月刊薬事 発売日・バックナンバー

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【特集】栄養障害を見逃さない! 臨床栄養の新戦略と実践テクニック

 企画:松本 彩加(熊本リハビリテーション病院サルコペニア・低栄養研究センター)


■特集にあたって
■総論――臨床栄養の新戦略
 ●栄養障害とは――栄養障害の分類と栄養治療
 ●低栄養の世界共通診断――GLIM基準
 ●薬剤性低栄養と臨床推論
 ●サルコペニアの概念と薬剤関連サルコペニア
 ●オーラルフレイルと口腔嚥下問題関連薬剤
■実践したくなる栄養製剤の使い方
 ●経口栄養補助剤(ONS)の使い方と経腸栄養製剤の特徴
 ●静脈栄養活用術――SPN(補完的静脈栄養)による栄養サポート
 ●在宅栄養療法のコツ
 ●微量元素欠乏症の治療と関連薬剤
 ●薬物‐栄養素間相互作用
■ここがポイント! 病態別栄養管理と栄養療法
 ●集中治療室の栄養障害・栄養管理
 ●周術期の栄養管理
 ●慢性腎臓病の栄養障害・栄養療法
 ●肝硬変の栄養障害・栄養療法
 ●高齢糖尿病患者の栄養療法――若年者と何が違う?
 ●肥満症の栄養管理――薬物療法と外科的治療
 ●がん悪液質の診断と栄養治療
■NEW TOPICS
 ●リハ栄養口腔連携における薬剤師への期待
 ●地域一体型NST

【取材】
Report
●第46 回日本病院薬剤師会 近畿学術大会 「サイエンスの視点で 医療の変化を越える」

【連載】
●5のStepで使いこなす薬物動態学[5]
エサキセレノンの血中濃度はCYP3A4阻害薬の併用でどう変化する?
前編 薬物動態情報の収集・特徴づけ・決定因子の評価
●誰でもデキる臨床研究 リアルワールドデータで学会発表、論文執筆[13]
演題登録の仕方、発表スライドの作り方(口頭)、プレゼンの仕方、当日の注意点
●領域別薬剤師ケースカンファレンス from KYOTO[19]
造血器領域 多施設連携で解決! エプコリタマブのサイトカイン放出症候群・免疫エフェクター細胞関連神経毒性症候群対策を考えよう
●のんびりDI談話室[5]
「重篤副作用疾患別対応マニュアル」はどうやって作っているのか?
●ルーティン処方 Do処方 異常なし? それってあたり前?[3]
悪化が嫌だからDo!で大丈夫? 他疾患で入院の関節リウマチ患者の常用薬
●振り返れば国試[23]
関節リウマチへの薬物治療のポイントは?
●休薬・中止の判断はどうする? 今日から始めるシックデイ・マネジメント[2]
高齢者、多疾患併存状態のシックデイマネジメント
●ガイドラインではわからない患者・家族の大切なもののための 緩和ケア薬の使い方[8]
医療者も患者も誤解の多い余命の話
●添付文書からRMP、審査報告書まで 新薬ななめ読み[55]
フルミストⓇ点鼻液(経鼻弱毒生インフルエンザワクチン)
●ジャーナルクラブの広場

その他
●今月の読者プレゼント
●News Lab.
●学会&研修会カレンダー
●次号予告・編集部より
2,365円
月刊薬事 2025年4月号(Vol.67 No.5)

【特集】術前から術後までくまなくフォロー 周術期の薬のトリセツ

企画:畑 啓昭(国立病院機構京都医療センター 外科科長/感染制御副部長)

院内でのタスク・シフト/シェアが進むなか、薬剤師を含めた多職種連携による安全な周術期マネジメントの重要性が高まっています。周術期では、術前の持参薬確認や休薬指示、予防的抗菌薬の投与、オペ室での医薬品管理、術後の合併症への薬物療法など、医薬品管理と患者マネジメントを一貫して行うことが求められます。
本特集では、術前から術後までの各段階における適切なマネジメントの考え方を整理し、患者の予後改善のための介入ポイントを解説します。

■特集にあたって
■総論
 ●医師が伝えたい周術期に薬剤師に介入してほしいこと
■術前にどう介入する? 術前外来と予防的抗菌薬
 ●術前外来は,いつ・どうやって進める?
 ●術前の予防的抗菌薬
■術中対応をスムーズに! オペ室の薬品管理の勘所
 ●ハイリスク薬の管理
 ●麻薬の管理
 ●麻酔総論と麻酔チャートの見方――薬剤・バイタル変動
 ●消毒薬の選び方,使い方
■術直後に気をつけたい よくある急性期合併症
 ●血圧低下・血圧上昇
 ●術後の悪心・嘔吐(PONV)
 ●術後疼痛
 ●発熱
 ●感染症
 ●虚血性心疾患,心不全
 ●外科手術後に起こりうる脳血管疾患
 ●急性腎障害(AKI)
 ●術後の不眠・せん妄
 ●静脈血栓塞栓症
 ●周術期の下痢および便秘
 ●胃・十二指腸潰瘍
■長期的な術後フォローのポイントは? よくある晩期合併症
 ●リンパ浮腫
 ●胃切除後障害
 ●短腸症候群

【取材】
INTERVIEW
●書籍「循環器疾患にかかわる薬剤師の思考・視点がわかる 循薬ドリル」の編集者に聞く 「考える力」で挑む循環器疾患の薬物治療

【連載】
●のんびりDI談話室[4]
電子添文「ちょっと気になる」話──医薬品マスタ担当者からの小さな気づき
●おくすり瓦版[1] *新連載
外国人患者対応と英語版くすりのしおり
●休薬・中止の判断はどうする? 今日から始めるシックデイ・マネジメント[1] *新連載
シックデイ・緊急対応の基本を理解しよう
●ルーティン処方 Do処方 異常なし? それってあたり前?[2]
抗菌薬の点滴から経口薬への切り替え──タイミングとチョイスは最適ですか?
●5のStepで使いこなす薬物動態学[4]
腎障害時にアピキサバンの血中濃度はどう変化する? 後編 血中濃度の変化を評価してみよう
●ガイドラインではわからない患者・家族の大切なもののための 緩和ケア薬の使い方[7]
一石十五鳥! がん緩和薬の説明技法
●振り返れば国試[22]
緑内障の薬物治療のポイントは?
●領域別薬剤師ケースカンファレンス from KYOTO[18]
腎・透析領域 慢性腎臓病患者への血液透析導入を考慮した治療介入は?
●誰でもデキる臨床研究 リアルワールドデータで学会発表,論文執筆[12]
結果の解釈と考察
●添付文書からRMP,審査報告書まで 新薬ななめ読み[54]
ブイタマーⓇクリーム1%(タピナロフ)
●ジャーナルクラブの広場

