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美容皮膚医学 BEAUTY 雑誌の内容
- 出版社名:医学出版
- 発行間隔:月刊
- 発売日:毎月25日
- 1冊定価:4,400円
美容皮膚医学 BEAUTY 第25号 (発売日2020年12月28日) の目次
企画編集/宇原 久
<特集にあたって>
この10年間で本邦の皮膚がん登録者数は年間15000人から30000人に倍増しています.主な要因として高齢化が疑われています.したがって,この増加傾向は今後20年間続き,患者数はさらに1.5倍ほどに増加すると予測されています.一方,皮膚がん死亡者数は年間2000人程度であり,すべての臓器のがんのなかでは最も5年生存率が高く,
皮膚がんの90%以上は手術のみで完治します.したがって早期発見が重要です.
皮膚がんの最も重要な原因は長期の紫外線曝露であり,したがって皮膚がんの多くは顔面などの露出部に発生します.一般にシミと呼ばれる疾患の多くは日光黒子や脂漏性角化症といった良性腫瘍ですが,悪性黒色腫や基底細胞癌,ときどき光線角化症(SCC in situ)が紛れ込んできます.また,悪性黒子の30%は日光黒子(シミ)と同居して認められます.また,黒や褐色の病変を気にする患者さんは多いですが,頭頸部に限れば,じつは赤い腫瘍のほうが悪性である確率は高いと思います.顔面の赤色を呈するがんの代表は光線角化症(表皮内がん)と有棘細胞癌ですが,悪性黒色腫と基底細胞癌も色を欠くと赤色を呈します.レーザーや凍結あるいは焼灼などでは組織診断ができないため,施術前に正確な診断と患者さんへの説明,画像の記録が必須です.また,患者さん自身によりスマートフォンなどで皮膚病変を記録しておくような啓発も大切です.時間の経過で変化した所見が観察できて診断上有用です.さらに,患者さんがシミの治療を希望して受診された際は,他の部位,とくに頭頸部全体の診察を合わせて行うと皮膚がんの早期発見に役立ちます.
本号では,顔面に好発する皮膚がんの特徴,診断法としてのダーモスコピー,予防としてサンスクリーン剤を取り上げました.また,2014年,免疫チェックポイント阻害薬のニボルマブの世界初の承認後からがん免疫療法の新しい時代が始まりました.皮膚がんはがん免疫療法が効きやすい因子の1つである腫瘍遺伝子変異量が多く,全臓器がんのなかで上位を占めています.そのため皮膚がんはがん免疫療法を開発するうえで重要な位置を占めています.そこで,現在急速に進化しているがん免疫療法の新知見についても紹介しました.
この特集が読者の皆様の診療に役立つことを願っております.
宇原 久
(札幌医科大学 医学部 皮膚科学講座 教授)
<目次>
〔特集〕
1.皮膚がんは増えているのか?/澤田匡秀
2.顔のシミや色素細胞母斑にはどんな疾患が隠れているのか?―とくに日光黒子と悪性黒子,色素細胞母斑と基底細胞癌との鑑別点について―/神谷崇文
3.日光角化症の診断と治療/熊谷綾子
4.有棘細胞癌の診断と治療/菅 裕司
5.基底細胞癌の診断と治療/藤岡茉央
6.悪性黒色腫(掌蹠・爪・粘膜以外)の診断と治療/堀本浩平
7.悪性黒色腫(掌蹠・爪・粘膜)の診断と治療/佐藤さゆり
8.皮膚がんと腫瘍免疫/肥田時征
9.皮膚悪性腫瘍の薬物療法の進歩/加藤潤史
10.紫外線から皮膚を守る―サンスクリーン剤―/箕輪智幸
11.ダーモスコピーの基礎/米田大介
〔連載〕
弁護医師の法律ケミカルピーリング/田邉 昇
第25回 民法改正の影響
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美容皮膚医学 BEAUTYのレビュー
総合評価:
★★★★☆
4.33
全てのレビュー:6件
レビュー投稿で500円割引!
わかりやすく、ためになる内容がたくさんあってよかったです。
なんとなく読んでいるが、たまに勉強になることもある。安心のために読んでる。
同様の話題を各医師が様々な角度でとりあげ、購買業務や医師との話題作りに役に立つ内容。
ずーと購入して、少しずつ読んでいます。為になり見やすいレイアウトで良いです。
美容外科皮膚科に勤務している医師です。 常に知識をアップデートしていかないといけないので、この本でいつも勉強させていただいてます。
普段、最新の美容の知識を得る機会は少なく、この雑誌は大変有意義です。
美容皮膚医学 BEAUTYのバックナンバー
企画編集/宇原 久
<特集にあたって>
この10年間で本邦の皮膚がん登録者数は年間15000人から30000人に倍増しています.主な要因として高齢化が疑われています.したがって,この増加傾向は今後20年間続き,患者数はさらに1.5倍ほどに増加すると予測されています.一方,皮膚がん死亡者数は年間2000人程度であり,すべての臓器のがんのなかでは最も5年生存率が高く,
皮膚がんの90%以上は手術のみで完治します.したがって早期発見が重要です.
