+「デジタル版の取扱い開始のお知らせ」を希望の方はこちら
プラスチックス 雑誌の内容
- 出版社:日本工業出版
- 発行間隔:月刊
- 発売日:毎月5日
- 参考価格:1,628円
プラスチックス 2022年5月号 (発売日2022年05月02日) の目次
美麗な容器の化粧品は見ただけで気分が上がり、視覚からの効果でスキンケア効果も上がる気がします。本特集では製品の価値をぐんと高める加飾テクノロジーの最新動向を紹介して頂きました。
○CO2削減に貢献する多機能加飾型内塗装技術/(株)GSIクレオス/上村泰二郎
射出成形機と反応型ウレタン注入機を組合せたダイレクト型内塗装技術Color Formは、欧米および中国市場の自動車内外装部品に適用が広がっている。本稿ではColor Form成形の技術的な要件から、多機能加飾型内塗装技術とその採用例、および環境への貢献について考察する。
○特殊印刷による加飾表現/美濃商事㈱/森下 大
時代の変遷を経て印刷に求められるものも変化する中、シルクスクリーン印刷にたずさわる当社が特殊印刷に見出す可能性と、シルクスクリーン印刷業界全体が取り組むべき課題について紹介する(試作品「ダマスカスナイフサンプル」の具体的な製作工程。本試作品で使用している特殊印刷2点の採用事例など)。
○多層成形加飾の特徴と事例/森六テクノロジー(株)/ 堀山順吾/梶山 佳代子/樫村秀紀/小林祐也
多層成形加飾は、基材となるPPやABSの表層に透明材を積層し、高耐久性・高意匠性を両立する加飾工法である。厳しい品質要件が求められる自動車内装部品に実用化した実績や、CASEを踏まえた新コンセプト「車内リビング化」に貢献する多彩な意匠展開について紹介する。
○CFRTP用加飾フィルム技術の特徴と展望/富士加飾㈱/杉野守彦
IMD法はGFRTPやCFRTPにはゲート変色とパーティング部のインク剥がれが発生し、適用が困難である。筆者はIMDを改良した転写技術として高耐熱材料を開発し、IMR法として量産技術を確立した。本稿ではその概要を紹介する。
■特設記事:エラストマーの最新展開
「ゴムっぽいけどプラスチック」と称され、活躍の場をますます広げるエラストマー。本特設記事ではエラストマーの最新動向を解説して頂きました。
○ポリウレタンエラストマーの特徴とダイヤモンドワイヤー技術への展開 /BASFジャパン(株)/江戸崇司
耐摩耗性、柔軟性と剛性に優れた当社の熱可塑性ポリウレタンエラストマー(TPU)エラストランが、花崗岩や大理石のような硬質材料を切断するダイヤモンドワイヤーの保護材として採用された。本稿ではその要求特性と、採用されたエラストランの特長、用途展開を紹介する。
○エラストマーの二色成形技術の特徴と事例/泰興物産(株)/丸田 陽
当社では3Dプリンタで1次成形品を製作し、金型にインサートモールディングを行う試作開発を行っている。本稿では、特に熱可塑性エラストマーを2次材とした事例を中心に報告する。
○熱可塑性エラストマービーズ発泡体の特徴と事例<エラスティル>/積水化成品工業㈱/小林弘典
エラスティルは、熱可塑性エラストマーの優れた素材特性と、当社が長年培ったビーズ発泡体のノウハウを融合した熱可塑性エラストマービーズ発泡体である。その特長からスポーツシューズのミッドソール成形品として採用されている。今回、その製法や特性について紹介する。
○ナイロンエラストマー熱収縮チューブの特徴<パペックス>/㈱ハギテック/上村和之
本稿で紹介するナイロンエラストマー(ペバックス)熱収縮チューブはUSPクラスⅥ適合品の材料で製造されている。高い柔軟な特性を持ちながら、引き裂き強度、耐摩耗、耐圧等の機械的強度、絶縁性にも優れ、金属への密着性にも優れている。
■連載
○新連載:事例に学ぶクルマの不具合対策/第1回/アルファブレインコンサルツ(株)/坪井 淳
○世界のバイオプラスチックは今/第52回/ITIコンサルタント事務所/猪股 勲
○耐候性試験データの可視化(その1)/(元)アモコ・パフォーマンス・プロダクツ/安永茂樹
○プラスチック成形における不安定流動の制御/第97回/藤山ポリマーリサーチ/藤山光美
〇これ、プラスチックで作りました 第44回/アキレス㈱/豊田勝敏
○繊維強化プラスチック短信 第8回/FRP Consultant㈱/吉田州一郎
○助っ人工業デザイナーの独り言/第80回/㈱H&Adesigners/鈴木英夫
○大自然を科楽する/第73回/青野哲士
+ プラスチックスの目次配信サービス
プラスチックスのレビュー
総合評価:
★★★★★
5.00
全てのレビュー:3件
レビュー投稿で500円割引!
前々からプラスチックの業界誌を探していました。 2月から定期購読をさせていただいていますが、業界情報満載で業務の上で大変役に立っています。 今後も新しい情報提供宜しくお願いいたします。 全国の成形工場でこんな仕事できますと言った情報があれば、仕事依頼などでもっと広がっていくと思っています。 毎号楽しみに購読させていただいています。
前々からプラスチックの業界誌を探していました。 2月から定期購読をさせていただいていますが、業界情報満載で業務の上で大変役に立っています。 今後も新しい情報提供宜しくお願いいたします。 全国の成形工場でこんな仕事できますと言った情報があれば、仕事依頼などでもっと広がっていくと思っています。 毎号楽しみに購読させていただいています。
化学品メーカーの営業をしています。主にプラスチックの原料の取引をしていますが、プラスチックのことがよくわかります。プラスチックに関わる人には大変勉強になると思います。
プラスチックスのバックナンバー
美麗な容器の化粧品は見ただけで気分が上がり、視覚からの効果でスキンケア効果も上がる気がします。本特集では製品の価値をぐんと高める加飾テクノロジーの最新動向を紹介して頂きました。
○CO2削減に貢献する多機能加飾型内塗装技術/(株)GSIクレオス/上村泰二郎
射出成形機と反応型ウレタン注入機を組合せたダイレクト型内塗装技術Color Formは、欧米および中国市場の自動車内外装部品に適用が広がっている。本稿ではColor Form成形の技術的な要件から、多機能加飾型内塗装技術とその採用例、および環境への貢献について考察する。
○特殊印刷による加飾表現/美濃商事㈱/森下 大
時代の変遷を経て印刷に求められるものも変化する中、シルクスクリーン印刷にたずさわる当社が特殊印刷に見出す可能性と、シルクスクリーン印刷業界全体が取り組むべき課題について紹介する(試作品「ダマスカスナイフサンプル」の具体的な製作工程。本試作品で使用している特殊印刷2点の採用事例など)。
○多層成形加飾の特徴と事例/森六テクノロジー(株)/ 堀山順吾/梶山 佳代子/樫村秀紀/小林祐也
多層成形加飾は、基材となるPPやABSの表層に透明材を積層し、高耐久性・高意匠性を両立する加飾工法である。厳しい品質要件が求められる自動車内装部品に実用化した実績や、CASEを踏まえた新コンセプト「車内リビング化」に貢献する多彩な意匠展開について紹介する。
○CFRTP用加飾フィルム技術の特徴と展望/富士加飾㈱/杉野守彦
