関西在住「読書に一家言あり」のプランナーを中心に創刊された総合誌
当誌が主眼とするものは、東京に対峙する関西というスタンスではなく、メイン・キャラクターに松岡正剛氏(京都出身)をどっしりと据えて、大人が年齢相応に知っておきたい本や、松岡氏独自のニューバロックな読書方法などを展開しているという点で、今までになかった着眼点を打ち出した。要するに今どきの小綺麗で広告満載の「視る雑誌」に対して、真の「読む雑誌」を目指したということである。半可通な読書歴では歯が立たない「硬派な雑誌」として、独自の領域を深めていこうと編集部は意気込んでいる。