プラスチックス 発売日・バックナンバー

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2,000円
■特集:プラスチック成形技術のトレンド
⃝高品位外観のハイブリッド成形技術の特徴と事例
/㈱八木熊 牧野晴司
⃝一括二層成形技術を活用した高機能フッ素ポリマーチューブの特長
/㈱潤工社 大澤翔・吉武徹・石田雅弓・川上崇・髙根澤大松・岸本昇幸
⃝回転成形による小型製品の製造
/㈱ユニオンペック 平山立
⃝設置面積を半減した、小型チルド飲料特化型PETボトル成形充填機
/四国化工機㈱ 八鍬聡子
⃝多数個取り全電動式ブロー成形機の開発と特長
/ ㈱タハラ 三上智史
⃝CFRTP押出成形品とその特性
/東レプラスチック精工㈱ 冨岡和彦
⃝ハイサイクル成形が可能となる複合材用プレス成形工法
/児玉化学工業㈱ 関山政義
■一般記事
〇〈展示会レポート〉Japan Mobility Show 2023
/㈱Tech-T 高原忠良
〇〈解説〉量産中成形不良監視および予知・予防システムの最新機能と事例
/㈱KMC 佐藤声喜
〇〈解説〉プラスチックス材料のリサイクルの試み
/信州大学 野口徹
/東京大学 磯貝明
〇〈解説〉植物由来ヘミセルロース活用生分解性樹脂の魅力
/㈱ヘミセルロース 茄子川仁
■連載
〇大自然を科楽する 第94回
/青野哲士
〇世界のバイオプラスチックは今 第72回
/ITIコンサルタント事務所 猪股勲
〇CMFデザイン視点から見たプラスチックの可能性 第4回
/女子美術大学 唐見麻由香
〇繊維強化プラスチック短信 第27回
/FRP Consultant㈱ 吉田州一郎
〇助っ人工業デザイナーの独り言 第93回
/㈱H&Adesigners 鈴木英夫
2,200円
⃝年頭挨拶
/日本プラスチック工業連盟 岩田圭一
■特集:2024年プラスチック産業の展望
○2024年プラスチック産業の展望
/日本プラスチック工業連盟 加藤英仁
⃝ポリエチレン
/KMテクノリサーチ事務所 松浦一雄
⃝ポリスチレン
/DIC㈱ 藤平衛
⃝ポリプロピレン
/㈱プライムポリマー 板倉啓太
⃝塩化ビニル樹脂
/塩ビ工業・環境協会 横山泰三
⃝メタクリル樹脂
/三菱ケミカル㈱ 丸谷隆雄
⃝ポリエーテルエーテルケトン
/ポリプラ・エボニック㈱ 磯野弘明・谷田裕司
⃝ポリアリレート樹脂
/ユニチカ㈱ 鍋島穣
⃝フェノール樹脂
/住友ベークライト㈱ 今井淳司
⃝バイオプラスチック
/日本バイオプラスチック協会 山田秀夫
⃝リサイクルプラスチック
/ICIS 久戸瀬極
■一般記事
○<展示会レポート>第18回芝浦機械グループソリューションフェア
/編集部
○<解説>パッケージングマテリアルの現状と将来展望を調査
/㈱富士キメラ総研
■連載
○世界のバイオプラスチックは今 第71回
/ITIコンサルタント事務所 猪股勲
○これ、プラスチックで作りました 第59回
/㈱リングスター 唐金祐太・篠田玲羅
○繊維強化プラスチック短信 第26回
/FRP Consultant ㈱ 吉田州一郎
○大自然を科楽する 第93回
/青野哲士
特集:IPF Japan 2023プレビュー
⃝ IPF Japan 2023(国際プラスチックフェア)開催に向けて
/国際プラスチックフェア協議会 柴田 稔
本年11月に、プラスチックとゴムの専門展示会「IPF Japan 2023」。6年ぶりにリアル開催されるとあって、業界関係者の期待は高まるばかりである。本稿では開催の概要を紹介する。
⃝プラスチック資源循環の現状とこれから
/福岡大学 八尾 滋
われわれは、リサイクルプラスチックの物性低下の原因が過度の剪断履歴や熱によって内部構造が変異した物理劣化であり、再生プロセスの最適化で物性が向上・再生が可能であることを提唱し、樹脂溜まり部を設置した押出機で実証も行ってきた。研究のバックボーンである物理劣化・物理再生理論はリサイクル時のみではなく、製造時の環境配慮設計にも活用できる。本稿では実施例も含めて解説を行う。
⃝未来志向射出成形技術の現状とこれから
/東京大学 梶原優介
本稿では、根強く重要性を保っている「引き離す・くっつける」技術に着目して未来志向の射出成形技術の現状と将来を記述する。特に、ここ10年ほど重要性が上がっている成形接合技術にフォーカスしたい。
⃝複合材料の現状とこれから
/金沢工業大学 鵜澤 潔
FRPは継続的にその適用拡大が進んでいる。材料コストの低減よりも材料から製造技術までのプロセス全体の改善が牽引している。日本は垂直連携型の開発事業よる企業間連携や川中プレイヤーの育成が求められている。今後は、部材製造全体の環境負荷を低減し持続的なサーキュラーエコノミーを実現する「持続可能性を考慮した複合材料のものつくり」が求められている。
⃝スマート金型の現況とこれから
/岐阜大学 新川真人・吉田佳典
岐阜大学地域連携スマート金型技術研究センターが取り組んでいるスマート金型の開発について紹介をする.スマート金型の目指す姿、これまでの変遷、開発における課題とその取組み事例、およびスマート生産方式に対応できる人材育成について概説をした。
⃝プラスチック加飾の現況とこれから
/MTO技術研究所 桝井捷平
モノづくりの世界は、“低コスト価格競争”から“高付加価値競争”への移行が進み、人の感性に訴えかける製品開発が求められ「加飾技術への関心は、ますます高くなって
いる。本稿では、プラスチック加飾の現状と課題、最近の展示会等に見る注目事例、今後の加飾技術について説明する。
⃝プラスチック成形加工業界の現状とこれから
/全日本プラスチック製品工業連合会 八尋一恭
プラスチック製品製造業はコロナ禍で多くの企業が売上の減少を余儀なくされたものの、徐々に業況は回復しつつある。そうした中で、原材料価格の高騰や電力料金の高騰が新たな課題となっている。昨年プラスチック資源循環法が施行されたこともあり、今後はさらに環境に配慮した経営が求められる。
⃝EUROMAPの現状とこれから
/㈱Empress Software Japan ディビット・チャン・久野幸紀
本稿では、EUROMAPの現状と将来の展望として、脱炭素・資源循環への対応といったグリーンな社会に対するアプローチについて、OPC UA情報モデル対応トップベンダーであるEmpress Software Japanのもつ採用事例を交えながら、OPC UAの技術とともに解説をしていく。
⃝活気あふれる台湾南部プラスチック機械メーカー
/編集部
IPF2023には、今回も海外企業が多数出展する。台湾のプラスチック機械メーカーも、来場者に自社装置の魅力をアピールする予定である。本稿では台南県・嘉義県に所在する機械メーカー4社を訪問した様子を報告する。

連 載
○合点が行く連続使用許容時間と温度 第4回
/元)アモコ・パフォーマンス・プロダクツ 安永茂樹
○世界のバイオプラスチックは今 第70回
/ITIコンサルタント事務所 猪股 勲
○事例に学ぶクルマの不具合対策 第9回
/アルファブレインコンサルツ㈱ 坪井 淳
○これ、プラスチックで作りました 第58回
/因幡電機産業㈱ 下山雄二
○助っ人工業デザイナーの独り言 第92回
/㈱H&Adesigners 鈴木英夫
○繊維強化プラスチック短信 第25回
/FRP Consultant㈱ 吉田州一郎
○大自然を科楽する 第92回
/青野哲士
 
