月刊おりがみ 470号 (発売日2014年09月01日) 表紙
  • 雑誌:月刊おりがみ
  • 出版社:日本折紙協会
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月1日
  • 参考価格:[紙版]880円
月刊おりがみ 470号 (発売日2014年09月01日) 表紙
  • 雑誌:月刊おりがみ
  • 出版社:日本折紙協会
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月1日
  • 参考価格:[紙版]880円

月刊おりがみ 470号 (発売日2014年09月01日)

日本折紙協会
特集「ハロウィンと森の動物」 

①ムササビ・山田勝久
24~25の頭の形を整えるのが難しいので、いきなり思うように仕上がらないと思います。1 度目は練習のつもりで折ってみて下さい。

②こぎつね・青木...

月刊おりがみ 470号 (発売日2014年09月01日)

日本折紙協会
特集「ハロウィンと森の動物」 

①ムササビ・山田勝久
24~25の頭の形を整えるのが難しいので、いきなり思うように仕上がらないと思います。1 度目は練習のつもりで折ってみて下さい。

②こぎつね・青木...

ご注文はこちら

2014年09月01日発売号単品
キャンペーン
定期購読でご注文
最大
8%
OFF
813円 / 冊
送料無料
2026年06月01日発売号から購読開始号が選べます。
世界にひろがる「おりがみ」情報満載!最新号やバックナンバーもお買い求めいただけます!

目次

特集「ハロウィンと森の動物」 

①ムササビ・山田勝久
24~25の頭の形を整えるのが難しいので、いきなり思うように仕上がらないと思います。1 度目は練習のつもりで折ってみて下さい。

②こぎつね・青木良
おすわりしているこぎつねです。15cm角の折り紙で折るとできあがりが、てのひらに乗るサイズです。

③子ヤギ・青柳祥子
小さい頃「おおかみと7ひきのこやぎ」をよく読んでもらいました。うすいピンクのおりがみで折ると耳と鼻がほんのりピンク色の愛らしい子やぎができます。⑯⑰の折り方を少し変えると、かわいい角も2本できますよ。お楽しみください。

④しまりす・児玉功
気がつけばこの作品を創作してから10 年もの月日が経ちましたが、今回掲載していただけることになり、本当にうれしいです。頭と体のバランスに注意してかわいい「しまりすさん」をつくってみてください。

⑤ヤマアラシ・堤祥雄
ヤマアラシはネズミの仲間で、たくさんトゲがあります。段折りしながら…という箇所が数回あります。ゆっくりていねいに、シャープでかっこいいヤマアラシを折り出してください。

⑥葉っぱ・川手章子
何気なく折り進めるうちに葉っぱにしてみようと思いました。グリーンで青葉に、オレンジや黄色などで折ると秋の葉になります。背中にお便りをはさんでおくこともできそうです。落ち葉となり風にのって、いろんな方々に秋のお便りを運んでくれたらなと思いました。
 
⑦魔女・鈴木裕子
空を飛んでいる姿の魔女です。頭と体とほうきの色やのりづけの角度を変えて、いろいろな魔女を作ってみてください。

⑧松茸の楊枝入れ・藤本祐子
秋の味覚「松茸」ですが、丸ごとお家の食卓に上ることは滅多にありませんね。その代わりに楊枝入れで丸ごとの松茸を並べちゃいましょう! 子供の頃には、毎年滋賀の祖母から籠一杯の松茸が届きました。それから数十年、籠を開けた時に広がったあの香りだけは心に残っています。

⑨三角スリムケース・川手章子
折りすすめていくうちに三角形のケースにしてみたら…と思いまとめてみした。 三味線のバチのような形に見えました。7 個を重ねてアーチ状にしても楽しく思われました。

⑩ボクサー・武井春美
大きなグローブのボクサー。3頭身で、少しアニメチックなボクサーです。下半身の色の出し方に苦労しましたが、ゴングの鐘の音が聞こえたら、軽快にステップを踏んでくれることでしょう。

