小誌は,リーガル・マインド養成という,法学教育の目的に資する雑誌として1980年9月に創刊いたしました。この間,法曹養成制度改革により法科大学院創設され,法律学習にも変化がみられますが,法学部生を対象読者とし,基本7法を中心に学習法律雑誌としての使命を果たして参ります。
目次
【巻頭言】 移送●垣内秀介
【法学のアントレ】 〔第111回〕 キャンパスの効用●谷井悟司
◆特集1 民法の争点Ⅰ 総則・物権・親族 目次・はしがき●米村滋人
◆特集1 民法の争点Ⅰ 総則・物権・親族 Ⅰ 意思表示・合意の瑕疵に関する基礎的理解●池田悠太
◆特集1 民法の争点Ⅰ 総則・物権・親族 Ⅱ 代理の基本構成と代理人の義務●田岡絵理子
◆特集1 民法の争点Ⅰ 総則・物権・親族 Ⅲ 不動産所有権の二重譲渡の法的構成●白石 大
◆特集1 民法の争点Ⅰ 総則・物権・親族 Ⅳ 所有権制度と有体物の性質――著作物に関する著作権の規律と比較して●善塔章夫
◆特集1 民法の争点Ⅰ 総則・物権・親族 Ⅴ 担保法の基本構造と企業価値担保権●和田勝行
◆特集1 民法の争点Ⅰ 総則・物権・親族 Ⅵ 動産・債権担保の法的構成●杉本和士
◆特集1 民法の争点Ⅰ 総則・物権・親族 Ⅶ 婚姻の基礎的理解と同性婚●羽生香織
◆特集1 民法の争点Ⅰ 総則・物権・親族 Ⅷ 親子関係と親権の意義●山口亮子
「法学教室」における判例集・法令名等の略語
◆特集2 有斐閣法律講演会2025 法学テキストのイノベーション――ストゥディア民法の目指したところ 目次
◆特集2 有斐閣法律講演会2025 法学テキストのイノベーション――ストゥディア民法の目指したところ 〔基調講演〕民法教育のこれまでとこれから●山本敬三
◆特集2 有斐閣法律講演会2025 法学テキストのイノベーション――ストゥディア民法の目指したところ セッション1〔対談〕●山城一真/幡野弘樹/坂口 甲(司会)
◆特集2 有斐閣法律講演会2025 法学テキストのイノベーション――ストゥディア民法の目指したところ セッション2〔対談〕●水津太郎/藤澤治奈/山本周平(司会)
◆特集2 有斐閣法律講演会2025 法学テキストのイノベーション――ストゥディア民法の目指したところ セッション3〔鼎談〕●下村信江/大澤 彩/中原太郎/坂口 甲(司会)
◆講座 もう一度向き合う,人権論のキーワード〔第3回〕 合理的配慮●平地秀哉
◆講座 最新判例に学ぶ行政法解釈〔第15回〕 助成金不交付決定の違法性――映画「宮本から君へ」事件(最判令和5・11・17民集77巻8号2070頁)●服部麻理子
◆講座 日本相続法を考える〔第3回〕 相続開始と相続回復請求権●水野紀子
◆講座 もっと深めてみよう,会社法の機能と役割。〔第3回〕 利益相反警告装置としての株主平等原則●増田友樹
◆講座 のびのび民事訴訟法〔第3回〕 → ●内海博俊
◆講座 刑法総論の秘密、刑法各論の秘訣。〔第15回〕 判例変更2題――性的意図の要否と横領後の横領●和田俊憲
【演習】 憲法●上田健介
【演習】 行政法●小澤久仁男
【演習】 民法●建部 雅
【演習】 商法●河村尚志
【演習】 民事訴訟法●福本知行
【演習】 刑法●渡邊卓也
【演習】 刑事訴訟法●堀田周吾
【演習】 知的財産法●髙野慧太
【判例セレクトMonthly】 掲載判例目次
【判例セレクトMonthly】 憲法 旧警備業法違憲国賠訴訟(最大判令和8・2・18)●松本哲治
【判例セレクトMonthly】 行政法 被保佐人欠格条項最高裁大法廷判決(立法と国家賠償)(最大判令和8・2・18)●大橋真由美
【判例セレクトMonthly】 民法 弁護士の預り金と信託の成立(最判令和8・1・20)●古谷貴之
【判例セレクトMonthly】 商法 代表取締役退職慰労金支給決議および取締役の報酬減額決議における決議取消事由(札幌高判令和7・12・19)●小柿徳武
【判例セレクトMonthly】 民訴法 抗告許可申立書を不当な目的をもって最高裁判所に提出した場合の取扱い(最決令和8・1・28)●池田 愛
【判例セレクトMonthly】 刑法 犯罪収益等取得事実仮装罪の成否(福岡高那覇支判令和6・11・26)●東條明徳
【判例セレクトMonthly】 刑訴法 住居不詳の被告人に対する控訴趣意書差出最終日通知書などの送達(最決令和8・1・14)●岩下雅充
Book Information 藤田宙靖『法律学者は何を論じるべきか』
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奥付
小誌は,リーガル・マインド養成という,法学教育の目的に資する雑誌として1980年9月に創刊いたしました。この間,法曹養成制度改革により法科大学院創設され,法律学習にも変化がみられますが,法学部生を対象読者とし,基本7法を中心に学習法律雑誌としての使命を果たして参ります。
目次
【巻頭言】 災害の記憶と伝承●米村滋人
【法学のアントレ】 〔第110回〕 「ランド・グラント大学」の本懐●西山千絵
◆特集 憲法の争点Ⅰ 人権 目次・はしがき●小島慎司
◆特集 憲法の争点Ⅰ 人権 Ⅰ 生命・身体の自由●稲葉実香
◆特集 憲法の争点Ⅰ 人権 Ⅱ 平等と合理的区別●白水 隆
◆特集 憲法の争点Ⅰ 人権 Ⅲ 政教分離●森口千弘
◆特集 憲法の争点Ⅰ 人権 Ⅳ 表現の事前抑制と検閲●阿部和文
◆特集 憲法の争点Ⅰ 人権 Ⅴ 表現の内容規制と内容中立規制●西土彰一郎
◆特集 憲法の争点Ⅰ 人権 Ⅵ 職業選択の自由●伊藤 健
◆特集 憲法の争点Ⅰ 人権 Ⅶ 労働権・労働基本権●佐々木くみ
【時の問題】 PFASをめぐる法的問題●梅村 悠
【判例クローズアップ】 人身傷害保険契約の死亡保険金の帰属(最判令和7・10・30)●原 弘明
◆講座 もう一度向き合う,人権論のキーワード〔第2回〕 情報プライバシー権●平地秀哉
◆講座 最新判例に学ぶ行政法解釈〔第14回〕 規制権限不行使と国家賠償――最判令和3・5・17民集75巻5号1359頁,最判令和4・6・17民集76巻5号955頁●戸部真澄
◆講座 日本相続法を考える〔第2回〕 相続制度の根拠と多様性●水野紀子
◆講座 もっと深めてみよう,会社法の機能と役割。〔第2回〕 株主利益の最大化,そしてESG。●宮崎裕介
◆講座 のびのび民事訴訟法〔第2回〕 円環的構造●内海博俊
◆講座 刑法総論の秘密、刑法各論の秘訣。〔第14回〕 書かれざる構成要件要素●和田俊憲
【演習】 憲法●上田健介
【演習】 行政法●小澤久仁男
【演習】 民法●建部 雅
【演習】 商法●河村尚志
【演習】 民事訴訟法●福本知行
【演習】 刑法●渡邊卓也
【演習】 刑事訴訟法●堀田周吾
【演習】 知的財産法●平澤卓人
【判例セレクトMonthly】 掲載判例目次
【判例セレクトMonthly】 憲法 立候補年齢引き下げ訴訟(東京地判令和7・10・24)●西村裕一
【判例セレクトMonthly】 行政法 山門一体型建物の敷地と固定資産税(最判令和8・1・26)●原田大樹
【判例セレクトMonthly】 民法 民法717条1項本文の「占有者」(最判令和8・1・22)●小笠原奈菜
【判例セレクトMonthly】 民訴法 訴状が最高裁判所に提出された訴えが,訴訟上の信義則に反するとして却下された事例(最決令和8・1・28)●工藤敏隆
【判例セレクトMonthly】 刑法 正当防衛と共同正犯(那覇地判令和7・3・18)●松原芳博
【判例セレクトMonthly】 刑訴法 勾留の必要性が否定された事例(最決令和7・11・27)●亀井源太郎
Book Information 田中 亘 編著, 飯田 高=石川博康=稻谷龍彦=加毛 明=巽 智彦=得津 晶=西内康人=林 知更=藤谷武史=矢作 健 著『法学の方法』
Book Information 皆川宏之=木南直之=岩永昌晃=島田裕子=植村 新=稲谷信行『労働法の時間』
「法学教室」における判例集・法令名等の略語
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奥付
ご入学・ご進級おめでとうございます!
