┃特集┃人が育つ人事評価制度
人事評価制度を導入している中小企業は少ない。
導入して機能させているケースはさらに少ない。
そもそも社員数が少ないため人事評価制度などなくても、
一人ひとり、きちんと評価できる……、
と考える経営者も少なくない。
しかし、人事評価制度は単に社員の仕事の成果を測ることだけが目的ではない。
人事評価制度とは、本来、「人が育つ」仕組みの根幹である。
社員の能力を最大限に引き出し、業績に直結させ、
企業のビジョンを達成するためのツールである。
一人ひとりのパフォーマンスが企業業績に直結する中小企業こそ、
人事評価制度を導入するメリットは大きい。
本特集では“人が育つ人事評価制度”とは何か、組織にどのような変化をもたらすのか?
考察を深めるとともに、企業事例から、
導入プロセスや導入後の効果についてみていきたい。
解説◆社員と会社の成長に必要不可欠なツール
中小企業こそ人事評価制度を導入しよう
日本人事経営研究室株式会社 代表取締役 山元 浩二氏
事例1◆大量退職をきっかけに組織を大改革
専門リユース店の成長を加速させた新制度
株式会社アクト 代表取締役 伊藤 啓介氏
事例2◆老舗印刷会社の人材戦略
リーダーが育つための評価基準で成長イメージを共有する
有限会社高浜印刷 代表取締役 渡邊 学氏
事例3◆建設会社が挑む若手育成計画
新卒採用をきっかけに「成長の見える化」を目指す
株式会社三浦工務店 代表取締役 三浦 英喜氏
連載◆中小企業のためのマーケティング講座
第84回 価格競争を回避するための重要ポイントとは!?
連載◆売上向上ゼミナール
第33回 好業績をもたらす「顧客化」という地道な取り組み
連載◆M&A戦略インタビュー
垂直型・水平型M&A戦略 進化し続ける老舗酒屋の挑戦
株式会社柴田屋ホールディングス 代表取締役 柴 泰宏氏
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