月刊おりがみ379号 (発売日2007年02月01日)を買った人はこんな雑誌も買っています!
月刊おりがみ 379号 (発売日2007年02月01日) の目次
まだまだ外の風は冷たいながらも、日一日と夕暮れが遅くなり、太陽のありがたさを改めて感じる季節です。地球が1年をかけて太陽の周りを1周する間、多くの国で四季が生まれるのは、地球の自転軸が傾いているおかげです。その四季の恵みで、世界じゅうで独特な文化が育まれ、さまざまな行事が行われています。日本のひなまつりやお彼岸や花見も、もちろんその1つです。春の日ざしを感じながら、折り紙でいろいろな行事を彩って、楽しい『折り紙ライフ』をお過ごしください。
掲載作品とコメント(☆はおりがみ級申請作品)
①☆おひなさまの折り手紙・アレンジ丹羽兌子
「少しずらして和服の衿を表現しました。さしこんで封をできることもお手紙としてうれしいですね。衿の重ねをまちがえないようにしましょう。向かって右が上になるようにしてください。」
②ピラミッドびな、ふたご姫ダルマ・川手章子
「ピラミッドのような形のおひなさまとなりました。エジプトの砂漠に立つピラミッドにこの作品のように着物を着せてみたらどんなだろうと一瞬思ってしまいました。ふたご姫ダルマは厚みがありますが、がんばって折ってみてください。」
ミニ知識・姫だるま
愛媛県松山市に伝わる伝統工芸品。福を呼ぶ縁起物や円満な家庭の象徴として、出産や病気快癒のお祝い品などに使われます。
ミニ知識・ひな祭り
3月の最初の巳の日に水辺で穢れを祓うという中国の行事がありました。その行事に春になると紙や植物で作った人形で体をなでて海や川に流し、これから始まる農作業のために身を清めた日本の農耕風習が結びついて、今のひな祭りのもととなりました。
ひな祭りが終わるとすぐに人形を片付けなければお嫁に行けなくなるといいますが、これは片付けることで人形を流したこととみなした名残りと考えられています。
③☆キャンディのおみくじ・アレンジ青柳祥子
「甘いのが好きな人は、英語で”I have a sweet tooth”といいます。面白い表現ですね。自然の甘さと違って人工の甘さは虫歯の原因になります。このキャンディは甘くないけれど、中に甘ーいメッセージでも挟んでください。」
④季節の輪飾り(ひな飾り)・永田紀子
「つなぎ方を変えないで、各単体の表を変化させるのに苦労しましたが、おびなが片袖になってしましました。気になる方はおびなのつなぎ手を袖に折り直して、ひなとひなの境を別の紙で裏からのり付けしてください。」
⑤ひいなの入れもの・守屋朝子
「ひなの帽子を考えているうちに、入れ物になってしまいました。色の調整が難しく、やはり素朴な紙でもよいのではと思います。」
⑥三色すみれ・小倉隆子
「完成した花びらを上手に整えるのが、少し難しいのですが、可愛らしい三色すみれができました。たくさん折ってください。素敵な花束や花壇のできあがりです。」
ミニ知識・三色すみれ
パンジーの和名で、原種のワイルドパンジーが1つの花に紫、黄、白、または紫、黄、青の3色をあわせもつことに由来します。江戸時代末期、オランダ船に乗って渡来したとされ、胡蝶菫、遊蝶花、人面草などとも呼ばれていました。パンジーという名前はフランス語で「思う・考える」という意味の「パンセ」から付けられました。これはつぼみが下を向き、頭を垂れて物思う姿を思わせることからだと考えられています。
⑦☆屏風・白井和子
「簡単に折れて、しかもしっかりとしている屏風ができました。おひなさま、かぶと、クルマの置き物…、何を飾ろうかなあと考えるのも楽しいですね。」
⑧折り紙を楽しむお坊さん・青柳祥子
「『秘伝千羽鶴折形』の連鶴の考案者である魯鎬庵義道に敬意を表するために、住職であった三重県桑名市の長円寺に参詣しました。義道住職が折り紙をされているのを想像していたらひょっこりできた作品です。桑名市博物館では秘伝千羽鶴折形をすべて見ることができます。東海道も散策しながら一見の価値ありです。」
ミニ知識・秘伝千羽鶴折形について
昔より現在に至るまで、折り紙の代名詞・象徴として、ある意味頂点を占め続けてきた折り鶴ですが、いったい誰がいつごろ考えたのかはいまだに明らかになっていません。
その折り鶴の歴史の中で画期的な展開とされているのが、寛政9年(1797)に1枚の紙に切り込みを入れて作る連続した鶴(連鶴(「れんづる」または「れんかく」)の折り方49種を紹介した本「秘伝千羽鶴折形」の出版です。
版元は京都の吉野屋為八、作品考案者は伊勢国桑名の長円寺住職、魯鎬庵義道(ろこうあんぎどう)、編者および狂歌の作者は数々の名所図会(旅行案内)を執筆した秋里離島(あきさとりとう)、絵師は竹原春泉斎(春朝斎)で、遊戯折り紙としては世界最古の図解本とされています。
