目次
【報道】優生思想の罪、法廷へ5
「裁判所は正面から判断を」
旧優生法訴訟、仙台で請求棄却
札幌では民放が「倫理違反」疑い
各地で審理が続く旧優生保護法違憲訴訟で5月下旬、他地域に先駈けて仙台の裁判が判決に到り、優生法を憲法違反としつつ原告の請求を棄却する決定が伝えられた。2組の被害者が名乗りを挙げる北海道では地元の原告らがこれを強く批判、真っ当な被害回復が必要なことを改めて訴えた。溯って4月下旬にはいわゆる“救済法”が施行されたが、札幌では一時金申請をめぐって弁護団が地元民放の報道に抗議する事態に。提訴から1年、さまざまな問題に取り巻かれながらも、当事者たちの闘いへの意欲はなお衰えていない。(小笠原 淳)
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【報道】函館消防・不正手当問題〈2〉
深夜出動で全員「時間外」報告
函館消防、近く調査結果公表
不正受給手当は返還請求へ
本誌前号で報じた「疑い」が、近く事実として裏づけられることになる。函館市の消防署などで昨春まで続いていた、深夜勤務に伴う時間外手当不正受給問題。内部調査にあたっている同市消防本部は近く調査結果の一部をまとめ、不適切支給が確認された手当の返還を求める方針だ。不正は短くとも6年間にわたって続き、調査対象者の多くが関与していた可能性があるという――。(小笠原 淳)
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【報道】道警不祥事から考える〈34〉
「A巡査部長」に減給処分
懲戒1件、氏名・所属伏せ発表
道警不祥事 “第1四半期”概要
本誌2016年2月号の取材をきっかけに、定期的に続けている北海道警察の不祥事報告。本年初の文書開示請求で得られた “第1四半期(1―3月)”の記録からは、3カ月間で処分があった不祥事が計20件(懲戒処分1、監督上の措置19)に上ることがわかった。うち1件は報道発表の対象となり、記者クラブ加盟各社に概要が公表されたものの、当事者の警察官の氏名や所属などは伏せられた。地元警察の情報提供は適切だったと言えるかどうか、本稿をもって読者の評価を仰ぎたい。(小笠原 淳)
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【報道】開かれた司法が閉じ始めた〈13〉
ついに年間4千万円超
札幌の裁判所で手荷物検査7年め
業者は6年連投、予算は毎年増額
2013年春に突如として始まった、札幌の裁判所による訪庁者手荷物検査。導入時に地元弁護士らの強い反発を受けながら検査開始に踏み切った裁判所は、以後もその必要性を検証することなく取り組みを継続している。検査にかかる費用は年々増え続け、本年度は初めて4000万円を突破した。「当面の間」と謳われてからすでに6年が過ぎ、“開かれた裁判所”は国民にとってますます近寄り難くなっている。(小笠原 淳)
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【連載】ルポ 「ひきこもり」46 ──緊急特集・川崎連続殺傷事件を受けて
「ひきこもり」強調の報道に
声をあげる支援者と当事者
懸念される偏見・負のイメージに「待った」
神奈川県川崎市多摩区登戸の路上で5月28日、児童や保護者20人が殺傷された通り魔事件の報道をめぐり、犯行直後に自殺した容疑者が「ひきこもり傾向」であったことが強調されたことが波紋を広げている。31日には当事者団体の一般社団法人「ひきこもりUX会議」が、6月1日にはNPO法人KHJ全国ひきこもり家族会連合会が、「当事者や家族の不安、偏見を助長するような報道は控えてほしい」などとする声明文を公表。ひきこもりが犯罪予備軍であるかのようなイメージを助長する報道の在り方に一石を投じている。ネット上では「死にたければ1人で死ねばいい」とする非難が殺到したこの事件。一連の報道から事件の背後に透けて見えるものとは何か──。支援者や当事者ら5人に訊いた。(武智敦子)
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【人事】北洋銀と道庁「春の幹部人事」の裏を読む
安田頭取は“日銀人脈”と訣別
鈴木知事は高橋道政の刷新へ
人事にはドラマがある。時のトップとの折り合いや巡り合わせ、バランスなどさまざまな要素が絡み合いながら人が選ばれる。人事が万事と言われるように、人事は組織そのものを表す顔のようなもの。それゆえトップが目指す組織の姿を明確に示すのが人事ということになる。この春、北洋銀行と道庁で繰り広げられた人事ドラマには揺るぎないトップのメッセージが込められている。それらのドラマの内幕を探ってみよう。 (佐久間康介)
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【社会】深刻化する旧産炭地の廃屋問題
ゴーストタウンの美唄我路地区
「解体、撤去」に決め手欠く行政
