目次
【報道】被害者と60歳差のわいせつ犯、起訴直後の弁明
「自制心が飛んで…」
未成年への強制わいせつで起訴
“独立系スクールガード”の元警官、激白90分
本誌前号で報告した、元警察官による強制わいせつ事件。自宅近くの小学校で続けていた独自のスクールガード活動で地域に知られる容疑者は6月上旬、地元検察が事件を起訴したことで刑事被告人となった。逮捕時点から本人の認否は不明だったが、起訴後に本稿記者の直撃取材に応じた被告は犯行を全面的に認め、およそ1時間半にわたって弁明を重ねることになる。60歳下の少女に長く消えない傷を残したわいせつ犯は、事件を振り返って何を語ったのか――。
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【報道】旭川発──「社会福祉法人かがやき」に丸投げされた介護事業の行方【2】
特別監査に踏み切った旭川市
問われる「社福への事業譲渡」
先月号で報じた旭川の社会福祉法人かがやき(岩崎正則理事長)に監督官庁のメスが入った。6月7日午前、旭川市が同法人に対して抜き打ちの特別監査に踏み切ったことが明らかとなり、関係者に衝撃が走っている。この中で本号では「かがやき」に介護事業を譲渡した側の問題にスポットを当てる。地元建設会社菅原組のトップが運営していた事業の社福への譲渡は、いったい何のためだったのか──。(本誌編集長・工藤年泰)
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【報道】告発・絶望の学府③
被害回復 どこまで
江差看護問題で第三者委発足
パワハラ被害は道内他校でも
北海道立江差高等看護学院のパワハラ問題で、待たれていた第三者調査の体制が整った。とはいえ弁護士ら3人の委員がどこまで事実認定に踏み切るのかは未知数で、5月中旬から新たな証言を募り始めた道の担当課も調査対象事案の件数をあきらかにしていない。一方、本誌を含む報道各社にはその後も関係者の告発が相継ぎ寄せられ、改めて問題の根深さが窺われているところだ。被害はどこまで認められ、救済はいつ果たされるのか――。(小笠原 淳)
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【報道】道警不祥事から考える〈51〉
剣士の“余罪”
酒気帯び・当て逃げで懲戒免
元巡査長に未発表の人身事故
酒気帯び運転で事故を起こし、現場から逃走したのは、現職警察官だった。剣道の腕を買われて北海道警察に職を得た彼は6月上旬、若くしてその職場を去ることになる。課された「免職」という制裁は警察庁が定める指針に適った処分といえるが、報じられなかったもう1つの不祥事ではその人は処分の対象とならず、報道発表も免がれていた。1月上旬に札幌市内で起こしたその事故を、本人は今も憶えているだろうか。(小笠原 淳)
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【報道】JR札幌駅前の野外彫刻「牧歌」撤去に住民団体が苦言
修復・保全で築いてきた
官民連携に突然の冷や水
JR札幌駅南口広場の“顔”として市民らに親しまれているブロンズ像「牧歌」。札幌出身の彫刻家、本郷新(1905~1980年)が半世紀以上前に制作した5体からなる群像彫刻だ。このうちの3体が撤去されたことが分かり、かねてから台座部分の亀裂を指摘してきた住民団体が「パブリックアートの補修・保全は後世に継承されるべき文化政策の基本。どのような劣化が起きていたかを明らかにしてほしかった」と苦言を呈している。作品を管理する札幌市は今夏のオリンピックを見据え、7月末までに作品の修復を終えるとしているが、官民連携による作品の保存・修復には、まだ課題があるようだ。(武智敦子)
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【経済】路地裏から見える札幌経済──変わる街の顔
コロナが加速する店舗の消長
札幌駅前通は「時代の写し絵」
街の表情を作り出す店舗や建物は移ろいゆくもの。とりわけ店舗は、生き物のようにその時代の息吹を取り込み、やがて時代に背中を押されるように姿を消していく。何かと変化が大きいこのご時世、10年、20年経てば街の景色は一変する。新型コロナショックによって人々の行動は変わり、それを反映するように店舗の消長もサイクルが短くなっている。路地裏に見える小さな変化は、未来の姿を暗示しているようだ。そんな街中の未来の断片を拾ってみた。(佐久間康介)
