目次
かみこうさくで どうぶつに へんしん!
人形劇団ココン 作/平出衛 文・絵
■内容のご紹介
簡単に手に入る材料で動物に変身しよう! 紙コップや紙皿で工作をして、身体に取り付けると……ネコ、ブタ、ウサギ、ゾウやワニにも! いろんな動物になれますよ。ゾウの鼻やワニの口は、手を使わなくても動かせます。変身したら、とんだりはねたり鳴いたり、その動物になりきって遊んでみましょう。動物の気持ちがわかるかも?
■編集部より
使う材料は紙コップや紙皿など、100円ショップで手に入るものばかり。顔や身体のサイズに合わせてちょきちょき切って装着してみると、あらら動物に早変わり。パオーンって鼻を動かしてみたり、ニャーって鳴いて歩いてみたり、動物になりきって遊べますよ。
作者は人形劇や腹話術を日本全国で公演している、人形劇団ココンさん。「劇団」といっても、実は舞台人形作家の山田俊彦さんの一人劇団です。視覚的な演出いっぱいの劇を、演出家としても操演者としても各地で公演していますが、仕掛けのある舞台人形を造形する人形作家としても活躍しています。今回は簡単な紙工作で、読者の子どもたちに変身してもらいます。
絵は動物も人間も元気いっぱいに描く、絵本作家の平出衛さん。動物になった子どもたちの楽しそうな姿を描きます。大人も子どもも恥ずかしがらずに、動物になってみましょう!
●作者のことば
なにかに なれるかな
人形劇団ココン(山田俊彦)
生まれ変わるとしたら、チンパンジーがいいな。毛むくじゃらの長い腕を友達の肩に馴れ馴れしく回して、口だけでバナナの皮をむいて食べたりしてみたい。
でも実際になってみると後悔するかも。バナナはそれほど好きでないし。それにそもそも生まれ変わりなど信じてなかった。その点、チンパンジーのお面をかぶれば、チンパンジーになったり、やめたりすぐできる。
そこで、チンパンジーのお面を作って、一人、部屋でかぶってみた。しかし、なんだか寂しいのだった。それにチンパンジーになった気がしない。人形劇を仕事にしているので、今までいろんな役になってきた。おばあさん、赤ん坊、豚、青虫、立方体などなど。そのときの方が自分が変わった気がした。
そうかぁ。人形を動かすときは、その人形を見ることができるけど、仮面を被ると変わった自分が見えないのだ。でも、仮面をかぶって孫の前に出てみたら、孫の目の色が変わる。怖がったり驚いたり笑ったり、その反応で、自分が変化したことをありありと感じる。
仮面は一人ではつまらない。他の人と会うからこそ面白い。仮面を英語でマスク(覆い隠す)というけど、自分を隠すのでなく、別の自分(仮の面)をさらけ出して、友達と今までにない関係を作って遊んでみよう。
もしかすると仮面を被った方がほんとの自分かもしれない。でも、ほんとのわたしってなんだろう? もしかして、ほんとのわたしはチンパンジーで、生まれ変わって人間になったのかな?
そういえば、わたし毛深いし、バナナ食べたくなってきたよ。
■著者情報
人形劇団ココン
2001年活動開始。主にひとり芝居の糸あやつり人形劇を上演。山田俊彦が、作、演出、美術、操演をする。2人での作品、新たな手法を使っての制作、他劇団、ミュージックビデオの人形制作も取り組む。2001年、2006年、日本人形劇大賞の金賞受賞。2019年、第1回やなせたかし文化賞を受賞。
平出衛(ひらいでまもる)
1956年東京生まれ。大学在学中から優れた画力を見出され、漫画家のアシスタントを始め、大学卒業後には絵本を描き始める。絵本や児童書の挿絵、児童漫画で活躍している。主な絵本に『よくばりワシカ』(絵を担当)、『ノラネコの研究』(絵を担当)『いたいの いたいの とんでけ』、『もーいいかい まぁだだよ』、主な児童漫画に「妖精つかいヨーグル」「ねじまきロボットペコスケ」(「月刊おおきなポケット」連載。いずれも福音館書店)などがある。
人形劇団ココン 作/平出衛 文・絵
■内容のご紹介
簡単に手に入る材料で動物に変身しよう! 紙コップや紙皿で工作をして、身体に取り付けると……ネコ、ブタ、ウサギ、ゾウやワニにも! いろんな動物になれますよ。ゾウの鼻やワニの口は、手を使わなくても動かせます。変身したら、とんだりはねたり鳴いたり、その動物になりきって遊んでみましょう。動物の気持ちがわかるかも?
