスローガンに掲げる鈴木直道知事。現下の難局にどう立ち向かうのか。(11月27日収録)

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【インタビュー】秋元克広札幌市長にコロナ禍の舵取りを訊く

コロナの対応に奔走する中で
見えてきた、さっぽろの強み

2020年はコロナ禍で明けコロナ禍で暮れる1年となった。この中で秋元克広市長は対策に奔走、市民の安全安心と事業者の存続に向けた施策を道や国と連携しながら打ち出し、経済へのダメージを極力回避することに腐心した。だが11月以降、札幌では新規感染者数が大きく増加。GoToトラベルの対象地域から除外されるほど厳しい状況となっている。その一方、働き方の変化を好機と捉え、「アフターコロナ」を見据えて雇用推進の受け皿づくりにも取り組む秋元市長に1年を振り返ってもらいながら、現在のコロナ対策と今後の施策展開の骨子を訊いた。(11月24日取材)

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【インタビュー】野口観光グループ、コロナ禍とかく闘えり

戦争のようなコロナ禍で
先を見据え従業員を守る

いま、旅行は必要不可欠なものと確信

野口観光グループ代表取締役社長 野口秀夫氏

コロナ禍の直撃を受けている観光宿泊業界。その道内トップランナーといえる野口観光グループだが、野口秀夫社長は「これを乗り越えられれば、将来のさまざまな危機に対応できる」と前向きに未来を見据える。行政のコロナ対策については、GO TOトラベルキャンペーンによる旅行需要の大幅な回復効果を高く評価する一方、対策全般では迅速さに欠ける補助金や給付金の支給や、事前の備えが疑われる場当たり的な対策に苦言。自社の取り組みとしては営業再開時の慰労金支給など従業員に寄り添った支援に終始。来春の新規採用も例年通り継続する。かつてない厳しさに晒されながらやりがいを実感しているという野口社長に胸の内を訊いた。(11月27日収録)

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【インタビュー】サッポロビール、コロナ禍とかく闘えり

新しいつながりの場も創出し
ふるさとの人々を元気にする

感染対策のテレワークも早期定着

サッポロビール北海道本社代表 小野寺哲也 氏

人々の暮らしに明るさや潤いをもたらすお酒。だが今なお続くコロナ禍は、人同士のコミュニケーションを悉く阻害。旅行や会食をはじめ交流や賑わいの場が相次ぎ失われたことによる、酒類業界のダメージは計り知れない。こうした中、サッポロビールはオンラインを活用した新たなお酒の楽しみ方提案など、直接会えなくてもつながりの創出・維持に寄与する取り組みに力を入れ、一方でテレワークの早期定着など感染防止のための就労環境整備にも迅速に対応した。その同社が目下注力するのは、ふるさと北海道の人々に“エール”を送り元気を産み出す活動、と小野寺代表は力強く語る。 (11月25日収録)

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【経済】アフターコロナの道内経済針路を迫田敏高氏に訊く

ポテンシャルに自信を持ち
次世代地域モデルの先頭に

コロナで浮上した課題を克服する発想

北海道二十一世紀総合研究所社長 迫田敏高 氏

日本銀行から北洋銀行に転じ、副頭取を務めた後、同行グループのシンクタンク・北海道二十一世紀総合研究所社長に就任した迫田敏高氏(64)は、マクロとミクロの両面から経済を俯瞰できる専門家。活動の場所を札幌に移し8年目に入った中で、北海道の優位性と劣っている点を冷静に見極める眼力も備わったようだ。日銀時代は総裁の秘書役として組織に馴染まない事象の方向付けを提案するなど、柔軟な発想力と行動力も鍛えた。コロナ禍によってダメージを受けた北海道経済は今後どのような方向性を目指すべきなのか、迫田社長に訊いた。(12月3日収録)

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【経済】コロナ禍の道内経済の針路を小磯修二氏に訊く

「一極集中」の弊害が露呈した
今こそ辺境の優位性を生かせ

コロナ禍で問われる生き残りと再生

地域研究工房 小磯修二 代表

旧北海道開発庁の官僚時代から約半世紀にわたり地域政策にかかわってきた小磯修二・元釧路公立大学長(72)。現在は、一般社団法人地域研究工房代表理事として北海道の活性化に向けた調査提言や政策コンサルティングを続けているほか、昨年には公益社団法人北海道観光振興機構会長に就任、観光振興の旗振り役も務めている。これまで「官と学」の立場から北海道を俯瞰し、中央ではなく地元の視点で地域経済を分析してきた小磯氏。コロナ禍が現在進行形で進んでいる状況から我々は何を学び取り、自分たちの経済をどう方向づけていくべきなのか。同氏が提案するヒントは北海道が進むべき針路を想起させてくれる。(11月26日収録・佐久間康介)

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【ニュース】

■STV優生法報道に「問題ない」
 不適切取材疑いにBPOが結論
 ──「私らは素人、言われるままだった」と申立人男性

■刑務官・受刑者累計9人が陽性
 月形刑務所で国内初クラスター
 ──受刑者は「それほど動揺ない」と冷静な受け止め

■銃不使用の地区でクマ出没続く
 親子3頭とニアミスの目撃談も
 ──「クマも生き抜くのに必死」と地元ハンター

■「今こそ“現場の健康”に関心を」
 看護師過労自殺訴訟で弁論続く
 ──KKR問題で労災審査記録が開示

■法廷闘争に入る北大総長解任事件
 名和豊春氏が処分取消訴訟を提起
 ──国を相手取り手続きの違法性を問う内容

■借りた土地をゴミの山にして
 逃げた札幌のリサイクル業者
 ──賃料支払いと明け渡し命令の判決が出ても知らぬ顔

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【マンガ】回顧2020

コロナで明けコロナで暮れる(石川寿彦)
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【医療】元生会の森山病院がJR旭川駅の北彩都地区に新築移転オープン

健康都市の創出を目指す
旭川ウェルネスセンター

社会医療法人元生会(森山領理事長)が運営する森山病院(稲葉雅史院長・232床)が11月24日、JR旭川駅に近い北彩都地区に新築移転オープンを果たした。この新病棟は隣接地で建設中の健康食レストランやフィットネスクラブを備えた「旭川ウェルネスセンター」の中核施設という位置づけで、病気を未然に防ぐ「予防医学」をコンセプトに掲げた診療に力を入れていく計画だ。「森山グループが当初から目指していた健康・医療・福祉の三位一体の地域医療を提供していきたい」とする森山理事長(66)に新病院の概要と抱負を聞いた。

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【イベント】第7回 新千歳空港国際アニメーション映画祭

初のハイブリット形式が示す
国際映画祭の新しいスタイル

リアルとリモートを融合した試み

世界中のクリエイターがコンペティションに臨む作品を応募し、アニメーションのグローバルな魅力を広く発信している新千歳空港国際アニメーション映画祭。空港が舞台という世界でも稀な映画祭だが、7回目を迎えた今回は人同士の交流活動を著しく阻害する新型コロナウイルス感染拡大の渦中での開催となってしまった。徹底した感染防止対策と同映画祭ならではの賑わい創出の両立をはかるべく、熟考の末に決めた実施内容は新千歳空港シアターでの作品上映と、従来のイベントプログラムなどはオンライン配信するという、いわばリアルとリモートの融合。これまでにない試みに挑んだ同映画祭だったが、世界からの作品応募数は前回とほぼ同等で、コロナ禍といえども変わらぬ支持の厚さを示した。

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【原発】“核のゴミ”レポートPART17 「文献調査」に抗して地元・周辺町村で広がる住民運動

目指すは、議会解散

寿都周辺の町村議会では
「拒否条例」制定の動きも

NUMOによる“核のゴミ”処分場の建設に向けた「文献調査」の準備が後志管内の寿都町と神恵内村で始まった。地質条件などの“文献”はすでに収集されており、2年間の調査期間は処分事業のPRや地元・周辺対策に充てられるだろう。寿都町では“肌感覚”によって応募を決めた片岡春雄町長のやり方に反発する声も根強く、11月下旬には町民有志が「寿都の闇を正すリコールの会(仮称)」を立ち上げ、町長の独断専行を容認した町議会の解散請求に取り組む方針を決定。年明けに運動を本格化させる。周辺町村の議会では「拒否条例」を制定する動きもあり、徐々に包囲網が広がる。後志管内の一次産業の実態に明るい岩内町議の話も交え、住民運動の一端を紹介する。(ルポライター・滝川 康治)

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【原発】高知県・元東洋町長の澤山保太郎氏が“核のゴミ行脚”

文献調査を撤回させた男が
寿都、神恵内でも反対運動

13年前、核のゴミの最終処分場選定に向けた文献調査応募を撤回した高知県東洋町の元町長、澤山保太郎氏(76)が8月下旬から本道入りし、後志管内寿都町と神恵内村を中心に反対運動を続けている。自身の経験を踏まえ文献調査撤回を訴える澤山氏は取材に応じ「文献調査を行なうには憲法95条に基づいた住民投票が必要」との認識を示した。(武智敦子)

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【原発】「噴火湾沿岸キャラバン」メンバーが青森の核関連施設を視察

核燃サイクルが破綻した中で
現地にそびえる「巨大な虚構」

2020年夏、泊原発の廃炉を訴える「噴火湾沿岸キャラバン」を挙行したメンバーが10月中旬、青森県下北半島・六ヶ所村の再処理工場などをバスでめぐる「アオモリスタディツアー」に参加した。下北半島では国が推進してきた核燃料サイクルが事実上破綻した今も再処理工場などの建設が続く。そして、寿都町と神恵内では核のゴミ最終処分場選定に向けた文献調査が始まる──。参加した3人に今回のツアーの印象や文献調査をめぐる問題について訊いた。(武智敦子)

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【寄稿】ちょっと待って、道民として核のゴミを考えよう 【2】

裏にある原発回帰のシナリオ

常田 益代(北海道大学名誉教授)

2011年3月11日、巨大地震が東北地方太平洋岸を襲い、陸中海岸から茨城県の海沿いの市町村に押し寄せる津波の猛威に息を飲んだ。そして翌12日に福島第一原発1号機が、14日には3号機がそれぞれ爆発。15日には4号機の建屋も吹っ飛び、私たちは原発の安全神話がガラガラと崩れ落ちてゆく様を目の当たりにした。あれから約10年。そして今、この国は原発と核のごみ最終処分場の安全神話を再びつくりだそうとしているように見える。本稿では国と地元の最近の動きを振り返ることから始めたい。

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【連載】ルポ「ひきこもり」64──ひきこもりは恥ですか? 「ぼそっと池井多」さんの講演から【2】

危険な“支援の自己満足”