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【連載】“核のゴミ”レポートPART21 原発の後始末問題をめぐる市民講座の取り組みから
今こそ核のゴミの論議を
さっぽろ自由学校「遊」の
企画で処分問題を深掘り
後志管内の寿都町と神恵内村で“核のゴミ”最終処分地の選定に向けた「文献調査」が始まり、道民の関心も高い。道北の幌延町では、当初計画に盛られた研究期間がなし崩し的に延長され、深度500メートルの調査坑道を掘削する計画の是非も取り沙汰されている。こうした北海道での“核のゴミ”処分問題をめぐる「過去・現在・未来」について、地元住民や研究者らの話を通して深掘りしたい──。NPO法人さっぽろ自由学校「遊」の会員でもある筆者は、そんな問題意識からひとつの市民講座を企画・運営している。4月から9月まで月1回の連続講座で、処分事業を進めるNUMO(原子力発電環境整備機構)の担当者を招く計画も。企画の狙いや最近の講座の様子などを紹介する。(ルポライター・滝川 康治)
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【報道】再生可能エネルギーを問い直す【4】──双日の巨大風力発電計画の行方
危うい再エネのクリーン神話
迫小樽市長も道に意見書提出
住民団体代表に訊く国民不在の“脱炭素”
4月下旬に小樽市で発足した住民団体「小樽余市の巨大風力発電から自然と生活を守る会」。代表の平山秀朋さんは、風力発電について1年間学び同会を組織した。運動を支えるのは「子供たちに残したい暮らしが危機にさらされた時に声を上げて行動する」という強い思いだ。小樽で始まった巨大風車建設計画に反対する平山さんを訪ね、事業者の動きや運動の背景などを訊いた。(武智敦子)
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【ニュース】
■紋別沖合で起きた漁船転覆事故は
ロシア船の“目隠し航海”が原因か
──紋別海保は業務上過失致死でロシア人航海士を逮捕
■「原発復旧で被曝」地裁は認めず
作業員の労災・損賠ともに棄却
──3癌発症の原告男性は控訴申し立て
■看護師遺族訴訟、尋問へ秒読み
パワハラ・過労死で争い大詰め
──釧路では加害疑いの医師らが証人出廷か
■コロナ後を見越しシェアを先取り?
本州勢の外食店が北海道へ積極進出
──昨年後半から流れが加速。「くら寿司」も北海道初上陸へ
■コロナと闘う空間除菌業界に新展開
事業に理解示す国会議員連盟が発足
──一方でいまだ横行する根拠なき風評被害や誹謗中傷
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【医療】
森山病院に着任した元旭川医大脳神
経外科准教授・安栄良悟医師に訊く
救急、慢性期、悪性脳腫瘍など
グループの脳神経外科を底上げ
旭川医大脳神経外科准教授を務めていた安栄良悟医師(53)と医局の同僚医師が今年2月、社会医療法人元生会(旭川・森山領理事長)が運営する森山病院(232床)に着任し、大きな戦力となっている。昨年11月下旬にJR旭川駅近くの北彩都地区に新築移転した同病院における救急医療の強化をはじめ、慢性期主体の森山メモリアル病院(108床)に脳神経外科医を振り向けることが可能になるなど、2人の着任は森山グループの脳神経外科領域に大きく寄与している。道内における悪性脳腫瘍治療の第一人者でもある安栄医師、そしてまたとない人材を得て期待を寄せる森山理事長に今後の抱負を訊いた。(5月26日取材)
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【企業】「簡単年調」で年末調整100万人目指す
コロナ禍の事業継続に貢献する
エコミックのアウトソーシング