皮膚がんの最も重要な原因は長期の紫外線曝露であり,したがって皮膚がんの多くは顔面などの露出部に発生します.一般にシミと呼ばれる疾患の多くは日光黒子や脂漏性角化症といった良性腫瘍ですが,悪性黒色腫や基底細胞癌,ときどき光線角化症(SCC in situ)が紛れ込んできます.また,悪性黒子の30%は日光黒子(シミ)と同居して認められます.また,黒や褐色の病変を気にする患者さんは多いですが,頭頸部に限れば,じつは赤い腫瘍のほうが悪性である確率は高いと思います.顔面の赤色を呈するがんの代表は光線角化症(表皮内がん)と有棘細胞癌ですが,悪性黒色腫と基底細胞癌も色を欠くと赤色を呈します.レーザーや凍結あるいは焼灼などでは組織診断ができないため,施術前に正確な診断と患者さんへの説明,画像の記録が必須です.また,患者さん自身によりスマートフォンなどで皮膚病変を記録しておくような啓発も大切です.時間の経過で変化した所見が観察できて診断上有用です.さらに,患者さんがシミの治療を希望して受診された際は,他の部位,とくに頭頸部全体の診察を合わせて行うと皮膚がんの早期発見に役立ちます.
本号では,顔面に好発する皮膚がんの特徴,診断法としてのダーモスコピー,予防としてサンスクリーン剤を取り上げました.また,2014年,免疫チェックポイント阻害薬のニボルマブの世界初の承認後からがん免疫療法の新しい時代が始まりました.皮膚がんはがん免疫療法が効きやすい因子の1つである腫瘍遺伝子変異量が多く,全臓器がんのなかで上位を占めています.そのため皮膚がんはがん免疫療法を開発するうえで重要な位置を占めています.そこで,現在急速に進化しているがん免疫療法の新知見についても紹介しました.
この特集が読者の皆様の診療に役立つことを願っております.
宇原 久
(札幌医科大学 医学部 皮膚科学講座 教授)
<目次>
〔特集〕
1.皮膚がんは増えているのか?/澤田匡秀
2.顔のシミや色素細胞母斑にはどんな疾患が隠れているのか?―とくに日光黒子と悪性黒子,色素細胞母斑と基底細胞癌との鑑別点について―/神谷崇文
3.日光角化症の診断と治療/熊谷綾子
4.有棘細胞癌の診断と治療/菅 裕司
5.基底細胞癌の診断と治療/藤岡茉央
6.悪性黒色腫(掌蹠・爪・粘膜以外)の診断と治療/堀本浩平
7.悪性黒色腫(掌蹠・爪・粘膜)の診断と治療/佐藤さゆり
8.皮膚がんと腫瘍免疫/肥田時征
9.皮膚悪性腫瘍の薬物療法の進歩/加藤潤史
10.紫外線から皮膚を守る―サンスクリーン剤―/箕輪智幸
11.ダーモスコピーの基礎/米田大介
〔連載〕
弁護医師の法律ケミカルピーリング/田邉 昇
第25回 民法改正の影響
企画編集/錦織千佳子
<特集にあたって>
高齢化社会を迎え,「人生100 年」があたりまえになりつつある.長生きするからには健康に長寿を全うしたいというのが万人の願いであろう.定年後も,就労中には果たせなかった趣味の集いや旅行,ライフワーク,ボランティア活動などの社会活動をするには,心身ともに健康であることが必須である.そして,「人間は外見ではなく中身」とはいうものの,「心の張り」は生き生きとした表情に結びつくし,「美しさを追究する」気持ちは若やいだ気持ちを維持するのに重要な要素であろう.
加齢に加えて慢性の紫外線曝露によって引き起こされる症状は“光老化”と総称され,いわゆる老徴と考えられている日光黒子などのシミ,シワ,毛細血管拡張,露光部の皮膚がんなどが含まれる.光老化の症状のうち,皮膚がん以外の症状については「人生の最終章を楽しく美しく活動的に生きたい」と願う人々が美容皮膚科治療を求めて,大変大きなニーズがある.
一方で,光老化の治療に際しては,最重要事項として,まず“皮膚がんの見逃し”は許されないことを肝に銘じるべきである.光老化の症状のなかには皮膚がんも含まれており,それは,とりもなおさず,同じ人の同じ病変部位に,手術治療が必要な“皮膚がん”と美容医療の対象となる“シミ,シワ”が混在していることを意味する.したがって,皮膚科医としてプロ意識を持って病変の診断を確実に行ったうえで,美容医療を提供することが肝要である.
現在美容皮膚科領域でしばしば行われている治療にはケミカルピーリング,美白用の化粧品や医薬部外品,医薬品内服・外用療法をはじめ,レーザーを含む光線治療,高周波,超音波,温熱刺激などの物理的な治療,ボツリヌス毒素注射,ヒアルロン酸注入,多血小板血漿や自家脂肪組織注入といった再生医療など,さまざまな治療法がある.適切な美容医療を提供するためには光老化の病態を正しく理解し,それぞれの治療法の作用機序と特性,利点と注意点などを熟知したうえで,治療にあたる必要がある.
本特集では各分野のエキスパートの先生に光老化の病態,発症機序と理論から考えた光老化の治療法とその実際をわかりやすくご執筆いただいた.
