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特集「お正月」
①ひつじ・土戸英二
前回の未年に考えた作品です。今回は片面用だった体を、立体用に改作しました。横向きの顔を開いて、前向きひつじもできました。折り図では顔に色がわりするもので紹介していますが、色変わりしない方ももちろん同じようにできます。
②羊・東海林伸嘉
新しい年を楽しく迎えるために、作りました。羊の特徴をだすため、顔の部分を色分けできるようにしました。表裏色違いの紙で作ってください。
③エンゼルのピックケース・藤本祐子
19~21は少し難しいですが、羽が開かないようにするために必要な折りです。ピック立てやオーナメントの他にも、大切な人への贈り物にメッセージをしのばせて添えてもいいですね♡ かわいい顔を描いたり、素敵な紙で折って楽しんでください。
④ヒツジ・ルイジ レオナルディ
工程数は多いですが、ころっとしたかわいらしい子ヒツジができあがります。頭の角度で、草を食べている姿にもなります。お楽しみください。
⑤富士山・永田紀子
この作品で使った長方形は、阿部 恒氏による正十二面体用ユニットに使われているものです。折って取り出すよりも計算して切り取った方がはるかに正確で楽です。底面の正五角形部分をきっちり組むと側面がスムーズに立ち上がります。
⑥タカ・奥田光雄
この作品はもともと「トンビ」として発表されていますが、「鳶が鷹を生む」という諺もあるので、格が上でお正月らしい「タカ」として、今回ご紹介します。
⑦茄子・亀山真代
庶民的な野菜の茄子ですが、国内では南方ほど実が長く、北方ほど小実品種で種類も増えました。この茄子は、標準的な日本の茄子。品種改良せず昔のままです。18~21をていねいに折って、ふくよかな茄子に仕上げましょう。
⑧宝船・土戸英二
正面から見た宝船です。すき間に縁起物をさしこんで楽しんでください。舳先の折りが少しややこしいので、右の写真のように省略しても構いません。
⑨羽子板・くわばら さよこ
ふつうのポチ袋よりも、お年玉をもらう人が楽しいかなと思ったので、口を閉じる袋にしました。胡鬼板の別名を持つ羽子板の本来の役割は疫病除よけなので、折ることで無病息災や災難厄除に効くことにも期待したいです。
⑩四弁の花・川手章子
14では15の形となることをイメージして折ってみてくださいね。平面から立体の花が咲きました。いろいろな折り紙で折って楽しんでくださいね。紅白そろえて飾るとおめでたくなりそうです。
⑪獅子舞・松野幸彦
頭と体の2 枚組みです。体は超単純。頭のうしろにできるポケットに角をさしこみます。
~おってあそぼう~
花皿コマ・川手章子
中心にお花の形のついたお皿と思われる形になったところで、そっと吹いてみました。クルクルクルッと回り、心が踊りました。
⑫毘沙門さま・笠原邦彦
おりがみに熱中し始めのころ、仏像をよく折りました。師と仰あおいだ内山興正先生は禅僧とて、おりがみで仏像を折っておられたのに倣ならったわけです。今回選んでいただいたのが、そのころの作例の一つでした。
【ミニ知識】
○ヒツジ…未は十二支の8番目で、動物はヒツジが当てられています。ヒツジはヤギに近い草食動物で、8000年ほど前から家畜として人間と親しい動物です。原産地には諸説ありますが、中央アジア高原地帯のアフガニスタン辺りが有力です。ヒツジはおとなしくておくびょうな性質で、人々は肉や乳を食用、しなやかで長い毛を衣料にと利用してきました。また、皮は薄くて柔らかいので、羊皮紙として紙の代わりにも用いられました。「羊」という漢字は、中国最古の王朝とされる殷の甲骨文字に起源を持つ象形文字で、ヒツジの頭を正面から見た形を表したものとされています。また、「美」は羊が大きいと書きますが、まるまると太った羊は美しいものとみなされたからだという説があります。日本へは、推古天皇7(599)年に朝鮮半島の百済国から送られてきたと『日本書紀』にあり、ヒツジと日本人は古いつきあいですが、高温多湿で、広大な草原がない日本にはヒツジは定着しませんでした。日本でヒツジの飼育が奨励されたのは明治時代になってからで、さらに本格的に飼育されるようになったのは大正時代です。江戸時代末の開港後、西洋からもたらされた羊は、当時西洋人が着ていた羅紗羊毛で織られた布にちなんで羅紗棉と呼ばれていました。庶民の衣料であった綿と混同されることを避けて、縮んで波打っている様子が似ていることから絹織物の高級品の縮緬にちなんで緬羊と呼ばれるようになったそうです。