その他
●今月の読者プレゼント
●書評 病棟・ICU・ERで使える クリティカルケア薬Essence & Practice Update for 2025-27
●学会&研修会カレンダー
●次号予告・編集部より
2,365円
【特集】身体的・精神的課題にどう向き合う? がん治療のマルチプロブレム

企画:藤田 行代志(群馬県立がんセンター薬剤部)

がん治療中の患者は、抗がん薬による副作用のみならず、栄養障害、併存疾患、不眠など、さまざまな身体的・精神的な問題が生じています。これらに対応するには、薬物治療だけでなく、幅広い患者ケアの知識が必要となります。
本特集では、最新ガイドラインに基づく治療・ケアの考え方、身体的管理、精神的サポート、そして治療継続を支えるための実践的なポイントを紹介します。

■特集にあたって

■Update!――最新ガイドラインをチェック!
 ●抗がん薬誘発性の悪心・嘔吐の管理――ガイドラインの注目すべき点と最新の知見から
 ●骨髄抑制へのアプローチ
 ●若年がん患者の妊孕性温存に対する考え方
 ●血管外漏出への対処法と予防策

■がん治療中の身体的管理と副作用対策
 ●がん治療中の栄養管理とサポート
 ●がん患者の凝固障害(がん関連血栓症)
 ●がん治療中の血糖コントロール
 ●アピアランスケアの基礎と薬剤師の役割
 ●治療による免疫抑制と感染予防
 ●がん治療中の便秘・下痢のマネジメント
 ●化学療法誘発性末梢神経障害(CIPN)の管理
 ●抗がん薬による心毒性の評価と管理
 ●皮膚障害の予防と対策――EGFR阻害薬による皮膚障害,手足症候群,手足皮膚反応

■がん治療の継続サポート
 ●抗がん薬と併存疾患(呼吸器疾患)のリスクマネジメント
 ●抗がん薬とその他の薬剤の薬物相互作用――評価と管理のポイント
 ●がん治療中の心のケア
 ●がん患者の睡眠障害の管理
 ●患者教育と意思決定支援――薬剤師の役割とコミュニケーション
 ●副作用管理で看護師とどのように連携していくのか
 ●がん治療の日米の違い,米国薬剤師の実態(実際の業務),薬学教育,薬剤師の役割(日米それぞれのよいところ)

【連載】
●ルーティン処方 DO処方 異常なし? それってあたり前? *新連載
腎障害患者へのNSAIDsはダメ! でも,透析患者ならOK? それってあたり前?

●のんびりDI談話室[3]
“薬を育てる”していますか?

●ガイドラインではわからない患者・家族の大切なもののための 緩和ケア薬の使い方[6]
患者の持ち物で効果的な服薬指導──服薬指導スマホ録画法

●領域別薬剤師ケースカンファレンス from KYOTO[17]
脳神経領域 パーキンソン病の症状増悪に対して次の治療薬を考える

●誰でもデキる臨床研究 リアルワールドデータで学会発表,論文執筆[11]
データの取り扱い方,解釈の仕方(多変量解析)

●5のStepで使いこなす薬物動態学[3]
腎障害時にアピキサバンの血中濃度はどう変化する?
前編 薬物動態情報の収集・特徴づけ・決定因子の評価

●振り返れば国試[21]
胃がん患者に対する服薬指導のポイントは?

●添付文書からRMP,審査報告書まで 新薬ななめ読み[53]
ケサンラⓇ点滴静注液 350mg〔ドナネマブ(遺伝子組換え)〕

●ジャーナルクラブの広場

その他
●今月の読者プレゼント
●News Lab.
●学会&研修会カレンダー
●次号予告・編集部より
2,365円
【特集】AMR対策のためにどう介入する? “とりあえず広域抗菌薬”の減らし方

企画:前田 真之(昭和大学薬学部臨床薬学講座感染制御薬学部門 准教授)

抗菌薬の適正使用が徐々に進んではいるものの、薬剤耐性菌の蔓延は、依然として公衆衛生にとっての重大な脅威となっています。
本特集では、薬剤耐性(AMR)対策を行う際の課題を整理し、抗菌薬適正使用のために提唱されているAWaRe分類やスペクトラムスコア「DASC」などの臨床応用方法を紹介します。さらに、実臨床への介入例を考えるにあたり、“とりあえず広域抗菌薬”が出されがちな疾患への対応や、各耐性菌へのアプローチのほか、マンパワー不足のなかでAST/ICTとして効果的に適正使用を推進するためのヒントを提示します。

■特集にあたって
■薬剤耐性菌の課題・対策を整理しよう
 ●薬剤耐性によって生じる疾病負荷
 ●薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン2023-2027、どこが変わった?
 ●院内感染対策サーベイランスの見方、活かし方
 ●AWaRe分類の考え方、活かし方
 ●抗菌スペクトラムの“広い・狭い”を客観的に評価するための指標「スペクトラムスコア」とは?
 ●広域抗菌薬の適正使用を推進するためのストラテジーとフレームワーク
 ●耐性菌を出さないためのPK/PDの活かし方
 ●抗菌薬適正使用に向けた外部評価と診療評価指標――感染領域で立入検査や病院機能評価にどう立ち向かうか
■この抗菌薬,ホントに続けてダイジョウブ?
 ●「とりあえずメロペネム」(とりメロ)を見かけたら
 ●二次性腹膜炎に対する抗菌薬はいつまで?
 ●人工関節周囲感染に対する抗菌薬はいつまで?
 ●好中球減少状態の患者に対する抗菌薬はいつまで?
 ●鼻副鼻腔炎に対するマクロライド療法はいつまで?
■おさらいしよう! 耐性菌へのアプローチ
 ●メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)
 ●ESBL産生菌
 ●カルバペネム耐性腸内細菌目細菌(CRE)
 ●薬剤耐性緑膿菌
 ●Clostridioides difficile感染症
■中小規模病院において,チーム(AST/ICT)として取り組めること
 ●チームで取り組む広域抗菌薬のPPRF、医薬品供給不足への対応
 ●チームで取り組む抗菌薬使用量の削減、クリニカルパスによる見直し
 ●チームで取り組むカルバペネム系薬使用量の適正化、外部細菌検査室との連携
 ●チームで取り組む培養検査の標準化、病棟担当薬剤師との連携・教育

