目次
【ドキュメント】
入居者と家主の無知につけ込む「原状回復費用請求」の手口とは──
実録!不動産「エイブル」の悪質“退去リフォーム商法”
悪しき慣習を引きずる大手直営店の“欺瞞”
札幌市消費者センターによると、寄せられる苦情相談で突出して多いのが「貸借」に関するもので、その代表格は賃貸住宅退去時の原状回復・敷金返還トラブルだ。国交省は家主や入居者が果たす義務を指針で示し、ネット上にも情報は溢れているにも関わらず、この手の相談は年々増加している。「賠償」という債務をめぐり、日々どこかで揉めているこの問題の本質はどこにあるのか──。これは、入居者に法外ともいえる費用を提示した業者と、代理人となった記者が対峙した一部始終のドキュメントである。
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【連載】「倶楽部は踊る──記者クラブはどこへ」
辛くも残る“革新の伝統”
──北海道司法記者クラブの場合
記者会見に積極的に雑誌記者を招き入れ、会費を集めて専従職員を雇用し、当局に連名で情報公開を迫り続ける──。昨秋の政権交代以降、何度目かの“旬”を迎えた記者室・記者会見開放問題に、十余年前から真摯に向き合ってきた記者クラブがある。今年になってからもなお本邦初の取り組みを軽やかに実現してみせ、道内外の同業者たちの耳目を集めた。多くのメディアの“官僚化”が進む中、そこはいつまでその健全さを維持していられるか。北海道司法記者クラブには“革新の伝統”が残っている、今のところ──。
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【思いつきレポート】第19回国勢調査
国勢調査、調査していいすか?
またエラいタイミングでやって参りましたな。え? 何がって。いや、あれですよ、国勢調査。5年に1回の全国的なイベントが、おりしも所在不明高齢者が続々と報告されてる今年に巡ってくるとは、なんとも因果な話です。いったい全体、日本の人口ってどれぐらいいるんでしょうか。戸籍台帳もあれば住民登録もあれば国勢調査の統計もあるって、何が何だかよくわかんないんですけど。ていうか、5年前に巻き込まれた筈のそのイベントがどんなもんだったか、そもそもよく憶えてないんですけど。というわけで、単なる思いつき、もとへ社会的関心の赴くままにちょっとウロチョロしてみました。裁判長! じゃなかった、総務大臣! 国勢調査、調査していいすか!?
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【報道特集】
ドライバーに総スカン「緑のオジさん」のオシゴトとは──
「駐車監視員」制度に見える交通政策の“稚拙”と“怠慢”
アウトとセーフの境界線は「車種」?
札幌のほか、函館や旭川市内で頻繁に目にする駐車監視員。職務中は「みなし公務員」ながらも警察官ではないため、ドライバーとの悶着は日常茶飯事だ。一般車はもちろん、業務用トラックさえもターゲットとする様子はまさに「のべつ幕無し」。彼らを突き動かす原動力は、果たして“職業意識”なのか、あるいは〝ノルマ〟なのか──。
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【報道特集】
札幌市と“20年闘争”を繰り広げる男の軌跡──アカシア川篇(2)
「真昼の強盗団は信用できん。
自信あるなら念書を入れろ」
札幌市のアカシア川河川改修再開の動きに田中賢三氏が再び吼えた
手稲区生まれの手稲区育ち、平成四年に住民票こそ石狩市に移したが、今も手稲前田地区に居を構える田中賢三氏(63)。手稲前田の連合地主会の事務局長を務めるほか、地域の“顔役”として存在感を放つ同氏は、何ゆえ二十年以上にわたって札幌市に吼え続けているのか。先月号では、記録的な大雨があった八月に、準用河川アカシア川をめぐって同氏が咆哮した模様を伝えたが、今回はアカシア川がそもそも抱える問題を──。
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【連載】ひきこもりの周辺(最終回)
自助組織の拡充や地域社会が支えあうシステムの構築を
「ひきこもりのゴールはない」と語る社会学者がいた。なぜなら、ひきこもり者はレールを外れた訳ではなく、それぞれの人生を生きているからなのだという。だが、彼らは挫折感や不幸感に裏打ちされた「生きにくさ」という共通の土台を持つ。当事者たちがありのままに、それぞれの人生を生きるためには、そうした心の壁を突き破ることからしか第一歩は始まらないだろう。日本は今、高度成長からバブルを経て不況にあえいでいる。立ち止まることを知らなかったこの国に、ひきこもりが問いかける意味を考えたい。
【インタビュー】作家・旭爪あかねさんに訊く
「ひきこもりは自分にとって一生のテーマ」
ひきこもりという体験を糧にしながら、創作活動を続ける作家・旭爪あかねさん。「稲の旋律」の主人公である千華の“再生の物語”は、辛い体験をくぐり抜けたからこそのリアリティと説得力がある。「ひきこもり感情は今も残っている」という旭爪さんは、「だからこそ一生のテーマにしたい」とも話す。
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【ニュースライナー】
■タバコ値上げで駆け込み購入殺到!
