目次
【報道】狩人、銃を奪われる(14)
「適正に廃棄しました」
違法処分で押収の猟銃、戻らず
裁判勝訴のハンターが怒り心頭
本誌などが大きく報じてきた裁判の判決確定後、当事者が予想だにしていなかった事態が伝わった。自治体の要請でヒグマを駆除したハンターが当局に猟銃を取り上げられた事件で、7年間の審理を経てハンター側の異議申し立てが認められたにもかかわらず、肝心の銃がすでに「廃棄」されていたというのだ。裁判の勝利から一転、絶望に突き落とされた当事者は、怒り心頭で訴える。「これはあまりにもひどすぎる」――。(小笠原 淳)
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【報道】道警不祥事から考える(84)
3カ月間で懲戒0
道東の署では資料紛失の発表
道警処分等“第1四半期”速報
報公開請求による地元警察の不祥事報告。本誌面で10年あまり続けているこの試みで今回、初めての事態が起きた。直近3カ月間で職員の懲戒処分が1件も記録されなかったことがわかったのだ。一方、公文書開示を経ずに確認できたケースでは道東の釧路方面での書類紛失事案があるが、なぜかこれが報道された形跡はない。個別の事案の概要を盛り込みつつ、本年最初の四半期の速報をまとめておく。
(小笠原 淳)
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【報道】札幌の病院で労使対立が長期化
団交拒否 足かけ4年
医療現場で不当労働行為か
美しが丘病院を労組が提訴
地元報道などで賃金の未払いや不当解雇問題を告発する裁判が報じられている札幌の病院で、これら労使間トラブルをめぐる団体交渉を病院側が拒否し続けていることが伝わった。4月にはこの対応を違法として労働組合が起こした裁判の口頭弁論が始まり、病院側はここでも訴えの棄却を求めて争う姿勢を見せている。団交がストップしてから、まもなく丸3年。長引く労使間の対立は、なお収まりそうにない。
(小笠原 淳)
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【Journal’s Eye】
袴田さん呼びかけに300人超が共感
弁護士会が「再審法」考えるパネル展
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【報道】上紋峠の周辺で進む国内最大規模の風力発電計画を追う(第2回)
費用増に国頼み、自然破壊の
再エネ開発に未来はあるのか
オホーツク管内滝上町と上川管内士別市との境界部に位置する上紋峠の周辺で、最大で50基、出力30万キロワットという日本でも最大規模の陸上風力発電所の建設計画が多くの道民に知られぬままに進む。滝上町内で初の住民説明会が開催(先月号を参照)されたのに続き、4月16日には環境アセス制度に基づく法定説明会も──。事業計画が周知されるにつれ、住民間での賛否の声が少しずつ顕在化する一方で、後志管内余市町では関西電力の計画に対し、齊藤啓輔町長が「不同意」を表明した。道内の状況を俯瞰しながら本稿後半では、再エネ問題に明るい佐々木邦夫さんに風力発電の今について訊いた。
(ルポライター・滝川 康治)
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【連載】 “核のゴミ”レポートPART51 最終処分政策の課題を問うシンポジウム報告
調査が生む地域の分断
「地層処分という虚構」に固執する
国の申し入れを受け入れた南鳥島
NUMO(原子力発電環境整備機構)による最終処分地選定に向けた「文献調査」が後志管内寿都町と神恵内村で始まってから5年余り。この4月には東京都の小笠原村が南鳥島での文献調査を受け入れる動きもあった。これらの問題点を検証し、あるべき政策の転換に向け市民ができる道を探るシンポジウムが4月11日、札幌市内で開かれた。核ゴミ問題に詳しい研究者とNPO法人のスタッフが処分政策の課題や「文献調査」報告書の問題点などを指摘し、寿都町の住民団体メンバーらを交えたパネルディスカッションも──。「処分場の建設地は見つからず、たまたま調査候補地になったところが苦しみを味わうことを許してはならない」として「最終処分法」の廃止などを求める声も出た。そんなシンポのあらましを紹介する。 (ルポライター・滝川 康治)
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【報道】閉鎖された「道の駅あかいがわ」のレストランが移転オープン
「赤井川バーガー」を開発して
新たな場所で営業をスタート
指定管理者の不在により4月から閉鎖された後志管内赤井川村の「道の駅あかいがわ」。観光シーズンを前に営業休止に追い込まれたテナントのレストランが同村常盤の「山村活性化支援センター『村ノ燈』」で4月25日から営業を再開した。レストランの窮状を知った、同センターの指定管理者「恒志堂」(札幌市)の呼びかけで実現。関係者は、新たに赤井川産の牛肉や野菜を使った「赤井川バーガー」を売り出すなど、ピンチをチャンスにしようと張り切っている。 (武智敦子)
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【ニュース】
■高齢者福祉施設の指定管理の扱いで
新ひだか町が業者と議会で二枚舌?