当時ベストセラー作家であった秋里離島が取材中に義道と連鶴を知り、狂歌本と実用書を兼ねた独特の形式で企画・出版したもので、全49種の造形の意外性や美しさ、パズル性には目を見張るものがありますが、内容が高度なためか、これ以後これらの連鶴が折り紙の中心を占めるには至らなかったようです。
随時連載 詩を折る〈6〉 西條八十「かなりや」 色紙構成・制作二階堂黎子
「かなりやの詩を絵にするために何回も歌詞を読み返しました。できる限り、歌詞に忠実な景色をと思いますと、やはり4番目の、心に傷を負った“かなりや”をやさしくいたわってあげるところが気に入りました。」
かなりや
唄を忘れた金糸雀(かなりや)は、後の山に棄( す)てましょか
いえ、いえ、それはなりませぬ
唄を忘れた金糸雀は、背戸の小薮に埋(い)けましょか
いえ、いえ、それはなりませぬ
唄を忘れた金糸雀は、柳の鞭でぶちましょか
いえ、いえ、それはかわいそう
唄を忘れた金糸雀は
象牙の船に、銀の櫂
月夜の海に浮べれば
忘れた唄をおもいだす
初出「赤い鳥」大正七年11月
ミニ知識・西條八十(さいじょう やそ)
1892(明治25)~1970(昭和45)。詩人、童謡詩人、フランス文学者。野口雨情、北原白秋とともに童謡三大作詞者のひとりです。資産家であった西條重兵衛の三男として東京の牛込(現在の新宿区)に生まれました。八十という名前は本名で、両親が「苦」に通じる九を抜いた「八」と「十」から付けたそうです。
「かなりや」は1918(大正7)年11月発行の児童雑誌「赤い鳥」に最初発表された時は、「かなりあ」という作品名でしたが、その後詩集「砂金」に収録される際に改題されました。
14歳で父が病死、早稲田大学在学中に兄の放蕩で一家の生活を背負わなければならず、やりたい詩作活動から遠ざかる自分を責めながら生活していた時に、「赤い鳥」を主宰する鈴木三重吉の依頼で作った歌です。自分をかなりやに見立てているといわれています。なお東京都台東区の上野公園内の不忍池のほとりにこの歌の歌碑が建てられています。
ミニ知識・彼岸
1年に春と夏の2回あり、春の彼岸は春分の日を中日とした7日間です。中日には極楽浄土があると考えられていた真西に太陽が沈むこと、また昼夜の時間がちょうど同じとされるため、中道を尊ぶ仏教の考え方に合うことから、この期間に祖先の霊の供養や仏事が行われます。なお、彼岸はサンスクリット語para(波羅)の訳で、三途の川の向こう岸、つまり悟りの境地のことです。
⑨桜・中本容子
「角度90度の単体を5個組むことにより、だぶった90度分が思わぬ効果を出してくれて、レリーフのような美しい両面桜ができあがりました。」
ミニ知識・サクラ
古事記や日本書紀に木花開耶姫(このはなさくやひめ)の話があり、木花(このはな)とはサクラのことで、開耶(さくや)がそのままサクラとなったという説もあるそうです。
サクラの「サ」が穀霊を、「クラ」は神楽を表し、田の神の依代(神霊を迎えるもの)とする意味もあり、花見は豊作を祈る山遊びのひとつとして考えられます。また3月27日は「さくらの日」です。1992年にサクラと「咲く」の「3(サ)×9(ク)=27」の語呂合わせから、財団法人日本さくらの会が制定しました。桜への関心を高め、花と緑の豊かな国土作りを目的としています。
⑩りんごのお手紙・白井和子
「りんごは色鮮やかで見ているだけでも、おいしそうですね。ワクワクしながらりんごを半分にすると、うれしい楽しいお手紙が届きます。」
⑪お名前スタンド・川手章子
「お花の中の白い部分にお名前やメッセージを書いて立てておくことができます。また、折り紙作品の前に立てて、作品名などを書いて置くのもよさそうです。ニッコリしたお顔を書き込んでも楽しそうです。」
⑫赤頭巾ちゃん・納所克志
「クマに始まり同じ基本形から色々動物を作る中、狼が出来た時に赤頭巾ちゃんがほしくなり考えたものです。人の子も動物も同じ形から作れることに自分でも驚いています。」
ミニ知識・赤頭巾
19世紀のドイツのグリム兄弟による「グリム童話」の話のひとつとして有名ですが、それより100年以上も前の1697年に、フランスのシャルル・ペローが口伝えの民話を再話した「ペロー童話集」があり、その中からグリム兄弟はこの話を取ったそうです。
狼などが人を食う「赤頭巾」系統の民話はヨーロッパ各地のみならずアジアにもあり、人々が普遍的に好む話だといえます。また「狼と七匹の子やぎ」の話も、子やぎが狼に食べられる話ですが、「赤頭巾」系統の話と近い関係にあったと考えられています。
[ミニ知識参考図書]
「花の風物誌」(八坂書房)、「家族で楽しむ日本の行事としきたり」(ポプラ社)、「記念日・祝日の事典」(東京堂出版)、「年中行事事典」(角川書店)、「世界大百科事典」(平凡社)、「なるほど!民俗学」(PHP)、「赤ずきん」の秘密(紀伊國屋書店)、「増補 赤頭巾ちゃんは森を抜けて-社会文化学からみた再話の変遷」(阿吽社)
◇◇支部だより◇◇