企業活動に不可欠ながら、それ自体は収益の向上をもたらさない給与計算や年末調整など人事まわりの業務。そういった業務を請け負い、コア業務や営業まわりの業務に力を集中することで取引先の業績アップに寄与するサービスを提供しているエコミック(本社札幌・熊谷浩二社長)。その同社のアウトソーシング事業だが現在、コロナ禍という大きな社会の変化を受け、新たなニーズも急拡大している。それは、感染リスク回避のため出勤者数の削減が求められる中にあっても、人事まわりの業務は問題なく継続できる、外部委託ならではの利点からだ。5月に公表された2021年3月期決算内容では、需要拡大の動きを端的に示すように売上高は前期比で20%増、純利益は過去最高益となった。
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【すすきの】
奇跡の競合他社連携を構築した
「すすきのえーる」誕生の軌跡
禁酒令まで出された青息吐息の街で
先を見据え奮闘する若手経営者集団
コロナ禍の直撃で度重なる営業活動の制限を求められ、飲食事業者は既に危険域と言っても過言では無いほど満身創痍だ。6月20日を期限としている現在発出中の緊急事態宣言では特定措置区域(北海道は札幌市・石狩管内・旭川市・小樽市が該当)に対し、極め付けとも受け取れる酒を出す店への休業要請が出され、道内一の歓楽街・すすきのでは営業継続を断念する店が続出している。そんな大変な苦境に晒されながら、すすきのの新生も視野に動き出した若手経営者グループがある。その活動の核となっているのが、ご当地ビール「すすきのえーる」の育成だ。
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【夏のボーナス特集】コロナ禍で高まる資産形成の機運
「将来設計」を見つめ直す好機に
投資初心者はイデコやニーサを
2019年に「人生百年時代の老後は年金以外に2000万円が必要」という金融庁のレポートが物議を醸して話題になったが、老後の資金不足は多くの人たちが抱える切実な問題だ。昨年からのコロナ禍で先行きの不透明さがより増しているだけに、あらためて資産形成の大切さを感じている人は多いはず。資産をどう作り、いかに増やすか。そして「資産寿命」をどうやって延ばしていくか──現役世代だけでなく、現役を引退した世代も向き合わなければならない課題となっている。そこで、ファイナンシャルプランナーの金子賢司さんに、ウィズコロナ時代の資産形成の考え方や運用のポイントなどについて訊いた。
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【緊急寄稿・1】いま、ウイグルの声に耳を
中国による民族虐殺の実態
「漢民族単一国家」を目論む中共の野望
トゥール・ムハメット(日本ウイグル連盟会長)
香港での民主派弾圧が国際社会から非難を受けている中国だが、さらに深刻なのが新疆ウイグル自治区にけるジェノサイド、ウイグルの人々に対する民族虐殺問題だ。今年になってからアメリカをはじめとする欧米諸国が近年における中国の強制収容所政策を「人類に対する犯罪」と公式に表明したが、この問題に我が国は及び腰と言わざるを得ない状況だ。94年に訪日し、現在人権活動家として中国共産党の暴挙を告発し続けている日本ウイグル連盟会長、トゥール・ムハメット氏の緊急寄稿を今月からお届けする。いま、ウイグルの声に耳を──。
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【連載】ルポ「ひきこもり」70──息子のため入った生命保険で起きたトラブル
終身保険を養老保険と勘違い
原因は「説明不足と思い込み」
親なき後のひきこもりの息子の暮らしを心配し、手厚い保障を連呼した職員に押される形で4年前に「かんぽ生命」で子供名義の終身保険に加入した女性がいる。生命保険に対する知識に乏しく、養老保険のように満期保険金が出ると勘違いし、今年になってから満期の支払いがないことを知った。以前にもかんぽの職員は女性に保険を勧め、昔から入っていた息子の満期型保険を解約するよう提案。掛け金を一括して支払うことで加入したが、こちらも終身保険だった。息子の保険は「無効取り消し手続き」を行ない掛け金は全額返却されたが、かんぽ生命との交渉は今も続いている。ひきこもりの子を持つ親の世代にありがちなトラブルを取材した。(武智敦子)
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【連載】戦争遺産をめぐる旅 【71】