──町議による住民訴訟で浮上した「払い過ぎ疑惑」
■「正直者が馬鹿を見ないように」
札地検・加藤検事正が着任会見
──再審制度関連の質問には明答なし
■陸自・騒音計測に不適切機器か
現職自衛官提起の難聴被害訴訟
──騒音計に「衝撃騒音」非対応の疑い
■勤務懈怠、パワハラなどで処分
昨年の道内検察不祥事記録開示
──札幌地検と函館地検で計4件、高検と旭川・釧路では報告なし
■企業由来のPFASが生む環境汚染
その被害の実態や住民の運動を紹介
──「ラピダス」の負の側面を自由学校「遊」の学習会で検証
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【シリーズ・住宅不動産情報】】41─ 千歳市で続くホテル開業ラッシュ
半導体産業集積で宿泊需要急増
「2年間で1千室増」でも不足感
ラピダス(本社東京)の次世代半導体工場が2027年後半に本格稼働することに伴い、半導体関連企業や物流施設の進出が続いている千歳市。賃貸オフィス・住宅の活発な投資が続いているが、ホテル建設も目白押しだ。25年度における支笏湖周辺を含む市内全体の観光客の宿泊客数は延べ約38万人泊だったが、ビジネス客を含めると120万人泊を超えており、ビジネス需要は堅調に拡大するとみられる。現在、市街地にはホテルなど宿泊施設が20数軒あり、27年度までに約1千室の増加が予定されているが、まだまだ足りない状況が続く。まずは26年度に開業が決まっているホテルをレポートする。 (佐久間康介)
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【インタビュー】鶴雅ホールディングスのトップに就任した大西 希 新社長に訊く
チーム力を鍛えて次代を拓く
地域の光を発信し地域に貢献
道内旅館・ホテル業界のリーディング企業、鶴雅ホールディングス(本社釧路)で社長を務めていた大西雅之氏が今年3月1日付で会長に退き、新社長に雅之氏の長女で副社長だった大西希氏(43)が就任する世代交代が行なわれた。雅之氏のカリスマ性で成長し、昨年創業70周年を迎えた同社は、鶴雅グループ3代目となった希氏の下でチーム力を鍛え、新たな成長ステージに入る構えだ。その試金石となるのが、来たる8月に開業する「しこつ湖 鶴雅別荘 湖白の抄」。鶴雅ホールディングスのトップとなった希氏に今後の抱負や「湖白の抄」の特徴、鶴雅グループの未来像について訊いた。 (4月28日取材 工藤年泰・佐久間康介)
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【医療】道内初。カレス記念病院の長谷龍之介医師がロボット手術で国際B級ライセンスを取得
新設の呼吸器外科で取り組む
ダヴィンチによる肺がん治療
社会医療法人社団 カレスサッポロ(大城辰美理事長)が運営するカレス記念病院(札幌市東区・320床)の呼吸器外科部長(次席副院長兼務)を務める長谷龍之介医師(53)が昨年末、同領域で日本ロボット外科学会の「国際B級ライセンス」を取得した。道内で初の国際ライセンス取得者となった長谷医師は、手術支援ロボット「ダヴィンチ」を使った肺がんなどの手術を約340症例手掛けてきた第一人者で、昨年春の病院オープンとともに着任した期待のドクター。「ダヴィンチでは手術のクオリティが圧倒的に高く、患者さんの予後もいい。症例を重ねながらカレス記念病院の呼吸器診療全般を強化していきたい」(長谷医師)
(4月24日取材 工藤年泰・武智敦子)
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【企業】健康食品開発でホクノー健康ステーションに脚光