2026年度の法学教室は,「新概念に挑む法学入門」から始めます。急速に進むデジタル・IT技術の進化や産業構造の変化等により,立法当初はおよそ想定しえなかった問題があらゆる分野で起こっているいま,それらの問題群に法あるいは法学はどのように向き合っているでしょうか。基本七法分野より,各法分野が挑む「新概念」との相克を描き出していただきました。各法のもつ役割や特徴なども感じていただけるのではないかと思います。この春からの新しい学びに繋げていただけると嬉しいです。
講座連載では,憲法・民法・会社法・民事訴訟法の新連載が始まりました。演習もご執筆陣が総交替となり,今年度の8法目は知的財産法の演習を展開していただきます。わくわく・のびのびとした学びを助ける連載が揃いました。
教室での学習から一歩踏み出し,より広く深い思考の世界へ――今年度も,たくさんの学問の扉を開き,学びのチャンネルをつくれるよう,編集室も頑張ります。
ようこそ,法学教室へ。
◆特集 新概念に挑む法学入門
6 Ⅰ 憲法による現代的捜査の統制…小西葉子
12 Ⅱ ライドシェアの行政法…髙田実宗
18 Ⅲ プラットフォーム事業者の民事責任…小峯庸平
23 Ⅳ サイバーセキュリティとガバナンス…松尾剛行
29 Ⅴ フェイクと民事訴訟…町村泰貴
34 Ⅵ 「闇バイト」に挑む刑法入門…川崎友巳
39 Ⅶ デジタル時代に対応する刑事訴訟法…山田峻悠
◆【巻頭言】
1 研究員の不正とガバナンスについて…松井智予
◆【法学のアントレ】〔第109回〕
2 キャンパスは交通無法地帯か?…津田智成
◆講座
もう一度向き合う、人権論のキーワード〔第1回・新連載〕
45 新連載にあたって…平地秀哉
46 思想の自由市場…平地秀哉
日本相続法を考える〔第1回・新連載〕
52 新連載にあたって…水野紀子
53 日本相続法の成立と特徴…水野紀子
もっと深めてみよう、会社法の機能と役割。〔第1回・新連載〕
59 新連載にあたって…増田友樹/南 健悟/宮崎裕介/湯原心一
60 法人格と財産分離…湯原心一
のびのび民事訴訟法〔第1回・新連載〕
66 新連載にあたって…内海博俊
67 「民訴は眠素」,さようなら?…内海博俊
最新判例に学ぶ行政法解釈〔第13回〕
73 行政上の不服申立てと辺野古訴訟――最判令和2・3・26民集74巻3号471頁ほか…大江裕幸
刑法総論の秘密、刑法各論の秘訣。〔第13回〕
84 「やむを得ずにした行為」…和田俊憲
◆【演習】
92 ご執筆者から…上田健介/小澤久仁男/建部 雅/河村尚志/福本知行/渡邊卓也/堀田周吾/髙野慧太/平澤卓人
94 憲法…上田健介
96 行政法…小澤久仁男
98 民法…建部 雅
100 商法…河村尚志
102 民事訴訟法…福本知行
104 刑法…渡邊卓也
106 刑事訴訟法…堀田周吾
108 知的財産法…髙野慧太
◆【判例セレクトMonthly】
110 掲載判例目次
111 〔行政法〕迷惑防止条例と条例制定権の限界(最決令和7・12・23)…田中良弘
112 〔民法〕LPガス消費設備の付合(最判令和7・12・23)…鳥山泰志
113 〔民法〕LPガス供給契約と消費者契約法9条(最判令和7・12・23)…鳥山泰志
114 〔商法〕二段階買収におけるスクイーズアウトの不実施(東京高判令和7・7・16)…中東正文
115 〔民訴法〕弁護士法の規律と弁護士による訴訟行為の効力との関係(最決令和7・12・18)…伊東俊明
116 〔刑法〕名誉毀損罪・侮辱罪の成立が否定された事例(山口地判令和7・4・24)…小池信太郎
117 〔刑訴法〕特信文書としての診療録による事実認定(最決令和7・12・10)…緑 大輔
◆【Report】
118 〔早慶合同ゼミナール〕複合契約の解除と債権回収をめぐる諸問題――トランプ関税で頓挫したシステム開発の顛末は!?…吉永一行/田髙寛貴/白石 大
◆Book Information
127 植木俊哉=中谷和弘編集代表『国際条約集 2026年版』
法学教室は,2022年2月に開始されたロシアによるウクライナ侵攻を契機に,2023年2月号において「戦争と法学」という特集を組みました。それから3年――世界の戦火は消えることなく,その後に続いたガザ紛争やイラン核施設攻撃など,むしろ火の手は拡がり続けています。この世界において,法は無力なのでしょうか。2025年度最終号では,戦争と平和の相克を考えます。世界の秩序をコントロールしようと試みる国際法の役割と,各紛争を法的に位置づける視座を読み取っていただけると幸いです。そして何より大事なことは,それを手掛かりに,私たちに何ができるのか,世界はどうあるべきかを考え続けていくことだと思います。願わくは,二度と「戦争」を特集する必要のない世界を。
「時の問題」では,世界経済に深刻な影響を及ぼしているトランプ関税について,国際法の視点から解説をしていただきました。ぜひ特集とあわせてお読みください。
今号をもちまして,4つの講座連載が最終回を迎えました。次号からはまた4つの新連載が始まり,演習欄のご執筆陣も交代となります。
出会いと別れが交錯する3月。旅立ちの日を迎える方も多いと思います。訪れる春が,あたたかく晴れやかなものでありますように。
◆特集 平和と法学
4 はしがき…森 肇志
6 Ⅰ 戦争をどう法的に制御するか?…西 平等
11 Ⅱ イラン核施設攻撃における武力行使の法的評価…田中佐代子
17 Ⅲ ウクライナ紛争における民間軍事会社と国際人道法――地位と責任の問題を中心として…川岸 伸
22 Ⅳ 露ウ戦争・ガザ紛争と国際司法裁判所(ICJ)…李 禎之
27 Ⅴ 露ウ戦争・ガザ紛争と国際刑事裁判所(ICC)…竹村仁美
32 Ⅵ 和平条約と強制による条約の無効…若狭彰室
38 Ⅶ ウクライナ支援と日本の法制――平和主義と防衛装備移転・「安全の保証」…山中倫太郎
◆【巻頭言】
1 賭博罪の限界…橋爪 隆
◆【法学のアントレ】〔第108回〕
2 扉は常に開かれている…石原佳代子
◆【時の問題】
44 動的紛争論からみるトランプ関税…平見健太
◆講座
憲法の基本原理から見る統治〔第23回・最終回〕
50 裁判所と司法権の独立(2)…高田 篤
最新判例に学ぶ行政法解釈〔第12回〕
62 公法上の当事者訴訟――最大判令和4・5・25民集76巻4号711頁…服部麻理子
法と経済学から見た民法判例〔第12回・最終回〕
70 団体への拘束――最判平成11・2・23民集53巻2号193頁(百選Ⅰ・16事件)…西内康人
ちょっとだけ寄り道,会社法〔第12回・最終回〕
78 「企業買収における行動指針」はなにを定めているか…小宮靖毅
民事執行・保全法の考え方〔第12回・最終回〕
84 第三債務者の供託と配当等,動産引渡請求権に対する債権執行…青木 哲
刑法総論の秘密、刑法各論の秘訣。〔第12回〕
92 運賃の免脱と2項詐欺の交付行為…和田俊憲
◆【演習】
98 憲法…大林啓吾
100 行政法…齋藤健一郎
102 民法…藤澤治奈
104 商法…森 まどか
106 民事訴訟法…村上正子
108 刑法…松尾誠紀
110 刑事訴訟法…宮木康博
112 労働法…天野晋介
◆【判例セレクトMonthly】
114 掲載判例目次
115 〔憲法〕重国籍と国籍法11条1項(大阪地判令和7・9・30)…西村枝美
116 〔行政法〕医師国家試験予備試験受験資格認定処分の職権取消しの差止訴訟(東京地判令和7・2・4)…興津征雄