~湘南支部「TUTTI」支部長 野中陽子~
「透かし折りの窓飾り」
2006年11月4日、日ごろ部会の会場として使っているカトリック協会湘南台センターで、支部主催の講習会を開きました。ワンルームマンション2階の会場は三方が透かしガラスの窓になっていて、好条件の会場でした。
当日は前もってみんなで折った作品を窓に飾り、紙の準備から受付、進行など役割を分担しました。教える係りは二人で、ふだん折り紙をしない人たちにどうしたら楽しく折ってもらえるか、前もって何度も相談しました。基本の折り方と応用、貼り合わせのポイント、できあがった作品の裏に透明テープを貼ることなどを実習することにしました。
この窓飾りは112号(絶版)で広島の伊達好先生が紹介したものです。先生はクリスマスの頃、ドイツのシュタイナー教育のゼミナールに参加されました。その際訪れたシュトウットガルトは一面の雪におおわれ、点在する家々の窓にはとても美しい透かし折りの窓飾りが飾られていたそうです。先生は「どうしてもこれが折りたい」と思い、テキストを見つけて日本に持ち帰られました。
おかげで私たちは今、折る人の創意工夫が活かせるこの素晴らしい作品を楽しむことができるのです。私は亡き伊達先生の優しい笑顔を思い出します。
講習会は最後に紙の入手方法の説明をして閉会しました。皆さんは喜んでそれぞれの作品を、事前に渡したクリアケースに挟んでお持ち帰りになりました。「おりがみを見直したわ」、「帰ったら娘と一緒に折ってみます」などの感想も聞くことができました。
こうして支部設立2年目の事業の一つが終了しました。ちなみにTUTTIはイタリア語で「いっしょに」の意味です。これからも一人一人の良さを大切にしながら、一緒に活動していきたいと思います。
~新潟支部「はまなす」支部長 津野ミエ~
「岡村昌夫先生をお迎えして」
2006年10月3日、「連鶴の基本と応用」と題して、岡村昌夫先生をお迎えして講習会を催しました。
60名が参加しました。用意した和紙に先生は「用具はハサミだけ」の一言。エッ?ホント?なるほど!江戸時代の寛政年間の絵を見ても紙とハサミだけ。しかも正方形の紙があったわけはなく、懐紙とかを使って折りをつけ、ハサミを使ってのものだとのこと。
豊国、清長、そして北斎の絵にある千羽鶴と括り猿、他なんのためだろうと不思議に思っていたのですが、これも縁起物というか、厄除けの具としての女性の思い、はては日本人の心として折り鶴は発展してきたものと思います。豊国3代の美人画には紺の地柄がすべて折り鶴で白色の大きな折鶴紋が付いていて、その粋なデザインにはゾクゾクする思いです。
さて、いよいよ実技をお教えいただくのですが、まず正しい鶴の折り方、羽に線をつけないよう「空中折り」の妙技を教わり、和紙でハサミを使っての「芙蓉」と「稲妻」を作らせていただきました。作品についている狂歌のお話も伺いたかったのですが、時間が足りなく、またの機会になりました。
「つなぎ折鶴」の世界を楽しむには2年は必要のこと。さもありなん、と有意義な講習会を持たせていただきましたことに心から感謝いたしております。
~寄稿~「住民ふれあい祭りに参加して」井坂知里(東京都)
11月11日(おりがみの日)と12日に行われた八王子北野地区住民ふれあい祭りに、折り紙教室のみなさんの1年間の作品を出展しました。
書道、写真、編み物など力作ぞろいの中で、子どもたちが折り紙に興味を持ってくれました。伝承の「玉手箱」を開けて見せたり、「マジック・ローズ・キューブ」(バレリー・バンさん創作)を広げて箱から花になったのを見せると、「ワー!」と驚いてくれました。折り紙の楽しさが伝わってうれしくなりました。
「チマ・チョゴリ」は韓流ブームも手伝って、中年女性に人気がありました。「おかめ・ひょっとこ」(熊坂浩さん創作)は1枚の紙で折ってあることを説明しますと、「折り紙ってすごいわね!」とびっくりされました。毎年この祭りに参加していますが、体調をくずした本年は生徒さんたちが協力してくれました。折り紙で癒された1年でした。
~寄稿~「いのしし大集合!年賀状展」十河政子(広島県)
2006年11月1日からの年賀状の発売にあわせて、2007年の干支のいのししの折り紙年賀状と色紙を音戸郵便局(呉市)に展示しました。
いろいろなイノシシを折った後。どのように年賀状に貼ろうか迷いました。獅子舞やイノシシの夫婦などが人気だったようです。作品を見て年賀状を買っていかれる方も多いので、年賀状の売り上げも伸びていますと職員の方に喜ばれてホッとしています。12月28日まで展示しました。
~寄稿~「楽しい折り紙ライフ」川井久枝(愛知県)
先日、出雲へ行くバスツアーに参加しました。バスの中は退屈だろうと思って折り紙を持っていき、参加者全員に寿鶴(千野利雄作くじゃくばとのアレンジ)を折ってあげました。カバンにしまう人、鶴は羽が命だからと大切そうに旅行先から宅配便で送る人もいました。「鶴の先生、一緒に写真を撮りましょう」と声をかけられたりして、楽しい時間を過ごしました。