人口減少と高齢化を背景に長期間放置された空き家が全国で増加している。地域によってはほとんどの住人が姿を消し倒壊の恐れのある危険な空き家が多く残る集落もあり、自治体担当者の頭を悩ませている。かつて道内有数の産炭地として栄えた美唄市も1972(昭和47)年に最後の炭鉱が閉山してから、過疎化が進み市内には消滅した集落もある。同市東部地区の我路は炭鉱最盛期に飲食店や商店、娯楽施設などが軒を連ねたが、今はわずかな住人が残っているのみ。取り残された多くの廃屋には繁栄を極めた往時の記憶はない。(武智敦子)
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【インタビュー】外資による観光開発が進む
倶知安町・文字一志 町長に訊く
地に足を付けて町政を透明化
住民とリゾートの共存目指す
「町民目線のまちづくり」を取り戻す
役場出身の1期目の現職を今年1月の町長選で破った文字一志氏。自らも役場出身でいわば身内同士の戦いに不退転の決意で臨み、勝ち取った結果だった。訴えたのは町民に立脚した町政の実現、そして行政の透明化だ。民間によるリゾート開発が先行していた倶知安町だが、文字町政の誕生によって地域と共同歩調で世界的リゾートを目指すスタンスを鮮明にした。10月にはG20観光相会合も控えている。文字町長に町政の舵取りを訊いた。
(5月31日取材。聞き手=本誌編集長・工藤年泰)
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【インタビュー】夕張市の新たな舵取り役
厚谷 司 市長に訊く
地元出身トップに託された
安心できる「暮らしの再生」
「自立と協働」で進めるまちづくり
先の統一地方選で「ポスト鈴木直道」として夕張市の舵取りを任されたのが厚谷司市長(53)だ。2026年までに財政再生団体からの脱却を果たせる見通しが立ったものの、それまでに国に償還していかなければならない再生振替特例債(赤字地方債)は毎年25億6千万円と莫大。緊縮財政を強いられる中、人口減少や高齢化といった地域の課題も山積している。一方、「炭鉄港」の日本遺産認定を受け空知旧産炭地・炭鉱遺産の歴史的、文化的価値が高まりはじめたのは夕張にとっても朗報だ。「夕張は悲惨なまちと誤解されているが、実際は全くそうではない」と言い切る厚谷市長。新トップが目指すまちづくりを訊いた。 (5月23日取材、聞き手=髙橋貴充)
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【インタビュー】犯罪被害の回復とは2
「何よりも大切なのは人の命
1人でも多くの人に伝えたい」
殺人事件被害者遺族の会(宙の会)幹事
生井 澄子さんに訊く
突然の別れから、29年が過ぎた。札幌市西区の生井澄子さん(83)は「たくさんの人たちに支えられ、とても幸せな日々だった」と振り返り、「但し」とつけ加える。「あの事件そのものを除いて」──。長女・宙恵さんを喪った事件の時効成立後、各地で同じ不幸に見舞われた人たちと手を取り合い、被害者遺族に寄り添う法改正を実現させた。当事者の立場で「人の命は何よりも大切」と説き続けるのは、新たな不幸を少しでも減らしたいからにほかならない。(聞き手=本誌編集長・工藤年泰)
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【連載】検証「泊原発は本当に必要なのか」43
泊村議会選挙で当選した
「74歳新人」の大きな挑戦
原発に依存する泊村の未来は?
4月21日、泊原発の立地自治体である泊村で統一地方選後半の村議会議員の投開票が行なわれた。8人の村議が決まったなかで、現職の牧野浩臣村長(72)の村政執行に批判を続けていた候補が初当選し、議会で追及する構えを見せている。全国の原発立地自治体で最も人口が少ない泊村の議会運営に変化が生まれるのか。そして再稼働への議会対応はどうなるのだろうか。(ジャーナリスト 黒田 伸)
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【ニュース】
■札幌地裁が救護施設に緊急命令
組合員の配置転換「不当」と認定
──施設は命令履行も、新人事で“報復”か
■半世紀歩み続けたエンタメの聖地
スガイディノス札幌中央店が閉店
──会社側は早期再開に向け移転先を模索
■「北海道経営未来塾」の第4期が始動
今期に掲げたスローガンは原点回帰
──来賓出席の鈴木直道知事が塾生らにエール
■ひきこもり問題に取り組むNPOが
相談カフェ事業を江別などで拡充へ
──「相談者の声に応え当事者や家族の孤立を防ぎたい」
■室工大の宮尾正大名誉教授が
岩内での講演会で北電を批判
──胆振東部地震の「ブラックアウト」は何故起きたのか
■現在の発達障害治療に警鐘を鳴らす
米田氏の講演会を7月下旬に開催
──「過度な薬物投与から子供たちを守れ」
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【連載】砂澤 陣の新・アイヌの誤謬(第2回)
アイヌ政策がもたらす大きな損失