特別企画:IPF Japan 2023 出展製品ガイド
特集:プラスチック金型技術2023
■学生金型グランプリへの挑戦<名刺ケース>
/栃木県立県央産業技術専門校 川﨑雅史
 学生金型グランプリは、学生の金型製作技術の向上を目指し開催されている大会である。本稿では、栃木県立県央産業技術専門校機械技術科の学生が、「次世代につなぐ活動」を独自のテーマとして掲げ、プラスチック用金型(名刺ケース)の設計製作に挑戦した内容を紹介する。
■ 高〜超撥水機能を持つ射出成形技術の開発
/㈱IBUKI 佐藤 誠・他
 50~100 μm程度の比較的大きな微細凹凸をキャビ面に施した金型を用い、通常の成形機ならびに付帯設備による“射出成形の打ちっぱなし” で撥水性を持つ樹脂部品の開発に取り組んでいる。ポリプロピレン樹脂で145°(最大155°)の撥水角を確認できた。
■射出成形金型メーカーの新たな挑戦
/㈱キメラ 渡邉孝幸
 金型の微細化や高度化の需要が高まる中で、当社は超精密金型の分野で注目を集めている。その他、バイオマスプラスチックの試作型開発や微細加工技術、CIM金型の製作など、幅広い分野での新たな取り組みを通じて、これからも持続的な成長と技術革新を追求していく。
■医療用射出成形金型技術の現況
/SCHÖTTLI AG Florian Keller
 精度、品質、効率がより求められる医療分野においてHuskyがどのような実績をもち、グループ会社のSCHÖTTLIが得意とするアプリケーションや製造する医療用金型の特
徴について述べる。
■簡易金型の特徴と多品種小ロット生産への適用
/㈱テクノマート 鮫島武史
 当社では、簡易金型の設計、製作、成形まで一貫生産しており、金型の材質にアルミを使用し、独自の製法である置き駒の使用と総切削加工にて中子(製品部分)を製作することで、短納期、低コストを実現し、顧客である部品メーカーの製品開発、生産に大きく貢献するものである。
■3Dプリンターによる新たな金型造りの提案
/七宝金型工業㈱ 野場純一
 昨今、製造関連展示会では3Dプリンタ関連出展も増えてきたがまだ認知度は低いようだ。本稿ではサポイン事業を通じて当社が独自に習得した技術を紹介する。
■ドライアイス洗浄による生産効率の大幅改善
/ Cold Jet Japan
スティーブ・ウィルソン・他
 製造業界では、生産性向上・品質改善・コスト削減などが常に求められる。効率的な最新技術を入れるのか、予算を抑えてコストを下げるのかー絶妙な判断が必要になる。それらのニーズを満たすソリューション、それがCold Jetのドライアイス洗浄技術だ。
■ 環境に優しい未来を後世に託すホットランナーの使命
/世紀㈱ 山口隼人
 ホットランナーシステムは、原価低減、廃材ゼロを実現できる合理的装置である。本稿では、一般的なホットランナーのメリット、デメリットに言及したうえで、当社製品の特長、環境配慮への取り組み等について紹介する。
■UHF帯RFIDタグによる金型資産管理
/ゼネラル㈱ 東 斐貴・他
 射出成形用金型は、品番、使用履歴などの項目を台帳で管理することが多く、煩雑で手間がかかりかつ、精度が低いなどの課題がある。当社はこれら金型の管理に対し、取付け易さや耐性に優れたUHF帯ネジ型RFタグを用いた金型管理システムを提案している。

一般記事〈解説〉
○様々な多面体を自動で折れる製造手法の特徴と事例
/東京大学 鳴海紘也

連 載
○合点が行く連続使用許容時間と温度 第3回
/元)アモコ・パフォーマンス・プロダクツ 安永茂樹
○世界のバイオプラスチックは今 第69回
/ITIコンサルタント事務所 猪股 勲
○CMFデザイン視点から見たプラスチックの可能性 第3回
/女子美術大学 唐見麻由香
○これ、プラスチックで作りました 第57回
/コクヨ㈱ 土岐一貴
○繊維強化プラスチック短信 第24回
/FRP Consultant㈱ 吉田州一郎
○助っ人工業デザイナーの独り言 第91回
/ ㈱H&Adesigners 鈴木英夫
○大自然を科楽する 第91回/青野哲士
特集:待ったなし プラスチックの環境対策
■ プラスチック資源循環を目指す業界コンソーシアムの取組み
/㈱アールプラスジャパン 横井恒彦
40社参画のアールプラスジャパンによる、ケミカルリサイクル技術の開発支援や資源循環推進の活動を紹介。アールプラスジャパンはパーパス経営を採り入れながら再資源
化スキーム構築や普及啓発に注力し、Anellotech技術の社会実装を目指している。
■ 不織布マスクのプラスチック部分の溶媒抽出精製技術
/崇城大学 池永和敏
筆者らは、海洋プラスチックや野外放置の紫外線劣化のプラスチックについて、溶媒抽出法を用いる研究を実施してきた。今回、廃棄マスクについて、ケミカルマテリアルリサイクルを実施した。本稿においては、不織布マスクのプラスチック部分の溶媒抽出精製技術について解説する。
■水だけを用いたPETのケミカルリサイクル技術
/(国研)産業技術総合研究所 佐藤 修・他
PETボトルのリサイクルにおいては、有機溶媒などの有害物質の使用を極力抑え、できるだけシンプル構造かつ省エネルギーシステムで、地域住民の安全と安心が得られるプラントを開発する必要がある。本稿では水だけを用いたPETのケミカルリサイクル技術について紹介する。
■廃プラスチックの高次利用
/ソニーグループ㈱ 末松三豪・他
循環経済の考え方に基づき、廃棄物の特徴である混合状態や化学的性質を付加価値として捉え、高次利用することを検討している。今回、劣化したポリスチレンが未劣化品とは異なる特有の揮発成分を有し、昆虫に対する忌避剤として機能することが明らかになった。
■ 廃棄CD・DVDから生まれた再生プラスチック資材
/ブックオフコーポレーション㈱ 井上 徹
当社は年間2,400万枚のCD・DVDを買取りしているが、売れ残りによる廃棄量は年間1,700トンにも及ぶ。バーゼル法改正で輸出不可になるなど逆風のなか、多くのパートナー企業の出会いもあり、自社で排出したCDを自社で再生プラスチック資材に製造し自社ブランドで販売する「CDプラ」の立ち上げから販売までの軌跡を紹介する。
■ 高流動性100%植物由来プラスチックの特徴と事例
/㈱電通プロモーションエグゼ 倉澤博行・他
石油由来プラスチックの大量使用に課題を抱き、顧客企業からの要望に応えるべく、100%植物由来の「PLANEOTM(プラネオ)」を開発し、環境負荷低減を目指す。本素材は、高
い流動性がありながら、CO2の排出量を70%抑制することに成功。現在、量産体制の確立とR&D需要の掘り起こしに取り組んでいる。
■ 熱可塑性樹脂と混合成形できるでんぷん材料の特徴と事例
/西野金陵㈱ 東埜敦郎
当社ならびに三協化学工業㈱は100%バイオマス原料「SANKYO GOLDEN STARCH」を共同開発した。コーンスターチとグリセリンを中心とした植物由来原料のみから製造された非プラスチック素材でありながら、一般的なプラスチックと同様の設備で成形可能である。
■ 廃プラスチック利用を目的としたバイオコークスの調製と性質
/近畿大学 岸本崇勢・他
リサイクル不能となった廃プラスチックの有効利用を目的に、バイオマスから形成する新燃料、近大バイオコークス(BIC)にプラ配合した。配合可能なプラの種類及び配合BICの構造あるいは性質から、新しい廃プラ利用法の開発とその促進を探る。
■ サスティナブルなスチレン系エラストマーの特徴と事例
/クレイトンポリマージャパン㈱ 加藤 博
今後の二酸化炭素排出量の削減に向け、PCRおよびPIRのリサイクル化向けに開発したスチレン系ブロックコポリマー「CirKular+」と、ISCC PLUS認証に基づいて開発された業界初の最大100%再生可能な原料を使用したスチレン系ブロックコポリマー「ReNew」シリーズについて紹介する。

一般記事
■〈展示会レポート〉
人とくるまのテクノロジー展2023NAGOYA&インターモールド名古屋/㈱Tech-T 
/高原忠良
〈解説〉
■加飾・装飾フィルムの世界市場を調査/㈱富士経済
■ディスプレイデバイス、関連部材の世界市場を調査/㈱富士キメラ総研