117 〔民訴法〕法人である政党等の解散していない場合における破産能力(最決令和7・10・20)…池田 愛
118 〔刑法〕刑法130条にいう「建造物」の要件としての「土地に定着し」の意義(最決令和7・10・21)…齊藤彰子
119 〔刑訴法〕刑訴法430条の準抗告の判断資料(最決令和7・11・10)…池亀尚之
◆【Report】
120 第24回インターカレッジ・ネゴシエーション・コンペティション…森下哲朗
◆Book Information
124 松井秀征=齊藤真紀=松井智予=後藤 元『商取引法』
今月号の特集は医事法入門。誰もが人生において必ず一度は関わりをもつ医療の世界は,身近でありつつも,それ自体非常に高度に発達した専門領域です。そこにアプローチをし,規制と協働をこころみる医事法は,関係する法分野が多岐にわたり,また,個別の法令を持たないことが多いなど,法律学の中では特殊な分野でもあります。その一端に触れただけでも感じる,膨大な専門的知識の必要性と,究極的には「ひとのいのち」に触れる悩ましさや難しさに圧倒されるかもしれません。しかし,どこか哲学的な問いをも内包しながら体系の構築が目指されているその学問的思索には,抗いがたい魅力があるように感じます。特集扉と第1論文において,医事法の基礎および特徴を概観していただけます。ぜひご一読ください。
「時の問題」ではインフラ老朽化問題を契機とし,アナログ規制の見直しとその限界を論じていただきました。これからの行政のあり方を考える一助としていただければ幸いです。
厳しい寒さが続きますが,梅の花が咲き始めて,陽も少しだけのびたように感じます。すべてのひとに,桜満開のあたたかな春が,ひとしく訪れますように。
◆特集 医事法入門
4 はしがき…米村滋人
6 Ⅰ 医事法の基本的な意義と機能…米村滋人
11 Ⅱ 医療事故と医療安全…山口斉昭
17 Ⅲ 終末期医療――自己決定の尊重と生命の保護…小谷昌子
21 Ⅳ 臓器移植医療をめぐる法的問題…神馬幸一
26 Ⅴ 医療のデジタル化と医療AI…松尾剛行
32 Ⅵ 再生医療・ゲノム医療――先端的な医療と法…一家綱邦
◆【巻頭言】
1 「多数派」の消滅…小島慎司
◆【法学のアントレ】〔第107回〕
2 「恩師的存在」のススメ…橋場典子
◆【時の問題】
39 アナログ規制の見直し――インフラ老朽化問題を機縁として…土井 翼
◆講座
憲法の基本原理から見る統治〔第22回〕
45 裁判所と司法権の独立(1)…高田 篤
最新判例に学ぶ行政法解釈〔第11回〕
54 国家賠償法上の違法性,法令解釈と過失――最判令和5・10・26判時2589号5頁…戸部真澄
法と経済学から見た民法判例〔第11回〕
63 担保価値維持義務とこの周辺――最大判平成11・11・24民集53巻8号1899頁(百選Ⅰ・86事件判決中・解説中),最判平成17・3・10民集59巻2号356頁(百選Ⅰ・86事件)…西内康人
ちょっとだけ寄り道,会社法〔第11回〕
70 会社法におけるパブリック・エンフォースメント――イギリス法資格剥奪制度とオーストラリア法ASIC…宮本航平
民事執行・保全法の考え方〔第11回〕
77 被差押債権の取立てと転付命令…青木 哲
刑法総論の秘密、刑法各論の秘訣。〔第11回〕
85 犯罪成立後の刑の減免事由――被拐取者解放・中止犯・自首…和田俊憲
◆【演習】
92 憲法…大林啓吾
94 行政法…齋藤健一郎
96 民法…藤澤治奈
98 商法…森 まどか
100 民事訴訟法…村上正子
102 刑法…松尾誠紀
104 刑事訴訟法…宮木康博
106 労働法…天野晋介
◆【判例セレクトMonthly】
108 掲載判例目次
109 〔憲法〕性別取扱い変更のための外観要件の憲法適合性(札幌家審令和7・9・19)…只野雅人
110 〔行政法〕ふるさと納税訴訟差戻控訴審判決(大阪高判令和7・10・9)…大橋真由美
111 〔民訴法〕請求異議訴訟の請求棄却判決確定による強制執行停止の裁判取消しと不法行為(最判令和7・9・9)…工藤敏隆
112 〔刑法〕隠匿による死体遺棄の終了時期と従犯の成否(札幌地判令和7・5・7)…松原芳博
113 〔刑訴法〕訴因変更の要否――業務上横領の例(最決令和7・10・20)…岩下雅充
114 No.544掲載判例
◆Book Information
116 中村 真『弁護士という仕事』
117 飯田 高=佐伯昌彦=平田彩子=森 大輔『法社会学――データで読み解く法と社会』
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2026年は丙午。丙も午もどちらも火の性質をもち,掛け合わされることで強いエネルギーをもつとも,制御不能になるとも言われるそうですが,困難を乗り越え前進するための力としたいです。
1月号の特集1はスポーツ法。本年2月にはミラノ・コルティナ冬季五輪が開催されます。年内にはほかにもFIFAワールドカップやWBCも予定され,スポーツの世界的祭典が続きます。スポーツ法は確立された体系をもつ学問分野ではありませんが,様々な法領域にまたがる,まさに法実践の場です。私たちに感動を与えてくれるスポーツの舞台裏を,法はどのように支えているのでしょうか。6つのテーマで学びます。
特集2は海の環境法。日本は周囲を海に囲まれ,世界有数の漁業大国でもあります。しかし,常に当たり前のようにそばにあるその海の環境を誰がどのように守るべきであるかは,必ずしも自明ではありません。海の利用と環境保全に関わる4つの最新トピックをご解説いただきました。特集1とあわせ,日々の学習から少しだけ目線を外に向け,様々な法の取組と実践のあり方を感じていただければと思います。
「時の問題」では,愛知県豊明市スマホ規制条例を契機に,条例にすべきものとすべきでないものを行政法/地方自治法の観点から考察していただきました。解説中には全国の自治体に存在するユニークな条例名も。ぜひご一読ください。
◆特集1 スポーツ法は社会をどう映すのか
4 はしがき…川井圭司
6 Ⅰ アスリートの権利――競技団体の意思決定の過去と現在…川井圭司
12 Ⅱ オリンピックと法――グローバルイベントを支える法構造…齋藤健司
17 Ⅲ スポーツ仲裁――競技における紛争処理の仕組みと展望…松本泰介
24 Ⅳ eスポーツの法律問題――次世代競技をめぐる法の挑戦…堀田裕二
30 Ⅴ スポーツ法の世界的課題――国際的なスポーツガバナンスと「民主的決定」の未来…山崎卓也
37 Ⅵ スポーツ基本法改正の概要と今後の課題…棚村政行
◆特集2 海の環境法
43 はしがき…島村 健/児矢野マリ/堀口健夫
44 1 洋上風力発電と環境法…洞澤秀雄
48 2 プラスチック規制…鶴田 順/筑紫圭一
54 3 海洋生物資源の保全と管理――クロマグロの資源管理を例として…児矢野マリ/真田康弘/島村 健
60 4 気候変動と海洋環境の保護――国際海洋法裁判所2024年勧告的意見を手がかりに…堀口健夫
◆【巻頭言】
1 景色の行方――都市農業と空き地駐車場…斎藤 誠
◆【法学のアントレ】〔第106回〕
2 英国法律コミュニティの中の「恩師」…新屋敷恵美子
◆【時の問題】
65 条例にすべきもの,すべきでないもの――豊明市スマホ規制条例等を素材として…村中洋介
◆講座
憲法の基本原理から見る統治〔第21回〕
73 違憲審査制…高田 篤
最新判例に学ぶ行政法解釈〔第10回〕