【取材】
フロントページ
●回復期病棟でのインスリン離脱をタスクシェアリング──重症低血糖予防・退院調整を支援

【連載】
●のんびりDI談話室[2]
「医薬品情報」なのか「医療情報」なのか!?
●ガイドラインではわからない患者・家族の大切なもののための 緩和ケア薬の使い方[5]
患者の力を借りて医療ミスを防ぐ
●領域別薬剤師ケースカンファレンス from KYOTO[16]
外来がん治療 みんなで考えよう! 抗がん薬による末梢神経障害
●誰でもデキる臨床研究 リアルワールドデータで学会発表、論文執筆[10]
続・単変量解析──相関・線形回帰&オッズ比・リスク比
●振り返れば国試[20]
褥瘡への薬物治療のポイントは?
●添付文書からRMP,審査報告書まで 新薬ななめ読み[52]
ビキセオスⓇ配合静注用(ダウノルビシン塩酸塩/シタラビン)
●5のStepで使いこなす薬物動態学[2]
臨床薬物動態パラメータをどう解釈し,どう活かす? 後編 未変化体尿中排泄率(Ae),全身クリアランス(CLtot、CLsys)、みかけの分布容積(Vd)
●ジャーナルクラブの広場

その他
●今月の読者プレゼント
●News Lab.
●学会&研修会カレンダー
●お詫びと訂正
2,365円
【特集】シンプルにはじめるポリファーマシー対策

企画:溝神 文博(国立長寿医療研究センター薬剤部/長寿医療研修部高齢者薬学教育研修室)

ポリファーマシーは薬物有害事象のリスクを増加させるため、薬剤師による適切な管理・介入が求められています。一方で、異なる医療機関・医師からの処方、さまざまな患者背景や複数の疾患を抱える患者に対して減薬や中止を提案するのは容易ではないと感じている薬剤師も少なくないのではないでしょうか。

本特集では、ポリファーマシーによる薬物有害事象で頻度の高いものに焦点を当て、それらを回避するために現場で実践可能な「シンプルなアプローチ」を紹介します。

■特集にあたって
■総論
 ●ポリファーマシー対策の現状の課題
■シンプルにはじめるポリファーマシー対策
 ●PIMsリストの使い方――抗コリン薬のリスクスケール
 ●服薬簡素化と服薬環境の調整
 ●高齢者総合機能評価(CGA)とポリファーマシーの薬剤調整
 ●看護師からみたポリファーマシー対策
■その症状…もしかして薬物有害事象?
 ●せん妄,不穏
 ●睡眠障害
 ●排便障害
 ●下部尿路症状
 ●口腔乾燥,摂食・嚥下障害
 ●転倒・転落
 ●食思不振
 ●認知機能障害
■シンプルにはじめるポリファーマシー対策の実践――症例とアプローチ
 ●急性期病院――せん妄・不穏
 ●急性期病院――入院時の隠れた食思不振
 ●慢性期病院――転倒・骨折
 ●慢性期病院――摂食嚥下障害
 ●保険薬局――睡眠障害
 ●診療所――下部尿路症状
 ●在宅――認知機能低下により服薬管理ができなくなった症例への介入

【取材】
この人に聞く
●心不全外来で再入院を防ぐ──GDMTを支援

【連載】
●のんびりDI談話室[1] *新連載
「患者向けRMP資材」と「じゃない資材」

●5のStepで使いこなす薬物動態学[1] *新連載
臨床薬物動態パラメータをどう解釈し,どう活かす? 前編 血中消失半減期,経口バイオアベイラビリティ

●ガイドラインではわからない患者・家族の大切なもののための 緩和ケア薬の使い方[4]
薬剤の名前を覚えないと起こる9つの不幸

●誰でもデキる臨床研究 リアルワールドデータで学会発表,論文執筆[9]
データの取り扱い方,解析の仕方(記述統計,単変量解析)

●振り返れば国試[19]
乳がんの外来がん薬物療法管理のポイントは?

●領域別薬剤師ケースカンファレンス from KYOTO[15]
医療情報領域 誰一人取り残さない! 医療DXの波を,施設を超えたチームで乗り越える!

●添付文書からRMP,審査報告書まで 新薬ななめ読み[51]
ザビセフタⓇ配合点滴静注用(アビバクタムナトリウム・セフタジジム水和物)

●ジャーナルクラブの広場

その他
●今月の読者プレゼント
●News Lab.
●学会&研修会カレンダー
●次号予告・編集部より
2,365円
【特集】迅速な薬物治療につなげるTips! 重症患者の器官系統別評価

企画:川邊 一寛(横浜市立大学附属市民総合医療センター薬剤部)/中薗 健一(聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院薬剤部)

超急性期や急性期の重症患者においては、病態やバイタルサイン、治療の影響が分単位や時間単位で変化します。このような状況では、患者情報からプロブレムリストを作成して対応を検討しているうちに、さらなる状況の変化や致死的な状況に対応できなくなるおそれがあります。そのため、救急・集中治療の現場では、臓器別に全身評価を行う「By system」を用いて、重症患者の迅速な治療・管理を行っています。

本特集では、重症患者の病態把握や管理の基本となる「By system」について学び、薬剤師として臓器別評価や薬物治療との関連、ケア移行時の考え方について解説します。

■特集にあたって
■総論
 ●救急・集中治療領域担当薬剤師の役割とは?
 ●臓器別の評価法「By system」とは?
 ●薬剤師記録における「By system」と「By problem」の違いとは?
 ●重症患者の全身管理に活用するツールは?
■By systemを用いた臓器別の評価と管理
 ●神経
 ●循環器――循環動態評価のポイント
 ●腎
 ●電解質・輸液
 ●消化管・代謝内分泌・栄養
 ●血液・凝固
 ●感染
 ●予防
■注目Topics
 ●日本版敗血症診療ガイドライン2024の読み方,活用のポイント――すべての患者に適切な介入と臨床意義の高い研究を行うために
 ●重症患者における薬物動態の変化
 ●Medication reconciliation, Medication reviewはICUだけじゃない!?――シームレスな医薬品情報リレーの重要性
 ●重症患者の薬物治療評価の教え方・学び方
 ●集中治療専門薬剤師の目指す先とは?