過去を見つめてこそ未来は拓く

ぼそっと池井多さん(58)の講演会「長期化するひきこもり家庭のコミュニケーション不全」。後半は親や支援者ら3人から寄せられた質問に向き合った。質疑応答で最も印象深かったのは「『支援者の支援したいという気持ち』を満足させるために当事者は存在しているのではない」というメッセージだ。母親から精神的虐待を受けて育ち、30年以上断続的にひきこもった経験。転機となったのは30代の4年間に過去を徹底的に振り返ったこと。その作業から「自分の人生の構造が分かった」という声には重みがある。 (武智敦子)

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【連載】戦争遺産をめぐる旅 【66】

千葉県にあった地下航空要塞
館山海軍航空隊赤山地下壕跡

首都東京を守る戦略拠点

房総半島の南端にあり温暖な気候で知られる千葉県館山市。ここに所在する海上自衛隊館山航空基地のすぐ南側に、標高60メートルの「赤山」と呼ばれる小高い場所がある。凝灰岩などからできたこの岩山の中には、総延長2キロ近くの地下壕(通称・赤山地下壕)が存在する。先の大戦を前にして旧海軍の航空指揮所として造られたらしく、現在は館山市が管理し、誰でも有料で見学できるようになっている。首都東京を守るため秘密裡に建設された地下航空要塞跡を10月下旬に訪れた。(ジャーナリスト 黒田 伸)

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【フォトレポート・トピックス】

●イオン北海道が函館市と釧路市でご当地WAONを活用した寄付事業
●インターナショナルビアカップで「アバシリホワイトエール」が銀賞
●サツドラHDの子会社が協定で道教委と相互連携

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【連載コラムなど】
*北海道フォトエッセイ
*根掛かり人生
*視点 公共交通をどうする?
*シネマ
*スポーツ筆刀両断
*あなたの知らない老境
*新設企業情報
*人物株価
*古本屋女房の“古本的日常”
*デンタルエッセイ
*夏井功の「夜を駈ける車イス」
*このプラモ、凄い!
*北海道妄想紀行
*囚活通信
*つぐみ
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【今月の表紙】鈴木翁二画
『今日を祝おう』
【報道】道警不祥事から考える〈46〉

「筋が通らず、矛盾多くて」

元警官告白、交通捜査の実態
札幌では違反捏造で懲戒5人

やり甲斐や達成感に満ちていた筈の職場は、矛盾まみれで筋の通らない仕事だらけだった――。自らが起こした事件の公判でそう吐露したのは、ストーカー行為などで起訴された元警察官。交通捜査に携わっていた彼にとって、取り締まりに伴う「矛盾」への疑問は増える一方だったという。道警ではおりしも、札幌の交通警官が違反捏造で処分され、多くの不正があきらかになったばかり。互いに関連しない筈の2つの不祥事は、何を語っているのか。(小笠原 淳)

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【報道】首相批判封殺の波紋12

検審、お前もか――

野次排除警官「不起訴相当」
国賠でも道警が適正性主張

昨夏の札幌で起きた首相演説野次排除事件で、警察の見解に新たなお墨つきが加わった。現場の警察官たちを不起訴処分とした検察の決定に、第三者機関が「相当」を議決、首相に野次を飛ばした男性への身体拘束などを「不当とは言えない」と結論づけたのだ。男性らが起こした国家賠償訴訟では、被告の道警がまたも排除の適正性を主張、現場には複数の「危険」があったと論を張ることに。問題発生から1年4カ月、言論封殺を追及する闘いはまだ終わらない。(小笠原 淳)

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【報道】稼ぐ目算外れた豊浦町のバイオガス発電プラント

このままでは“金食い虫”
広がらない消化液の活用

本年8月号で報じた豊浦町(胆振管内・村井洋一町長)のバイオガス発電プラント問題が深刻さを増している。事業主体である町が約24億円を投じて建設した施設だが、稼働2年目となる今年度は初年度を超える赤字額になる見込み。ネックはガス生成工程で出てくる消化液(液肥)の引き受け先が広がらないこと。このため貯留施設が満杯に近づき、プラントは60%程度しか稼働できていない状態だ。消化液の問題にメドがつかなければ「売電で儲ける」どころか、とんだ「金食い虫」になりかねない。(佐久間康介)

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【報道】医療現場で散った命12

「ようやく息子に報告が」

吃音看護師殉職に労災確定
「業務に起因」と地裁判断

言い渡しは、一瞬だった。「遺族補償給付を支給しない旨の処分、及び葬祭料を支給しない旨の処分を、いずれも取り消す」。傍聴席の静かなどよめきは裁判所の廊下にまで伝わり、原告らが支援者たちに朗報を告げる。静かだったのは、無人の被告席のみ。提訴から3年、本年9月号の誌面で詳報した新人看護師の労災認定をめぐる訴訟は、遺族の請求を全面的に認める判決に到った。(小笠原 淳)

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【報道】隈研吾設計の北竜町立保育所で尾をひく保育士雇止め問題

解雇ありきの“ヒアリング”
話し合いを拒む社協と役場

「ひまわりの里」として知られる雨竜郡北竜町(佐野豊町長)。この町で生まれ育ち、地元の「和(やわら)保育所」で子どもたちを見守っていた保育士たち5人が雇用主の北竜町社会福祉協議会(竹林均会長、以下社協)から突然雇止めにあったのは、今年3月末(本年7月号で既報)。保育士たちのうち3人は、社協や設置者である町に対して何度となく雇止めの理由について開示を求めたが、社協や町はいまだに明確な理由を示さないままだ。保育士たちが生まれ育った町から受けた仕打ちの傷は癒えていない。雇止めから8カ月、問題の経過と現在の状況を取材した。(佐久間康介)

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【報道】“核のゴミ”レポートPART16 「文献調査」をめぐって揺れる寿都町の住民運動の現在

暴走、許すまじ──

水産加工の担い手を中心に
広がる「応募撤回」のうねり

8月13日の北海道新聞が後志管内寿都町が“核のゴミ”最終処分に向けた「文献調査」に応募を検討中であることを報じて以降、この問題が全国に大きく発信されている。片岡春雄町長の頑なな姿勢は住民の反発を招き、水産加工業者や主婦らが立ち上がり、「子どもたちに核のゴミのない寿都を! 町民の会」が誕生。「町議会の全員協議会の議事録の公開を」「町長だけの判断で応募できるのは法律の欠陥」「文献調査だけで20億円を支払う制度はおかしい」などと主張し、住民投票条例の直接請求や署名活動、講演会の開催などを通して運動の輪を広げてきた。水産業が盛んな寿都町を訪れ、この問題に対する「町民の会」の人たちの率直な声を聴いた。(ルポライター・滝川 康治)

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【報道】泊原発の廃炉を目指す共和町と岩内町の住民リーダーを訪ねて

処分場の本命は福島か

「寿都と神恵内の応募は
国が仕掛けたダミーでは」

後志管内の寿都町と神恵内村が原発の使用済み核燃料から出る高レベル放射性廃棄物、いわゆる核のゴミの最終処分場の文献調査に応募表明した問題で、「今回の応募は国が仕掛けたダミー」という説が近隣地域で流れている。処分場建設地の本命は福島第一原発事故による汚染地域で、処分地を探す国の努力をアピールするための猿芝居ではないかというのだ。共和町と岩内町で泊原発の廃炉をめざす住民団体のリーダーを訪ね、「福島本命説」をめぐる根拠や背景などを探った。(武智敦子)

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【寄稿 常田 益代(北海道大学名誉教授)】ちょっと待って、道民として核のゴミを考えよう 【1】

今なら間に合う応募撤回

10月9日、寿都町の片岡春雄町長は高レベル放射性廃棄物(核のゴミ)の最終処分地選定にむけた文献調査へ応募した。続いて同月15日、神恵内村の高橋昌幸村長も選定に向けた調査の実施申し入れを正式に受諾した。これらの判断に否応なく影響を受けることになる道民のひとりとして、核のゴミの問題点をいくつか考えてみたい。(10月31日現在)

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【ニュース】

■依存症教育資格、道内初の認定
 「日本で一番悪かった」元刑事に
 ──「稲葉事件」主人公、予防教育アドバイザー活動に意欲

■原告代理人が当事者として陳述
 「結婚の自由」訴訟、札幌で結審
 ──来年3月に判決言い渡し、全国初の憲法判断へ

■警官と冤罪被害者が法廷で対峙
 帯広・違法捜査問う争い佳境に
 ──つきまとい、無断撮影、無賃乗車…、警察の言い分は

■コロナ禍でも揺るがぬ道産品人気
 「北海道の物産と観光展」が善戦
 ──同催事も対象の「プレミアム付どさんこ商品券」は完売

■大月氏の地位確認訴訟で初弁論
 解雇の国際大は請求棄却求める
 ──留学生問題では入管庁が“指導”対応か

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【オホーツク特集】網走市長 水谷 洋一氏に訊く

看板の“交流”を打ち砕いたコロナ
ピンチにこそ育つまちづくりの芽

ラグビーW杯イヤーだった昨年に続き、コロナ禍に襲われた今年も水谷洋一市長(57)にとって大きく記憶に残る年になったことだろう。観光やスポーツ誘致が盛んな「交流都市」として名高い網走だが、不意にその交流が丸ごと断たれた影響は甚大だった。だが、地域では市民同士の助け合いをはじめ市主導の対策などにより明日への希望も生まれている。オホーツク初となるオンデマンドのバス事業が注目を集めているほか、市庁舎の移転新築も正式に決まり、修学旅行先として歴史・自然資源の豊かさが再評価されるという嬉しい出来事もあった。ピンチの時にこそ地域づくりの芽は育つものなのかもしれない。アフターコロナを見つめて采配を振るう水谷市長に、まちの現状と展望を訊いた。(10月16日収録)
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【オホーツク特集】北見市長 辻 直孝氏に訊く

道内初のクラスターを封じ込め
テレワーク推進で新時代に活路

オホーツク管内における拠点商業都市・北見。今秋には新市庁舎や「アルゴグラフィックス北見カーリングホール」と、市内中心部に大型施設が相次ぎ完成。いずれもまちの賑わいを創出する新施設として期待されている。その一方で2月にはクラスターの発生により、道内で最も早い時期に新型コロナウイルスとの闘いを経験。全てが手探りの中で、事態を長期化させること無く感染拡大の封じ込めを成し遂げた。またコロナ禍による「新しい生活様式」の広がりで、かねてより同市が力を入れていたテレワーク推進事業はこれまで以上に大きな関心を集めるようになった。社会が大きく変わりゆく渦中での北見の在り方について、辻直孝市長(67)に訊いた。(10月16日収録)
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【オホーツク特集】紋別市長 宮川 良一氏に訊く