■編集部より
使う材料は紙コップや紙皿など、100円ショップで手に入るものばかり。顔や身体のサイズに合わせてちょきちょき切って装着してみると、あらら動物に早変わり。パオーンって鼻を動かしてみたり、ニャーって鳴いて歩いてみたり、動物になりきって遊べますよ。
作者は人形劇や腹話術を日本全国で公演している、人形劇団ココンさん。「劇団」といっても、実は舞台人形作家の山田俊彦さんの一人劇団です。視覚的な演出いっぱいの劇を、演出家としても操演者としても各地で公演していますが、仕掛けのある舞台人形を造形する人形作家としても活躍しています。今回は簡単な紙工作で、読者の子どもたちに変身してもらいます。
絵は動物も人間も元気いっぱいに描く、絵本作家の平出衛さん。動物になった子どもたちの楽しそうな姿を描きます。大人も子どもも恥ずかしがらずに、動物になってみましょう!
●作者のことば
なにかに なれるかな
人形劇団ココン(山田俊彦)
生まれ変わるとしたら、チンパンジーがいいな。毛むくじゃらの長い腕を友達の肩に馴れ馴れしく回して、口だけでバナナの皮をむいて食べたりしてみたい。
でも実際になってみると後悔するかも。バナナはそれほど好きでないし。それにそもそも生まれ変わりなど信じてなかった。その点、チンパンジーのお面をかぶれば、チンパンジーになったり、やめたりすぐできる。
そこで、チンパンジーのお面を作って、一人、部屋でかぶってみた。しかし、なんだか寂しいのだった。それにチンパンジーになった気がしない。人形劇を仕事にしているので、今までいろんな役になってきた。おばあさん、赤ん坊、豚、青虫、立方体などなど。そのときの方が自分が変わった気がした。
そうかぁ。人形を動かすときは、その人形を見ることができるけど、仮面を被ると変わった自分が見えないのだ。でも、仮面をかぶって孫の前に出てみたら、孫の目の色が変わる。怖がったり驚いたり笑ったり、その反応で、自分が変化したことをありありと感じる。
仮面は一人ではつまらない。他の人と会うからこそ面白い。仮面を英語でマスク(覆い隠す)というけど、自分を隠すのでなく、別の自分(仮の面)をさらけ出して、友達と今までにない関係を作って遊んでみよう。
もしかすると仮面を被った方がほんとの自分かもしれない。でも、ほんとのわたしってなんだろう? もしかして、ほんとのわたしはチンパンジーで、生まれ変わって人間になったのかな?
そういえば、わたし毛深いし、バナナ食べたくなってきたよ。
■著者情報
人形劇団ココン
2001年活動開始。主にひとり芝居の糸あやつり人形劇を上演。山田俊彦が、作、演出、美術、操演をする。2人での作品、新たな手法を使っての制作、他劇団、ミュージックビデオの人形制作も取り組む。2001年、2006年、日本人形劇大賞の金賞受賞。2019年、第1回やなせたかし文化賞を受賞。
平出衛(ひらいでまもる)
1956年東京生まれ。大学在学中から優れた画力を見出され、漫画家のアシスタントを始め、大学卒業後には絵本を描き始める。絵本や児童書の挿絵、児童漫画で活躍している。主な絵本に『よくばりワシカ』(絵を担当)、『ノラネコの研究』(絵を担当)『いたいの いたいの とんでけ』、『もーいいかい まぁだだよ』、主な児童漫画に「妖精つかいヨーグル」「ねじまきロボットペコスケ」(「月刊おおきなポケット」連載。いずれも福音館書店)などがある。
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