目次
■特集:射出成形テクノロジーの“今”を読む
射出成形はプラスチック製品の高効率・大量生産に長年貢献してきた技術です。本特集では、最新の射出成形機および技術について紹介していただきました。
○射出成形技術の最新動向
/本間技術士事務所 本間精一
射出成形の応用分野を拡大するため従来成形の課題を克服する新成形技術の開発が活発化している。一方、温室効果ガスや環境汚染の低減のため、リサイクル材を有効活用する成形技術の開発も進められている。本稿では、これらの最新動向を解説する。
○サンドイッチ成形による再生プラスチックの活用
/芝浦機械㈱ 丸岡宏太郎
近年プラスチック成形品での再生プラスチック使用率向上が求められているが、再生プラスチックは外観品質が悪いなどの課題がある。その課題を解決する方法として「サンドイッチ成形」があり、本稿では当社が取り組んでいるサンドイッチ成形技術を紹介する。
○乾燥レス・AI-VENT&リターン成形システムの特徴と事例
/㈱ソディック 丹下貴弘
本稿では、射出成形における環境対応の一環として、廃材レスおよび乾燥レスを同時に実現する成形プロセスについて述べる。可塑化・計量の安定性に優れるV-LINE方式と、乾燥工程を不要とするAIVENT技術を組み合わせることで、材料乾燥に伴うエネルギー消費や段取り時間の削減、さらにランナーや不良品を工程内で循環させる取り組みが可能となる。
○射出成形機の最新省エネルギー技術
/ファナック㈱ 西村成弘・矢野聡・大森瑛・中村京祐
本稿では、射出成形機の省エネルギー化を実現する「可塑化エネルギーモニタ」と「eco温度調整」を紹介する。エネルギー収支の可視化と温度設定の自動最適化により、勘と経験に依存せず簡単に省エネと安定成形を両立できる。
○2プラテン式超大型電動射出成形機の特徴と事例
/㈱日本製鋼所 松下和照
J4000F-22000Hは、2プラテン式型締構造を採用した世界最大級の電動射出成形機で、省スペース・ハイサイクル・省エネ性能を実現。自動車部品の大型化や再生可能エネルギー分野など幅広い用途に対応し、環境負荷低減と生産性向上に貢献する。
○ベント式成形技術の現況
/㈱日本油機 前田勉・高橋仁人
ベント式可塑化ユニットはシリンダ中間あたりにベントを設けガス・水分を外に排出する。乾燥なしの成形が可能になることで省エネになり、CO2排出を削減できる。本稿ではその概要を紹介する。
○タイバーレス技術35年の歩み
/ENGEL AUSTRIA GmbH Tobias Neumann
1945年オーストリアで創業したENGELは、2025年に80周年を迎えた。ENGEL製射出成形機の代名詞ともいえるタイバーレス射出成形機は、世界中で85,000台以上が納入されている。35年以上の歴史をもつタイバーレス射出成形機の開発のきっかけ、特徴と利点について紹介する。
○可塑化過程におけるガス発生抑制スクリュと加熱シリンダ内真空脱気システム
/TOYOイノベックス㈱ 松尾明憲
可塑化溶融時に発生するガスは成形品の外観不良をはじめ、金型の汚染や腐食を引き起こし成形現場では大きな課題となっている。これらの課題を解決するための当社が開発したガス発生抑制スクリュおよび加熱シリンダ内真空脱気システムについて紹介する。
○非強化PBTを安定成形する電気式射出成形機の特徴と事例
/日精樹脂工業㈱ 新井啓太
非強化PBTは耐熱性、寸法安定性、電気特性に優れる反面、成形現場では、溶融ムラ、計量ばらつき、糸引き不良などが発生しやすく、条件出しや量産安定化に時間を要することも多い。本稿では、電気式射出成形機NEX-Vで実現可能な成形安定化技術について述べる。
○古紙パルプを原料とした射出成形材料の特徴と事例
/AIPA㈱ 神原聖史
当社ではこれまで古紙100%を利用した再生パルプの開発に取り組み、製紙会社への原料供給を行ってきたが、異業種分野への古紙再生パルプの提供を目指して開発を進めてきた。このたび紙とプラスチックの複合化を達成したので、その概要を紹介する。
■一般記事
○〈解説〉曲げ変形と伸縮変形の両方が可能な切り紙型熱電発電デバイス
/早稲田大学 寺嶋真伍・岩瀬英治
■連載
○バイオ由来プラスチックとサーキュラーエコノミー:グローバル素材革命の現状 第6回
/ITIコンサルタント事務所 猪股勲
○スタートアップが拓くプラスチックの未来 第3回
/ポリマライズ(同) 藤田雅大
○SPE日本支部の連載講座 現場で活きるプラスチック技術 第4回
/㈱テクノベル 澤周作・日比教智
○繊維強化プラスチック短信 第48回
/FRP Consultant㈱ 吉田州一郎
○何でも聞いちゃお!プラスチック金型 第19回
/YNP Mold 山口純
○プラスチックと賢く生きる〈プラスチック・スマートにみる取組事例〉第11回
/ヒフミヤコーポレーション 山田由嘉子
○復活せよ! ニッポン製造業の底力 第10回
/㈱H&A designers 鈴木英夫
■プラ工連便り
■ISO/IEC/JIS Plastics 事務局便り