戦争とエネルギー政策に
翻弄された長崎の軍艦島
光と影を帯びる世界文化遺産
「軍艦島」と呼ばれる長崎港の沖合約18キロに位置する周囲約1.2キロの端島は、海底炭鉱の島として明治から昭和時代にかけて栄え、閉山後は荒れ果てていたが、2015年に世界文化遺産に指定されると、多くの観光客が訪れるようになった。太平洋戦争遂行のためにフル稼働した炭鉱跡を、広い意味から戦争の「遺産」と捉え、3月下旬、観光船のツアーで訪れた。(ジャーナリスト 黒田 伸)
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【フォトレポート・トピックス】
●令和3年春の褒章で黄綬褒章 SATO行政書士法人の佐藤代表が栄えある受章
●白い恋人・萩の月・博多通りもん「おみやげんきプロジェクト」始動
●網走ビール「ゴールデンエール」がグレートビア・アワーズで初の金賞
●「ミス・アース・ジャパン北海道大会」コロナ禍を乗り越え6月27日、開催へ
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【連載コラムなど】
*北海道フォトエッセイ
*視点 公共交通をどうする?
*シネマ
*スポーツ筆刀両断
*新連載 探訪! 脳内北海道
*新設企業情報
*人物株価
*古本屋女房の“古本的日常”
*デンタルエッセイ
*夏井功の「夜を駈ける車イス」
*北海道妄想紀行
*囚活通信
*つぐみ
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【今月の表紙】鈴木翁二画
『語れ愛でしおもいでずっとずっと昔の…』
「自制心が飛んで…」
未成年への強制わいせつで起訴
“独立系スクールガード”の元警官、激白90分
本誌前号で報告した、元警察官による強制わいせつ事件。自宅近くの小学校で続けていた独自のスクールガード活動で地域に知られる容疑者は6月上旬、地元検察が事件を起訴したことで刑事被告人となった。逮捕時点から本人の認否は不明だったが、起訴後に本稿記者の直撃取材に応じた被告は犯行を全面的に認め、およそ1時間半にわたって弁明を重ねることになる。60歳下の少女に長く消えない傷を残したわいせつ犯は、事件を振り返って何を語ったのか――。
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【報道】旭川発──「社会福祉法人かがやき」に丸投げされた介護事業の行方【2】
特別監査に踏み切った旭川市
問われる「社福への事業譲渡」
先月号で報じた旭川の社会福祉法人かがやき(岩崎正則理事長)に監督官庁のメスが入った。6月7日午前、旭川市が同法人に対して抜き打ちの特別監査に踏み切ったことが明らかとなり、関係者に衝撃が走っている。この中で本号では「かがやき」に介護事業を譲渡した側の問題にスポットを当てる。地元建設会社菅原組のトップが運営していた事業の社福への譲渡は、いったい何のためだったのか──。(本誌編集長・工藤年泰)
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【報道】告発・絶望の学府③
被害回復 どこまで
江差看護問題で第三者委発足
パワハラ被害は道内他校でも
北海道立江差高等看護学院のパワハラ問題で、待たれていた第三者調査の体制が整った。とはいえ弁護士ら3人の委員がどこまで事実認定に踏み切るのかは未知数で、5月中旬から新たな証言を募り始めた道の担当課も調査対象事案の件数をあきらかにしていない。一方、本誌を含む報道各社にはその後も関係者の告発が相継ぎ寄せられ、改めて問題の根深さが窺われているところだ。被害はどこまで認められ、救済はいつ果たされるのか――。(小笠原 淳)
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【報道】道警不祥事から考える〈51〉
剣士の“余罪”
酒気帯び・当て逃げで懲戒免
元巡査長に未発表の人身事故