87 取消訴訟における主張追加の可否――最判令和元・7・16民集73巻3号211頁…大江裕幸
法と経済学から見た民法判例〔第10回〕
96 原状回復・差止め――最判昭和28・12・18民集7巻12号1515頁(百選Ⅱ・50事件),最決平成29・1・31民集71巻1号63頁,最判令和4・6・24民集76巻5号1170頁…西内康人
ちょっとだけ寄り道,会社法〔第10回〕
104 開示というエンフォースメント――任意の開示と,コーポレートガバナンス・コードと…小宮靖毅
刑法総論の秘密、刑法各論の秘訣。〔第10回〕
111 未遂犯の基本構造…和田俊憲
◆【演習】
118 憲法…大林啓吾
120 行政法…齋藤健一郎
122 民法…藤澤治奈
124 商法…森 まどか
126 民事訴訟法…村上正子
128 刑法…松尾誠紀
130 刑事訴訟法…宮木康博
132 労働法…天野晋介
◆【判例セレクトMonthly】
135 〔憲法〕衆議院小選挙区選挙の投票価値の平等(最判令和7・9・26)…松本哲治
136 〔行政法〕自立支援給付と介護給付の関係(最判令和7・7・17)…原田大樹
137 〔民法〕請求異議の訴えが棄却された場合における強制執行停止の申立てが不法行為となる判断基準(最判令和7・9・9)…加藤雅之
138 〔商法〕取締役解任の訴えと再任時に判明していた不正行為等(東京地判令和6・3・27)…山本将成
139 〔民訴法〕婚姻費用合意の無効確認訴訟における確認の利益(最判令和7・9・4)…伊東俊明
140 〔刑法〕侵害の急迫性が否定された事例(前橋地判令和7・1・16)…東條明徳
141 〔刑訴法〕公訴提起,逮捕・勾留の違法性に関する国家賠償法上の判断基準(大阪地判令和7・3・21)…亀井源太郎
◆Book Information
142 『ポケット法学』刊行開始
144 笠井正俊 著『流れをつかむ民事訴訟法』
145 川出敏裕=池田公博=笹倉宏紀=成瀬 剛 著『事例から考える刑事証拠法』
5月号の憲法からバトンを繋いできた基本七法特集,アンカーは刑事訴訟法です。
今年度は「学説の役割と判例・実務との関係」を共通テーマに特集を組んでまいりました。各法分野,学説と判例・実務との距離感や関係性は様々ですが,論点により振れ幅が大きいのが刑事訴訟法とも言え,いまだ一部に鋭い緊張関係を内包する分野でもあります。歴史的展開の中で,学説と判例・実務はどのように進展し,歩み寄り,あるいはなぜ,なお強く対立を残すのでしょうか。刑事訴訟法という法分野が背負う宿命を通して「学説の役割」を考える,最終章らしい特集となりました。ぜひじっくりとお読みください。
「時の問題」は原子力発電所の規制と安全審査,「新法解説」はいわゆる刑事デジタル法について詳しく解説していただきました。12月号恒例,判例セレクトMonthlyの「判例の動き」も掲載! 充実の2025年最終号をお届けします。
行く年がみなさまにとって少しでも希望を灯すものでありますように。
今年も一年ありがとうございました。どうぞよいお年をお迎えください。
◆特集 刑事訴訟法の解釈における判例・実務と学説
4 目次・はしがき…川出敏裕
6 Ⅰ 強制処分の意義…安井哲章
14 Ⅱ 強制処分法定主義――検証の意義…緑 大輔
21 Ⅲ 公訴事実の同一性…池亀尚之
29 Ⅳ 取調べ受忍義務…濵田 毅
37 Ⅴ 起訴の基準――新たな刑事手続の構築に向けて…石田倫識
◆【巻頭言】
1 変わるものと変わらないもの…川出敏裕
◆【法学のアントレ】〔第105回〕
2 「なぜ?」「何のために?」を問う…滝谷英幸
◆【時の問題】
43 原子力発電所の規制と安全審査…川合敏樹
◆【新法解説】
48 情報通信技術の進展等に対応するための刑事訴訟法等の一部を改正する法律…池田公博
◆講座
憲法の基本原理から見る統治〔第20回〕
58 司法権…高田 篤
最新判例に学ぶ行政法解釈〔第9回〕
69 第三者の原告適格――最判令和5・5・9民集77巻4号859頁…服部麻理子
法と経済学から見た民法判例〔第9回〕
78 背信的悪意者とこの周辺――最判昭和43・8・2民集22巻8号1571頁(百選Ⅰ・57事件),最判平成10・2・13民集52巻1号65頁(百選Ⅰ・59事件),最判平成18・1・17民集60巻1号27頁(百選Ⅰ・54事件)…西内康人
ちょっとだけ寄り道,会社法〔第9回〕
86 コーポレートガバナンス・コードは何を実現するのか…宮本航平
刑法総論の秘密、刑法各論の秘訣。〔第9回〕
93 賭博罪・富くじ罪の処罰根拠――越境型の扱いも含めて…和田俊憲
◆【演習】
100 憲法…大林啓吾
102 行政法…齋藤健一郎
104 民法…藤澤治奈
106 商法…森 まどか
108 民事訴訟法…村上正子
110 刑法…松尾誠紀
112 刑事訴訟法…宮木康博
114 労働法…天野晋介
◆【判例セレクトMonthly】
117 判例の動き目次
118 憲法判例の動き…只野雅人
120 行政法判例の動き…原田大樹
122 民法判例の動き…吉永一行
124 商法判例の動き…中東正文
126 民事訴訟法判例の動き…山田 文
128 刑法判例の動き…松原芳博
130 刑事訴訟法判例の動き…亀井源太郎
132 掲載判例目次
133 〔行政法〕納骨堂経営許可の取消訴訟における行訴法10条1項の主張制限(大阪地判令和7・4・25)…田中良弘
134 〔行政法〕持続化給付金訴訟最高裁判決(最判令和7・6・16)…大橋真由美
135 〔商法〕株主代表訴訟提起後の取締役会議事録等の閲覧謄写の許可(福岡地決令和7・4・10)…石川真衣
136 〔民訴法〕弁論の更新の懈怠が絶対的上告理由にあたるとされた事例(最判令和7・7・10)…池田 愛
137 〔刑法〕殺人未遂罪の不真正不作為犯の成立が認められた事例(新潟地判令和6・11・22)…小池信太郎
138 〔刑訴法〕接見等禁止の裁判に対する不服申立て(最決令和7・8・14)…緑 大輔
139 No.542掲載判例
◆Book Information
140 唐木智規=煙山 明 著『検察実務と刑事手続の基礎』
長く苛烈だった夏がようやく終わり,秋の気配が色濃くなってきたと思ったのもつかの間,朝晩の冷え込みの中にはうっすら冬の足音さえも聞こえるようです。夏と冬の間にごく短い秋と春がある(四)季にあっては,折々の季節のことばがもつ意味も移ろってゆくのでしょうか。
11月号の特集は民事訴訟法。基本七法特集も6法目となりました。民事訴訟法において,判例・実務と学説の役割はどのように変化し,進展してきたのでしょうか。裁判実務の視点も含む厳選の6項目でお送りします。ぜひ,3頁の特集扉からお読みください。
「新法解説」では,第217回国会で成立した「譲渡担保契約及び所有権留保契約に関する
法律」を取り上げました。非常に技巧的で難解と評されることもある法律ですが,譲渡担保等に関するはじめての制定法であり,画期とも言えるものです。民法のテキストなどで学んだ動産譲渡担保についての規律が,新法においてどのように整理され規定されたのか。限られた紙数のもと,民法の学習に必要な情報を整理・明快にご解説いただきました。ぜひご一読ください。
◆特集 民事訴訟法の解釈における判例・実務と学説
はしがき…垣内秀介
Ⅰ 当事者の確定…八田卓也
Ⅱ 確認の利益…酒井博行
Ⅲ 将来給付の訴えの利益…栁川鋭士
Ⅳ 信義則による遮断…渡部美由紀
Ⅴ 相殺と重複起訴…畑 宏樹
