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「最新医学」70巻 2月特集は「炎症性腸疾患 -病態研究から標的治療への展開-」です。

 炎症性腸疾患はこれまで比較的稀な病気と考えられてきましたが平成25年度の調査で潰瘍性大腸炎の患者数は約15万人・クローン病の患者数は約4万人で合計は19万人となっており、日常的に遭遇する疾患となりつつあります。
 一方で炎症性腸疾患はこれまで原因がはっきりしなかったこともあり根本的な治療法がない状況が続いていましたが、最近の研究成果により病態の主体が「免疫制御機構の異状によってもたらされる過剰な免疫状態」であることが明らかになったことで、生物学的製剤である抗TNF-α抗体薬を治療に利用できるようになり従来の結果を大きく上回る治療効果が認められました。
 更に潰瘍を治すことで病気の再燃を防ぐことが可能となることが分かり、治療に対する考え方は劇的に変化しました。
 本特集では新しい時代を迎えた炎症性腸疾患の実際の診療に必要な知識や日本が世界の炎症性腸疾患に果たすべき役割を国内の最前線で活躍されている先生方に詳しく解説していただきました。
 「症状の改善」から「寛解の導入」、「発症の予防」へと大きな転換点を迎えた炎症性腸疾患の現在を是非手に取ってお確かめ下さい。
論文題名

著者所属

著者名

通巻頁
序論 東京医科歯科大学 渡辺 守 179
[座談会]
新しい時代に入った炎症性腸疾患を考え直す 慶應義塾大学 久松 理一 181
大阪市立総合医療センター 渡辺 憲治
(司会) 東京医科歯科大学 渡辺 守
[病態研究から標的治療へ]
発症に関与するリスク因子解明 大阪市立大学 大藤 さとこ 195
GWAS解析から明らかになった新しい治療標的 東邦大学 角田 洋一ほか 205
新しく解析された免疫病態と標的治療 防衛医科大学 穂苅 量太ほか 211
腸上皮幹細胞研究の新展開と粘膜再生療法への挑戦 東京医科歯科大学 岡本 隆一ほか 217
炎症性腸疾患における腸内細菌の病態への関与と標的治療への応用 慶應義塾大学 長沼 誠ほか 222
炎症性腸疾患のがんサーベイランスと炎症に由来する発がん機構解明 豊橋技術科学大学 安西 紘幸ほか 229
[診療に必要な知識]
治療指針・ガイドラインの実臨床への用い方 兵庫医科大学 中村 志郎ほか 236
カプセル内視鏡の実臨床への応用 岩手医科大学 江﨑 幹宏ほか 244
治療に必要なバイオマーカーの開発状況 大阪大学 飯島 英樹 250
腸管感染症が及ぼす炎症性腸疾患病態への影響 京都大学 仲瀬 裕志 255
クローン病小腸粘膜治癒と臨床寛解の意義 福岡大学 別府 孝浩ほか 261
抗TNFα抗体製剤の適切な使用法 帝京大学 鈴木 康夫 268
[日本発、世界へ]
ダブルバルーン内視鏡による診断・治療への応用 自治医科大学 永山 学ほか 274
日本から世界に発信する新しい診断・治療 北里大学 日比 紀文ほか 280
トップランナーに聞く
(第49回) がん治療抵抗性をもたらすシグナル伝達経路の解明と新規がん治療法・診断法の開発研究 北海道大学 津田 真寿美 286
トピックス
バセドウ病と妊娠:Update 国立成育医療研究センター病院 荒田 尚子 293
特報
第51回(2014年度)ベルツ賞受賞論文:
iPS 由来器官原基移植による機能的なヒト肝臓の創出 横浜市立大学 谷口 英樹ほか 298
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.最新医学 67巻6号(通巻850号)
特集 気管支喘息‐最近の進歩と展望‐