「健康寿命増進」で地域を元気にする
ホクノーが岡山大ベンチャーと連携
少子高齢化などの社会課題に真正面から向き合い、地元住民の健康増進を目指す取り組みに長年力を入れている食品スーパー・株式会社ホクノー(野地秀一社長‏・本社札幌市厚別区)が、このほど株式会社健康科学評価アカデミー(濱野裕章社長・本社岡山市)と連携協定を締結した。食品やサプリメントの効果と安全性を臨床研究で可視化する岡山大学発ベンチャーの同社がホクノーに協力を依頼する形で実現したもので、ホクノースーパー中央店2階で展開している「ホクノー健康ステーション」の利用者を対象に実施される予定になっている。地元の高齢者を元気にするホクノーの取り組みが全国的に評価される中、その活動がまたひとつ広がりを見せた形だ。今回の連携協定の内容や意義をレポートする。
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【医療】旭川・森山病院の整形外科に着任した三好直樹医師と妹尾一誠医師に訊く
肩と肘、脊椎の専門医を得て
オールラウンドな治療体制へ
旭川の社会医療法人 元生会(森山領理事長)が運営する総合病院、森山病院(稲葉雅史院長・232床)における整形外科のマンパワーが拡充し、オールラウンドな治療体制が確立されつつある。道北エリア初の整形外科の単科病院として74年前に開院した同院だが、1988年から総合病院として診療を行なうようになってからは発祥当時のイメージは薄れつつあった。そんな中で同院では2024年以降、医師の増員を進め、中でも森山病院のルーツである整形外科では今年度に3人が入職し、10人の専門医が常勤する体制が整った。今回のレポートでは、このほど旭川医科大学病院から同院に着任し、共に整形外科部長に就任した三好直樹医師(52)と妹尾一誠医師(51)を紹介する。 (4月21日取材 工藤年泰・武智敦子)
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【社会】フリースクール「モシㇼナァスコーレ南小樽教室」を開設した星野人史代表に訊く
沖縄と北海道から発信する
「もうひとつの学校」とは─
この4月、小樽市住ノ江にフリースクール「モシㇼナァスコーレ南小樽教室」が開設された。沖縄県南城市の学校法人「雙星舎」(そうせいしゃ)の代表を務める星野人史さん(78)が設立した。校名はアイヌ語のモシㇼ(大地)と沖縄方言のナァ(庭)、ギリシャ語のスコーレ(学校)を合わせた造語。北海道の先住民族と言われるアイヌの歴史や文化、言葉を学ぶのが特色で、自主夜間中学も併設する。星野さんを訪ね、北海道での学校づくりの狙いを訊いた。 (武智敦子)
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【連載】ルポ「ひきこもり」129―一江別で定着した居場所事業の取り組み
レタポスとピアスタッフに学び
続けていくことに大きな手応え
江別市社会福祉協議会は今年度、ひきこもり当事者と家族のための居場所事業「シエスタ」を5月26日から来年3月25日までの計6回、江別市錦町の総合社会福祉センターなどで開く。同市から委託を受けたNPO法人の後を受け、同社協が2024年度から自主事業として取り組んでいるもので、今年で3年目。昨年度は初めての試みとして、外出レクリエーションも行なった。「居場所事業は継続していくことが何より大事で、それ自体が目標でもあるので、基本を変えずに続けていきたい」と担当者は話している。 (武智敦子)
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【連載】戦争遺産をめぐる旅 【125】
