目次
21世紀に製造業が目指すべき方向が見えてきた!
明日の製造業を担うあなたに、課題解決・スキルアップの必須情報をお届けします。
強さよ再び だから始める
人づくり
セイコーエプソンの「ものづくり塾」と「先端技術塾」。日立製作所の「e-Meister」。マツダの「卓越技能者養成コース」・・・。最近,ものづくりの現場で,人材育成,すなわち人づくりに力を入れる企業が目立つ。あるところは高付加価値製品を作るために,あるところは季節変動や多品種少量生産に対応するために,またあるところは海外工場を成功させるために。人づくりの背景にある事情を探り,人づくりの具体的な取り組みを紹介する。(荻原博之,中山 力)
【Part1】人づくり戦略
世界に勝つため、製造現場の力を引き上げる
【Part2】技能者を育てろ
付加価値の源泉である、技術と技能に磨きをかける
【Part3】多能工を育てろ
柔軟な生産体制の確立は、人材あって初めて可能に
【Part4】指導者を育てろ
現地スタッフの教育をテコに海外シフトの効果を最大化
【緊急レポート】
三菱のハブ破断事故
設計ミスはこうして起きた
死傷事故まで引き起こした三菱のハブ破断による脱輪事故。それは,リコール回避を優先するあまりの不十分な設計検証が引き起こしたものだった。設計ミスはなぜ10年余りも放置されたのか,ハブのどこに問題があったのか。独自に入手した内部技術資料から設計ミスの原因を明らかにする。
青色LED訴訟の「真実」
問われる相当対価「604億円」の根拠
沈黙を破った日亜化学工業の主張をきっかけに,「404特許」の効力と,中村修二氏の貢献の度合いについての対立点をあらためて検証する。
現場作業の混乱をITで救う
3次元データなどで作業者の理解を促す
目まぐるしく生産品目が変わる生産現場。作業者にディスプレイモニタで情報を与えることで効率を維持できる。
もっと光を
「人とくるまのテクノロジー展2004」速報
小糸製作所,スタンレー電気,市光工業のLEDヘッドランプ,カルソニックカンセイのハイドロフォーム,大豊工業のメタル,日野自動車の拡散接合,古河電工のコイル
IXY DIGITAL 第3回 怠けてるわけじゃない
ロサンゼルス・オリンピックでのカラー画像の電送実験を無事乗り切ったキヤノン開発陣。その勢いを駆って約2年という短期間で業務用の電子スチルカメラを製品化し,「世界初」の称号を手中に収める。だが,市場の反応は芳しくない。プロ向けとしては画質がまだまだ足りないのだ。それならばと民生用に舵を切り替え,電子スチルカメラの小型化や低コスト化を追求するも苦戦が続く。そんな開発陣に,ある決断が伝えられた。
PC接続型携帯音楽プレーヤー
「個の空間」が消費者をキャッチ
パソコン(PC)接続タイプの携帯音楽プレーヤーが売れている。PCにつないで音楽データをダウンロードして取り込み,手軽に高音質の音楽を楽しめる,アレだ。筆者はもう「オジン」の部類なので,街中や電車でイヤホンを耳に付けリズムに合わせて体を動かすようなことはしない。
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【連載】
第3回 仕様情報を連携する
図面やCAD中心ではなく
仕様という視点でものづくり
部分的に業務プロセスを見直していくという限られた改善では,PLMは成功しない。売れる製品を作るために,顧客要求,要素技術,部品/ユニット・サプライヤー情報を組み合わせて製品を作り込んでいくことが重要だ。今回は,全社的な仕様情報の連携を実現するために必要な枠組み(グランドデザイン)と,BOM構築との関係を解説する。
【連載】
第3回 プロジェクト・マネジメント
遅れを定量的に把握し、手を打つべき時を的確に判定
これまでTOC(制約条件の理論)について,従来の業務改革手法との違いやその思考プロセスについて解説してもらった。今回は,そうした考え方を前提とした上で,実際に業務改革においてTOCをどのように適用していけばよいのか,製品開発におけるプロジェクト・マネジメントを例に具体的な方法を解説してもらう。
第3回
優秀な技術者は高給で引き抜く
「義理人情」など通用しない
優秀な人材が企業の競争力を左右するのは全世界共通だ。だが,日系企業と中国系企業とでは,優秀な人材を獲得する手段が大きく異なる。日本の企業では社員に教育やトレーニングを施して育てようとするが,中国系企業は外部から積極的にヘッドハンティングしようとする。優秀な人材であれば高い賃金も惜しまないという考えだ。日系企業の「甘さ」を中国企業がうまく利用する例が後を絶たないようだ。
【新シリーズ】
第1回 手間を惜しむな
