• 雑誌:化学
  • 出版社:化学同人
  • 発行間隔:月刊
  • サイズ:A4変
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化学 10月号 (発売日2019年09月18日)

化学同人
【研究物語】柔らかい分子で巨大な構造体をつくる!──完全人工タンパク質の創出に向けた基礎技術 ●三宅亮介

【解説】天然ナノチューブ「微小管」内部へ分子を導入──細胞機能制御から分子ロボット開発ま...

化学 10月号 (発売日2019年09月18日)

化学同人
【研究物語】柔らかい分子で巨大な構造体をつくる!──完全人工タンパク質の創出に向けた基礎技術 ●三宅亮介

【解説】天然ナノチューブ「微小管」内部へ分子を導入──細胞機能制御から分子ロボット開発ま...

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2019年09月18日発売号単品
この商品は現在休刊となっております。

目次

【研究物語】柔らかい分子で巨大な構造体をつくる!──完全人工タンパク質の創出に向けた基礎技術 ●三宅亮介

【解説】天然ナノチューブ「微小管」内部へ分子を導入──細胞機能制御から分子ロボット開発まで ●稲葉 央・松浦和則

【解説】光スイッチをもつ分子カプセル──分子の内包と放出ができる“賢いナノ道具” ●岸田夏月・吉沢道人

【紹介】国際周期表年2019 短期集中連載(1)切手の元素周期表をつくりました! ●新井和孝

★好評連載★

◆カガクへの視点 化学が理解できない人々と対峙する日々 ●田村健治

◆分析機器の進化から見た 現代化学史(10)クロマトグラフィーの発明とその発展
──複雑な物質の分離・精製に不可欠な存在 ●廣田 襄

◆ケミストが語る 形成・美容外科学よもやま話(2)発毛のカガク(後編)──ミノキシジルの今 ●高田弘弥

◆化学つれづれ草 (30)理論と実験の研究 ●田中一義

◆誰も教えてくれない! 物理化学(6)スペクトルの基本,わかってる?
──吸収スペクトルは分子の何を見ている?(実践編Part 2)●宮川雅矢(監修:田中秀樹)

◆化学の特許はおまかせ! 中務先生のやさしいカガク特許講座
(10)特許請求の範囲とは?(中編) ●中務茂樹

◆化学者のための哲学──哲学は化学を挑発する(22)客観世界と科学知識の創造 ●落合洋文

◆化学ナンバープレイス

◆化学の本だな 書評・新刊紹介

◆化学掲示板(8月)

◆編集室から

【2019年の化学】

<注目の論文>
メタン,空気,水からメタノールをつくる/水から水素をつくりだす/高安定性で高反応性の超原子価塩素化合物/水和自由エネルギー計算の新展開

<最新のトピックス>
進化しつづける高分子酸素分離膜/光を閉じ込めエネルギーに変換/ジアザポルフィリンの魅力

商品情報・内容

  • 出版社:化学同人
  • 発行間隔:月刊
  • サイズ:A4変

■ 最新の情報から話題のトピックスまで,研究者がいちばん知りたい,化学のおもしろい情報を満載した総合誌

ナノテク,バイオ,環境など今話題の研究は,もとをただせば原子と分子の世界,つまり化学です.21世紀の化学はさまざまな周辺領域に広がりながら新しい学問を生みだし続けています.本誌は,第一線で活躍する研究者が解説した「注目の論文」や「最新のトピックス」をはじめ,研究に役立つスキルの向上を目的とした連載講座,研究者自身の人柄や研究姿勢などをテーマに独自の切り口で編集した記事を多数掲載.「内容は高く,表現はやさしく」をモットーに,化学のおもしろい情報と話題を提供します。

化学 10月号(2019-09-18発売) の特集を少しご紹介

柔らかい分子で巨大な構造体をつくる!
完全人工タンパク質の創出に向けた基礎技術
P.12~P.16
柔軟な骨格がつくりだす空間は,生体システムに限らず,人工的なシステムにおいても高選択的・高効率な複合機能を創出するうえで重要なモチーフである.しかし,柔軟な骨格による巨大空間を人工的に形成することは,エントロピー的に不利なため非常に難しく,その基礎技術の開発は次世代の機能性物質・材料の創出に向け重要な課題の一つである.今回,柔 軟なペプチド分子を金属配位結合により組み上げることで,タンパク質に匹敵するサイズの空間をもつ巨大環状錯体の合成に成功した. 柔軟な空間がつくりだす高度な複合機能 生体高分子がつくりだす機能の効率性や正確性などには,人工的に合成した分子では実現が難しいものが多い.生体のシステムは,柔軟な骨格の連動した構造変換によって複数の ユニットを協同的に働かせることで,さまざまな高度な機能を実現している.多様な配座をとる柔軟な骨格で,目的に応じて構造間のエネルギー差を絶妙に設計できることが,生体 高分子の高度な機能の肝であろう.
天然ナノチューブ「微小管」内部へ分子を導入
細胞機能制御から分子ロボット開発まで
P.28~P.33
生体内に存在するチューブ状タンパク質集合体「微小管」は,抗がん剤の標的から分子ロボット開発まで,幅広い分野で注目を集めている.これまで着目されてこなかった微小管の「なか」を覗くことで,新たなサイエンスの発展が期待できる.ここでは,微小管 内部に分子を導入するペプチドの開拓と,それを用いた微小管の安定化や細胞内微小管イメージングについて紹介する. 微小管とは? 私たちの細胞内に存在する「微小管」というナノチューブ構造体をご存知だろうか? 生体内ではタンパク質が自己集合してさまざまな超分子構造をつくり,生体活動を維持するた めに必要不可欠な役割を果たしている.とくに「細胞骨格」と呼ばれる繊維状のタンパク質集合体は,その名のとおり細胞の骨格として機能することに加え,細胞内における分子輸送 や細胞分裂,筋肉の収縮など,幅広い機能に関与している.微小管は細胞骨格の一つであり,非常にユニークな構造や機能をもつことが知られている
光スイッチをもつ分子カプセル
分子の内包と放出ができる“賢いナノ道具
P.48~P.52
光を外部刺激として,変色する分子や変形する材料がさかんに開発されている.今回,π-スタッキングを利用した分子カプセルに光スイッチを組み込むことで,さまざまな大きさや形の化合物の内包と光刺激に応答した内包物の放出に成功した. これまでの分子カプセル ウイルスのキャプシドやフェリチンのように,生物は周囲から隔離された数十ナノメートルの空間をもつカプセル構造をタンパク質の自己組織化で精密に作製している1).一方, 合成化学的には,二つのボウル型分子を共有結合で連結したCram らの牢屋型の分子カプセル(図1 a) 2)や,同じく二つのC 型分子を多点の水素結合でつなぎ合わせたRebek らの分子ソフトボール(図1 b) 3),さらには複数の三角パネル分子を金属イオンで架橋した藤田らの多面体カプセルなどが報告されている.

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