最新医学」67巻6月特集は「気管支喘息-最近の進歩と展望-」です。

 近年、病態解明の進歩や新規治療薬剤の登場により気管支喘息を取り巻く医療状況は大きく変化しています。
 病態については気管支粘膜の炎症が喘息の本態であることが明らかとなり、従来の気管支平滑筋収縮が重要視された古典的概念からの転換が起こりました。更に国際ガイドライン(GINA)の整備により世界中でデータの共有が可能となり、治療薬の有効性に関しても逐次アップデートされるようになっています。また、喘息診断や管理に有用な新規の検査法も報告されています。 
 しかし、こういった状況をすべての医師が等しく認識している訳ではありません。
 本特集では気管支喘息を取り巻く最新情報に関して、基礎から臨床まで重要な点を網羅しており、喘息に関する最先端の知識の整理に加えて、今後の方向性まで含んだ内容となっています。
 他にも喘息類縁疾患として注目されている好酸球性副鼻腔炎、高齢者喘息、難治性喘息やアスリート喘息管理といった最新のトピックスについても国内の第一人者に詳しく解説頂きました。
 喘息診療に携わる専門医の先生方はもちろんのこと、一般医の先生方・医学性の先生方にもご一読いただきたい内容となっております。
論文題名

著者所属

著者名

通巻頁
序論 東北大学 一ノ瀬 正和
[座談会]
喘息治療の到達点と残された課題 国立病院機構相模原病院 秋山 一男
呼吸器・アレルギー疾患研究所 足立 満
(司会) 東北大学 一ノ瀬 正和
[特集]
病態理解の進展 鹿児島大学 井上 博雅
国際ガイドライン(GINA)アップデート 帝京大学 大田 健
本邦のガイドラインに沿った治療戦略 獨協医科大学 福田 健
気道炎症モニタリングの現状と展望 和歌山県立医科大学 松永 和人
新しい喘息患者呼吸機能評価法 東北大学 黒澤 一
高齢者喘息を取り巻く問題点 京都大学 新実 彰男
アスリート喘息管理上の注意点 近畿大学 東田 有智
抗IgE抗体治療の現状 帝京大学 山口 正雄
今後の喘息治療薬(PDE4阻害、サイトカイン阻害等) 岩手医科大学 山内 広平
難治性喘息の表現型 福島県立医科大学 佐藤 俊
喘息発症と環境及び遺伝的因子 筑波大学 檜澤 伸之
喘息治療の薬理遺伝学 東京女子医科大学 近藤 光子
注目される類縁疾患:好酸球性副鼻腔炎 昭和大学 洲崎 春海
現代社会とうつ病
第13回 児童・思春期のうつ病とその治療 国府台病院 宇佐美 政英
臨床研究ノススメ
第13回 国際共同治験、わが国の課題 慶應義塾大学 佐藤 裕史
トップランナーに聞く
(第17回)
京都大学 丸澤 宏之
トピックス
低線量肺がんCT検診の最新の話題 帝京大学 江口 研二
てんかん治療の新しい流れ 産業医科大学 辻 貞俊
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特集 脊髄小脳変性症(SCD)のUp-To-Date


 「最新医学」67巻5月特集は「脊髄小脳変性症(SCD) up to date」です。

 脊髄小脳変性症(spinocerebellar degeneration:SCD)は、小脳、脳幹、脊髄を中心とする神経細胞が変性・脱落し、失調症性歩行、構音障害、四肢の協調運動障害などをきたす疾患の総称で、我が国では、孤発性、遺伝性を含めたSCD患者が約2万人強、多系統萎縮症(MSA)患者が1万人いると推定されています。
 遺伝性SCDの中でも、約30疾患が報告されている優性遺伝性SCDが遺伝性SCDのほとんどを占めています。特に、我が国ではマシャド・ジョセフ病(MJD)、脊髄小脳失調症(SCA)6、SCA31、歯状核赤核淡蒼ルイ体委縮症(DRPLA)の4疾患が優性遺伝性SCDの8割近くを占めています。
 我が国の研究者を中心にSCD原因遺伝子の同定が進んでおり、将来的には病態の進行を制御する治療法の開発が期待されています。
 本特集では、SCD・MSAの臨床と研究の最先端を我が国の第一人者の先生方が詳しく解説しています。
 SCDはアルツハイマー病などと比較すると患者数も少なく、知名度も低い疾患です。
 だからこそ有効な治療法を開発していくためには、神経内科医のみならず基礎医・薬学系、工学系の研究者、行政、患者が一体となることが不可欠です。是非、読者の皆様にSCDの現状を理解して頂き、ご興味をお持ち頂きますようお願い致します。
        
