iPS 細胞のほか,がん治療や創薬の新しいアプローチ,注目される医工学の連携を紹介。
京都大学の山中伸弥教授が生み出したiPS 細胞(人工多能性幹細胞)が再生医療を大きく飛躍させようとしている。新薬の開発ではiPS 細胞からつくられた心筋細胞の実用化がすでに始まった。科学史上の大発見は私たちの未来をどう変えるか──。iPS 細胞のほか,がん治療や創薬の新しいアプローチ,注目される医工学の連携に焦点をあてる。医学と医療の最前線を知る18 編。