錦織千佳子
(神戸大学大学院 医学研究科 内科系講座 皮膚科学分野 教授)
<目次>
〔特集〕
1.老化と光老化/山田秀和
2.光老化の臨床と病理/国定 充
3.日光弾性線維症の発症メカニズム/井上紳太郎
4.シミの鑑別と診断別治療の実際―理論と実践―/船坂陽子
5.レーザーなどの光による光老化の治療/川田 暁,山本晴代,三宅早苗
6.ケミカルピーリングの実際/菊地克子
7.アンチエイジングの現状―脂肪組織の応用:理論と実践―/吉村浩太郎
8.ボツリヌス毒素治療/葛西健一郎
9.老化対策外用薬や化粧品による皮膚の有害事象/関東裕美
10.眼の光老化/山根 縁,谷戸正樹
〔連載〕
弁護医師の法律ケミカルピーリング/田邉 昇
第24回 医師法21条 異状死体の届出義務について
企画編集/鈴木芳郎
<特集にあたって>
2017年,2018年のJSAPSを中心に行った本邦における美容手術件数の統計によると,スレッドリフト手術は二重手術に次いで2番目に多い美容手術となっている.私が20年ほど前にフェイスリフトを始めた頃は,リフト手術といえば耳の周囲をしっかりと切開して,広範に剥離操作を行いSMAS層を引き上げる本格的なフェイスリフトがほとんどで,スレッドリフトはごくわずかな症例数しかなかった.しかし現在はフェイスリフト手術の約95%をスレッドリフトが占めるようになっている.このような状況になってきた要因としては,患者サイドとドクターサイドの両方の要因が関係している.前者においては,仕事をしながら,長い休みを取ることなく,より簡単に顔面のたるみを改善したいという患者層が増えてきたことである.そして後者においては,糸および施術法の改善により,スレッドリフトがより安全に効果的に行われるようになってきて,これら患者の要求をある程度叶えられるという段階まで進歩してきたためと考えられる.
このような状況のなかで,今一度スレッドリフトの効果と若返りに対する影響度を見直してみたいと考え,本特集では現在,スレッドリフトを積極的に行っているスペシャリストの先生10名にお願いして,各人が最もよいとして行っているスレッドリフトの代表的な症例をお示しいただき,使用したスレッドとその特徴,その使用方法について詳しく解説していただくとともに,施術するうえでの注意点についても言及していただいた.10名がそれぞれ異なった施術を行っており,異なった結果を出しているのが興味深いが,明日からでも実践できるように具体的に詳しく解説いただいたので,読者の方々には自分に最も適する方法を選んでいただき,参考にされ診療に生かしていただければ幸いである.
鈴木芳郎
(ドクタースパ・クリニック 院長)
<目次>
〔特集〕
1.TESSLIFT SOFTによるリフトアップ効果/田中亜希子
2.全体のバランスと長期経過を重視したスレッドリフト治療/吉田由佳
3.スレッドリフトによる若返り術/平井 隆
4.マリオネットラインに対するスレッドリフト/石井秀典
5.当院におけるスレッドリフト/古山登隆,井上 香
6.スプリングスレッドリフト/境 隆博,樫山和也
7.TESSLIFT SOFTを用いたスレッドリフト/伊藤康平
8.PCLスレッドリフトによる若返りの経験―当院の方法―/荻野和仁
9.スレッドリフト―施術コンセプトと複合治療―/青井則之
10.3種のスレッドの使い分け/飯尾礼美
〔連載〕
弁護医師の法律ケミカルピーリング/田邉 昇
第23回 医療事故調査制度
企画編集/山田秀和
<特集にあたって>
日々さまざまな論文に目を通していると,まったく別の領域といきなりつながる研究が増えてきているように感じます.脳と腸と皮膚の関係もその1つといえます.脳腸皮膚相関の概念を理解していただくと,養生や薬剤治療の考え方が広がるでしょう.
神経免疫学の発達で,十分理解できていなかった交感神経や副交感神経と免疫・代謝がつながり,さらには,バリア機能の異常と免疫(フラグリン,IL-4/IL-13,AHR)や腸炎,免疫とうつなど,驚くような展開が急速にわかってきました.本特集を企画したものとしては,重症アトピー性皮膚炎の患者さんからの訴えを聞いていて,その関係が納得できる研究結果が次々と報告されて,驚く毎日を送っています.今回のテーマからは,時間軸は十分表せませんでしたが(発達,老化との関係),運動・食事・精神(脳・睡眠)・環境がいかに重要であるかが,おわかりいただけるかと思います.
今後は,その基盤となるepigenetics の研究がますます進み,疾患治療の実戦に役立つようになることを望んでいます.