論文題名

著者所属

著者名

通巻頁
序論 東京医科歯科大学 水澤 英洋 1051
[座談会]
脊髄小脳変性症の克服をめざして
-脊髄小脳変性症をいかに克服するか- 新潟大学 西澤 正豊 1053
北海道大学 佐々木 秀直
(司会) 東京医科歯科大学 水澤 英洋
[孤発性SCD]
多系統萎縮症(MSA) 名古屋大学 伊藤 瑞規ほか 1065
皮質性小脳萎縮症(CCA) 信州大学 吉田 邦広 1071
[常染色体優性遺伝性SCD]
Machado-Josph病(MJD) 千葉大学 金井 数明 1077
脊髄小脳失調症6型(SCA6) 東京医科歯科大学 渡瀬  啓ほか 1082
脊髄小脳失調症31型(SCA31) 東京医科歯科大学 石川 欽也ほか 1089
歯状核赤核淡蒼球ルイ体萎縮症(DRPLA) 東京大学 鈴木 一詩ほか 1096
その他のポリグルタミン病
(SCA1,SCA2,SCA7,SCA17) 帯広厚生病院 安井 建一ほか 1105
通常の変異による脊髄小脳失調症
(SCA11,SCA14,SCA15,SCA35) 北海道大学 佐藤 和則ほか 1116
非翻訳リピート異常伸長による脊髄小脳失調症
(SCA8,SCA10,SCA12SCA,36) 岡山大学 松浦 徹ほか 1122
[常染色体劣性遺伝性SCD]
眼球運動失行を伴う失調症1型、2型(AOA1,2) 新潟大学 西澤 正豊 1131
Friedreich病とビタミンE単独欠損性失調症 東京都医学総合研究所 内原 俊記 1137
シャルルヴォア・サグネ型痙性失調症(ARSACS) 山梨大学 瀧山 嘉久 1144
[SCDの治療]
脊髄小脳失調症治療の現状と展望 日本赤十字医療センター 松本 英之ほか 1150
脊髄小脳失調症のリハビリテーション 森之宮病院 畠中 めぐみほか 1155
現代社会とうつ病
第13回 若年者の非定型的なうつ病 東京女子医科大学 坂元 薫 1162
臨床研究ノススメ
第13回 国際共同治験、わが国の課題 北里大学 熊谷 雄治 1167
トップランナーに聞く
(第17回)
免疫系ヒト化マウスモデルを使った血管疾患に関する研究 理化学研究所 石川 文彦 1171
トピックス
関節炎におけるマイクロRNAの機能 東京医科歯科大学 浅原 弘嗣 1176
心不全のトランスクリプトーム 京都大学 塩井 哲雄 1180
特報 2011年度 井村臨床研究奨励賞受賞記念論文
ポジトロン断層撮像検査による早期の冠動脈硬化病変診断法および心筋代謝障害診断法の開発から治療効果評価への応用 北海道大学 吉永恵一郎 1185
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特集 IgG4関連疾患-21世紀に生まれた新たな疾患概念

 

 「最新医学」67巻4月特集は「IgG4関連疾患-21世紀に生まれた新たな疾患概念」です。

  IgG4関連疾患(IgG4-related diseae:IgG4-RD)は、血清IgG4高値と病変部への著明なIgG4陽性形質細胞浸潤を特徴とする21世紀に生まれた新たな疾患概念です。
 これまで自己免疫性膵炎、ミクリッツ病、リーデル甲状腺炎、キュツナー腫瘍、後腹膜線維症、炎症性偽腫瘍、間質性腎炎、間質性肺炎などと診断されていた症例、あるいはその一部がIgG4-RDであることが判明しています。
 その一方でシェーグレン症候群やウェゲナー肉腫などの自己免疫疾患や悪性リンパ腫などの血液疾患との鑑別が難しい事も大きな特徴となっています。
 尚、IgG4-RDで日本人研究者の果たしている役割は大変大きく、All Japan体制で「IgG4-RDの概念確立」、「IgG4-RD包括診断基準の制定」など目覚ましい成果をあげています。
 本特集では各々の領域での最新情報を、これまで多くの成果を上げられている国内の第一人者の先生方に詳しく紹介して頂きました。
 今世紀に誕生した新しい疾患概念であるIgG4関連疾患について、読者の先生方のご理解を深めることのできる一冊となっております。
         