酒気帯び運転で事故を起こし、現場から逃走したのは、現職警察官だった。剣道の腕を買われて北海道警察に職を得た彼は6月上旬、若くしてその職場を去ることになる。課された「免職」という制裁は警察庁が定める指針に適った処分といえるが、報じられなかったもう1つの不祥事ではその人は処分の対象とならず、報道発表も免がれていた。1月上旬に札幌市内で起こしたその事故を、本人は今も憶えているだろうか。(小笠原 淳)
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【報道】JR札幌駅前の野外彫刻「牧歌」撤去に住民団体が苦言
修復・保全で築いてきた
官民連携に突然の冷や水
JR札幌駅南口広場の“顔”として市民らに親しまれているブロンズ像「牧歌」。札幌出身の彫刻家、本郷新(1905~1980年)が半世紀以上前に制作した5体からなる群像彫刻だ。このうちの3体が撤去されたことが分かり、かねてから台座部分の亀裂を指摘してきた住民団体が「パブリックアートの補修・保全は後世に継承されるべき文化政策の基本。どのような劣化が起きていたかを明らかにしてほしかった」と苦言を呈している。作品を管理する札幌市は今夏のオリンピックを見据え、7月末までに作品の修復を終えるとしているが、官民連携による作品の保存・修復には、まだ課題があるようだ。(武智敦子)
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【経済】路地裏から見える札幌経済──変わる街の顔
コロナが加速する店舗の消長
札幌駅前通は「時代の写し絵」
街の表情を作り出す店舗や建物は移ろいゆくもの。とりわけ店舗は、生き物のようにその時代の息吹を取り込み、やがて時代に背中を押されるように姿を消していく。何かと変化が大きいこのご時世、10年、20年経てば街の景色は一変する。新型コロナショックによって人々の行動は変わり、それを反映するように店舗の消長もサイクルが短くなっている。路地裏に見える小さな変化は、未来の姿を暗示しているようだ。そんな街中の未来の断片を拾ってみた。(佐久間康介)
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【連載】“核のゴミ”レポートPART21 原発の後始末問題をめぐる市民講座の取り組みから
今こそ核のゴミの論議を
さっぽろ自由学校「遊」の
企画で処分問題を深掘り
後志管内の寿都町と神恵内村で“核のゴミ”最終処分地の選定に向けた「文献調査」が始まり、道民の関心も高い。道北の幌延町では、当初計画に盛られた研究期間がなし崩し的に延長され、深度500メートルの調査坑道を掘削する計画の是非も取り沙汰されている。こうした北海道での“核のゴミ”処分問題をめぐる「過去・現在・未来」について、地元住民や研究者らの話を通して深掘りしたい──。NPO法人さっぽろ自由学校「遊」の会員でもある筆者は、そんな問題意識からひとつの市民講座を企画・運営している。4月から9月まで月1回の連続講座で、処分事業を進めるNUMO(原子力発電環境整備機構)の担当者を招く計画も。企画の狙いや最近の講座の様子などを紹介する。(ルポライター・滝川 康治)
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【報道】再生可能エネルギーを問い直す【4】──双日の巨大風力発電計画の行方
危うい再エネのクリーン神話
迫小樽市長も道に意見書提出
住民団体代表に訊く国民不在の“脱炭素”
4月下旬に小樽市で発足した住民団体「小樽余市の巨大風力発電から自然と生活を守る会」。代表の平山秀朋さんは、風力発電について1年間学び同会を組織した。運動を支えるのは「子供たちに残したい暮らしが危機にさらされた時に声を上げて行動する」という強い思いだ。小樽で始まった巨大風車建設計画に反対する平山さんを訪ね、事業者の動きや運動の背景などを訊いた。(武智敦子)
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【ニュース】
■紋別沖合で起きた漁船転覆事故は
ロシア船の“目隠し航海”が原因か
──紋別海保は業務上過失致死でロシア人航海士を逮捕
■「原発復旧で被曝」地裁は認めず
作業員の労災・損賠ともに棄却
──3癌発症の原告男性は控訴申し立て
■看護師遺族訴訟、尋問へ秒読み
パワハラ・過労死で争い大詰め
──釧路では加害疑いの医師らが証人出廷か
■コロナ後を見越しシェアを先取り?
