2007年3月号
【特集】
育てる、は楽しい
「最後はやはり“人”ですよ」
ほとんどの社長は、人材が大切と言います。
しかし、思い描く人材はなかなかいません。育っていないのです。
「教育してもあまり効果が出ない」
「どうせすぐ辞めるし…」
「成果が出るのに時間がかかりすぎる」
教育に熱心になれない理由はさまざまでしょう。
一方で、人を育てることがぜんぜん苦にならない社長がいます。
育てることをおもしろがっています。
そんな社長は、
「おたくの社員と仕事をしていると気持ちがいい」
「信頼できる社員がいていいね」とお客さまにほめられることが、
売上が上がるよりもうれしい。
だから「人の成長が、会社の成長」と堂々と言えるのです。
人を育てなければならない、と堅苦しく考えることはありません。
育てる、は楽しいものです。
<人育てが楽しくない原因を把握>
育てづらい若者、育て方がわからない中間管理職
――森田英一[シェイク代表]
<育てる楽しみを得るための理論武装>
古い権威に代わり、“功利主義”で育てる
――小浜逸郎[評論家]
<私が思う「育てる」…1>
人間、欠けてるところがあるから伸びるんや
――千房 代表取締役 中井政嗣
<私が思う「育てる」…2>
人に喜ばれる人間に成長する姿を見ることは楽しい
――エアコンサービス 取締役会長 井上 弘
<私が思う「育てる」…3>
業界の意識を変えるためと思えば教育は楽しい!
――RJC 代表取締役社長 鈴木 覚
<私が思う「育てる」…4>
若者の成長する姿ほどワクワクすることはない
――トレンド・プロ 代表取締役 岡崎 充
<私が思う「育てる」…5>
尊敬できる上司はこのスタッフたちです
――ホテルトアロード 総支配人 永末春美
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■これからのニッポン
引き際とはオシマイではなくターニングポイント
――黒井克行[ノンフィクション作家]
■知脈人脈
たかが、ティッシュ配り
――志賀内泰弘[志賀内人脈塾主宰]
■緊急提言 賃金トラブルを招かないために
残業代対策を急ぐ!
――戸田勝之[戸田式賃金研究所所長]
■ザ・リーダーシップ ~闘う指導者たち
勝つための方針転換
上甲正典 済美高校 野球部監督
――岡 邦行[ルポライター]
■わが社の組織進化論
共有・競争・牽制。3つのKで組織改革
――リエイ 椛澤 一社長
■100年企業の底力
金は人様のために使え。
家訓を貫く経営革新の歴史
――龍角散
■兵どもが夢の跡
「偽装請負」の是正命令を受けた社長
――草刈克二[グループK]
■新連載 仕事の土台は読み書き計算
おとなこそ、日本史を勉強せよ
――畠山裕介[アイウィル 専務取締役]
■採用現場最前線
「売り手市場」の求人ブームに惑わされてはならない
――小澤 宏[ネバーロード代表取締役]
■ルポ 学びの場
<グループ企業内研修/東亜ホールディングズ>
グループ3社の幹部が学ぶ「戦略勉強会」
■戦国武将 人を動かす智恵
本願寺顕如
信長と10年戦った動員力とネットワーク
――武田鏡村[日本歴史宗教研究所所長]
■新連載 年収300万円時代の 人事・賃金
標準的な社員の年収は500万円を上限としよう
――福田秀樹[福田式賃金管理事務所所長]
■遊んで学ぶのススメ
恐竜に学ぶ
――三谷宏治[グロービス経営大学院 客員助教授]
■統一! 人を動かすマネジメント用語
コンプライアンス
■いにしへの歌
人が交錯する月に
――上野 誠[奈良大学文学部教授]
■アレも読みたい コレも読みたい
少子化の原因は仕事? 恋愛?
■私のイノベーション
玄海(東京)
相模石油(神奈川)
■オレにもチョッピリ言わせろ
伊藤小一[商工にっぽんグループ会長]
【付録】
●仕事大好き文庫 vol. 6
「残業課長のユーウツ」(志賀内泰弘・著)
営業なんだから残業は当たり前。
部下もそんな残業課長に諦めていた時、
課長の幼なじみでもある常務がやさしく語りかけてきた。
「ホントに残業しなくちゃいけないの?」
残業して頑張ってるのに…課長の抵抗が始まった。
●戦略レポート~「選択と集中」で儲かる仕組みをつくる! Vol.3
◎営業エリアを限定し、集中的に顧客をつくる!
――1位になれる「重点地域」を定め、営業する「最大範囲」を決める
◎片道1時間から30分に介護事業のエリアを限定。
売上変わらずコストが半減した!
〈事例レポート/フィロソフィアー〉
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