JOURNAL OF JAPANESE SCIENTISTS
日本の科学者
2025年第4号(Vol.60 No.4 April 2025 通巻687号)
●特集
フェミニスト・エスニック・スタディーズとDEI(多様性・公正性・包摂性)
・まえがき 鄭 幸子
・言葉の玉手箱 鄭 幸子
・<カテゴリー>の自明性を溶かす
─インターセクショナリティからみた差別 松村圭一郎
・在日コリアン女性の育児に関する研究
─「子どものための学校選択」をめぐる語りを通して ウィックストラム由有夏
・「フィリピン人英語講師」はどのようにつくられるか
─ジェンダー・人種/エスニシティ・英語・ケアの交差性に着目して 李 定恩
・性的指向とエイジングのインターセクショナリティ
─中高年ゲイ男性を対象とした互助組織の事例から 平野邦輔
・朝鮮人として生きることを考える 在日朝鮮人という存在 金 承孝
・「生きづらさ」の極みに ─結婚移住女性が何を伝えたか ゴロウィナ・クセーニヤ
●談話室
職場に持ち込まれたレイシャル・ハラスメント
─1審ではハラスメントが認められず モルガン・スタンレー・レイハラ解雇裁判控訴人
●シナリオ
「華子の一歩」光山キム,鄭 幸子
●本
前川貴行著『動物写真家の記憶』 乾 康代
●〈科学者つうしん〉
●〈編集後記〉(真嶋麻子)