IMD法はGFRTPやCFRTPにはゲート変色とパーティング部のインク剥がれが発生し、適用が困難である。筆者はIMDを改良した転写技術として高耐熱材料を開発し、IMR法として量産技術を確立した。本稿ではその概要を紹介する。
■特設記事:エラストマーの最新展開
「ゴムっぽいけどプラスチック」と称され、活躍の場をますます広げるエラストマー。本特設記事ではエラストマーの最新動向を解説して頂きました。
○ポリウレタンエラストマーの特徴とダイヤモンドワイヤー技術への展開 /BASFジャパン(株)/江戸崇司
耐摩耗性、柔軟性と剛性に優れた当社の熱可塑性ポリウレタンエラストマー(TPU)エラストランが、花崗岩や大理石のような硬質材料を切断するダイヤモンドワイヤーの保護材として採用された。本稿ではその要求特性と、採用されたエラストランの特長、用途展開を紹介する。
○エラストマーの二色成形技術の特徴と事例/泰興物産(株)/丸田 陽
当社では3Dプリンタで1次成形品を製作し、金型にインサートモールディングを行う試作開発を行っている。本稿では、特に熱可塑性エラストマーを2次材とした事例を中心に報告する。
○熱可塑性エラストマービーズ発泡体の特徴と事例<エラスティル>/積水化成品工業㈱/小林弘典
エラスティルは、熱可塑性エラストマーの優れた素材特性と、当社が長年培ったビーズ発泡体のノウハウを融合した熱可塑性エラストマービーズ発泡体である。その特長からスポーツシューズのミッドソール成形品として採用されている。今回、その製法や特性について紹介する。
○ナイロンエラストマー熱収縮チューブの特徴<パペックス>/㈱ハギテック/上村和之
本稿で紹介するナイロンエラストマー(ペバックス)熱収縮チューブはUSPクラスⅥ適合品の材料で製造されている。高い柔軟な特性を持ちながら、引き裂き強度、耐摩耗、耐圧等の機械的強度、絶縁性にも優れ、金属への密着性にも優れている。
■連載
○新連載:事例に学ぶクルマの不具合対策/第1回/アルファブレインコンサルツ(株)/坪井 淳
○世界のバイオプラスチックは今/第52回/ITIコンサルタント事務所/猪股 勲
○耐候性試験データの可視化(その1)/(元)アモコ・パフォーマンス・プロダクツ/安永茂樹
○プラスチック成形における不安定流動の制御/第97回/藤山ポリマーリサーチ/藤山光美
〇これ、プラスチックで作りました 第44回/アキレス㈱/豊田勝敏
○繊維強化プラスチック短信 第8回/FRP Consultant㈱/吉田州一郎
○助っ人工業デザイナーの独り言/第80回/㈱H&Adesigners/鈴木英夫
○大自然を科楽する/第73回/青野哲士
長年かけて洗練された射出成形技術はプラスチック成形の主流をなし、世の中に貢献してきました。本特集では、最新の射出成形技術についてご紹介頂きました。
○加飾レス成形の特徴と事例/㈱アイリス/吉野賢輔
われわれは、2次加工工程なしで成形生地のみにて装飾性を付与することを目標に、開発を進めてきた。本稿では光の反応を利用しながら視覚的な変化をもたらす、開発工法「加飾レス成形」について紹介する。
○射出成形プロセスのワンボックスソリューション/エプソンテックフオルム㈱/金井保人
当社は独自開発の超小型成形装置と金型関連技術で総合的で本質的な課題解決手段の提供を目指している。本稿では、成形製造における主な課題を解決する統合型射出成形システムについて紹介する。
○配向制御技術による外観の高品位化/IMIT(同)/竹元 茂
海洋プラ問題に端を発したともいえるSDGsは世界的テーマとなった。しかし、脱プラと言われる事態には多くの樹脂の専門家たちが疑問をもっている。今回はむしろリサイクルに適する樹脂を使いこなすことで環境に貢献する現実的観点から塗装レス樹脂成形を見直してみたい。
○赤外線ヒータを用いた金型加熱・冷却射出成形金型/日本工業大学/村田泰彦
CFRTPシートの加熱・冷却ハイブリッド射出成形現象の実験解析を簡易的に行うために、筆者らが提案した遠赤外線ヒータを用いた金型、そして、本金型を用いて成形された成形品の外観について評価した事例を紹介した。
○金型真空引装置による射出成形の生産性向上/㈱MSR/宮﨑幹也
当社はプラスチック加工業向けの成形不良対策を行う企業であり、射出形成時の金型汚れについて相談を受けたことから金型真空引装置MVシステムを開発した。金型真空引装置を使用することで金型汚れの発生を抑制。プラスチック製造業の生産性向上・エネルギーロス削減・品質向上や品質安定を実現する。
■特設記事:表面処理技術NOW
プラスチックの加工後に施す表面処理は加飾を目的とする場合もありますが、本特集では機能性向上にフォーカスし紹介して頂きました。多様なアプローチに触れて頂ければ幸いです。
○光でプラスチック表面を機能化する技術/大阪大学 高等共創研究院/大久保敬
二酸化塩素によるガス状アルカンをアルコールに光照射のみで変換できる反応技術について紹介する。炭素鎖を伸ばせばプラスチックの表面酸化処理にも有効であり、こちらもLED光などを当てるだけでヒドロキシ基やカルボキシ基などの極性官能基を簡単に導入できる。
○プラスチック材料への水素フリーDLC(ta-C)コーティングの特長と事例/㈱ナノフィルムテクノロジーズジャパン/諸石圭二・川上達哉・木内礼次郎
NTI社のFCVA法では、低基板温度にて高硬度・高密着性を有する水素フリーのDLC(ta-C)膜、及び金属膜を形成できるため、通常の成膜方法では困難なプラスチック材料へのコーティングが可能である。本稿では、FCVA法、ta-C膜、金属膜の特徴と、プラスチック材料への適用例について紹介する。
○高分子材料の超効果的な表面改質技術/㈱カナLABO/金澤 等
「接着理論は未だに不明という説」は正しくないこと、みかけの接着/真の接着、接合の違いを説明した。そのうえで、高分子材料の接着性を画期的に向上させるDHM処理、さらに、炭素繊維CFRP/CFRTPに代わる新複合材料を開発する必要性を述べた。
○フッ素ガスによるポリオレフィンの機能性向上/高松帝酸㈱/江口 敦
特異な「フッ素ガスを用いた表面処理技術」の概要・特徴を紹介し、フッ素ガス表面処理ならではの特性を活かしたプラスチック材料への適用例を中心に紹介する。
■一般記事
○〈解説〉静的・衝撃的引張り強さの半減期予測/(元)アモコ・パフォーマンス・プロダクツ/安永茂樹
○〈解説〉透明・特殊ポリマー33品目の世界市場動向を調査/㈱富士キメラ総研
■連載
○大自然を科楽する 第72回/青野哲士
○トヨタ生産方式をプラスチック成形に応用しよう 第17回/㈱Tech-T/高原忠良
○世界のバイオプラスチックは今 第51回/ITIコンサルタント事務所/猪股 勲
○これ、プラスチックで作りました 第43回/InstaChord㈱/永田雄一
○繊維強化プラスチック短信 第7回/FRP Consultant㈱/吉田州一郎
本特集では、プラスチックシート・フィルムのトレンドについてまとめて頂きました。コロナ禍においてますます活躍の場を拡大しているプラスチックシート・フィルムの現状をウォッチして頂ければ幸いです。(編集部)
○触感を制御したフィルムとその定量的評価/三菱ケミカル㈱/小井土俊介