◇初夢…新年に見る夢で吉凶を占うもので、元日から2日の夜、または2日から3日に見る夢とされています。江戸の町には2日に「お宝お宝ぇー、宝船宝船」と宝船売りが来たそうです。七福神がそろった宝船の絵に「長き夜の 遠の眠りの 皆目覚め 波乗り船の 音の良きかな』という回文(上から読んでも、逆に下から読んでも同じ音になるように作ってある文句)が書き添えられていて、これを枕の下に敷き、寝る前に唱えるとよい夢が見られると信じられたそうです。もし悪い夢を見たときは、宝船を川に流してお祓いをしたそうです。
◇一富士二鷹三茄子…初夢に見て縁起のよいとされるものを順に並べた句です。この句の由来にはいろいろな説がありますが、江戸幕府を開いた徳川家康との関係が深いようです。家康が好きなもの(景色では富士山、趣味は鷹狩り、食べ物は茄子)を並べたというもの、家康が統治した駿河国の名物だとするもの、家康が「(駿河国では)まず一に高いのが富士山、二に高いのは愛鷹山、その次は初茄子である」と初茄子が高価だということをいったというものです。また、富士は「無事」、鷹と茄子は「高きを成す」に通じるからだという説もあります。江戸時代には三番目のあと「四扇、五煙草、六座頭」と続いたそうです。末広がりの扇、上っていく煙がおめでたいとされお祝いで振る舞われた煙草、座頭は頭を丸めた琵琶法師のことで、「怪我が(毛が)なし」という洒落でした。
◇獅子舞…獅子頭をかぶって行う舞のことで中国から伝わりました。もともとは舞楽として行われていましたが、しだいに災厄をはらう縁起物として、祝いごとのときに行われるようになりました。なお、渇水対策があまりなされていなかった昭和の初めごろまでは、雨乞い踊りとして獅子舞を行う地方もあったそうです。
◇ 毘沙門天…古代インドのサンスクリット語の名前ヴァイシュラヴナを写したものです。ヴァイシュラヴナとは「多聞天」と訳され、多聞、つまりすべてのことを聞きとる、耳のよい智者ということです。古代インドの神のクベラが仏教に取り入れられたものとされます。戦いの神で、厄除けの力を持ち、甲冑(鎧と兜)を着けた武人の姿をしています。左手の掌に宝塔をのせて、右手に宝棒を持ち、邪鬼の上にのる姿が一般的です。宝塔は人々に福徳を与えることを意味しています。室町時代ごろから七福神の一人として信仰されました。なお、毘沙門天は寅の日を縁日とするので、旧暦初寅の日は毘沙門天を祭る各地の神社で、初寅祭が開催されます。
●ミニ知識参考図書:『春夏秋冬えごよみ事典』(平凡社)、『年中行事を体験する』(中央公論新社)、『和ごよみと四季の暮らし』(日本文芸社)、『和のしきたり』(日本文芸社)、『年中行事事典』(三省堂)、『年中行事辞典』(吉川弘文館)、『江戸暦江戸暮らし』(亜紀書房)、『江戸ごよみ十二カ月』(人文社)、『おりおりに和暦のあるくらし』(角川書店)、『暮らしのならわし12か月』(飛鳥新社)、『故事・ことわざものしり辞典』(大和書房)、『東京・七福神の町あるき』(淡交社)、『大御利益七福神めぐり』(三心堂)、『知っているとうれしいにほんの縁起もの』(徳間書店)、『大字源』(角川書店)、『英語語源辞典』(研究社)、『世界大百科事典』(平凡社)
デイケアで折り紙~生き生きと心豊かに~
第5回 「椿」田中稔憲
お正月号用に椿の花を選んでみました。『234 号/絶版』に掲載された立体的な椿が折れたら申し分ない訳ですが、それはちょっと無理な話です。
そこで考えたのが今回の作品。横向きにして平面にすれば、簡単にできるはず。なかなか上品で、きれいな色紙作品になったと思います。色々デザインすることも可能で、一人一人違った構成にできます。ただ、早急には折れないお年寄りのことを考えると、事例のように花数は2、葉の数も7くらいがちょうどよいでしょう。 がく用の紙は小さいのであらかじめ講師の方で折って準備しておくとよいでしょう。枝も同様です。私は枝を色紙にあらかじめのりづけして渡しましたが、こうするとお一人お一人の創造性を十分発揮できなくなるという問題が生じます。生徒さんの年齢や元気の度合い、介助する介護士の数を見て、花や葉の数、あらかじめ講師の方で準備しておくパーツを判断することが大切です。
用紙は普通の折り紙でもよいですが、それより少し薄めの無地の和紙( 民芸紙など) を使ってもらいたいと思います。以前にも書きましたが、人生を積み重ねてきたお年寄りは、体は衰えても感性は老いません。よいものはよいとわかるのです。