連 載
■大自然を科楽する 第90回/青野哲士
■合点が行く連続使用許容時間と温度 第2回
/元)アモコ・パフォーマンス・プロダクツ 安永茂樹
■世界のバイオプラスチックは今 第68回
/ITIコンサルタント事務所 猪股 勲
■これ、プラスチックで作りました 第56回
/三桜工業㈱ 冨倉康治・鶴見和之・岡田宏幸
■繊維強化プラスチック短信 第23回/FRP Consultant㈱ 吉田州一郎
■助っ人工業デザイナーの独り言 第91回/㈱H&Adesigners 鈴木英夫
2,000円
特集:添加剤・フィラーのトピックス
■ スリガラス調を付与できるマスターバッチの特徴と事例
/住化カラー㈱ 吉村大祐・他  
プラスチック容器、シートの意匠性付与において、スリガラス調加工が施されているが、成形金型等へのシボ加工、もしくは成形後にフロスト塗装することにより、表面を荒らす必要がある。安価で、かつ成形するだけでスリガラス調を付与できるKASUMIⓇカラーを開発したので、紹介する。
■ ウイルス・細菌制御技術の特徴とプラスチックへの展開
/㈱NBCメッシュテック 藤森良枝
 当社では抗ウイルス加工用の素材開発の一つとして、ポリエチレンの抗ウイルス材マスターバッチの開発を皮切りに、よりユーザーが使いやすい素材となるように、プラスチックの適用範囲を広げている。本稿では、PEの他PP、PET、ABS、PCへ適用した事例について紹介する。
■ 銅ナノ抗菌・抗ウイルス樹脂マスターバッチの特徴と事例
/石原ケミカル㈱ 濱野 翼
 銅ナノ粉をフィラーとした抗菌・抗ウイルス樹脂マスターバッチの特徴や抗菌・抗ウイルス性能について試験結果に基づき説明する。また、金属ナノフィラーが樹脂強度に及ぼす影響について、試験結果から推察される事項を示す。また本製品の検討事例や今後について述べる。
■PET to 可塑剤リサイクル技術の特徴
/(地独)山口県産業技術センター 宮崎翔伍 􀊜 15
 PET樹脂を可塑剤であるDOTPに変換する、PET to 可塑剤リサイクル技術を開発した。本技術で合成されるリサイクルDOTPは廃棄物由来のため、石油由来のDOTPと比べてカーボンニュートラルに適した可塑剤といえる。更に、PET廃棄物の有効利用が可能なため、PET業界のカーボンニュートラルにも貢献できる技術である。
■セルロースパウダーの樹脂充填への適用
/日本製紙㈱ 辰見嘉隆
 セルロースパウダーの製品名であるKCフロックⓇは近年の木質素材利用の流れから注目を集めている樹脂充填剤である。長年の製造のノウハウや採用実績積み重ねにより、天然素材では貴重な品質が大きくぶれない繊維が特徴であり、バイオマス化、強度向上効果目的での検討が加速している。
■高濃度バイオマス溶液による再生素材開発
/日本乳化剤㈱ 小原俊均・他
 温室効果ガス削減の戦略として、バイオマス素材を利用した再生可能なプラスチックの導入が進められている。当社では高濃度のデンプン系バイオマス溶液であるバイオマ
スリキッドを開発した。特性を生かしつつ顧客要望に対応し、環境貢献製品の改良・実装を進めていく。

特設記事:試作・少量生産の現況
■ 切削加工による3Dリアルトランスレーションシステムの特徴と事例
/安田工業㈱ 佐藤圭太・他
 3D造形ソリューション「Labonos(ラボノス)」は、従来の3Dプリンター、切削加工機の短所を解消し、長所を高い次元で融合させた、画期的なシステムである。試作や都度製作では製品形状や機能評価を、少量生産では樹脂型のコスト・スピード感のメリットが得られる。本稿ではその特徴を紹介する。
■射出成形歯車の高速試作サービスの現況
/㈱チバダイス 上原真吾
 プラスチック製小型歯車は、自動車、ロボット、電気機器、医療機器など、さまざまな分野で活躍している。当社ではプラスチック小型歯車の試作サービス「スピード・トライ」を開発し、顧客の好評を得ている。本稿では、サービス開始以来、近年におけるニーズの変化を紹介する。
■簡易型による試作・少量生産の特徴と事例
/㈱堂田精工 堂田孝喜
 当社は試作金型、簡易金型による射出成形品の生産に取り組んできた。実績として約1,100型、1,300種の新規樹脂パーツを製作した。生産数は、数個単位で約1万個の実績がある。本稿では簡易型による試作少量生産の実情を紹介する。

一般記事 〈解説〉
○デジタルフォトパターニング重合によるマルチマテリアル樹脂の可能性
/名古屋工業大学 林 幹大・福西遥佳
○〈編集の眼〉ソディック、名古屋IMMセンターを開設
/㈱Tech-T 高原忠良

連 載
○大自然を科楽する 第89回/青野哲士
○〈新連載〉合点が行く連続使用許容時間と温度 第1回
/元)アモコ・パフォーマンス・プロダクツ 安永茂樹
○CMFデザイン視点から見たプラスチックの可能性 第2回/女子美術大学 唐見麻由香
○世界のバイオプラスチックは今 第67回/ITIコンサルト事務所 猪股 勲
○繊維強化プラスチック短信 第22回/FRP Consultant ㈱ 吉田州一郎
○助っ人工業デザイナーの独り言 第90回/ ㈱H&Adesigners 鈴木英夫
2,000円
■特集:本格化する水平リサイクル
○ブルーシートの水平リサイクルの特徴と効果/J&T環境㈱/矢次和弘・渋谷尊博
○クリアホルダーの水平リサイクルへの取組み/アスクル㈱/東俊一郎
○PETボトルの水平リサイクルへの取組み/キリンビバレッジ㈱/榊原万里佳
○ レンタルパレットの水平リサイクルへの取組み/日本パレットレンタル㈱/那須正志
○家電プラスチック水平リサイクルへの取組み/㈱エコマテリアル/藤原克寧
■特設記事:プラスチック成形のさらなる効率化
○化学業界特化型生産・在庫管理・受発注システムの活用効果/Sotas㈱/吉元裕樹
○ラスチック輸送における異物混入対策の活用/ナイカイ企業㈱/尾田憲之・赤木爽人
○射出成形機向け取出ロボットによる成形工場の効率化/㈱ユーシン精機/白崎篤司…
○導入進む成形DXソリューションとデジタルカイゼン/㈱KMC/佐藤声喜
■連載
○大自然を科楽する 第88回/青野哲士
○これ、プラスチックで作りました 第55回/鹿島化学金属㈱/鹿島祐二
○CMFデザイン視点から見たプラスチックの可能性 第1回/女子美術大学/唐見麻由香
○事例に学ぶクルマの不具合対策 第8回/アルファブレインコンサルツ㈱/坪井 淳・重高俊郎
○助っ人工業デザイナーの独り言 第89回/㈱H&Adesigners 鈴木英夫
○繊維強化プラスチック短信 第21回/FRP Consultant ㈱/吉田州一郎
○世界のバイオプラスチックは今 第66回/ITIコンサルタント事務所 猪股 勲
■特別企画
○プラスチックス関連輸入機器・ソフトウェアファイル

2,000円
■特集:複合材料の今とミライ
部品の樹脂化に伴い複合材料のアプリケーションは拡大を続け、素材の組み合わせおよび成形方法も多様化しています。本特集では複合材料と適用事例のトピックスについて紹介して頂きました。

○環境に配慮したバイオコンポジットの特徴と射出成形事例/NISSHA㈱/宮下修平・藤田真穂
天然素材と植物由来の生分解ポリマーで構成されるバイオコンポジットのSulapacⓇは環境にやさしい材料でありながら、汎用プラスチックのような機能を併せ持つ。また、その成形品は見た目も美しい。植物由来の材料特有の成形時における課題を克服し、NISSHAはさまざまなSulapacⓇ成形品を提供している。

○良摺動ポリフェニレンサルファイド複合材料による金属部品の樹脂化/出光ファインコンポジット㈱/渡部悠平・毛利卓志・田村栄治
潤滑環境では、従来摺動部品材料として金属が使われてきたが、軽量化・工程削減の観点から樹脂化が進められている。本稿では、当社の使用環境に合わせた良摺動PPS複合材料の研究と事例について紹介する。

○バイオマス繊維を用いた積層複合軽量素材の特徴と事例/金沢工業大学/附木貴行・吉村 治
バイオマス繊維を不織布、混抄紙または織物を用い、繊維含有量の多い積層複合化を行い、成形加工中に樹脂含侵性や界面接着性の高いことおよび積層体の軽量化を実証した。炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維などのハイブリット積層体にも成形加工可能である。

○ホタテ貝殻を利用した複合材料の特徴と用途/甲子化学工業㈱/南原徹也
当社は、「作る、守る、進化する」という企業理念のもと、素材開発・商品開発・資源循環構築の3事業を展開している。本稿では、ホタテ貝殻を活用したエコプラ「カラスチックⓇ」とそれを用いたヘルメット「ホタメットⓇ」を紹介する。