触感制御フィルムは、これまでの機能的な価値に加え感性価値が付与され注目が高まっている、本稿では、現在開発している触感を制御したフィルムの一例の紹介に加え、触感を物理量から定量的に評価・検証した事例ならびに、今後の展望について紹介する。
○表面微細加工ポリイミドフィルムの特徴と事例/綜研化学㈱/山田紘子
当社では、ナノインプリント技術を用いた微細加工技術の開発を行っており、その技術の応用として、現在、ポリイミドフィルム表面への新たな微細加工技術開発に取り組んでいる。また、表面微細加工ポリイミドフィルムの用途の一つとして音響用振動板としての可能性検証を行った。
○ニューノーマルを見据えた、新規フィルム開発品/三井化学㈱/上田剛史
激変する社会情勢下、当社ではニューノーマルを見据えた、フィルム開発を行っている。本稿では、現在開発を行っている三つのフィルム、カーボンニュートラル・サーキュラーエコノミー対応の高ガス透過フィルム、無孔調湿フィルム、およびwith/afterコロナ対応の抗ウイルスフィルムの特徴を紹介する。
○熱可塑性ポリウレタンエラストマーフィルムの特徴と事例/大倉工業㈱/松山健太郎・横山卓士
当社では、ゴムの柔軟性とプラスチックの強度・硬度を併せ持つ熱可塑性ポリウレタンエラストマー(TPU)を押出成形した「シルクロン」を製造・販売し、自動車用、医療用、服飾用など幅広い分野で採用頂いている。本稿では、TPUフィルムの特徴と事例を述べる。
○バイオマスシュリンクフィルムの特徴と事例/サンプラスチック㈱/大江正孝
当社では、地球環境に貢献すべく2018年に、トウモロコシを原料とする工業用デンプンと、PVCコンパウンドを複合したバイオマスシュリンクフィルム「和shu」の開発をスタートした。本稿ではその特徴を紹介する。
○機能性フィルムのレーザ切断技術とその応用装置/武井電機工業㈱/桑原太郎
タッチパネルディスプレイに用いられる機能性フィルムの切断において、非接触で自由な加工手法が求められている。当社ではCO2レーザを用いた加工技術を開発し、熱影響を抑制するとともに、複雑な形状に対してレーザ光を高速に走査することを可能とした。
○フィルム・シート製造業向け生産管理システムの特徴と事例/旭化成エンジニアリング㈱/加藤隆宣
旭化成グループの製造現場で実績と経験を積み上げ、100ヵ所以上の工場で生産管理システムを構築してきた。AP-21はその中で培った技術とノウハウを注ぎ込み、フィルム・シート製造業向けに特化した生産管理システムである。導入実績は50ヵ所を超え、多くのユーザーに支持され高い評価を得ている。
○リユース、リサイクルでゼロエミッションに貢献するフィルムクリーナーの特徴と効果/日本エス・アンド・エイチ㈱/浅野目猛
ヤレとは、グラビヤまたはフレキソ印刷でフィルムを印刷する場合、色合せおよび版の見当合せをするのに発生する損紙である。本稿では、このヤレを有効利用できるフィルムクリーナーを紹介する。
■一般記事
○IoT技術による廃プラスチック回収効率化とリサイクル推進/㈱島津製作所/三ツ松昭彦
■連載
○大自然を科楽する 第71回/青野哲士
○世界のバイオプラスチックは今 第50回/ITIコンサルタント事務所/猪股 勲
○分子切断速度(n0k)で楽々シミュレーション 第6回/(元)アモコ・パフォーマンス・プロダクツ/安永茂樹
○プラスチック成形における不安定流動の制御 第96回/藤山ポリマーリサーチ/藤山光美
○のぞいてみようバイオミメティクス 第26回/産業技術総合研究所/真部研吾
○繊維強化プラスチック短信 第6回/FRP Consultant㈱/吉田州一郎
○助っ人工業デザイナーの独り言 第78回/㈱H&Adesigners/鈴木英夫
本特集では、押出、ブロー、プレス、発泡、圧空・真空など、プラスチック成形のトレンドを紹介して頂きました。成形品に、射出成形とは異なった付加価値を与えるテクノロジーに触れて頂ければ幸甚です。
○DX時代のフィルム自動化成形/アクスモールディング㈱/横田新一郎
フィルムの押出成形の代表的なものは、ヒートボルト式自動リップTダイによる膜厚管理である。フィルムの品質向上のためには、自動リップダイと膜厚計は必須であるが、使いこなすためにはノウハウが必要になる。また手動リップTダイはまだ主流であるが、これをどう自動化するかを提案する。
○PETボトル製造機械およびミネラルウォーター充填包装設備の特徴と事例/料材開発㈱/藏田広明・大川奈緒美・渡邊正人
PETボトル製造機械メーカーである当社は世界でも主流の2ステージ二軸延伸ブロー成形機の先駆企業である。近年注力しているのが、PETボトル製造機械から水の充填、最終仕上げまで一貫して行うミネラルウォーター充填包装設備のトータルエンジニアリングである。本稿では、その概要を紹介する。
○低圧発泡成形技術の実用化動向/マクセル㈱/遊佐 敦
当社と京都大学は、窒素ボンベを昇圧することなく発泡剤の圧力を一定に維持するのみで物理発泡剤の樹脂への溶解量を安定に制御する簡便な物理発泡方法RIC-FOAMを開発した。本稿では、本法の実用化に向けた取り組みを中心に解説する。
○ハイテクブロー成形の特徴と事例/羽立化工㈱/花井眞吾
ハイテクブロー成形は、さまざまな分野で顧客からのニーズに応える形で、ブロー成形としての技術力を高度化させてきた。本稿では、各成形方法における技術概要、特徴を説明するとともに、安全・安心や地球環境への対応を考慮した製品を中心に用途紹介をする。
○CFRTP自動化プロセスの開発/㈱栗本鐵工所/伊藤友樹
当社では混練技術やプレス技術と成形・評価技術を組み合わせたCarbon-LFTDの開発に取り組んできた。自動化技術による試作が可能なテストプラントをコンポジットセンターに設置し、残存繊維長の影響、材料の再利用、成形が可能な形状などについての検証を行った。
○真空成形と環境/東京パック㈱/横山皓子
当社は、地球温暖化防止の観点から環境配慮型材料を積極的に活用している。代表例であるMAPKAシートは、成形の難易度が高く、また、韓国から輸入のため最低ロットが12t以上と膨大な量であった。しかし当社は材料在庫により小ロット対応を可能にした。MAPKAシートの成形品は有名なお菓子トレイや鏡餅容器などの食品トレイ、玩具、トイレタリーなど世の中に浸透してきている。やはり製品に「紙」が使われているという事が消費者に分かり易いと考えている。
■特設記事:CAE技術の現在
成形プロセスにおける樹脂の流動を解析するCAE(Computer Aided Engineering)は生産性向上の観点からますます注目を集めています。本特設記事ではCAEの最新状況についてご紹介頂きました。
○最近の依頼内容から考える樹脂流動解析の現状と課題/㈱アイシム/天野克久
当社では受託樹脂流動解析、及び解析の導入・運用を行っている。最近の依頼内容からプラスチック製品の設計・開発の現場における実務としての樹脂流動解析の活用について問題点と課題について解説する。
○AIの機械学習技術を応用した次世代型CAEシステム/東レエンジニアリングDソリューションズ㈱/山田高光