論文題名

著者所属

著者名

通巻頁
序論 金沢医科大学 梅原 久範 885
[座談会]
IgG4関連疾患発見の意義と世界に与えるインパクト 関西医科大学 岡崎 和一 887
岡山大学 吉野 正
(司会) 金沢医科大学 梅原 久範
[臓器別IgG関連疾患]
IgG4関連疾患の発見から現在にかけて 関西医科大学 岡崎 和一ほか 902
IgG4関連自己免疫性膵炎 信州大学 川 茂幸ほか 910
IgG4関連消化器病変 都立駒込病院 神澤 輝実ほか 917
IgG4関連ミクリッツ病とシェーグレン症候群 札幌医科大学 山本 元久ほか 923
IgG4関連腎臓病の診断基準について 金沢大学 川野 充弘ほか 932
IgG4関連呼吸器病変 富山大学 松井 祥子 939
IgG4関連甲状腺炎 隈病院 西原 永潤ほか 945
眼科領域のIgG4関連疾患 金沢大学 高比良 雅之 950
[IgG4関連疾患の診断]
IgG4関連疾患の病理診断
-鑑別診断を中心に- 岡山大学 佐藤 康晴ほか 958
IgG4関連疾患の病理診断 -1型自己免疫性膵炎における線維化病変の特徴- 倉敷中央病院 能登原 憲司 965
IgG4関連疾患の画像所見 富山県立中央病院 井上 大ほか 971
[IgG4関連疾患の病因と治療]
ミクリッツ病/IgG4関連疾患の病態形成におけるサイトカインの関与 九州大学 森山 雅文ほか 979
IgG4関連疾患の治療 金沢大学 正木 康史ほか 990
現代社会とうつ病
第12回 メランコリア概念をめぐって 九州大学 本村 敬介 998
臨床研究ノススメ
第12回 薬剤疫学の課題と展望 京都大学 川上 浩司 1003
トップランナーに聞く
(第16回)
 筋疾患の病態解明から治療法開発へ 国立精神・神経医療センター 西野 一三 1007
トピックス
アディポネクチンの抗糖尿病作用におけるIL-6の役割の発見 東京大学 栗澤 元晴 1013
気候変動と感染症 長崎大学 橋爪 真弘 1020
特報 2011年度 井村臨床研究賞受賞記念論文
胸部大動脈手術における中枢神経保護 神戸大学 大北 裕* 1027
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特集 がんの分子病理診断:免疫染色と遺伝子診断の進歩


 「最新医学」67巻3月特集は「がんの分子病理診断:免疫染色と遺伝子診断の進歩」です。

 近年、分子標的治療が日常のがん治療に用いられるようになってきましたが、その可否を判断するには標的となる分子の発現強度や、その基盤となっている遺伝子異常の有無を指標とした分子病理診断が必要となります。従って、がん治療の個別化のためには分子病理診断が重要と認識されるようになっています。
 本特集では、最近のがん分子病理診断の進歩を全身の臓器において俯瞰して頂けるよう国内の最前線でご活躍されている先生方に実際の病理診断の場で取り入れられているものを中心にその最新の成果についてご解説頂きました。
 がん診療の近未来を展望頂ける内容となっております。
         