○環境配慮型コンパウンド樹脂の特徴と事例/髙六商事㈱/和田拓也・荒井憲明
リサイクル樹脂を用いた難燃グレード・タルク充填グレード・物性改質コンパウンド技術の概要と、マテリアルリサイクル事例「使用済みハブラシから定規へ」を紹介する。

○サステナブル成形材料の技術開発と事業展開/パナソニックホールディングス㈱/山本英郎・名木野俊文・浜辺理央
当社は、2015年から石油由来の樹脂量を減らす研究開発活動を開始、ポリプロピレンを植物由来樹脂に置き換える開発を進め、2022年にバイオマス度90%以上の成形材料を開発した。本稿では、過去の取り組み事例を交えて紹介しつつ、最新の開発状況について報告する。

○省エネルギー化のための炭素繊維/ポリプロピレン複合材料/㈱ミライ化成/円子春菜
ポリプロピレン(PP)は低コスト、軽量かつ樹脂単体としての採用実績が多いため、自動車を中心に炭素繊維強化PPの採用が始まり、今後も市場拡大が見込まれる。本稿では、当社で取り組んでいる炭素繊維/改質PPのコンパウンド、および再生炭素繊維/PP樹脂の開発事例について紹介する。

○高信頼性複合材料の提供を可能にするガラス繊維/日東紡績㈱/稲葉隆道・関川宗寿
ガラス繊維は、複合材料の強化繊維として幅広く用いられ、現在の生活に欠かすことができない優れた素材である。本稿では、当社がパイオニアとして上市した扁平断面を有するガラス繊維『フラットファイバーⓇ』によって、複合材料の信頼性を大幅に向上させた一例について紹介する。

■一般記事
○〈会議報告〉第4回未来志向射出成形技術シンポジウム/YOKOI Labo/横井秀俊
○〈解説〉中小企業の特許戦略/㈱Tech-T/高原忠良

■連載
○大自然を科楽する 第87回/青野哲士
○世界のバイオプラスチックは今 第65回/ITIコンサルタント事務所/猪股 勲
○繊維強化プラスチック短信 第20回/FRP Consultant㈱/吉田州一郎
○のぞいてみよう、バイオミメティクス 第32回/デクセリアルズ㈱/鈴木眞哉
○これ、プラスチックで作りました 第54回/㈱友成工芸 友成冨美

■コラム
○技術者のための人材育成論:人と技術は世を変える/池田和人

2,200円
■特集:統計でみるプラスチック産業の一年~2022年産業統計資料集~
プラスチック産業のイヤーブックとして好評を頂いている6月号。今回も主要樹脂および製品の動きをまとめました。コロナとの共存が本格化しつつある社会でのプラスチックの大活躍を感じて頂ければ幸いです。

○JPIF2022年統計資料集/概要/日本プラスチック工業連盟/加藤英仁
世界および日本のプラスチック産業の概況を紹介する。中国石油・化学工業連合会提供の中国における原材料生産量は、本年は生データをもらえたので2020年と比較した。

○ポリエチレン/石油化学工業協会/飛田利雄
2022年は、上流のエチレン製造設備の定期修理の集中によりポリエチレン生産も原料供給面での制約を受け、特に年後半からの内外需の低迷が影響を及ぼした。国内においては低密度ポリエチレンは包材向けの出荷が多く、個人消費分野での拡大が期待された。高密度ポリエチレンでは、包装資材のほか容器類、工業部品向けの出荷がなされるも、夏場以降停滞気味となり近年では低レベルの出荷となった。輸出は、中国の夏場の電力制限、ゼロコロナ政策が中国工場の稼働を低下させるとともに、最終需要の低迷を招いた。同時に国内供給量も減少したため、輸出余力もなく大きく減少することとなった。

○ポリプロピレン/石油化学工業協会/飛田利雄
2022年は、上流のエチレン等製造設備の定期修理の集中により、原料プロピレン等の生産が低迷したほか、年後半からの内外需の低迷が生産面に影響を及ぼした。国内射出成形分野では、国内の四輪車生産も急激な生産の回復には至らず出荷へ影響を与えた。また、押出成形分野でも工業生産の回復基調に弱含みが見られたほか、個人消費も低迷した。輸出も中国の夏場の電力制限、ゼロコロナ政策が生産設備の稼働を低下させるとともに、最終需要の低迷を招いた。同時に、国産の供給量も減少したため輸出余力もなく数量的に大きく減少した。

○ポリスチレン樹脂/日本スチレン工業会/出村公明
2022年は景気の落ち込み等が影響し、コロナ禍からの回復がうかがえた2021年と比べ、内需、生産共に低調に推移した。昨今のプラスチック廃棄物やプラスチックリサイクル対策としてメーカー各社では、サプライチェーン全体で連携しながら課題の解決に向けて取り組んでおり、今後の具体的成果を期待している。

○ABS樹脂/編集部
2022年ABS樹脂出荷実績は通期で28万2,830トン(前年比86.7%)であった。このうち国内用途が70%を占める。また、2022年国内用途別出荷実績は前年比でみると車両用、その他分野が増加した他は減少という結果となった。

○塩化ビニル樹脂/塩ビ工業・環境協会/城田英之
2022年の塩化ビニル樹脂の生産量は14.3万トンで対前年比94.3%、総出荷量は147.1万1千トンと同93.9%であった。総出荷量の内訳は、国内出荷量93.1万トンで対前年比93.4%、輸出54万トンで同94.8%。主要輸出先はインド(33.8万トン)、ベトナム(9.4万トン)、中国(7.5万)で全体の約87%を占める。輸入は約2,000トンとわずかである。

○メタクリル樹脂/石油化学工業協会/飛田利雄
MMAモノマーの生産はクラッカーの定期修理の集中による副生品類の生産減少とやユーザー産業での出荷減少が影響し、生産は低迷した。需要分野ではポリマー用途を含め、自動車、家電、住宅建設、塗料等における生産はまちまちだが、概ね出荷減少をきたした。ポリマー分野では、板関係は低迷。成形材料においても国内四輪車生産の改善が見られずMMAポリマーの出荷は低迷すした。輸出も世界的な景気減速局面に入る中、中米向けの輸出のみは前年並みを維持した。外需面での環境変化が激しく、海外に生産拠点を展開しつつも、サプライチェーン全体の見直しを迫られる。

○ポリアミド/DSMエンジニアリングマテリアルズ㈱/生野雅也
ポリアミドのマーケットトレンドとマーケット変化から生まれる新しい要求特性について説明し、さまざまなポリアミド樹脂の特性から、その可能性について述べる。また、世界中で大きなテーマとなっているサステナビリティについて、DSMでのポリアミドでの取り組みを中心にその動向を紹介する。

○液晶ポリマー/上野製薬㈱/鈴木 准
液晶ポリマーは電気電子部品や情報通信関係部品等を中心に伸張してきたスーパーエンジニアリングプラスチックである。本稿では最近の需要動向について、市場からの情報を例に解説する。また技術動向については当社の取り組みをもとに紹介する。

○ポリブチレンテレフタレート/ポリプラスチックス㈱/浅井吉弘
2022年のポリブチレンテレフタレート(PBT)販売数量は、自動車の減産や中国・欧州の経済情勢悪化の影響を受け、前年に比べてやや減少したとみられる。2023年以降は自動車生産台数の回復や電動化等に伴う電装部品点数の増加を背景に、年5%程度の伸び率で継続的に成長していく見通しである。本稿では、最近の材料開発トピックスにも合わせて触れる。

○ポリアセタール/グローバルポリアセタール㈱/藤本邦彦
ポリアセタール樹脂(POM)は高い結晶性を有する汎用エンジニアリングプラスチックの一つで、バランスが取れた機械物性に加え摩擦摩耗特性、耐クリープ疲労特性、耐薬品性等に優れる。本稿ではPOMの業界・市場および技術動向について紹介する。

○軟質塩化ビニル樹脂製品/日本ビニル工業会/長草一人
2022年の発泡スチロール(EPS:ビーズ法発泡ポリスチレン)の出荷実績は、121,808トン(国産原料111,871トン、輸入原料9,937トン)で前年比95.4%。水揚げ量減による水産分野の落ち込みと天候不順による農産分野の出荷減、癒し系グッズの需要減が要因。長期使用製品(1年以上)の出荷比率は28.9%であった。2021年、使用済みEPSの資源としての有効利用率は92.0%と過去最大の数値となった。