本州勢の外食店が北海道へ積極進出
──昨年後半から流れが加速。「くら寿司」も北海道初上陸へ
■コロナと闘う空間除菌業界に新展開
事業に理解示す国会議員連盟が発足
──一方でいまだ横行する根拠なき風評被害や誹謗中傷
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【医療】
森山病院に着任した元旭川医大脳神
経外科准教授・安栄良悟医師に訊く
救急、慢性期、悪性脳腫瘍など
グループの脳神経外科を底上げ
旭川医大脳神経外科准教授を務めていた安栄良悟医師(53)と医局の同僚医師が今年2月、社会医療法人元生会(旭川・森山領理事長)が運営する森山病院(232床)に着任し、大きな戦力となっている。昨年11月下旬にJR旭川駅近くの北彩都地区に新築移転した同病院における救急医療の強化をはじめ、慢性期主体の森山メモリアル病院(108床)に脳神経外科医を振り向けることが可能になるなど、2人の着任は森山グループの脳神経外科領域に大きく寄与している。道内における悪性脳腫瘍治療の第一人者でもある安栄医師、そしてまたとない人材を得て期待を寄せる森山理事長に今後の抱負を訊いた。(5月26日取材)
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【企業】「簡単年調」で年末調整100万人目指す
コロナ禍の事業継続に貢献する
エコミックのアウトソーシング
企業活動に不可欠ながら、それ自体は収益の向上をもたらさない給与計算や年末調整など人事まわりの業務。そういった業務を請け負い、コア業務や営業まわりの業務に力を集中することで取引先の業績アップに寄与するサービスを提供しているエコミック(本社札幌・熊谷浩二社長)。その同社のアウトソーシング事業だが現在、コロナ禍という大きな社会の変化を受け、新たなニーズも急拡大している。それは、感染リスク回避のため出勤者数の削減が求められる中にあっても、人事まわりの業務は問題なく継続できる、外部委託ならではの利点からだ。5月に公表された2021年3月期決算内容では、需要拡大の動きを端的に示すように売上高は前期比で20%増、純利益は過去最高益となった。
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【すすきの】
奇跡の競合他社連携を構築した
「すすきのえーる」誕生の軌跡
禁酒令まで出された青息吐息の街で
先を見据え奮闘する若手経営者集団
コロナ禍の直撃で度重なる営業活動の制限を求められ、飲食事業者は既に危険域と言っても過言では無いほど満身創痍だ。6月20日を期限としている現在発出中の緊急事態宣言では特定措置区域(北海道は札幌市・石狩管内・旭川市・小樽市が該当)に対し、極め付けとも受け取れる酒を出す店への休業要請が出され、道内一の歓楽街・すすきのでは営業継続を断念する店が続出している。そんな大変な苦境に晒されながら、すすきのの新生も視野に動き出した若手経営者グループがある。その活動の核となっているのが、ご当地ビール「すすきのえーる」の育成だ。
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【夏のボーナス特集】コロナ禍で高まる資産形成の機運
「将来設計」を見つめ直す好機に
投資初心者はイデコやニーサを
2019年に「人生百年時代の老後は年金以外に2000万円が必要」という金融庁のレポートが物議を醸して話題になったが、老後の資金不足は多くの人たちが抱える切実な問題だ。昨年からのコロナ禍で先行きの不透明さがより増しているだけに、あらためて資産形成の大切さを感じている人は多いはず。資産をどう作り、いかに増やすか。そして「資産寿命」をどうやって延ばしていくか──現役世代だけでなく、現役を引退した世代も向き合わなければならない課題となっている。そこで、ファイナンシャルプランナーの金子賢司さんに、ウィズコロナ時代の資産形成の考え方や運用のポイントなどについて訊いた。
