目次
【報道】首相批判封殺の波紋㉒
万雷拍手、法衣の背に
野次排除国賠で原告全面勝訴
裁判所認定「表現の自由侵害」
「表現の自由を侵害し、違法」――。時の総理大臣に野次を飛ばして“排除”された市民が警察に賠償を求めた裁判で、原告の主張をほぼ全面的に認める判決が言い渡された。司法は被告が示した排除の根拠をことごとく否定し、政権批判の自由は保障されるべきと断言。完敗を喫した警察が控訴を申し立てたことで争いは上級審に持ち込まれたが、一審判決の意義は時間が過ぎても色褪せることがない。その日、法廷には音高く拍手が響いた。(小笠原 淳)
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【報道】告発・絶望の学府⑬
免職0人「軽過ぎる」
江差パワハラ・教員処分決定
議会では学生の自殺事案追及
事態の表面化から1年、関係者の処分がようやく伝えられた。複数の教員の関与が認められた、北海道立高等看護学院のパワーハラスメント問題。3月末に懲戒処分に到った加害者は10人を数え、中心人物とされる教員はほどなく職を辞したが、被害者の評価は「処分が軽い」。公式な謝罪表明はついになく、関与教員の一部は新年度も教壇に立ち続けることに。地元議会では過去の事案が掘り起こされる動きもあり、完全な問題解決はなお遠いと言えそうだ。(小笠原 淳)
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【報道】渦中のネクステップ・濱岸春尋新社長が語った「出直しと決意」
「貴誌報道に強い危機感」
ガバナンス委で過去を
検証して再出発を期す
道内を中心に不動産事業を営むネクステップ(本社札幌)に関する続報だ。北洋銀行の親密企業でありながら、経営陣の暴走によりグループとしての規範を大きく逸脱してきた同社がこのほど本誌の取材に応じ、ガバナンスの立て直しと会社の再出発を表明した。問題の中心とされた水口千秋社長(当時・67)は3月末に会社を去り、副社長から社長に就任した濱岸春尋氏(61)主導のもとでガバナンス委員会を設置し、過去の問題を検証していくという。3月下旬、村松法律事務所の村松弘康所長(75)と共に取材の席に姿を見せた濱岸新社長が語った同社の内情とは──。 (本誌取材班)
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【報道】旭川医科大学の新学長・西川祐司氏に訊く
もう一度、旭川医大の
理想を掲げ再生に全力
吉田晃敏前学長(70)の解任をめぐって混乱が続いていた旭川医科大学の新学長に病理学講座教授で副学長を務めていた西川祐司氏(62)が4月1日、就任した。この人事を文部科学省が発表する直前の3月24日、西川教授は旭川医大で本誌の取材に応じ、大学側が吉田氏の解任申し出を取り下げた真意や今後の大学改革について率直に口を開いた。学内の声に背中を押され、旭川医大の再生を担うことになった西川新学長の胸の内にあるものとは──。 (本誌編集長・工藤年泰)
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【報道】地元紙・80年めの迷走〈5〉
問われる幹部の責任
「侵入」の道新記者不起訴
送検記事では奇妙な誤報
取材目的で公共施設に“侵入”した新聞記者が逮捕された事件は、発生9カ月あまりでようやく一定の結論に到った。伝えられた処分は、不起訴。年度末の一報を受け、渦中の新聞社は改めて「知る権利」の意義を強調するコメントを発したが、事件の初報で自社の新人記者を犯罪者扱いした姿勢への反省はみられない。労働組合は社に対し、事件の総括や警察への抗議などを要望。目下、その対応が注目されるところだ。(小笠原 淳)
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【報道】医療現場で散った命⑭
4年間、無駄に非ず
新人看護師、労災不認定覆らず
パワハラ死遺族の闘い、高裁へ
