目次
- 紙版
- デジタル版
- 紙版
- デジタル版
アオバズクの食卓
みぞたひろみ 文・絵
アオバズクという鳥を知っていますか。毎年、春になると日本にやってくるフクロウのなかまです。作者は、木々の下に落ちている彼らの食べ残しをコツコツと拾って分析していくうちに、思いもよらない発見にたどり着きます。アオバズクは、まるでシェフのような鳥だったのです…! 身近な自然を舞台に、「研究すること」のよろこびを伝える作品です。
■編集部より
「誰でも研究者になれるんだよ」と、背中を押してくれるような作品です。
作者の溝田浩美さんは、兵庫県立人と自然の博物館の地域研究員。幼いころからいきものが大好きで、虫や小さないきものを家に連れて帰っては、大切に世話をしてきたそうです。そんな溝田さんが大人になって出会ったのが、毎年春になると日本にやってくるアオバズクでした。彼らの生態が気になり、木々の下に落ちている彼らの食べ残しをコツコツと拾って分析していくうちに、思いもよらない発見にたどり着きます。
その成果をまとめた論文が、2023年に日本鳥学会内田奨学賞を受賞しました。本作はその際の研究内容をもとにしており、絵もご自身が心を込めて描いています。新緑の季節を思わせる透明感のある絵とともに、いきものの生態を解き明かしていくよろこびを味わっていただけたらうれしいです。
■作者のことば
「だれでも研究者になれる」 みぞたひろみ
子どものころから生き物が大好きで、いろいろなものを家に連れて帰っては飼ってきました。そんな私が偶然が重なりはじめることになった鳥の調査ですが、今では鳥に魅せられ、ライフワークのような形で生活の一部になっています。
動物病院の先生にアオバズクがいることを教えてもらったことから、落ちていた昆虫の残骸(残し餌)を集め、餌の内容を調べはじめました。なかなか分からなかった種が判明したときには、パズルの最後のピースがはまったときのように幸せな気持ちになりました。少しずついろいろなものが見えてくる残し餌の回収は、ワクワクドキドキの連続でした。
実は、すでに調べられていると思っていても、世の中に知られていないことは多く、身近なところに新しい発見や、研究の種がたくさんころがっています。人と自然の博物館の大谷剛先生によると、たとえば、昆虫の1個体追跡を続けると、必ず新しい発見があると言っておられました。私のように研究を職業としていないものでも、自分の知らない世界を楽しみながらつきつめていくことで、新しい発見がありました。みなさんもふしぎなことを見つけたら、ぜひ研究にチャレンジしてみてほしいです。
研究の際は、きちっとデータをとることが大事です。もし、思い通りのデータが出なくても、なぜその結果が出たのかを考えると、その中にはまた新たな研究の種が見つかるかもしれません。「データは?をつかない」……私が常々大切にしていることです。
また、調べたことを形にし、発表することも大切です。形にしないと、どれほど素晴らしい発見も、誰もわかってくれませんからね。私は調査結果を、アマチュアの調査結果・活動内容の発表の場などでお話しさせていただき、その際に研究員の先生方からの助言をいただくことができました。みなさんもなにか発見したら、ぜひだれかに話したり、発表したりしてみてください。研究で失敗したことも大切な発表材料になります。きっと新たな世界が見えてくることでしょう。
今回の研究にあたっては、人と自然の博物館の大谷剛先生や、布野隆之先生には大変お世話になりました。困ったときには必ず誰かが手を差し伸べてくれました。あきらめずに続けることで、素敵な出会いに恵まれ、こうして絵本を刊行することができました。ありがとうございました。
■著者情報
みぞたひろみ
1961年、奈良県生まれ。今回が初めての絵本。2006年より兵庫県立人と自然の博物館地域研究員として、アマチュアの調査成果・活動内容の発表の場である「共生のひろば」での発表や、子どもたち対象の講座を行っている。日本鳥学会会員。2020年にアオバズクの論文が日本鳥学会誌に掲載され、その論文で2023年度日本鳥学会内田奨学賞を受賞。
みぞたひろみ 文・絵
