家庭裁判所発足30年の実務・学説の軌跡を135の論説に凝縮
本別冊は、家族法と家庭裁判所に関する諸問題について、家庭裁判所に関心を寄せる方々の提言を展望の手掛りとし、家事調停・審判における基本問題を展開し、理論上・実務上の課題についても正面から論じられている。また、かつての「空白の領域」については、裁判例の集積の紹介、法律実務家らによる解釈論・運用論・立法論の展開によって「埋められた領域」となった軌跡を参照することができる。