Ⅵ 民事裁判実務と学説――権利能力のない社団の財産帰属をめぐる紛争の審判対象…髙原知明
◆【巻頭言】
質問…垣内秀介
◆【法学のアントレ】〔第104回〕
「恩師」とは何か?――法学における「師弟関係」をめぐって…森 勇斗
◆【新法解説】
譲渡担保契約及び所有権留保契約に関する法律…青木則幸
◆講座
憲法の基本原理から見る統治〔第19回〕
議院内閣制…高田 篤
最新判例に学ぶ行政法解釈〔第8回〕
法的根拠なき通知の処分性――最判令和4・12・13民集76巻7号1872頁…戸部真澄
法と経済学から見た民法判例〔第8回〕
共同不法行為――最判平成13・3・13民集55巻2号328頁(百選Ⅱ・87事件),最判令和3・5・17民集75巻5号1359頁(百選Ⅱ・88事件)…西内康人
ちょっとだけ寄り道,会社法〔第8回〕
取締役の報酬――ESGと開示規制…小宮靖毅
民事執行・保全法の考え方〔第10回〕
金銭債権の差押え・仮差押え…青木 哲
刑法総論の秘密、刑法各論の秘訣。〔第8回〕
胎児性致死傷と結果の概念…和田俊憲
◆【演習】
憲法…大林啓吾
行政法…齋藤健一郎
民法…藤澤治奈
商法…森 まどか
民事訴訟法…村上正子
刑法…松尾誠紀
刑事訴訟法…宮木康博
労働法…天野晋介
◆【判例セレクトMonthly】
〔憲法〕
堺市女性団体協議会への退去要請等の違法性(大阪地判令和7・3・21)…西村裕一
〔行政法〕
廃棄物処分場の汚染水対策に係る市町村間の事務管理の成否(最判令和7・7・14)…興津征雄
〔行政法〕
情報公開法6条1項の定める部分開示と情報の単位(最判令和7・6・3)…田中良弘
〔民法〕
人身傷害保険における限定支払条項と素因減額(最判令和7・7・4)…古谷貴之
〔商法〕
ニデック対牧野フライス製作所事件(東京地決令和7・5・7)…小柿徳武
〔民訴法〕
信用調査報告書の開示先企業の名称等が記載された文書の提出義務(大阪高決令和5・12・21)…工藤敏隆
〔刑法〕
具体的手口を知らない出し子の故意(最判令和7・7・11)…齊藤彰子
〔刑訴法〕
共同正犯から幇助の縮小認定(東京高判令和4・7・15)…池亀尚之
◆Book Information
森田 修 著『「民法と労働法」講義』
松井茂記 編著『ジャズをかけて、スターバックスのラテを飲みながら憲法を考える』
梅田康宏=渡部友一郎=飯田裕子 著『伝わる法務――若手・中堅・ベテランの実践コミュニケーション』
光陰矢のごとし。2025年度も後半戦に入りました。
今月号の特集1は「行政法学習における学説と実務」。判例および立法実務・行政実務と学説の関係を考察します。判例と学説の間にいまだ乖離のある論点や,実務と学説との架橋が目指されている論点などを扱う5つの論稿を通じて,紅葉の秋らしく,行政法学習の彩りを深めてください。
特集2は「裁判所の今が知りたい!――チームで作る裁判所」。全国の裁判所では,裁判官だけでなく,事務官や書記官といった職種の人たちも多く働いています。司法を構成するほぼすべての要素が人であると言っても過言ではありません。担い手である人への信頼が,司法への信頼を作り上げます。裁判所で働く方たちは,どのようなチームワークのもとで裁判制度を支え,動かしているでしょうか。インタビューや座談会を通じて感じるのは,お互いの職分への配慮と敬意,フラットコミュニケーションの重要さ,「司法を担う」という共通意識の強固さです。組織論としても一読の価値ある特集となりました。法学部生のみなさまには,将来の進路選択の一助としていただけると幸いです。
◆特集1 行政法学習における学説と実務
はしがき…斎藤 誠
Ⅰ 行政計画・行政手続における参加と決定――まちづくり・再開発をめぐって…吉岡郁美
Ⅱ 実力行使・強制の実務と学説…田中良弘
Ⅲ 「自己の法律上の利益に関係のない違法」――行訴法10条1項の主張制限…海道俊明
Ⅳ 地方自治体の国に対する出訴権…田代滉貴
Ⅴ 国家賠償法1条の違法性・過失論…清水晶紀
◆特集2 裁判所の今が知りたい!――チームで作る裁判所
1 民事部で働く人たち…福岡地方裁判所 溝渕章展/島尾愛理
Column 執行官の素顔…東京地方裁判所 大河原宗則
2 刑事部で働く人たち…東京地方裁判所 平墳優佳/成田哲郎
3 家庭裁判所で働く人たち…大阪家庭裁判所 田口百合子/神鳥仁郎
4 〔座談会〕チームで作る裁判所…島戸 純(司会)/平墳優佳/成田哲郎/溝渕章展/島尾愛理/田口百合子/神鳥仁郎
5 新時代の裁判所――ビジネス・コートとデジタル化,国際化…知的財産高等裁判所
◆【巻頭言】
「外国人問題」と感染症対策…米村滋人
◆【法学のアントレ】〔第103回〕
半学半教…渡邊 貴
◆講座
憲法の基本原理から見る統治〔第18回〕
内閣と行政機関…高田 篤
最新判例に学ぶ行政法解釈〔第7回〕
行政上の不服申立て――最判令和3・1・22判自472号11頁,東京高判令和元・5・21判時2492号10頁…大江裕幸
法と経済学から見た民法判例〔第7回〕
因果関係とこの周辺――最判平成12・9・22民集54巻7号2574頁(百選Ⅱ・78事件)…西内康人
ちょっとだけ寄り道,会社法〔第7回〕
法令違反行為に関する取締役の会社に対する損害賠償責任…宮本航平
刑法総論の秘密、刑法各論の秘訣。〔第7回〕
殺人罪の客観的構成要件――中止犯を理解する前提として…和田俊憲
◆【演習】
憲法…大林啓吾
行政法…齋藤健一郎
民法…藤澤治奈
商法…森 まどか
民事訴訟法…村上正子
刑法…松尾誠紀
刑事訴訟法…宮木康博
労働法…天野晋介
◆【判例セレクトMonthly】
〔憲法〕
障害基礎年金との併給調整による児童扶養手当不支給の合憲性(最判令和7・6・10)…只野雅人
〔憲法〕
性風俗関連特殊営業の事業者に対する持続化給付金訴訟(最判令和7・6・16)…西村枝美
〔行政法〕
生活保護基準額の改定に係る厚生労働大臣の裁量(最判令和7・6・27)…大橋真由美
〔民法〕
別荘地の管理と不当利得(最判令和7・6・30)…小笠原奈菜
〔商法〕
東京電力原発事故株主代表訴訟控訴審判決(東京高判令和7・6・6)…中東正文
〔民訴法〕
無断録音会話が違法収集証拠として排除された事例(大阪地判令和5・12・7)…伊東俊明
〔刑法〕
自殺目的の飛び出しと過失運転致死(札幌地判令和6・1・23)…松原芳博
〔刑訴法〕
長時間の「追従捜査」の適法性(大阪高判令和7・4・25)…岩下雅充
◆Book Information
長谷部恭男=石川健治=宍戸常寿=小島慎司 編『憲法判例百選Ⅰ〔第8版〕/Ⅱ〔第8版〕』
東京大学法学部「現代と法」委員会 編『さらに、法学を知りたい君へ――社会とつながる13講』
森田宏樹=小泉直樹=石川健治 編集代表『ポケット六法 令和8年版』
今年も厳しい残暑が続いていますが,法学教室の暦は少し秋を感じる9月になりました。今月号は基本七法特集に戻り,会社法にバトンを繋ぎます。
会社法は,学説と判例・実務が相互に作用しあう中でそれぞれを補い,新しい問題群にスピーディーに対応してゆく必要性が高いため,必ずしも対立関係に立たないとも言われます。その意味で,今年度の共通テーマにおいては,会社法は特異な印象を持たれるかもしれません。それこそが会社法の醍醐味であり,魅力であり,難しさでもあるでしょう。ぜひ,学説と判例・実務との関係性について,他法との違いも感じ取りながら,厳選の5項目を読んでみてください。