全国3位、人気のふるさと納税
コロナ禍の市民を支え拓く未来

オホーツク遠紋地域の拠点都市・紋別。その紋別といえば、ふるさと納税の寄付額で全道1位に躍り出た話題が記憶に新しい。地元観光のシンボルである流氷観光砕氷船ガリンコ号が新造され進水したことも市民を喜ばせた。脱炭素社会が叫ばれる中、バイオマスにメガソーラーが加わり自然再生エネのまちとして歩みを進めるトピックもあった。そんな朗報に湧く地域を直撃したのが今年のコロナ禍。基幹産業のひとつである観光と飲食が大きな打撃を受け、名物のまつりは軒並み姿を消し、アクセスの生命線であるオホーツク紋別空港は運休の瀬戸際まで追い詰められた。このような事態の中で市はどのように市民と事業者に寄り添ったのか。まちの現状と展望を宮川良一市長(66)に訊いた。  (10月14日収録)

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【オホーツク特集】タカハシグループ、コロナ禍とかく闘えり

カラオケ=クラスターの温床
この誤解払拭に全力を尽くす
(タカハシグループ代表取締役会長 髙橋 康弘 氏)

グループの力でコロナの猛攻に善戦

ほんの僅かな気の緩みも逃さない、といったまるで意思でも持つかのように再び猛威を奮い始めた新型コロナウイルス。その流行初期からダメージの直撃を受け続けているのがカラオケチェーン店だろう。そんな中、長年培った盤石な経営基盤のもとコロナの猛攻に耐え続け、反転攻勢の機会をうかがうのが道内最大手カラオケチェーンのタカハシグループだ。徹底した感染防止対策などでカラオケに向けられたマイナスイメージの払拭に全力で臨み、またグループシナジーの発揮で新たな取り組みにも果敢に挑んでいる。同グループの顔、髙橋康弘会長はこの厳しい状況下にあっても、視線は絶えず未来へ向け続けている。 (10月13日収録)

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【特集 オホーツク観光2020】

“白い大地”は色褪せない

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【企業】飛栄建設と北大教授がコロナ対策のクリーンブースを共同開発

診察ブースのウイルスを除去
簡便な設置で感染防止を実現

飛栄建設(本社札幌・松田順治会長)が、新型コロナウイルス対策として医療機関向けに診察用クリーンブースの提案を始めた。すでに市立札幌病院(札幌市中央区)や国立病院機構北海道医療センター(同市西区)に設置され、診察に利用されている。新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時流行が懸念される中、病院などでは万全のコロナ対策が求められるようになっており、感染を防ぐクリーンブースの需要が高まりそうだ。

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【医療】医療法人我汝会さっぽろ病院がJR苗穂駅直結の立地に新築移転

抜群のアクセス環境の中で
診療体制を大幅に強化拡充

人工股関節置換術で国内トップクラスの治療実績を誇り、道内外から患者が訪れている医療法人社団我汝会「えにわ病院」(木村正一理事長・恵庭市・150床)。この系列病院である「さっぽろ病院」(春藤基之院長・50床)が9月下旬、札幌市東区北24条からJR苗穂駅北口エリア(東区北5条)に新築移転オープンした。急増する手術に対応するためオペ室をはじめ診察室、検査室など診療体制を大幅に拡充。365日の通年リハビリやさらなる早期離床、早期退院を目指しながらより質の高い医療を提供していく計画だ。「JR苗穂駅北口直結と交通面のアクセスの良さが強み。ここではこれまで以上に症例数を増やしていきたい」とする春藤院長に新病院の概要と抱負を訊いた。(10月22日取材)

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【連載】ルポ「ひきこもり」63──ひきこもりは恥ですか? 「ぼそっと池井多」さんの講演から【1】

これは家族の病気です

精神的虐待から「ガチこもり」へ

「ひ老会(ひきこもりと老いを考える会)」や「ひきこもり親子 公開対論」などのイベントを通して当事者の声を社会に発信する、ぼそっと池井多さん(58)。その講演会「長期化するひきこもり家庭のコミュニケーション不全」が10月17日、札幌市内で開かれた。教育熱心な母から精神的虐待を受けて難関大学に進学。就職が内定していた大手企業への入社を前に外へ出られなくなった。以来、30年以上断続的にひきこもり、家族とは20年来音信不通という池井多さんは、「多くの人がひきこもりに関してオープンに論議できるようになれば、ひきこもりは恥でなくなる」と問いかける。講演会と質疑応答の模様を2回シリーズで紹介する。                      (武智敦子)

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【連載】戦争遺産をめぐる旅 【65】

京都市伏見区に残る戦争の記憶
校舎になった第16師団司令部跡

空襲被害が伝わらなかった古都

国内有数の参拝者を集める伏見稲荷大社のある京都市伏見区深草地区は、かつて大日本帝国陸軍第16師団が駐屯し、その本部施設がいまでもカトリック系の女学院として使用されている。そして街中にはかつての面影を残す建物や橋が数多く存在している。京都は太平洋戦争で空襲を受けなかったと聞いてきた筆者だが、本当にそうだったのだろうか。長年抱いていた疑問の答えを探すために9月下旬、コロナ禍の中で徐々に観光客が戻り始めた京都を訪れた。(ジャーナリスト 黒田 伸)

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【フォトレポート・トピックス】

●田所法務副相が刑務所を視察 再犯防止・社会貢献に期待
●函館の焼肉・海鮮・菓子の3社がコロナ支援への恩返し企画を始動
●〝クラシック〟好き集う札幌ドームで「35周年記念缶」の寄付金贈呈式
●小清水のじゃがいもスイートポテト 町民ニーズに応え6月から通年販売
●ホテルオークラ札幌が食で魅力を伝える「オホーツクフェア」開催中
●ブラックニッカで北海道の環境保全 「鶴の恩返し」キャンペーン始まる
●国内最大級の士業グループを築いた佐藤良雄氏の経営極意

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【連載コラムなど】
*北海道フォトエッセイ
*根掛かり人生
*視点 公共交通をどうする?
*シネマ
*スポーツ筆刀両断
*あなたの知らない老境
*新設企業情報
*人物株価
*古本屋女房の“古本的日常”
*デンタルエッセイ
*夏井功の「夜を駈ける車イス」
*このプラモ、凄い!
*北海道妄想紀行
*新連載 囚活通信
*新連載小説 つぐみ
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【今月の表紙】鈴木翁二画
『春には癒える』
【報道】北海道大学の闇──敷地内薬局公募の怪②

深まる出来レース疑惑

北大が公募前の調査で“メディシス推し”

10月号で報じた北海道大学(寶金清博総長・以下北大)の敷地内薬局誘致問題の続報だ。先月号では北大が実施した公募型プロポーザルを検証したが、ここにきて最初から特定の業者ありきの出来レースだった疑惑がさらに深まっている。この問題をめぐっては入札妨害の疑いで捜査機関が動いていると巷間で囁かれ、周囲の疑念の声を受けて北大自身も審査過程に関する内部調査に乗り出した。はたして“北大の闇”は晴れるのか──。    (本誌編集長・工藤年泰)

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【報道】北大総長解任事件を紐解く②

求めるのは解任無効

北大へ反撃を視野に名和氏が訴訟を準備

北海道大学の威信が崩れた「名和豊春総長解任事件」から3カ月強。その北大では寶金清博新総長が誕生したが、威信回復には事件の真相解明が不可欠だ。解任の決め手とされた調査報告書は作成段階で当の本人から聞き取りを行なっておらず、“追い出しありきで作られた”と言われても仕方なく、処分に関する一連の書類も本人に渡されていない。これでは罪状も知らされないまま被告となり、一方的に刑を宣告されたに等しい。入手した調査報告書の内容を検証しながら解任後の名和氏の動きを追った。

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【報道】道警不祥事から考える〈45〉

「触りたいと思って」

わいせつ未遂巡査部長、初公判
検察はストーカー行為で追起訴

礼儀正しくて感じよく、好意を覚えた――。一般女性に暴行を加えるなどして強制わいせつ未遂で起訴された現職警察官(のち退職)が9月下旬、初公判の法廷で起訴事実を認め、被害女性への足かけ5年にわたったつきまとい行為を明かした。地元の検察はストーカー規制法違反で元警察官を追起訴、裁判所では今月下旬から2罪の併合審理を進めることになる。転落の始まりは、交通取り締まり現場での出会いだった。(小笠原 淳)

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【報道】医療現場で散った命⑪

「事実、早く認めて」

看護師訴訟で道内2弁論続く
新人の殉職、再発防止願って

ウイルス禍が収束の兆しを見せない中、自ら命を絶った複数の新人看護師の遺族が起こした裁判が、北海道内で続いている。片や職場のパワハラ、片や異常な過重労働。加えて本号発売直前には、吃音差別を訴えて亡くなった看護師の遺族が労災訴訟の判決を迎えている筈だ。本誌が2017年から追い続けている長い闘い、国や職場が遺族の声に真摯に耳を傾ける日は、いつ訪れるのか。(小笠原 淳)

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【報道】原発作業で被曝、損害賠償・労災認定訴訟③

「泣き寝入り」許されじ

“イチエフ”元作業員が証言

札幌で5年あまりにわたって続いていた裁判が今秋、佳境を迎えた。国に労働災害の認定を求め、また東京電力などに損害賠償を求める訴訟を起こしたのは、福島第一原子力発電所の復旧作業を担った札幌市の男性。屋外作業などで放射線に被曝し、3つの癌を発症した。9月中旬に病身を押して臨んだ本人尋問では、癌と被曝の因果関係を突き崩しにかかる粘着的な反対尋問を受け、改めて“原子力村”の本質を垣間見ることになった。長い闘いは、この年の暮れに集結を迎える。(小笠原 淳)

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【報道】“核のゴミ”レポートPART15 文献調査で揺れる北海道が進むべき道を探る

地層処分計画は壮大な虚構
「金銭による誘導」に乗る愚

“処分研究”と“処分場探し”に巻き込まれた北海道

今年の夏以降、高レベル放射性廃棄物の後始末対策をめぐり、北海道内に新たな問題が加わった。後志管内の寿都町と神恵内村が最終処分場の候補地選定に向けた「文献調査」に応募する方向となったからだ。幌延深地層研究センターでの“核のゴミ”処分研究、泊原発から発生した使用済み核燃料の扱い、そして「文献調査」の応募問題と、国内で最も遅く原発建設が始まった北海道は今、政府と原子力事業者が進めた無責任な処分政策の尻拭いを押しつけられている。堂垣内道政のころから現在に至るまでの“道是”は「道内で処分を認める考えはない」。原子力開発の後始末の押しつけをはね返すために何が必要なのか──これまでの歴史も振り返りながら今後の方向を探った。(ルポライター・滝川 康治)

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【報道】原子力資料情報室の伴英幸氏が核のゴミ地層処分問題で講演

火山と地震、地下水の国で
地層処分できる適地はない

後志管内の寿都町に続き同管内の神恵内村が原発の高レベル放射性廃棄物(核のゴミ)の最終処分場の文献調査への応募を検討していることが分かり、周辺では反対運動が高まっている。寿都と神恵内では両首長が10月8日にも応募を表明する構えだが、手を挙げる自治体はまだあるとの情報もあり、混迷はさらに深まりそうだ。そもそも地層処分の問題点とは何なのか。10月3日、岩内町で催された民間シンクタンク「原子力資料情報室」(東京)の共同代表・伴英幸氏の講演会から学びたい。北大名誉教授で地質学を専門とする小野有五氏が解説を加えながら行なわれた講演を採録した。(10月6日時点・武智敦子)

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【報道】検証「泊原発は本当に必要なのか」51

泊と神恵内が阿吽の呼吸で
再稼働と最終処分を画策?