「アイヌの人々の誇りが尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律案」──いわゆるアイヌ新法が4月19日の参院本会議で可決・成立し、白老では「民族共生象徴空間」のオープンが来春に予定されている。政治とメディアがこぞって「アイヌ推し」に走っているこの状況を「日本の大きな危機」として、異を唱えているのが、ほかならぬアイヌ系の血を引く砂澤陣氏(56)である。「アイヌ新法は差別と腐敗を拡大し、日本人を分断する天下の悪法」と警鐘を鳴らした先月号に続き、新装版「アイヌの誤謬」の第2回をお届けする。
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【観光】道央への旅──「しこつ湖 鶴雅別荘 碧の座」を訪ねて
“最高峰”に酔いしれる
ラグジュアリースイート
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【企業】
エコミック、売上10億円の大台達成
加速する給与計算・年調の外部委託
従業員の意欲高める報奨金制度も新設
企業活動に不可欠ながら収益向上には直結しない業務代行を通じ、クライアントの生産力や営業力を高めるサービスを提供しているエコミック(本社札幌・熊谷浩二社長)。2019年3月期決算(18年4月~19年3月)の売上高は10億円の大台に達し、経常利益は前期を3000万円も上回り1億円を超えた。キャッチコピーそのままに必要書類の「写真を撮って送るだけ」で年末調整業務を代行するというWEB活用サービス「簡単年調」は17年8月にリリースして以来、順調に受注を伸ばしており、また4月には人材を紹介した従業員に報奨金を支給するという採用制度も新設し注目を集めている。新たな取り組みを次々と進める同社の展望を、熊谷社長に訊いた。 (6月3日取材)
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【企業】特集・サッポロビール北海道工場
開拓期から北海道を支え続ける
サッポロブランドのものづくり
地域と共に歩みながら
迎えた竣工30年の節目
今年6月に竣工30周年という大きな節目を迎えたサッポロビール北海道工場。そもそも同社は、開拓使麦酒醸造所を起源に明治初めの北海道黎明期における近代化をものづくりで牽引してきたが、その先人たちの精神は同工場の現在の担い手らにも脈々と受け継がれている。ここで製造されている北海道限定ビール「サッポロクラシック」は、全国的にビール類の消費が低迷しているという近年においても、18年連続売上増という大きな支持を得ており、また工場の地元・恵庭市のふるさと納税返礼品でもダントツの人気を誇っている。平成元年に産声をあげ、新時代・令和の到来と共に30年という節目を迎えた同工場だが、次の時代に向けたものづくりや地域貢献に多くの道民が期待の眼差しを向けている──。
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【寄稿】『永年住宅』の実現に向けて(その4)
コンクリートの品質確保を
国に欠落している長寿命化の思想
コンクリート集合住宅(以下RC住宅)の永年化の実現については、幾つかの必要条件がある。前回も若干触れたが、施工後しかるべき時期に、最初に行なう建物長期保全に支障ある部分の根治的改修、塗料や防水剤の劣化を補う定期修繕工事、そして民間であるなら管理組合による建物共用部分の適切なメンテナンスの3つが前提となるが、まずは建物の基本的な構造材であるコンクリート自体の施工時及び施工後の長期にわたる品質の確保が必要である。今回筆者は、RC住宅の施工時のコンクリートの品質確保について、関係先へのインタビューや問い合わせ、そして関係法令のチェックを行なった。(井尻 哲男・建築史家)
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【連載】戦争遺産をめぐる旅 49
戦中から戦後の暮らしの変貌を
庶民目線で伝える東京の昭和館
令和も語り継ぐべき大戦の記憶
平成から令和の時代となり、昭和の時代に起きた大戦がますます遠い過去のものとなりつつある。平成元年生まれは今年で30歳。これからの日本を背負っていく中心となる世代は、先の大戦をどう語り継いでいくのだろうか。平成から元号が変わった直後に東京都千代田区九段南にある開館20周年を迎えた国立博物館「昭和館」を訪ね、昭和の戦争を庶民の立場から振り返った。(ジャーナリスト 黒田 伸)
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【企業】
障害者の就労支援と業績向上を両立
共生社会の企業の在り方を示す
北海道はまなす食品の取り組み
道内の食品製造業において、障害者雇用のパイオニアと呼んでも過言ではない北海道はまなす食品(北広島市)。現在、同社を舵取りしているのが、長年道職員として社会福祉や地域産業振興などの業務に従事した後、昨年5月に社長に就任した佐藤靖史氏だ。全従業員のおよそ4割を占める34人(5月15日の取材時現在)の障害を持つスタッフが活き活きと働く同社の事業の柱は、朝食のお供としてもお馴染みの納豆の製造。その業績は直近の2018年度決算時まで、5期連続で増収増益を果たしている。業績向上と障害者の雇用支援を共に実現させた同社から、多様性を認め合う共生社会における企業経営の在り方が見えてくる──。