山田秀和
(近畿大学アンチエイジングセンター 副センター長,近畿大学奈良病院 皮膚科 教授)
<目次>
〔特集〕
1.皮膚常在菌と老化との関係/須谷尚史
2.腸から他臓器:酪酸産生菌・酪酸に注目して/内藤裕二
3.腸から皮膚/佐藤健司,淺井智子
4.皮膚から脳:かゆみ,神経線維/中嶋千紗,大塚篤司
5.皮膚から腸:壊疽性膿皮症/樋口哲也
6.脳と腸:機能性消化管障害と皮膚疾患/福土 審
7.腸内細菌叢と肥満関連疾患/大谷直子
8.脳・腸相関(消化管ホルモン)がつなぐ運動と食欲・ダイエット/吉川貴仁
9.腸脳皮膚相関の現状/山田秀和
〔連載〕
弁護医師の法律ケミカルピーリング/田邉 昇
第22回 ウェブでの悪口
企画編集/久保田潤一郎
<特集にあたって>
近年,PRPおよびPRP療法がメディアなどに取り上げられ,脚光を浴びている.火付け役となったのは美容分野におけるシワ,たるみ,ニキビ跡などへのPRP注射であった.いわゆるメソセラピーとしてPRPを皮内および皮下の浅層に注射する方法である.自己血液から作製されるPRPは安全性が高く,その注射法は効果があると認識している.最近は整形外科分野で爆発的にPRP療法が普及してきており,筋・腱・靭帯の損傷や変形性関節症に応用が試みられている.米国では手術療法の前の第一選択治療としてPRP療法が試みられているようである.
一方,PRP療法は2014年11月25日に施行された再生医療等安全性確保法の第3 種再生医療等の認可が必要(関節内注射等は第2種再生医療等の認可が必要)となり,特定細胞加工施設届と再生医療等提供計画を提出し,厚生労働省に受理される必要がある.
この度,PRP療法の現状を把握し,今後の展開について検討する機会を得たので,本件を企画編集することとした.
久保田潤一郎
(久保田潤一郎クリニック 院長)
<特集1 目次>
1.血小板,PRP(多血小板血漿)とは/久保田潤一郎
2.PRP療法の対象疾患とその効果/大城貴史,佐々木克己,大城俊夫
3.PRP注入による美肌効果,新規PRP作製キットとPRP治療の未来/松田秀則
4.育毛とPRP療法/杉野宏子
5.PRPの特別な使い方:林式PRPF法と未来/林 寛子
6.整形外科領域におけるPRP療法/小林洋平
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特集2●高齢者の美容医療
企画編集/植木理恵
<特集にあたって>
16年前に順天堂東京江東高齢者医療センターで勤務を始めたときに,髪が豊かな82歳の女性が最近抜け毛が増えたと受診されたり,老人斑を加齢現象と説明すると,ものすごく落胆する患者さんや,「まだ高齢者ではないけれど受診できますか」と70歳の女性に尋ねられたり,いったい何歳から高齢者で,加齢変化を受け入れられるのかと驚きました.最近は,多くの高齢者を診察した経験や,自分も高齢者に近づいてきていることから,いくつになってもそれなりに美しくいたいものだと理解できます.
日本人の総人口(推計1億2596万人)のうち,65歳以上の高齢者は3598万6千人(総人口比 約28.6%)で,総人口は前年に比べ減少していますが,65歳以上の人口は増加しています.また,女性では更年期となり体の変化を実感し,社会的にはアクティブに行動している50~64歳の人口は推計2338万人で,50歳以上が日本人の総人口の約47.1%を占めています.そして45~49歳が最も人口の多い年代となり,44歳以下は減少していきます.さらに令和元年に内閣府が作成した高齢社会白書によりますと,平均寿命は男性80.98歳,女性87.14歳,健康寿命は男性72.14歳,女性74.79歳と報告され,健康寿命も長くなっています.
これらの数字から,今後30年は自立して行動できる健康な高齢者が増加し,社会参加も継続していくと考えられます.そうなると,健康に長生きするとともに,若々しく,美しくいたいと考える人々が増加するでしょう.今後,世界に先駆けて高齢化社会を迎えている日本において,美しく,歳を重ねていくことの手助けの一端を皮膚科医は担うものと期待します.そこで,私が女性のびまん性脱毛症の診察において,「全身の健康維持が美しい皮膚・頭髪をつくる」というコンセプトを重要に考えていることから,高齢者の美容医療においても,高齢女性の体の変化の特徴を理解し,健康を保つ抗加齢の最新食事情報や,高齢者に生じやすい化粧品や染毛剤のトラブル,積極的な美容医療の1つであるレーザー治療の注意点をそれぞれの専門の先生方にご執筆をお願いいたしました.全身管理も考えた高齢者への美容医療の参考にしていただければ幸いです.
植木理恵
(順天堂大学医学部附属順天堂東京江東高齢者医療センター 皮膚科 教授)
<特集2 目次>
1.高齢者が化粧品や染毛剤を選ぶときに気をつけること/関東裕美
2.高齢者に対するレーザー・光治療の注意点/尾見徳弥
3.加齢による女性の頭髪の変化と,エイジングヘアのケア/長瀬 忍
4.更年期以降の女性のヘルスケア/小川真里子,髙松 潔
5.アンチエイジングと食品/山田秀和
〔連載〕
弁護医師の法律ケミカルピーリング/田邉 昇
第21回 安楽死・尊厳死
企画編集/加藤聖子
<特集にあたって>
このたび「クマ治療」というテーマでの特集を組ませていただいた.
