思想 発売日・バックナンバー

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1,760円
思想の言葉……広井良典
「女の本」という前衛――明治・大正期に隆盛をみた「衛生問答」の系譜を読む……香西豊子
〈エチカ・フラクタ〉序説――哲学から反-哲学への転換……江川隆男
神話・悲劇・トラウマ――ジャック・ラカンの「カマキリの寓話」をめぐって……工藤顕太
「伝統を否定する精神の伝統」――加藤周一が読む福澤諭吉……宮代康丈
初期ニーチェの文化哲学……竹内綱史
20世紀の女性と思想史――第2部:活動家,研究者,そして未来(後編)……ソフィー・スミス/宇都宮 有+上村 剛訳
1,760円
思想の言葉……一ノ瀬正樹
見えない声……渡邊二郎
ニヒリズムをいかに耐え抜くか――渡邊二郎「見えない声」解題……森 一郎
〈肉の倫理〉について……雑賀恵子
ドゥルーズとキルケゴール――第1回 反復,情熱,永遠……檜垣立哉
アフリカ文学が紡ぐ「いま」――第4回 夢見るアフリカ:アフリカ文学のSF的展開……粟飯原文子
概念史,認識論的歴史,日本の近代化――世界の近代化と前近代世界の概念体系(6):近代日本における(見えない)「宗教」概念(上) 「心」の創出と「恋愛」……彌永信美
20世紀の女性と思想史――第2部:活動家,研究者,そして未来(前編)……ソフィー・スミス/宇都宮 有+上村 剛訳
2,310円
【特集】歴史学の現在

思想の言葉……土屋和代
〈討議〉歴史学の現在/歴史家の役割……成田龍一・長谷川貴彦・岩崎 稔
転回と主体──現代歴史学の形象……長谷川貴彦
民芸運動を歴史化するために必要なこと──沖縄との関係再考を経由して……戸邉秀明
歴史家の「作業工程」と「歴史叙述」をめぐっての試論……成田龍一
歴史教育と遅塚忠躬『史学概論』のもつれた糸をほぐす……小川幸司
歴史の叙述と読者,そして対話──フランスの一事例から……高澤紀恵
歴史叙述の「客観性」のゆくえ──「歴史の物語論」の可能性を探る……橋爪大輝
ホロコーストの記憶とコロニアリズムの記憶……岩崎 稔
記憶Ⅰと記憶Ⅱ──グローバル時代におけるドイツの過去政策……S.コンラート/岩崎 稔訳
1,760円
【特集】原広司と〈集落〉

思想の言葉……伊東豊雄
〈討議〉原広司と〈集落〉の思想……山本理顕・隈 研吾・吉見俊哉
空にむけて孔を穿つ,あるいは希望について……竹山 聖
7つのエピソード──僕は七回原広司と出会った……宇野 求
原広司と集落建築の可能性……ケン・タダシ・オオシマ/田中厚子訳
イラク南部湿地帯──葦葺き小屋から巡る時代……酒井啓子
普遍性と多様性──原広司の空間の思想,そのいくつかの断面……若林幹夫
「これから」の建築──原広司と大江健三郎……菊間晴子
原広司とのあいだ……塚本由晴
 
【追悼 石黒ひで】
石黒さんを悼んで……飯田 隆
タピエスと自然主義的誤謬──石黒ひでさんへ……斎藤慶典
稀有な知性とライプニッツやルヌヴィエなど──石黒ひでさんを偲んで……谷川多佳子
1,760円
思想の言葉……佐藤卓己
虚構的なものと合理的なもの──三木清と未来の技術哲学について……ユク・ホイ/中村徳仁訳
スピノザの特異な体系──離接的総合の可能性……上野 修
戦後日本における植民地主義批判の生成──鶴見俊輔と鈴木道彦の場合……米谷匡史
近代日本における「学生」の誕生──第一高等中学校「籠城主義」をめぐって……高原智史
ブルーノ・ラトゥールにおける大地の政治──「世界の終末」と庶民の「月末」の対立をこえて……太田悠介
アリストテレスの祝福の倫理学──あらゆる境遇に「輝き続ける」高邁な人……千葉 惠
20世紀の女性と思想史──第一部:合衆国思想史の「起源」の再考……ソフィー・スミス/宇都宮 有+上村 剛訳
2,750円
【特集】ポストヒューマン文学研究