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【資産運用】夏のボーナス特集──人生100年時代の資産対策
衝撃の報告書が促す資産形成
不可欠になる資産寿命の延伸
資産運用を巡る環境が激変している。昨年と今年では、その切迫感はいや増している。このほど金融庁が「人生100年時代 2000万円不足」などと報告書をまとめ、資産形成の重要性を訴えたからだ。少額投資非課税制度の積み立てNISA(ニーサ)や個人型確定拠出年金iDeco(イデコ)のほか、100円、1000円単位の投資信託など運用商品は幅広く用意されている。「運用で資産寿命を延ばすことが不可欠」と言うファイナンシャルプランナーの金子賢司さんに資産運用が必要とされる背景を訊いた。
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【寄稿】2019年知事選とこれからの北海道を考える・後編
「96万票」の重い意味
石川知裕を担いだ野党勢力の劣化を憂う
現在中央において野党指導者たちは、今夏の参院選あるいは衆参W選に向けた選挙協力、野党共闘を巡っての混乱の真っ只中にある(5月27日現在)。彼らは、2009年に獲得した3千万有権者の支持が何故半分以下になってしまったのか、痛みを伴うであろうその総括の作業に向き合うことをせず、分裂したかつての仲間にその責任を負わせることに躍起になっている。野党勢力回復の端緒すら見出していない。それは石川知裕候補を担いだ道内野党勢力においても同様である。深刻にして複雑なこの問題を紐解く糸口として、石川候補の選挙公約が道内野党政治家たちによってどのように扱われ、有権者にどのように受け止められたか、ここから考えてみたい。
(北海学園大学非常勤講師 忠海 久)
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【就労支援】岐路に立つ就労支援B型事業所の新しい働き方
報酬改定で直面する運営難
注目される「mole方式」
障害を持つ人が働く技能を身に付ける「就労継続支援B型事業所」。その多くが昨年4月の基本報酬改定で厳しい運営を強いられている。今回の改定により利用者全体に支払う工賃額に応じて基本報酬が変更され、障害者が自分のペースや体調に合わせて働くB型では工賃アップに限界が生じているからだ。こうした中で、利用者たちが感性や発想を生かしながら新たな仕事づくりにチャレンジする、ある事業所の試みが注目されている。 (武智敦子)
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【連載】〝農と食〟北の大地から
連載第179回 特別インタビュー(後編)
いち早く6次産業化に取り組み、「農と食」・観光・森林づくりに奔走してきた我満 嘉明 さん
拓銀破綻で丸裸になった人生
今は「農と食の伝道師」として
盤渓から人々にエールを送る
「俺は百歳まで現役でいるつもり」と、我満嘉明さんがよく口にする。30歳を前に健康産業の創造をめざして農家から事業家に転身し、スキー場や飲食店の経営に携わり、「食と観光」や森林づくりに奔走。やがて90年代に入ると、メーンバンクだった北海道拓殖銀行が破綻した影響を受けて経営危機に直面し、資産処分を余儀なくされる苦渋の人生を歩む。しかし持ち前の行動力とネットワークを駆使し、水産廃棄物などの堆肥化事業に尽力。近年は札幌市内で新規就農を志す人たちへの助言・協力も惜しまない。周囲の人々を元気づける“我満節”の後編をお届けする。(5月20日、札幌市盤渓で収録・ルポライター 滝川 康治)
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【フォトレポート・トピックス】
●現役アスリートから直接指導を受けるホクレン女子陸上部のランニング教室
●NACS・音尾琢真を唸らせた糖質オフ サッポロ「オフのごちそう」新発売
●ポートランドと札幌の結び付きを美食で伝える〝札幌食彩フェア〟オークラ札幌が開催
●ビールが美味しくなる初夏にアサヒビールが続々商品展開
●〝オホーツクのインド〟絶品カリーのクリシュナ北見本店が移転し大盛況
●期間限定、一期一会の美味しさをぜひ 石屋製菓の「美冬(みふゆ)いちご」
●タマネギの集出荷巨大施設が完成 「生産量日本一」のJAきたみらいが建設
●全ての心臓病を救う「100年続く病院」へ 札幌ハートセンターが医療セミナーを開催
●現ススキノ探訪② 至福の時間「クラブラウンジ SARAI」
●オープン19周年、ススキノのニュークラといえば「赤門倶楽部」
●北海道で楽しむ泡盛の宴 今夏は帯広市でも初開催
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【連載コラムなど】
*北海道フォトエッセイ
*根掛かり人生
*視点 公共交通をどうする?