アオバズクという鳥を知っていますか。毎年、春になると日本にやってくるフクロウのなかまです。作者は、木々の下に落ちている彼らの食べ残しをコツコツと拾って分析していくうちに、思いもよらない発見にたどり着きます。アオバズクは、まるでシェフのような鳥だったのです…! 身近な自然を舞台に、「研究すること」のよろこびを伝える作品です。
■編集部より
「誰でも研究者になれるんだよ」と、背中を押してくれるような作品です。
作者の溝田浩美さんは、兵庫県立人と自然の博物館の地域研究員。幼いころからいきものが大好きで、虫や小さないきものを家に連れて帰っては、大切に世話をしてきたそうです。そんな溝田さんが大人になって出会ったのが、毎年春になると日本にやってくるアオバズクでした。彼らの生態が気になり、木々の下に落ちている彼らの食べ残しをコツコツと拾って分析していくうちに、思いもよらない発見にたどり着きます。
その成果をまとめた論文が、2023年に日本鳥学会内田奨学賞を受賞しました。本作はその際の研究内容をもとにしており、絵もご自身が心を込めて描いています。新緑の季節を思わせる透明感のある絵とともに、いきものの生態を解き明かしていくよろこびを味わっていただけたらうれしいです。
■作者のことば
「だれでも研究者になれる」 みぞたひろみ
子どものころから生き物が大好きで、いろいろなものを家に連れて帰っては飼ってきました。そんな私が偶然が重なりはじめることになった鳥の調査ですが、今では鳥に魅せられ、ライフワークのような形で生活の一部になっています。
動物病院の先生にアオバズクがいることを教えてもらったことから、落ちていた昆虫の残骸(残し餌)を集め、餌の内容を調べはじめました。なかなか分からなかった種が判明したときには、パズルの最後のピースがはまったときのように幸せな気持ちになりました。少しずついろいろなものが見えてくる残し餌の回収は、ワクワクドキドキの連続でした。
実は、すでに調べられていると思っていても、世の中に知られていないことは多く、身近なところに新しい発見や、研究の種がたくさんころがっています。人と自然の博物館の大谷剛先生によると、たとえば、昆虫の1個体追跡を続けると、必ず新しい発見があると言っておられました。私のように研究を職業としていないものでも、自分の知らない世界を楽しみながらつきつめていくことで、新しい発見がありました。みなさんもふしぎなことを見つけたら、ぜひ研究にチャレンジしてみてほしいです。
研究の際は、きちっとデータをとることが大事です。もし、思い通りのデータが出なくても、なぜその結果が出たのかを考えると、その中にはまた新たな研究の種が見つかるかもしれません。「データは?をつかない」……私が常々大切にしていることです。
また、調べたことを形にし、発表することも大切です。形にしないと、どれほど素晴らしい発見も、誰もわかってくれませんからね。私は調査結果を、アマチュアの調査結果・活動内容の発表の場などでお話しさせていただき、その際に研究員の先生方からの助言をいただくことができました。みなさんもなにか発見したら、ぜひだれかに話したり、発表したりしてみてください。研究で失敗したことも大切な発表材料になります。きっと新たな世界が見えてくることでしょう。
今回の研究にあたっては、人と自然の博物館の大谷剛先生や、布野隆之先生には大変お世話になりました。困ったときには必ず誰かが手を差し伸べてくれました。あきらめずに続けることで、素敵な出会いに恵まれ、こうして絵本を刊行することができました。ありがとうございました。
■著者情報
みぞたひろみ
1961年、奈良県生まれ。今回が初めての絵本。2006年より兵庫県立人と自然の博物館地域研究員として、アマチュアの調査成果・活動内容の発表の場である「共生のひろば」での発表や、子どもたち対象の講座を行っている。日本鳥学会会員。2020年にアオバズクの論文が日本鳥学会誌に掲載され、その論文で2023年度日本鳥学会内田奨学賞を受賞。
アオバズクの食卓
みぞたひろみ 文・絵
アオバズクという鳥を知っていますか。
毎年、春になると日本にやってくるフクロウのなかまです。
作者は、木々の下に落ちている彼らの食べ残しをコツコツと拾って分析していくうちに、思いもよらない発見にたどり着きます。
アオバズクは、まるでシェフのような鳥だったのです…!