【連載】
●添付文書からRMP、審査報告書まで 新薬ななめ読み[50]

●振り返れば国試[18]
てんかんの発作ゼロ、副作用ゼロにするには?

●領域別薬剤師ケースカンファレンス from KYOTO[14]
高齢者領域 高齢者の服薬簡素化はどうしてる?

●誰でもデキる臨床研究 リアルワールドデータで学会発表,論文執筆[8]
症例報告の書き方

●ガイドラインではわからない患者・家族の大切なもののための 緩和ケア薬の使い方[3]
オピオイドで患者の治療意欲をかき立てる

●ジャーナルクラブの広場

その他
●今月の読者プレゼント
●学会&研修会カレンダー
●News Lab.
●次号予告・編集部より
2,365円
【特集】処方意図・持参薬評価のポイントがわかる 入院時の漢方薬20

 企画:野上 達也(東海大学医学部専門診療学系漢方医学領域 准教授)

漢方薬は日常の診療で頻繁に使われていますが、添付文書上の適応症が実際の症状・疾患名と結びつきづらいことも多く、処方意図の推測や服薬指導に対して悩ましく感じたことがあるのではないでしょうか。漢方薬であっても、漫然と継続してしまうと病態・疾患・併用薬によってはかえって悪影響をきたしうるため、処方継続に関する適切な判断力が求められます。

そこで本特集では、病棟でよく処方される漢方薬を20剤ピックアップし、治療上の位置づけや使用する患者のアセスメント、持参薬に漢方薬がある場合の評価のポイントなどについて解説します。

■特集にあたって
野上 達也

■総論
 ●漢方薬を服用中の患者が入院してきたときの考え方は?
 ●急性期病棟でよく使われる漢方薬
 ●慢性期でよく使われる漢方薬
 ●周術期でよく使われる漢方薬
■使いどころがわかる! 病棟でよくでる漢方薬20
 ●大建中湯
 ●抑肝散
 ●五苓散
 ●六君子湯
 ●芍薬甘草湯
 ●麻子仁丸
 ●牛車腎気丸
 ●補中益気湯
 ●柴苓湯
 ●人参養栄湯
 ●半夏厚朴湯
 ●抑肝散加陳皮半夏
 ●葛根湯
 ●十全大補湯
 ●猪苓湯
 ●当帰芍薬散
 ●八味地黄丸
 ●半夏瀉心湯
 ●麦門冬湯
 ●防風通聖散

【取材】
フロントページ
●退院時薬剤管理サマリー、薬局での受領は2割弱
愛仁会 明石医療センター(兵庫県明石市)

【INTERVIEW】
●医療機関と薬局の連携で慢性心不全への積極的な介入を――「薬剤師による心不全服薬管理指導の手引き 第1版」を公開

【連載】
●添付文書からRMP,審査報告書まで 新薬ななめ読み[49]

●振り返れば国試[17]
心筋梗塞後(二次予防)の薬物治療のポイントは?

●領域別薬剤師ケースカンファレンス from KYOTO[13]
感染制御領域 感染性心内膜炎による敗血症の症例から,抗菌薬治療のポイントを考える

●誰でもデキる臨床研究 リアルワールドデータで学会発表,論文執筆[7]
研究計画書と倫理申請

●ガイドラインではわからない患者・家族の大切なもののための 緩和ケア薬の使い方[2]
オピオイドをなかなか使ってくれない患者

●ジャーナルクラブの広場

その他
●今月の読者プレゼント
●書評 知らないと絶対損する 薬剤師のためのお金の強化書
●News Lab.
●学会&研修会カレンダー
●次号予告・編集部より
2,365円
●特集 かゆいところに手が届く! 入院中の皮膚トラブル完全攻略

■特集にあたって
関根 祐介

■総論――よくある皮膚症状の訴えにどう対応する?
●皮膚トラブルを訴えられたら
安部 正敏
■見逃したらキケン! 緊急性の高い皮膚症状
●アナフィラキシー
猪又 直子
●Stevens-Johnson 症候群と中毒性表皮壊死症――鑑別疾患、発症頻度の高い薬剤や発症
までの期間を含めて
内田 梢太、阿部理一郎
●蜂窩織炎、壊死性筋膜炎
盛山 吉弘
●血管外漏出
加藤 峰幸

■よくあるから見極めたい! 高齢者に多い皮膚症状
●帯状疱疹
渡辺 大輔
●褥瘡
磯貝 善蔵
●老人性乾皮症(ドライスキン)
菊地 克子
●真菌症(白癬、皮膚カンジダ症)
比留間淳一郎

■治療中はハイリスク! がん患者で注意する皮膚症状
●殺細胞性抗がん薬による皮膚障害
入澤 亮吉
●分子標的薬による皮膚障害
吉野 公二

■答えられますか? 患者さんや他職種からの皮膚トラブルの相談
●外用剤の基剤はどう違う?
笹津 備尚
●この軟膏、混ぜても大丈夫?
大谷 道輝
●外用剤の塗り方はどうすればいい?
宮川 哲也
●保湿剤を使い分けるポイントは?――保湿剤の種類と保湿効果
小黒佳代子
●外用剤の保管・使用期限の注意点は?
廣瀬 香織
●ステロイド外用剤はいつまで続ける?
松元 美香
●褥瘡治療薬の適正使用のポイントは?
古田 勝経
●ドレッシング材の適正使用のポイントは?
関根 祐介
●創傷に対する消毒薬の使用上のポイントは?
下平 智秀
●外用薬治療の退院指導・地域連携のポイントは?
川崎 美紀

連載
●振り返れば国試[16]
感染症に対する抗菌薬選択にあたって何を考えますか?
辻中 海斗、小川 敦、村上 千晶、髙橋 志門、石澤 啓介

●ガイドラインではわからない患者・家族の大切なもののための 緩和ケア薬の使い方[1] *新連載
ガイドラインに沿った医療がEBMという誤解
押川勝太郎

●誰でもデキる臨床研究 リアルワールドデータで学会発表、論文執筆[6]
研究のデータ、データセットの選び方
八木 達也、村木 優一

●領域別薬剤師ケースカンファレンス from KYOTO[12]
医薬品情報領域 さまざまな問い合わせや疑問が医薬品情報室に届きます……そのときの対応は?
大林 巧志

