月刊薬事 2025年4月号(Vol.67 No.5)
【特集】術前から術後までくまなくフォロー 周術期の薬のトリセツ
企画:畑 啓昭(国立病院機構京都医療センター 外科科長/感染制御副部長)
院内でのタスク・シフト/シェアが進むなか、薬剤師を含めた多職種連携による安全な周術期マネジメントの重要性が高まっています。周術期では、術前の持参薬確認や休薬指示、予防的抗菌薬の投与、オペ室での医薬品管理、術後の合併症への薬物療法など、医薬品管理と患者マネジメントを一貫して行うことが求められます。
本特集では、術前から術後までの各段階における適切なマネジメントの考え方を整理し、患者の予後改善のための介入ポイントを解説します。
■特集にあたって
■総論
●医師が伝えたい周術期に薬剤師に介入してほしいこと
■術前にどう介入する? 術前外来と予防的抗菌薬
●術前外来は,いつ・どうやって進める?
●術前の予防的抗菌薬
■術中対応をスムーズに! オペ室の薬品管理の勘所
●ハイリスク薬の管理
●麻薬の管理
●麻酔総論と麻酔チャートの見方――薬剤・バイタル変動
●消毒薬の選び方,使い方
■術直後に気をつけたい よくある急性期合併症
●血圧低下・血圧上昇
●術後の悪心・嘔吐(PONV)
●術後疼痛
●発熱
●感染症
●虚血性心疾患,心不全
●外科手術後に起こりうる脳血管疾患
●急性腎障害(AKI)
●術後の不眠・せん妄
●静脈血栓塞栓症
●周術期の下痢および便秘
●胃・十二指腸潰瘍
■長期的な術後フォローのポイントは? よくある晩期合併症
●リンパ浮腫
●胃切除後障害
●短腸症候群
【取材】
INTERVIEW
●書籍「循環器疾患にかかわる薬剤師の思考・視点がわかる 循薬ドリル」の編集者に聞く 「考える力」で挑む循環器疾患の薬物治療
【連載】
●のんびりDI談話室[4]
電子添文「ちょっと気になる」話──医薬品マスタ担当者からの小さな気づき
●おくすり瓦版[1] *新連載
外国人患者対応と英語版くすりのしおり
●休薬・中止の判断はどうする? 今日から始めるシックデイ・マネジメント[1] *新連載
シックデイ・緊急対応の基本を理解しよう
●ルーティン処方 Do処方 異常なし? それってあたり前?[2]
抗菌薬の点滴から経口薬への切り替え──タイミングとチョイスは最適ですか?
●5のStepで使いこなす薬物動態学[4]
腎障害時にアピキサバンの血中濃度はどう変化する? 後編 血中濃度の変化を評価してみよう
●ガイドラインではわからない患者・家族の大切なもののための 緩和ケア薬の使い方[7]
一石十五鳥! がん緩和薬の説明技法
●振り返れば国試[22]
緑内障の薬物治療のポイントは?
●領域別薬剤師ケースカンファレンス from KYOTO[18]
腎・透析領域 慢性腎臓病患者への血液透析導入を考慮した治療介入は?
●誰でもデキる臨床研究 リアルワールドデータで学会発表,論文執筆[12]
結果の解釈と考察
●添付文書からRMP,審査報告書まで 新薬ななめ読み[54]
ブイタマーⓇクリーム1%(タピナロフ)
●ジャーナルクラブの広場
その他
●今月の読者プレゼント
●書評 病棟・ICU・ERで使える クリティカルケア薬Essence & Practice Update for 2025-27
●学会&研修会カレンダー
●次号予告・編集部より
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