<読者の広場>
だいぶ涼しくなり、秋らしくなってきましたね。虫の音を聞きながら折り紙をするのはとてもいやされ、素敵な時間が過ごせます。『470 号』はまず「頭の体操」に取り組みましたが、自信がありません。正解だといいのですが…。でも毎回楽しく解いています。「葉っぱ」はこれから紅葉の季節に合わせて、黄色、だいだい色、モスグリーン色、えんじ色など、いろんな色で折ってみました。またしおりにもなるので、さっそく使っています。友達にもプレゼントする予定です。動物を折るのは難しくて大変ですが、がんばって挑戦します。毎号届くころになるとポストをのぞいてばかりいる私です。次号も楽しみにしています。
群馬県 畑村美由紀さん
今月号の「頭の体操」、答えがなかなかできず?! 2 種類送ります。でも、まちがっているかも~!「ワールドオリガミレポート」の浦本法子さんの記事、子どもたちの笑顔はなにものにも代えがたいですよね。折り紙は人と人を結び、心と心もつなぐすばらしい日本の文化なのですね。小倉隆子先生の10 年の活動もすごいことです。1 枚の紙はいろいろと形を変えて、世界中に夢の種をまいているのだと思いました。「折り紙の呼吸展」を見てきました。初めて見る竹尾見本帖本店(東京都千代田区)です。ずらーっと並んだ紙の見本…!展示は折り紙パワーが未知の世界へと広がって行くのを感じました。
埼玉県 原 嘉子さん
毎月の活動レポートを見ていると、日本折紙協会のグローバルな活動も多く、折り紙が単なる趣味の世界だけでなく、教育や交流などに力を発揮していることがわかります。今月はハロウィーンの作品が紹介されていました。過去の作品も使用して、作品を仕上げたいと思います。今、通院中の病院の受付に季節に合わせた作品を差し上げています。小さな子どもにも理解できるような折り方の説明図を作成したいと思っています。
茨城県 松井 修さん
『467 号』の「頭の体操」が大苦戦だったので、今月号はこんなに早くできて大丈夫かしら、と思ってしまいました。ボランティアをしながら、折り紙で楽しく遊んでいます。月刊『おりがみ』に載っている「ミニ知識」はとても役に立ちます。「和紙ものがたり」は今昔がおりこまれてとてもわかりやすく勉強になります。
埼玉県 鶴嶋ひろみさん
「デイケアで折り紙」の色紙「山の幸」がよかったです。いつも季節の折り紙作品をありがとうございます。藤本修三ワールドのあじさい折りにはまっています。夏休みに孫が「僕も挑戦」と言って折っていました。あまりにきちんときれいに折ったので、いつもいいかげんな私は反省させられ、きちんときれいにと日々努力です。
山口県 新井公子さん
●勤務先に干支の折り紙 坪井泰子さん(兵庫県)
いつも楽しい月刊誌をありがとうございます。『472号』では、さっそく「とんぼ」と「スプリンクラー」を折りました。1個目は組みながら外れたりして四苦八苦しましたが、2個目はコツがわかり楽しく折れました。カレンダーも残り少なくなり、写真のように干支を折ってみました。連休明けに会社のカウンターに飾ります。折り紙ってとても楽しいのですが、折り方をすぐに忘れるので困っています。何度も折って体で覚えるしかないのでしょうね。折り紙で感動を分かち合えるのが何とも言えないうれしさです。
【ワールド・オリガミ・レポート】
「折り紙の旅」-インド3都市+ブータンにて (ニューデリー)
Oritai隊長 明日仁見(インド)
2014年9月16日(火)~26日(金)、布施知子先生がインドとブータンで折り紙講習をされました。国際交流基金ニューデリー日本文化センター(JF)の事業にて、担当の夫津木さんとすべての道中をともにし、たくさんの思い出ができました。
私にとっては初めて折り紙講師にお供しての「折り紙の旅」。17日(水)午前、Oritaiにてすべてのイベントのキックオフ! 3人の日本人隊員も参加。午後はNIFTというファッションデザイン関係の大学、18日(木)午前は数学の先生を対象とした講座。午後はJFにての講義。なんと、100名収容のホールに200名以上が入っての超満員御礼講義。翌19日(金)の朝はインド東部ベンガル湾寄りのブバネーシュワル(オリッサ)へ移動だったのですが、大雨と強風のため、飛行場へ降りれず、急遽、インド北東部の聖地ベナレスへ着陸。その日は夕方イベントがあったため、みんな冷や汗タラタラ…そんな心配が“紙さま”の心を動かしたのか、天候が落ち着きブバネーシュワルへと再度出発!