当社において開発を進めているAI技術を活用した次世代型CAEシステム<AI-TIMON®>について紹介する。射出成形に関する複雑な現象を高精度にシミュレーションするには、従来の原理原則に基づく手法に加えて、AI技術によるアプローチが、今後重要になってくると思われる。
■一般記事
○〈展示会レポート〉名古屋プラスチック工業展2021(後編)/技術オフィスTech-T/高原忠良
■連載
○トヨタ生産方式をプラスチック成形に応用しよう 第16回/技術オフィスTech-T/高原忠良
○世界のバイオプラスチックは今 第49回/ITIコンサルタント事務所/猪股 勲
○プラスチック成形における不安定流動の制御 第95回/藤山ポリマーリサーチ/藤山光美
○繊維強化プラスチック短信 第5回/FRP/Consultant㈱/吉田州一郎
○大自然を科楽する 第70回/青野哲士
○助っ人工業デザイナーの独り言 第77回/㈱H&Adesigners/鈴木英夫
新型コロナウイルス感染症拡大は世界で未だ収まる気配を見せません。プラスチックも経済停滞で大きな打撃を受けたものの、医療関係での貢献が脚光を浴びています。本特集では、本年のプラスチック産業の展望および主要樹脂の現況を紹介して頂きました。
○年頭挨拶/日本プラスチック工業連盟/岩田圭一
○2022年プラスチック産業の展望/日本プラスチック工業連盟/加藤英仁
国内プラスチック原材料の生産量は、2014年以降は1,060万.1,100万トンで推移していたが、2020年はコロナウイルスの影響による経済活動の落ち込みで1,000万トンを切った。本稿では、2022年のわが国のプラスチック産業の動向、日本に多大な影響を与える中国の輸出入の状況、2022年の課題と取組について述べる。
○ポリエチレン/KMテクノリサーチ事務所/松浦一雄
ポリエチレンについて、業界動向・市場動向および材料設計技術・用途動向を概観したのち、近年急速に拡大しつつある脱炭素化、プラスチック廃棄・リサイクルなど環境問題および新型コロナウイルス感染予防問題などに貢献できる新たな用途展開例を紹介し今後の課題と展望について述べる。
○ポリスチレン/東洋スチレン㈱/金子知弘
ポリスチレンは、5大汎用樹脂の一つに数えられ、機械特性や成形加工性などに優れたコストパフォーマンスが高く幅広い用途で使用される素材である。本稿ではポリスチレンに関する最近の需要動向、業界動向などについて述べる。
○ポリプロピレン/サンアロマー㈱/横山 裕
ポリプロピレンの世界需要は、COVID-19後も引き続き堅調である。日本の需給は安定状態であるが、総じてタイトである。製造技術に大きな変化はないが、市場のニーズに合わせた製品開発が行われている。今後は、環境対応ポリプロピレンが市場で一定のプレゼンスを占める。
○塩化ビニル樹脂/塩ビ工業・環境協会/内田陽一
塩化ビニル樹脂とその製品に関して、国内外の市場動向、主な技術動向(樹脂サッシ、リサイクル)、環境・安全問題および新型コロナウイルス感染防止対策に関連する動向について紹介する。
○メタクリル樹脂/三菱ケミカル㈱/丸谷隆雄
環境負荷低減等への関心の高さは継続していて、メタクリル樹脂のケミカルリサイクルが事業化を見据えて検討される時代になった。新規製造設備が稼働する一方、事業売却等もあり、事業環境が大きく変化し続けている中、市場・技術動向と今後の見通しについて解説する。
○ポリフェニレンサルファイド/東レ㈱/大久保和哉
ポリフェニレンサルファイドは比較的単純な化学構造を有する結晶性熱可塑性樹脂で、他のスーパーエンジニアプラスチック比、コストパフォーマンスに優れるため、金属代替検討を中心に注目される樹脂へと成長している。本稿ではその概要を紹介する。
○ポリエーテルエーテルケトン/ダイセル・エボニック㈱/谷田裕司
ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)はポリアリールエーテルケトンといわれるポリマー群に属し、融点約340℃、ガラス転移点約150 ℃で、熱可塑性樹脂では最も優れた耐熱性を有したスーパーエンプラの一つである。本稿ではPEEKの現況を紹介する。
○シンジオタクチックポリスチレン/出光興産㈱/木暮真巳
シンジオタクチックポリスチレン(SPS、商品名「ザレック」)は、1985年に当社がメタロセン触媒技術を用いて世界で初めて合成し、1997年に世界で最初の工業化した純国産のポリマーである。本稿では、ザレックの特長と用途展開状況について紹介する。
○フェノール樹脂/住友ベークライト㈱/雑村史高
フェノール樹脂は長い実績に裏付けされた信頼性の高いプラスチックとしてさまざまな分野に使用されている。本稿では、工業用フェノール樹脂及び成形材料を中心に代表的な用途の動向について述べる。
○エポキシ樹脂/DIC㈱/太田黒庸行
エポキシ樹脂は熱硬化性樹脂の一種で、得られる硬化物は、耐熱性、接着性、電気絶縁性に優れ、電気・電子、塗料、土木建築、接着剤、航空宇宙など幅広い用途に用いられる。本稿では、エポキシ樹脂の業界・市場動向、技術動向、環境対策・安全問題への対応について紹介する。
■一般記事
○〈展示会レポート〉名古屋プラスチック工業展2021(前編)/技術オフィスTech-T/高原忠良
■連載
○トヨタ生産方式をプラスチック成形に応用しよう 第15回/技術オフィスTech-T/高原忠良
○世界のバイオプラスチックは今 第48回/ITIコンサルタント事務所/猪股 勲
○プラスチック成形における不安定流動の制御 第94回/藤山ポリマーリサーチ/藤山光美
○これ、プラスチックで作りました 第42回/サンニクス㈱/大月清光
○のぞいてみよう、バイオミメティクス 第25回/静岡理工科大学/藤本一磨・小土橋陽平
○大自然を科楽する 第69回/青野哲士
○助っ人工業デザイナーの独り言 第76回/㈱H&Adesigners/鈴木英夫
○繊維強化プラスチック短信 第4回/FRP Consultant㈱/吉田州一郎
プラスチック成形品の高品位化を実現するための基幹部品である金型。本特集では、プラスチック金型に関連する注目すべき動きについて紹介して頂きました。
○学生金型グランプリへの挑戦/岩手大学/西村文仁
岩手大学大学院金型・鋳造プログラム金型系の学生は、毎年学生金型グランプリに参加している。本稿では、第13回のプラスチック金型部門の課題として取り組んだ名刺ケース用金型の概要と、学生金型グランプリの教育上の効果について紹介する。
○多目的評価金型の特徴と事例/佐藤ライトモールド㈱/稲垣武洋
樹脂の収縮率やシボの出来具合などさまざまな角度から顧客自身が評価に活用できる多目的評価金型は、新規顧客の開拓ツールである。今までの金型の固定観念からの解放を実現する新たな金型ビジネスの創造を紹介する。
○D3テクスチャー.による加飾金型の特徴と事例/㈱コガネイモールド/土屋和永
D3テクスチャーとは金型へ高品位な表面加飾を実現する技術プロセスで触感デバイス3Dモデラ―を用いることにより、さまざまな媒体からの展開が可能となっている。D3テクスチャーを活用することで、デザイン評価、試作、金型製作、量産成形まで一貫したモノづくりを実現している。