【ミニ知識】
◇ムササビ…北海道を除いた日本、朝鮮半島、中国に分布します。夜行性で、木の上でくらす大型のリスの仲間です。体長35 ~ 40cm、尾の長さ30 ~ 45cm の前・後足と体の間に皮膚が伸びてできた皮膜があり、それを広げて木から木へとグライダーのように滑空します。滑空距離は通常30m 程度ですが、途中でU ターンできるなど高度な調整能力があります。ムササビより小型のモモンガと違って、ほおと前足、尾と後ろ足の間にも皮膜を張っています。滑空している時以外は、皮膜は体側に引き込まれていて目立ちません。体の色は背側が灰褐色、赤褐色、黒褐色で、ほおから目の上にかけて白い部分があり、腹は白色です。

◇キツネ…キツネはタヌキと同じように里山の代表的な動物です。イネの豊作を意味する黄金色の毛のため、昔から日本人はキツネを農業の守り神としてきました。キツネはとがった鼻先が特徴で、肩幅が狭いために足跡は直線状になります。同じペアで毎年春に繰り返して子どもを生み、キツネの子どもは生まれて2 週間でやっと目が見えるようになり、1か月経つと巣の回りで動き回ります。約10 か月で子が親と同じ大きさに成長すると、親は追い立てて子別れをします。

◇ヤマアラシ…体がトゲでおおわれている動物ですが、アジアとアフリカにすむヤマアラシ類と、南北アメリカに分布するキノボリヤマアラシ類の大きな2 つのグループに分かれています。今月号のヤマアラシは前者のタテガミヤマアラシがモデルで、尾が短いのも特徴です。木に登らずに地上で生活し、穴掘りが得意です。攻撃されるとトゲを逆立て、うしろ向きに突進することで身を守ります。トゲは毛が変化したもので、生まれたばかりの赤ちゃんは柔らかく、10 日ほどで硬くなるそうです。トゲの先には目には見えない「かえし」が付いているので、いったん刺さると抜けないようになっています。中国では、トゲを焼いて粉末にしたものが気血(体内の生気と血液)による心臓の痛み止めや気のめぐりの治療に用いられているそうです。

◇ヤギ…ヒツジと似た印象がありますが、首が長く、オスメスともツノを持つものが多く、オスはあごひげがあります。草を好むヒツジと違ってヤギは樹木の葉を好んで食べ、粗食でも飼うことができます。ヤギの乳は脂肪球が小さく、消化がよいとされています。近年、「ヤギの草むしり」が注目を集めています。ヤギに草を食べてもらい、その時に出るヤギのフンは肥料になるという環境にやさしい草刈りです。また、ヤギがのどかに草を食べる姿は、人々の心をいやす効果があります。これを最初に始めたのはアメリカの会社だそうです。

◇シマリス…体長14cm、尾の長さ11cm の小型のリスです。赤茶色の体に5 本の黒い縞模様が特徴です。この模様のおかげで、小枝などにまぎれて敵に見つかりにくくなります。中国、朝鮮半島、シベリア、南千島にすみ、日本では北海道にいます。ペットとして売られているものは朝鮮半島産のもので観光地などで放されて野生化しています。シマリスは森でくらしますが、木にはあまり登らず、地上で生活します。尻尾の皮膚はとても弱いので、尻尾をつかむとすっぽり抜けて骨だけになり、元には戻りません。

◇マツタケ…マツタケは古くから秋の味覚として食べられたと考えられています。奈良時代末に成立した日本最初の歌集『万葉集』に、「高松のこの峯も狭に笠立てて盈みち盛りたる秋の香かのよさ」はマツタケを詠んだものとされています。独特の香りと歯切れのよさで食用キノコの王者として珍重されます。日本、朝鮮半島、沿海州、サハリン、千島列島のおもにアカマツの林の中に群生します。マツタケに形がよく似ているニセマツタケ、バカマツタケ、マツタケモドキなどがありますが、どれも独特の香りがありません。

◇柿の日…10 月26 日。全国果樹研究連合会のカキ部会が柿の栄養などを人々に知らせ、消費の拡大、販売促進を図ることを目的に2005 年に提唱しました。1895 年のこの日は俳人の正岡子規が「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」の句を詠んだ日とされています。

◇栗名月…旧暦9 月13 日夜の月見のことで、十三夜のことです。中秋の名月(十五夜)から約1 か月後の満月の直前の月です。 2014 年は10 月6 日。中国から十五夜の風習が入ってくる前から日本で行われていた月見の風習です。収穫された栗を供えるので、栗名月と呼ばれています。