○プラスチック板/編集部
2022年、ポリカーボネート平板はほぼ全量が国内向けに出荷された。ポリカーボネート波板においては32波が生産の93%を占め残りが特派となった。硬質塩化ビニル平板においては工業用途が72%を占める。輸出は4%程度である。硬質塩化ビニル波板は全量国内消費された。

○硬質塩化ビニル管・継手/塩化ビニル管・継手協会/山口秀美
2022年度の硬質塩化ビニル管の生産累計は19.93万トン(前年比90.1%)、硬質塩化ビニル継手は1.94万トン(同95.4%)であった。硬質塩化ビニル管の出荷累計は、18.66万トン(同88.1%)、硬質塩化ビニル継手は1.88万トン(同91.0%)となっており、新型コロナウイルスの影響も加わり昨年度比約-10%となった。

○ポリオレフィンフィルム/日本ポリオレフィンフィルム工業組合 中村好伸
2022年のポリオレフィンフィルムの出荷状況は、LDPE、LLDPEフィルムが31万2,106トン、HDPEフィルムが12万1,702トン、IPPフィルムが3,024トンとなった。LDPE、LLDPEの用途別出荷(対前年比)では、産業用1.2%減、ごみ袋3.7%増、農業用・その他2.7%増、HDPEはレジ袋5.8%増、ごみ袋1.4%増、農業用・産業用・その他2.2%減である。

○ポリプロピレンフィルム/編集部
2022年の延伸ポリプロピレンフィルムは内需が21万6,399トン、輸出は3,057トン、計21万9,456トンで前年比97%。5年連続で前年実績を下回った。一方、無延伸ポリプロピレンフィルムは内需が15万9,389トン、輸出4,337トン、計16万1,437トンで前年比76.1%と前年比微増である。

○ポリウレタンフォーム/ウレタンフォーム工業会/山本欽一
ポリエチレンフォームの2022年の生産量は軟質フォームが10万7,241トン、硬質フォームは6万3,223トンで前年比4.2%の減となった。3,554トンで4%の減となった。コロナ前の2019年実績と比較すると、生産量トータルでは15%の減、販売量トータルでは14%減と大きく減少している。

○発泡ポリスチレンシート/発泡スチレンシート工業会/草西 稔
発泡ポリスチレンシートの2022年暦年の出荷量は104.3千トンで前年対比97.7%となった。コロナ禍での消費状況も落ち着き、従来の出荷ペースに戻った。プラスチック資源循環に最も適した素材でリデュースとリサイルクルで環境負荷低減を更に推し進める。

○PETボトル/PETボトルリサイクル推進協議会/浅野正彦
PETボトル用の樹脂需要は、2021年(暦年)74.0万トンで対前年比4.4%増であった。コロナ禍にありながら清涼飲料等も3.5%増であった。2021年度のPETボトルリサイクル率は86.0%と目標値の「85%以上の維持」を達成、世界トップレベルのリサイクル率を維持している。

○発泡スチロール/発泡スチロール協会/山田一己
2022年の発泡スチロール(EPS:ビーズ法発泡ポリスチレン)の出荷実績は、121,808トン(国産原料111,871トン、輸入原料9,937トン)で前年比95.4%。水揚げ量減による水産分野の落ち込みと天候不順による農産分野の出荷減、癒し系グッズの需要減が要因。長期使用製品(1年以上)の出荷比率は28.9%であった。2021年、使用済みEPSの資源としての有効利用率は92.0%と過去最大の数値となった。

○炭素繊維/編集部
2021年の炭素繊維出荷量は23,928トンと増加に転じた。分野別でみると国内出荷、輸出用ともに航空宇宙用が減少し、国内出荷が全体で前年比4.9%減となったが、輸出が20.6%増加。輸出比率は84.8%と前年から3.3ポイント上昇した。

○可塑剤/可塑剤工業会/山口慎吾
2022年の可塑剤の生産量は23万4,930トン(前年比11%減)、出荷量としては22万1,386トン(前年比17%減)。建築、自動車等の用途での需要の回復が進まなかったこと、また特にフタル酸系可塑剤で輸入品が大幅に増加したことにより、生産量、出荷量ともに大幅な減少となった。

○廃プラスチックの処理/プラスチック循環利用協会/市川喜之
2021年の廃プラ総排出量は824万トンで、そのうち有効に利用された廃プラ量は717万トンであった。廃プラの有効利用率は前年に比べ1ポイント増の87%となった。

■一般記事
○〈解説〉製品単位のCO2可視化と削減/三井物産㈱/淡島広介・眞鍋 悠

■連載
○大自然を科楽する 第86回/青野哲士
○世界のバイオプラスチックは今 第64回/ITIコンサルタント事務所/猪股 勲
○プラスチック成形における不安定流動の制 第101回/藤山ポリマーリサーチ/藤山光美
○のぞいてみようバイオミメティクス 第31回/信州大学/梅舘拓也・小野寺智哉
○これ、プラスチックで作りました 第53回/河陽電線㈱/小笹史美
○繊維強化プラスチック短信 第19回/FRP Consultant ㈱/吉田州一郎
○助っ人工業デザイナーの独り言 第88回/㈱H&Adesigners/鈴木英夫

■特別企画
○INTERMOLD名古屋・金型展名古屋 出展製品紹介

2,000円
■特集:プラスチック加飾の現況
毎春恒例の加飾技術特集をお届けいたします。「これって本当にプラスチック?」と驚かれる製品を叶える技術に触れて頂ければ幸いです。

○今後のプラスチック加飾/MTO技術研究所/桝井捷平
近年、モノづくりの世界は“低コスト価格競争”から“高付加価値競争”への移行が進み、人の感性に訴えかける製品開発が求められている。本稿では、進行中のものも含めて、今後の加飾技術について説明する。

○加飾プラス機能による商品の付加価値向上/D plus F Lab/伊藤達朗
加飾技術は、見栄え目的だけでなく、機能付与(環境対応を含む)や少量多品種対応への対応(高付加価値化)が求められており、様々な開発検討が進んでいる。本稿では、加飾への様々な機能付与の事例と今後の動向について解説する。

○厚板真空成形の位置合わせと、塗装に代わるフィルム加飾への期待/㈱浅野研究所/寺本一典・高井章伍
近年、自動車における電動化や自動運転技術が進んで、シート加飾による内装部品やボディパーツに対し、高機能化や軽量化が要求されている。本稿では、当社が開発を進めているインパネ、エンブレム、車載ディスプレイカバー、バックドアの熱成形技術の特徴と取り組みについて紹介する。

○三次元加飾成形転写技術における各層の機能を担うコーティング剤・接着剤について/日本化工塗料㈱/遠竹浩二・土井雄馬
年々増加する「三次元加飾成形」において、従来のフィルム貼合から、塗膜のみを転写させる三次元加飾成形転写技術について、コーティング剤および接着剤を中心に解説する。

○高圧賦形フィルムインサート成形加工の特徴と事例/㈱冨士ネーム/加藤通也
本稿では、高圧賦形フィルムインサートについて説明する。全体の構成としては、高圧成形機導入のきっかけから始まり、成形加工の重要な三つのプロセスの説明、具体的な特徴や事例を紹介し、最後に今後の展望で締めくくる。

■特設記事:エラストマーは今
弾力があるプラスチックとして、多様な分野で活躍するエラストマー。本号ではエラストマーおよびその加工技術の現況を解説して頂きました。

○エラストマーの着色・再生加工の特徴と事例/㈱グランツ/堀木祐規子
熱可塑性エラストマーの廃棄処分材をつかって、バージン材と同等な着色・再生加工材を実現した当社の製造方式を紹介する。多様なエラストマーの再生加工をストランドカット方式により製造でき顧客ニーズに沿って多品種小ロット生産での提供を可能にしている。

○スチレン系熱可塑性エラストマーの基礎/台湾・U-Pellet Co., Ltd. 鷲尾裕之
本稿では、スチレンブロックコポリマーおよびスチレン系熱可塑性エラストマーコンパウンドについて概観したのちに、優れた開発力によりTPSを開発・製造・販売する台湾U-Pelletの各シリーズについて説明する。

○塩化ビニル系熱可塑性エラストマーの特徴と事例/三菱ケミカル㈱/山下義弘
当社で開発された塩化ビニル系熱可塑性エラストマー「サンプレーン」はゴム弾性を有し、加工面では軟質塩ビ同様に取り扱えるため、さまざまな産業分野で使用されている。本稿ではサンプレーンの代表的な材料系について、特徴と適用事例を紹介する。