ひとこそ最大の戦争遺産
舞鶴引揚記念館の語り部たちに
引揚げの現実と抑留生活を訊く
全国の戦争関係の記念館や資料館で「語り部」の役割は重要だ。戦後80年を超えて実際に戦争を体験した人が減る中で、京都府舞鶴市の舞鶴引揚記念館には80人を超えるボランティアが語り部として活動している。この中に中国大陸や朝鮮半島から引き揚げてきた経験を持つ語り部が2人いる。昨年、同館を取材した際に偶然に知り合った石原文江さん(85)、そして昨年の記事が縁で知り合った松岡弘さんだ(85)。再び舞鶴に赴き、この2人からあらためて話を訊き、
語り部活動を取材するためにこの春、同館を訪れた。戦争に翻弄された女性の波乱に満ちた人生、そして語り部がいま果たす役割とは──。 (ジャーナリスト 黒田 伸)
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【フォトレポート・トピックス】
●北洋銀が生物多様性回復を支援 名称は「ほっくーネイチャーポジティブ基金」に
●新千歳空港国際アニメーション映画祭が開催に向けスタンバイ
●厚田サーキットでレーサー気分 誰もがモータースポーツを楽しめる場所に
●返礼品は寄付者自身の醸造ビール サッポロビールと札幌市が体験型ふるさと納税
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【連載コラムなど】
*スポーツ筆刀両断
*つれづれフォトエッセイ
*ただしいうそのつくりかた
*夏井功の夜を駈ける車イス
*人物株価
*シネマ
*デンタルエッセイ(最終回)
*堀川裕巳の不動産鑑定士から見た北海道の行方
*よいどれブンガク夜話
*北海道妄想紀行
*古本屋女房の“古本的日常”
*連載小説 仮面の恋
*新設企業情報
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【今月の表紙】
鈴木翁二画『月がまじっている』
「適正に廃棄しました」
違法処分で押収の猟銃、戻らず
裁判勝訴のハンターが怒り心頭
本誌などが大きく報じてきた裁判の判決確定後、当事者が予想だにしていなかった事態が伝わった。自治体の要請でヒグマを駆除したハンターが当局に猟銃を取り上げられた事件で、7年間の審理を経てハンター側の異議申し立てが認められたにもかかわらず、肝心の銃がすでに「廃棄」されていたというのだ。裁判の勝利から一転、絶望に突き落とされた当事者は、怒り心頭で訴える。「これはあまりにもひどすぎる」――。(小笠原 淳)
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【報道】道警不祥事から考える(84)
3カ月間で懲戒0
道東の署では資料紛失の発表
道警処分等“第1四半期”速報
報公開請求による地元警察の不祥事報告。本誌面で10年あまり続けているこの試みで今回、初めての事態が起きた。直近3カ月間で職員の懲戒処分が1件も記録されなかったことがわかったのだ。一方、公文書開示を経ずに確認できたケースでは道東の釧路方面での書類紛失事案があるが、なぜかこれが報道された形跡はない。個別の事案の概要を盛り込みつつ、本年最初の四半期の速報をまとめておく。
(小笠原 淳)
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【報道】札幌の病院で労使対立が長期化
団交拒否 足かけ4年
医療現場で不当労働行為か
美しが丘病院を労組が提訴