*夏井功の「夜を駈ける車椅子」
*風俗嬢のonとoff
*シネマ
*スポーツ筆刀両断
*北海道⇄台湾フィルムプロジェクト
*時計GUYが行く
*新設企業情報
*人物株価
*よいどれブンガク夜話
*古本屋女房の“古本的日常”
*戦火の女
*このプラモ凄い‼
*デンタルエッセイ
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【今月の表紙】鈴木翁二画
『擽らないで』
「裁判所は正面から判断を」
旧優生法訴訟、仙台で請求棄却
札幌では民放が「倫理違反」疑い
各地で審理が続く旧優生保護法違憲訴訟で5月下旬、他地域に先駈けて仙台の裁判が判決に到り、優生法を憲法違反としつつ原告の請求を棄却する決定が伝えられた。2組の被害者が名乗りを挙げる北海道では地元の原告らがこれを強く批判、真っ当な被害回復が必要なことを改めて訴えた。溯って4月下旬にはいわゆる“救済法”が施行されたが、札幌では一時金申請をめぐって弁護団が地元民放の報道に抗議する事態に。提訴から1年、さまざまな問題に取り巻かれながらも、当事者たちの闘いへの意欲はなお衰えていない。(小笠原 淳)
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【報道】函館消防・不正手当問題〈2〉
深夜出動で全員「時間外」報告
函館消防、近く調査結果公表
不正受給手当は返還請求へ
本誌前号で報じた「疑い」が、近く事実として裏づけられることになる。函館市の消防署などで昨春まで続いていた、深夜勤務に伴う時間外手当不正受給問題。内部調査にあたっている同市消防本部は近く調査結果の一部をまとめ、不適切支給が確認された手当の返還を求める方針だ。不正は短くとも6年間にわたって続き、調査対象者の多くが関与していた可能性があるという――。(小笠原 淳)
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【報道】道警不祥事から考える〈34〉
「A巡査部長」に減給処分
懲戒1件、氏名・所属伏せ発表
道警不祥事 “第1四半期”概要
本誌2016年2月号の取材をきっかけに、定期的に続けている北海道警察の不祥事報告。本年初の文書開示請求で得られた “第1四半期(1―3月)”の記録からは、3カ月間で処分があった不祥事が計20件(懲戒処分1、監督上の措置19)に上ることがわかった。うち1件は報道発表の対象となり、記者クラブ加盟各社に概要が公表されたものの、当事者の警察官の氏名や所属などは伏せられた。地元警察の情報提供は適切だったと言えるかどうか、本稿をもって読者の評価を仰ぎたい。(小笠原 淳)
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【報道】開かれた司法が閉じ始めた〈13〉
ついに年間4千万円超
札幌の裁判所で手荷物検査7年め
業者は6年連投、予算は毎年増額
2013年春に突如として始まった、札幌の裁判所による訪庁者手荷物検査。導入時に地元弁護士らの強い反発を受けながら検査開始に踏み切った裁判所は、以後もその必要性を検証することなく取り組みを継続している。検査にかかる費用は年々増え続け、本年度は初めて4000万円を突破した。「当面の間」と謳われてからすでに6年が過ぎ、“開かれた裁判所”は国民にとってますます近寄り難くなっている。(小笠原 淳)
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【連載】ルポ 「ひきこもり」46 ──緊急特集・川崎連続殺傷事件を受けて
「ひきこもり」強調の報道に
声をあげる支援者と当事者
懸念される偏見・負のイメージに「待った」
神奈川県川崎市多摩区登戸の路上で5月28日、児童や保護者20人が殺傷された通り魔事件の報道をめぐり、犯行直後に自殺した容疑者が「ひきこもり傾向」であったことが強調されたことが波紋を広げている。31日には当事者団体の一般社団法人「ひきこもりUX会議」が、6月1日にはNPO法人KHJ全国ひきこもり家族会連合会が、「当事者や家族の不安、偏見を助長するような報道は控えてほしい」などとする声明文を公表。ひきこもりが犯罪予備軍であるかのようなイメージを助長する報道の在り方に一石を投じている。ネット上では「死にたければ1人で死ねばいい」とする非難が殺到したこの事件。一連の報道から事件の背後に透けて見えるものとは何か──。支援者や当事者ら5人に訊いた。(武智敦子)
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【人事】北洋銀と道庁「春の幹部人事」の裏を読む
安田頭取は“日銀人脈”と訣別
鈴木知事は高橋道政の刷新へ
人事にはドラマがある。時のトップとの折り合いや巡り合わせ、バランスなどさまざまな要素が絡み合いながら人が選ばれる。人事が万事と言われるように、人事は組織そのものを表す顔のようなもの。それゆえトップが目指す組織の姿を明確に示すのが人事ということになる。この春、北洋銀行と道庁で繰り広げられた人事ドラマには揺るぎないトップのメッセージが込められている。それらのドラマの内幕を探ってみよう。 (佐久間康介)
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【社会】深刻化する旧産炭地の廃屋問題
ゴーストタウンの美唄我路地区