■一般記事
○〈解説〉2軸ターレット式全自動シート巻取機の特徴と事例/甲南設計工業㈱/白木 欣哉
○〈解説〉ラベル台紙における資源循環への取り組み/資源循環プロジェクト/本池高大
○〈展示会レポート〉オートモーティブワールド/㈱Tech-T/高原忠良

■連載
○大自然を科楽する 第85回/青野哲士
○事例に学ぶクルマの不具合対策 第7回/アルファブレインコンサルツ㈱/坪井 淳
○世界のバイオプラスチックは今 第63回/ITIコンサルタント事務所/猪股 勲
○助っ人工業デザイナーの独り言 第87回/㈱H&Adesigners/鈴木英夫
 
1,800円
■特集:射出成形テクノロジー2023
プラスチック成形のメインストリームである射出成形は、本産業の拡大とともに発展し社会に貢献してきました。本特集では今注目の射出成形技術と装置、材料について紹介して頂きました。(編集部)

○熱硬化性樹脂を用いた大型射出部品成形技術の特徴と事例/住友ベークライト㈱/中井戸宙
当社ではこれまでに小型部品で培ってきた要素技術をもとに、大型部品の樹脂化を目指してきた。本稿では、今後の熱硬化性樹脂での大型部品樹脂化に向けて開発した熱硬化性成形材料および成形技術、熱硬化性樹脂の流動―構造連成解析技術に関して紹介する。

○ナノ構造体と自己柱状成膜による広角の低反射性と防曇性を兼ね備えた光学部材/産業技術総合研究所/栗原一真/東亜電気工業㈱/福井博章
ナノ構造転写成形技術と開発した自己柱状成膜技術を融合することで、反射防止光学特性は、従来の入射角:約40度(視感反射率1%以下)から、入射角60度まで向上でき、従来より優れた低反射特性を実現した。また、新水膜を成膜することによって、300日間にわたって長期の親水性が維持できる事を示した。本稿では、これら技術について述べる。

○圧電セラミック振動素子と3D射出成形技術の親和性/京セラ㈱/岩崎 淳・濱田和也/カラツ・グローバル・コンサルティング/唐津精一
HAPTIVITY® iは京セラの特許技術HAPTIVITY®とTactoTek社の特許技術IMSE®を統合した技術である。この技術は触感再現機能を搭載しながら、製品を薄型軽量化できるという相乗効果が期待される。われわれは、この新技術を用いた新しいHMIデバイスの開発により、新しい価値の創造をめざしている。

○ベント式成形技術の現況/㈱日本油機/髙橋仁人
ベント式可塑化ユニットはシリンダ中間あたりにベントと呼ばれる孔を設け樹脂を溶かす過程において発生するガス・水分を外に排出できる。乾燥無しで成形することで省エネになり、CO2排出を削減できる。概要や特徴、成形例と適用効果などについて技術動向をまとめた。

○ガス抜き部品を用いた成形性向上の事例/㈱プラモール精工/脇山高志
ガス抜きピン『ガストース』は排気面積に対して排気能力が圧倒的に優れている。ガストースを使用することで低圧成形が容易に実現できる。成形機のダウンサイジング、流動解析によるガス抜き位置の見える化、更に瞬間吸引も可能になった。

○2プラテン射出成形機における発泡成形制御技術/UBEマシナリー㈱/川崎 衛
ガスを媒体とした射出発泡成形法は、カーボンニュートラルの視点から今後更なる活用拡大が見込まれる。発泡成形品質向上のため、2プラテン式型締機構の最新鋭電動機emⅢシリーズに対して新たに開発したコアバック機能の特徴・性能を紹介する。

○生分解性プラスチックによる薄肉容器の成形/住友重機械工業㈱/稲田雄一
近年の環境問題に対するソリューションとして、生分解性プラスチックによる薄肉容器の成形を、住友射出成形機プライベートショー2022にて、薄肉容器専用機(SE280HSZ Packaging spec.)で展示した。本稿では、その展示内容について紹介する。

○2プラテン式超大型電動射出成形機の特長/㈱日本製鋼所/高山聡介
当社は大型プラスチック製品に対応した超大型電動射出成形機J-Fシリーズをラインアップしている。電動化と2プラテン構造によるハイサイクル・コンパクトで精密かつ省エネな仕様であり、IoT技術にも対応した操作性・生産性・経済性の高い機械となっている。本稿ではその概要を紹介する。

○射出成形によるマーブル調模様の実現とスーパーエンプラへの適用/BASFジャパン㈱/貴田和広
従来技術を用いてのマーブル調模様の成形品実現には複雑な射出成形方法や特殊な材料を必要とする。通常品と比べると設備や材料面でのコストが増加し、なおかつ再現性に乏しい。BASF が開発した特許出願中の技術により、特殊な材料が不要となるだけでなく、一般的な射出成形機を用いてマーブル調模様の意匠性付与が従来よりも容易に、再現性良く実現される。

■一般記事
○〈解説〉環境に優しい異種接合技術の特徴と事例/輝創㈱/前田知宏

■連載
○大自然を科楽する 第84回/青野哲士
○成形材料の経時変化と耐用時間(下)/元)アモコ・パフォーマンス・プロダクツ/安永茂樹
○世界のバイオプラスチックは今 第62回/ITIコンサルタント事務所/猪股 勲
○これ、プラスチックで作りました 第52回/満栄工業㈱/西山雄樹・栁川 優・大島帆乃
○繊維強化プラスチック短信 第18回/FRP Consultant㈱/吉田州一郎
○助っ人工業デザイナーの独り言 第86回/㈱H&Adesigners 鈴木英夫

■特別企画
○INTERMOLD2023東京/金型展2023 出展製品紹介

1,800円
■特集:プラスチックフィルム・シートNOW
プラスチック使用量の実に1/3を占めるシート・フィルム分野。本特集では、最新のプラスチックシート・フィルムについて解説して頂きました。年々高機能化が進展し日常生活に貢献しているプラスチックシート・フィルムのトレンドを展望して頂ければ幸いです。(編集部)

○機能性フィルムの最新技術動向/㈱プラスチック工学研究所/辰巳昌典
最近はより薄く・強く・機能性の高いフィルム・シートが要求され、コンパウンド技術、二次工程であるコーティング技術、表面処理技術の組み合わせで高度に複合化される。本稿では、これらの基盤となる原反フィルム・シートの成形加工技術について紹介する。

○西陣織の技術を生かしたフィルムコーティングの特徴と事例/中島工業㈱/小林茂美・野田純也
京都・西陣から生まれた西陣織は、数多くの製造工程や分業で成立している。その生産工程を支える機械・器具、技術の昇華が先端的な製品つくりに貢献している。当社は、「着色」コーティング技術を発展させ、薄膜積層コーティングフィルムを開発した。スマートフォン・車載機器向けなど開発製造例を紹介する。

○接着剤フリーなポリイミドフィルム溶着技術/岡山大学/山口大介
前処理・添加剤・接着剤フリーな非熱可塑性ポリイミドフィルム同士の溶着技術を開発している。本稿では、開発した溶着技術の紹介に加え、ポリイミドフィルム積層体の提案、応用事例として極限環境用空圧駆動源、ならびに今後の展望について紹介する。

○フィルムの立体成形技術の特徴と事例/東洋製罐㈱/安海隆裕
当社では、フィルムに立体成形を施す独自の成形技術Cool Shock(クールショック)を考案し、従来の印刷技術と組み合わせることで、パウチに優れた意匠性を付与することに成功した。本稿では、 Cool Shockの特徴、及び成形メカニズム等について紹介する。

○環境に配慮したラテックスフィルムの特徴と事例/信州大学/佐々木悠馬・鈴木大介
高分子ラテックスは、高分子微粒子の水分散体であり、水溶媒を蒸発させるだけでラテックスフィルムを形成する。優れた成膜性、ハンドリング性から塗料等のコーティング材料に応用される。本稿では、ラテックスフィルムの力学特性の向上を実現した例について紹介する。

○硫酸エステル化セルロースナノファイバー(S-CNFTM)の特性とフィルムへの適用/横河バイオフロンティア㈱/望月 誠・岩本伸一郎・横溝智史・岡田智之・伊賀光博
セルロースナノファイバーは国内で先駆的な研究開発が進み、成長産業として期待されるバイオマス材料である。本稿では、独自開発した硫酸エステル化セルロースナノファイバー(S -CNF TM)の特性と期待される応用展開について解説する。