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【緊急寄稿・1】いま、ウイグルの声に耳を
中国による民族虐殺の実態
「漢民族単一国家」を目論む中共の野望
トゥール・ムハメット(日本ウイグル連盟会長)
香港での民主派弾圧が国際社会から非難を受けている中国だが、さらに深刻なのが新疆ウイグル自治区にけるジェノサイド、ウイグルの人々に対する民族虐殺問題だ。今年になってからアメリカをはじめとする欧米諸国が近年における中国の強制収容所政策を「人類に対する犯罪」と公式に表明したが、この問題に我が国は及び腰と言わざるを得ない状況だ。94年に訪日し、現在人権活動家として中国共産党の暴挙を告発し続けている日本ウイグル連盟会長、トゥール・ムハメット氏の緊急寄稿を今月からお届けする。いま、ウイグルの声に耳を──。
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【連載】ルポ「ひきこもり」70──息子のため入った生命保険で起きたトラブル
終身保険を養老保険と勘違い
原因は「説明不足と思い込み」
親なき後のひきこもりの息子の暮らしを心配し、手厚い保障を連呼した職員に押される形で4年前に「かんぽ生命」で子供名義の終身保険に加入した女性がいる。生命保険に対する知識に乏しく、養老保険のように満期保険金が出ると勘違いし、今年になってから満期の支払いがないことを知った。以前にもかんぽの職員は女性に保険を勧め、昔から入っていた息子の満期型保険を解約するよう提案。掛け金を一括して支払うことで加入したが、こちらも終身保険だった。息子の保険は「無効取り消し手続き」を行ない掛け金は全額返却されたが、かんぽ生命との交渉は今も続いている。ひきこもりの子を持つ親の世代にありがちなトラブルを取材した。(武智敦子)
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【連載】戦争遺産をめぐる旅 【71】
戦争とエネルギー政策に
翻弄された長崎の軍艦島
光と影を帯びる世界文化遺産
「軍艦島」と呼ばれる長崎港の沖合約18キロに位置する周囲約1.2キロの端島は、海底炭鉱の島として明治から昭和時代にかけて栄え、閉山後は荒れ果てていたが、2015年に世界文化遺産に指定されると、多くの観光客が訪れるようになった。太平洋戦争遂行のためにフル稼働した炭鉱跡を、広い意味から戦争の「遺産」と捉え、3月下旬、観光船のツアーで訪れた。(ジャーナリスト 黒田 伸)
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【フォトレポート・トピックス】
●令和3年春の褒章で黄綬褒章 SATO行政書士法人の佐藤代表が栄えある受章
●白い恋人・萩の月・博多通りもん「おみやげんきプロジェクト」始動
●網走ビール「ゴールデンエール」がグレートビア・アワーズで初の金賞
●「ミス・アース・ジャパン北海道大会」コロナ禍を乗り越え6月27日、開催へ
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【連載コラムなど】
*北海道フォトエッセイ
*視点 公共交通をどうする?
*シネマ
*スポーツ筆刀両断
*新連載 探訪! 脳内北海道
*新設企業情報
*人物株価
*古本屋女房の“古本的日常”
*デンタルエッセイ
*夏井功の「夜を駈ける車イス」
*北海道妄想紀行
*囚活通信
*つぐみ
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【今月の表紙】鈴木翁二画
『語れ愛でしおもいでずっとずっと昔の…』
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