地元報道などで賃金の未払いや不当解雇問題を告発する裁判が報じられている札幌の病院で、これら労使間トラブルをめぐる団体交渉を病院側が拒否し続けていることが伝わった。4月にはこの対応を違法として労働組合が起こした裁判の口頭弁論が始まり、病院側はここでも訴えの棄却を求めて争う姿勢を見せている。団交がストップしてから、まもなく丸3年。長引く労使間の対立は、なお収まりそうにない。
(小笠原 淳)
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【Journal’s Eye】
袴田さん呼びかけに300人超が共感
弁護士会が「再審法」考えるパネル展
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【報道】上紋峠の周辺で進む国内最大規模の風力発電計画を追う(第2回)
費用増に国頼み、自然破壊の
再エネ開発に未来はあるのか
オホーツク管内滝上町と上川管内士別市との境界部に位置する上紋峠の周辺で、最大で50基、出力30万キロワットという日本でも最大規模の陸上風力発電所の建設計画が多くの道民に知られぬままに進む。滝上町内で初の住民説明会が開催(先月号を参照)されたのに続き、4月16日には環境アセス制度に基づく法定説明会も──。事業計画が周知されるにつれ、住民間での賛否の声が少しずつ顕在化する一方で、後志管内余市町では関西電力の計画に対し、齊藤啓輔町長が「不同意」を表明した。道内の状況を俯瞰しながら本稿後半では、再エネ問題に明るい佐々木邦夫さんに風力発電の今について訊いた。
(ルポライター・滝川 康治)
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【連載】 “核のゴミ”レポートPART51 最終処分政策の課題を問うシンポジウム報告
調査が生む地域の分断
「地層処分という虚構」に固執する
国の申し入れを受け入れた南鳥島
NUMO(原子力発電環境整備機構)による最終処分地選定に向けた「文献調査」が後志管内寿都町と神恵内村で始まってから5年余り。この4月には東京都の小笠原村が南鳥島での文献調査を受け入れる動きもあった。これらの問題点を検証し、あるべき政策の転換に向け市民ができる道を探るシンポジウムが4月11日、札幌市内で開かれた。核ゴミ問題に詳しい研究者とNPO法人のスタッフが処分政策の課題や「文献調査」報告書の問題点などを指摘し、寿都町の住民団体メンバーらを交えたパネルディスカッションも──。「処分場の建設地は見つからず、たまたま調査候補地になったところが苦しみを味わうことを許してはならない」として「最終処分法」の廃止などを求める声も出た。そんなシンポのあらましを紹介する。 (ルポライター・滝川 康治)
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【報道】閉鎖された「道の駅あかいがわ」のレストランが移転オープン
「赤井川バーガー」を開発して
新たな場所で営業をスタート
指定管理者の不在により4月から閉鎖された後志管内赤井川村の「道の駅あかいがわ」。観光シーズンを前に営業休止に追い込まれたテナントのレストランが同村常盤の「山村活性化支援センター『村ノ燈』」で4月25日から営業を再開した。レストランの窮状を知った、同センターの指定管理者「恒志堂」(札幌市)の呼びかけで実現。関係者は、新たに赤井川産の牛肉や野菜を使った「赤井川バーガー」を売り出すなど、ピンチをチャンスにしようと張り切っている。 (武智敦子)
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【ニュース】
■高齢者福祉施設の指定管理の扱いで
新ひだか町が業者と議会で二枚舌?
