北方ジャーナル 8月号 (発売日2014年07月15日) 表紙
  • 雑誌:北方ジャーナル
  • 出版社:リ スタジオ
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月15日
北方ジャーナル 8月号 (発売日2014年07月15日) 表紙
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北方ジャーナル 8月号 (発売日2014年07月15日)

リ スタジオ
時代を撃つ北の報道・評論誌

北方ジャーナル 8月号 (発売日2014年07月15日)

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北方ジャーナル 8月号 (発売日2014年07月15日) の目次

【報道】札幌北署管内ガスボンベ事件 (3)

「いきなり怒鳴られ、手錠を…」

逮捕、起訴、逮捕、起訴、逮捕…
ボンベ事件、容疑者勾留70日超

否認を貫く容疑者を長期間勾留し、外部とのやり取りを制限してひたすら自白を迫る──。札幌北警察署管内で起きた5件の連続ガスボンベ破裂事件。厭くまで「やっていない」と訴える容疑者女性を、捜査機関は4度に亘って逮捕した。身柄を拘束し続けた時間は、本号発売時点で70日を超えることになる。前号刊行後に開かれた2度めの勾留理由開示法廷などに触れつつ、引き続き事件について考えてみる。(小笠原 淳)

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【報道】連続ガスボンベ爆破事件“犯行声明文”2通を公開

「小生は爆弾魔であります」

本誌前号及び前前号掲載の連続ガスボンベ爆破事件レポートで触れた“犯行声明文”2通を、ここに公開する。
 1通についてはすでに地元月刊誌『財界さっぽろ』が同7月号でその全文を公開しており、本誌の後追いは「摸倣」の謗りを免れ得ないが、遅れをとってなお採録する意味はあると判断し、掲載を決めた。『財さつ』誌が片仮名のみの原文をそのまま採録する形をとったのに対し、本誌では漢字を適宜交えて反訳したものを掲載する。さらに、同誌が掲載を見送ったもう1通の文書を併せて公開したい。(小笠原 淳)

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【報道】専売商品の「販売目標」とは

郵便局「自爆」はなくなったのか

官房長官苦言から半年超 今夏も金券店に「かもめ~る」

昨年暮れ、不適切な営業活動を指摘されたその企業は、監督官庁の注意を受けて有効な対策を講じたことになっている。いわゆる年賀葉書の販売ノルマ問題として知られることになった、郵便局員の「自爆営業」。競合相手のない専売商品を身内で抱え込むその慣行は、その後本当になくなったのか。暑中見舞いの季節、もう1つの専売商品がすでに束となって店頭に並んでいる。郵便局ではなく、金券取扱店の陳列棚に──。(小笠原 淳)

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【経済界】道経連と観光振興機構、トップ人事の内幕

近藤龍夫を軸に舞台が回った「静」と「動」の人事ドラマ

この春以降、道内の経済団体のトップ人事をめぐって「静」と「動」の対照的な動きがあった。粛々と進んだ北海道経済連合会次期会長選び、そして乱気流が吹き荒れた北海道観光振興機構の次期会長選びが、それ。両団体の“人事ドラマ”の主役は、このほど観光振興機構の会長に就任した近藤龍夫氏(69)だ。さながら「近藤劇場」の様相を呈した経済界人事をめぐる人間ドラマ──。そこに渦巻いた利害や思惑を点描してみた。

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【原発】北海道の“核のゴミ”処分関連施設の今を追う

波紋を広げる火山学者の“根釧発言”
住民は反発、明確に拒否の厚岸町長

「文献調査」にも道庁は毅然とした対応を

日本原子力研究開発機構(以下、原子力機構)が幌延町内で続ける高レベル放射性廃棄物の地層処分に向けた試験研究をめぐり、道民の間に「将来、あそこに“核のゴミ”を埋めるのではないか」との疑念が消えない。処分地の選定に対する高橋道政の姿勢は曖昧で、国の顔色を窺う場面が目立つ。そんななか、地層処分を支持する一人の火山学者が、本道の根釧海岸地域や東北地方の地層が日本列島で一番安定していると発表し、波紋を広げている。立地計画は具体化していないが、地域の将来を心配する住民らは署名運動などをスタート。厚岸町長も拒否姿勢を鮮明にしている。道議会や釧路地方の動きなどを紹介しながら、“核のゴミ”問題の今を追った。(ルポライター・滝川康治)

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【原発】検証「泊原発は本当に必要なのか」④

北電と戸田元会長の「夢」は
これからどこに向かうのか

東日本大震災のフクシマの事故は、北海道で唯一の原子力発電所が立地する泊村に暗い影を投げかけた。3基の原発の再稼働の見通しが立たない中、泊原発をPRする象徴的な施設である「とまりん館」を訪れる人は少ない。同館は、かつて北海道経済の中心にあった故・戸田一夫氏(元北海道電力会長)の肝いりで造られた施設で、自慢の温水プールは無料で午後9時まで利用できた。ところが再稼働の見通しが立たず赤字に陥った北電は、この4月から営業時間を午後5時までに短縮。原発マネーで造られた施設は前回紹介した「鰊御殿とまり」と同様に利用者が減り、曲がり角に立たされていた。戸田氏と北電の描いた夢はどこへ向かおうとしているのか。(ジャーナリスト・黒田 伸)