「解体、撤去」に決め手欠く行政
人口減少と高齢化を背景に長期間放置された空き家が全国で増加している。地域によってはほとんどの住人が姿を消し倒壊の恐れのある危険な空き家が多く残る集落もあり、自治体担当者の頭を悩ませている。かつて道内有数の産炭地として栄えた美唄市も1972(昭和47)年に最後の炭鉱が閉山してから、過疎化が進み市内には消滅した集落もある。同市東部地区の我路は炭鉱最盛期に飲食店や商店、娯楽施設などが軒を連ねたが、今はわずかな住人が残っているのみ。取り残された多くの廃屋には繁栄を極めた往時の記憶はない。(武智敦子)
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【インタビュー】外資による観光開発が進む
倶知安町・文字一志 町長に訊く
地に足を付けて町政を透明化
住民とリゾートの共存目指す
「町民目線のまちづくり」を取り戻す
役場出身の1期目の現職を今年1月の町長選で破った文字一志氏。自らも役場出身でいわば身内同士の戦いに不退転の決意で臨み、勝ち取った結果だった。訴えたのは町民に立脚した町政の実現、そして行政の透明化だ。民間によるリゾート開発が先行していた倶知安町だが、文字町政の誕生によって地域と共同歩調で世界的リゾートを目指すスタンスを鮮明にした。10月にはG20観光相会合も控えている。文字町長に町政の舵取りを訊いた。
(5月31日取材。聞き手=本誌編集長・工藤年泰)
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【インタビュー】夕張市の新たな舵取り役
厚谷 司 市長に訊く
地元出身トップに託された
安心できる「暮らしの再生」
「自立と協働」で進めるまちづくり
先の統一地方選で「ポスト鈴木直道」として夕張市の舵取りを任されたのが厚谷司市長(53)だ。2026年までに財政再生団体からの脱却を果たせる見通しが立ったものの、それまでに国に償還していかなければならない再生振替特例債(赤字地方債)は毎年25億6千万円と莫大。緊縮財政を強いられる中、人口減少や高齢化といった地域の課題も山積している。一方、「炭鉄港」の日本遺産認定を受け空知旧産炭地・炭鉱遺産の歴史的、文化的価値が高まりはじめたのは夕張にとっても朗報だ。「夕張は悲惨なまちと誤解されているが、実際は全くそうではない」と言い切る厚谷市長。新トップが目指すまちづくりを訊いた。 (5月23日取材、聞き手=髙橋貴充)
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【インタビュー】犯罪被害の回復とは2
「何よりも大切なのは人の命
1人でも多くの人に伝えたい」
殺人事件被害者遺族の会(宙の会)幹事
生井 澄子さんに訊く
突然の別れから、29年が過ぎた。札幌市西区の生井澄子さん(83)は「たくさんの人たちに支えられ、とても幸せな日々だった」と振り返り、「但し」とつけ加える。「あの事件そのものを除いて」──。長女・宙恵さんを喪った事件の時効成立後、各地で同じ不幸に見舞われた人たちと手を取り合い、被害者遺族に寄り添う法改正を実現させた。当事者の立場で「人の命は何よりも大切」と説き続けるのは、新たな不幸を少しでも減らしたいからにほかならない。(聞き手=本誌編集長・工藤年泰)
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【連載】検証「泊原発は本当に必要なのか」43
泊村議会選挙で当選した
「74歳新人」の大きな挑戦
原発に依存する泊村の未来は?
4月21日、泊原発の立地自治体である泊村で統一地方選後半の村議会議員の投開票が行なわれた。8人の村議が決まったなかで、現職の牧野浩臣村長(72)の村政執行に批判を続けていた候補が初当選し、議会で追及する構えを見せている。全国の原発立地自治体で最も人口が少ない泊村の議会運営に変化が生まれるのか。そして再稼働への議会対応はどうなるのだろうか。(ジャーナリスト 黒田 伸)
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【ニュース】
■札幌地裁が救護施設に緊急命令
組合員の配置転換「不当」と認定
──施設は命令履行も、新人事で“報復”か
■半世紀歩み続けたエンタメの聖地
スガイディノス札幌中央店が閉店
──会社側は早期再開に向け移転先を模索
■「北海道経営未来塾」の第4期が始動
今期に掲げたスローガンは原点回帰
──来賓出席の鈴木直道知事が塾生らにエール
■ひきこもり問題に取り組むNPOが
相談カフェ事業を江別などで拡充へ
──「相談者の声に応え当事者や家族の孤立を防ぎたい」
■室工大の宮尾正大名誉教授が
岩内での講演会で北電を批判
──胆振東部地震の「ブラックアウト」は何故起きたのか
■現在の発達障害治療に警鐘を鳴らす
米田氏の講演会を7月下旬に開催
──「過度な薬物投与から子供たちを守れ」
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【連載】砂澤 陣の新・アイヌの誤謬(第2回)
アイヌ政策がもたらす大きな損失