今号には「国会概観」「判例クローズアップ」「時の問題」も収録。判例クローズアップでは,いわゆる那覇市孔子廟第2次訴訟最判を,時の問題では,昨今ニュースで見聞きすることも多い百条委員会を取り上げました。法的な視点を得ることで,社会の解像度を上げていただけたら嬉しいです。
2025年度も後半戦に入ります。その先に控える2026年度も見据えながら,着実に法学教室としての暦を進めてゆきます。
◆特集 会社法学習における学説と判例・実務
はしがき…松井智予
Ⅰ 役員選任決議の瑕疵連鎖…三浦康平
Ⅱ 裁判での非公開株式の評価…星 明男
Ⅲ 取締役の選解任と報酬支給の在り方…高橋 均
Ⅳ 取締役会決議と取締役の中立性…中村康江
Ⅴ 閉鎖会社における少数株主の排除と保護…藤田真樹
◆【巻頭言】
個社のガバナンス不祥事と社会・取引構造の関係…松井智予
◆【法学のアントレ】〔第102回〕
えっ,これが六法全書!?…津野田一馬
◆【国会概観】
第217回国会主要成立法律…梶山知唯
◆【判例クローズアップ】
国公有地上にある宗教的施設の撤去請求(最判令和7・3・17)…西山千絵
◆【時の問題】
百条委員会とは何か――地方議会と長の関係のこれから…鵜澤 剛
◆講座
憲法の基本原理から見る統治〔第17回〕
行政権…高田 篤
最新判例に学ぶ行政法解釈〔第6回〕
情報公開――最判令和4・5・17判時2539号5頁…服部麻理子
法と経済学から見た民法判例〔第6回〕
過失責任とこの周辺――最判平成22・3・2集民233号181頁,最判平成25・4・12民集67巻4号899頁(百選Ⅱ・86事件)…西内康人
ちょっとだけ寄り道,会社法〔第6回〕
株主総会決議の成立――書面投票,電子投票,そして代理による議決権行使…小宮靖毅
民事執行・保全法の考え方〔第9回〕
不動産の収益に対する執行,動産に対する執行…青木 哲
刑法総論の秘密、刑法各論の秘訣。〔第6回〕
天然物の無断採取と盗品等関与罪…和田俊憲
◆【演習】
憲法…大林啓吾
行政法…齋藤健一郎
民法…藤澤治奈
商法…森 まどか
民事訴訟法…村上正子
刑法…松尾誠紀
刑事訴訟法…宮木康博
労働法…天野晋介
◆【判例セレクトMonthly】
〔憲法〕
都立病院新生児取り違え調査請求訴訟(東京地判令和7・4・21)…松本哲治
〔行政法〕
子ども・子育て支援法17条の差押禁止債権該当性(最決令和7・3・19)…原田大樹
〔民法〕
聴力障害のある年少者の逸失利益(大阪高判令和7・1・20)…鳥山泰志
〔商法〕
招集通知の瑕疵と裁量棄却(東京地判令和6・1・23)…山本将成
〔民訴法〕
保育事業者債権に対する強制執行の可否(最決令和7・3・19)…池田 愛
〔刑法〕
不作為の死体遺棄の成否とその終了時期(名古屋地判令和6・12・5)…東條明徳
〔刑訴法〕
第1審の有罪判決をした裁判官が当該被告事件の控訴裁判所のする保釈に関する裁判に関与することの適否(最決令和7・5・21)…亀井源太郎
◆Book Information
原島良成著 北村喜宣=山口道昭=出石 稔編『条例理論の基礎』
金井貴嗣=泉水文雄=武田邦宣著『独占禁止法の基本判例』
夏がやって来ました! 8月号特集1は「ニュースで応用科目ニュー門」!
法学部には,憲法・民法・刑法といった基本科目(必修科目)のほかに,多くの応用科目(選択科目)が置かれています。科目名だけでは内容のイメージがつきづらく,履修選択に迷うこともあるのではないでしょうか。そこで,みなさまの科目登録の一助になればと,消費者法・倒産法・経済法・知的財産法・国際法・国際私法の6科目について,最近話題になったニュースを素材に,各法分野の特色や学習内容をご紹介いただきました。誰のどのような権利を守り,あるいは調整し,どのような世界を目指す学問であるのか,具体的な手触りを感じていただけるはずです。
第2特集では選挙について考えます。今夏には,東京都議会議員選挙があり,本号発売の直前には参議院議員選挙もありました。SNSの普及により,選挙をめぐる問題はいっそう先鋭化・複雑化しています。真偽不明の情報が溢れ,結果として,国民の間に大きな断絶を生んでいるようにも見えます。しかし,どんなに難しくとも,諦めるわけにはいかないのが民主政であり,唯一絶対の解のないこの問題には,考え続けることでしか対応ができません。民主主義を繋いでゆくための4つの視座を提供していただきました。
何を学ぶかも,票を投じる先も,引いてはこの国のかたちも,全部自分たちで選び取れるもの。未来の選択を考える夏にしてもらえたらと願っています。
◆特集1 ニュースで応用科目ニュー門―講義選択ナビゲーション
Ⅰ 消費者法とはどのような法分野か?――チケットのキャンセル・転売禁止に関する最近のニュースを枕として…武田直大
Ⅱ 倒産法入門――船井電機の倒産事件を素材に…杉本純子
Ⅲ ニュースで学ぶ経済法――五輪談合…長谷河亜希子
Ⅳ 知的財産法の輪郭…長谷川 遼
Ⅴ 国際法――作る,使う,守る…西村 弓
Ⅵ どの国の法律が適用されるのか?――日本製鉄によるUSS社買収を素材に…羽賀由利子
◆特集2 いまこそ「選挙」を考える
1 選挙運動規制の現状と課題…石原佳代子
2 政治参加の課題…柴田尭史
3 海外の選挙・市民会議・請願…植松健一
4 デモクラシーとはなにか…安藤 馨
◆【巻頭言】
刑法で何を学ぶか・何を書くか…橋爪 隆
◆【法学のアントレ】〔第101回〕
AI翻訳と未来の比較法…天田 悠
◆講座
憲法の基本原理から見る統治〔第16回〕
国会・議院の権能(2)…高田 篤
最新判例に学ぶ行政法解釈〔第5回〕
生活保護基準の改定と裁量統制――東京地判令和4・6・24判時2543・2544合併号5頁…戸部真澄
法と経済学から見た民法判例〔第5回〕
契約締結上の過失――最判昭和59・9・18判時1137号51頁(百選Ⅱ・3事件),最判平成23・4・22民集65巻3号1405頁(百選Ⅱ・4事件)…西内康人
ちょっとだけ寄り道,会社法〔第5回〕
決議の欠缺と代表取締役の行為の効力…宮本航平
民事執行・保全法の考え方〔第8回〕
不動産競売における配当等…青木 哲
刑法総論の秘密、刑法各論の秘訣。〔第5回〕
犯罪構造の把握における2つの型…和田俊憲
◆【演習】
憲法…大林啓吾
行政法…齋藤健一郎
民法…藤澤治奈
商法…森 まどか
民事訴訟法…村上正子
刑法…松尾誠紀
刑事訴訟法…宮木康博
労働法…天野晋介
◆【判例セレクトMonthly】
〔憲法〕孔子廟撤去訴訟(最判令和7・3・17)…西村裕一
〔行政法〕国家賠償法2条1項の「瑕疵」と営造物の「本来の用法」(東京高判令和6・1・24)…田中良弘
〔民訴法〕別件刑事訴訟で秘匿決定がされた被害者特定事項の記載がある民事訴訟記録の閲覧制限(東京高決令和6・5・17)…工藤敏隆
〔刑法〕他人名義のクレジットカード・キャッシュカードによる現金引出し窃盗と名義人の承諾(長崎地判令和6・9・4)…小池信太郎
〔刑訴法〕証明予定事実における法的理解と裁判所による求釈明(大阪高判令和6・2・8)…緑 大輔
◆Book Information
田村善之=奥邨弘司=駒田泰土=上野達弘編『著作権判例百選〔第7版〕』
鈴木悠介(西村あさひ法律事務所・外国法共同事業 弁護士)ジュリスト連載・広報と法務(2025年1月号〔No.1605〕~)
小誌は,リーガル・マインド養成という,法学教育の目的に資する雑誌として1980年9月に創刊いたしました。この間,法曹養成制度改革により法科大学院創設され,法律学習にも変化がみられますが,法学部生を対象読者とし,基本7法を中心に学習法律雑誌としての使命を果たして参ります。