原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物(核のゴミ)の最終処分場選定への最初のステップである「文献調査」への応募が泊村周辺の神恵内村と寿都町でタイミングを合わせたように決まろうとしている。応募すれば原発の「ゴミ」を全国で初めて受け入れるための調査が始まる。この中で神恵内における応募検討は10年ほど前から始まり、今年1月に新村長が誕生した泊村長選挙とも深く関係していたという地元の声がある。再稼働の泊と最終処分の神恵内、ふたつのまちを結ぶ“縁”とは──。(ジャーナリスト 黒田 伸)

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【ニュース】

■セコマや北大などが食品廃棄
 削減に向け共同事業体を設立
 ──プラチナ触媒用いた鮮度保持技術を活用

■人獣共通感染症の大家、橋本信夫が
 動物と人間の複合社会の危険を警告
 ──北海道エゾシカ倶楽部が主催し札幌で講演会

■野次排除・国賠訴訟原告が講演
 「安倍」後の初報告、道内2市で
 ──裁判は月内に次回弁論、注目される道警の反論

■旧優生法違憲訴訟、札幌で結審
 強制不妊被害・小島さんが陳述
 ──訴訟支援の署名は2万8000超に

■「23年春開業」は本当に実現するのか
 北海道BP建設に忍び寄るコロナ禍
 ──お膝元の北広島市は「工事は予定通り」と強調

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【観光】倶知安観光協会・吉田聡会長が語る「コロナ禍とニセコ観光」

ニセコはコロナの危機を
乗り越えて必ず復活する

最大の懸念は雪不足とインフラの限界

世界屈指のスキーリゾートとして投資が続いている倶知安ニセコ地区。今年1月には北海道初の五つ星ホテルもこの地区に誕生した。しかし、今回のコロナ禍によって今年の冬は外国人スキー客の来訪が絶望的。それでも、過去に数多くの危機を乗り越えてきた地区だけに復活を信じる地元関係者は多い。そんな中、倶知安観光協会の吉田聡会長が9月25日、SATOグループのオープンセミナーで地区発展の歴史を踏まえ現状と展望、課題などを熱く語った。この日の講演内容を要約して紹介する。
(佐久間康介)

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【行政】「無投票当選で3選」の松野哲・岩見沢市長に訊く

人口減でも地域力を向上
スマートアグリシティへ

建設中の新庁舎は22年に供用開始

新型コロナ禍の中で行なわれた8月の任期満了に伴う岩見沢市長選では、無投票という形で3期目の信任を得た松野哲市長。その新型コロナの対応では、早い段階から市独自のさまざまな支援制度を立ち上げ、市民の生活救済に尽力。積年の課題である人口減少に関しては「積極的な調整戦略」を掲げ、同市が誇るICT基盤を活用して人口減のマイナスをカバーする施策を推し進める考えだ。先進技術をフル活用し、同市が目指すこれからのまちづくり「スマートアグリシティ」などについて松野市長に訊いた。 (9月15日取材)

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【医療】北腎会の坂泌尿器科病院が札幌市西区八軒に新築移転

全国屈指の専門病院として
治療体制をスケールアップ

社会医療法人北腎会が運営する「坂泌尿器科病院」(坂丈敏理事長・院長)が9月1日、北区からJR琴似駅に近い西区八軒に新築移転を果たした。より質の高い医療を提供するため手術室や外来診察室、病床、透析ベッド数を増やすなどハード面を大幅に強化。前立腺肥大症や尿路結石、前立腺がんの治療で全国屈指の実績を有する専門病院にふさわしいスケールアップがなされた形だ。「医療技術の進歩に対応した体制が整った。これを機に若手の育成にも取り組んでいきたい」と意欲を見せる坂院長に、新病院の概要や今後の展望などを訊いた。      (9月25日取材)

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【介護】安心安全を提供する札幌佐藤病院グループ

「しんふぉに~28」の幸福食堂が
ドライブスルー方式で弁当販売

札幌佐藤病院グループ(医療法人社団大藏会・佐藤亮藏理事長)が運営する複合施設「しんふぉに~28」(札幌市東区)がドライブスルー方式による弁当販売を開始した。コロナ禍による感染を恐れて来店を控えるようになった顧客のニーズに応える形で、施設内の「幸福(しあわせ)食堂大学村」が8月から始めたもので好評を博している。障害者や高齢者が地域の中で安心して活き活きと暮らすことを目指す札幌佐藤病院グループの取り組みを取材した。

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【映画祭】コロナ禍の今を映す「第7回 新千歳空港国際アニメーション映画祭」

リアルとオンラインを融合させ
新時代の映画祭の在り方を示す

これまで6度の開催を通じて、世界中のクリエイターやファンから関心を集めるイベントに成長した「新千歳空港国際アニメーション映画祭」。だが7回目を迎える今年、新型コロナウイルスの流行という空港の賑わいすら消失させてしまうような病禍によって、開催自体も危ぶまれる状況に陥った。こうした中で熟考を経て再編した開催内容が、新千歳空港シアターでの作品上映とオンラインを活用してトークイベントなどを実施する、いわばリアルとリモートの融合だ。コロナ時代に対応して全く新しい試みに挑む同映画祭の概要を紹介する。

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【企業】組合員のライフライン支えるコープさっぽろ

美味しくて安い惣菜提供に注力
夕食の宅配には日曜向けも追加

組合員の豊かな食生活を後押しするためコープさっぽろ(本部札幌市・大見英明理事長)が惣菜のクオリティを高める「大惣菜化プロジェクト」を展開。着実な成果を上げている。また高齢者の在宅支援と安否確認を目的とした「夕食宅配サービス」に、日曜日やお昼の食事用として「日曜弁当くつろぎ」のサービスも追加し、宅配サーピスの充実を図る。組合員の多様なニーズに応えていくことで、ライフラインに欠かせない事業を展開するコープさっぽろの取り組みを紹介する。

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【文化財】新型コロナ禍で窮地の旧青山別邸

「聖地を残して」と全国からエール
クラウドファンディングで5百万円

新型コロナウイルス禍で厳しい運営を強いられていた小樽市内の有名観光施設「旧青山別邸」(同市祝津3)がクラウドファンディングで維持費を募ったところ、40日間で約500万円の寄付が寄せられた。人気漫画「ゴールデンカムイ」の舞台のひとつにもなっていることから「聖地を残して」とエールも寄せられている。施設のオーナー、佐藤美智夫さん(75)は「皆さんの善意がありがたい。貴重な国登録有形文化財を守るため頑張ろうと気持ちを新たにしています」と話している。(武智敦子)

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【まちおこし】積丹スピリットが示す新しい地域振興

積丹町発のクラフトジンが拓く
ボタニカルなまちおこしの進路

北後志地域・積丹町における地方創生の牽引役として、近年多方面から注目を集めている地場産蒸留酒・ジンの製造事業。これに取り組むのが、道内農林漁業の高付加価値化をプロデュースするコンサルタント会社・GB産業化設計(本社札幌市、岩井宏文代表、以下GB社)が2018年3月に立ち上げたジンメーカーの積丹スピリット(本社積丹町、同、以下スピリット社)だ。地域に自生する香草植物(ボタニカル)を原料とする香り豊かな同社のジンは、20年6月の初販以降、予約受付を始めるたびに即完売の状況が続いている。そもそも積丹町でのジン造りという新発想はどう生まれたのか。また同事業の今後の展望について、岩井代表に話を訊いた。        (9月18日取材、髙橋貴充)

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【人】シニア世代の居場所と可能性を創造
NPO法人ナルク札幌代表 八百坂 康子さん

高齢者の元気を引き出す
〝自立と助け合い〟の互助組織
仲間に看取られ逝くのが夢

人生100年時代。シニア世代が生きがいを感じるよう仲間づくりをする機会と場を提供しているのがNPO法人「NALC(ナルク)札幌」だ。自立・奉仕・助け合いを理念に、ボランティアをした1時間を1点として“通帳”に預託、逆にサービスが必要になった時は点数を引き出し利用する「時間預託」によるユニークな活動を展開している。長年にわたる交流事業や一人暮らしのシニア向けサロン事業にも取り組む代表の八百坂康子さん(79)は「100歳を目指し80になったら『ぴんころ村』をつくりたい」と夢を語る。                    (9月16日取材・聞き手=工藤年泰)

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【連載】〝農と食〟北の大地から

足寄発・放牧酪農とアニマルウェルフェア
──「ありがとう牧場」の吉川さんに聴く(後編)──

草食性の牛を豚化してきた酪農
「放牧の牛乳を飲みたい」と声を

華やかに見える大規模化の陰で多くの牛たちが病気や事故で死んでいく現実。穀物を多給して草食の牛を豚化させる品種改良(改変)のあり方……。「ありがとう牧場」を営む吉川友二さんは、こうした酪農業界の実態に疑問を投げかけ、ストックマンシップ(家畜に接する人としての規範や心構え)に沿った経営をめざしてきた。それは、アニマルウェルフェア(家畜福祉)に適った酪農の実践でもあった。新規就農から約20年の歩みをベースに、放牧酪農のプロフェッショナルを育てる学校を創り、一軒でも多くの農家が放牧で牛を飼うようにしていく夢も広げる。生産現場の実態をよく知り、放牧酪農を応援していくにはどうすればいいのか──。インタビューの後編では、そのあたりをじっくり聴いた。(7月23日収録。ルポライター 滝川 康治)

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【連載】ルポ「ひきこもり」62──自治体行政の支援の在り方とは

“居場所”は当事者らとつくるもの
問われる小樽市のひきこもり施策

集まってくる当事者や家族と一緒に居場所をつくりたい──。そんな試みが9月中旬小樽市内で再スタートした。主催する札幌市のNPO法人「レター・ポスト・フレンド相談ネットワーク」(田中敦理事長、以下レタポス)が「ひきこもりサテライト・カフェ」として2017年秋から2年半にわたり実施してきたが、行政の強い要望もあり今年度は「サテライトSANGOの会inおたる」と名称を改め続行を決めた。ひきこもりへの偏見が未だ強く行政の施策も限定的であった小樽。行政は民間団体の手を借りながら、当事者や家族に寄り添った施策にどう反映していくかが問われている。(武智敦子)