思想の言葉……雑賀恵子
〈討議〉物語と想像力の行方──ポストヒューマン的転回と文学研究……小川公代・本橋哲也・結城正美

* * *

ポストヒューマン文学史──『フランケンシュタイン』から『わたしを離さないで』まで……小川公代
能の身体史──鬼からサイボーグへ……横山太郎
異種の存在に対する倫理的責任とは──ポストヒューマニズムと演劇……塚本知佳
森と島は考える──シェイクスピア演劇におけるポストコロニアリズムとポストヒューマニズムの連接……本橋哲也
カズオ・イシグロ『クララとお日さま』にみるポストヒューマニズムの相貌……結城正美
その男,ポストヒューマンにつき──ホイットマン,ピンチョン,『ブレイキング・バッド』……波戸岡景太
ヒューマニティの再構築に向けて──アフリカ文学と多元的共生の想像力……粟飯原文子
関係の思考──ミハル・アイヴァスの「パッサージュ」……阿部賢一
人新世のトルコ文学──ラティフェ・テキン『マンヴェス・シティ』,『漂流』とオルハン・パムク『ペストの夜』を中心に……宮下 遼
光との対話の試み──津島佑子『光の領分』論……村上克尚
ポストヒューマンの条件,韓国SF文学の条件──キム・チョヨプの2つの長編とそのオブジェクト……黄鎬徳/渡辺直紀訳
〈三体〉から『羅小黒戦記』へ──「長い90年代」を超える現代中国の思想=文化……楊駿驍

* * *

ポストヒューマン的転回──近年のアメリカ文学における「種」の変換……ウルズラ・K・ハイザ/本橋哲也訳
「私たち」は共生してはいるが,1つでも同じでもない……ロージ・ブライドッティ/本橋哲也訳
1,760円
思想の言葉……松沢裕作
加速・疎外・共鳴──近代に関する新しい批判理論……ハルトムート・ローザ/出口剛司 訳
政治思想史研究の30年を振り返る──共和主義史観・作為の論理・解釈学・歴史哲学……権左武志
階級闘争の超克としてのロールズの正義の諸原理……エリザベス・アンダーソン/奥田淳平訳
カント認識論の普遍性とその周縁──視覚障害の事例をめぐって……繁田 歩
熊十力「新唯識論」の哲学的展開──主客対立をめぐる現代新儒家からの応答……胡 婧
欲動の主体とその変遷──リズムの精神分析(4)……十川幸司
概念史,認識論的歴史,日本の近代化──世界の近代化と前近代世界の概念体系(5):「宗教」概念の成立と展開……彌永信美
2,420円
【特集】ミシェル・ド・セルトー──生誕100年

思想の言葉……鶴岡賀雄
霊的経験……ミシェル・ド・セルトー/鶴岡賀雄訳
白いエクスタシー……ミシェル・ド・セルトー/福井有人訳

──神学と神秘主義──
セルトーの神学的影響……グラハム・ワード/渡辺 優訳
ミシェル・ド・セルトーと未完の神秘主義論──身体と群衆の詩学……渡辺 優
神秘主義研究史におけるミシェル・ド・セルトー……フランソワ・トレモリエール/森元規裕訳

──歴史と実践──
二つの喪,二つの時間──ミシェル・ド・セルトー『神秘のものがたり』の歴史実践……福井有人
日常美学とセルトー──〈つくること〉の美学へ向けて……青田麻未
コンピュータ以後の「徘徊する」歴史家──フーコー・アナール学派第三世代から,セルトー・リクール・第四世代へのパラダイム転換……川口茂雄