「目の下のクマ」はその成因,分類,治療法においてじつに奥が深く興味深い分野である.三次元的に彫りが深くもともとが眼窩周囲に影の多い欧米人に比べ,平坦な顔立ちのアジア人にとって目の下に影があるのは目につく,非常に忌み嫌われる状態であり,目の下のクマの治療をしない日はないといってよいほどニーズの高い治療である.また同時にこの複雑で繊細な部位を完璧にスムースな表面に仕上げるためには美容外科医,美容皮膚科医に非常に高い技術が要求されるといえる.
本誌は基本的には皮膚科医を対象としたものであるが,あえて眼窩形成外科医,形成外科医など他分野の医師にも執筆を依頼した.というのはどこまでが皮膚科的治療で改善できるものか,外科的治療で何ができるのかを知識として知っておくことは必須と考えたためである.
また眼窩周囲は非常に複雑な構造から成り立っており,この解剖学的な知識なしには治療は成り立たない.下眼瞼の解剖についてはまだ統一見解のない部分もあるが,必要最低限の解剖学的知識はおさえておく必要があると考える.
「目の下のクマ」の治療法は大きく以下の4種に分類される.
1)皮膚科的治療(生活指導,内服〔漢方薬を含む〕,塗布薬など)
2)レーザー,IPL,HIFU などによる機器を用いた保存的治療
3)ヒアルロン酸などによる注入治療
4)外科的治療
上記いずれを選択するかは医者による診断だけでなく,患者からの要望との兼ね合いで決まる.外科的治療が必須と思われる症例でもこれを拒む例は多く,では1~3の治療法でどこまで改善できるのか,治療の限界を知って患者に伝えられるようにすることも必要である.
しかしながらレーザー機器の進化,皮膚科と外科の狭間ともいえる注入治療技術の進歩により,従来は手術でなければ治療できなかった例も低侵襲の治療によってかなり改善が期待できるようになった.結果として上記1~4の治療法による結果は以前よりオーバーラップしてきた印象がある.今後それぞれの分野がさらに発展を遂げると,このオーバーラップはますます大きくなるものと期待される.
目の下のクマについては,分類法もさることながら,解剖に関する解釈も執筆された医師によりさまざまであることがこの特集からおわかりいただけると思う.統一見解がないというのもこの部分の大きな特徴であると同時に,まだまだ発展途上の分野である印象がある.
この号に紹介する治療法は現行での最新であることには間違いないと確信しているが,数年後にはまた違った治療法が提唱されていることも十分考えられる.これを治療法の進化と考え楽しみに待つこの頃である.
加藤聖子
(麻布ビューティクリニック)
<目次>
〔特集〕
1.皮膚科医の観点からみたクマの治療/堀内祐紀
2.皮膚科医の観点からみたクマの分類と治療~生活上の注意点などについて~/曽山聖子
3.フォトフェイシャルを用いたクマの治療/宗雪正美
4.機器を用いたクマの治療/黄 聖琥
5.クマの治療に必要な解剖の知識/鹿嶋友敬
6.ハムラ法+α・経結膜下脱脂術・P-PRP~私が行うクマの治療~/前多一彦
7.ヒアルロン酸注入によるクマの治療/井上詠子
8.目の下エリアのベビーコラーゲンブースター治療/入谷英里
9.注入によるクマの治療/加藤聖子
〔連載〕
弁護医師の法律ケミカルピーリング/田邉 昇
第20回 診療中のセクハラ・わいせつ行為と言われないために
美容皮膚医学 BEAUTYを買った人はこんな雑誌も買っています!
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医学書院
訪問看護と介護
2021年01月15日発売
目次:
■特集 倫理的感受性を高める ACPにも必要な「価値観を揺さぶられる」感性■
Case① その課題は「本当の課題」なのか?
自宅で看取りができると思い込んでいた事例から(濵本千春)
Case② サインに気付ける「ゆとり」が必要
些細な「モヤモヤ」事例から(倉持雅代)
Case③ 「あんたもそう思うんか」
頷くことしかできなかった事例から(森本清美)
Case④ 隣人の恐怖、母親の負担
周囲の限界を超えた事例から(宮子あずさ)
[物語]もやもやちゃん
新型コロナによる“面会制限”が私たちに問うもの(新城拓也)
漫画『家でのこと』から引き出される倫理観
訪問看護初学者への「教材」として使ってみました(清水奈穂美)
地域の多職種で倫理検討会をしています
「モヤモヤ」を語り合えるチームの強さ(田中美樹/清水奈穂美)
アンコンシャスバイアスとは何か
思い込みを脱し、柔軟性を高める(北村英哉)
□特別記事
ウィズコロナ時代の訪問看護【後編】
期待される役割と、地域包括BCPの必要性(山岸暁美)
□レポート こちら現場からお届けします!・10
「言葉」がケアとナレッジになる(坂口博紀)
●訪問看護師のための判断力トレーニング・1
訪問看護師に必要な「判断力」とは(清水奈穂美)
●在宅ケア もっとやさしく、もっと自由に!・136
CCRCってなに?