身近な自然を舞台に、「研究すること」のよろこびを伝える作品です。
■担当編集部より
作者の溝田浩美さんは、兵庫県立人と自然の博物館の地域研究員。幼いころからいきものが大好きで、虫や小さないきものを家に連れて帰っては、大切に世話をしてきたそうです。
そんな溝田さんが大人になって出会ったのが、毎年春になると日本にやってくるアオバズクでした。彼らの生態が気になり、木々の下に落ちている彼らの食べ残しをコツコツと拾って分析していくうちに、思いもよらない発見にたどり着きます。
その成果をまとめた論文が、2023年に日本鳥学会内田奨学賞を受賞しました。本作はその際の研究内容をもとにしており、絵もご自身が心を込めて描いています。
本文
作者のことば
作者紹介
裏表紙
奥付 デジタル版には「ふしぎ新聞」はついておりません
みぞたひろみ 文・絵
アオバズクという鳥を知っていますか。
毎年、春になると日本にやってくるフクロウのなかまです。
作者は、木々の下に落ちている彼らの食べ残しをコツコツと拾って分析していくうちに、思いもよらない発見にたどり着きます。
アオバズクは、まるでシェフのような鳥だったのです…!
身近な自然を舞台に、「研究すること」のよろこびを伝える作品です。
■担当編集部より
作者の溝田浩美さんは、兵庫県立人と自然の博物館の地域研究員。幼いころからいきものが大好きで、虫や小さないきものを家に連れて帰っては、大切に世話をしてきたそうです。
そんな溝田さんが大人になって出会ったのが、毎年春になると日本にやってくるアオバズクでした。彼らの生態が気になり、木々の下に落ちている彼らの食べ残しをコツコツと拾って分析していくうちに、思いもよらない発見にたどり着きます。
その成果をまとめた論文が、2023年に日本鳥学会内田奨学賞を受賞しました。本作はその際の研究内容をもとにしており、絵もご自身が心を込めて描いています。
本文
作者のことば
作者紹介
裏表紙
奥付 デジタル版には「ふしぎ新聞」はついておりません
◼︎ 目次配信サービス
たくさんのふしぎ最新号の情報がメルマガで届く♪ メールアドレスを入力して登録(解除)ボタンを押してください。
※登録は無料です
※登録・解除は、各雑誌の商品ページからお願いします。/~\Fujisan.co.jpで既に定期購読をなさっているお客様は、マイページからも登録・解除及び宛先メールアドレスの変更手続きが可能です。
以下のプライバシーポリシーに同意の上、登録して下さい。
◼︎ メルマガ配信サービス
たくさんのふしぎよりメールマガジンをお届けします。
※登録は無料です
おすすめの購読プラン
この雑誌の読者はこちらの雑誌も買っています!
たくさんのふしぎの所属カテゴリ一覧
Fujisan.co.jpとは?
株式会社富士山マガジンサービスが運営する、
日本最大級の雑誌オンライン書店です。
一般的な書店と異なり、
定期購読サービスに特化しています。
雑誌、新聞、シリーズ書籍、漫画や
本屋にも無い古い本も見つかる!
法人サービスはこちら >
-
タイトル1万以上
豊富なラインナップで
書店に並ばない本とも出会える -
試し読み
バックナンバー1冊まるごと試し読み
したり、最新号も試し読みできる -
タダ読み
5,000冊以上の雑誌が
無料で読み放題 -
500円OFF
普段読んでいる雑誌のレビュー投稿で
500円割ギフト券をプレゼント -
事前予約
気になる本は
発売日前から事前予約可能 -
割引や特典付き
定期購読なら
お得に本が読めて
送料無料の雑誌も!
デジタル雑誌をご利用なら
最新号〜バックナンバーまで7000冊以上の雑誌
(電子書籍)が無料で読み放題!
タダ読みサービスを楽しもう!