クリスマスには、きれいな広告の紙でアルド・プティグナーノさんの「バスケット」(「おりがみでクリスマス2」に掲載)を折って、図書館、保育園、老人クラブに配りました。広告の紙は丈夫ですし、バラエティに富んでいるので楽しいです。
自宅の玄関を折り紙で飾っています。折り紙の小鳥は歌い、花は咲き、魚は泳いで、修道女はしずしず歩き、ヨサコイの兄ちゃんは踊っています。日光の陽明門、日暮しの門のごとく眺めていて楽しいです。
~おりがみニュース~
「ふれあいフェスティバルで折り紙教室」
「障害者週間」(毎年12月3日~9日)のイベントの一環として、2006年12月5日に東京都庁第1本庁舎5階の大会議場で平成18年度障害者週間記念の集い「第26回ふれあいフェスティバル」が開催されました。プログラム第2部では「みんなでアートを体験しよう」をテーマに、折り紙、鉛筆デッサン、押し花アート、手で見る(目隠しして作る)造形の4つのワークショップが開かれました。
折り紙教室の講師をつとめられた大橋皓也常任理事(東京都)は、季節にあわせた作品としてサンタクロース(河合豊彰作品のアレンジ)と星を講習しました。
伝承作品とはひと味違った創作折り紙に初めて触れた方も多く、耳の不自由な方にもわかりやすいように文字による解説も同時におこなったユニークな内容は、参加者にも大好評でした。
「世界のおりがみ展「お国自慢シリーズ」 富山と群馬で開催決定」
日程:1月27日~2月4日(※1/9休館)
会場:北陸電力エネルギー科学館ワンダー・ラボ(電話076-433-9933
交通:JR富山駅徒歩2分
土日に折り紙教室開催!
日程:3月21日~4月3日
会場:高崎市少年科学館(電話027-321-0323)
土日に折り紙教室開催!
~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。
~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。
~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。
~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。
現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。
3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。
おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。
[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。
[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。
[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。
この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。
来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。
パノラマ作品の最新作は下記の「世界のお国自慢シリーズ」であり、全34点あります。
1. 大江戸 天下祭り
2. どおか、おさいじゃったもんせ(おいでください)
3. 新潟のふるさとを語る〝萬代橋〟
4. 長崎くんち 龍踊り(じゃおどり)
5. 熊本のまつり
6. スポーツ健康宣言都市、船橋
7. 見沼田んぼ物語り1・2
8. ちくごは花盛り
9. 名所、旧跡が数多く残る福島県会津へGO!
10.折紙動物園市原ぞうの国
11.ひな人形・段飾り
12.美(うま)し国かがのと
13.雑司ヶ谷鬼子母神のお会式
14.高幡不動尊五重塔
15.信濃の国~田毎のお国自慢~
16.沖縄の「ちゅら海水族館」と楽しむ人々
17.相模の国のまつり自慢
18.世界でたった一つふなばしアンデルセン公園
19.世界遺産熊野古道参詣道中絵図
20.淡墨桜(うすずみさくら)
21.彩の国まごころ国体のおもいで
22.日本三景 宮 島
23.どや!大阪てんこもり ようけおまっせ!
24.あおによし寧(な)楽(ら)の都は咲く花の・・・・。
25.隅田川花火大会
26.因州和紙と折り紙にこだわって
27.万博自然公園太陽の塔をとりまく四季の花々
28.海・街・山 元気です 「神戸」
29.東海道「戸塚宿」幻想
30.吉原仲之町界隈(春宵)
31.刀田の太子さん」のほとり
32.ワッショイ百万、北九州!
