淡交別冊 第76号 茶席の蒔絵 漆と金のおりなす華
漆に金を施して装飾する「蒔絵」は、奈良時代以来、日本人を千年以上魅了してきた漆芸。多様にして精緻の限りを尽くしたその美は茶の湯にも取り入れられ、古今の茶席を彩ってきました。では、その美しさや面白さはどこにあるのでしょうか。巻頭では、伝来最古の蒔絵棗とされる「亀甲蒔絵棗」を茶席に取り合わせて特別撮影。また、重要無形文化財「蒔絵」保持者(人間国宝)の室瀬和美氏を水先案内人とした名品見どころ鑑賞、漆芸の盛んな石川県の金沢や山中温泉を「蒔絵」をテーマにめぐる旅、稽古や茶事茶会で蒔絵の茶道具を扱うときの準
備やしまい方、主な装飾技法の鑑賞ガイドや蒔絵と茶の湯の400年史など、蒔絵にまつわるトピックが満載。使い手・作り手・研究者などの視点から多角的に蒔絵の妙味に迫ります。
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