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【金融】「道内23信金3月期決算」を読み解く

アベノミクスの「上げ底」が
奏功した“かりそめの好決算”

迫りくる預金減時代の足音

「9期ぶりの全信金黒字」「過去2番目の好決算」といった勇ましい言葉が飛び交う道内23信用金庫の2014年3月期決算。確かに数値上は好調に推移した1年だったと言えそうだが、中身を仔細に見ていくと自力による収益拡大というよりも市場環境や経済環境という“他力”による押し上げ効果が大きかったようだ。信金の主舞台である地域経済は、人口減少や高齢化で縮小に向かっているのは事実。信金の稼ぐ力と稼ぐ舞台を再構築する時間はそう多く残されていない。

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【教育】シリーズ 発達障害を考える 最終回

ひきこもり、発達障害を成長の糧に──

“障害”を“長所”に変えた青年が11年の軌跡を語る

30回にわたり連載してきた本シリーズのテーマの1つに、「大人の発達障害」があった。人づき合いが苦手で、空気が読めないといった特性ゆえに学校や職場で孤立する──。ただ、その特性が「障害」になるか、「個性」あるいは「長所」になるかは、当事者がどう受け止め対処するかで変わってくるようだ。連載をひとまず終えるに当たり、2年前に取材したアスペルガー症候群の青年のその後を紹介したい。周囲の理解やサポートに支えられながら、自ら学び、行動することで特性を長所に変え、今はフリースクールのスタッフとして活躍している。もちろん、全ての人が彼のように学ぶ力を持ち、元気になれるわけではない。ただ、障害があろうがなかろうが、その生き方には人間として学ぶところが多い。本稿から何かを感じ取っていただければ幸いである。(武智敦子)

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【ニュース】

■賛成派が議会で使った“ウルトラC” 「ハートタウンはぼろ」が町営化
──町民を被害者にしかねない羽幌町の「3セク救済」

■霊源寺による石狩市の墓地計画 地域住民の過半数が「承諾」に
──寺院の“戸別突破”で事前協議に向け前進か

■戸別訪問を通じて見えてきた震災避難者が抱える“重い現実”
──訪問するスタッフのケアも課題に

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【企業】“調剤薬局最大手アイン”大谷喜一社長の戦略

消費税、薬剤師不足の逆風
“再編必至”の業界で主導権

「買収による規模拡大で利益を確保し
ジェネリック比率を80%まで高める」

東京証券取引所1部と札幌証券取引所に上場している調剤薬局全国最大手のアインファーマシーズ(本社札幌・大谷喜一社長)は6月27日午後、札証で個人投資家向けの会社説明会(札証IR)を開催した。集まった約100人を前に、大谷社長は自社の2014年4月期決算の概要を説明するとともに、調剤薬局を取り巻く事業環境などについて1時間にわたり講演した。ここで大谷社長は、調剤薬局の出店数を昨年度の65店舗から120店舗に拡大していくことを表明。消費税の増税と薬剤師不足という逆風の中でも確実な成長に向けて準備を進め、業界再編に向けてひた走る大谷社長の戦略とは──。この日の講演要旨を採録する。

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【自治体】工藤壽樹・函館市長に訊く

新幹線を見据えて打つ布石
“大間原発差し止め”は地域の総意

避難計画を義務づけられている
函館として、今「建設NO!」を

北海道の玄関口にして国際観光都市として知られる函館市。新幹線の北海道延伸まで2年を切った今、同市をめぐるさまざまな動きが話題になっている。ひとつはJR函館駅前をはじめとする中心市街地の再開発の行方。そしてもうひとつが“対岸”の大間原発(青森県大間町)をめぐり、4月3日に国と電源開発を相手に建設差し止めを求めた訴訟だ。折しも新幹線の駅名問題が「新函館北斗」で決着した6月11日、工藤壽樹市長に函館再生の現状と課題、そして地方自治体として初の原発建設差し止め訴訟に臨む胸中をインタビューした。

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【観光特集】

いま、光があふれる北海道

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【対談】
車  亮 氏(株式会社 道北アークス 代表取締役社長)&
髙島 英也 氏(サッポロビール株式会社 常務執行役員 北海道本社代表兼北海道本部長)

北海道のど真ん中、道北から北海道を元気に!

「食」「観光」「環境」など北海道が誇る「価値」はいくつもあるが、それを高めるにはどのような視点が必要なのだろうか。あえて「ローカル」にこだわった本対談では、上川~北空知の道北エリアにスーパーマーケットを展開する㈱道北アークスの六車亮社長と、北海道発祥の企業で北海道の魅力を国内外に広く発信しているサッポロビール㈱の髙島英也常務執行役員北海道本社代表兼北海道本部長をお招きし、道北エリア、そして北海道が秘める潜在力や可能性などを語り合ってもらった。(6月10日、サッポロガーデンパーク(札幌市東区)内で収録)

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【介護】いま、認知症を考える──介護福祉の現場から(後篇)

求められる“地域ケア”の再編成
予防の原動力は、生きていく意欲

北海道友愛福祉会・中田 清理事長が
認知症高齢者問題を現場から報告!