秋田版CCRCの一角に暮らしの保健室(秋山正子)
●「みんなの認知症見立て塾」出張講義 認知症「見立て」の知「対応」の技・10
認知症の病型分類 ②(内田直樹)
医療と福祉の新時代を築くニューマガジン
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照林社
エキスパートナース
2020年12月19日発売
目次:
[特集]
◆ナースのギモンに答えます
新型コロナウイルス感染症(COVID-19) 最新版
・終わりが見えないと感じているあなたへ
・COVID-19の状況
・感染経路
・COVID-19と他の感染症
・経過
・検査
・治療・ケア
・感染予防・管理
[特集]
◆おさえておくべき
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
合併症の見るべきポイント
・Part1 新型コロナウイルスの合併症として
挙げられる疾患の病態と観察のポイント
①肺血栓塞栓症(PTE)・深部静脈血栓症(DVT)
②脳梗塞
③呼吸不全(慢性呼吸不全)
④嗅覚障害・味覚障害
⑤川崎病
⑥心筋梗塞
⑦心筋炎・心筋症
・Part2 COVID-19患者の退院支援から在宅での感染予防
①退院支援(調整)に必要なこと
②家族教育
③退院後の体調管理
[特集]
◆簡単! 楽しい! 便利!
やってみよう! リモート会議
[これからのナースに必要な力を伸ばす連載]
<基礎医学>
◆やりなおしの病理学
中心にあるもの① 細胞のしくみとはたらき
<アセスメント>
◆日々のアセスメントとケアが一歩深くなる
患者のみかたと看護のしかた
「帰りたい」と廊下を徘徊する認知症の患者さん
<チーム医療>
◆みんなでやるには何が必要なのか、
とことん考えてみました
事例で検討④
病棟から施設に移る場面の多職種連携
<患者・家族対応>
◆患者と家族にじょうずに向き合うための方法
今さら聞けない
看護師に必要な「ビジネス・マナー」
[NEWS]
◆エキナスクリップ
[連載]
◆白衣最前線
◆ナースのための医療・看護 最新TOPIC
新しいめまいの分類「持続性知覚性姿勢誘発めまい」ってどんなめまい?
◆看護師のはたらきかた座談会
救急看護師
◆考えるナース
◆みんなのVOICE
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【特集】
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【在宅特集】
新型コロナウイルス、インフルエンザ、ノロウイルス…押さえておきたい 感染症対策
【現場レポート】
新型コロナウイルス ウィズコロナの難しさ
【連載】
・現場の疑問をすっきり整理 介護保険・社会保障制度情報:田中 元
・注目ニュース PICK UP:田中 元
・TOPICS
・押さえておきたい「痛み」の医学知識:小林徳行
・認知症ケアに活かす 応用行動分析学:小野寺敦志
・人と認知症との向き逢い方:宮崎直人
・場面別に見る 介護技術のチェックポイント:山�ア隆博
・利用者を快適にする 排便ケアのプロになろう:榊原千秋
・コミュニケーション・ケアのレッスン 「演技スキル」でケアが変わる!:高室成幸
・利用者の「見えにくさ」への支援とケア:吉野由美子
・施設長・管理者のための 人が集まる職場のつくり方:糠谷和弘
【巻末カラー】
・おはようクローズアップ 鎌田實と語る介護の“魅力”特別編
・エガオノジカン
・介護イノベーション・レポート
・Life is......:葉 祥明
【その他のコンテンツ】
・頻出ポイントがわかる! 介護福祉士国家試験合格講座:青木宏心
・おはようクラブ
・パズルの広場
・インフォメーション
・注目!商品紹介
・ブックレビュー
「介護」って大変! そんな、あなたの悩みに答えます!今、介護の現場で求められている情報や知識・技術を、わかりやすく、実務に役立つよう具体的に紹介
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2020/11/27
発売号 -
2020/10/27
発売号 -
2020/09/26
発売号 -
2020/09/16
発売号 -
2020/08/27
発売号 -
2020/07/27
発売号
医学書院
保健師ジャーナル
2021年01月10日発売
目次:
■特集 差別と偏見と公衆衛生■
差別や偏見はなぜ起こるのか?(北村英哉)
感染症との共生を考える――エイズにおける偏見・差別と“Living Together”による啓発から(市川誠一)
福島第一原子力発電所事故被災者に対する差別――放射線被害への差別と被害矮小化の狭間で(崔 炯仁)
複合災害による差別・偏見がある中での保健師活動(伏見香代)
「津久井やまゆり園」入所者殺傷事件に見る,障害者差別・偏見を生み出す背景(松本俊彦)
ハンセン病差別と保健師活動(木村哲也)
□創刊70周年記念座談会
保健師の歩みを支える力――これまでとこれから(大木幸子,平野かよ子,澁谷いづみ)
□活動報告
地域住民・自治体・大学の連携による地域貢献活動
「東京大学ふみのみやこ倶楽部」
(藤﨑万裕,本田千可子,加藤たか子,中山みずほ,三島直子,次郎丸奈美,大谷温子,篠原真純,角川由香,寺本千恵,岩崎りほ,成瀬 昂,山本則子)
●行動変容を導く ナッジの利いた保健活動・1
なぜ,今ナッジなのか?(髙橋勇太,村山洋史,竹林正樹)
●時代が求める!保健師記録の仕組みづくり 記録を生かした人材育成と情報開示の捉え方・1