3月半ば、釧路の裁判所前に掲げられた「不当判決」の文字。夭逝した看護師の両親が国に労災認定を求めた訴えは、退けられた。司法は職場のハラスメントを強く疑わせる事実の多くを黙殺、亡くなった本人が遺書に綴った被害さえ「証拠がない」と斬り捨てた。非情の判決を受けてなお、長く続いた闘いを「無駄ではなかった」と遺族は言う。無論のこと、ここで足を止めるつもりはさらにない。(小笠原 淳)
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【報道】「平和的生存権」問い続けて
「空っぽな判決」
PKO違憲訴訟、請求棄却
自衛官母「まだ終われない」
7年越しの訴えは、退けられた。千歳市の女性が自衛隊の南スーダンPKO派遣に異を唱えた、国内唯一の訴訟。地元裁判所は憲法判断を避け、原告が主張する「平和的生存権」を不確実な権利とみなして請求棄却の結論に。「中身のない空っぽな判決だ」――。具体的な危険に晒された自衛官の存在や「派遣五原則」を顧みない判断に原告は強く憤り、ただちに控訴を決意する。現職自衛官の母の闘いは、まだ終わらない。(小笠原 淳)
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【報道】“核のゴミ”レポートPART30 寿都発・議事録の開示を求める訴訟と「選挙無効」の申立てが問うたもの
「議事録の非開示は違法」
行政訴訟で勝利し、選挙
無効申立てで敗れた住民
さる3月、寿都町での“核のゴミ”最終処分地の選定に関連して2つの動きがあった。「文献調査」への応募をめぐる町議会全員協議会の議事録が公開されなかった問題をめぐり、町民2人が提起した行政訴訟で函館地裁は議会側の「非開示決定」を取り消す原告勝訴の判決(29日)。一方、昨年10月の町長選挙の結果をめぐり、町民5人が北海道選挙管理委員会に「選挙無効」を訴えた事案では、道選管が「申立てを棄却する」との裁決を下した(10日)。ふたつの決定に至る経緯や住民側の主張などを振り返りつつ、今秋以降に実施される、処分地選定に向けた「概要調査」の是非をめぐる住民投票の行方について整理してみた。 (ルポライター・滝川 康治)
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【ニュース】
■「HOKUO」3月にアピア店が閉店
バブル期席巻したベーカリーの終焉
──バブルに呑まれたまま散った手負いのブランドの43年
■旧優生法訴訟で国が相継ぎ上告
札幌高裁では非公開の審理続く
──東京・二審判決も「除斥期間」適用せず
■同性扶養認定、道外に複数事例
「SOGIハラ訴訟」で原告指摘
──道民への多様性啓発、裁判で否定する道の矛盾
■コープソシアでウクライナの子供を
支援するチャリティコンサート開催
──奏でた明るい楽曲に込めた、思いやる心の喚起
■市立小樽文学館で多くのファンを
引きつけるゲーム関連本の企画展
──会期は4月24日まで。会場に同人誌や攻略本が大集合
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【レジャー】特集 2022春の観光情報
さあ、“爛漫”の北海道へ
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【医療】
北海道循環器病院の大堀理事長が
「心不全」の治療マニュアルを出版
重症化を防ぐ心臓リハビリの重要性
このほど社会医療法人 北海道循環器病院(札幌市中央区・95床)の大堀克己理事長が『心不全と診断されたら最初に読む本』(幻冬舎メディアコンサルティング刊)を上梓した。長年に亘り心臓血管の外科療法と心臓リハビリテーションに取り組んできた経験に基づき、生涯を通して「心臓機能」を維持するための貴重なマニュアルとなっている。心不全が起きるメカニズムをはじめ過度の負担をかけない効果的な心臓リハビリなどを分かりやすく解説した同書。今回の出版にかけた思いを大堀理事長に訊いた。(3月18日取材)
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【寄稿・㈱あかりみらい代表取締役 越智文雄氏】カーボンニュートラルの本質と現実とは
ゼロカーボン北海道に向けて