●添付文書からRMP、審査報告書まで 新薬ななめ読み[48]
レクビオⓇ皮下注(インクリシランナトリウム)
谷藤亜希子

●ジャーナルクラブの広場
桑原 秀徳/土岐 真路/鈴木 大介/大橋 崇志/齊藤 順平/甲斐 光
/Pranjali Kulkarni、Lisa Holle、鈴木 真也/木村 友絵、木村 利美

その他
●今月の読者プレゼント
●書評 連携ツールの強化書 9疾患から始める簡単フォローアップ術
●書評 皮膚外用剤の教科書
●学会&研修会カレンダー
●News Lab.
●次号予告・編集部より
2,365円
月刊薬事9月号(Vol.66 No.12)

特集 臨床での疑問にこたえる 統計データの読み方、使い方

■特集にあたって
岡田 直人

■基礎編:もう一度おさらい! 統計データの読み方
 ●仮説検定ってなに? と聞かれたら――統計的仮説検定の種類、統計量の尺度
山村 重雄
 ●「有意」「有意差」を見かけたら
川口 崇
 ●リスクってなに? と聞かれたら――相対リスク、オッズ比、絶対リスク、ハザード比
土屋 雅美
 ●研究デザインってなに?と聞かれたら
豕瀬 諒
 ●信頼できるエビデンスってなに? と聞かれたら――論文検索、バイアス、図表の読み方
上田 昌宏

■実践編:ケーススタディから学ぶ臨床での問題・疑問へのアプローチ
 ●この抗菌薬はいつまで投与すればよいの?
浦上 宗治
 ●この抗がん薬でどのくらい生命予後が変わるの?
土手 賢史
 ●副作用に対する支持療法のエビデンスはあるの?
渡邊 大地、飯原 大稔
 ●もしかして、これって副作用?
赤嶺 由美子
 ●これまでの報告と逆の主張をしている場合はどうする?――腎機能低下時の敗血症性DICに対する治療選択
加藤 秀雄

■挑戦編:臨床で見つけた疑問を研究につなげるためのお作法
 ●カルテデータを用いた研究のお作法
八木 達也
 ●メタアナリシスを実施するときのお作法
三星 知
 ●アンケートを用いた研究を実施するときのお作法
近藤 悠希

連載
●総合診療医が教える。外来薬物療法ケースカンファレンス[31](完)
ヘパリン使用中に注意すべき副作用は?
石井 義洋
●添付文書からRMP、審査報告書まで 新薬ななめ読み[47]
トルカプⓇ錠 160mg、200mg(カピバセルチブ)
佐藤 弘康
●振り返れば国試[15]
慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者の服薬指導で知っておくべきポイントは?
薩摩 由香里
●領域別薬剤師ケースカンファレンス from KYOTO[11]
災害領域 被災した場合に備えて、薬剤部門でどのような取り組みをしていますか?
柏原 陽平/堀 雅博/多留木 崇志/川島 裕明/岸田 有希子/芝田 雄登
●誰でもデキる臨床研究 リアルワールドデータで学会発表、論文執筆[5]
研究のデザインとは?
豕瀬 諒
●ジャーナルクラブの広場
伊藤 藍、今中 翔一/鈴木 雄太/杉山 昌宏/鈴木 大介/桑原 秀徳
/Grace Morrison、Lisa Holle、鈴木 真也/木村 友絵、木村 利美

その他
●今月の読者プレゼント
●書評 染方史郎の 続 感じる細菌学 耐性菌&真菌編
●News Lab.
●学会&研修会カレンダー
●次号予告・編集部より
2,365円
●特集 ルーチン検査を薬物治療にどう活かす? 気になる異常値&異常所見

■特集にあたって
大林 恭子
■総論
 ●薬剤師が検査値や身体所見から観察・評価する重要性とは?
大林 恭子
■異常値・異常所見へのアプローチはどうする?
 ●全身状態
八島 秀明
 ●腎機能――慢性腎臓病(CKD)患者の重症度分類と腎機能評価
土井 信幸
 ●肝機能
青森 達
 ●貧血
髙橋 雄太
 ●外傷(救急・ICU)
齋藤 靖弘
 ●心機能
橋本 直明,土岐 浩介
 ●細菌感染症
尾田 一貴
 ●電解質異常
平井 利典
 ●動脈血ガス
長嶺 歩
 ●栄養状態
小玉 菜央,井上 裕
 ●血糖値――血糖との決闘回避に向けた備え
藤井 博之

取材
座談会
●モダトレ×グラトレ カンファレンスルーム
――後編 薬学的フォローアップ
梶原 洋文(大分三愛メディカルセンター薬剤部),浦上 宗治(佐賀大学医学部附属病院感染制御部)

連載
●誰でもデキる臨床研究 リアルワールドデータで学会発表,論文執筆[4]
クリニカルクエスチョンをリサーチクエスチョンに変えるには?
豕瀬 諒
●領域別薬剤師ケースカンファレンス from KYOTO[10]
集中治療領域 集中治療室における術後せん妄患者へ薬剤師ができる介入は!?
岩内 大佑
●振り返れば国試[14]
初めてEGFR阻害薬を使用する患者さんへの服薬指導のポイントは?
下村 直樹
●つながる検査と薬[14](完)
甲状腺機能低下症を背景にもつ鉄欠乏性貧血患者
村田真由子
●添付文書からRMP,審査報告書まで 新薬ななめ読み[46]
フォゼベルⓇ錠 5mg・10mg・20mg・30mg(テナパノル塩酸塩)
鈴木 信也
●総合診療医が教える。外来薬物療法ケースカンファレンス[30]
左室駆出率(LVEF)の低下した慢性心不全(HFrEF)に降圧薬として推奨されていない薬剤はどれか?
石井 義洋
●ジャーナルクラブの広場
鈴木慎一郎/齊藤 順平/鈴木 大介/花井 雄貴/桑原 秀徳/鈴木 正論/
Melek Hursid,Lisa Holle,鈴木 真也/木村 友絵,木村 利美

その他
●今月の読者プレゼント
●News Lab.
●学会&研修会カレンダー
●次号予告・編集部より
2,365円
月刊薬事7月号(Vol.66 No.9)