射出成形はプラスチック製品の高効率・大量生産に長年貢献してきた技術です。本特集では、最新の射出成形機および技術について紹介していただきました。
○射出成形技術の最新動向
/本間技術士事務所 本間精一
射出成形の応用分野を拡大するため従来成形の課題を克服する新成形技術の開発が活発化している。一方、温室効果ガスや環境汚染の低減のため、リサイクル材を有効活用する成形技術の開発も進められている。本稿では、これらの最新動向を解説する。
○サンドイッチ成形による再生プラスチックの活用
/芝浦機械㈱ 丸岡宏太郎
近年プラスチック成形品での再生プラスチック使用率向上が求められているが、再生プラスチックは外観品質が悪いなどの課題がある。その課題を解決する方法として「サンドイッチ成形」があり、本稿では当社が取り組んでいるサンドイッチ成形技術を紹介する。
○乾燥レス・AI-VENT&リターン成形システムの特徴と事例
/㈱ソディック 丹下貴弘
本稿では、射出成形における環境対応の一環として、廃材レスおよび乾燥レスを同時に実現する成形プロセスについて述べる。可塑化・計量の安定性に優れるV-LINE方式と、乾燥工程を不要とするAIVENT技術を組み合わせることで、材料乾燥に伴うエネルギー消費や段取り時間の削減、さらにランナーや不良品を工程内で循環させる取り組みが可能となる。
○射出成形機の最新省エネルギー技術
/ファナック㈱ 西村成弘・矢野聡・大森瑛・中村京祐
本稿では、射出成形機の省エネルギー化を実現する「可塑化エネルギーモニタ」と「eco温度調整」を紹介する。エネルギー収支の可視化と温度設定の自動最適化により、勘と経験に依存せず簡単に省エネと安定成形を両立できる。
○2プラテン式超大型電動射出成形機の特徴と事例
/㈱日本製鋼所 松下和照
J4000F-22000Hは、2プラテン式型締構造を採用した世界最大級の電動射出成形機で、省スペース・ハイサイクル・省エネ性能を実現。自動車部品の大型化や再生可能エネルギー分野など幅広い用途に対応し、環境負荷低減と生産性向上に貢献する。
○ベント式成形技術の現況
/㈱日本油機 前田勉・高橋仁人
ベント式可塑化ユニットはシリンダ中間あたりにベントを設けガス・水分を外に排出する。乾燥なしの成形が可能になることで省エネになり、CO2排出を削減できる。本稿ではその概要を紹介する。
○タイバーレス技術35年の歩み
/ENGEL AUSTRIA GmbH Tobias Neumann
1945年オーストリアで創業したENGELは、2025年に80周年を迎えた。ENGEL製射出成形機の代名詞ともいえるタイバーレス射出成形機は、世界中で85,000台以上が納入されている。35年以上の歴史をもつタイバーレス射出成形機の開発のきっかけ、特徴と利点について紹介する。
○可塑化過程におけるガス発生抑制スクリュと加熱シリンダ内真空脱気システム
/TOYOイノベックス㈱ 松尾明憲
可塑化溶融時に発生するガスは成形品の外観不良をはじめ、金型の汚染や腐食を引き起こし成形現場では大きな課題となっている。これらの課題を解決するための当社が開発したガス発生抑制スクリュおよび加熱シリンダ内真空脱気システムについて紹介する。
○非強化PBTを安定成形する電気式射出成形機の特徴と事例
/日精樹脂工業㈱ 新井啓太
非強化PBTは耐熱性、寸法安定性、電気特性に優れる反面、成形現場では、溶融ムラ、計量ばらつき、糸引き不良などが発生しやすく、条件出しや量産安定化に時間を要することも多い。本稿では、電気式射出成形機NEX-Vで実現可能な成形安定化技術について述べる。
○古紙パルプを原料とした射出成形材料の特徴と事例
/AIPA㈱ 神原聖史
当社ではこれまで古紙100%を利用した再生パルプの開発に取り組み、製紙会社への原料供給を行ってきたが、異業種分野への古紙再生パルプの提供を目指して開発を進めてきた。このたび紙とプラスチックの複合化を達成したので、その概要を紹介する。
■一般記事
○〈解説〉曲げ変形と伸縮変形の両方が可能な切り紙型熱電発電デバイス
/早稲田大学 寺嶋真伍・岩瀬英治
■連載
○バイオ由来プラスチックとサーキュラーエコノミー:グローバル素材革命の現状 第6回
/ITIコンサルタント事務所 猪股勲
○スタートアップが拓くプラスチックの未来 第3回
/ポリマライズ(同) 藤田雅大
○SPE日本支部の連載講座 現場で活きるプラスチック技術 第4回
/㈱テクノベル 澤周作・日比教智
○繊維強化プラスチック短信 第48回
/FRP Consultant㈱ 吉田州一郎
○何でも聞いちゃお!プラスチック金型 第19回
/YNP Mold 山口純
○プラスチックと賢く生きる〈プラスチック・スマートにみる取組事例〉第11回
/ヒフミヤコーポレーション 山田由嘉子
○復活せよ! ニッポン製造業の底力 第10回
/㈱H&A designers 鈴木英夫
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商品情報・内容
- 出版社:日本工業出版
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