アジの産卵は4?6月が最盛期。しかし…。 「産卵もバラバラに行いますから、いろんな状態のアジが入り乱れています。産卵自体も海藻に産み付けるので、岸近くにいるんですが、7月頃には産卵が終わったアフターの個体が多くなります」 　アフターのアジはどこにいるんですか? 「一旦沖へ出ます」 　では釣りにくくなってしまう!? 「バラバラに産卵をするので、もう岸へ戻る個体もいるし…ただ、時期としては水温も上がって初夏に向かうので、アジ自体の活性は悪くないはずです。一言でいうと、群れも活性もムラが多い季節といえますね」 　その日の状況次第で良いときもあれば、悪いときもある…ということだ。 「釣り方も時間帯や活性に合わせていかないとダメだと思いますよ」 　やはり夜がメインとなるのだろうか? 「日中も場所と釣り方次第で問題なく釣れるはずです!」

今年もいよいよグルーパーゲームがスタート! 磯歩きはちょっと… という人でも、ライトオフショアでのグルーパーゲームなら数もサイズも満足間違いなし! オオモンハタやキジハタだけを狙って、ハード・ソフト問わず釣れる方法を、エコギアの折本隆由さんが教えてくれますよ! 　気温・水温共に上昇し、グルーパーゲームが盛り上がる季節がやってきた。その激しい引きは、一度味わえば病みつきになるだろう。そんなグルーパーだが、一般的にはロックフィッシュとも呼ばれている。 シモリなどの根回りに潜むとされているからだ。だからこそ、狙い方はボトムをとりやすく、スナッグレス性能にも優れるソフトベイトで狙うのが一般的だった。 しかし、グルーパーゲームの第一人者・折本隆由さんはハードベイトでも釣れるのだという。

「さぁ始まった！　みんな大好きアオリイカを10倍、いや12倍的確かつラク?に釣るためのエギングビギナーウエルカム、まぁたまにはエギングだけじゃなくて、アオリイカの仲間もターゲットにしちゃうけどねッ！企画です！」 　確かに新連載の初回ですが、前回までの連載とノリがだいぶ違いますよね。10倍からの12倍とか。 「ですね。でも好きなようにやれ！っていうのが家訓なんで」 　すみませんが広瀬家を誌面に持ち込まないでもらえますか。 「冗談はさておき、内容はどうしてもマジメです、性格上。世の中にはアオリイカを釣ってみたい、あるいはもっと釣りたいという人が多いはずですが、誌面の企画はちょっとハイレベルな方向にいきすぎているということで、ここでは一度原点に返って、ビギナーにも分かりやすく１回ごとにテーマを決めて解説したいと思います！　ではまず釣りとはなにか！」 　原点に戻りすぎですね。