●特集 治療効果を維持するためにどう動く? 第一選択薬がないときの次の一手

■特集にあたって
小池 博文
■総論
 ●医薬品供給不足に薬剤師はどう動く?
――医薬品を安定的に供給するための薬剤師の役割を考えよう!
山田 成樹
 ●ジェネリック医薬品の供給体制と今後の展望
田中 俊幸
 ●医薬品供給不足が続くなかでのフォーミュラリ策定のメリット
中野 道雄
 ●大規模災害時に求められる医薬品供給体制
小林 映子
■こんなときどうする? 抗菌薬がないときの次の一手
 ●経口ペニシリン系製剤がない場合
岡村 央
 ●経口セフェム系製剤がない場合
平原 康寿
 ●注射用アンピシリン・スルバクタムがない場合
小口 正義
 ●注射用第一世代・第二世代セフェム系抗菌薬がない場合
池谷 修
 ●注射用バンコマイシンがない場合
佐村 優
 ●注射用アゾール系抗真菌薬がない場合
坂本 靖宜
■こんなときどうする? 抗がん薬・支持療法薬がないときの次の一手
 ●タキサン系抗がん薬が使用できない場合の代替療法
田代 亮太,橋本 浩伸
 ●プラチナ系製剤がない場合
輪湖 哲也,伊勢 雄也
 ●葉酸代謝拮抗薬または救援療法薬がない場合
縄田 修一,本田 麻里,木村 祐子
 ●5-FU製剤がない場合
鍛治園 誠
 ●制吐薬(NK1受容体拮抗薬,5-HT3受容体拮抗薬など)がない場合
菅原 充広
■こんなときどうする? 救急医療・集中医療での頻用薬がないときの次の一手
 ●静注用鎮静薬(ミダゾラムやプロポフォール)がない場合の次の一手
前田 幹広
 ●ノルアドレナリンまたはアドレナリンがない場合
川邊 一寛
 ●注射用アセトアミノフェンがない場合
櫻井 雄太,中薗 健一
■こんなときどうする? 外来診療での頻用薬がないときの次の一手
 ●心不全治療薬(ループ利尿薬)がない場合
土岐 真路,武田 真央
 ●糖尿病治療薬(メトホルミン)がない場合
本田 一春
 ●免疫抑制薬(シクロスポリンまたはタクロリムス)がない場合
鈴木 優司,廣原 成
 ●経口メトトレキサート(MTX)がないときの次の一手
山西由里子,松本 高広
 ●経口ステロイド(プレドニゾロン,デキサメタゾン)がない場合
萱野勇一郎
 ●睡眠薬(オレキシン受容体拮抗薬)がない場合
椎 崇


取材
この人に聞く
●在宅で適切な薬物療法の評価・情報提供をするには?
――「多職種連携推進のための在宅患者訪問薬剤管理指導ガイド」公開
溝神 文博(国立長寿医療研究センター薬剤部/長寿医療研修部高齢者薬学教育研修室)

座談会
●モダトレ×グラトレ カンファレンスルーム
――前編 薬学的臨床推論
梶原 洋文(大分三愛メディカルセンター薬剤部),浦上 宗治(佐賀大学医学部附属病院感染制御部)

連載
●誰でもデキる臨床研究 リアルワールドデータで学会発表,論文執筆[3]
先行研究の調べ方──どう調べる? どう読む?
八木 達也
●つながる検査と薬[13]
抗MRSA薬投与中にCK上昇をきたした患者
村田 諭
●最新の話題をPick Up おしえて! 気になる小児感染症[3]
βラクタム系抗菌薬が使えないとき,小児感染症への代替薬はどうしたらいい?
宮入 烈
●領域別薬剤師ケースカンファレンス from KYOTO[9]
救命救急領域 院内で患者が急変した際に薬剤師ができることは?
川島 裕明
●振り返れば国試[13]
授乳婦への服薬指導のポイントは?
佐藤 寛子,木下 照常
●添付文書からRMP,審査報告書まで 新薬ななめ読み[45]
冨田 隆志
●総合診療医が教える。外来薬物療法ケースカンファレンス[29]
SGLT2阻害薬の副作用でないものはどれか?
石井 義洋
●あなたはどう考える? パズルで紐解く病態別栄養療法[12](完)
敗血症の症例に適切に対応するために必要なピースはどれ?
吉田 貞夫
●ジャーナルクラブの広場
桑原 秀徳/眞継 賢一/鈴木 大介/岡田 拓朗/安川乃里子/
Melek Hursid,Lisa Holle,鈴木 真也/木村 友絵,木村 利美

その他
●今月の読者プレゼント
●News Lab.
●学会&研修会カレンダー
●次号予告・編集部より
2,365円
月刊薬事6月号(Vol.66 No.8)

●特集 “何となく”で終わらせない薬剤選択 病棟での疼痛マネジメント

■特集にあたって
牛田 享宏

■総論
 ●患者から「痛い」と訴えがあったなら――痛みの分類から考える適切なアプローチ
稲毛 一秀、清水 啓介、竹生 浩人、折田 純久、江口 和、古矢 丈雄、
牧 聡、志賀 康浩、井上 雅寛、菱谷 崇寿、奥山 晃平、大鳥 精司
 ●病棟でよく出合う疼痛への対応
上野 博司
■慢性的な痛みと薬の使い方
 ●慢性頭痛
太田久仁子、竹島多賀夫
 ●神経障害性疼痛
住谷 瑞穂、安藤 雅恵、小暮 孝道、住谷 昌彦
 ●胃痛・腹痛
山本さゆり、小笠原尚高、脇田 嘉登、前川 正人、春日井邦夫
 ●腰痛,肩・膝などの関節痛,首の痛み
尾﨑 一規、泉 仁
■悩ましい場面での痛みと薬の使い方
 ●周術期の疼痛治療
篠川 美希、寺口 徹、植田 健一
 ●処置時の疼痛治療
宮内 雅人
 ●認知症患者への疼痛治療
上野 雄文
■疾患特有の痛みと薬の使い方
 ●三叉神経痛
川口 早織、井関 雅子
 ●リウマチ性疾患(関節リウマチ・脊椎関節炎・その他の膠原病)
那須 義久、西田圭一郎
 ●帯状疱疹
渡辺 大輔
 ●骨転移による痛みに対する集学的アプローチ
野里 洵子、佐藤 信吾
■トレンドトピックス
 ●術後疼痛管理チーム加算とその役割
木村 嘉之
 ●腎障害患者へのNSAIDs,アセトアミノフェンの考え方
平田 純生
 ●薬物乱用頭痛――頭痛外来での支援
渡邉 由佳、五十嵐久佳