以前Oritaiを訪ねてくれたサガール君という学生が調整し、彼の大学にての講義が実現。数学や物理を専攻する学生だらけで、先生のスパイラルの細かな説明がわかる秀才ばかり。
20日(土)は同じブバネーシュワルにあるNIFT、これまたファッション専攻の学生相手に講義。デリーのNIFTではしなかったテッセレーション(平織り)にみんなで挑戦。
その後、インド南部のバンガロールへ。21日、なんと、8年前に布施先生が訪れたムンバイのオリガミ・ミトラから7名が参加。他にもチェンナイや近郊の都市からも参加。布施先生の知名度の高さを物語っています。その夜はデリーに戻り、いよいよブータンへ。飛行機が山間を通過するので、左右斜めに傾き、飛行場に無事到着したら乗客みんなで拍手喝采!ブータンはやはり「幸せの国」。インドのようにビービー、クラクションを鳴らす車もなく、なんと信号もなく、行きかう人には微笑が。
インドではずっと移動と講習でまったく自由時間が取れなかったのですが、こちらでは自由時間もあり、手すきの紙工場へ。JICAのプログラムで日本で研修を受けた方が指導されていました。ブータンの学校ではユニットをたくさん作ってみんなで仕上げる講座、大学での講義、そして日本語学校の生徒たちと簡単な折り紙折りまくりのセッションなど・・・。
一言では言い表せない感動と感激と感謝の今回の「折り紙の旅」。さすが布施先生。受講者に合わせた様々な内容のオンパレードで大変勉強になりました。またこのような機会があるといいなと今から心待ちにしています。
【支部だより】
第9回北陸折紙コンベンション報告
金沢支部「金沢おりがみの会」支部長 田中稔憲(常任理事)/石川県
2014年10月4日(土)・5日(日)、越前市いまだて芸術館で第9回北陸折紙コンベンションを開催しました。
特別講師としては、中島 進常任理事をお招きして、「やさしい作品」というテーマで講習していただきました。その後、一日目の折紙教室1コマと懇親会を行いました。さらに夜の折紙市場、翌日は3コマの教室を行いました。参加者数は75名でした。コマ数を増やすことに付いては講師の皆さんに複数担当していただくことで実現しました。ご協力いただいた講師の皆様には心よりお礼申し上げます。次回は教室のコマ数をさらに増やしていきたいと考えています。
2015年は9月12日(土)・13日(日)に金沢の石川県文教会館で開催します。来年3月に新幹線が開通し、東京から2時間半で来ることができます。そこで前泊の方を対象に金沢の旧市街(お城の周りを一周)するツアーを考えております。よく知られたところから隠れた名園・名所めぐりを計画しています。たくさんの参加をお待ちします。
なお、例年のように『第9回コンベンション折図集』を頒布させていただきます。ご希望の方はお申し込みください。
折り紙講習会報告
多摩支部「山鳩」(支部長 瀬田美恵子) 文:山田美枝子/東京都
厳しかった残暑も終わり、秋風が心地よく感じられる候となりました。2014年9月19日(金)、東京都多摩市関戸公民館で、神奈川県の影山孝夫先生をお迎えして「特別講習会」を開催しました。先生は身近にある材料を使って折る実用的な「エコ折り紙」をみなさんに広めていらっしゃり、ほかにも手品などもなさるとても多趣味な先生です。
当日の参加者は30余名、講習会ではチラシやカレンダーを使い、すぐに役立つ作品を折りました。まずはじめに「縦型のオリジナルバッグ」と「横型のオリジナルバッグ」です。最後にパンチで穴を開けてカラー紐ひもを通して完成です。特に縦型バッグは折り底の部分に工夫がされていました。またできあがった作品はカレンダーの模様がそれぞれに違っていて、面白味がありました。
次に「中国のつぼ」です。正方形で正確な3等分の折り方を教えていただいたのできちんとできあがり、とても参考になりました。最後は飾りのついたユニットの「長方形から-四角箱」です。材料は用意してくださったチラシの紙を使いました。チラシのユニークな柄が上うわぶた蓋におもしろく出て、オリジナルあふれる箱になりました。
会場では先生と一緒に来られた峰尾さんがお手伝いしてくださって助かりました。そして先生の熱心なご指導はもとより、とてもお優しいお人柄に触れることができて、講習会は和やかなうちに終わることができました。
協会ホームページに折り紙用紙のショッピングカートができました
約400種のラインナップをそろえてお待ちしています!
http://origaminoa.cart.fc2.com/
~日本折紙協会(http://www.origami-noa.jp/)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。
~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。
~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。
~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。
現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。
3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。
おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。
[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。
[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。
[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。
この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。
来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。
~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。
~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。
~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)
「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,160円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証、資格証、講師指導の手引を授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」
~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。
~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
協会ホームページをご覧ください。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。
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