◇ハロウィン…10 月31 日。ハロウィンは、ヨーロッパの先住民ケルト人の新年(サムハイン)を起源とします。ケルトの暦では11 月1 日が新年の元日にあたり、大晦日の夜にあたる10 月31 日には死者の霊が家に戻ってくるとされていました。妖怪や魔女も現れて冬の訪れを喜び、人々にいたずらをして回ると考えられていました。人々は身を守るために仮面を付け、篝火を焚きましたが、これは1 年の収穫に感謝するためでもありました。のちにキリスト教徒がケルト人に布教活動をするときに、この祭りを取り込んで、「万聖節(オール ハローズ イーブン」にしました。ハロウィン(Halloween)はこの言葉を短縮したものです。ヨーロッパではいったん廃れたハロウィンの行事は、アメリカで子どもたちの楽しいイベントになり、今は世界各国に広がっています。魔女やおばけに仮装して、トリック オアトリート(お菓子くれなきゃ、いたずらするぞ)と言いながら、家々を一軒ずつ訪れます。

◇魔女とほうき…昔から魔女の乗り物はほうきと考えられていました。ほうきは「羽掃き」あるいは「葉掃き」から変化したものと考えられています。清掃用具ですが、ほうきは神霊を払う一方で、招いたりもでき、生と死、この世と霊界を媒介するおまじないの道具として古くから用いられてきました。

●ミニ知識参考図書:『世界大百科事典』(平凡社)、『朝日新聞』(朝日新聞社)、『英語で話す日本の心』(講談社)、『年中行事事典』(三省堂)、『シマリス』(国土社)、『動物の生態図鑑』(学研)、『日本哺乳類大図鑑』(偕成社)、『この日何の日』(秀和システム)、『英語迷信・俗信事典』(大修館書店)、『神秘の道具』(新紀元社)、『魔女論』(大和書房)、『ヨーロッパの祝祭典』(原書房)

デイケアで折り紙~生き生きと心豊かに~
第2回 「山の幸」田中稔憲

私がこのシリーズで紹介する作品は、ほとんどが伝承作品の応用・アレンジ、または基本形そのものということもあります。中には作品と呼べないかもしれないものもあります。例えばこの「柿の実」。四つ折りにするかまたは正方基本形に折ってから面取りするだけなのです。どうして正方形の紙をそのまま使うのではなく、折って正方形にするのかというと、高齢の方に指を動かしてもらえ、作品に厚みが出てよりよいものになるからです。
 90 歳くらいになれば、ほとんどの方はこの作品を折るのがやっとのくらい手が動かなくなるのです。お年寄りの置かれた環境に思いを馳せ、作品作りをする中で傷つくことのないよう配慮して楽しんでいただくということは、かなりの発想の転換が必要です。折り手順もいかに無理なく折れるようにするか工夫があります。それでも柿のヘタなどは細かくなる部分もあるので、すべて自力では折れない方もあるでしょう。そのときは、介護士の手助けが必要です。第1 回の台紙には「遠山」という名前で市販されている色紙を使いましたが、今回は自分で絵筆をとって、水墨画風に描いてみました。このような色紙を講師が準備するのは大変ですが、ぜひ試してみてください。

<読者の広場>
特集「たなばた」がよかったです。表紙を見て、笹の葉もよいけどリースもいいなと思いました。職場(朝来市社会福祉協議会いきいき介護センター)の入り口のガラス窓が殺風景だったため、両面から同じように見えるようにあじさい、カエルやかたつむりをスタッフ全員で飾りました。いったんやり始めるとやめることができず、来月何にしようかと話していたところに「たなばた」でした。利用者様を訪問するときにも折ったものをお土産にすると喜ばれます。施設でもリハビリになるため折り紙が活用されておりますが、私が月刊『おりがみ』で新しいネタを仕入れているのでスタッフから折り紙教室をやってほしいと言われます。月刊『おりがみ』に感謝です。
兵庫県 坪井泰子さん