──町議による住民訴訟で浮上した「払い過ぎ疑惑」
■「正直者が馬鹿を見ないように」
札地検・加藤検事正が着任会見
──再審制度関連の質問には明答なし
■陸自・騒音計測に不適切機器か
現職自衛官提起の難聴被害訴訟
──騒音計に「衝撃騒音」非対応の疑い
■勤務懈怠、パワハラなどで処分
昨年の道内検察不祥事記録開示
──札幌地検と函館地検で計4件、高検と旭川・釧路では報告なし
■企業由来のPFASが生む環境汚染
その被害の実態や住民の運動を紹介
──「ラピダス」の負の側面を自由学校「遊」の学習会で検証
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【シリーズ・住宅不動産情報】】41─ 千歳市で続くホテル開業ラッシュ
半導体産業集積で宿泊需要急増
「2年間で1千室増」でも不足感
ラピダス(本社東京)の次世代半導体工場が2027年後半に本格稼働することに伴い、半導体関連企業や物流施設の進出が続いている千歳市。賃貸オフィス・住宅の活発な投資が続いているが、ホテル建設も目白押しだ。25年度における支笏湖周辺を含む市内全体の観光客の宿泊客数は延べ約38万人泊だったが、ビジネス客を含めると120万人泊を超えており、ビジネス需要は堅調に拡大するとみられる。現在、市街地にはホテルなど宿泊施設が20数軒あり、27年度までに約1千室の増加が予定されているが、まだまだ足りない状況が続く。まずは26年度に開業が決まっているホテルをレポートする。 (佐久間康介)
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【インタビュー】鶴雅ホールディングスのトップに就任した大西 希 新社長に訊く
チーム力を鍛えて次代を拓く
地域の光を発信し地域に貢献
道内旅館・ホテル業界のリーディング企業、鶴雅ホールディングス(本社釧路)で社長を務めていた大西雅之氏が今年3月1日付で会長に退き、新社長に雅之氏の長女で副社長だった大西希氏(43)が就任する世代交代が行なわれた。雅之氏のカリスマ性で成長し、昨年創業70周年を迎えた同社は、鶴雅グループ3代目となった希氏の下でチーム力を鍛え、新たな成長ステージに入る構えだ。その試金石となるのが、来たる8月に開業する「しこつ湖 鶴雅別荘 湖白の抄」。鶴雅ホールディングスのトップとなった希氏に今後の抱負や「湖白の抄」の特徴、鶴雅グループの未来像について訊いた。 (4月28日取材 工藤年泰・佐久間康介)
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【医療】道内初。カレス記念病院の長谷龍之介医師がロボット手術で国際B級ライセンスを取得
新設の呼吸器外科で取り組む
ダヴィンチによる肺がん治療
社会医療法人社団 カレスサッポロ(大城辰美理事長)が運営するカレス記念病院(札幌市東区・320床)の呼吸器外科部長(次席副院長兼務)を務める長谷龍之介医師(53)が昨年末、同領域で日本ロボット外科学会の「国際B級ライセンス」を取得した。道内で初の国際ライセンス取得者となった長谷医師は、手術支援ロボット「ダヴィンチ」を使った肺がんなどの手術を約340症例手掛けてきた第一人者で、昨年春の病院オープンとともに着任した期待のドクター。「ダヴィンチでは手術のクオリティが圧倒的に高く、患者さんの予後もいい。症例を重ねながらカレス記念病院の呼吸器診療全般を強化していきたい」(長谷医師)
(4月24日取材 工藤年泰・武智敦子)
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【企業】健康食品開発でホクノー健康ステーションに脚光
「健康寿命増進」で地域を元気にする
ホクノーが岡山大ベンチャーと連携
少子高齢化などの社会課題に真正面から向き合い、地元住民の健康増進を目指す取り組みに長年力を入れている食品スーパー・株式会社ホクノー(野地秀一社長‏・本社札幌市厚別区)が、このほど株式会社健康科学評価アカデミー(濱野裕章社長・本社岡山市)と連携協定を締結した。食品やサプリメントの効果と安全性を臨床研究で可視化する岡山大学発ベンチャーの同社がホクノーに協力を依頼する形で実現したもので、ホクノースーパー中央店2階で展開している「ホクノー健康ステーション」の利用者を対象に実施される予定になっている。地元の高齢者を元気にするホクノーの取り組みが全国的に評価される中、その活動がまたひとつ広がりを見せた形だ。今回の連携協定の内容や意義をレポートする。
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【医療】旭川・森山病院の整形外科に着任した三好直樹医師と妹尾一誠医師に訊く