自治体施設の一括LED化でCO2を削減
いまSDGsに替わってカーボンニュートラルが岸田内閣の新たな政策の柱として重要な位置を占めようとしている。SDGsは耳障りの良い万人向けのキャッチフレーズだが、あまりに広く漠然とした理想論であり、政策、ビジネスの冠にはなり難い。一方の「カーボンニュートラル」はいままで何度も顔を変えて登場しているが、その根本は地球温暖化対策である。本連載ではこれまでの世界の流れと「ゼロカーボン北海道」に向けた現実的な方策を整理し、提言したい。
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【環境】新作紙芝居「海洋熱波」で海の異変を訴える市民科学者
海が壊れていく──
海洋熱波と原発の温排水で
ダブルパンチ受ける岩内湾
地球温暖化の進行に伴い記録的な高温が続き人の命を危機にさらす「熱波」。同じ現象は海でも起こっている。昨年9月に道東の太平洋沿岸でサケやウニが大量死したのも「海洋熱波」の発生と関係があることが北海道大学などの研究で分かってきたからだ。この海洋熱波が積丹半島沖でも発生していたことを知った岩内町在住の市民科学者、斉藤武一さん(69)は、「岩内湾は北電泊原子力発電所から出る温排水の影響と海流の変化でダブルパンチを受けている」と危機感を強め、新作紙芝居「海洋熱波」で海の異変を訴えている。(武智敦子)
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【コロナ】esエンターテイメント代表取締役 鈴木 慎也 氏に訊く
ワクワクする新コンテンツで
今後のすすきのを盛り上げる
コロナ後の外食は「大切な時間を過ごす場」に
3月22日にまん延防止等重点措置が解除され、長きにわたる休業、時短営業を余儀なくされてきた全道の飲食店はいわば、日常を取り戻す第1歩へ踏み出した。しかしながら感染再拡大の兆しやオミクロン株の亜種BA・2への置き換わりなどで、早くも第7波の到来が危惧。気を緩められない日々が続いているのも確かだ。またそもそも、家飲みの広がりやフードデリバリーサービスが定着してきた今、外食需要はどの程度回復するのか。すすきのを拠点にさまざまな画期的アイディアでコロナ禍と闘ってきたesエンターテイメントの鈴木慎也代表に、コロナに翻弄されたすすきののこれまでと、まん防解除後のこれからを訊ねた。
(3月30日収録、髙橋貴充)
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【企業】コロナ禍で高成長するコープさっぽろ「宅配システムトドック」
「無印良品」120品目の取扱を開始
EC物流のプラットフォーム機能も
コープさっぽろ(本部・札幌市西区、大見英明理事長)の「宅配システムトドック」(以下トドック)が、順調に供給高を伸ばしている。コロナ禍の巣ごもり需要を取り込んだことや物流・供給体制の整備、スマートフォンによる手軽な注文などが奏功しているため。今年3月からは宅配機能を生かして「無印良品」の取り扱いも始めた。将来的にはEC(電子商取引)の物流プラットフォームとして他社商品の代替宅配も充実させていく考え。
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【報道】神恵内村長選に敗れた瀬尾英幸氏の今後
後志に根を張る「脱原発運動家」が
来春は村民として泊村議選に挑戦
後志管内泊村在住の脱原発運動家、瀬尾英幸氏(79)がさる2月の神恵内村長選に落選して1カ月以上が過ぎた。高レベル放射性廃棄物(核のゴミ)の最終処分場選定に向けた文献調査が進む神恵内村で36年ぶりに行なわれた村長選。新人無所属で立候補したが、過疎の村で“よそ者・高齢・無名”の三重苦に苦戦を余儀なくされた。それでも「得るものは大きかった」と前を向き、来春の泊村議選に立候補する意思を固めた。「核のゴミはいらないと訴え、泊原発廃炉に向けた活動に邁進したい」と語る瀬尾氏に今回の選挙で得たものと今後を聞いた。(武智敦子)
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【連載】ルポ「ひきこもり」80──ひきこもりを理解できない父親②