月刊『おりがみ』、一番先に「編集雑記」を読みます。今月もやはりよかったです。縦3cm 横9cm の長方形の中の6 行の記事ですが、今月は「織姫星」のことでした。ある月は「隅田川の両岸で棲むセミの種類がちがうんだそうです。閑静な本所とにぎやかな対岸の浅草の違いは人間の都合としてセミにも何か深い事情があるんでしょうか?」と書いてありました。ある月はイタリア国旗の緑・白・赤の意味だったり、「初めてスケート靴をはいて氷の上に立ったとき」という書き出しのときもあり、ある月は「カワイイってなんだろうと考えてしまう『カワイイ色で折りましょう』って言われたら困りません?」と書いてありました。ソチ冬季五輪の羽生選手が国旗をていねいに折りたたんでいたのが印象的で…、折り紙愛好家と共通する感覚でしょうか、と書いてあり、月刊『おりがみ』の「編集雑記」は私にとても勉強になり、楽しくて素敵です。今月号の暑い日差しの中で咲く「昼顔」の色紙、とてもいいものができました。最近アクリル糸でエコたわしを編んでいます。いろいろな色の糸で楽しんでいます。
滋賀県 中村哲子さん

 「豚の基本形×2で吹きゴマ」がよかったです。初めての方とか子どもさんはたくさん折るユニット作品はあまり人気がありません!でも2 枚なら折れそうだなーとTry してくれそうです。ディアナ・ガンボアさんのオリガミワークショップに参加してきました。六本木でのショーには行けませんでしたが、ご主人とのラブラブのお話や作品作りのスライドなどを見てきました。日本と外国の考え方や取り組み方の違いがあるとは思いますが、とても参考になることもありました。雨の中がんばって行ったかいがありました。浦和駅前のパルコで作品展を見てきました。フレーベル折り紙というので、いつも「おりがみ頭の体操」で問題にありますが、とても興味があり、やはり雨の中行ってきました。オープンな会場で、人目をひくのは600 枚も折り紙を使用したという三角すいのオブジェです。春・夏・秋・冬とテーマにわかれて作られた作品額があり色の使い方がとてもすてきでした。組み合わせ方が知りたいと思ったので月刊『おりがみ』の中や単発の折り紙教室などがあると、模様折りのことがわかり楽しいと思いました。今回の「頭の体操」は「ヒント」あげすぎ~!ではありませんか?すご~く簡単でした
埼玉県 原 嘉子さん

 「読者の広場」、意外におもしろいですね。なんでしたらSNS とまでいかなくても、少し輪を広げて情報交換、交流の「広場」に、広場の柵をもう少しだけ外に広くしてみてはいかがでしょうか? 今月の「百面相」の変化(「頭の体操」)はおもしろかったです。大きなヒント「8 か所を中わり折りに」の解釈を間違えると方向を誤るところ。もっとひねくれた「お題」がほしいです。
石川県 池田総一郎さん

【ワールド・オリガミ・レポート】
【1】OUSA折り紙コンベンション参加レポート
文:中島 進(日本折紙協会常任理事/埼玉県) 写真:宮本眞理子、小宮はじめ

今回、2014年6月26日(木)~7月2日(水)の7日間、全国各地から集まった、佐野専務をはじめとする20名の皆様と、あこがれのアメリカ・ニューヨークに行き、「オリガミUSAの折り紙コンベンション」に参加してきましたので、報告いたします。

【6月26日(木)】
 成田空港第一ターミナル北ウィングの「特別待合室」に集合し、自己紹介で初顔合わせし交流しました。そのあと空港内に入り、「お菓子城加賀藩の出店」に立ち寄り、折り紙作品を展示してあるコーナーで、作品を見ていると、多くの外国の方が、興味深く見ておられ、嬉しくなりました。
 成田から11時間かけて、デルタ空港直行便でニューヨークに出発しました。途中、かなりの時間が折り紙教室になり、機内のクルーの皆様も、折り紙のプレゼントに喜んでくれました。まさに、折り紙を折るのが大好きな仲間ばかりでした。
 ケネディ空港到着後、バスでホテルに向かいました。途中、マンハッタンの高層ビル群を遠くに見て、皆さん、大感激の始まりでした。また、バスの中からニュ―ヨーク市内の賑やかな街中をみて、ニューヨークの大きな活力を感じました。
 滞在するホテルは、マンハッタンの中心にあり、おりがみUSAのコンベンションの会場まで徒歩10分と近く、エンパイヤ・ステート・ビルや五番街にも近く、買物、食事に大変便利なところにありました。ホテルには、アメリカの折り紙の友人、ベスマンさんが出迎えに来てくれていました。毎回のお世話に、いつも感謝しています。
 その日の夜には、みんなで、あの世界的に有名なタイムズスクウェアまで散歩しました。大きな、明るいネオンサインビル群に圧倒されました。