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【連載】戦争遺産をめぐる旅 【64】

いくつもの機銃弾痕を今に伝える
愛知県半田市「半田赤レンガ建物」

中島飛行機の戦時倉庫だった過去

愛知県半田市の観光名所「半田赤レンガ建物」の壁には、深く抉られたような跡が多数残っている。太平洋戦争末期の7月にアメリカ軍の攻撃機による機銃掃射を受けた跡だ。戦前、半田市には軍用機を製造していた中島飛行機半田製作所があったため、激しい空襲を受けたのだ。傷跡の残る赤レンガを残そうとした市民と行政の判断は、戦後75年を経て、大きく評価されている。(ジャーナリスト 黒田 伸)
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【フォトレポート・トピックス】

●道開発局のランキング調査が示したオホーツク「道の駅」への高い支持
●銃所持訴訟で地裁が現地調査 ヒグマ駆除現場の地形確認
●摘みたて生ホップの特別なビール「富良野VINTAGE」今年も発売開始
●受刑者奮闘、医療用ガウン製作 月形刑務所・2工場フル稼働

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【連載コラムなど】
*北海道フォトエッセイ
*根掛かり人生
*視点 公共交通をどうする?
*シネマ
*スポーツ筆刀両断
*あなたの知らない老境
*新設企業情報
*人物株価
*古本屋女房の“古本的日常”
*デンタルエッセイ
*夏井功の「夜を駈ける車イス」
*このプラモ、凄い!
*北海道妄想紀行
*新連載 囚活通信
*新連載小説 つぐみ
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【今月の表紙】鈴木翁二画
『3つの水平線』
【報道】北海道大学の闇──敷地内薬局公募の怪

メディシスの「なの花」は
こうして北大に選ばれた

前代未聞のプロポーザルに噴き出す疑義

総長解任問題に揺れた国立大学法人北海道大学(寶金清博総長・以下北大)に新たな疑惑が持ち上がった。このほど北大は敷地内薬局誘致に伴う公募型プロポーザルで運営事業候補者を選定したが、この結果が出来レースだった可能性が浮上。経済的なメリットに偏重したプロポーザルのあり方にも疑問の声が相次いでいる。公立大学たる北大は守るべき“公共の利益”を忘れてしまったのか──。 (本誌編集長・工藤年泰)

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【報道】北大・名和豊春前総長が解任の“真相”を激白

「私は、結託した文科省と
北大の理事に追放された」

仕組まれた排除のシナリオとは

日常的なハラスメントなどを理由に萩生田光一文科相から北大総長を解任された名和豊春氏(66)が8月22日、公の場で初めて口を開いた。札幌での集会に姿を見せた名和氏は、約100人の参加者を前に「私が解任された本当の理由」と題して40分にわたり、時折声を詰まらせながら自身の潔白と事件の背景を訴えた。「北大総長解任の真相を究明する市民の会」が主催したこの集会。まずは、ここでの同氏の主張に耳を傾けてみたい。名和前総長の解任は、文科省と北大の一部理事が結託した追放劇だったのか──。(佐久間康介)

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【報道】北大・名和豊春総長解任事件を紐解く

調査報告書に捏造の疑い
崩れる解任根拠の信用性

集会で明かされた驚きの新事実

8月22日、「北大総長解任の真相を究明する市民の会」が主催した集会に登場し、自身の潔白と事件の真相を訴えた名和豊春前総長(66)。この日は本人の講演のほか、主催団体のジャーナリスト、山田寿彦氏と名和氏の対談形式による一連の事実検証も行なわれた。総長解任を決定づけた北大の調査委員会の「調査報告書」。そこに記された名和氏の数多のパワハラ事案、非違事項は果たして本当にあったことなのか。この日、名和氏と山田氏のやりとりでは驚くべき事情が明かされた。北大の事実認定と名和氏の釈明の隔たりはあまりに大きい。この日の対談の主な内容を採録し、読者の判断に委ねたい。(佐久間康介)

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【報道】狩人、銃を奪われる④

「早く山へ帰って」

ヒグマ出没止まらぬ砂川
銃所持裁判は現地調査へ

8月下旬から9月初めにかけ、砂川市の住宅地でヒグマの目撃情報が相継いだ。市内での報告数はすでに昨年度1年間のそれを上回り、おもな出没地点に市職員らが毎日“出勤”している状況。一方、地元猟友会役員の銃所持許可をめぐる裁判では非公開の弁論準備手続きが進み、裁判所が現地調査にあたる可能性が浮上してきた。“撃てない町”の騒がしい夏は、まだ終わりそうにない。(小笠原 淳)

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【報道】“核のごみ・調査応募”に揺れる寿都町の片岡春雄町長を直撃

「周囲の反対は覚悟の上
 最終判断は若い世代に」

原発の出口論議に投じた一石に大きな波紋

後志管内寿都町の片岡春雄町長(71)が原発の使用済み核燃料から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場をめぐり、国の文献調査への応募を検討している問題が波紋を広げている。背景にあるのは町財政への危機感と新型コロナによる水産業の疲弊だが、道をはじめ周辺自治体、漁協関係者らは猛反発。この中で片岡町長は8月25日、本誌の取材に応じ、文献調査の2年間で最大20億円が交付されることなどを挙げ、「全国の自治体が原発の出口問題に目を背けており、寿都町から一石を投じるのがひとつの目的」と強調。「精密調査までやるかどうかは、将来を担う若い世代が方針を出すこともあり得る」として調査の最終段階にも前向きな姿勢を示した。(武智敦子)

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【報道】首相批判封殺の波紋⑪

「安倍やめた」けれど

言論封殺、追及止まず
国賠訴訟で弁論続く

8月下旬に突如伝えられた安倍晋三総理大臣の辞意。本号が店頭に並ぶころには与党総裁選挙が決着し、首班指名を経て新内閣が発足している筈だ。昨年7月に札幌で「やめろ」と野次を飛ばした人たちにとっては、1年あまりを経て所期の目的が叶ったことになる。だが本質的な問題は今も解決せず、その追及は為政者の首がすげ替わっただけでは終わりそうにない。求められる「表現の自由」は、いつ取り戻すことができるのか。(小笠原 淳)

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【報道】留学生急増の背景に②

「これは見せしめだ」

解雇の教授が国際大を提訴
卒業生らは抗議の申し入れ

札幌国際大学(札幌市清田区、蔵満保幸学長)の外国人留学生不適切受け入れ問題で、同問題にからんで懲戒解雇処分を受けた教授が8月下旬、運営法人に地位確認などを求める裁判を起こした。先立つ同月中旬には卒業生有志が大学に抗議を申し入れるなど、前年度から続く混乱はなお収まりそうにない。渦中の教授は解雇処分を「公益通報への報復」と指摘、改めて大学経営の健全化を訴えている。(小笠原 淳)

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【報道】道警不祥事から考える〈44〉

「開示」墨塗り減らず

巡査部長の酒気帯び、詳細不明
わいせつ警官は今月下旬初公判

北海道警察の本年上半期の不祥事について、本稿記者が道警に追加請求していた公文書が一部開示された。このうち第2四半期(4―6月)に記録された12事案の中で事件捜査の対象になったものは3件あったことがわかったが、開示された文書は墨塗り処理の多い“海苔弁当”状態で、事案の詳細はほとんどあきらかにされないまま。前号で報告した酒気帯び運転が未だに報道発表されないなど、本年も “見えない不祥事”が減る兆しはなさそうだ。(小笠原 淳)

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【連載】緊急獄中報告・続

濃厚接触者「陰性」
「本当に良かった」


旭川刑務所 60歳代男性受刑者

職員のウイルス感染に緊張が走った刑務所ではその後、濃厚接触者にあたる受刑者全員の「陰性」があきらかになっていた。中断していた刑務作業は再開され、屋外での運動も認められることに。一方で慰問のコンサートが「リモート開催」となり、運動会の中止が決まるなど、感染症の余波はまだ収まっていないようだ。本誌前号で緊迫の獄中をレポートした現役受刑者が改めて筆を執り、施設内の近況を報告する。(小笠原 淳)

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【ニュース】

■釧路市長選は現職と新人の一騎打ち
 無風一転、元釧路市議が出馬を表明
 ──多選批判の46歳が挑む戦いの行方は

■道警本部が記者クラブを「消毒」
 乗務員感染のタクシーがらみで
 ──「濃厚接触」認められたキャップは陰性確認

■アパマン爆発で地裁が猶予判決
 44人重軽傷の責任、1人の肩に
 ──近隣住民は運営会社不問に憤り

■札幌市内でホームレス54人確認
 地元支援団体が独自に路上調査
 ──国の調査から漏れる「車中生活」含め、公称の倍に迫る実態

■寿都町の「核のごみ調査応募検討」で
 同じ後志管内の市民団体が緊急会議
 ──参加者からは先行きを不安視する声が続出

■札幌学院大が新ロゴマークを制定
 新札幌キャンパス開設に向け一新
 ──フィリップス・ジャパンとも連携し地域の医療福祉にも貢献

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【行政】任期の折り返しを迎えた迫 俊哉小樽市長に訊く

コロナ禍を乗り越えながら
近未来に向けたまちづくり

大きな教訓だった「昼カラ」のクラスター

小樽市の迫俊哉市長(62)が1期目の折り返しを迎えた。就任以降、財政健全化などに取り組みながら市政の信頼回復に努めてきたが、今年に入ってから職員の不祥事や業務ミスが発覚。6月下旬には昼カラオケができる飲食店で、お盆明けには小樽市立病院で新型コロナの集団感染が確認されるなど、コロナ禍にも見舞われ「この半年は現状を維持していくのに精一杯だった」と振り返る。感染を予防しながら職員の士気を高め地域経済をどう回復させるか。手腕が問われる迫市長に訊いた。(8月18日取材・武智敦子)

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【企業】北海道エネルギーが初の社長交代。木村新社長に訊く

エネルギーのベストミックスを進め
「情」を大切にした会社を目指す

あらゆる災害にも対応する非常時体制も強化

今年6月、道内石油製品販売最大手・北海道エネルギーの新社長に専務だった木村信広氏が就任。勝木紀昭会長との代表取締役2名体制となった。木村氏は旧勝木石油からの生え抜き。長らくSS(サービスステーション)を統括する部門の責任者を務めた、現場に精通した人物。胆振東部地震の発生により起こったブラックアウトの際には、医療機関や公共インフラ施設などの電源を死守する燃料供給などに尽力した。その木村社長が大切にするのは、顧客や社員との「笑顔」「感謝」の結び付きだという。(髙橋貴充)

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【観光】2020 函館観光

いま、“秋色の魅力”を再発見

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【医療】「食べる歓び」を陰から支える歯科技工所 プライムデンタル