健康を大義にした厚労省の「言い分」
──「取りやすい」ながらも税収減予測に財務省は“ため息”
■「選挙になれば先頭に立って戦う」
大地塾で千春が事実上の出馬宣言
──収監前のムネオが党員集会で見せた涙と意気軒昂
■日航の名古屋線撤退でエア・ドゥに
秋波を送る帯広市の本命は全日空?
──来年3月に東京便就航は決まったものの…
■与党看板の無い町村と手負いの
民主・中前、ガチンコ対決の行方
──衆院道5区補選の行方に戦々恐々の与野党
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【シリーズ特集】ススキノは変われるか?
癒しの城
「ジャスマックを楽しむのは、ススキノを楽しむことなんですよ」
糀田 好弘さん 【㈱ジャスマックプラザホテル 取締役】
「ススキノのど真ん中に温泉が湧いた!」。こんな歓声があがってから、ほぼ四半世紀──。その天然温泉はジャスマックプラザホテルという“癒しの城”となり、地元歓楽街の住人を、道内外の観光客をもてなし続けている。今宵、お招きした「ススキノの達人」糀田好弘さんは、現在同ホテルのスパ部門全体を取り仕切る責任者だが、理美容業界からホテルの世界に飛び込んだ経歴の持ち主だ。「考えてみたら私の人生、美と健康ばっかりで──」。こう笑う糀田さんの横で、夜勤の疲れを、日常の垢を温泉やマッサージ、エステで落とし、リフレッシュした人々が今日もジャスマックを後にする。
------------------------------------------------------------------------------------------【長期連載】“農と食”北の大地から
道産ナタネの可能性(前編)
──日本一の産地・たきかわ農協管内の歩みから──
国産ナタネ油復活に生産振興や
消費対策の強化が欠かせない
戦後の一時期、ここ北海道でも7000ヘクタールを超える規模でナタネが栽培され、油が搾られていた。菜の花畑は日本の原風景の一つでもあったが、輸入自由化などによって作付面積は激減した──そんななか、たきかわ農協管内では90年代から農家有志がいち早くナタネ生産に取りくみ、今では日本一の産地に発展している。1%にも満たないナタネの自給率を高めるべく、国の戸別所得補償制度ではナタネ交付金が新設され、静かな追い風が吹き始めた。これまでの歴史や関係者の実践をたどりながら、ナタネの生産・消費をめぐる課題を探った。
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【レポート】
心の病気や障害に苦しむ女性の自立支援施設「それいゆ」に密着
絡まった心の糸を丹念にほぐし、真の解決へ導く
NPО法人「リカバリー」(大嶋栄子代表)が運営し、被害体験が原因で心の病気や障害に苦しむ女性たちが集う札幌市の自立支援施設「それいゆ」の取り組みが熱い視線を浴びている。DV被害にあった女性が一時的に駆け込むシェルターは珍しくないが、安全に生活できる場を提供しながら社会復帰に向けた自立支援を行なっているのは道内ではここだけだ。アートなど言語を使わないプログラムや当事者自身が自らの病について主体的に考え実践する「当事者研究」の手法を取り入れている「それいゆ」に密着してみた。
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【トップに訊く】社会医療法人 北斗 鎌田 一 理事長
“熱い志”を持って新たな医療に果敢に挑戦し続ける
開院以来、雄大な十勝の大地で先見性に満ちた果敢な取り組みを続ける帯広の北斗病院(400床)。昨年度からより公益性の高い社会医療法人として組織変革を遂げ、今年はさらに『地域医療支援病院』に承認されて、十勝圏に欠かせない社会資源としての性格をさらに強めた。また、昨年開設した心臓血管センターに、国内有数のスーパー心臓外科医・藤松利浩氏を招聘。あらゆる循環器疾患に対応し、十勝圏を代表する心臓血管センターがここに誕生した。年を追うごとに確実な成長を続ける同法人のトップである鎌田一理事長に、そのビジョンを訊いた。
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【メディカルレポート】森山メモリアル病院(旭川市)