33.ひまわりの迷い道
34.新東京百景「薬師池公園」の春夏
バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。
展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。
日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL (03) 3262-4764
FAX (03) 3262-4479
~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。
~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
「おりがみ4か国語テキスト」、「みんなくすだま」、「おりがみでクリスマス」、「おりがみでクリスマス2」、「おりがみでひなまつり」、「古典にみる折り紙」、「おりがみ傑作選1」、「おりがみ傑作選2」、「おりがみ傑作選3」、「おりがみ傑作選4」、「プレ創刊誌vol.1~3」の11点です。購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。
~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。
~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)
「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証と講師バッジを授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。
おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」
~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。
~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
ご請求ください。FAXでお送りいたします。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。
[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。
2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み
※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。
折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。
教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3262-4764 / FAX:03-3262-4479
日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
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目次:
●巻頭カラー
・豊島将之竜王が振り返る第33期竜王戦七番勝負
紙一重の差を超えたい 構成/大川慎太郎
・第70期王将戦七番勝負 渡辺明王将vs 永瀬拓矢王座
[第1局]驚きの決断力 記/小暮克洋
・第46期棋王戦挑戦者決定二番勝負 広瀬章人八段vs 糸谷哲郎八段
[第2局]糸谷、棋王初挑戦 記/荒井勝
●インタビュー
・第46期棋王戦挑戦者 糸谷哲郎八段「早めを取れるか」構成/池田将之
・人物 野澤亘伸さん(プロカメラマン・ライター)新刊『絆―棋士たち 師弟の物語』を語る
・クローズアップ 森下卓九段「4月に東北研修会 仙台で新設」
・【新連載】なんでも聞いちゃうぞ! 第1回ゲスト/鈴木環那女流三段 聞き手/矢澤雫
●プロ棋戦
・【注目の一戦】第14回朝日杯将棋オープン戦 名古屋対局レポート
藤井聡太二冠、豊島将之竜王に初勝利 記/田名後健吾
・第47期岡田美術館杯女流名人戦五番勝負 里見香奈女流名人vs 加藤桃子女流三段
[第1局]2強の壁 記/相崎修司
・第10期リコー杯女流王座戦五番勝負 西山朋佳女流王座vs 里見香奈女流四冠
[第5局]複雑な勝利 記/荒井勝
●戦術特集
仕掛けシンプル!明快早繰り銀―腰掛けなくても楽しい角換わり― 総合監修/金井恒太六段
Chapter1[講座]簡単早繰り銀
Chapter2[好局]盤上でプロの早繰り銀を体感
Chapter3[次の一手]早繰り銀必須の手筋をマスター
●読みもの
・リレー自戦記vol.3 棋士のこだわり「鋼の魂で」文/高橋道雄
・戦国順位戦―歴史は棋士たちに何を望むのか―「C級2組8回戦」泉正樹八段
・昭和名棋士次の一手〈熟練の技の譜跡〉第3回「九段 大友昇」田丸昇九段
・〈追悼 岡田裕介さん、志村けんさん〉将棋を愛好した二人の著名人の生前を偲ぶ 文/田丸昇九段
●講座
・徹底解析 藤井聡太 コンピュータソフト「やねうら王」と行く藤井将棋観戦ツアー
[第3回]第6期叡王戦段位別予選八段戦 VS 長沼洋八段戦・杉本昌隆八段戦
・短期集中講座 勝又教授が帰ってきた! 居飛車vs振り飛車対抗形の軌跡
【持久戦編7】振り飛車進化論・三間飛車編
・アマのための月刊B級ファン[第10回]美馬棒銀(後編)
・詰将棋を作っちゃおう「両王手」上田初美女流四段
●付録
実例次の一手「知っておくべき将棋用語」四段 西田拓也
幅広い内容で迫るビジュアルな将棋総合雑誌。※デジタル版についてのご注意: 付録はつきません。棋力認定問題には応募できません。懸賞への応募ができない場合があります。
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2020/12/28
発売号 -
2020/12/03
発売号 -
2020/11/02
発売号 -
2020/10/02
発売号 -
2020/09/03
発売号 -
2020/08/03
発売号
小学館
BE-PAL(ビーパル)
2021年02月09日発売
目次: 特別付録 人感センサー富士山LEDランタン/特集 ポカポカ冬キャンプ-初めてのテント内暖房術から真冬のおうちキャンプ術まで/冬籠りの時季にぜひチャレンジ!“壊れかけのギア”リペア&リメイク術
アウトドアといえばBE-PAL(ビーパル)!