○鋳造業界の型管理の実情と型情報のクラウド化/景山産業㈱/景山 傑
金型の保管における問題の解決すべく、当社では独自に市販のパッケージソフトを使いデータベースを構築し、金型をデータ管理することとした。本稿では内製したデータベースを発展させ、金型や木型の情報をクラウド上に保管する「MOLD BANK」を紹介する。
○プラスチック金型用鋼材の最適な選定方法/大同特殊鋼㈱/衛藤孝行
金型に求められる特性を、成形メーカーが求める製品成形時と金型メーカーが求める金型製作時に分けて紹介。また代表的なプラスチック金型用鋼もあわせて紹介し、最適なプラスチック金型用鋼を選定する方法を提案する。
○金型冷却回路の管理/扶桑精工㈱/大平昌宏
射出成形の生産性維持には、冷却回路の整備が欠かせない。放置すれば効率ダウンだけでなく、部品破損にまで至る危険性もある。本稿で紹介する「アラッタくん」を使えば、簡単に金型新造時の状態を取り戻すことができる。
■特設記事:MIDの進展状況
射出成形品の表面・内部に電気回路を施した三次元実装デバイス(MID)は、電子部品を始め多様に展開されています。本特集では、MID技術の最新動向を紹介します。
○IoT通信社会におけるMID技術/㈱ゼファー/伊堂隆徳
MIDには樹脂の限定、価格等の課題があり普及を阻害してきた。当社のMPP工法は、「素材を選ばないMID」をコンセプトに開発したものである。本稿ではその概要を紹介する。
○プラスチック成形品への三次元配線形成/岩手大学/鈴木一孝/岩手県工業技術センター/目黒和幸・黒須恵美・石原綾子
次世代移動通信システム用の電子機器には、小型化・軽量化、高周波領域での高速伝送に対応する平滑面上への配線形成技術が求められる。我々は光反応性分子接合技術を活用し、プラスチック成形品表面に配線形成する次世代三次元成形回路部品の開発を進めている。
○環境負荷と初期投資を抑えた樹脂・電子回路一体化の新工法/エレファンテック㈱/中島 崇
樹脂に電子回路の価値を付与する取り組みでは、これまでの初期投資やコストの課題があった。環境負荷を削減しつつ、特殊な工程をなるべく減らすことでコストを抑えた樹脂・電子回路一体化の工法「IMPC」について、実例を交えながら解説する。
■連載
○トヨタ生産方式をプラスチック成形に応用しよう 第14回/技術オフィスTech-T/高原忠良/アルファブレインコンサルツ㈱/坪井 淳
○世界のバイオプラスチックは今 第47回 /ITIコンサルタント事務所/猪股 勲
○繊維強化プラスチック短信 第3回/FRP Consultant㈱/吉田州一郎
○助っ人工業デザイナーの独り言 第75回/㈱H&Adesigners/鈴木英夫
○アジアそして世界におけるプラスチックリサイクルの状況(後編)/ICIS Japan/久戸瀬極
○大自然を科楽する 第68回/青野哲士
■特別企画
○2021高機能プラスチック展 高機能フィルム展 出展製品紹介
プラスチックスを買った人はこんな雑誌も買っています!
新聞・業界紙の売上ランキング
The Japan Times Alpha(ジャパンタイムズアルファ)
2022年05月27日発売
目次:
今週号の主要コンテンツ
ニュース:国内外の主要な出来事や日本語メディアでは報じないニュースを英語でお届け
-----------------------------------
[Top News]
Okinawa marks 50 years since reversion from US rule
沖縄本土復帰から50年
[Easy Reading]
Peace at last: German students bury classroom skeleton after 70 years
ドイツの高校で女性の人骨を埋葬 70年間標本として使用
[National News]
Ohtani becomes third Japanese player in MLB history with 100 career home runs
大谷翔平、メジャー 100号達成
、他
[World News]
Sweden and Finland seek NATO membership, but Turkey says it will not approve them
スウェーデンとフィンランドの NATO 加盟にトルコが難色
、他
[Science & Health]
Climate change may increase infectious diseases
気候変動の加速で感染症増加のリスク高まる、研究
[Focus]
Earth given 50-50 chance of hitting warming mark by 2026
止まらない地球温暖化、26年末までに1.5度上昇する可能性
[This Week’s OMG]
Indian couple longing for grandchild sues son
孫を待ち望むインドの老夫婦、息子夫婦を訴える
コラム:ニュース以外の多様なジャンルの読み物記事
-----------------------------------
[シネマ倶楽部]
今週お届けするのは、60年代後半、カリフォルニアサウンドを生んだ伝説の地を描いた “Echo in the Canyon”をお届けします。
[50 years and counting: Okinawa’s march to sovereignty]
1972年5月15日に沖縄の施政権が日本に返還されてから今年で50年を迎えました。この機会に沖縄戦から本土復帰、現在までの歴史を振り返ってみましょう。
[Essay]
世界各国に在住するライターから届くエッセーを紹介します。今週登場するのはケビン・ウッドさんです。筆者は新聞記者として駆け出しのころ、“コービー”・コバヤシさんを取材しました。カナダ在住の日本人移民として戦時中に迫害を受けたつらい過去を持っていたコービーさんだが、後世まで伝わる平和と許しのシンボルを残しました。
[英語で読むちょっといい話]
今週は海辺のベンチで悩める人々の心に寄り添う男性の話について取り上げます。
[LUANN]
少しずつ成長を続ける主人公の大学生ルアンとその家族、友人の日常を描くほのぼのアメリカンコミック。生きた「いまどき英語」の宝庫です。
[Interview]
英語を使って世界で活躍する人を取り上げます。今週登場するのは佐々木彩乃さんです。佐々木さんは九州大学在学中に香港大留学や日米学生会議参加を経験し、卒業後は中国の清華大で修士号を取得しました。高校の英語ディベート部で今につながる英語力と発信力が鍛えられたと話します。
学習コンテンツ:英語のさまざまなスキルを磨く連載
-----------------------------------
[3-minute Reading With Kip]
やさしい英語でさくさく読解エクササイズするコーナー。今週は『八十日間世界一周』とは、ジュール・ヴェルヌによる小説について取り上げます。世界を80日間で一周しようと試みる物語ですが、この本の発刊後間もなくして実際に世界一周の旅に出発した女性がいるようです。
[Describe This!]