目次
【巻頭言】 主権と統治●小島慎司
【法学のアントレ】〔第100回〕 憲法記念日に未来を不安に思う●片桐直人
◆特集 刑法解釈における判例と学説 目次・はしがき●橋爪 隆
◆特集 刑法解釈における判例と学説 Ⅰ 刑法における判例と学説●山口 厚
◆特集 刑法解釈における判例と学説 Ⅱ 業務行為の正当性の判断――外務省機密漏洩事件最高裁決定の再検討●遠藤聡太
◆特集 刑法解釈における判例と学説 Ⅲ 事実の錯誤●石井徹哉
◆特集 刑法解釈における判例と学説 Ⅳ 誤振込み●松宮孝明
◆特集 刑法解釈における判例と学説 Ⅴ 財産犯の保護法益●上嶌一高
◆特集 刑法解釈における判例と学説 Ⅵ 背任罪における事務処理者の意義●品田智史
【判例クローズアップ】 ネットワーク関連発明の越境利用と属地主義●駒田泰土
【時の問題】 インサイダー取引規制の現代的課題と未然防止策のあり方●宮崎裕介
◆講座 憲法の基本原理から見る統治〔第15回〕 国会・議院の権能(1)●高田 篤
◆講座 最新判例に学ぶ行政法解釈〔第4回〕 公務員関係処分の裁量審査――退職手当全部不支給処分●大江裕幸
◆講座 法と経済学から見た民法判例〔第4回〕 契約の解釈のやり方――最判平成28・1・12民集70巻1号1頁(百選Ⅰ・22事件),最判平成28・12・19判時2327号21頁(百選Ⅰ・22事件解説中)●西内康人
◆講座 ちょっとだけ寄り道,会社法〔第4回〕 取締役の競業――利益の吐き出し●小宮靖毅
◆講座 刑法総論の秘密、刑法各論の秘訣。〔第4回〕 暴行罪と傷害罪の微妙な関係について●和田俊憲
Book Information 木目田 裕 監修・執筆,西村あさひ法律事務所・外国法共同事業 危機管理グループ 編『法律実務家のためのコンプライアンスと危機管理の基礎知識』
【演習】 憲法●大林啓吾
【演習】 行政法●齋藤健一郎
【演習】 民法●藤澤治奈
【演習】 商法●森 まどか
【演習】 民事訴訟法●村上正子
【演習】 刑法●松尾誠紀
【演習】 刑事訴訟法●宮木康博
【演習】 労働法●天野晋介
【判例セレクトMonthly】 掲載判例目次
【判例セレクトMonthly】 〔憲法〕宗教法人への解散命令決定●西村枝美
【判例セレクトMonthly】 〔行政法〕タクシー公定幅運賃設定の裁量権の逸脱濫用の有無●興津征雄
【判例セレクトMonthly】 〔民法〕ドワンゴ対FC2事件最高裁判決●古谷貴之
【判例セレクトMonthly】 〔民法〕都道府県警察所属の警察官が過労自殺した場合における都道府県の注意義務違反が認定された事例●加藤雅之
【判例セレクトMonthly】 〔民訴法〕損害賠償請求訴訟において,給付保持力の範囲を確認する旨の一部認容判決が許容されるとした事例●伊東俊明
【判例セレクトMonthly】 〔刑法〕福島第一原発事故上告審決定●齊藤彰子
【判例セレクトMonthly】 〔刑訴法〕弁護活動と訴訟手続の法令違反●池亀尚之
【判例セレクトMonthly】 No.537掲載判例
「変わっていく時間」に希望を持って――第75回“社会を明るくする運動”に寄せて●法務省保護局更生保護振興課
広告
「法学教室」における判例集・法令名等の略語
広告
奥付
小誌は,リーガル・マインド養成という,法学教育の目的に資する雑誌として1980年9月に創刊いたしました。この間,法曹養成制度改革により法科大学院創設され,法律学習にも変化がみられますが,法学部生を対象読者とし,基本7法を中心に学習法律雑誌としての使命を果たして参ります。
目次
【巻頭言】 適切な記録媒体とは何か――ビデオテープの2025年問題に寄せて●斎藤 誠
【法学のアントレ】〔第99回〕 親子丼かカレーか,あなたは選びたいですか?●小川 亮
◆特集1 民法の学習における学説と判例 目次・はしがき●沖野眞已
◆特集1 民法の学習における学説と判例 Ⅰ 取得時効と登記●武川幸嗣
◆特集1 民法の学習における学説と判例 Ⅱ 契約締結過程における信義則上の義務/情報提供義務●新堂明子
◆特集1 民法の学習における学説と判例 Ⅲ 生命侵害●大澤逸平
◆特集1 民法の学習における学説と判例 Ⅳ 債権譲渡の対抗要件●白石 大
◆特集1 民法の学習における学説と判例 Ⅴ 「相続させる」旨の遺言から,特定財産承継遺言へ●本山 敦
「法学教室」における判例集・法令名等の略語
◆特集2 〔座談会〕民法の定期試験とどう向き合う?――「民法演習 はじめて解いてみる16問」に寄せて●岩川隆嗣/大塚智見/小峯庸平/瀬戸口祐基(司会)
◆講座 憲法の基本原理から見る統治〔第14回〕 国会の組織●高田 篤
◆講座 最新判例に学ぶ行政法解釈〔第3回〕 平等原則――最判令和5・7・11民集77巻5号1171頁●服部麻理子
◆講座 法と経済学から見た民法判例〔第3回〕 意思と利益の関係――大判大正4・12・24民録21輯2182頁(百選Ⅱ・35事件),最判昭和45・12・24民集24巻13号2187頁(百選Ⅱ・35事件解説中)●西内康人
◆講座 ちょっとだけ寄り道,会社法〔第3回〕 利益供与規制――総会屋対策の商法改正とはなんだったのか●宮本航平
◆講座 民事執行・保全法の考え方〔第7回〕 不動産競売による売却の手続●青木 哲
◆講座 刑法総論の秘密、刑法各論の秘訣。〔第3回〕 拘禁刑と三鷹事件●和田俊憲
【演習】 憲法●大林啓吾
【演習】 行政法●齋藤健一郎
【演習】 民法●藤澤治奈
【演習】 商法●森 まどか
【演習】 民事訴訟法●村上正子
【演習】 刑法●松尾誠紀
【演習】 刑事訴訟法●宮木康博
【演習】 労働法●天野晋介
Book Information 大木正俊=鈴木俊晴=植村 新=藤木貴史 著『労働法判例50!』
【判例セレクトMonthly】 掲載判例目次
【判例セレクトMonthly】 憲法 県議会議員選挙における議員定数の不均衡●只野雅人
【判例セレクトMonthly】 行政法 特別地方交付税の額の決定に係る地方団体と国との紛争の「法律上の争訟」該当性●大橋真由美
【判例セレクトMonthly】 商法 非公開会社における任期短縮の定款変更により退任した取締役が被る損害の範囲●石川真衣
【判例セレクトMonthly】 民訴法 配当異議訴訟とともになされた詐害行為取消訴訟の帰趨●池田 愛
【判例セレクトMonthly】 刑法 義務履行の中断と救護義務違反罪の成否●松原芳博
【判例セレクトMonthly】 刑訴法 不正確な法廷通訳と手続の無効●岩下雅充
【判例セレクトMonthly】 No.536掲載判例
Information
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奥付
小誌は,リーガル・マインド養成という,法学教育の目的に資する雑誌として1980年9月に創刊いたしました。この間,法曹養成制度改革により法科大学院創設され,法律学習にも変化がみられますが,法学部生を対象読者とし,基本7法を中心に学習法律雑誌としての使命を果たして参ります。
目次
【巻頭言】 刑務所はどう変わるのか●川出敏裕
【法学のアントレ】〔第98回〕 未来の法はアニメから●長島光一
◆特集 憲法の学習における学説と判例・実務 目次・はしがき●小島慎司
◆特集 憲法の学習における学説と判例・実務 Ⅰ 平等――学説と判例・実務●植木 淳