良いアイデアが一発出れば世界を変えられる。通信やコンピュータではそれも可能だ。しかし,“擦り合わせ型”の自動車産業ではそうはいかない。「思い付く」ことと「実際に作る」ことは全く違うことなのだ。愚直に手を動かした蓄積がないと,素晴らしいアイデアも商品にならない。発明は99%の汗と1%のひらめき―エジソンの言う通りだ。
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甲谷 勝人氏
サイバーシルクロード八王子 会長(アジレント テクノロジー 相談役)
もうかる話を掘り起こすには中小企業の実態把握が最優先
ヒューレット・パッカード元社長,アジレント・テクノロジー元会長の甲谷氏が,東京・八王子の中堅中小企業の連携プロジェクトを引っ張り,効果を上げている。まず,地域を歩き回って,自らの目で有力企業の多さを確かめた甲谷氏。産学連携の前に,まず企業同士を横につなげてみたらどうか,と考えたという。「八王子モデル」と呼ばれる,企業活性化手法を確立しつつある。
目指せ! ワールドカップ
ロボットのサッカー競技大会開催
はじめ研究所(本社大阪市)の「はじめロボット」が,2足歩行ロボットのPK戦を制す―2004年5月1日,自律移動型ロボットの競技大会「ロボカップジャパンオープン2004大阪」が開催され,4日間で171チームが参加した。
● 人造石フレームを採用したMC
● V10エンジン搭載のパトカー など
● ブランドをシボって販売を強化
● 1000万米ドルに残り36km など
● 工数減らして機種は増やす,機能モジュール標準化への取り組み
● 動き始めたキャパシタ業界,ハイブリッド車が狙い
● 増収増益を続ける日産自動車と三洋電機の次の一手
● ケンウッド,「アジアに勝てる国内工場」を復活
● 「設計・製造ソリューション展」プレビュー,製造業向けITツールが一堂に など
今月の調査テーマ:製品の差別化戦略
価格より基本性能や機能で勝負
価格での競争力はいまひとつだが,基本性能や独自機能での差別化は図れているはず――本誌が実施したアンケート結果から,他社競合製品に対する自社製品の差別化ポイントをこうとらえていることが分かった。多くのメーカーは差別化戦略がおおむねうまくいっていると考えている。その強さの源泉はやはり他社にない独自技術にあるようだ。逆に,期待したような差別化が図れていない企業は,製品そのものよりも,マーケティング力が足りないと考えているなど,うまくいっている企業との間にやや違いが見える。
明日の製造業を担うあなたに、課題解決・スキルアップの必須情報をお届けします。
強さよ再び だから始める
人づくり
セイコーエプソンの「ものづくり塾」と「先端技術塾」。日立製作所の「e-Meister」。マツダの「卓越技能者養成コース」・・・。最近,ものづくりの現場で,人材育成,すなわち人づくりに力を入れる企業が目立つ。あるところは高付加価値製品を作るために,あるところは季節変動や多品種少量生産に対応するために,またあるところは海外工場を成功させるために。人づくりの背景にある事情を探り,人づくりの具体的な取り組みを紹介する。(荻原博之,中山 力)
【Part1】人づくり戦略
世界に勝つため、製造現場の力を引き上げる
【Part2】技能者を育てろ
付加価値の源泉である、技術と技能に磨きをかける
【Part3】多能工を育てろ
柔軟な生産体制の確立は、人材あって初めて可能に
【Part4】指導者を育てろ
現地スタッフの教育をテコに海外シフトの効果を最大化
【緊急レポート】
三菱のハブ破断事故
設計ミスはこうして起きた
死傷事故まで引き起こした三菱のハブ破断による脱輪事故。それは,リコール回避を優先するあまりの不十分な設計検証が引き起こしたものだった。設計ミスはなぜ10年余りも放置されたのか,ハブのどこに問題があったのか。独自に入手した内部技術資料から設計ミスの原因を明らかにする。
青色LED訴訟の「真実」
問われる相当対価「604億円」の根拠
沈黙を破った日亜化学工業の主張をきっかけに,「404特許」の効力と,中村修二氏の貢献の度合いについての対立点をあらためて検証する。
現場作業の混乱をITで救う
3次元データなどで作業者の理解を促す
目まぐるしく生産品目が変わる生産現場。作業者にディスプレイモニタで情報を与えることで効率を維持できる。
もっと光を
「人とくるまのテクノロジー展2004」速報
小糸製作所,スタンレー電気,市光工業のLEDヘッドランプ,カルソニックカンセイのハイドロフォーム,大豊工業のメタル,日野自動車の拡散接合,古河電工のコイル
IXY DIGITAL 第3回 怠けてるわけじゃない
ロサンゼルス・オリンピックでのカラー画像の電送実験を無事乗り切ったキヤノン開発陣。その勢いを駆って約2年という短期間で業務用の電子スチルカメラを製品化し,「世界初」の称号を手中に収める。だが,市場の反応は芳しくない。プロ向けとしては画質がまだまだ足りないのだ。それならばと民生用に舵を切り替え,電子スチルカメラの小型化や低コスト化を追求するも苦戦が続く。そんな開発陣に,ある決断が伝えられた。