「アイヌの人々の誇りが尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律案」──いわゆるアイヌ新法が4月19日の参院本会議で可決・成立し、白老では「民族共生象徴空間」のオープンが来春に予定されている。政治とメディアがこぞって「アイヌ推し」に走っているこの状況を「日本の大きな危機」として、異を唱えているのが、ほかならぬアイヌ系の血を引く砂澤陣氏(56)である。「アイヌ新法は差別と腐敗を拡大し、日本人を分断する天下の悪法」と警鐘を鳴らした先月号に続き、新装版「アイヌの誤謬」の第2回をお届けする。
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【観光】道央への旅──「しこつ湖 鶴雅別荘 碧の座」を訪ねて
“最高峰”に酔いしれる
ラグジュアリースイート
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【企業】
エコミック、売上10億円の大台達成
加速する給与計算・年調の外部委託
従業員の意欲高める報奨金制度も新設
企業活動に不可欠ながら収益向上には直結しない業務代行を通じ、クライアントの生産力や営業力を高めるサービスを提供しているエコミック(本社札幌・熊谷浩二社長)。2019年3月期決算(18年4月~19年3月)の売上高は10億円の大台に達し、経常利益は前期を3000万円も上回り1億円を超えた。キャッチコピーそのままに必要書類の「写真を撮って送るだけ」で年末調整業務を代行するというWEB活用サービス「簡単年調」は17年8月にリリースして以来、順調に受注を伸ばしており、また4月には人材を紹介した従業員に報奨金を支給するという採用制度も新設し注目を集めている。新たな取り組みを次々と進める同社の展望を、熊谷社長に訊いた。 (6月3日取材)
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【企業】特集・サッポロビール北海道工場
開拓期から北海道を支え続ける
サッポロブランドのものづくり
地域と共に歩みながら
迎えた竣工30年の節目
今年6月に竣工30周年という大きな節目を迎えたサッポロビール北海道工場。そもそも同社は、開拓使麦酒醸造所を起源に明治初めの北海道黎明期における近代化をものづくりで牽引してきたが、その先人たちの精神は同工場の現在の担い手らにも脈々と受け継がれている。ここで製造されている北海道限定ビール「サッポロクラシック」は、全国的にビール類の消費が低迷しているという近年においても、18年連続売上増という大きな支持を得ており、また工場の地元・恵庭市のふるさと納税返礼品でもダントツの人気を誇っている。平成元年に産声をあげ、新時代・令和の到来と共に30年という節目を迎えた同工場だが、次の時代に向けたものづくりや地域貢献に多くの道民が期待の眼差しを向けている──。
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【寄稿】『永年住宅』の実現に向けて(その4)
コンクリートの品質確保を
国に欠落している長寿命化の思想
コンクリート集合住宅(以下RC住宅)の永年化の実現については、幾つかの必要条件がある。前回も若干触れたが、施工後しかるべき時期に、最初に行なう建物長期保全に支障ある部分の根治的改修、塗料や防水剤の劣化を補う定期修繕工事、そして民間であるなら管理組合による建物共用部分の適切なメンテナンスの3つが前提となるが、まずは建物の基本的な構造材であるコンクリート自体の施工時及び施工後の長期にわたる品質の確保が必要である。今回筆者は、RC住宅の施工時のコンクリートの品質確保について、関係先へのインタビューや問い合わせ、そして関係法令のチェックを行なった。(井尻 哲男・建築史家)
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【連載】戦争遺産をめぐる旅 49
戦中から戦後の暮らしの変貌を
庶民目線で伝える東京の昭和館
令和も語り継ぐべき大戦の記憶
平成から令和の時代となり、昭和の時代に起きた大戦がますます遠い過去のものとなりつつある。平成元年生まれは今年で30歳。これからの日本を背負っていく中心となる世代は、先の大戦をどう語り継いでいくのだろうか。平成から元号が変わった直後に東京都千代田区九段南にある開館20周年を迎えた国立博物館「昭和館」を訪ね、昭和の戦争を庶民の立場から振り返った。(ジャーナリスト 黒田 伸)
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【企業】
障害者の就労支援と業績向上を両立
共生社会の企業の在り方を示す
北海道はまなす食品の取り組み
道内の食品製造業において、障害者雇用のパイオニアと呼んでも過言ではない北海道はまなす食品(北広島市)。現在、同社を舵取りしているのが、長年道職員として社会福祉や地域産業振興などの業務に従事した後、昨年5月に社長に就任した佐藤靖史氏だ。全従業員のおよそ4割を占める34人(5月15日の取材時現在)の障害を持つスタッフが活き活きと働く同社の事業の柱は、朝食のお供としてもお馴染みの納豆の製造。その業績は直近の2018年度決算時まで、5期連続で増収増益を果たしている。業績向上と障害者の雇用支援を共に実現させた同社から、多様性を認め合う共生社会における企業経営の在り方が見えてくる──。
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【資産運用】夏のボーナス特集──人生100年時代の資産対策
