2007年2月号
【特集】
それでも成果主義
80年代に脚光を浴びた日本型経営は90年代に入って否定され、
米国型経営がもてはやされるようになりました。
2000年代に入り景気が好転してからは、
日本型経営を見直す風潮も出てきています。
経営手法の評価は、景気の良し悪しをみて決められる──つまり結果論です。
現実の企業は、結果を待って経営判断を下すわけにはいきません。
周囲の雰囲気に左右されるものでもありません。
そうではなく、今という時代の本質を読み取り、
もっともふさわしい経営手法を選択すべきではないでしょうか。
だからこそ、今、取り入れるべきは
“成果主義”なのです。
<潮流>
成果主義の本来の意義は変化への適応力
――滝田誠一郎/田中満佐人
<事例>
失敗を活かし幹部を育成。ボトムアップで業績20%向上
――大和不動産
<事例>
年6回素早い評価で社員は納得
――九州教具
<事例>
絶対評価と相対評価で常に高い目標設定
――トーシンコーポレーション
<事例>
人として正しいかどうか。結果を問わない評価制度
――ライブレボリューション
<事例>[ケタはずれの“超”成果主義編]
30代で年収5000万円! 稼ぎは社員に大きく配分
――カスタムハウジング
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■老舗の訓
大丸 社是・経営理念「先義後利」
■これからのニッポン
EV(電気自動車)ができても
環境・エネルギーの問題解決に至らない
――舘内 端[日本EVクラブ代表]
■知脈人脈
雨の日の新幹線「こだま号」
――志賀内泰弘[志賀内人脈塾主宰]
■ザ・リーダーシップ ~闘う指導者たち
選手が監督を育てる
春口 廣 関東学院大学ラグビー部監督
――岡 邦行[ルポライター]
■わが社の組織進化論
活性化した組織は自己増殖する
――スリープログループ 高野 研社長
■100年企業の底力
創業時から続くスピリッツが
新たな100年を切り拓く
――鈴木商館
■兵どもが夢の跡
内部告発された社長
――草刈克二[グループK]
■新連載 仕事の土台は読み書き計算
国語の乱れは品性の乱れ
――畠山裕介[アイウィル 専務取締役]
■採用現場最前線
出身大学・就学形態を選考基準とするな
――小澤 宏[ネバーロード代表取締役]
■ルポ 学びの場
<社内研修/ネッツトヨタ兵庫>
基本をしっかり教え込む
「20代社員研修」
■特別企画 201X年の営業(後編)
システム化追求以上に重要な
アナログな対応力
――監修・鳥居勝幸[ブレインズ代表]
■戦国武将 人を動かす智恵
黒田如水
人心と状況を見抜く慧眼
――武田鏡村[日本歴史宗教研究所所長]
■新連載 年収300万円時代の 人事・賃金
賃金の“止まり方”を伝えよう
――福田秀樹[福田式賃金管理事務所所長]
■遊んで学ぶのススメ
J-POPに学ぶ(後編)
――三谷宏治[グロービス経営大学院 客員助教授]
■統一! 人を動かすマネジメント用語
インセンティブ
■いにしへの歌
梅の宴で
――上野 誠[奈良大学文学部教授]
■私のイノベーション
ショーモン(埼玉)
KYグループ(神奈川)
■オレにもチョッピリ言わせろ
伊藤小一[商工にっぽんグループ会長]
【付録】
上司との関係やお客さまとの関係などを描いたショートストーリーで展開。
“働くことの喜び・意味”を考えます。
●仕事大好き文庫 vol. 5
「お客さまって、むずかしい!」(無敵ブランド 代表 高橋 朗・著)
(あらすじ)
オフィス街のベーカリーショップ。サンドイッチが人気商品。
「ベーコン、サービスしてくれる?」「はいっ」
「コーヒーも多めにお願いね」「はいっ」
アルバイトの真理恵と瞳はお客の言われるままにサービスをする。
「ちゃんと考えて仕事してよ。お客さんは神様じゃないのよ」
店長の恵美に注意されても2人は納得がいかない。
「店長だって、お得意さんには増量サービスしてるじゃないですか」
サービスが不公平にならないようクーポン券を導入するのだが、
その日から売上は急降下し始めてしまった……。
●戦略レポート~「選択と集中」で儲かる仕組みをつくる! Vol.2
◎重点商品に一点集中!
――“商品寿命”をにらみ、先手を打つ戦略で市場占有率を上げる
◎「水産業界で日本一」から「アジで日本一」へ
〈事例レポート/ジャパンシーフーズ〉
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