言えそうで言えない日常の場面を英語で表現してみるコーナーです。今週は「肩」に関する表現を学んでみましょう。
[大人の文法ドリル]
学校で勉強した英文法を実際に活用してみましょう。今週のテーマは「付帯状況のwithを使いこなせ」です。
[英語でお仕事101]
基礎から学ぶビジネス英語講座。今週のテーマは「英語圏の人と仕事をする際、名刺の渡し方は日本と同じですか?」です。
[英語で伝える日本の歴史]
日本の歴史を英語で説明できますか? この連載では毎回異なる歴史トピックを取り上げ、英語での伝え方を学びます。今回のテーマは「鎌倉幕府はどのように誕生した?」です。
[Odds&Ends]
やさしい英語の正しい使い方について学ぶコーナー。今月は類似的な言葉に着目します。
今週のテーマは”Attend, take part in”です。
[Crossword Puzzle]
英語でクロスパスワードに挑戦!正解者の中から、抽選で素敵な賞品も当たります。
[Life as an Expat]
トロント駐在中の須藤健の海外奮闘記をお届けします。
※この他、多数のコンテンツを掲載しています
The Japan Times Alpha -- 英字新聞だから身につく 世界の視点、確かな英語力
-
2022/05/20
発売号 -
2022/05/13
発売号 -
2022/05/06
発売号 -
2022/04/22
発売号 -
2022/04/15
発売号 -
2022/04/08
発売号
週刊英和新聞Asahi Weekly (朝日ウイークリー)
2022年05月20日発売
目次:
週刊英和新聞 Asahi Weekly (朝日ウイークリー)
2022/5/22号
This Week
On the Cover
沖縄返還から半世紀
沖縄が日本に返還されてから、5月15日に50年を迎えました。那覇市の国際通りでは伝統的なエイサーが披露されるなど、各地で記念行事がありました。22日号の表紙は、エイサーの模様をお伝えします。
◇今週の注目記事 ================
◇Special: 今年の沖縄国際映画祭
「笑いと平和」をテーマに国内外の作品を紹介する「沖縄国際映画祭」が4月中旬、沖縄県内で開かれました。2009年から毎年開催され、沖縄返還50周年に当たる今年は主会場の那覇市のほか県内各地で関連行事がありました。東京在住のスリランカ人ジャーナリストのスベンドリニ・カクチさんが、映画祭で司会を務めたお笑いタレントで映画監督のゴリ(照屋年之)さんに、映画祭にかけた思いを聞きました。
◇Weekly Picks: ウクライナ 戦闘続く中、帰還する難民
ロシア軍のウクライナ侵攻以降、隣国に避難していた難民らが母国に戻り始めています。ウクライナへの入国者数が出国者数を上回る日も出てきました。異国の地で歓迎され様々な支援を受けていることに感謝しつつ、ふるさとへの熱い思いが勝るようです。ただ、戦闘は継続しており、帰還は時期尚早とする関係者も少なくありません。
◇Movies: 「シング・ア・ソング! 笑顔を咲かす歌声」
原題は“Military Wives”。アフガニスタンに派遣された英軍人の帰還を待つ妻らが、歌うことを通して支え合い、 きずなを深めている実在の合唱団がモデルの映画です。衝突や失敗を乗り越えながら練習を続けるうちに、いつしか妻たちの間に連帯感が生まれ、美しい歌声を響かせるようになります。しかし、戦地から最悪の知らせが届き始めます。
◇Travel: 冬の長野で聖地をたどる
冬のさなかに善光寺と戸隠神社をめぐり、竹細工や漆器といった工芸品の工房や中山道の宿場を訪れて、山岳とは別の長野の魅力を紹介します。
=========================
◆好評連載
初級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆100語で読むニュース
福島県富岡町の「桜のトンネル」を原発事故後初めて全面公開▽高級ブランド「シャネル」のパリの店舗で強盗▽故マラドーナ選手が「神の手ゴール」で着用のユニホーム、11億円超で落札▽日系人初の米政府閣僚、ノーマン・ミネタ元運輸長官死去――の4つのニュースを取り上げています。
◆Listen & Write 英語耳を鍛えよう
朝日ウイークリーのウェブサイトで音声を聞きながらディクテーション問題に取り組めます。大学入学共通テストの英語ではリスニング重視の傾向が鮮明になり、1回で聞き取れる能力が求められています。今週号のテーマは「北京パラリンピック ロシアとベラルーシを一転除外」です。
◆Phrase It Right 句動詞で話そう 色とりどりの英語表現
教科書では学ぶ機会の少ない英語らしい慣用表現やイディオムを、クイズ形式で出題します。例文を使った穴埋め問題を毎回6題用意し、それぞれにイラストを付けて視覚的に記憶に残るように工夫してあります。正解に加えて解説欄を設け、取り上げたキーフレーズ以外の英文の意味や用法も説明します。こうした慣用表現は会話をスムーズにするだけでなく、映画やドラマを理解するために不可欠です。日本語の発想とは異なる粋な言い回しを数多く取り上げていきます。
◆The Greenville Story やさしい単語で寸劇!
米オレゴン州の架空の町、グリーンビルを舞台にした長寿連載です。高校生のマリーや友人、家族らが、寸劇(スキット)練習にぴったりな日常会話を繰り広げます。今週号ではマリーと友人たちが、学校で上演する演劇について話しています。
◆On the Keyboard: リレーエッセー
3カ月ごとに筆者が変わるリレーエッセーです。4~6月は、シカゴ大学で歴史と東アジア文化を学び、学生時代に東京と北海道でホームステイを体験、同志社大学への留学経験もある米国出身のジュリア・セルチさんの担当です。ユダヤ教徒のセルチさん。パンデミック中の「過ぎ越しの祭り」を祝う伝統の食事の準備には、手には入る食材で創造力を駆使したそうです。
◆シミケンの語源で探る固有名詞
KEN’S ENGLISH INSTITUTE 代表の清水建二さんによる語源に関する新シリーズです。英語の地名・人名・ブランド名など、誰もが一度は目にしたことのある固有名詞はどのような経緯で生まれてきたのでしょうか? 本連載では、固有名詞の語源やそれにまつわる逸話を紹介し、楽しみながら単語の歴史をひも解いていきます。また、固有名詞と普段使っている単語との意外な接点を考察することで、語彙(ごい)力増強に役立つようになっています。毎回、冒頭にクイズがあり、正解を考えながら、英語と英語文化の奥深さを味わうことができます。今週号のテーマは「OrientとAsia」です。
中級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆Lisa’s Wanderings Around Japan: 伊勢神宮(三重県)
世界を旅するフォトグラファー、リサ・ヴォートさんが日本各地を訪れ、それぞれの土地の隠れた魅力やゆかりの人物を独自の視点で紹介します。今回訪れたのは、広大な敷地に125の宮社がある伊勢神宮です。
◆デイビッド・セインのこれを英語でどう言うの?