論文題名

著者所属

著者名

通巻頁
序論 東京大学 深山 正久 351
[座談会]
がんの分子病理診断 -現状と近未来- 国立がん研究センター中央病院 津田 均 353
愛知県がんセンター 谷田部 恭
(司会) 東京大学 深山 正久
[本論]
乳癌 -HER2とトリプルネガティブ- 国立がん研究センター中央病院 小倉 拓也ほか 364
胃がん -分子標的HER2- 国立がん研究センター東病院 桑田 健 374
肺がん
 1. EGFR 愛知県がんセンター 谷田部 恭 380
 2. ALK がん研究会がん研究所 竹内 賢吾 386
大腸がん 国立がん研究センター研究所 関根 茂樹ほか 393
肝細胞がんと分子病理診断 慶応義塾大学 辻川 華子ほか 400
胆・膵腫瘍の分子病理診断 金沢大学 佐々木 素子ほか 405
泌尿器腫瘍 奈良県立医科大学 小西 登ほか 413
甲状腺癌の遺伝子異常と分子病理診断 山梨大学 近藤 哲夫ほか 419
消化管間質性腫瘍(GIST) 兵庫医科大学 廣田 誠一 428
骨軟部腫瘍 九州大学 孝橋 賢一ほか 437
悪性リンパ腫 東海大学 中村 直哉 445
脳腫瘍の分子病理診断 東京大学 柴原 純二 451
小児腫瘍 国立成育医療研究センター 中澤 温子 457
現代社会とうつ病
第11回 「こころの風邪」はうつ病ではない 独協医科大学 井原 裕 464
臨床研究ノススメ
第11回 薬剤開発とomics
-先制医療、個別化医療、システム分子医学での薬剤開発- 東京医科歯科大学 田中 博 468
トップランナーに聞く
(第15回)
細胞運動を制御する新たなシグナル伝達機構の解明を目指す 名古屋大学 榎本 篤 474
トピックス
肺がんと炎症 徳島大学 埴淵 昌毅ほか 485
潰瘍性大腸炎・クローン病からのがん化 慶応義塾大学 三好 潤ほか 479
2,750円
「最新医学」67巻2月特集は「関節リウマチの最新情報-寛解を目指した診断と治療の新展開-」です。

 関節リウマチ(RA)の診断と治療は著しい進歩を遂げています。診断に関しては2010RA分類基準、MRI、超音波を用いての早期診断(分類)が提唱され、治療についてはアンカードラッグであるメトトレキサート(MTX)に生物学的製剤を組み合わせたタイトコントロールの成果が次々と報告されています。
 更に早期RAは臨床的、構造的及び機能的な全ての評価項目において、抗リウマチ治療効果が優れていることが判明しており、RAの早期診断と早期治療開始が今後、ますます重要とされます。
 本特集では、国内のリウマチ治療の最前線でご活躍されている先生方に最新の情報をご解説頂きました。身近な難病と言われたRAの最近の進歩をぜひお確かめ下さい。
        
論文題名

著者所属

著者名

通巻頁
序論 長崎大学 川上 純 173
[座談会]
進化する関節リウマチの診断と治療 産業医科大学 田中 良哉 175
東京女子医科大学 山中 寿
(司会) 長崎大学 川上 純
[アプローチ]
早期診断、早期治療の重要性 長崎大学 川上 純 186
[診断・治療に直結する病態のトピックス]
関節リウマチに対するIL-6阻害治療のトランスレーショナルリサーチ 和歌山県立医科大学 西本 憲弘 195
骨免疫学からみた関節リウマチ治療の新展開 東京医科歯科大学 中島 友紀ほか 203
GWASで解明される関節リウマチの遺伝的背景と免疫異常 東京大学 山本 一彦 212
[診断とアセスメント]
放射線科医からみた関節リウマチの画像診断 長崎大学 上谷 雅孝ほか 217
生物学的製剤使用下での画像診断の有用性 千葉大学 池田 啓 226
[治療戦略]
寛解を目標とした関節リウマチ治療のトレンド 東京女子医科大学 山中 寿 232
生物学的製剤中止のタイミング 産業医科大学 田中 良哉ほか 237
[新たな関節リウマチ治療のターゲット]
早期症例に対する最新治療 長崎大学 川㞍 真也ほか 244
生物学的製剤の使い分け 産業医科大学 名和田 雅夫ほか 252
DMARDs, ステロイドの使い分け 埼玉医科大学 天野 宏一 259
[新たな関節リウマチ治療のターゲット]
新規TNF阻害剤 慶応義塾大学 金子 祐子ほか 263
次世代低分子化合物:Syk 阻害剤 福井大学 中島 謙治ほか 269
関節リウマチにおけるTh17細胞と抗IL-17, 23抗体療法 筑波大学 松本 功 275
滑膜線維芽細胞を標的とした治療法の開発 東京医科歯科大学 上阪 等 281
現代社会とうつ病
第10回 脳血管障害とうつ病 海星病院 西田 朗ほか 288
臨床研究ノススメ
第10回 分子イメージング活用創薬 理化学研究所 渡辺 恭良 292
トップランナーに聞く
(第14回)
マラリア原虫の薬剤耐性蔓延問題の解決を目指して 三重大学 岩永 史朗 303
トピックス
骨髄異形成症候群に対する脱メチル化薬 長崎大学 宮崎 泰司 308
特報 第48回(2011年度)ベルツ賞受賞論文
アルツハイマー病 -βアミロイドをめぐる分子病態と先制医療への展望- 東京大学 岩坪 威ほか 314
2,750円
「最新医学」67巻1月特集は「糖尿病とその合併症の成因-最新の知見-」です。