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2021/01/08
発売号 -
2020/12/09
発売号 -
2020/11/09
発売号 -
2020/10/09
発売号 -
2020/09/09
発売号 -
2020/08/06
発売号
ワールドフォトプレス
フィギュア王
2021年02月25日発売
目次:
【特集】光を継ぐフィギュア―――。 S.H.Figuarts 真骨彫製法 ウルトラマンティガ
BANDAI SPIRITS「S.H.Figuarts 真骨彫製法」にウルトラヒーローの参戦が決定した。第1弾として「平成3部作」と呼ばれるシリーズの第1作目である『ウルトラマンティガ』。その商品仕様を撮り下ろしの写真と開発資料を交え紹介。さらにティガを演じたスーツアクターの権藤俊輔氏のインタビューとスーツアクターの権藤氏、監修の福井氏、原型の永尾氏のメイキング鼎談も掲載。
■CCP×フィギュア王誌上販売企画 1/6特撮シリーズ Vol.EX ウルトラマンティガ マルチタイプ 巨人像
■フィギュア王限定販売 エヴァラブブ 初号機 覚醒版
■チェンジ全開! いよいよ放送開始! 機界戦隊ゼンカイジャー
■『スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021』公開記念! 一ノ瀬颯×小宮璃央×駒木根葵汰スペシャルインタビュー
■[新連載]スーパー戦隊ロボの歴史を追いかけて〈昭和編〉 スーパー戦隊ロボTOY列伝
■アートスピリッツが誇る超激造シリーズにイリスが爆誕!!
■誌上開催 メカスマ合体展!! ダイナゼノンからグランゾードまで!! 最新ロボ軍団がフィギュア王に集結!!
■『マジンガーZ』専門マガジンの全貌を徹底解説! てつの白 マジンガーZ 巨大メタル・ギミックモデルをつくる
OTHER CONTENTS
●ウルトラα
●仮面ライダーセイバー
●マジカルトイ
●ケンエレファント印
●灼熱玩具通信
●聖闘士星矢 Age of Myth
●魂EXPRESS
●D計画: Project:DIACLONE
●トランスフォーマージェネレーション
●キン肉スポーツ/キンスポ
●フィギュア王×CCP キン肉マン29種誌上販売企画
●BANDAI SPIRITS プライズ情報
●NEXT HOBBY VIEW
●真海洋堂魂!
●食玩ニュース
●トレカプ情報
●プライズ情報
●墓場の画廊ニュース 墓場月報
●乙幡啓子の「ワンフェス出る妄想が現実になる?!」
●唐沢なときのパチモン大王プチ
●買わずに悔やむぐらいなら買って後悔いたしましょう/樋口真嗣
●宮脇センムの蔵出し!プラモ道
フィギュア王は毎号、永久保存版級の特集が目白押し!
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2021/01/27
発売号 -
2020/12/25
発売号 -
2020/11/24
発売号 -
2020/10/26
発売号 -
2020/09/28
発売号 -
2020/08/26
発売号
美術出版社
美術手帖
2021年01月07日発売
目次:
特集
2020年代を切り開く
ニューカマー・アーティスト100
新進気鋭の作家から、まだあまり活動を知られていない作家まで、要注目のニューカマー・アーティスト100組を紹介する。
日本を拠点に活動する、もしくは日本国籍を持つアーティストを対象に、キュレーター、批評家、アーティストらから推薦を募った。また芸術分野のジェンダー不平等な状況を鑑み、推薦者は男女同数に依頼した。(*)
後半には、アートスペース、コミュニケーション、ハラスメント問題という3つのテーマから、アーティストと美術界の未来を探る記事を掲載。近年明るみに出た様々な問題のもととなる硬直化した権力構造に一石を投じ、新たな可能性を提示する実践を紹介する。
コロナ禍によって様々な価値観が転覆し、多様性を求める声が社会のなかで高まるいま、日本のアートシーンもまた大きな変化を必要としている。時代を刷新する新たな表現の萌芽や、アーティストたちの試みに注目してほしい。
*──ただし各推薦者にご自分のジェンダー・アイデンティティを確認していないため、推薦者と編集部の認識が異なる可能性がある。また推薦者1名からの希望により、1組は連名になっている。
SPECIAL FEATURE
2020年代を切り開くニューカマー・アーティスト100
PART1
ニューカマー・アーティスト100
浅野友理子/柳瀬安里/エレナ・トゥタッチコワ/菊地匠/関優花/
川口瑠利弥/キヤマミズキ/小川潤也/久保田智広/さとうくみ子/
杉藤良江/八幡亜樹/高本敦基/鈴木雄大/Shart &Bahk/磯崎未菜/
古閑慶治/山口麻加/本山ゆかり/泉川のはな/菊池聡太朗/斉木駿介/
水上愛美/宮田明日鹿/近藤太郎/田島ハルコ/木坂美生/前田耕平/
副島しのぶ/盛田渓太/青柳拓/濵口京子/みょうじなまえ/春原直人/