◆特集 憲法の学習における学説と判例・実務 Ⅱ 政教分離●中島 宏
◆特集 憲法の学習における学説と判例・実務 Ⅲ 「表現の自由」論と判例・実務との関わり●木下智史
◆特集 憲法の学習における学説と判例・実務 Ⅳ 職業の自由●川鍋 健
◆特集 憲法の学習における学説と判例・実務 Ⅴ 国会●新井 誠
◆講座 憲法の基本原理から見る統治〔第13回〕 「最高機関」,「立法」,「唯一」(2)●高田 篤
◆講座 最新判例に学ぶ行政法解釈〔第2回〕 行政処分の職権取消し――最判令和3・6・4民集75巻7号2963頁●戸部真澄
◆講座 法と経済学から見た民法判例〔第2回〕 任意法規の意味と強行法規との関係――最判平成23・7・15民集65巻5号2269頁,最判令和4・12・12民集76巻7号1696頁●西内康人
◆講座 ちょっとだけ寄り道,会社法〔第2回〕 会社の業務及び財産の状況を調査する者●小宮靖毅
◆講座 民事執行・保全法の考え方〔第6回〕 不動産競売の開始,差押え・仮差押え,売却条件●青木 哲
◆講座 刑法総論の秘密、刑法各論の秘訣。〔第2回〕 刑法と憲法とガソリンカー事件●和田俊憲
Book Information 洲崎博史=後藤 元 編『保険法判例百選 〔第2版〕』
【演習】 憲法●大林啓吾
【演習】 行政法●齋藤健一郎
【演習】 民法●藤澤治奈
【演習】 商法●森 まどか
【演習】 民事訴訟法●村上正
【演習】 刑法●松尾誠紀
【演習】 刑事訴訟法●宮木康博
【演習】 労働法●天野晋介
【演習】 レポート(刑事政策)●小西暁和
【判例セレクトMonthly】 掲載判例目次
【判例セレクトMonthly】 〔憲法〕靖國神社合祀情報提供行為国賠訴訟●松本 哲治
【判例セレクトMonthly】 〔行政法〕都道府県議会議員の定数配分規定の適法性●原田 大樹
【判例セレクトMonthly】 〔民法〕改正前民法724条後段の除斥期間に対する例外の射程――第二次世界大戦戦没者合祀事件●小笠原 奈菜
【判例セレクトMonthly】 〔商法〕株主総会の招集地と招集手続の著しい不公正●小柿 徳武
【判例セレクトMonthly】 〔民訴法〕当事者間の合意に基づいて養育費の支払を求める場合には,地方裁判所における民事訴訟手続によるべきとした事例●工藤 敏隆
【判例セレクトMonthly】 〔刑法〕非監護者が監護者と共謀して被監護者に対し性交等をした場合における監護者性交等罪の共同正犯の成否●東條 明徳
【判例セレクトMonthly】 〔刑訴法〕犯人性に合理的な疑いがあるとして無罪とした原判決を破棄し自判した事例●亀井 源太郎
【Report】 〔早慶合同ゼミナール〕他人物賃貸借と賃貸人の地位の移転をめぐる諸問題●金子敬明/白石 大/田髙寛貴
Book Information 山本敬三 監修 石綿はる美=白石 大=水津太郎 著『民法2 物権』
Reader’s Voice・Information
「法学教室」における判例集・法令名等の略語
奥付
小誌は,リーガル・マインド養成という,法学教育の目的に資する雑誌として1980年9月に創刊いたしました。この間,法曹養成制度改革により法科大学院創設され,法律学習にも変化がみられますが,法学部生を対象読者とし,基本7法を中心に学習法律雑誌としての使命を果たして参ります。
目次
【巻頭言】 ある原点への遡航●垣内秀介
【法学のアントレ】〔第97回〕 未来の法を宇宙で想像する●近藤圭介
◆特集 これからの「家族」の話をしよう 目次
◆特集 これからの「家族」の話をしよう Ⅰ 〔対談〕家族をめぐる憲法と民法の対話●江藤祥平/石綿はる美
◆特集 これからの「家族」の話をしよう Ⅱ 介護保障について行政が負うべき役割は何か●豊島明子
◆特集 これからの「家族」の話をしよう Ⅲ 家族関係の変化が会社に及ぼす影響とは?――同族会社の財産分配と事業承継●岩城円花
◆特集 これからの「家族」の話をしよう Ⅳ 手続法の家族へのかかわり――家庭裁判所のこれまでとこれから●今津綾子
◆特集 これからの「家族」の話をしよう Ⅴ 家族をめぐる刑法の役割――家族刑法学の構築に向けて●深町晋也
【時の問題】 解雇の金銭解決制度について考える●山本陽大
◆講座 最新判例に学ぶ行政法解釈〔第1回・新連載〕 新連載にあたって●戸部真澄/大江裕幸/服部麻理子
◆講座 最新判例に学ぶ行政法解釈〔第1回・新連載〕 適正手続――最判令和6・5・7判タ1523号66頁●大江裕幸
◆講座 法と経済学から見た民法判例〔第1回・新連載〕 新連載にあたって●西内康人
◆講座 法と経済学から見た民法判例〔第1回・新連載〕 強行法規の必要性――最判昭和46・3・25民集25巻2号208頁(百選Ⅰ・94事件)●西内康人
◆講座 ちょっとだけ寄り道,会社法〔第1回・新連載〕 新連載にあたって●小宮靖毅/宮本航平
◆講座 ちょっとだけ寄り道,会社法〔第1回・新連載〕 株主代表訴訟●宮本航平
◆講座 刑法総論の秘密、刑法各論の秘訣。〔第1回・新連載〕 新連載にあたって●和田俊憲
◆講座 刑法総論の秘密、刑法各論の秘訣。〔第1回・新連載〕 往来危険罪――その復権に向けてあるいは傷害罪を理解する前提として●和田俊憲
◆講座 憲法の基本原理から見る統治〔第12回〕 「最高機関」,「立法」,「唯一」(1)●高田 篤
Book Information 岩村正彦=水島郁子=笠木映里 編『社会保障判例百選〔第6版〕』
【演習】 ご執筆者から●大林啓吾/齋藤健一郎/藤澤治奈/森 まどか/村上正子/松尾誠紀/宮木康博/天野晋介
【演習】 憲法●大林啓吾
【演習】 行政法●齋藤健一郎
【演習】 民法●藤澤治奈
【演習】 商法●森 まどか
【演習】 民事訴訟法●村上正子
【演習】 刑法●松尾誠紀
【演習】 刑事訴訟法●宮木康博
【演習】 労働法●天野晋介
【判例セレクトMonthly】 掲載判例目次
【判例セレクトMonthly】 〔行政法〕米軍人等による公務外の不法行為によって生じた損害に係る見舞金支給の法的性質と信義則の適否●田中良弘
【判例セレクトMonthly】 〔民法〕SNS上の権利侵害を理由とするログイン時の発信者情報の開示請求が認められる範囲●加藤雅之
【判例セレクトMonthly】 〔商法〕招集株主による株主名簿管理人に対する株主名簿データの引渡請求●中東正文
【判例セレクトMonthly】 〔民訴法〕監督官庁による意見について相当の理由があると認めるに足りず,除外事由の要件も満たさないとして,準文書の提出を命じた事例●伊東俊明
【判例セレクトMonthly】 〔刑法〕強盗罪の承継的共同正犯●小池信太郎
【判例セレクトMonthly】 〔刑訴法〕犯罪被害者の検察官面前調書の証拠能力●緑 大輔
4月17日は「国際更生保護ボランティアの日」●法務省保護局
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「法学教室」における判例集・法令名等の略語
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- 出版社:有斐閣
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- 発売日:毎月28日
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