  糖尿病の薬物療法はDPP-Ⅳ阻害薬やGLP-1受容体作動薬の登場により大きな転換期を迎えました。しかし、その一方でわが国の糖尿病者数や糖尿病合併症に悩む患者数の増加に歯止めはかかっていません。
 また現在、世界の成人人口の約5~6%が糖尿病を罹患しており、2025年にはその患者数が3億8000万人にも達すると予想もされており、糖尿病やその合併症の成因の解明に基づいた新しい予防法あるいは治療法が渇望されています。更に「遺伝素因」と「環境素因」がどのように相互作用しながら疾病が発症するのかについてはまだまだ未明な点も多く糖尿病研究の今後の大きな課題となっています。
 本特集ではこれらの点を踏まえて、糖尿病とその合併症の成因について様々な方向から国内屈指の研究者にその最新情報を解説して頂きました。
 糖尿病やその合併症治療の新たな展開をぜひ本書でお確かめ下さい。         
論文題名

著者所属

著者名

通巻頁
序論 国立国際医療センター 春日 雅人 5
[座談会]
糖尿病とその合併症の成因
 -研究成果をどのように臨床に生かすか?- 東京大学 門脇 孝 7
旭川医科大学 羽田 勝計
(司会) 国立国際医療センター 春日 雅人
[総論]
ゲノムと2型糖尿病-GWASによる最新の知見- 東京大学 原 一雄ほか 17
エピゲノムと糖尿病 東京医科歯科大学 亀井 康富ほか 27
Regulatory RNA と糖尿病 国立国際医療センター 安田 和基 32
メタボロー厶と糖尿病 国立国際医療センター 山下 亮ほか 39
臓器間シグナルネットワークと肥満/糖尿病 東北大学 山田 哲也ほか 44
[各論]
1型糖尿病の成因とその予防・治療への応用 近畿大学 能宗 伸輔ほか 54
2型糖尿病における膵β細胞不全のメカニズム 横浜市立大学 佐藤 光一郎ほか 62
肥満・糖尿病におけるインスリン抵抗性のメカニズム -肝臓を中心に- 東京大学 笹子 敬洋ほか 71
糖尿病細小血管症の成因とその予防・治療への応用 金沢医科大学 金崎 啓造ほか 77
糖尿病大血管症の成因とその予防・治療への応用 順天堂大学 岡山 かへでほか 87
[特集トピックス]
胎内環境と2型糖尿病 神戸大学 淺原 俊一郎ほか 93
インクレチンと糖尿病の発症 秋田大学 清水 辰徳ほか 100
糖尿病合併症抑制におけるLegacy Effects 東京医科大学 熊倉 淳ほか 107
現代社会とうつ病
第9回 うつ病と認知庄 熊本大学 池田 学 116
臨床研究ノススメ
第9回 マイクロドース臨床試験を活用した革新的創薬技術の開発:我が国の経験 東京大学 杉山 雄一 120
トップランナーに聞く
(第13回)
PETを用いた脳核医学や甲状腺がんに対する研究 北海道大学 志賀 哲 127
トピックス
次世代シーケンサーを用いた日本人の全ゲノム配列の決定と遺伝的多様性の包括的解析 理化学研究所 藤本 明洋ほか 132
特報 第48回(2011年度)ベルツ賞受賞論文
アミロイド蓄積開始機構の解明と治療薬開発への展開
国立長寿医療研究センター 柳澤 勝彦 138

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