青木美紅/森山晴香/許寧/近藤七彩/大見新村プロジェクト/宮川知宙/
リリー・シュウ/幸洋子/猪瀬直哉/うらあやか/皆藤齋/東山詩織/
鄭梨愛/寺田衣里/堀内悠希/乾真裕子/阿児つばさ/畑山太志/
ジョン・パイレス/木下令子/細井美裕/平野真美/鮫島ゆい/遠藤薫/
内田望美/小林紗織/櫻井崇史/小笠原盛久/工藤千尋/臼井達也/
後藤有美/仲田恵利花/折笠良/長田奈緒/名もなき実昌/灰原千晶/
渡邉庸平/石澤英子/山本千愛/大橋鉄郎/桑迫伽奈/オヤマアツキ/
岩本麻由/高野萌美/隅田うらら/青原恒沙子/高橋臨太郎/青山真也/
Ahmed Mannan/石毛健太/ 雯婷/迎英里子/黒川岳/浦川大志/吉田山/
丸山のどか/藤田クレア/NTsKi/西永怜央菜/大野晶/川角岳大/
澤田華/寺田健人/野村由香/武政朋子/谷澤紗和子
推薦者・執筆者一覧
PART2
新時代のためのアート・プラクティス
注目の新進アートスペース
新大久保UGO/山中suplex/ナオ ナカムラ/The 5th Floor
コラム:つやま自然のふしぎ館と無美術館主義
原田裕規=文
コミュニケーションとつながり
対談:田村かのこ×布施琳太郎
ハラスメント問題
対談:荒木夏実×岩崎貴宏
論考:日本美術界のジェンダー・アンバランスとハラスメント
竹田恵子=文
ハラスメント防止ガイドライン
EGSA JAPAN=作成
SPECIAL FEATURE
平成美術
うたかたと瓦礫1989-2019
「平成」の美術はいかにして成立しうるか?
椹木野衣インタビュー
山本浩貴=聞き手
参加作家座談会
松蔭浩之×中ザワヒデキ×梅津庸一×李晶玉
筒井宏樹=聞き手・構成
参加作家グループ紹介
ARTIST PICK UP
ゲリラ・ガールズ/竹川宣彰
WORLD NEWS
New York /London /Berlin /Neuss /Insight
アート&デザイン学校ガイド
武蔵野美術大学/女子美術大学/多摩美術大学/
東京造形大学/相模女子大学 ほか
ARTIST INTERVIEW
豊嶋康子
藪前知子=聞き手
特別寄稿
公共と彫刻のために
小田原のどか=文
REVIEWS
「クルト・セリグマンと岡本太郎」展
椹木野衣=文
「ロバート・フランク ブック&フィルム 1947– 2019」展
清水穣=文
青柳龍太「我、発見せり。」(17)
平山昌尚「つづく」44話
プレイバック! 美術手帖
タグ・エイケン New Ocean: thaw
岡田杏里「Soñar dentro de la tierra」展
BOOK
月刊美術史
常備店リスト
バックナンバー案内
次号予告
美術の専門雑誌という枠組みにとらわれず、さまざまなジャンルを横断する斬新な内容に定評。
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2020/11/07
発売号 -
2020/09/07
発売号 -
2020/07/07
発売号 -
2020/05/07
発売号 -
2020/03/06
発売号 -
2020/01/07
発売号
世界文化社
ナンプレファン
2021年02月19日発売
目次:
表紙
目次
変形30合体ナンプレ
33合体ナンプレ
★ビジュアルステージ★
ナンプレ宝探し
6×6ミニリレーナンプレ
E坂もるむの究極の1問
初級ステージウォームアップ!
★初級ステージ★
初級スタンダードナンプレ
第34回 篠原教授の脳トレパズルラボ
中級ステージウォームアップ!
★中級ステージ★
中級スタンダードナンプレ
★バラエティステージ★
幾何学ナンプレ
1つ違いナンプレ
対角線ナンプレ
サムナンプレ
不等号ナンプレ
カプセルナンプレ
足し算アローナンプレ
★ポケナン★
初級スタンダードナンプレ
中級スタンダードナンプレ
上級スタンダードナンプレ
サムクロス
★変形合体大集合!★
変形2合体ナンプレ
変形3合体ナンプレ
変形4合体ナンプレ
変形5合体ナンプレ
変形8合体ナンプレ
上級ステージウォームアップ!
★上級ステージ★
上級スタンダードナンプレ
16×16ナンプレ
25×25ナンプレ
★超上級ナンプレ★
超上級スタンダードナンプレ
超超上級スタンダードナンプレ
解き心地最高のナンバープレース専門誌
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2020/12/19
発売号 -
2020/10/17
発売号 -
2020/08/19
発売号 -
2020/06/18
発売号 -
2020/04/17
発売号 -
2020/02/19
発売号
ホビージャパン
月刊ホビージャパン(Hobby Japan)
2021年02月25日発売
目次:
【巻頭特集】匠が教えるとっておきディオラマテクニック2021
ホビージャパホビージャパン4月号では、模型展示の定番でありながら、実際に挑戦するとなると何かと大変そうな表現方法No.1(多分)のディオラマ製作法を大特集!