保健師記録のシステムを活かした人材育成――データヘルス時代を迎えて(栁澤尚代,清水洋子,菅原京子,吉本照子)
●あるある事例で考える 保健師のための倫理 知れば広がる個人情報利活用と学会発表・1
健診データを使って学会発表することはできる?(鳩野洋子,岡 順子,緒方文子,後藤智江,嶋津多恵子,住徳松子,松尾和枝,藤野善久)
●保健活動の現場を変えるEBPH エビデンスの探し方と活用の仕方・1
「EBPH」とその特徴
連載のはじめに(小林真朝)
●ポジティブな地域づくりを考える ポジティブ心理学×公共哲学から見る公衆衛生活動・10
人生の意味と実存(島井哲志,小林正弥)
保健師のための専門誌『保健師ジャーナル』
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2020/12/10
発売号 -
2020/11/10
発売号 -
2020/10/10
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2020/09/10
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2020/08/10
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2020/07/10
発売号
中央法規出版
ケアマネジャー
2020年12月26日発売
目次:
【特集】
苦情・ハラスメント・情報漏洩・虐待……弁護士が教える利用者・事業者とのトラブル 対応・予防のポイント
ケアマネジャーが現場で遭遇する利用者・家族、サービス事業所等とのさまざまなトラブル。その対応と予防策について、介護・福祉分野を専門とする弁護士外岡潤氏が明快に解説します。
<相談援助技術を究める>
■プロフェッショナルに求められる心構えとスキル 渡部律子
<特別企画>
■新人ケアマネ必読 今求められるケアマネジメントの視点 足立里江
<最新ニュース&制度>
■最新ニュース 深掘り解説 田中元
■よくわかる! 社会保障制度 やさしい解説と活用ポイント 福島敏之
<基本スキルをBrush Up>
■利用者ニーズを正確にとらえるアセスメントの7領域 中野穣
■ケアプラン点検者が教える ケアプラン作成のポイント 阿部充宏
■記録のエースを狙え! 実践編 八木亜紀子
<医療知識を押さえよう>
■現場で役立つ! 高齢者に多い疾患の基礎知識 鶴岡浩樹
■イラストでわかる やさしいがんの医学知識 小倉加奈子
■専門医が教える 認知症の“非”医学的理解 大塚智丈
<さらに究める!実践力>
■これならできる! 毎日の実践で活かすACP 片山陽子
■精神疾患×支援困難ケースへのあす活スキル 小瀬古伸幸
<デキる管理者・主任ケアマネを目指す>
■管理者のための押さえておきたい事業所運営のツボ 後藤佳苗
■管理者・ベテランのための新人ケアマネ育成術 杉田まどか
・紡ぐ物語 ケアマネジャーにできること 佐賀由彦
・新刊紹介
・information
・ケアカフェ
・Back Number
・次号予告
<巻末カラー>
・特別企画 超速報!何がどう変わる!? 2021年度 介護保険・介護報酬改正のポイント
・忘れられない一言
・注目! 製品・サービスレポート
・きょう何食べる? 相川あんな
超高齢社会を目前に控え、激動する保健・医療・福祉の世界で、ケアマネジャーのプロフェッショナルを目指す方へ!ケアマネの“いま”がわかる月刊誌
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2020/11/27
発売号 -
2020/10/27
発売号 -
2020/09/26
発売号 -
2020/08/27
発売号 -
2020/07/27
発売号 -
2020/06/27
発売号
Bricolage(ブリコラージュ)
2021年01月15日発売
目次:
Bricolage_270_CONTENTS
●特集 あおいけあ参上!!
「あおいけあ」って こんなところ.........6
漫画から読み解くあおいけあ流介護を知るための3つのヒント.........8
加藤忠相さんインタビュー
僕は戦術家ではなく、戦略家です.........10
インタビュー
あおいけあに集う人々.........16
椎名萌さん/片倉希輔さん/齊藤里菜さん/安藤千智さん/雪室まり子さん/山口りょうさん
あおいけあ流・未来の地域づくり「ノビシロハウス」.........19
特集に寄せて.........20
三好春樹
●新・地下水脈
「健康」から生活と人生を守る
~もっと自由に~ 三好春樹.........2
●介護一行詩........21
●肩越しから見る世界20
「本当の私」とイメージ 磯野真穂........24
●今日から使えるリハビリ介護9
これって虐待? 松本健史........26
●アロマDE介護2 藤田るみ........28
●介護へひらめく・おじさんたちの本棚 71
死んだらどうなるのか–死生観と自然観– 奥田俊夫........30
●野田明宏が覗いた いしいさん家7 野田明宏........32
●自著を語る
いしいさん家の写真集ができた! 野田明宏........36
介護事故とトラブルの処方箋 山田 滋........37
●モノづくりのヒント43 イラスト:市川リンタロウ
原理から考えてみる 光野有次........38
●行ってきました! やってみました!