連載
●Clipboard[12]
腎領域/DI領域
森住 誠/若林 進
●領域別薬剤師ケースカンファレンス from KYOTO[8]
糖尿病領域 2型糖尿病を既往にもつ患者の病態と持参薬の評価
瀬下 貴大
●誰でもデキる臨床研究 リアルワールドデータで学会発表,論文執筆[2]
クリニカルクエスチョンの導き方と文献検索の準備
八木 達也
●最新の話題をPick Up おしえて! 気になる小児感染症[2]
先天梅毒が増えてるってホント?
伊藤 健太
●つながる検査と薬[12]
急性リンパ性白血病の診断となった小児患者
歌野 智之
●振り返れば国試[12]
SGLT2阻害薬の服薬指導やモニタリングのポイントは?
鈴木 正論
●あなたはどう考える? パズルで紐解く病態別栄養療法[11]
心不全の症例に適切に対応するためのピースはどれ?
吉田 貞夫
●添付文書からRMP,審査報告書まで 新薬ななめ読み[44]
若林 進
●総合診療医が教える。外来薬物療法ケースカンファレンス[28]
血圧について正しいのはどれか?
石井 義洋
●ジャーナルクラブの広場
齋藤 靖弘/石井聡一郎/齊藤 順平/鈴木 大介/桑原 秀徳/桝田 浩司/
Andria Latifi、Richard Yik、Lisa Holle、鈴木 真也/木村 友絵、木村 利美

その他
●今月の読者プレゼント
●News Lab.
●学会&研修会カレンダー
●次号予告・編集部より
2,365円
月刊薬事5月号(Vol.66 No.7)

●特集 基本とコツを押さえた イマドキの緩和ケア

■特集にあたって
金子 健
■総論
 ●緩和ケアと薬物療法
中川 貴之
■Up to Date! がん疼痛治療薬の使い方の基本とコツ
 ●オピオイド鎮痛薬の特徴
金子 健
 ●オピオイド鎮痛薬を使いこなす
龍 恵美
 ●非オピオイド鎮痛薬の特徴,使い方
岡本 明大
 ●鎮痛補助薬の特徴,使い方
壁谷めぐみ
■がん患者の症状緩和の基本とコツ
 ●悪心・嘔吐
石原 正志
 ●便秘
石原 正志
 ●食欲不振,悪液質
川名真理子
 ●倦怠感
川名真理子
 ●腹部膨満感,腹水,消化管閉塞
宮部 貴識
 ●睡眠障害
岡本 禎晃
 ●せん妄
岡本 禎晃
 ●咳嗽/呼吸困難,死前喘鳴
工藤 浩史
■ここが知りたい! 緩和ケアQ&A
 ●注意が必要な患者(肝機能障害時,腎機能障害時)へのオピオイド鎮痛薬の投与はどう考える?
押切 華映,田上 恵太
 ●骨転移痛患者への対応は?
髙木 辰哉
 ●がんサバイバーの痛みに対するオピオイド鎮痛薬の注意点は?
城山 亮輔,住谷 昌彦
 ●緩和ケアでよく使う漢方薬は?
大岸美和子
 ●難治性の痛みへの治療選択は?
上島健太郎
 ●終末期の輸液管理はどうする?
辻井 聡容
■心不全の緩和ケアの実践
 ●末期心不全への緩和ケアの基本
大石 醒悟
■小児の緩和ケアの実践
 ●こどもたちに緩和ケアを届けるために大切にしたいこと――こどもを主語にした緩和ケアの実践
余谷 暢之

連載
●Clipboard[11]
集中治療領域
中薗 健一
●最新の話題をPick Up おしえて! 気になる小児感染症[1] *新連載
RSウイルスの新しい予防薬
大宜見 力
●誰でもデキる臨床研究 リアルワールドデータで学会発表,論文執筆[1] *新連載
プロローグ・臨床現場の薬剤師による研究とは
村木 優一
●つながる検査と薬[11]
浮腫を主訴に来院した特発性ネフローゼ症候群の5歳の患者
詫間 梨恵
●領域別薬剤師ケースカンファレンス from KYOTO[7]
精神科領域 セロトニン症候群の予防,介入策は?
重面 雄紀
●総合診療医が教える。外来薬物療法ケースカンファレンス[27]
脳梗塞へのDAPTの使い方で誤っているのはどれか?
石井 義洋
●振り返れば国試[11]
気管支喘息患者の服薬指導で知っておくべきポイントは?
薩摩由香里
●添付文書からRMP,審査報告書まで 新薬ななめ読み[43]
ウゴービⓇ皮下注SD(セマグルチド)
荒 義昭
●あなたはどう考える? パズルで紐解く病態別栄養療法[10]
肺炎の症例に適切に対応するために必要なピースはどれ?
吉田 貞夫
●ジャーナルクラブの広場
三星 知/芦川 直也/鈴木 大介/立石 裕樹/桑原 秀徳/Sarah Conti,Ryan Moreau,Lisa Holle,鈴木 真也/木村 友絵,木村 利美

その他
●今月の読者プレゼント
●学会&研修会カレンダー
●News Lab.
●次号予告・編集部より
2,365円
月刊薬事4月号(Vol.66 No.5)