PC接続型携帯音楽プレーヤー
「個の空間」が消費者をキャッチ
パソコン(PC)接続タイプの携帯音楽プレーヤーが売れている。PCにつないで音楽データをダウンロードして取り込み,手軽に高音質の音楽を楽しめる,アレだ。筆者はもう「オジン」の部類なので,街中や電車でイヤホンを耳に付けリズムに合わせて体を動かすようなことはしない。
このページのトップへ▲
【連載】
第3回 仕様情報を連携する
図面やCAD中心ではなく
仕様という視点でものづくり
部分的に業務プロセスを見直していくという限られた改善では,PLMは成功しない。売れる製品を作るために,顧客要求,要素技術,部品/ユニット・サプライヤー情報を組み合わせて製品を作り込んでいくことが重要だ。今回は,全社的な仕様情報の連携を実現するために必要な枠組み(グランドデザイン)と,BOM構築との関係を解説する。
【連載】
第3回 プロジェクト・マネジメント
遅れを定量的に把握し、手を打つべき時を的確に判定
これまでTOC(制約条件の理論)について,従来の業務改革手法との違いやその思考プロセスについて解説してもらった。今回は,そうした考え方を前提とした上で,実際に業務改革においてTOCをどのように適用していけばよいのか,製品開発におけるプロジェクト・マネジメントを例に具体的な方法を解説してもらう。
第3回
優秀な技術者は高給で引き抜く
「義理人情」など通用しない
優秀な人材が企業の競争力を左右するのは全世界共通だ。だが,日系企業と中国系企業とでは,優秀な人材を獲得する手段が大きく異なる。日本の企業では社員に教育やトレーニングを施して育てようとするが,中国系企業は外部から積極的にヘッドハンティングしようとする。優秀な人材であれば高い賃金も惜しまないという考えだ。日系企業の「甘さ」を中国企業がうまく利用する例が後を絶たないようだ。
【新シリーズ】
第1回 手間を惜しむな
良いアイデアが一発出れば世界を変えられる。通信やコンピュータではそれも可能だ。しかし,“擦り合わせ型”の自動車産業ではそうはいかない。「思い付く」ことと「実際に作る」ことは全く違うことなのだ。愚直に手を動かした蓄積がないと,素晴らしいアイデアも商品にならない。発明は99%の汗と1%のひらめき―エジソンの言う通りだ。
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甲谷 勝人氏
サイバーシルクロード八王子 会長(アジレント テクノロジー 相談役)
もうかる話を掘り起こすには中小企業の実態把握が最優先
ヒューレット・パッカード元社長,アジレント・テクノロジー元会長の甲谷氏が,東京・八王子の中堅中小企業の連携プロジェクトを引っ張り,効果を上げている。まず,地域を歩き回って,自らの目で有力企業の多さを確かめた甲谷氏。産学連携の前に,まず企業同士を横につなげてみたらどうか,と考えたという。「八王子モデル」と呼ばれる,企業活性化手法を確立しつつある。
目指せ! ワールドカップ
ロボットのサッカー競技大会開催
はじめ研究所(本社大阪市)の「はじめロボット」が,2足歩行ロボットのPK戦を制す―2004年5月1日,自律移動型ロボットの競技大会「ロボカップジャパンオープン2004大阪」が開催され,4日間で171チームが参加した。
● 人造石フレームを採用したMC
● V10エンジン搭載のパトカー など
● ブランドをシボって販売を強化
● 1000万米ドルに残り36km など
● 工数減らして機種は増やす,機能モジュール標準化への取り組み
● 動き始めたキャパシタ業界,ハイブリッド車が狙い
● 増収増益を続ける日産自動車と三洋電機の次の一手
● ケンウッド,「アジアに勝てる国内工場」を復活
● 「設計・製造ソリューション展」プレビュー,製造業向けITツールが一堂に など
今月の調査テーマ:製品の差別化戦略
価格より基本性能や機能で勝負
価格での競争力はいまひとつだが,基本性能や独自機能での差別化は図れているはず――本誌が実施したアンケート結果から,他社競合製品に対する自社製品の差別化ポイントをこうとらえていることが分かった。多くのメーカーは差別化戦略がおおむねうまくいっていると考えている。その強さの源泉はやはり他社にない独自技術にあるようだ。逆に,期待したような差別化が図れていない企業は,製品そのものよりも,マーケティング力が足りないと考えているなど,うまくいっている企業との間にやや違いが見える。
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