目次
どこどこ? いたいた! どうぶつえん
あおきあさみ 作
■内容のご紹介
動物園にやってきた。ここにはレッサーパンダがいるみたいだけど、どこどこ? あっ、いたいた! 木の上でお昼寝をしていたんだ。今度はカバ。大きなプールはあるけれど、カバがいないよ。どこどこ? ザバーン! わあ、水の中からカバが出てきたよ。「どこどこ?」と動物を探して「いたいた!」と見つけたときの感激を、絵本で味わってみてください。
■編集部より
動物園に行ったとき、展示スペースの前で「あれ? 案内板には○○と書いてあるのに、姿が見えない……」という経験をしたことはありませんか?
カバが水中に潜っていたり、レッサーパンダが木の上でお昼寝中だったり、はたまたサイが大きな岩と同化していたり。
動物園の展示スペースには、動物たちが安心して過ごせるように、身を隠す場所や、居心地のいい空間が用意されています。また、動物によっては体の模様や形がうまく周囲に溶け込み、姿が見えづらくなることもあります。
そんな経験を楽しい絵本に仕立て上げたのは、『うしさん ぎゅうにゅう くださいな』(「ちいさなかがくのとも」2017年12月号)でダイナミックな乳牛を描いたあおきあさみさんです。あおきさんが描いた様々な動物たちを「どこどこ?」「いたいた!」と見つけて楽しんでください。
●作者のことば
探して見つけて考える楽しさ! あおきあさみ
ある日、甥っ子と動物園に行きました。ゴリラを見に行くと、オスのゴリラが目の前のガラスに背中をつけ座り餌を食べ始めたのです。私は大興奮! 甥っ子もこんな近くで見られるなんてさぞかし喜ぶだろうと思いました。ところが、黒い大きな背中は幼い甥っ子の視界いっぱいに広がり、ゴリラの存在に気がつきませんでした。私はそのシチュエーションが面白く、さらに大興奮です。
動物園に行くとあちらこちらから「どこどこ?」と声がします。ほとんどは一緒にいる大人が「あそこあそこ!」と教えていますが、子ども自ら背伸びをしてキョロキョロ探す姿も愛らしいものです。
きっとどちらも正解で、先に答えを知って見るのも楽しいし、自分で探すのも楽しい。もし見つけられなくてもそれもまた経験となるでしょう。
以前、オオサンショウウオの絵本制作で動物園に通った時は、子どもだけでなく大人もほとんどの方が見つけられないことに驚きました。
どこにも隠れず目の前にいるのに、オオサンショウウオが岩に見えるのか「いないね」と言いながら通りすぎるのです。いつしか動物園に来る人たちを見るのも私の楽しみのひとつになっていきました。
動物が見つからない理由はそれぞれです。
「いたいた!」と動物が見つかったら、そこからなぜ見つかりにくかったのか子どもたちと一緒に観察してみるのもいいですね。
見つける楽しさから考える楽しさへ、年齢に合わせて変化していくのも動物園の魅力かもしれません。私も少し成長した甥っ子とまた動物園へ行ってみようと思います。
■著者情報
あおきあさみ
東京都生まれ。多摩美術大学大学院油画研究室修了。平面作品の制作、発表などの活動をしながら、植物を育て、大型犬と暮らしている。絵本に『ペンキやさん』『オオサンショウウオ みつけたよ』『ベランダでわたをつくったよ』『うしさん ぎゅうにゅう くださいな』(「ちいさなかがくのとも」2017年12月号)など(いずれも福音館書店)。
あおきあさみ 作
■内容のご紹介
動物園にやってきた。ここにはレッサーパンダがいるみたいだけど、どこどこ? あっ、いたいた! 木の上でお昼寝をしていたんだ。今度はカバ。大きなプールはあるけれど、カバがいないよ。どこどこ? ザバーン! わあ、水の中からカバが出てきたよ。「どこどこ?」と動物を探して「いたいた!」と見つけたときの感激を、絵本で味わってみてください。
■編集部より
動物園に行ったとき、展示スペースの前で「あれ? 案内板には○○と書いてあるのに、姿が見えない……」という経験をしたことはありませんか?
カバが水中に潜っていたり、レッサーパンダが木の上でお昼寝中だったり、はたまたサイが大きな岩と同化していたり。
動物園の展示スペースには、動物たちが安心して過ごせるように、身を隠す場所や、居心地のいい空間が用意されています。また、動物によっては体の模様や形がうまく周囲に溶け込み、姿が見えづらくなることもあります。
そんな経験を楽しい絵本に仕立て上げたのは、『うしさん ぎゅうにゅう くださいな』(「ちいさなかがくのとも」2017年12月号)でダイナミックな乳牛を描いたあおきあさみさんです。あおきさんが描いた様々な動物たちを「どこどこ?」「いたいた!」と見つけて楽しんでください。
●作者のことば
探して見つけて考える楽しさ! あおきあさみ
ある日、甥っ子と動物園に行きました。ゴリラを見に行くと、オスのゴリラが目の前のガラスに背中をつけ座り餌を食べ始めたのです。私は大興奮! 甥っ子もこんな近くで見られるなんてさぞかし喜ぶだろうと思いました。ところが、黒い大きな背中は幼い甥っ子の視界いっぱいに広がり、ゴリラの存在に気がつきませんでした。私はそのシチュエーションが面白く、さらに大興奮です。
動物園に行くとあちらこちらから「どこどこ?」と声がします。ほとんどは一緒にいる大人が「あそこあそこ!」と教えていますが、子ども自ら背伸びをしてキョロキョロ探す姿も愛らしいものです。
きっとどちらも正解で、先に答えを知って見るのも楽しいし、自分で探すのも楽しい。もし見つけられなくてもそれもまた経験となるでしょう。
以前、オオサンショウウオの絵本制作で動物園に通った時は、子どもだけでなく大人もほとんどの方が見つけられないことに驚きました。
どこにも隠れず目の前にいるのに、オオサンショウウオが岩に見えるのか「いないね」と言いながら通りすぎるのです。いつしか動物園に来る人たちを見るのも私の楽しみのひとつになっていきました。
動物が見つからない理由はそれぞれです。
「いたいた!」と動物が見つかったら、そこからなぜ見つかりにくかったのか子どもたちと一緒に観察してみるのもいいですね。
見つける楽しさから考える楽しさへ、年齢に合わせて変化していくのも動物園の魅力かもしれません。私も少し成長した甥っ子とまた動物園へ行ってみようと思います。
■著者情報
あおきあさみ
東京都生まれ。多摩美術大学大学院油画研究室修了。平面作品の制作、発表などの活動をしながら、植物を育て、大型犬と暮らしている。絵本に『ペンキやさん』『オオサンショウウオ みつけたよ』『ベランダでわたをつくったよ』『うしさん ぎゅうにゅう くださいな』(「ちいさなかがくのとも」2017年12月号)など(いずれも福音館書店)。
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