山田卓司、青木周太郎、小池徹弥、あに、TAKA、MASAKI、五島純らバラエティに富んだメンバーによるとっておきのテクニックを、
新作ディオラマの製作過程を通して徹底解説。あなたの模型にさらなる深みをもたらす情報満載でお届けします!!
【特別企画】装甲騎兵ボトムズ模型を楽しむ
百年戦争記、ボトムズ展、そしてBlu-ray BOX発売と今ボトムズが熱い!
アストラギウス銀河より集いしHJボトムズ野郎のむせる競演、すべてを得るか地獄に落ちるか 【注目連載】
●週末で作るガンプラ凄技テクニック
●ノモ研 野本憲一モデリング研究所
●S.I.C. HERO SAGA
●Tony’sヒロインワークス
●月刊工具 模型の入り口はいつの時代も工具から。
ホビーファンのための総合ホビー誌
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2021/01/25
発売号 -
2020/12/25
発売号 -
2020/11/25
発売号 -
2020/10/24
発売号 -
2020/09/25
発売号 -
2020/08/25
発売号
マガジンハウス
CasaBRUTUS(カーサブルータス)
2021年02月09日発売
目次:
STAY HOTEL
癒やしの宿
いつかはくつろいでみたい
美しいライフスタイルホテル80。
暮らすように滞在するライフスタイルホテルは、
+αの魅力でゲストをリラックスさせるべく、さまざまに進化中です。
自然に囲まれた地に佇むスモール・ラグジュアリーな宿、
温泉地に続々と誕生しているラグジュアリーホテル、
名作建築を人気建築家が改修し、新たなリュクスを得た宿、
現代建築と現代アートで彩られた美術館のようなホテル、
究極の地産地消を備えたオーベルジュ……。
シティホテルで過ごすニューノーマルな日常も根づいてきました。
何かと疲弊しがちな心と身体、くつろぎの宿で癒やしていきませんか。
【HIDE AWAY】
人里離れた、隠れ家のような宿。
EMIL NAKIJIN
【HOT SPRING】
あのラグジュアリーホテルが温泉地に上陸!
ザ・リッツ・カールトン日光/パーク ハイアット ニセコ HANAZONO/HOTEL THE MITSUI KYOTO
【SMALL LUXURY】
小さな宿にこもって過ごす楽しみ。
金宇館/伝泊 The Beachfront MIJORA/湯の山 素粋居
【MASTERPIECE】
憧れの名建築に泊まる。
ウェスティン都ホテル京都 数寄屋風別館「佳水園」/加地邸
【ARCHITECT】
あの建築家の最新ホテル。
松本十帖/アートヴィオトープ スイートヴィラ/hotel Siro/森の離れ/東峰村古民家ヴィラあんたげ
【ART】
アートに彩られた美術館のような宿。
SHIROIYA HOTEL/GALLERIA MIDOBARU/NOGA HOTEL TOKYO AKIHABARA&UENO/KAIKA TOKYO by THE SHARE HOTELS
【DESIGN】
美しいデザインに浸るホテル。
エースホテル京都/東京エディション虎ノ門/ソラノホテル/K5/ザ・レインホテル京都
【FOOD】
究極の地産地消を、オーベルジュで。
L'évo/Grand Bleu Gamin/海のオーベルジュ志積
【BAR】
「ホテルのバー」が好きな理由。
デザイナー・柳原照弘さんに聞く、愛するホテルのバー。
土地のストーリーを映すシグネチャーカクテル。
【CITY HOTEL LIST 40】
新しい滞在が楽しめるシティホテル40。
ホンマタカシ TOKYO NEW SCAPES
祐真朋樹 Miracle Closet
古今東西 かしゆか商店
長山智美 デザイン狩人
小寺慶子 レストラン予報
ほしよりこ カーサの猫村さん
Chill Cars 時代を超えて愛される、デザインの良い車。
ファッション、建築、デザイン、インテリア、食、アートなど、暮らしにまつわる「デザイン」情報をお届けするLife Design Magazine = 暮らしのデザイン誌
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2021/01/09
発売号 -
2020/12/09
発売号 -
2020/11/09
発売号 -
2020/10/09
発売号 -
2020/09/09
発売号 -
2020/08/07
発売号
ピークス
山登りをやってみたいと思っている20~30代、登山雑誌になじめない40~50代の人への情報誌。
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2021/01/15
発売号 -
2020/12/15
発売号 -
2020/11/13
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2020/10/15
発売号 -
2020/09/15
発売号 -
2020/08/12
発売号
NHK出版
人生100年 植物と暮らそう
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2021/01/21
発売号 -
2020/12/21
発売号 -
2020/11/21
発売号 -
2020/10/21
発売号 -
2020/09/21
発売号 -
2020/08/21
発売号