【6月27日(金)】
 バスで半日、ニューヨーク市内観光に出発し、ワシントン広場、ウオール街、(船で)自由の女神見学、グラウンド・ゼロ地などを見ることができました。最後にコンベンション会場に立ち寄り、OUSAの係の人に明日から始まる会場、大ホール、作品展示場などを案内していただきました。

【6月28日(土)~29日(日)】
 いよいよOUSAのコンベンション参加の日です。
 参加者は700名で、その規模の大きさは驚くばかりで、世界一の折り紙大会と言われていることがわかります。すべて、ボランティアで運営されています。今回のメインゲストは、イギリスのニック・ロビンソンさんでした。
 私たちのグループの皆さんの教室受講申し込みも、早めに手続きをしていたお陰で、各自、希望の教室を取ることができました。授業は英語でしたが、分からない時、手を上げると丁寧に教えていただき、作品を完成することができました。10時~17時までは授業があり、その後、夜の12時まで大ホールが用意されていて、三々五々、各テーブルではミニ折り紙教室ができ、教えあい、楽しい折り紙国際交流ができていました。
 また、会場には、有名作家の作品も含めた作品展示場、本や材料の販売コーナーなどもあり、盛況でした。着物を着ていた宮本眞理子さんと森谷美紀子さんは、参加者の注目を浴びていました。大きな荷物でしたが、運んだかいがありましたね。

【6月29日(日)】
 夜には、体育館で、各国別、グループ別に、大きな紙で大型作品を折るコンテストがあり、大賑わいでした。わが日本女子チーム(やまとなでしこ)も、ラビットを作り、大健闘し、大きな拍手を受けました。

【6月30日(月)】
 自由行動の日とし、各自、グループ別に、美術館、ミュージカル、ジャズクラブ、ショッピング、ナイヤガラ観光など、思い思いの目的を持って、ニューヨークを堪能しました。
 私たちは、べスマンさんの案内で、地下鉄でセントラルパークまでいき、美しい公園内を散歩し、その近くにある「自然史博物館」を見学しました。この博物館の地下にオリガミUSAの事務所があります。
 この日の夜には、盛大な公式懇親会(フェアウェルパーティ)が行われ、皆様と大いに、遅くまで盛り上がり、またの再会を約束しあいました。
 あっという間に、楽しい日程も終わり…。

【7月1日(火)】
 成田に向けて、帰国のデルタ便に乗りました。偶然、機内のクルーは、行きの便と同じで、また賑やかな折り紙教室となりました。

【7月2日(水)】
 全員無事、成田空港に到着、記念すべき楽しい「世界折り紙交流の旅」を終えることができました。皆様、お疲れ様でした。

 まだ、折り紙での海外国際交流に行ったことがない方も、次回、ぜひご参加ください。

【2】折り紙の素晴らしさと子どもたちの笑顔
浦本法子(東京都)