──世俗と信仰──
断絶と断片──マルセル・ゴーシェ,チャールズ・テイラー,ミシェル・ド・セルトー………伊達聖伸
ミシェル・ド・セルトー 歴史記述,革命,神学──ラテンアメリカを起点とした認識論的移動……カルロス・アルバレス/福井有人訳

* * *
おじをめぐる断片的回想……ミシェル・ド・セルトー/渡辺 優訳
著作解題……福井有人
略年譜……福井有人
2,970円
【特集】蘇るシェリング――自由・悪・自然

思想の言葉  藤田正勝
〈特別寄稿〉悪と技術性の発生について  ユク・ホイ/中村徳仁 訳
シェリングの21世紀――研究のこれまでとこれから  中村徳仁
シェリングとエコロジカルな理性――あるいは人新世における自然哲学の再考  ジェイソン・M・ワース/鳥居千朗 訳
シェリング自然哲学の鬼門――後期シェリングにとって自然哲学とは何であったか  中島新
「日本的シェリング」の誕生――「神における自然」「無底」から「永恒の自然」へ  小田部胤久
西谷啓治とシェリング――京都学派における自然哲学の不在  浅沼光樹
シェリングの「再発見」とバシュラール,デリダ,メルロ=ポンティへの接続  黄冠閔/中村徳仁 訳
現象学のシェリング的転回――リシールによる『人間的自由の本質』読解より  長坂真澄
女性哲学史のなかのシェリング  八幡さくら
挫折する詩人と思想家――シェリング,ヘルダーリン,ハイデガー  益敏郎
周縁からシェリングを読む――エンリケ・ドゥッセルとラテンアメリカ的シェリング解釈  フェルナンド・ウィルツ
批判精神の行方――スローターダイク『シェリング・プロジェクト』を読む  高田珠樹
哲学という自由――シェリング(1775―1854年)  マルクス・ガブリエル/中島新 訳
1,980円
【特集】哲学教育/哲学対話
思想の言葉……寺田俊郎
〈座談会〉哲学教育を考える……阿部ふく子、池田 喬、神戸和佳子、土屋陽介

──哲学教育の現在──
哲学者は学校教育に貢献できるのか──教育基本法と知的徳の観点から……山田圭一
ドイツの哲学教育──「哲学教授法」の批判的次元……阿部ふく子
フランスの哲学教育──エリート選抜と教育の大衆化の結節点としてのバカロレア……坂本尚志

──方法としての哲学対話──
elephant in the room──分断された社会における「無知」と哲学対話……西山 渓
ソクラティク・ダイアローグの展開──レオナルド・ネルゾンとグスタフ・ヘックマン……太田 明
道徳教育と哲学対話……林 泰成

──実践の現場から──
教室で“てつがくする”ということ──それぞれの現れが教室の文化を創る……岡田博元
道徳の授業に哲学対話を取り入れる……剱 仁美
哲学対話と嫌いな先生、あるいは告白した後の友情について……中川雅道
Dr. J、ハワイに答えはありますか?──ある教員にとってのp4c……古賀裕也
哲学プラクティスのビジネス的転回──企業における哲学対話の可能性……堀越耀介

***
哲学対話のこれまでとこれから……梶谷真司
2,310円
【特集】資本主義と民主主義
思想の言葉  松尾隆佑

──現在の諸相──
ヨーロッパにおける政党システムの変容とポピュリスト政党──政党政治における資本主義をめぐる対立の周縁化?  中田瑞穂
社会的投資国家における「資本主義と民主主義」の両立──マクロ政治分析の観点から  加藤雅俊
フランスの資本主義と民主主義──ミッテランからマクロン期まで  吉田 徹
資本主義の変容と新しい「福祉国家の合意」の可能性  藤田菜々子
民主主義の危機とその再生への隘路──金融資本主義とポピュリズムの席巻のなかで 千葉 眞