●特集 最適な治療・管理がわかる 水・電解質・酸塩基平衡異常

■特集にあたって
杉本 俊郎
■総論――体液異常をより早期に察知する
 ●体液異常をより早期に察知するには
安田 隆
 ●体液異常の病態を理解するための検査所見(血液・尿)の読み方
長澤 将
■注意しておきたい薬剤による電解質異常
 ●薬剤性の電解質異常
永山 泉,前嶋 明人
■至適な体液管理のための輸液療法の注意点
 ●輸液の目的と選択の考え方は?
權 杞映,三村維真理
 ●輸液療法の問題点
小松 康宏
■代表的な電解質異常へのアプローチ
 ●ナトリウム代謝異常
和田 健彦
 ●水代謝異常
麻生 芽亜,冨永 直人
 ●カリウム代謝異常
脇田 篤,木内 丈滉,龍華 章裕
 ●カルシウム代謝異常
副田 圭祐,駒場 大峰
 ●マグネシウム代謝異常
志水 英明
 ●酸塩基平衡異常,代謝性アシドーシス,代謝性アルカローシス
小山 哲平,今井 直彦
■水・電解質・酸塩基平衡異常を引き起こす疾患・病態の管理
 ●Q1:心不全患者における低ナトリウム血症の病態・その臨床でのとらえ方について教えてください。
泉田 俊秀,絹川弘一郎
 ●Q2:腹水を有する肝不全症例における体液・電解質異常の問題点について教えてください。
山田 倫子,黒崎 雅之,泉 並木
 ●Q3:慢性腎臓病症例に多い電解質異常・酸塩基平衡異常への対応のポイントを教えてください。
金﨑 雅美
 ●Q4:がん患者にみられやすい電解質異常とその病態について教えてください。
北井悠一朗,松原 雄
 ●Q5:糖尿病急性合併症における輸液療法のポイントを教えてください。
前野 恭宏
 ●Q6:敗血症における輸液療法のポイントを教えてください。
林 碧,川上 大裕
 ●Q7:高齢者に多い電解質異常,その対応について教えてください。
村島 美穂
 ●Q8:小児の下痢症における輸液療法・経口補水療法について教えてください。
加藤 宏樹
 ●Q9:急性膵炎の急性期の輸液療法のポイントについて教えてください。
稲富 理

連載
●Clipboard[10]
感染症領域/循環器領域
高橋 佳子/土岐 真路
●つながる検査と薬[10]
カテーテル関連血流感染症(CRBSI)へのバンコマイシンのAUC評価
染谷 梨沙
●領域別薬剤師ケースカンファレンス from KYOTO[6]
小児領域 小児の調剤方法はどのようにしていますか?
楠川 侑吾
●添付文書からRMP,審査報告書まで 新薬ななめ読み[42]
レケンビⓇ点滴静注〔レカネマブ(遺伝子組換え)〕
谷藤亜希子
●総合診療医が教える。外来薬物療法ケースカンファレンス[26]
心機能低下した頻拍性心房細動のレートコントロールで控えるべき薬剤は?
石井 義洋
●あなたはどう考える? パズルで紐解く病態別栄養療法[9]
高齢者の摂食障害に適切に対応するために必要なピースはどれ?
吉田 貞夫
●振り返れば国試[10]
がん化学療法で薬剤師が関わるポイントは?
神田 将哉,小川 敦,辻中 海斗,石澤 啓介
●ジャーナルクラブの広場
齊藤 順平/桑原 秀徳/宮﨑 元康/鈴木 大介/檜山 洋子/Christie Hurteau, Lisa Holle,鈴木 真也/木村 友絵,木村 利美

その他
●今月の読者プレゼント
●学会&研修会カレンダー
●News Lab.
●次号予告・編集部より
2,365円
●特集:病棟・外来でよくみる気になる 神経診療Up to Date

■特集にあたって
永田栄一郎
■よくみる気になる神経症状・疾患へのアプローチ
 ●頭痛(三叉神経痛を含む),めまい
石井亮太郎
 ●疼痛,感覚障害
濱野 忠則
 ●意識障害,失神,けいれん
髙橋 牧郎
 ●認知機能低下,高次脳機能障害
伊東 大介
 ●嚥下障害,構音障害,運動麻痺,運動失調
野川 茂
 ●視力障害,視野異常,複視
石垣 あや,中島 一郎
 ●歩行障害,筋力低下,不随意運動
杉江 和馬
 ●睡眠障害
鈴木 圭輔
 ●てんかん――Q1 抗てんかん発作薬の血中濃度を診療にどう役立てる?/Q2 新規抗てんかん発作薬の位置づけ・使い方は?
川口 典彦,寺田 清人
 ●パーキンソン病――Q1 パーキンソン病の症状に応じた薬剤調整の考え方は?/Q2 新規抗パーキンソン病薬の位置づけ,使い方は?
水間 敦士
 ●認知症――Q1 疾患による認知症状の違いは?/Q2 新規認知症治療薬の位置づけ,使い方は?
中野 博人,小野賢二郎
 ●脳梗塞――Q1 脳梗塞の二次予防のための薬の使い方は?/Q2 脳梗塞急性期の治療法は?
安部 貴人
 ●重症筋無力症――Q1 重症筋無力症の免疫療法の考え方は?/Q2 新規重症筋無力症治療薬の位置づけと使い方は?
鈴木 重明
 ●多発性硬化症(MS),視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)――Q1 多発性硬化症(MS),視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)の免疫療法の考え方は?/Q2 多発性硬化症(MS),視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)に対する新規治療薬の位置づけ,使い方は?
河内 泉
 ●筋萎縮性側索硬化症(ALS),脊髄性筋萎縮症(SMA)――Q1 最新のエビデンスを踏まえた治療法は?/Q2 地域連携を含めた包括医療とは?
和泉 唯信

連載
●Clipboard[9]
がん領域
鷲巣 晋作,坪井 伸也,葉山 達也
●総合診療医が教える。外来薬物療法ケースカンファレンス[25]
グレープフルーツと相互作用のある薬剤はどれか?
石井 義洋
●振り返れば国試[9]
外来がん薬物療法の薬学管理,患者指導のポイントは?
下村 直樹
●つながる検査と薬[9]
化学療法施行後に腫瘍崩壊症候群を発症した造血器腫瘍患者
稲垣 貴士
●領域別薬剤師ケースカンファレンス from KYOTO[5]
周術期の栄養管理──術後合併症発生時の栄養療法
加藤 良隆
●添付文書からRMP,審査報告書まで 新薬ななめ読み[41]
コルスバⓇ静注透析用シリンジ17.5μg・25.0μg・35.0μg(ジフェリケファリン酢酸塩)
佐藤 弘康
●あなたはどう考える? パズルで紐解く病態別栄養療法[8]
胃がん術後の症例に適切に対応するために必要なピースはどれ?
吉田 貞夫
●ジャーナルクラブの広場
鈴木慎一郎/鈴木 大介/桑原 秀徳/宮津 大輔/Merna Seleman, Lisa Holle,鈴木 真也/竹内 祐介/木村 友絵,木村 利美

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