衝撃の報告書が促す資産形成
不可欠になる資産寿命の延伸
資産運用を巡る環境が激変している。昨年と今年では、その切迫感はいや増している。このほど金融庁が「人生100年時代 2000万円不足」などと報告書をまとめ、資産形成の重要性を訴えたからだ。少額投資非課税制度の積み立てNISA(ニーサ)や個人型確定拠出年金iDeco(イデコ)のほか、100円、1000円単位の投資信託など運用商品は幅広く用意されている。「運用で資産寿命を延ばすことが不可欠」と言うファイナンシャルプランナーの金子賢司さんに資産運用が必要とされる背景を訊いた。
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【寄稿】2019年知事選とこれからの北海道を考える・後編
「96万票」の重い意味
石川知裕を担いだ野党勢力の劣化を憂う
現在中央において野党指導者たちは、今夏の参院選あるいは衆参W選に向けた選挙協力、野党共闘を巡っての混乱の真っ只中にある(5月27日現在)。彼らは、2009年に獲得した3千万有権者の支持が何故半分以下になってしまったのか、痛みを伴うであろうその総括の作業に向き合うことをせず、分裂したかつての仲間にその責任を負わせることに躍起になっている。野党勢力回復の端緒すら見出していない。それは石川知裕候補を担いだ道内野党勢力においても同様である。深刻にして複雑なこの問題を紐解く糸口として、石川候補の選挙公約が道内野党政治家たちによってどのように扱われ、有権者にどのように受け止められたか、ここから考えてみたい。
(北海学園大学非常勤講師 忠海 久)
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【就労支援】岐路に立つ就労支援B型事業所の新しい働き方
報酬改定で直面する運営難
注目される「mole方式」
障害を持つ人が働く技能を身に付ける「就労継続支援B型事業所」。その多くが昨年4月の基本報酬改定で厳しい運営を強いられている。今回の改定により利用者全体に支払う工賃額に応じて基本報酬が変更され、障害者が自分のペースや体調に合わせて働くB型では工賃アップに限界が生じているからだ。こうした中で、利用者たちが感性や発想を生かしながら新たな仕事づくりにチャレンジする、ある事業所の試みが注目されている。 (武智敦子)
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【連載】〝農と食〟北の大地から
連載第179回 特別インタビュー(後編)
いち早く6次産業化に取り組み、「農と食」・観光・森林づくりに奔走してきた我満 嘉明 さん
拓銀破綻で丸裸になった人生
今は「農と食の伝道師」として
盤渓から人々にエールを送る
「俺は百歳まで現役でいるつもり」と、我満嘉明さんがよく口にする。30歳を前に健康産業の創造をめざして農家から事業家に転身し、スキー場や飲食店の経営に携わり、「食と観光」や森林づくりに奔走。やがて90年代に入ると、メーンバンクだった北海道拓殖銀行が破綻した影響を受けて経営危機に直面し、資産処分を余儀なくされる苦渋の人生を歩む。しかし持ち前の行動力とネットワークを駆使し、水産廃棄物などの堆肥化事業に尽力。近年は札幌市内で新規就農を志す人たちへの助言・協力も惜しまない。周囲の人々を元気づける“我満節”の後編をお届けする。(5月20日、札幌市盤渓で収録・ルポライター 滝川 康治)
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【フォトレポート・トピックス】
●現役アスリートから直接指導を受けるホクレン女子陸上部のランニング教室
●NACS・音尾琢真を唸らせた糖質オフ サッポロ「オフのごちそう」新発売
●ポートランドと札幌の結び付きを美食で伝える〝札幌食彩フェア〟オークラ札幌が開催
●ビールが美味しくなる初夏にアサヒビールが続々商品展開
●〝オホーツクのインド〟絶品カリーのクリシュナ北見本店が移転し大盛況
●期間限定、一期一会の美味しさをぜひ 石屋製菓の「美冬(みふゆ)いちご」
●タマネギの集出荷巨大施設が完成 「生産量日本一」のJAきたみらいが建設
●全ての心臓病を救う「100年続く病院」へ 札幌ハートセンターが医療セミナーを開催
●現ススキノ探訪② 至福の時間「クラブラウンジ SARAI」
●オープン19周年、ススキノのニュークラといえば「赤門倶楽部」
●北海道で楽しむ泡盛の宴 今夏は帯広市でも初開催
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【連載コラムなど】
*北海道フォトエッセイ
*根掛かり人生
*視点 公共交通をどうする?
*夏井功の「夜を駈ける車椅子」
*風俗嬢のonとoff
*シネマ
*スポーツ筆刀両断
*北海道⇄台湾フィルムプロジェクト
*時計GUYが行く
*新設企業情報
*人物株価
*よいどれブンガク夜話
*古本屋女房の“古本的日常”
*戦火の女
*このプラモ凄い‼
*デンタルエッセイ
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【今月の表紙】鈴木翁二画
『擽らないで』
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