使命感をスタッフと共有し
口腔衛生分野にも積極進出

健康を維持していく上で欠かせないのが歯だ。今回紹介するプライムデンタル(札幌市西区・北島正之社長)は「歯科技工で楽しく食べる歓びを」を経営理念に掲げ、患者一人ひとりに合わせた義歯(入れ歯)をつくり続けている歯科技工所。健康を陰から支える技術者集団と言っていい。少子化の影響などで歯科技工士のなり手不足が深刻化しているが、創業25周年を迎えた同社は高いチーム力をベースに口腔用保湿剤の販売など新規事業にも取り組んでいる。「お口のトータルサポートカンパニー」を目指す同社を訪ね、北島社長に今の時代における歯科技工士の役割や今後の方向性について訊いた。(8月17日取材)

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【企業】ゴールドパック恵庭工場とAWファーム千歳

プラ削減と農工連携を目指す
エア・ウォーターの飲料事業

近年各方面で積極的に取り組まれているプラスチック削減。こうした中、産業ガス国内大手エア・ウォーター(本社大阪)のグループ会社で飲料製品の受託製造を主力とするゴールドパック(同東京)の恵庭工場が、従来よりプラスチック使用量がほぼ半減となるペットボトル容器での飲料生産を開始した。関連する設備投資におよそ50億円を投じ、プラスチック削減にとどまらず無菌充填設備の設置など先端技術をいくつも導入。これまでの生産体制を劇的に改善させるリニューアルとなっている。さらに同工場では近隣に所在するAWファーム千歳の栽培品目を利用して搾汁事業も積極的に展開。北海道産農産物の付加価値向上に寄与する農工連携にも力を入れている。進化するエア・ウォーターグループの飲料事業をレポートする。(8月20日取材)

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【企業】“夜の街”も注目する新たな光触媒内装工事

ススキノ感染症対策の切り札⁉
広がるイオニアミストプロ施工

コロナ禍に立ち向かう地元工務店

新規感染者の確認が連日途絶えること無く、予断を許さない状況が続いている新型コロナウイルス感染症問題。現在は感染拡大防止と社会経済活動の両立を目指すという国の指針のもと、経済回復に向けた取り組みが推し進められているが、新型コロナへの恐怖心は人々の行動を著しく変容させ、いわゆる“夜の街関連”に該当する事業者の客離れによるダメージは深刻だ。こうした中、高い抗菌・抗ウイルス効果を発揮する「イオニアミストプロ」という内装リフォームが、ススキノの飲食店などで注目を集めている。手掛ける北亀工務店(札幌市手稲区、齊藤太基社長)に詳細を訊いた。(髙橋貴充)

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【企業】コロナ禍での舵取りを担う北海道エアポート蒲生 猛 社長に訊く

かつてない苦難を乗り越え
北海道の空を守り抜く覚悟

航空需要復活を見据え地域と一丸

発足したばかりの北海道エアポート(HAP・本社千歳・蒲生猛社長)をコロナ禍が揺さぶっている。新千歳空港をはじめ道内7空港の一括運営を担う同社は、北海道をさらに飛躍させる原動力と期待されて華々しく船出。しかし、この春以降は国際便ゼロ、国内便も激減状態で、まさしく「ゼロではなくマイナスからのスタート」(蒲生社長)に直面している状況だ。いずれにせよコロナ禍の収束が見通せない状況でもHAPの重要性に変わりはなく、将来に向けた基盤づくりは手を抜けない。この危機を乗り越えるためトップは何を考え、どう行動しているのか。国や地域との調整などで多忙を極める蒲生社長に胸の内を訊いた。(8月17日収録)

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【企業】

安心安全に向け迅速に対応
新千歳空港の感染防止対策

さらに付加価値を高め選ばれる空港へ

今年1月18日、北海道エアポート(HAP)による道内7空港一括民間運営の開始を記念する式典が華々しく行なわれた新千歳空港ターミナルビル。だが、新時代を拓く“北海道の空の大変革”の始まりに予期せぬ冷や水を浴びせたのが新型コロナウイルス感染症のパンデミックだった。これにより訪日外国人客は蒸発。国内の空港利用者数も過去に例のないほど落ち込んだ。このような中、HAP傘下の空港ビル管理運営会社、新千歳空港ターミナルビルディング(阿部直志社長・以下新千歳空港TB)は感染防止対策にいち早く着手。かつてない苦境に見舞われながら、選ばれる空港に向け利用者に安心安全を提供する同社の取り組みをレポートする。(8月24日取材)

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【連載】〝農と食〟北の大地から

足寄発・放牧酪農とアニマルウェルフェア
──「ありがとう牧場」の吉川さんに聴く(前編)──

牛という動物の偉大さの理解と
生命に対する敬意が全ての基本

のんびり草を食む牛たちと周りに広がる野山──都会の消費者がイメージする、こうした北海道酪農の姿は今や虚像に近い。酪農地帯で放牧された親牛を見つけることが難しくなったなかで自然体を崩さずに放牧酪農の王道を歩むのが十勝管内足寄町の芽登地区にある「ありがとう牧場」だ。代表の吉川友二さんは90年代の4年間、ニュージーランドで牧場実習を重ね、160頭の乳牛の飼育を任された経験もある。家畜と接するときの規範や心構えを意味する「ストックマンシップ」の重要性を学び、帰国後は自らの牧場で実践してきた。アニマルウェルフェア酪農への一番の近道は放牧に取り組むこと──その考え方や現状に対する意見を聞いた。(7月23日、同牧場で収録。ルポライター 滝川 康治)

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【連載】ルポ「ひきこもり」61──「ひきこもりながら生きる道」の現在

皆が同じ方向を向く必要はない
53歳男性が選んだ新たな生き方

ウィズコロナ時代。新型コロナの感染拡大はひきこもり当事者の生き方にどのような影響を及ぼしたのだろう。当事者会などが休止され外出の機会を失った人もいれば、バイトを失い経済的苦境に陥った人もいるようだ。ふと、2年前、自分に忠実に生きるため「ひきこもりながら生きる道」を模索していた吉川修司さん(53)が今、どのように暮らしているのか気になった。ピアスタッフの活動に一区切りつけたとは聞いていたからだ。8月下旬、吉川さんの自宅を訪ねた。(武智敦子)

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【連載】戦争遺産をめぐる旅 【63】

悲惨な沖縄戦を生々しく伝える
首里城地下の第32軍司令部壕跡

“歴史の証言者”の保存公開を

2019年10月の火災で主要施設が焼けた沖縄県那覇市の首里城。先の大戦末期、その付近の地下で秘密裡に建設されたのが旧陸軍の第32軍司令部壕だ。その司令部壕が常時公開へ向けて動き出している。県はこれまで安全性を理由に消極的だったが、「戦争の歴史を知らせるべきだ」との声が専門家や市民の間で高まっているからだ。コロナ禍で沖縄県下に緊急事態宣言が出される直前の8月1日、首里城公園を訪れ司令部壕跡を取材した。その姿は悲惨な沖縄戦を生々しく伝えるものだった。(ジャーナリスト 黒田 伸)

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【フォトレポート・トピックス】

●ホクレン大収穫祭、催事は中止だがギフト継続で特別通信販売も実施
●ニトリレディスで笹生優花が優勝 賞金総額を倍増、ネット生配信にも挑戦
●秋の行楽は「有珠山ロープウェイ」を拠点に紅葉の名所「洞爺湖有珠山エリア」へ!
●カドウフーズ開発の賞味期限5年、厚沢部産メークイン保存食が好評
●ぼそっと池井多さんを講師に招きかでる2・7で当事者と「ひきこもりの老い」を考える

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【連載コラムなど】
*北海道フォトエッセイ
*根掛かり人生
*視点 公共交通をどうする?
*シネマ
*スポーツ筆刀両断
*あなたの知らない老境
*新設企業情報
*人物株価
*古本屋女房の“古本的日常”
*デンタルエッセイ
*夏井功の「夜を駈ける車イス」
*このプラモ、凄い!
*北海道妄想紀行
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【今月の表紙】鈴木翁二画
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目次: なぜ、三菱は「人生は常にこれから」と考えるか

常勝財閥 三菱 歴史的名訓
他の追随を許さぬ岩崎家4代の人間力

魂を紐解く ◎武田晴人
激動の時代こそ日本人の原点に学ぶ
◎三菱重工業会長 宮永俊一/三菱商事会長 小林 健/三菱みらい育成財団理事長(MUFG会長) 平野信行
人間を磨く、信じれば花開く

最強「三菱」語録50
「三菱財界人」不屈の金言
●若し、人、不正を以て争わば、我は正義を以て闘う可きである。
●景気の悪い会社の社長は胸を張って、いつも朗らかな顔をして歩け。
●豊かさの中にあってこそ却って「ハンブル・ライフ」の精神を尊重していかなければならない。
●男性が会社人間をいいことに家庭を大事にしないのは間違っている。
●モスト・リバブル・カントリーを目指すべき。
●経営者は教育者でなければならない。
●企業もまた『人』を育て続ける責務があるのです。
トップたちが心を鍛錬した言葉
●向こう傷は武士の勲章だ。
●大きな目標に挑む際には、三菱の仲間として連携する。
●仕事が人を育て、人が仕事を拓く。
●先輩を乗り越えていく。
●三菱グループは結集せよ。
●易きになじまず難きにつく。
●目先の利益に飛びつくな。
●刹那な利益を得るために信頼を失うな。
●王道を歩め。
●仕事や社会に対して常に誠実であれ。
●フェアプレーで事業を運営せよ。
●時代の要請に応えよ。
●企業は人や社会に求められてこそ存続できる。
●時代の変化を捉えて、常に時代の先を走れ。
●新・三綱領は「パブリック」「フェア」「グローバル」。
●どんな仕事にも愛着を持て。
●チャレンジこそがDNA。
●「三綱領」と遺訓を令和に生かす。
●私たちの守る伝統とは、古いものを壊すことだ。
●国難と共に歩み、国民と共に栄える。
叩き込まれた三菱イズム
●三菱は“奇跡のベンチャー”なのです。
●こんなにお金をかけて社員に本物を見せてくれる企業があるんだ。
●人材にエネルギーとコストをかけて良質な組織をつくり上げる。
●良い組織をつくるには経営者が百万回訓示するより、多くの一流に触れてもらうほうが近道です。
●ベンチャーづくりは人づくりだ。
●真実は現場にある。
●可能性の大きな市場を勢いのある若手に任せてみよう。
●決意が固いならやってみたらいい。
●正しいと判断したなら必ずやり切る、やり切れば花開くと信じ突き進む。
●(震災時に)こんなときは自分で見ないと判断できない。
●相手も同じ人間だ。
●毎朝下っ腹に力を入れろ。健闘を祈る。
岩崎家の教え
●人は天の道にそむかないこと。
●子に苦労をかけないこと。
●他人の中傷で心を動かさないこと。
●一家を大切に守ること。
●無病のときに油断しないこと。
●貧しいときのことを忘れないこと。
●常に忍耐の心を失わないこと。
●桃李不言。下自成蹊。
●機会は雲中に現れる蚊龍のごときのもの。これを捕捉するのには、透徹明敏なる注意と、豪邁なる胆力が必要である。
私が見た「三菱の品格」
●三菱グループのトップは、皆さん、一言で言えば紳士。
●「組織の三菱」は結束力の高さを象徴しているが、縦割り組織が強いことでもある。“三菱の品格”を維持する意味でも、長期的視点は大事にしていただきたい。
●三菱総研は未来志向の強いシンクタンクであり、その点は大学とも共通点がある。
●「課題先進国」の日本、シンクタンクが担う役割は以前にも増して重要になる。
●今後の課題は強過ぎる縦割り組織を打破し、いかに横断的な組織に変えていけるか。
●三菱重工を含めた三菱グループ各社は日本社会の縮図です。
●退職してからも、無意識のうちに「あれはウチで造ったのよ」と。
●三菱重工さんの教育はみごとだなァ。
「三菱」は結婚相手としての価値があるか ◎鈴木涼美
岩崎弥太郎と渋沢栄一の大喧嘩 ◎鹿島 茂
給料、結婚、他財閥……有価証券報告書と調査データで読みとく