キーワードは“高齢者の再生と復活”
年中無休のリハビリ実施と充実の介護サービスで
高齢患者の在宅・社会復帰を強力サポート
森山病院(172床)を中心に、予防医療から治療、リハビリテーション、介護まで総合的な医療を旭川市で展開している森山グループ。中核病院である森山病院は、怪我や急な体調不良に救急医療で対応しているが、治療後のリハビリを担い、患者の社会復帰・在宅復帰をサポートしているのが森山メモリアル病院だ(108床)。今年7月から同院では、回復期リハビリテーション病棟を設け、患者それぞれの状態に応じたきめ細かなリハビリを提供している。陣頭指揮を執る中島進院長を含め、スタッフたちに同院のめざす病院像を訊いた。
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【視点】─アイヌの誤謬─ (第17回) 砂澤 チニタ
“アイヌ幻想”を拡大再生産していたウタリ協会の「不毛」
バブル景気に社会が沸き立っていた80年代後半、なぜか筆者は北海道ウタリ協会で臨時職員として働くことになる。“とにかくカネが舞っていた”時代に筆者がそこで見たものは何だったのか。被差別意識の安易な共有や“即席アイヌ”の跋扈、そして乱脈な公金支出…。筆者は、そこであらためて目を覚ます。こんなところで〝アイヌ幻想〟に飲み込まれている場合ではない──。
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【話題の人】
北海道坂本龍馬記念館館長 三輪 貞治さんに訊く
「平成の日本を洗濯するような人材を輩出したい」
幕末の志士、坂本龍馬は北海道開拓を目指していた──。龍馬の精神と、その志を継ぎ、本道開拓に尽力した坂本家の子孫たちの足跡を紹介しようと、昨年十一月に函館に開設された「北海道坂本龍馬記念館」。NHKの大河ドラマが追い風となり、来館者数の伸びも好調だ。十一月には龍馬像の除幕式も予定されているという。龍馬の残した声に耳を傾けようと、記念館館長を務める三輪貞治さんを函館に訪ねた。
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【長期連載】
ホンネで語る北海道独立論 (特別篇) 白井暢明
菅首相の所信表明演説に思う(1)
「経済成長」至上主義の危うさ
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【フォトレポート・トピックス】
●「わくわくホリデー」が都心にリニューアル移転!
●カレス前理事長、西村昭男の「慰労の夕べ」
●サッポロビールとサッポロ飲料が道内プロチームをバックアップ!
●Qちゃん、大滝で“ふれあいの秋”
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【人物四季報】~この人の株は上がったか下がったか~
●田代まさし ●前田 恒彦 ●菅 直人
●鈴木 宗男 ●松山 千春 ●渡辺 孝一
●鉢呂 吉雄 ●梨田 昌孝 ●小沢 一郎
●真田 俊一 ●松木 謙公 ●東国原英夫
●西村 昭男 ●小菅 正夫 ●村田 正敏
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【information】
■シネマ『ナイト&デイ』
■シネマ『レオニー』
■新譜情報
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【連載コラム】
*北方ジャーナル←→財界さっぽろ「交換誌面批評」
*夏井功の「夜を駈ける車イス」
*連載小説「時は誰も待たない」
*風俗嬢の休日(すすきのヘルス「エムズキッス」さな)
*たまにはマンガも読みたまえ!
伊藤潤二 『うずまき』
*懐かしのRock
ザ・スペシャルズ 「スペシャルズ」
*須賀章雅のよいどれブンガク夜話
山田風太郎『地の果ての獄』(後篇) 蝦夷地で西部劇
*異聞見聞稚内
長谷川氏の市長選出馬でどうする?現職・横田氏
*新設企業ファイル
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【今月の表紙】鈴木翁二画
『くちぶえ丸』
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