英語学習書を数多く執筆してきたデイビッド・セインさんが、日本語ならではの決まり文句を文脈に応じてどう英訳したらよいかを解説します。毎回テーマとして採り上げる表現を「英訳のポイント」「日本語でアドバイス」「翻訳例と解説」の順で学びます。最後に、実践に即した「応用問題」で英訳のポイントが再確認できるようになっています。今回のテーマは「やるせない」です。
◆私のおすすめの洋書
異文化コミュニケ-ションと人事管理を専門とする米国出身の経営コンサルタントで、「英語の品格」などの著書があるロッシェル・カップさんが日本語で書き下ろす、お勧めの洋書を紹介するコラムです。今回は、国家の危機をテーマに各国の事例を集めた「Upheaval」(邦題「危機と人類」)を紹介します。
◆Marty’s Playlist
米ワシントンDC出身のミュージシャン兼プロデューサー、マーティ・フリードマンさんのエッセーです。今回は、エルビス・プレスリーの「トゥー・マッチ」について解説します。
上級編・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆News
韓国新大統領が就任▽米大統領、ウクライナ支援のため「武器貸与法」に署名▽フィリピン大統領選、マルコス氏が圧勝――の3本をお伝えします。
◆Topics
テスラ社のイーロン・マスク氏が「日本はいずれ消滅するだろう」とツイートした話と、カスタムナンバープレートで下品なメッセージが横行することに業を煮やした米メイン州が、規制法導入を発表した話題を紹介します。
日本語ナビ付きでどんどん読める。レベル別で実力アップを実感。しかも面白い!初心者でも楽しく読める週刊英和新聞「朝日ウイークリー(Asahi Weekly)」
-
2022/05/14
発売号 -
2022/04/30
発売号 -
2022/04/23
発売号 -
2022/04/16
発売号 -
2022/04/09
発売号 -
2022/04/02
発売号
Time Magazine Hong Kong Limited
No.1国際英文ニュース誌!本商品はTime Asia Edition です。
国際的な視点に立って、国内の日刊紙では読めない幅広い話題を提供
-
2022/05/14
発売号 -
2022/05/07
発売号 -
2022/04/30
発売号 -
2022/04/23
発売号 -
2022/04/16
発売号 -
2022/04/09
発売号
リフォーム産業新聞社
リサイクル通信
2022年05月10日発売
目次:
2022年5月10日号の主な内容
■ニュース
・物価高&円安、漂う期待と不安 リユース業界への影響
・雑貨・食品が半額、全国120店 東亜産業
・パソコン修理「スマホドック24」 PC買取に参入
・個人向けにリユース開業支援 プレジャーリンク
・大須にブランド時計の新店 「ブランドシップ」
・板蔵ファクトリー 一枚板製品のサブスク
・就労移行支援、修了者を雇用 ブックオフFCのメディアパワー
・古着卸、5年で年商8億 山久商会
・スポーツバイク、24H貸出し ZuttoRide Sharing
・大黒屋HD がJTBと提携 査定額110%をトラベルポイントに
・学生服とスケートの中古レンタル リユース業のぎゃくし
・店の混雑状況を見える化 電材買取センター
・関西に初出店、駅ビルで古着 デザートスノー
・企業の余剰在庫、フリマ出品代行 モノテクノロジーズ
・メンズ古着卸を強化 プロジェクトカラーズ
・商業施設で古着回収 ウィファブリック
・真贋・ささげを代行 ルクレール
・ジュエリー時計の一括査定サイト ジュエルネット
・海外バイクの中古品・サブスク チャンピオン76
・体験型ストアで調理家電お試し レンティオ
■トップインタビュー
REGATE 十河 良寿社長
「出張買取、年商70億。古美術取扱いで成長」
俳優・中尾彬さんがTVCMで、「福ちゃんだね」と宣伝する出張買取サービス。これを運営するREGATEが成長している。前期年商は前年から20億円増の70億円。新卒採用も100人規模と組織を拡大中だ。十河良寿社長に戦略を聞いた。
■トピック
「小中高生、PCが身近に“学び舎”でリユース品活躍」
プログラミング教育の必修化や、大学入学共通テストに「情報」が追加されるなど、教育の中身がひと昔前と比べ様変わりしてきている。オンライン授業も浸透し小中高生にとってパソコンが身近なものになる中、「学び舎」でリユースPCが活躍する事例も生まれている。若年層への中古品循環が上手くハマれば、新たなマーケットを作り出せそうだ。
■コーナー
◎市場考察
トレジャー・ファクトリー 野坂 英吾 社長
「物価高でもリユースは強く」
◎STUDYレポ
ATC JAPAN AUCTION
「比向けコンテナ輸出解説」
◎小トピック1
ジャニヤードに聞く
新旧ジャニーズアイドルグッズの価格事情
◎小トピック2
中古ぬいぐるみ事情
「かさばる割に低単価 それでも扱う理由は?」
◎小トピック3
アパレルメーカーのリユース事業参入が増加
リユース事業の考えや取組みを紹介
◎リユース初心者の部屋
査定初心者が使いやすい相場検索ツール
「相場観、鑑定眼を養うには」
◎Z世代
古着屋「リリー・オブ・ザ・バレイ」(茨城県)
現役筑波大生が運営
◎リペア通信
リサルト(サルト・愛知県)
「洋服リフォーム専門店」
◎リユース×テクノロジー
「出品ロボ」 (プライスバンク・東京都)
アパレル製品の出品作業を支援するアプリ
◎注目の取り組み
ぼくの書店(福岡県)
「Z世代によるシェア本棚」
◎VOICE
テーマ「今関心のあること、知りたいこと2」
1.中古の宝石価格や市場全体がどうなっていくのか知りたい/某買取店
2.ヨーロッパでどんな中古品の需要があるのかを知りたい/KRC
■連載
◎古着店が同業者に知られたくない 古着卸店
「テンストライク(埼玉県川口市)編」
ミニマム以上購入で20%オフ、一般購入も可
◎古物商のためのトレカ入門
「トレカ査定時のポイント、見分け方とは?」
ポケカ、「プロモ」マークは高額チャンス
◎繁盛店の店づくり
RIENINAL(リィエニナル、東京)
「サステナブルがテーマWEGOの新レーベル」
◎WEB集客カイゼン講座
「Web集客方法のまとめ回」
潜在層にアプローチできている企業に優位性
◎交友録
色川商事(神奈川県)色川大亮氏→
地新(神奈川県)稲垣良介氏
「20代半ばで店と市場を立ち上げた凄い人」
◎この店で一番高いモノはこれだ!