──過去からの手がかり──
資本主義、文化、民主主義──J・ランシエールを手掛かりに  乙部延剛
政治、美学、資本主義──現代美術の形式と関係性の解釈をめぐって 五野井郁夫
現代政治思想における資本主義批判の精神史的位置──ロールズとアーレントを参照点として  森川輝一

──未来への展望──
資本主義/自由民主主義から、贈与社会X/イソノミアへ?──柄谷行人の交換様式論の射程  山崎 望
新自由主義を「乗り越える」──権威主義的ポピュリズムからpopular-democraticへの転換  武田宏子
熟議民主主義は資本主義にどのように対抗できるのか?  田村哲樹
相互性のある社会的協働の構想──アンダーソン・ロールズ・宇沢弘文  齋藤純一
1,760円
思想の言葉  平井和子
「哲学(史)」と「思想(史)」──改めてその方法と関連を問う  末木文美士
私たちの時代のファシズム  ハリー・ハルトゥーニアン/梅森直之訳
戦後沖縄と戦争責任論  宇田川幸大
思想と「主義」  安彦良和
イノベーション政策の軍事化と学術会議問題  隠岐さや香
「スカラスティサイド」の時代──日本学術会議の解体が意味するもの  栗田禎子
ポストプロイセン  アニェシュカ・プフェルスカ+フェリックス・アッカーマン/岩崎 稔訳
心と物──視点の哲学(3)  鈴木雄大
1,760円
思想の言葉  澤田 直

「神なしに絶対的な意味を救い出そうとするのは空しい」──ホルクハイマーの一文をめぐっての省察  ユルゲン・ハーバーマス/三島憲一訳

パスカルにおける希望と絶望──アウグスティヌスとモンテーニュの間  山上浩嗣

フランクフルト学派の歴史を拡張された場に置く  マーティン・ジェイ/日暮雅夫訳

近代認識・倫理共同体・主観の自由──ヘーゲル『精神現象学』における三つの基本課題  福吉勝男

刑事事実認定の「共同主観的存在構造」  石塚章夫

概念史,認識論的歴史,日本の近代化──世界の近代化と前近代世界の概念体系(4):近代初期の概念・番外編「神仏習合」  彌永信美
2,310円
【特集】哲学史の中のドゥルーズ――生誕100年

思想の言葉  財津理
〈討議〉超越論的経験論と哲学史  宇野邦一・合田正人・檜垣立哉
ドゥルーズとスピノザ、ひとつの気懸かり――『スピノザ講義』から  上野修
ドゥルーズとドゥンス・スコトゥス――哲学史の中のドゥルーズ  山内志朗
物体、非物体的なもの、出来事――ドゥルーズ『意味の論理学』におけるストア哲学受容について  平田公威
発生の空間、時間の動物性、至福――ドゥルーズ「ライプニッツ小品集の註解」読解  堀千晶
〈内在性の問題〉への前哨――ドゥルーズと多孔質的思考について  江川隆男
ドゥルーズとキルケゴール――反復/この世界への信/イロニー・序  檜垣立哉
解釈の「独創性」について――G・ドゥルーズ『ニーチェと哲学』の「いま」  須藤訓任
経験の下へ――ジャン・ヴァールとドゥルーズの忘れられた関係  押見まり
同じものはちがう。ちがうものが同じ  中村昇
1,760円
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商品情報・内容

  • 出版社:岩波書店
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月29日
  • サイズ:A5

■ 哲学、人文・社会科学の最先端の業績を紹介

本誌は1921年(大正10)年の創刊以来,哲学・歴史学・社会諸科学の最新の成果 を読者に広く提供し、揺るぎない評価を得て来ました。和辻哲郎・林達夫らによって、学問的であると同時にアクチュアルであることという本誌のバックボーンは形成されましたが、それは今日に至るまで脈々と生き続けています。分野を超えて問題を根源的に考え抜こうとする人々にとって、最良の知のフォーラムです。

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