平成17年に開催された、全日本刀匠主催「お守り刀展覧会」出品作品を掲載。
全日本刀匠会は、創立三十周年記念事業として、平成17年に「お守り刀展覧会」を開催し、併せて刀匠会として初めてお守り刀の図録を製作しました。人間国宝 天田昭次、大隈俊平2名の作品も含め、無鑑査15名が参加。全国の刀匠から公募したお守り刀(短刀)64口を掲載。ほとんどの刀身に拵(こしらえ)を付け、現代の日本刀製作に携わる職方(刀工、研磨、外装)すべての伝統技を終結し総合芸術として「お守り刀」に集約、掲載しています。巻末に、「下緒 茗荷(みょうが)結び」、お守り刀公募エッセイ受賞作も掲載。