オールワン(大分県)
「アンティークのキャンドルスタンド 30万円」
中古マーケットに深く切り込み、リサイクルビジネスの世界へ読者をナビゲート。
-
2022/04/25
発売号 -
2022/04/10
発売号 -
2022/03/25
発売号 -
2022/03/10
発売号 -
2022/02/25
発売号 -
2022/02/10
発売号
東京法令出版
月刊消防
2022年05月01日発売
目次:
CONTENTS
特集 通信指令教育と消防本部の取組み
■通信指令教育の必要性 京都橘大学 北小屋裕
■~縁起のいい街・高崎から~群馬の消防通信指令管制を支える「ONE TEAM」 たかさき消防共同指令センター
■山岳救助事案における事故発生場所の早期特定 大津市消防局 河田英貴
●【PICK UP】火災事例に学ぶ 鎮火までに長時間を要し死者1名が発生した建物火災について 鎌倉市消防本部(神奈川県)
●【PICK UP】今、話題の消防装備・資器材大研究 各種資器材に取付可能なグリップの開発 敦賀美方消防組合消防本部 敦賀消防署 中島卓也 久池亮太
●Photo Topics 神奈川県消防学校が「火災性状」と「指導者育成」に特化した研修を実施 「月刊消防」編集室
●消くんと防くんの危機管理アレコレ (30) 「海外からの救助チームの受援」 元消防庁次長・内閣審議官 日本防災士機構 特任アドバイザー 大庭誠司
●事例に学ぶ法令改正 (9) カラオケボックス及び温泉採取施設の法令改正 防火防災アドバイザー 中野秀作
●災害救助犬の活用に向けて (7) 災害救助犬の「群馬県モデル」 NPO法人 災害救助犬ネットワーク
●消防艇解体新書 (5) 完成検査・海上試運転・回航 川崎市消防局(神奈川県)
●さいたま市消防局が指導!「法務省矯正局に災害対応の精強な部隊を2年で作り上げる!!」 (10) 応急はしご救助 「月刊消防」編集室
●救助の基本+α (70) 潜水救助活動~視界不良水域における車両水没事案~ 四日市市消防本部中消防署 後藤将太(三重県)
●【最終回】YouTube動画のつくり方 (5) 動画制作の一連の流れ(4) 福岡市消防局(福岡県)
●最新救急事情(228) マスクでは新型コロナ感染予防はできない 玉川 進
●これで伝わる! 防火管理指導のひとくちメモ (50) 厨房は板長さんのお城です 池田和生
●後世へ伝える とある火災調査員の備忘録 (13) 現場を見る眼 火災原因改方
●ハラスメントが発生しない消防 (8) 消防学校初任科の重要性 緑川久雄
●設例から考える救急現場の法律実務 (28) 設例から傷病者の不搬送対応を考える(その3) 山岸法律事務所 山岸功宗
●CHEMICAL SOLDIERが解説! 未来の活動のためのCBRNケースファイル (17) ボストンマラソン爆破テロと調整機能 濱田昌彦
●目指せ! ドローンの匠!! (42) 災害時の航空安全(その2) 国立研究開発法人 防災科学技術研究所 内山庄一郎
●消防心理学トピックス (74) 災害ユートピアとその後の世界 加藤孝一
●消防士ポテンシャルトレーニング (30) ~ストレス緩和・日常の仕掛け~ 月ヶ瀬和利
●情報のひろば
●消防吏員 昇任試験合格講座
ESSAY & COLUMN
○救急隊員日記 (216)
○火掛り THE スタンダード (56)
○Voice (76)
○月刊消防BOOK REVIEW
○一条くんのイチから消防 (30)
※「消防法学入門」「生活に息づく防火・防災の知恵」「予防技術検定トレーニング」はお休みします。
次号予告(タイトル、内容は変更する場合があります)
▲特 集災害対応のためのドローン技術を備えた人材育成プログラム GEORIS education(仮)
国立研究開発法人防災科学技術研究所から、ドローン教育プログラム「GEORIS education」の技術移転を受けた民間事業者が、岡山県倉敷市(消防局を含む)に対して実施したドローン技術講習の事例を紹介いたします。
消防実務に直結した情報誌
-
2022/04/01
発売号 -
2022/03/01
発売号 -
2022/02/01
発売号 -
2022/01/01
発売号 -
2021/12/01
発売号 -
2021/11/01
発売号
東京法令出版
捜査研究
2022年05月15日発売
目次:
◆◆Practical Stage◆◆
-----------------------------------------------------------------------------------
■特集
共謀の認定(第2回)
熊本学園大学客員教授
(元名古屋高等裁判所[刑事部]部総括判事) 山口 裕之
-----------------------------------------------------------------------------------
■基礎から学ぶ取調べ(第15回)
国士舘大学法学部教授
(元東京・大阪地検特捜部検事) 吉開 多一
-----------------------------------------------------------------------------------
■最新 刑事判例研究(第64回)
判例と学説の齟齬の解消 犯人が他人を教唆し自己を蔵匿・隠避させた場合
東京都立大学法学部名誉教授 前田 雅英
-----------------------------------------------------------------------------------
■誌上講義 第32回
危険運転致死傷罪のイロハと喫緊の課題(上)
昭和大学医学部教授(薬学博士)・警察大学校講師
元最高検察庁検事 城 祐一郎
-----------------------------------------------------------------------------------
■実例捜査セミナー
トランジット目的で入国した被疑者がケタミンを本邦内に持ち込んだ行為につき、適用罪名等が問題となった事案
那覇地方検察庁沖縄支部検事(前東京地方検察庁検事) 山田 与志人
-----------------------------------------------------------------------------------
■検証 サイバー(ハイテク)犯罪の捜査(第108回)
暗号資産の無断マイニング(コインハイブ)事件で無罪とした最高裁新判例
~~ 事例・判例・法令編 ~~
NPOデジタル・フォレンジック研究会(IDF)会員 大橋 充直
-----------------------------------------------------------------------------------
■(続)覚醒剤使用事犯における留置き・追尾行為を巡る最新判例(証拠排除)研究(第20回)
修士(法学)・元栃木県警察学校長(駒澤大学法科大学院在籍) 細谷 芳明
-----------------------------------------------------------------------------------
■元検察官のキャンパスノートNo.111
-外事事件- 外国人犯罪の特質と捜査上の留意点
元法務総合研究所教官 須賀 正行
-----------------------------------------------------------------------------------
■警察教養としての読書(第39回)
『連合赤軍 浅間山荘事件の真実』
評者 古野 まほろ
-----------------------------------------------------------------------------------
■文献紹介280
『第三版 擬律判断ハンドブック刑法編~急訴事案への適切・迅速な対応のために~』
杏林大学総合政策学部専任講師 尾崎 愛美
-----------------------------------------------------------------------------------
■捜査関係ファイル
(3月のできごと)
-----------------------------------------------------------------------------------
■捜査の英語 Case109
-----------------------------------------------------------------------------------
■Book Land
『トリカゴ』
実務と教養に資する犯罪捜査の専門誌
-
2022/04/15
発売号 -
2022/03/15
発売号 -
2022/02/15
発売号 -
2022/01/15
発売号 -
2021/12/15
発売号 -
2021/11/15
発売号