中村知己........39
●ヘルパーの乱 裁判傍聴記4
宮下今日子........40
●サル目ヒト科ヒト属ヒトの老人
特別養護老人ホーム施設長の業務日誌9
つまらない、うらみ サヨナラ・ホモサピエンス........43
●セミナー・イベント情報(2月~3月)........44
●新 髙口光子の元気が出る介護塾2021年度........46
●ブリコの図書館........47
●クレジットカード決済のご案内........48
元気が出る介護現場の情報交流誌
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2020/11/15
発売号 -
2020/09/15
発売号 -
2020/07/15
発売号 -
2020/05/15
発売号 -
2020/03/15
発売号 -
2020/01/15
発売号
日経BP
日々発生する医薬品の最新情報をお届け。また調剤や服薬指導に関する実践情報から、薬局のマネジメントに関する情報までをカバーしています。
医学書院
精神看護
2021年01月15日発売
目次:
■特集 「生活保護」の本丸に迫る■
生活保護を利用している方たちに直接話を聞いて見えてきたもの(谷山 牧)
政治的に受けいれられる方法としてベーシック・サービスを提案する(井手英策)
底辺(ボトム)ではなく、基底(ベース)として考える生活保護(向谷地宣明)
パチンコとブロンと生活保護(匿名)
ザラザラした現実を生きる(山田嘉則)
生活保護受給者への保健師による健康管理支援の実際(藤田恭子)
生活保護受給者への健康管理支援事業の経過と事業内容(浅沼奈美)
米国のTANF! この考え方と仕組みが、日本の就労支援の参考になる(谷山 牧)
●もっと聞かせて皆さんの声
今回のテーマ:「私が大事にしている看護観」(山本侑里、追田葉月、河合正樹、菊 力弥、三浦貴裕、富岡健二、田代匡純、玉乃井雅浩、金 裕美、谷川寛郎)
●話題
「暦」を使った人材活用術(佐崎航大)
●間の間…16
言葉の味(伊藤亜紗)
●木田っちの、こんな所に行ってみたっち。…4
路上生活を送る人から見た生活保護(木田塔子)
●たくさんの人の声、Twitterで集めました!…2
「ここが変だよ精神科。私が目撃&体験した不思議ルール」(マツコ、TOKIYAPI、田端恭兵、眞榮和紘)
●渡邊恭佑の、「なんでもつないじゃいます」コーナー…6
芸術と動物は、私のメンタルを支え、感性を磨いてくれる存在(飯塚良子)
●「ゼロ」からはじめるオープンダイアローグ…3
ジャック・ラカンの精神分析(斎藤 環)
●トラウマインフォームドな精神保健医療福祉のパラダイムシフト…3
ただ「居る」ことを保障しよう(熊倉陽介)
●患者さんと社会との接点を整えるシンデレラ・メイク講座…2
チークに注目(新田マリア)
●当事者研究のスキルバンク…21
本日の研究者:めっちさん 本日のスキル:べてるの三密実践法(べてるの家)
臨床・地域・教育・制度が見える雑誌
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2020/11/15
発売号 -
2020/09/15
発売号 -
2020/07/15
発売号 -
2020/05/15
発売号 -
2020/03/15
発売号 -
2020/01/15
発売号
医学書院
理学療法ジャーナル
2021年01月15日発売
目次:
■特集 高齢者の膝関節の痛み■
高齢者の膝関節痛の疫学(田中 亮)
高齢者の膝関節痛の原因(中宿伸哉)
姿勢と膝関節痛(森 健太郎,他)
高齢者の慢性疼痛の特徴(西上智彦,他)
高齢者の膝関節痛と変形性膝関節症(井野拓実,他)
高齢者の膝関節痛と半月板損傷(木村佳記,他)
高齢者の膝関節痛と膝蓋大腿関節(野尻圭悟)
高齢者の膝関節痛と膝周囲軟部組織(赤羽根良和)
□Close-up 非侵襲的脳刺激 NIBS
TMS 経頭蓋磁気刺激(久保 仁,他)
tDCS 経頭蓋直流電気刺激(山口智史,他)
GVS 電気前庭刺激(松木明好)
●とびら
ご縁に導かれて(平元奈津子)
●目で見てわかる 今日から生かせる感染対策⑥
院内感染の原因となる微生物(森本ゆふ,他)
●再考します 臨床の素朴な疑問①
服の上から聴診してはダメ? 血圧を測定してはダメ?(森 雄司)
●診療参加型臨床実習①
なぜ,診療参加型臨床実習が切望されるのか?(内山 靖)
●国試から読み解く⑬
下腿三頭筋の筋活動を機能から理解しよう(福井 勉)
●臨床実習サブノート 運動器疾患の術後評価のポイント――これだけは押さえておこう!⑩
橈骨遠位端骨折(萬谷尚大)
●私のターニングポイント
人間万事塞翁が馬(長谷川正哉)
●報告
歩行における下腿三頭筋の筋電図積分値とwavelet周波数パワーの差異(妹尾祐太,他)
●報告
脊柱後彎高齢者における腸腰筋トレーニングが脊柱後彎ならびに身体機能・能力に及ぼす効果(佐藤佑樹,他)
●卒業論文のひろば
ダブルケアの支援につなげるための意識調査――食事介助に着目した検討(山田 彩,他)
●文献抄録(田村暁大・竹内真太・吉里雄伸・山本良平)
理学療法士を対象とした専門誌
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2020/12/15
発売号 -
2020/11/15
発売号 -
2020/10/15
発売号 -
2020/09/15
発売号 -
2020/08/15
発売号 -
2020/07/15
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