○透明圧電フィルムの特徴と事例/ダイキン工業㈱/小谷哲浩・有本将治・金村 崇・小松信之
当社ではフッ化ビニリデン系樹脂の強誘電体を用いた圧電フィルムの検討を行ってきた。本稿では、高い透明性を持ち、独自材料P( VdF/TFE)を用いた新規透明圧電フィルム開発品について紹介する。

○国産バイオマスプラスチックによるインフレーション成形/㈱バイオマスレジンホールディングス/坂口和久
石油由来樹脂の代替となる非食用米を原料にした国産バイオマスプラスチック「ライスレジン」。その材料特性や、ライスレジンをベースに調製されるインフレーションフィルムの活用方法を、地域のサーキュラーエコノミーのビジネスモデルと併せて紹介する。

■一般記事
○〈展示会レポート〉第13回 高機能素材Week/㈱Tech-T/高原忠良
○〈解説〉特殊エンプラ、機能性樹脂の世界市場を調査/㈱富士経済

■連載
○大自然を科楽する 第83回/青野哲士
○成形材料の経時変化と耐用時間(中)/(元)アモコ・パフォーマンス・プロダクツ/安永茂樹
○繊維強化プラスチック短信 第17回/FRP Consultant㈱/吉田州一郎
○世界のバイオプラスチックは今 第61回/ITIコンサルタント事務所/猪股 勲
○のぞいてみようバイオミメティクス 第30回/長野工業高等専門学校/柳澤憲史
○助っ人工業デザイナーの独り言 第85回/㈱H&Adesigners/鈴木英夫

1,800円
■特集:プラスチック成形技術を深掘りする
射出以外の成形技術の存在感は昨今留まるところを知りません。本特集では、プラスチック成形の今を紹介して頂きました。

○再生材料を用いた異形発泡押出成形技術の特徴と事例/㈱アステックプラザ/森 彰康
当社の主力事業は押出成形による製品製造で、主にスーパーやドラッグストア、コンビニ、物流倉庫、食品工場などプレハブ冷凍冷蔵庫の建材を主に取り扱っている。間仕切パネルの枠材や床ベース材なども生産している。本稿では、異形発泡押出成形について、その特徴、原料及び製品について紹介する。

○サステナブルな容器成形への取り組み/日精エー・エス・ビー機械㈱/美濃靖和
当社は、昨年 10月にドイツ・デュッセルドルフで開催された K2022に4台の成形機を出展・サステナブルな容器成形の実演を行い来場者の関心を集めた。本稿では、 K展での展示の概要を紹介する。

○大型色物ブロー成形の特徴と事例/マルイチエクソム㈱/新谷幹夫
当社は、大阪府門真市においてダイレクトブロー成形を専門とするプラスチック成形メーカーである。自動車部品を中心に、建設機械や産業機械部品および介護、保安用品等の工業系部品に特化し製造している。本稿では、大型色物ブロー成形について紹介する。

○環境配慮プラスチックのインジェクションブロー成形への取り組み/ウイストン㈱/太田裕之
当社では、環境配慮材料を使用したインジェクションブロー容器の成形を行っている。本稿では、 CO 2削減を目的とした材料やプラ削減の観点からの再生材・異材質混合材料を用いインジェクションブロー成形について紹介する。

○真空成形技術の新展開/OPTIMUS Packaging Co.,Ltd./畑中真一・竹内貴文
真空成形は、地道な技術の積み重ねによって発展し、今.では消費財向けの代表的な包装資材の成形法として地位を確.している。本稿では、工業用部品搬送用トレーに注目し、耐熱性と生分解というキーワードをもとに当社の現状の取り組みを紹介する。

■特設記事:5G通信に対応する材料技術
第5世代通信(5G)用部品への、プラスチックの適用には熱い視線が注がれています。本特設記事では、各材料の特色を生かした適用例を紹介頂きました。

○5G高速通信用絶縁材料の特徴と事例/JSR㈱/山下祐徳
当社では、シーズ研究などの次世代技術研究について市場の潜在ニーズを先取りした研究開発に取り組んでいる。本取り組みから生まれた高溶解性、高相溶性をもつ高機能ポリマー「JSR ELPACTM HC-G」、「HAGTM」の特徴と高周波基板への適用事例を紹介する。

○5G高速通信機向け熱可塑性ポリイミド樹脂の特徴と事例/三菱ガス化学㈱/佐藤勇希
当社では、新規熱可塑性ポリイミド樹脂「サープリム」を開発した。サープリムは低誘電特性や絶縁性といった良電気特性を始めとして、易成形性、低吸水性、高耐熱性等の多くの利点を有している。本稿では、本樹脂の各種特性の概要と、応用例について紹介を行う。

○温めると縮むセラミック微粒子を用いたプラスチックの熱膨張制御/名古屋大学/竹中康司
われわれは、1 μmレベルでバルク体と同等の負熱膨張を示す、負熱膨張微粒子を開発した。本稿では、その取り組みとこれらの負熱膨張微粒子が示す画期的な特性を、実際の複合材料の事例をもとに紹介する。

■一般記事
○〈解説〉産業系廃プラスチックのマテリアルリサイクル促進に向けて/㈱digglue/原 英之・濵田智子
○〈編集の眼〉機械の予知保全技術開発に挑む藤川樹脂/編集部
○〈解説〉汎用エンプラ、スーパーエンプラの世界市場を調査/㈱富士経済

■連載
○大自然を科楽する 第82回/青野哲士
○事例に学ぶクルマの不具合対策 第6回/アルファブレインコンサルツ㈱/坪井 淳・重髙俊郎
○成形材料の経時変化と耐用時間(上)/元)アモコ・パフォーマンス・プロダクツ/安永茂樹
○世界のバイオプラスチックは今 第60回/ITIコンサルタント事務所/猪股 勲
○プラスチック成形における不安定流動の制御 第100回/藤山ポリマーリサーチ/藤山光美
○のぞいてみようバイオミメティクス 第29回/(地独)神奈川県立産業技術総合研究所/小野洋介
○これ、プラスチックで作りました 第51回/福岡大学/熊丸憲男
○繊維強化プラスチック短信 第16回/FRP Consultant㈱/吉田州一郎
2,000円
◆年頭挨拶/日本プラスチック工業連盟/岩田圭一

■特集:2023年プラスチック産業の展望
2022年を振り返ると、繰り返す新型コロナウイルス感染症の拡大に加え、冬に勃発したロシアのウクライナ侵攻。プラスチックを始めとする化学業界も大きな影響を受けました。本特集では、2023年のプラスチック産業の展望および主要樹脂の現況を紹介して頂きました。

○2023年プラスチック産業の展望/日本プラスチック工業連盟/加藤英仁
国内におけるプラスチック原材料の生産量は、 2014年以降は 1,060万~1, 100万トンとピーク時の7割前後の水準で推移し、 2020年はコロナウイルスの影響により 1,000万トンを切ったが、 2021年は 1,045万トンまで回復した。本稿では、 2022年の国内プラスチック産業の動向、日本に大きな影響を与える中国の輸出入の状況、 2023年のプラ工連の取り組みについて記す。

○ポリエチレン/ダウ・ケミカル日本㈱/宮下真一・杜 暁黎
日本におけるポリエチレン( PE)の生産能力およびエチレン・酢ビコポリマー(E VA)を除く、高密度PE( HDPE)、低密度P E( LDPE)、直鎖状低密度P E( LLDPE)の、3種類の需要と供給状況、技術動向、用途展開、リサイクル性の改善や、二酸化炭素排出量削減等の環境問題に対応する活動を紹介する。

○ポリスチレン/PSジャパン㈱/奥村 仁
ポリスチレンは5大汎用樹脂の一つとして数えられ、機械的強度及び成形加工性に優れたコストパフォーマンスの高い素材として、幅広い用途で使用されている。本稿では、ポリスチレンの需要動向、技術動向、環境対策・安全性、今後の展望について述べる。

○ポリプロピレン/㈱プリディクション郷事務所/郷 茂夫
2020年から3年間、コロナ禍、貿易制裁、中国経済の減退、ロ・ウ紛争、自然災害等により石化、ポリオレフィン産業も影響を被った。ポリオレフィン需要と生産は 2020年に低下、 2021年はほぼ回復したが、 2022年は再び悪化する見込みである。一方、ポリプロピレンプラントの新増設は依然勢いがあり、過去3年間で増設は 41系列、増設量は 1,500万トンに及ぶ。世界の需給を左右する中国のP P輸入量が 2021、 2022年と低下し、中国のネット PP消費量も低下する見込みである。脱炭素下のプラリサイクル問題では、日欧米で積極的な取り組みが進んでおり、てケミカルリサイクルが重要な位置づけとなってきている。