状況改善を焦らず、あえて
子どもの「いいとこ探し」を
負の側面だけに目を向けず「いいとこ探し」を──ひきこもりの子供を持つ親にこう呼びかけるのは、札幌在住の社会福祉士、精神保健福祉士である三上雅幸さんだ。公益財団法人北海道精神保健推進協会が運営する精神科のデイケア「こころのリカバリー総合支援センター」の元事業部長で、北海道と札幌市から受託する「北海道ひきこもり成年相談センター」と「札幌市ひきこもり地域支援センター」の支援コーディネーターとして相談支援に携わってきた。昨年3月末に退職し、専門職の経験を生かそうと訪問型相談室「あぷあ」を開設。病気や障害、ひきこもりなどで困難を抱える親や当事者の相談に応じている。前号に引き続き「ひきこもりを理解できない父親」をテーマに話を聞いた。(武智敦子)
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【フォトレポート・トピックス】
●ロコ・ソラーレが地元北見に凱旋 銀メダル手に伝えた選手達の思い
●ホクレンが日ハムへ道産農畜産物を贈呈
●キーワードは“癒し”と“ゆとり” 函館に「LC五稜郭ホテル」がオープン!
●「勝手丼」の和商市場で活動する「みんなの和商」の釧路魅力発信
●地域づくりを応援する太陽財団が助成対象事業贈呈式を今年も開催
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【連載コラムなど】
*北海道フォトエッセイ
*視点 公共交通をどうする?
*シネマ
*スポーツ筆刀両断
*探訪! 脳内北海道
*新設企業情報
*人物株価
*古本屋女房の“古本的日常”
*デンタルエッセイ
*夏井功の「夜を駈ける車イス」
*北海道妄想紀行
*連載小説 特別授業
*囚活通信
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【今月の表紙】鈴木翁二画
『森で呼んでいる』
万雷拍手、法衣の背に
野次排除国賠で原告全面勝訴
裁判所認定「表現の自由侵害」
「表現の自由を侵害し、違法」――。時の総理大臣に野次を飛ばして“排除”された市民が警察に賠償を求めた裁判で、原告の主張をほぼ全面的に認める判決が言い渡された。司法は被告が示した排除の根拠をことごとく否定し、政権批判の自由は保障されるべきと断言。完敗を喫した警察が控訴を申し立てたことで争いは上級審に持ち込まれたが、一審判決の意義は時間が過ぎても色褪せることがない。その日、法廷には音高く拍手が響いた。(小笠原 淳)
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【報道】告発・絶望の学府⑬
免職0人「軽過ぎる」
江差パワハラ・教員処分決定
議会では学生の自殺事案追及
事態の表面化から1年、関係者の処分がようやく伝えられた。複数の教員の関与が認められた、北海道立高等看護学院のパワーハラスメント問題。3月末に懲戒処分に到った加害者は10人を数え、中心人物とされる教員はほどなく職を辞したが、被害者の評価は「処分が軽い」。公式な謝罪表明はついになく、関与教員の一部は新年度も教壇に立ち続けることに。地元議会では過去の事案が掘り起こされる動きもあり、完全な問題解決はなお遠いと言えそうだ。(小笠原 淳)
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【報道】渦中のネクステップ・濱岸春尋新社長が語った「出直しと決意」
「貴誌報道に強い危機感」
ガバナンス委で過去を
検証して再出発を期す
道内を中心に不動産事業を営むネクステップ(本社札幌)に関する続報だ。北洋銀行の親密企業でありながら、経営陣の暴走によりグループとしての規範を大きく逸脱してきた同社がこのほど本誌の取材に応じ、ガバナンスの立て直しと会社の再出発を表明した。問題の中心とされた水口千秋社長(当時・67)は3月末に会社を去り、副社長から社長に就任した濱岸春尋氏(61)主導のもとでガバナンス委員会を設置し、過去の問題を検証していくという。3月下旬、村松法律事務所の村松弘康所長(75)と共に取材の席に姿を見せた濱岸新社長が語った同社の内情とは──。 (本誌取材班)