現代の日本で、三菱で働くということ。
「日々感謝、日々感動。」三菱とともにに生きる

覆面座談会 半沢頭取「出世」の秘密
「三菱」が出てくる10冊の読書案内

名著に心を洗う
竜馬がゆく/雄気堂々/暁の群像/オレたちバブル入行組ほか
他財閥が「三菱さん」に言いたいことがある

ライバルの言葉に耳を傾ける
特別付録

巨人たちが遺した東京「財閥庭園」巡りマップ
一念が道をひらく ◎三菱ケミカルホールディングス会長 小林喜光
NEWS & INTERVIEWS
PEOPLE 大河ドラマ『青天を衝け』主演・吉沢 亮
日本のエスタブリッシュメントを支える“三菱の結婚相談所”
独占・“前澤金配り”企画が強盗・詐欺のカモリストに
官邸が怯える「『NO』と言える小池百合子」
好評連載
人間邂逅[784]

●五十嵐光喜×大井川和彦

「ビリ県」脱出
茂木健一郎の「成功への物語」[232]

岩崎弥太郎の教えが現代の日本を救う
大前研一の「日本のカラクリ」[262]

バイデン新政権は日本軽視、台頭する中国とどう向き合うか
飯島 勲の「リーダーの掟」[285]

大騒動の舞台ウラ これが本当の木を見て「森」を見ず
齋藤孝の「人生がうまくいく古典の名言」[56]

不遇の連続でも、人生は一からやり直せる
「橋下 徹」通信[118]

権限がなくても人を動かせる「政治力」とは何か
猫組長の「ダークサイド経済日誌」[24]

人類を救うワクチンがコロナを暴力に変える
伊藤詩織の「ドーナツてるの?」[21]

「日本手話のポエム」を観たら、あなたは圧倒される
鈴木宗男×佐藤 優の「世界大地図」[26]

独房で学んだリモートワーク術
三浦瑠麗の「山王日記」[25]

『イデオロギーと日本政治』に見る「保守」「革新」の逆転現象
本田 健の「賢者は年収3000万の小金持ちを目指す」[26]

早熟な人が、一発屋で終わってしまう理由とは
池上 彰と増田ユリヤの「ドキドキ大冒険」[57]

知られざる情報収集力 バチカン市国
渡瀬裕哉のワシントン便り[8]

極左バイデンで世界は地獄に落ちる…
笹井恵里子の「あなた vs 〇〇〇」[24]

牛乳
銀座ザボン・水口素子の「愛しい人」[16]

ホステスと交際中のお客様が来店したときの対処法
職場の心理学[722]

社員の給料を「言い値」で払ったら、会社に何が起こるか
マネーの新流儀 [320]●山野祐介

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目次: 【特集】「日中友好」のツケ 
            
「天安門事件」で日本は民主主義を裏切った        杏林大学名誉教授 田久保忠衛 

今も底流にある異様な対中忖度              ジャーナリスト 濱本良一

対中外交の「失敗の本質」                国家基本問題研究所主任研究員 湯浅 博 

尖閣を守るためにいまやるべきこと          東洋学園大学客員教授・元空将 織田邦男 

国民に共有されぬ〝尖閣奪取〟の危機         石垣市議会議員 砥板芳行   


【特集】米国新政権とのつきあい方   

アジア安定のため日本に変革求める      インド政策研究センター教授 ブラーマ・チェラニー 

今こそ日米同盟を進化させる時だ       元陸上幕僚長 岩田清文 

実力行使の役割分担で同盟の再々定義を  元空将 尾上定正 

「FOIP」具現化し さらに発展させよ  東京外国語大学教授 篠田英朗 

閣僚名簿に見る外交安保戦略 ハドソン研究所研究員 村野 将 

【特集】 武漢ウイルスとの闘い  

「脅し」政策転換して国民の信頼を得よ    東京大学名誉教授 唐木英明 

厚労省と日本医師会の無為無策が危機作った  医師・元厚生労働省技官 木村盛世 

医療崩壊するのは医者がダメだから   評論家 八幡和郎 

経済危機回避へ打つ手はまだある    上武大学教授 田中秀臣 

最も危険なのは「北京ウイルス」  評論家 石 平 

鎖国連合と化したEUの行く末  産経新聞パリ支局長 三井美奈 



ブラック霞が関改革待ったなし  慶応義塾大学教授 松井孝治×元厚労省官僚 千正康裕        

台湾統一への新方式が浮上 チャイナ監視台 産経新聞台北支局長 矢板明夫 
「鬼滅の刃」にみるナショナリズム復活      評論家 宮崎正弘 

打撃力なしに国民の命守れない  前内閣総理大臣 安倍晋三×元国家公安委員長 山谷えり子  
                     

選択的でも夫婦別姓はいらない  フロント・アベニュー特別版  麗澤大学教授 八木秀次 

ファクトチェックは万能にあらず    政策シンクタンク代表 原 英史✕大和大学准教授 岩田 温✕
ファクトチェック・イニシアティブ事務局長 楊井人文 


西法太郎氏の三島事件〝新説〟への疑問   元「楯の会」一期生 篠原裕 


追い詰められる金正恩政権      龍谷大学教授 李 相哲 
「法治の瓦解」にひた走る韓国   モラロジー研究所教授・麗澤大学客員教授 西岡 力 


第37回土光杯に鈴木駿介さん 受賞論文も掲載 

憲法改正へ若者の世論喚起                憲法BlueWave事務局  神谷 龍 

【好評連載!】
小説 寒い国から来た工作員(スパイ) 第5回 奪還  特定失踪者問題調査会代表 荒木和博 

昭和の大戦とあの東京裁判―同時代を生きた比較史家が振り返る―
第12回 後世が下す判決        東京大学名誉教授 平川祐弘 



【グラビア】
皇室歳時記  希望の持てる年に   
新連載 われらの女性自衛官 ①  陸上自衛隊 𠮷田有子2佐/ライター 渡邉陽子 
不肖・宮嶋の現場  空飛ぶICU  
文字のふるさと                            瀧野喜星   
業田良家 それ行け!天安悶 
西原理恵子 ぬるま湯正論 
文人論客壺中之天 森鴎外 「上野 蓮玉庵」  取材・構成 将口泰浩 

フィフィの本音    タレント フィフィ 
経済快快  産経新聞特別記者 田村秀男 
君は日本を誇れるか  作家 竹田恒泰      
政界なんだかなあ    産経新聞政治部編集委員兼論説委員 阿比留瑠比
SEIRON時評   評論家 江崎道朗 
アメリカの深層  福井県立大学教授 島田洋一 
朝鮮半島藪睨み        産経新聞編集委員 國學院大學客員教授 久保田るり子 

シリーズ対談 日本が好き! まだまだ復活する力がある! 
                俳優・歌手 黒沢年雄/ ジャーナリスト 井上和彦
シネマ異聞 そこまで言う⁉   読売テレビ・チーフプロデューサー 結城豊弘 
読書の時間 潮匡人/桑原聡のこの本を見よ  
読者のプロムナード                   
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日本人の鼓動が響く雑誌です。~オピニオン誌「正論」~

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目次: 【第1特集】脱・ストレス
[図解]今こそ心身の整え方を学ぶときだ

「脳」を整える
グーグルだけじゃない マインドフルネスに脚光
専門医が教える 脳を癒やすマインドフルネス
一流アスリートが実践する メンタル切り替え術
本やテレビで話題 繊細気質(HSP)にどう対応?
ベストセラー作家・精神科医 樺沢紫苑が伝授 “脳力”を引き出す時間術
「15・45・90の法則」を活用/雑念排除法で集中
[朝の時間術] 脳の黄金時間に「集中仕事」こなす
[昼の時間術]「外出ランチ」で集中力をリセット
[夜の時間術]リラックス時間を寝る前に確保
[時間創出術]仕事を後回しせず 「今」にコミット

「睡眠」を見直す
翌日のパフォーマンスが変わる スタンフォード式快眠術
「睡眠の質は脳のコンディションにも影響する」スタンフォード大学医学部精神科教授・睡眠生体リズム研究所所長 西野精治
[入眠編]体温の上げ下げが安眠のカギ
[覚醒編]光と2段階アラームで起床
[仮眠編]20分間の昼寝で午後も冴える
教えて西野先生!睡眠Q&A
快適な眠りが手に入る スリープテック5選

「運動」を見直す
青学駅伝チームも指導する中野ジェームズ修一トレーナー直伝! 脱疲労ストレッチ・筋トレ
血行を改善する 動的ストレッチ
デスクワーカーこそやってほしい 静的ストレッチ
筋トレは下半身から始めるのが効果的
1日たった4分 効率よく運動するならHIIT
自宅でも飽きない オンラインフィットネス5選

「食事」を見直す
済生会の医師・管理栄養士が提案する 時間栄養学で不調を改善
腸内環境を改善し、心身を整えよう
管理栄養士おすすめのメニュー おなかスッキリで健康な体を目指そう
コンビニ食の“賢い”選び方

【第2特集】鉄道異変
頓挫する高速旅客船と豪華列車計画 JR九州「大胆経営」に兆す影
巨額赤字でもむしろペースが加速 投資をやめないJR東日本
開業遅れるリニアに、コロナが追い打ち “二重苦”に悩むJR東海

ニュース最前線
トヨタ、有事でも利益2兆円 避けられぬEVの本格展開
携帯と周辺事業のカギ握る 楽天「資金確保」への万策
電通が過去最大の赤字に 脱〝広告代理店〞の高い壁