 6月8日(日)~15日(日)、フィリピン・セブのダナオ市に行ってきました。私にとって初めての海外旅行は真の豊かさとは何かを考えさせられた非常に貴重な体験となりました。講師の小倉隆子さんが毎年続けてこられた活動で、記念すべき10周年に同行させていただいたものです。また南国の海に思いを馳せながらの参加でした。参加者は日本折紙協会の小倉隆子さん、石井よし子さん、夏秋洋子さん、折り紙国際交流グループO.I.C.副代表の豊崎美恵子さん、O.I.C.協力委員 林京子さん、有志の上田幸子さんと娘の夢ちゃん(2歳)と私の8名です。
 最初の訪問先はダナオ小学校です。昨年は高学年のみでしたが、10周年には全校生徒をとの小倉隆子さんたっての希望で総勢800名の参加となりました。長方形から折る伝承の箱とクルクルチョウを折りました。小倉さんはステージ前で講習されて、私たちは子どもたちの間に入り、吹き出す汗もなんのその、頭をつきあわせての交流でした。真っ白の歯をみせて屈託なく笑う人懐っこい子どもたちに心が洗われる思いでした。できあがった箱は帽子にしてかぶり、クルクルチョウをみなで飛ばす光景は脳裏に焼き付いて離れません。何しろ800名ですから! 感動! 折り紙の後には「玉すだれ」を披露しました。「セブバージョン」に子どもたちも歓喜の声を上げて楽しんでいました。最後に日本から折り紙のコマ※と鉛筆、ノートをプレゼントしました。
 2番目の訪問先は孤児院です。ストリートチルドレンから救われた子どもたちとの交流です。子どもたちより歓迎のダンスから始まり、お互いに自己紹介してから折り紙です。ここでもダナオ小と同じ作品をみなで折りました。折り紙の後は一緒に皿回しを楽しみました。文房具、コマとお米、半袖のTシャツをプレゼントしました。 充実した折り紙奉仕活動も無事終わり、14日(土)には10周年記念パーティーが開催されました。ダナオタイタイ小学校校長先生より一人一人に感謝状をいただきました。
 また、たくさんのコマを送ってくださったみなさんと、Tシャツを送っていただいたみなさんにこの場を借りて心より感謝いたします。有志の上田夢ちゃんが国際交流に一役も二役も買ってくれたのと、旅の中で私の癒しにもなってくれました。
 言葉はわからなくても折り紙さえあれば異国の子どもたちとも通じ合える、私には想像もつかない日常を送っている子どもたちであっても…折り紙って素晴らしい! 日本の伝承文化である折り紙を伝えていける伝道師になりたいと改めて思えた旅でした。笑顔にめぐり逢うために…。

協会ホームページに折り紙用紙のショッピングカートができました
約400種のラインナップをそろえてお待ちしています!
http://origaminoa.cart.fc2.com/

~日本折紙協会(http://www.origami-noa.jp/)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,160円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証、資格証、講師指導の手引を授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
協会ホームページをご覧ください。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

◼︎ 目次配信サービス

月刊おりがみ最新号の情報がメルマガで届く♪ メールアドレスを入力して登録(解除)ボタンを押してください。

※登録は無料です ※登録・解除は、各雑誌の商品ページからお願いします。/~\Fujisan.co.jpで既に定期購読をなさっているお客様は、マイページからも登録・解除及び宛先メールアドレスの変更手続きが可能です。
以下のプライバシーポリシーに同意の上、登録して下さい。

商品情報・内容

■ 季節にあった折り紙の折り方がたくさん載った楽しい雑誌「月刊おりがみ」毎年の行事にあわせた内容を特集します

幼稚園、保育園の壁紙飾りや教材として、また、四季折々の暮らしを飾り、ゆとりある豊かな気持ちを育み子どもから大人まで楽しめます。

無料サンプル

■ 436号 (2011年11月01日発売)

436号 (2011年11月01日発売)をまるごと1冊ご覧いただけます

サンプルを見る
おすすめの購読プラン

この雑誌の読者はこちらの雑誌も買っています!

月刊おりがみの所属カテゴリ一覧

Fujisan.co.jpとは?

株式会社富士山マガジンサービスが運営する、
日本最大級の雑誌オンライン書店です。
一般的な書店と異なり、
定期購読サービスに特化しています。

雑誌、新聞、シリーズ書籍、漫画や
本屋にも無い古い本も見つかる!

法人サービスはこちら >
  • タイトル1万以上

    タイトル1万以上

    豊富なラインナップで
    書店に並ばない本とも出会える

  • 試し読み

    試し読み

    バックナンバー1冊まるごと試し読み
    したり、最新号も試し読みできる

  • タダ読み

    タダ読み

    5,000冊以上の雑誌が
    無料で読み放題

  • 500円OFF

    500円OFF

    普段読んでいる雑誌のレビュー投稿で
    500円割ギフト券をプレゼント

  • 事前予約

    事前予約

    気になる本は
    発売日前から事前予約可能

  • 割引や特典付き

    割引や特典付き

    定期購読なら
    お得に本が読めて
    送料無料の雑誌も!

デジタル雑誌をご利用なら

最新号〜バックナンバーまで7000冊以上の雑誌
(電子書籍)が無料で読み放題!
タダ読みサービスを楽しもう!

総合案内
マイページ
マイライブラリ
アフィリエイト
採用情報
プレスリリース
お問い合わせ
©︎2002 FUJISAN MAGAZINE SERVICE CO., Ltd.