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【報道】旭川医科大学の新学長・西川祐司氏に訊く
もう一度、旭川医大の
理想を掲げ再生に全力
吉田晃敏前学長(70)の解任をめぐって混乱が続いていた旭川医科大学の新学長に病理学講座教授で副学長を務めていた西川祐司氏(62)が4月1日、就任した。この人事を文部科学省が発表する直前の3月24日、西川教授は旭川医大で本誌の取材に応じ、大学側が吉田氏の解任申し出を取り下げた真意や今後の大学改革について率直に口を開いた。学内の声に背中を押され、旭川医大の再生を担うことになった西川新学長の胸の内にあるものとは──。 (本誌編集長・工藤年泰)
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【報道】地元紙・80年めの迷走〈5〉
問われる幹部の責任
「侵入」の道新記者不起訴
送検記事では奇妙な誤報
取材目的で公共施設に“侵入”した新聞記者が逮捕された事件は、発生9カ月あまりでようやく一定の結論に到った。伝えられた処分は、不起訴。年度末の一報を受け、渦中の新聞社は改めて「知る権利」の意義を強調するコメントを発したが、事件の初報で自社の新人記者を犯罪者扱いした姿勢への反省はみられない。労働組合は社に対し、事件の総括や警察への抗議などを要望。目下、その対応が注目されるところだ。(小笠原 淳)
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【報道】医療現場で散った命⑭
4年間、無駄に非ず
新人看護師、労災不認定覆らず
パワハラ死遺族の闘い、高裁へ
3月半ば、釧路の裁判所前に掲げられた「不当判決」の文字。夭逝した看護師の両親が国に労災認定を求めた訴えは、退けられた。司法は職場のハラスメントを強く疑わせる事実の多くを黙殺、亡くなった本人が遺書に綴った被害さえ「証拠がない」と斬り捨てた。非情の判決を受けてなお、長く続いた闘いを「無駄ではなかった」と遺族は言う。無論のこと、ここで足を止めるつもりはさらにない。(小笠原 淳)
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【報道】「平和的生存権」問い続けて
「空っぽな判決」
PKO違憲訴訟、請求棄却
自衛官母「まだ終われない」
7年越しの訴えは、退けられた。千歳市の女性が自衛隊の南スーダンPKO派遣に異を唱えた、国内唯一の訴訟。地元裁判所は憲法判断を避け、原告が主張する「平和的生存権」を不確実な権利とみなして請求棄却の結論に。「中身のない空っぽな判決だ」――。具体的な危険に晒された自衛官の存在や「派遣五原則」を顧みない判断に原告は強く憤り、ただちに控訴を決意する。現職自衛官の母の闘いは、まだ終わらない。(小笠原 淳)
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【報道】“核のゴミ”レポートPART30 寿都発・議事録の開示を求める訴訟と「選挙無効」の申立てが問うたもの
「議事録の非開示は違法」
行政訴訟で勝利し、選挙
無効申立てで敗れた住民
さる3月、寿都町での“核のゴミ”最終処分地の選定に関連して2つの動きがあった。「文献調査」への応募をめぐる町議会全員協議会の議事録が公開されなかった問題をめぐり、町民2人が提起した行政訴訟で函館地裁は議会側の「非開示決定」を取り消す原告勝訴の判決(29日)。一方、昨年10月の町長選挙の結果をめぐり、町民5人が北海道選挙管理委員会に「選挙無効」を訴えた事案では、道選管が「申立てを棄却する」との裁決を下した(10日)。ふたつの決定に至る経緯や住民側の主張などを振り返りつつ、今秋以降に実施される、処分地選定に向けた「概要調査」の是非をめぐる住民投票の行方について整理してみた。 (ルポライター・滝川 康治)
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【ニュース】