○塩化ビニル樹脂/塩ビ工業・環境協会/横山泰三
塩化ビニル樹脂(塩ビ)は耐久性に優れることから建材を中心とする長期間使用する製品に使用されており、適材適所の使い方で社会に貢献している。本稿ではプラスチックを取り巻く環境が厳しさを増す中、塩ビの市場動向、技術動向、環境課題を通して、今後の塩ビのあるべき姿を考える。

○ポリアミド/UBE㈱/和田秀作
ポリアミド樹脂は機械的特性、耐熱性、耐薬品性等に優れた汎用エンジニアリングプラスチック樹脂である。需給動向、自動車/電気・電子/押出用途を中心とした技術開発動向、循環型社会への対応や安全問題に関する最新動向、および今後の展望についてまとめた。

○フェノール樹脂/住友ベークライト㈱/雑村史高
フェノール樹脂は長い実績に裏付けされた信頼性の高いプラスチックとして、工業樹脂用途、成形材料などのさまざまな分野に使用されている。環境に配慮しつつ機能性も向上させた新しい製品開発が行われており、それらの技術動向などについて述べる。

○エポキシ樹脂/㈱ADEKA 玉祖健一
エポキシ樹脂は、分子構造の設計や硬化剤との組合せによりさまざまな特性を引き出すことが可能である。そのため、多彩な用途に使用されている。本稿では、エポキシ樹脂の業界・市場動向、技術動向そして環境対策・安全問題への対応について紹介する。

○バイオプラスチック/日本バイオプラスチック協会/横尾真介
バイオプラスチックをめぐる環境は大きく動いている。国は 2030年度までに 200万トン導入するという目標を立て政策を打ち出している。世界でもバイオプラスチックを導入する動きは加速しており、さらなる市場の拡大が予想されている。

○繊維強化プラスチック/FRP Consultant㈱/吉田州一郎
強化繊維とマトリックス樹脂を組み合わせた複合材料のFRP。激動の数年を経た業界の現況と向かう方向とは。市場変動という客観的情報に加え、 FRPに関する幅広い領域の事例について技術的内容を盛り込みながら紹介した上で、 FRP業界の今後について考察する。

○炭素繊維/東レ㈱/佐野健太郎
ポリアクリロニトリル(P AN)系炭素繊維は、当社が量産化に世界で初めて成功し、量産技術と活用技術の革新が進み、適用用途も拡大している。本稿では、需要動向や適用用途に加え、炭素繊維、マトリックス樹脂、中間基材、成形法の観点から技術動向をまとめた。

■連載
○大自然を科楽する 第81回/青野哲士
○強さ・耐久性の重合度依存性を可視化(後編)/(元)アモコ・パフォーマンス・プロダクツ/安永茂樹
○世界のバイオプラスチックは今 第59回/ITIコンサルタント事務所/猪股 勲
○プラスチック成形における不安定流動の制御 第99回/藤山ポリマーリサーチ/藤山光美
○繊維強化プラスチック短信 第15回/ FRP Consultant㈱/吉田州一郎
○助っ人工業デザイナーの独り言 第84回/㈱H&Adesigners/鈴木英夫

■特集:プラスチック金型技術の進展状況
プラスチック成形技術の要である金型。近年は要求される項目も多岐にわたっています。本特集では、プラスチック金型の最新技術および関連部品・装置の最新動向についてご紹介頂きました。

○学生金型グランプリへの挑戦<環境に優しい金型>/九州工業大学/楢原弘之
学生金型グランプリは、学生を対象とした金型技術競技会である。学生のアイデアで金型構造を考案し、実際の部品製造までを行い、金型のコンセプトや製品の出来具合が競われる。今回、本学の学生がチームを組み、プラスチック用金型部門に参加した。その製作過程について紹介する。

○ポーラス超硬製金型の特徴とポリイミド厚肉成形への適用/㈱カナック/金澤直一郎/山形県工業技術センター/大津加慎教
多孔質体材料であるポーラス超硬の特性である通気性を活かし、ポリアミック酸前駆体からのポリイミド厚肉成形が可能な金型を開発した。上記の厚肉成形においては、縮合反応に伴って生成する水を金型外へ放出することが課題となっていた。

○新電鋳金型を用いた真空表皮・射出同時成形/KTX㈱/佐藤克也・森 健一
生産時の環境負荷低減を求められる中で、外観印象の品質を可能な限り維持し、環境問題にも適応する為、開発に着手したKTX-SIMシステムは電気鋳造金型を使用した既存の金型の持ち味を踏襲しつつも、品質、環境への優位性が発揮される新電気鋳造金型・成形システムである。本稿では開発の経緯や、他成形方法との優位性を紹介する。

○手動式卓上射出成形機と金型製作代行サービス/㈱モールドテック/落合孝明
㈱オリジナルマインドが開発した手動式卓上射出成形機「INARI」は小ロットに向けた机の上でも使える小型の射出成形機である。本稿ではその概要と同社が展開する金型製作代行サービスを紹介する。

○ダメージレスなレーザ洗浄機の特長と金型洗浄への適用/東成エレクトロビーム㈱/高橋慧輔
自然環境および労働者に対する負荷の削減は近年の産業洗浄業界において問題視されている。これを解決する可能性を秘めた技術がレーザクリーニングである。本稿では次世代において普及されるべきレーザクリーニング技術と同類装置の持つ弱点を克服したクリーニング装置「イレーザー」を紹介する。

○プラ型用型開き制御装置の特徴/㈲アイユーキ技研/西村昌樹
当社では3枚プレートタイプの金型側面に取付ける2種類の型開き制御装置「スーパーロック」「ユーキロック」を開発した。本稿ではこの2機種と、現在開発中の型開き・型閉じ両方の機能を併せ持つ制御装置、それぞれの特徴と構造を紹介する。

■特設記事:3Dプリンティングの現在
3Dプリンティングは単に試作、少量生産から発展し、量産への展開に大きく舵を切り、また適用材料もますますその種類を増やしています。本特集では3Dプリンティングのトレンドについて紹介して頂きました。

○連続カーボンファイバー強化技術による3Dプリンティング/マークフォージド・ジャパン㈱/トーマス・パン・小林広美
当社ではカーボンファイバーを3Dプリンティングと融合し、誰でも簡単に、ほぼ全自動で自由形状を作れるプラットフォームを発明した。本稿では、連続ファイバー強化(CFR)技術の特徴と造形例を紹介する。

○PPS樹脂を用いた樹脂アディティブマニュファクチャリングへの取り組み/日本ハイドロシステム工業㈱/山本晃弘・伊藤友美・山田洋輔
当社の3Dプリンティングで用いているのは量産用PPS樹脂と同等仕様であり、ラピッドプロトタイピングであっても材料の差異を最小限にできる。このようなアドバンテージにより、より積極的な3Dプリンタの活用及び開発期間の短縮が可能となる。本稿ではその概要を紹介する。

○ベルトコンベア式3Dプリンターの特徴と事例/(合)BirthT/渡辺龍徳
当社は、日本で唯一ベルトコンベア型の3Dプリンターを製造・販売しているメーカーである。ベルトコンベア型が今後の市場ニーズに合致すると考え、起業し開発を行っている。従来方式と比べ、ベルトコンベア型は量産性や長尺造形などの優位性があり、新たな用途への活用が期待できる。

■一般記事
○〈解説〉カットパイルを用いたシール材の特徴と事例/三和テクノ㈱/小坂圭亮・阿部勇喜

■連載
○大自然を科楽する 第80回/青野哲士
○事例に学ぶクルマの不具合対策 第5回/アルファブレインコンサルツ㈱/坪井 淳
○世界のバイオプラスチックは今 第58回/ITIコンサルタント事務所/猪股 勲
○のぞいてみようバイオミメティクス 第28回/電気通信大学/北田昇雄
○これ、プラスチックで作りました 第50回/㈲広谷商店/高畠伸幸
○繊維強化プラスチック短信 第14回/FRP Consultant㈱/吉田州一郎

■特別企画
○「2022高機能プラスチック展/高機能フィルム展」出展製品紹介

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