いまや我が国の“巨大な社会問題”となりつつある認知症の増加。高齢化が進む中で避けて通れないこの大きな課題に我々はどう対処していけばいいのか。長年にわたり介護の現場でこの認知症という病気に正面から向き合ってきたひとりが社会福祉法人 北海道友愛福祉会(本部・江別市)の中田 清理事長だ。「これから家族や施設だけではこの問題を乗り越えられない。地域力を新たに再編しなければ」と警鐘を鳴らす同氏。「いま、認知症を考える」後篇の本稿では、中田理事長へのインタビューを通して認知症高齢者のケアのあり方を掘り下げる。(5月13日収録)

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【お盆特集】お墓も“個性化”の時代

「終活」で忘れてならない
納得できる「お墓づくり」

墓地や納骨堂など“終の住処”にはさまざまなカタチがあるが、同じ墓地でも墓所面積の大小、墓石を自由に設計できるかどうか…と、さまざまなタイプがあり選択肢は幅広い。「終活ブーム」の中で、生前に自身のお墓を建立する「寿陵」が増えているそうだが、どのような点に留意して“終の住処”を用意するべきなのか。石狩はまなす墓苑(石狩市八幡)の指定石材店である㈲三愛を訪ね、松尾拓也専務にアドバイスをしてもらった。(6月20日収録)

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【話題の人】
ススキノ近くに「シロアムクライストチャーチ」を
開設した 鈴木 啓之牧師に訊く

「変化に富む時代を生き抜くには、
『忘』と『捨』が必要です」

たとえ、絶望の淵にあっても希望の光はあった──。筋金入りのヤクザから牧師に転身した鈴木啓之氏(58)。波乱に満ちたその半生は日韓合作映画「親分はイエス様」(渡瀬恒彦主演、2001年公開)のモデルになり、大きな感動を呼んだことは今も記憶に新しい。その鈴木牧師が今年4月、ススキノ近くのビルに“平成駆け込み寺”「シロアムクライストチャーチ」(札幌市中央区)を開設し、悩みを持つ人たちの相談に宗教を超え応じている。「人生は必ずやり直すことができる」。牧師からの力に満ちたメッセージをお届けしたい。(聞き手・武智敦子、6月17日収録)

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【長期連載】白井暢明のホンネで語る北海道独立論 特別篇

エコロジーを北海道の教育の根幹に
地域性に根ざしたエコロジカルな生活様式の構築

ついに、日本は自らが世界に誇ってきた平和憲法を事実上放棄した。集団的自衛権行使を容認する憲法解釈変更の閣議決定はそのことの明確な宣言である。いずれ徴兵制も復活することだろう。このことで自衛隊の志願者が激減することは確実と思われるからである。これでまたひとつ、北海道が日本国の一部に留まるべき理由がなくなった。
 私からみれば、いまの安倍政権がやっていることはすべて時代の要請に逆行すること、日本国民(そして特にわが北海道民)を不幸にすることにつながっている。そもそも彼とその取り巻きの頭脳には、これからの人間、社会、国家はどうあるべきかについての、広い視野に立った哲学や思想などカケラもないようだ。わが北海道は、このようなまったく展望のない国から一刻も早く離脱して、新しい国づくりを始めようではないか。


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【フォトレポート・トピックス】

*道東の旅──「あかん遊久の里 鶴雅」を訪ねて

*警察、消防、裁判所。ボンベ事件の記録はどう開示されたか

*「ヴェラス・クオーレ札幌北」の新棟がオープン!

*日本オリンピック委員会が土屋ホームに“金メダル”!

*7月25日に「泡盛を楽しむ北海道の集い」

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【連載コラムなど】
*視点 公共交通をどうする?
*夏井功の「夜を駈ける車イス」
*風俗嬢の休日
*シネマ
*須賀章雅のよいどれブンガク夜話
*名画の小部屋
*スポーツ筆刀両断
*夢の夢吉 夢吉の夢
*おたくの文壇殴り込み
*新設企業情報
*人物株価
*古本屋女房の“古本的日常”

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【今月の表紙】鈴木翁二画
『昭和の記念日』

北方ジャーナルの内容

時代を撃つ北の報道・論評誌。大マスコミにはない独自の視点で世相を斬る!!
「北方ジャーナル」は昭和47年(1972年)に札幌で誕生した月刊雑誌です。いわゆる地元政経誌のジャンルに分類される媒体ですが、生活者の視点と取材を重視する編集方針を創刊以来のポリシーとし、05年11月からは有限会社Re Studioが発行元になっています。政治・宗教・医療情報に強い総合誌で、「北海道独立論」などユニークな長期連載も。日々の道内ニュース、掲載記事の続報・予告は「北方ジャーナルブログ」でも公開!

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