■「HOKUO」3月にアピア店が閉店
バブル期席巻したベーカリーの終焉
──バブルに呑まれたまま散った手負いのブランドの43年
■旧優生法訴訟で国が相継ぎ上告
札幌高裁では非公開の審理続く
──東京・二審判決も「除斥期間」適用せず
■同性扶養認定、道外に複数事例
「SOGIハラ訴訟」で原告指摘
──道民への多様性啓発、裁判で否定する道の矛盾
■コープソシアでウクライナの子供を
支援するチャリティコンサート開催
──奏でた明るい楽曲に込めた、思いやる心の喚起
■市立小樽文学館で多くのファンを
引きつけるゲーム関連本の企画展
──会期は4月24日まで。会場に同人誌や攻略本が大集合
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【レジャー】特集 2022春の観光情報
さあ、“爛漫”の北海道へ
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【医療】
北海道循環器病院の大堀理事長が
「心不全」の治療マニュアルを出版
重症化を防ぐ心臓リハビリの重要性
このほど社会医療法人 北海道循環器病院(札幌市中央区・95床)の大堀克己理事長が『心不全と診断されたら最初に読む本』(幻冬舎メディアコンサルティング刊)を上梓した。長年に亘り心臓血管の外科療法と心臓リハビリテーションに取り組んできた経験に基づき、生涯を通して「心臓機能」を維持するための貴重なマニュアルとなっている。心不全が起きるメカニズムをはじめ過度の負担をかけない効果的な心臓リハビリなどを分かりやすく解説した同書。今回の出版にかけた思いを大堀理事長に訊いた。(3月18日取材)
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【寄稿・㈱あかりみらい代表取締役 越智文雄氏】カーボンニュートラルの本質と現実とは
ゼロカーボン北海道に向けて
自治体施設の一括LED化でCO2を削減
いまSDGsに替わってカーボンニュートラルが岸田内閣の新たな政策の柱として重要な位置を占めようとしている。SDGsは耳障りの良い万人向けのキャッチフレーズだが、あまりに広く漠然とした理想論であり、政策、ビジネスの冠にはなり難い。一方の「カーボンニュートラル」はいままで何度も顔を変えて登場しているが、その根本は地球温暖化対策である。本連載ではこれまでの世界の流れと「ゼロカーボン北海道」に向けた現実的な方策を整理し、提言したい。
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【環境】新作紙芝居「海洋熱波」で海の異変を訴える市民科学者
海が壊れていく──
海洋熱波と原発の温排水で
ダブルパンチ受ける岩内湾
地球温暖化の進行に伴い記録的な高温が続き人の命を危機にさらす「熱波」。同じ現象は海でも起こっている。昨年9月に道東の太平洋沿岸でサケやウニが大量死したのも「海洋熱波」の発生と関係があることが北海道大学などの研究で分かってきたからだ。この海洋熱波が積丹半島沖でも発生していたことを知った岩内町在住の市民科学者、斉藤武一さん(69)は、「岩内湾は北電泊原子力発電所から出る温排水の影響と海流の変化でダブルパンチを受けている」と危機感を強め、新作紙芝居「海洋熱波」で海の異変を訴えている。(武智敦子)
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【コロナ】esエンターテイメント代表取締役 鈴木 慎也 氏に訊く
ワクワクする新コンテンツで
今後のすすきのを盛り上げる
コロナ後の外食は「大切な時間を過ごす場」に
3月22日にまん延防止等重点措置が解除され、長きにわたる休業、時短営業を余儀なくされてきた全道の飲食店はいわば、日常を取り戻す第1歩へ踏み出した。しかしながら感染再拡大の兆しやオミクロン株の亜種BA・2への置き換わりなどで、早くも第7波の到来が危惧。気を緩められない日々が続いているのも確かだ。またそもそも、家飲みの広がりやフードデリバリーサービスが定着してきた今、外食需要はどの程度回復するのか。すすきのを拠点にさまざまな画期的アイディアでコロナ禍と闘ってきたesエンターテイメントの鈴木慎也代表に、コロナに翻弄されたすすきののこれまでと、まん防解除後のこれからを訊ねた。