肩と肘、脊椎の専門医を得て
オールラウンドな治療体制へ
旭川の社会医療法人 元生会(森山領理事長)が運営する総合病院、森山病院(稲葉雅史院長・232床)における整形外科のマンパワーが拡充し、オールラウンドな治療体制が確立されつつある。道北エリア初の整形外科の単科病院として74年前に開院した同院だが、1988年から総合病院として診療を行なうようになってからは発祥当時のイメージは薄れつつあった。そんな中で同院では2024年以降、医師の増員を進め、中でも森山病院のルーツである整形外科では今年度に3人が入職し、10人の専門医が常勤する体制が整った。今回のレポートでは、このほど旭川医科大学病院から同院に着任し、共に整形外科部長に就任した三好直樹医師(52)と妹尾一誠医師(51)を紹介する。 (4月21日取材 工藤年泰・武智敦子)
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【社会】フリースクール「モシㇼナァスコーレ南小樽教室」を開設した星野人史代表に訊く
沖縄と北海道から発信する
「もうひとつの学校」とは─
この4月、小樽市住ノ江にフリースクール「モシㇼナァスコーレ南小樽教室」が開設された。沖縄県南城市の学校法人「雙星舎」(そうせいしゃ)の代表を務める星野人史さん(78)が設立した。校名はアイヌ語のモシㇼ(大地)と沖縄方言のナァ(庭)、ギリシャ語のスコーレ(学校)を合わせた造語。北海道の先住民族と言われるアイヌの歴史や文化、言葉を学ぶのが特色で、自主夜間中学も併設する。星野さんを訪ね、北海道での学校づくりの狙いを訊いた。 (武智敦子)
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【連載】ルポ「ひきこもり」129―一江別で定着した居場所事業の取り組み
レタポスとピアスタッフに学び
続けていくことに大きな手応え
江別市社会福祉協議会は今年度、ひきこもり当事者と家族のための居場所事業「シエスタ」を5月26日から来年3月25日までの計6回、江別市錦町の総合社会福祉センターなどで開く。同市から委託を受けたNPO法人の後を受け、同社協が2024年度から自主事業として取り組んでいるもので、今年で3年目。昨年度は初めての試みとして、外出レクリエーションも行なった。「居場所事業は継続していくことが何より大事で、それ自体が目標でもあるので、基本を変えずに続けていきたい」と担当者は話している。 (武智敦子)
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【連載】戦争遺産をめぐる旅 【125】
ひとこそ最大の戦争遺産
舞鶴引揚記念館の語り部たちに
引揚げの現実と抑留生活を訊く
全国の戦争関係の記念館や資料館で「語り部」の役割は重要だ。戦後80年を超えて実際に戦争を体験した人が減る中で、京都府舞鶴市の舞鶴引揚記念館には80人を超えるボランティアが語り部として活動している。この中に中国大陸や朝鮮半島から引き揚げてきた経験を持つ語り部が2人いる。昨年、同館を取材した際に偶然に知り合った石原文江さん(85)、そして昨年の記事が縁で知り合った松岡弘さんだ(85)。再び舞鶴に赴き、この2人からあらためて話を訊き、
語り部活動を取材するためにこの春、同館を訪れた。戦争に翻弄された女性の波乱に満ちた人生、そして語り部がいま果たす役割とは──。 (ジャーナリスト 黒田 伸)
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【フォトレポート・トピックス】
●北洋銀が生物多様性回復を支援 名称は「ほっくーネイチャーポジティブ基金」に
●新千歳空港国際アニメーション映画祭が開催に向けスタンバイ
●厚田サーキットでレーサー気分 誰もがモータースポーツを楽しめる場所に
●返礼品は寄付者自身の醸造ビール サッポロビールと札幌市が体験型ふるさと納税
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【連載コラムなど】
*スポーツ筆刀両断
*つれづれフォトエッセイ
*ただしいうそのつくりかた
*夏井功の夜を駈ける車イス
*人物株価
*シネマ
*デンタルエッセイ(最終回)
*堀川裕巳の不動産鑑定士から見た北海道の行方
*よいどれブンガク夜話
*北海道妄想紀行
*古本屋女房の“古本的日常”
*連載小説 仮面の恋
*新設企業情報
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【今月の表紙】
鈴木翁二画『月がまじっている』
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