【解説】植物病を引き起こす炭疽病菌の感染メカニズム
――酸化酵素ペアによる長鎖アルデヒドの生成が遺伝子発現を誘導
●小玉紗代・Bastien Bissaro・Jean-Guy Berrin・久保康之
【解説】細胞内の代謝を制御する分子ネットワーク
──オプトジェネティクス技術とトランスオミクス解析を駆使した解析手法
●河村玄気・小澤岳昌
【解説】光を99.98%以上吸収する至高の暗黒シート
――触れる素材で黒さ世界一を実現した光閉じ込め構造とは?
●雨宮邦招
【解説】創薬化学研究に貢献する新しいアミド結合形成反応
――反応性の低い窒素求核剤とカルボン酸の高効率ワンポット縮合反応の開発
●梅原厚志・佐々木 誠
【研究物語】壊してもどせるサッカーボール型タンパク質ナノ粒子の開発
――五量体と二量体の融合で構築した60 量体分子“TIP60”
●川上了史・宮本憲二
★好評連載★
◆カガクへの視点 学際研究の現状と科学コミュニケーションの活用
●小林俊哉
◆サイエンティストの趣味の扉(1)音楽×科学 化学オーケストラでコントラバスを
●木原伸浩
◆誰も教えてくれない! 物理化学(反応速度論編)(46)速度定数と濃度変化の関係
●宮川雅矢
◆化学つれづれ草 (74)バイオマスと発酵
●田中一義
◆数理・データサイエンスの実践トレーニング (2)データからストーリーを紡ぐ(2)
●落合洋文
◆ある鉱物学者の 新・誕生石図鑑 (10)6月:アレキサンドライト
●山川純次
◆化学ナンバープレイス
◆化学の本だな 新刊紹介
◆化学掲示板 新聞に載った注目記事(4月)
◆編集室から
【2023年の化学】
〈注目の論文〉
天然物資源からのペプチド医薬品探索/ナノ流体を用いたイオンメモリスタ/言語用機械学習モデルで分子構造を生成/生細胞内の熱クロストークが見えた
〈最新のトピックス〉
進展著しいオリゴシラン,14族クラスターの化学/タンパク質間相互作用を理解する/超原子価結合で有機化合物の色を変える
化学 2023年05月18日発売号掲載の次号予告
研究物語 抗がん剤タキソールの全合成 長友優典・今村祐亮・井上将行
複雑な構造をもつことから化学合成が困難とされていたタキソールについて,総 34 工程での全合成に成功した.
この偉業を達成するまでの研究エピソードを紹介する.
解説 イカと合成高分子でつくりだす強靭な複合ゲル 中島 祐
天然物であるイカを合成高分子と複合化することで新しい素材が開発された.
イカの異方的構造を反映した力学特性をもつ強靭なハイドロゲルとは?
解説 C-O 結合を C-Si 結合へ変換する 新たな触媒反応 三浦大樹・宍戸哲也
再生可能資源や廃棄物を有効利用できる技術が求められているなか,木質バイオマス由来化合物から有機ケイ素化合物などの有用化成品を効率的につくりだせる反応が開発された.
解説 ペプチドグラフェン電界効果トランジスタで 匂い分子を高感度に検出 早水裕平
ペプチドの自己組織化膜を利用したグラフェン匂いセンサを用いて,複数の匂い分子を高感度に検出することに成功.
グラフェン表面の改良が決め手とされる.
注目の連載
● ある鉱物学者の 新・誕生石図鑑 ⑪スフェーン(7月) 山川純次
● 数理・データサイエンスの実践トレーニング 落合洋文
● サイエンティストの趣味の扉 川本思心
● 化学つれづれ草 田中一義
● 誰も教えてくれない! 物理化学(反応速度論編) 宮川雅矢
● カガクへの視点 和田重雄
● 化学の本だな 新刊紹介・ランキング
● 2023 年の化学 注目の論文と最新のトピックス
複雑な構造をもつことから化学合成が困難とされていたタキソールについて,総 34 工程での全合成に成功した.
この偉業を達成するまでの研究エピソードを紹介する.
解説 イカと合成高分子でつくりだす強靭な複合ゲル 中島 祐
天然物であるイカを合成高分子と複合化することで新しい素材が開発された.
イカの異方的構造を反映した力学特性をもつ強靭なハイドロゲルとは?
解説 C-O 結合を C-Si 結合へ変換する 新たな触媒反応 三浦大樹・宍戸哲也
再生可能資源や廃棄物を有効利用できる技術が求められているなか,木質バイオマス由来化合物から有機ケイ素化合物などの有用化成品を効率的につくりだせる反応が開発された.
解説 ペプチドグラフェン電界効果トランジスタで 匂い分子を高感度に検出 早水裕平
ペプチドの自己組織化膜を利用したグラフェン匂いセンサを用いて,複数の匂い分子を高感度に検出することに成功.
グラフェン表面の改良が決め手とされる.
注目の連載
● ある鉱物学者の 新・誕生石図鑑 ⑪スフェーン(7月) 山川純次
● 数理・データサイエンスの実践トレーニング 落合洋文
● サイエンティストの趣味の扉 川本思心
● 化学つれづれ草 田中一義
● 誰も教えてくれない! 物理化学(反応速度論編) 宮川雅矢
● カガクへの視点 和田重雄
● 化学の本だな 新刊紹介・ランキング
● 2023 年の化学 注目の論文と最新のトピックス
化学の内容
- 出版社:化学同人
- 発行間隔:月刊
- サイズ:A4変
最新の情報から話題のトピックスまで,研究者がいちばん知りたい,化学のおもしろい情報を満載した総合誌
ナノテク,バイオ,環境など今話題の研究は,もとをただせば原子と分子の世界,つまり化学です.21世紀の化学はさまざまな周辺領域に広がりながら新しい学問を生みだし続けています.本誌は,第一線で活躍する研究者が解説した「注目の論文」や「最新のトピックス」をはじめ,研究に役立つスキルの向上を目的とした連載講座,研究者自身の人柄や研究姿勢などをテーマに独自の切り口で編集した記事を多数掲載.「内容は高く,表現はやさしく」をモットーに,化学のおもしろい情報と話題を提供します。
化学の無料記事
この雑誌の読者はこちらの雑誌も買っています!
化学の所属カテゴリ一覧
Fujisanとは?
日本最大級雑誌の定期購読サービスを提供
デジタル雑誌をご利用なら
最新号〜バックナンバーまで7000冊以上の雑誌
(電子書籍)が無料で読み放題!
タダ読みサービスを楽しもう!