(3月30日収録、髙橋貴充)
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【企業】コロナ禍で高成長するコープさっぽろ「宅配システムトドック」
「無印良品」120品目の取扱を開始
EC物流のプラットフォーム機能も
コープさっぽろ(本部・札幌市西区、大見英明理事長)の「宅配システムトドック」(以下トドック)が、順調に供給高を伸ばしている。コロナ禍の巣ごもり需要を取り込んだことや物流・供給体制の整備、スマートフォンによる手軽な注文などが奏功しているため。今年3月からは宅配機能を生かして「無印良品」の取り扱いも始めた。将来的にはEC(電子商取引)の物流プラットフォームとして他社商品の代替宅配も充実させていく考え。
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【報道】神恵内村長選に敗れた瀬尾英幸氏の今後
後志に根を張る「脱原発運動家」が
来春は村民として泊村議選に挑戦
後志管内泊村在住の脱原発運動家、瀬尾英幸氏(79)がさる2月の神恵内村長選に落選して1カ月以上が過ぎた。高レベル放射性廃棄物(核のゴミ)の最終処分場選定に向けた文献調査が進む神恵内村で36年ぶりに行なわれた村長選。新人無所属で立候補したが、過疎の村で“よそ者・高齢・無名”の三重苦に苦戦を余儀なくされた。それでも「得るものは大きかった」と前を向き、来春の泊村議選に立候補する意思を固めた。「核のゴミはいらないと訴え、泊原発廃炉に向けた活動に邁進したい」と語る瀬尾氏に今回の選挙で得たものと今後を聞いた。(武智敦子)
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【連載】ルポ「ひきこもり」80──ひきこもりを理解できない父親②
状況改善を焦らず、あえて
子どもの「いいとこ探し」を
負の側面だけに目を向けず「いいとこ探し」を──ひきこもりの子供を持つ親にこう呼びかけるのは、札幌在住の社会福祉士、精神保健福祉士である三上雅幸さんだ。公益財団法人北海道精神保健推進協会が運営する精神科のデイケア「こころのリカバリー総合支援センター」の元事業部長で、北海道と札幌市から受託する「北海道ひきこもり成年相談センター」と「札幌市ひきこもり地域支援センター」の支援コーディネーターとして相談支援に携わってきた。昨年3月末に退職し、専門職の経験を生かそうと訪問型相談室「あぷあ」を開設。病気や障害、ひきこもりなどで困難を抱える親や当事者の相談に応じている。前号に引き続き「ひきこもりを理解できない父親」をテーマに話を聞いた。(武智敦子)
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【フォトレポート・トピックス】
●ロコ・ソラーレが地元北見に凱旋 銀メダル手に伝えた選手達の思い
●ホクレンが日ハムへ道産農畜産物を贈呈
●キーワードは“癒し”と“ゆとり” 函館に「LC五稜郭ホテル」がオープン!
●「勝手丼」の和商市場で活動する「みんなの和商」の釧路魅力発信
●地域づくりを応援する太陽財団が助成対象事業贈呈式を今年も開催
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【連載コラムなど】
*北海道フォトエッセイ
*視点 公共交通をどうする?
*シネマ
*スポーツ筆刀両断
*探訪! 脳内北海道
*新設企業情報
*人物株価
*古本屋女房の“古本的日常”
*デンタルエッセイ
*夏井功の「夜を駈ける車イス」
*北海道妄想紀行
*連載小説 特別授業
*囚活通信
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【今月の表紙】鈴木翁二画
『森で呼んでいる』
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