連載
|経済を見る眼|経営の信念が問われる時代の到来|延岡健太郎
|ニュースの核心|IT革命から20年、ネット社会の現在地|野村明弘
|発見!成長企業|ケンコーマヨネーズ
|会社四季報 注目決算|今号の4社
|トップに直撃|ダイドーグループホールディングス社長 髙松富也
|フォーカス政治|破綻した官邸主導政治から転換を|牧原 出
|グローバル・アイ|アポロ計画の教訓 国家は産業革新の先導者たれ|マリアナ・マッツカート
|INSIDE USA|アマゾンに労組が誕生か 反GAFAに新たな火種|肥田美佐子
|中国動態|民間の顔認証に警戒の声強まる|田中信彦
|財新|iPhone受託工場、春節も休まず操業/中国スマホ「小米」が米政府を提訴
|マネー潮流|オオカミはもう来ない?|佐々木 融
|少数異見|今だからこそ、直接民主制の導入を
|知の技法 出世の作法|日ロ関係における 水面下での外交努力|佐藤 優
|経済学者が読み解く 現代社会のリアル|疾病予防や医療費削減に 「健康シグナル」は有効か|飯塚敏晃
|リーダーのためのDX超入門|片手間ではいけない「セキュリティー」の要諦|山本康正
|話題の本|『パンデミックの倫理学』著者 広瀬 巌氏に聞く ほか
|経済クロスワード|ストレス対策
|人が集まる街 逃げる街|三重県伊勢市|牧野知弘
|編集部から|
|読者の手紙 次号予告|

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目次:
■特集1 ニューノーマル時代の新10倍株で勝つ

●ニューノーマル時代の新10倍株で勝つ! (020p)
●10倍高も見込める大化け株で大きく儲ける 狙いは大きくテンバガー(022p)
●10倍株候補発掘の5つのポイントをつかむ チャートの特徴も要チェック! (024p)
●3大潮流で探す未来の10倍株 今からでも間に合う! 中長期保有で大化けも(026p)
●これが次世代の大化け3大テーマだ 長期でテンバガーも夢じゃない! (027p)
●3大テーマ1 ヘルスケアコロナ禍で医療は 「非接触」 にシフト ヘルステックは準トップに妙味(028p)
●3大テーマ2 DX企業、官公庁ともデジタル化は加速 20年急騰銘柄の押し目を狙え(032p)
●3大テーマ3 脱炭素脱炭素化は日本企業にとって好機 水素社会到来で中型株に大化け余地(036p)
●直近IPOで探せ! 最強の成長株 上場間もない新興株から10倍株の卵を発掘(040p)
●IPO株は“隠れ優良銘柄”で儲ける 10倍株の卵はここだ(041p)
●スゴ腕流 大化けIPO株の狙い方 CASE1人気薄の 「非DX銘柄」 を割安な水準で仕込む(042p)
●スゴ腕流 大化けIPO株の狙い方 CASE2利確を重ねて着実に勝つトレンドをいいとこ取り(044p)
●注目株を見逃すな! 直近IPO18銘柄を徹底査定直近IPOは割高感強いものも長期の事業成長が鍵に(046p)
●10倍株の利確テク チャートでは売り時を判定しない 決め手は株価より企業の成長度(052p)
●ここから上がる逆襲大化け株 コロナ逆風銘柄が狙い目! (054p)
●逆襲株を探し出す3つの戦略 出遅れと侮るなかれ(055p)
●コロナでダメージ大の銘柄ほど大化け期待 狙うのは大きな業績の変化率(056p)
●売上高大幅減の株、出遅れBtoB株を狙う 景気回復の伝播を期待(059p)
●注目は工作機械とパワー半導体関連銘柄 日本企業が強みを持つ分野(062p)
●スゴ腕が仕込んだ 逆襲株パナソニックで会心の投資再現狙う 三井金属はインフレで大化けを期待(064p)
●データで斬る! 出遅れ銘柄から選ぶ安定成長期待株(066p)
●トップファンマネに学ぶ大化け株発掘法 高パフォーマンスの鍵は銘柄選びにあり(067p)
●知る人ぞ知るトップマネジャー 塩住秀夫さんの成長株投資術3つの成長分野に狙いを絞る ウイズコロナ銘柄を新たな主力に(068p)
●中小型株投資の専門家集団 エンジェルジャパンの銘柄発掘利益成長の次のステップを見据えた企業へ投資(070p)
●伝説のファンドマネジャー ピーター ・ リンチ氏が説いたテンバガー投資アマチュアこそ10倍株が見つかる 現役の直弟子はニッチ銘柄を狙う(072p)


■特集2 ESGで上がる株&投信

●ESGで上がる株&投信 世界的潮流に乗って資産を増やす! (077p)
●世界でも日本でも拡大中 ESG投資で稼ぐ! (078p)
●ESGの大波を個別株で捉える プロが選んだ有望22銘柄(080p)
●ESG投信で波に乗る 今から買いたいESG投信3本(086p)


■特集3 介護にかかるお金&必要な備え

●介護にかかるお金&必要な備え 知っておきたい 親のために、自分のために(102p)
●公的介護保険の仕組みと自己負担の中身を知る 基本を押さえて賢く活用(104p)
●在宅介護と施設介護 かかるお金をチェック どんなサービスにいくらかかる? (106p)
●親の介護に備えやっておくべきこと できることから実行しよう(108p)


■表紙の人

●夏菜 女優 初の悪女役に挑戦 意識したのは丁寧な 「動き」 (012p)


■先読みTIMES

●脱炭素が迫る事業転換 第2のソニー登場の鍵か ソニーの時価総額が過去最高に(015p)
●業績改善が火をつけた割安日本株買い(016p)


■先読みカレンダー 2021 3月

●グリーン成長戦略に注目(018p)


■ろくすけさんの勝てる株式投資入門

● 「素晴らしい企業」 の探し方を学ぶ(074p)


■もっと得する株主優待生活

●人気のカタログギフト お薦め優待ベスト10(090p)
●3月に取れるお得優待(092p)


■株の達人に聞く 今月の注目銘柄

●上昇期待が高い 「10万円株」 (094p)


■クローズアップ企業

●プレミアアンチエイジング 定期購入と店頭販売を両立 新ブランドで海外展開も(100p)


■Money Interview

●パトリック ・ ハーラン タレント、東京工業大学非常勤講師相対的貧困に苦しむ子供たちの未来のため 日本社会に支援の輪を広げたい(110p)


■クイズで学ぶ会計知識

●教育業界の貸借対照表(114p)


■澤上篤人のゴキゲン長期投資

●中小企業の活性化が日本復興の近道(116p)


■豊島逸夫の世界経済の深層真理

●バイデン政権、じわり広がる市場との距離(118p)


■広木隆のザ ・ 相場道

●実は危うい 「株高はバブルではない」 説(120p)


■滝田洋一の経済ニュースここだけの話

●米株式市場SNSの乱とバイデン政権(122p)


■岡崎良介のマーケット ・ アナライズ

●サイズのローテーション 米国株は小型株優位の時代に(124p)


■エミン ・ ユルマズの未来観測

●バイデン新政権発足 随所に潜む急落リスク、楽観は禁物だ(126p)


■マネーの達人に学ぶ お金に強い子供の育て方

●イー ・ カンパニー 代表 ファイナンシャルプランナー 八木陽子さんマネー教育は実体験が何より重要。 頭に詰め込むより、学びがある(128p)


■マルトクセレクション

●非対面契約 ・ 手続きが拡大 ほか(131p)


■特許で騰がる株を探せ! 工藤特許探偵事務所 Special

●新型コロナ対策やEVも守備範囲 「繊維 ・ フィルム」 関連の技術割安株(132p)


■山本伸のネクスト爆騰銘柄

●半導体、環境、親子上場 株価材料満載の爆騰期待3銘柄(134p)


■関大介のREITウオッチ

●逆風ホテル型の価格堅調 分配金回復期待は本物か(136p)


■最新! 投信ランキング

●騰落率ランキング 首位は年125%上昇(137p)


■佐々木明子のモーサテ日記

●急ピッチで進む 「脱炭素」 への取り組み。 理想と現実のはざまで企業は(138p)


■生保損保 業界ウオッチ

●安全運転で保険料が安くなる テレマティクス保険が続々(139p)


■ネット証券DATA

●2月3日現在(10%税込み表記) (140p)


■マネー ・ データバンク

●2月8日現在(142p)


■Readers’ FORUM

●2021年にチャレンジしたいこと(144p)


■Money Books

●格差のない未来は創れるか? 今よりもイノベーティブで今よりも公平な未来 ほか(145p)


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スコープ
菅義偉首相の「2050年カーボンニュートラル宣言」で一躍脚光
世界的な再生可能エネルギー導入の動きが追い風
「定置用蓄電池システム」関連銘柄の成長力に注目

クローズアップ
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IMFが世界景気見通しを上方修正、「割安株」を総点検

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目次: Special Report
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医療非崩壊
第3波の日本で「通常」の医療体制は崩壊したが
現場には硬直した体制を変え命を守った人々もいた
新型コロナ こうして彼らは医療崩壊を防いだ

■僕がワクチンを打つ理由
体験記 接種後に失神したNYの大江千里が語る「未来のための一歩」

■慰安婦問題で韓国が目覚める時
歴史 強制連行を否定する米教授の論文に韓国世論は激怒するが……

Periscope
TANZANIA 「神に守られた国」のコロナ危機
UNITED STATES 大寒波の地元からリゾート脱出で炎上
PALESTINE 「世界最速」接種が進むイスラエルの陰で
GO FIGURE 世界はコロナで借金まみれに

Commentary
視点 米ソ冷戦に学ぶ米中冷戦の生存術──河東哲夫
米政治 共和党はトランプと共に沈みゆく──グレン・カール
中東 知られざるイランの対外秘密工作──飯山陽
Superpower Satire 風刺画で読み解く「超大国」の現実
共産党「海賊版摘発」真の狙い──ラージャオ&トウガラシ
Economics Explainer 経済ニュース超解説
バイデンも保護貿易主義者?── 加谷珪一
Help Wanted 人生相談からアメリカが見える
幼い娘を撮りまくる夫が許せない!
Just a Joke たかがジョーク、されどジョーク
ユダヤ人は財布を諦めない── 早坂隆

World Affairs
ワクチン 集団免疫を阻むイスラエルの「壁」
中台関係 台湾のワクチン確保を中国が妨害した?

Features
米軍 黒人国防長官が挑む軍のダイバーシティー
ビジネス 北朝鮮にもスタートアップ

Life/Style
Drama 50代になったキャリーが戻ってくる!
Life なぜデートアプリは「使えない」のか
Movies 韓国初の本格SF大作はハリウッドを超えた
Internet コロナ2年目のSNS攻略戦術
Travel 寒い冬だからこそ最高なアウトドア体験を
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