月刊おりがみ 501号 (発売日2017年04月01日) 表紙
  • 雑誌:月刊おりがみ
  • 出版社:日本折紙協会
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月1日
  • 参考価格:[紙版]880円
月刊おりがみ 501号 (発売日2017年04月01日) 表紙
  • 雑誌:月刊おりがみ
  • 出版社:日本折紙協会
  • 発行間隔:月刊
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  • 参考価格:[紙版]880円

月刊おりがみ 501号 (発売日2017年04月01日)

日本折紙協会
特集 こどもの日

●季節の窓辺
朝日 勇

連載 第9 回 
避暑地の五月 
May in a summer resort
森と林を いくつか抜けて
広がるこの地に 夏館
五月の風は 緑葉と
秘かに言葉を 交わしつ...

月刊おりがみ 501号 (発売日2017年04月01日)

日本折紙協会
特集 こどもの日

●季節の窓辺
朝日 勇

連載 第9 回 
避暑地の五月 
May in a summer resort
森と林を いくつか抜けて
広がるこの地に 夏館
五月の風は 緑葉と
秘かに言葉を 交わしつ...

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目次

特集 こどもの日



●季節の窓辺
朝日 勇

連載 第9 回 
避暑地の五月 
May in a summer resort
森と林を いくつか抜けて
広がるこの地に 夏館
五月の風は 緑葉と
秘かに言葉を 交わしつつ
人 来ぬ道の一筋を
来る人有りやと 目を注ぐ

時 流るれば 此の郷も
人の行き来が 繁くなり
夏のページの 花開く
今は静けさ 満ち満ちて
妖精達の 我が世界

●ミニ知識

◇端午の節供…端午とは「月の初めの午の日」という意味なので本来は5 月とは限りませんが、旧暦5 月は現在の6 月にあたり、じめじめとして病気がはやり、害虫の被害も多い梅雨の時期なので古代中国では物忌みの月とされました。数字が重なる5 月5 日を端午の節供と決め、強い香りのする菖蒲と蓬を使って邪気(病気を引き起こすもととなると考えられたもの)をはらう行事が行われました。それが日本に伝わり、田植え前に菖蒲や蓬で
葺屋根の下で、身を清めるという女性の祭に結びついて、菖蒲湯に入って厄よけをする風習が生まれました。中世に入り武士の時代となると、菖蒲が「尚武(武事を尊ぶこと)」と音が同じであることから、男の子の成長を願う祭へと変わっていきました。江戸時代には危険で廃れましたが、子どもたちが両軍に分かれて石合戦を行う行事もあったそうです。鎧や兜や刀が、身を守るものとして飾られ、江戸時代末期には紙製の鎧兜飾りがはやったそうです。
◇菖蒲…サトイモやミズバショウの仲間で湿地に育つ多年草。花菖蒲とはまったく違いますが、剣の形の葉が似ていることから、花菖蒲と混同されてきました。夏に黄緑色の小さな花が穂になって咲きます。
◇薬玉…もともとは端午の節供の飾り物で、邪気をはらい長生きを願うために、香りや薬効のある菖蒲や蓬などを編んで丸めて玉を作り、五色(青、赤、黄、白、黒)の糸をたらしたものでした。柱や簾に掛けたり、身に着けたりしていました。


●ミニ知識参考図書:『花と樹の事典』(柏書房)、『和菓子の世界』(岩波書店)、『植物と行事⦆その由来を推理する』(朝日新聞社)、『植物ごよみ』(朝日新聞社)、『里山の植物ハンドブック』(NHK出版)、『忘れないで季節のしきたり日本の心』(小学館)、『WASHI 紙のみぞ知る用と美』(LIXIL出版)、『年中行事を体験する』(中央公論新社)、『和ごよみと四季の暮らし』(日本文芸社)、『日本のしきたりがわかる本』(主婦と生活社)、『年中行事事典』(三省堂)、『雛まつり親から子に伝える思い』(近代映画社)、『変わり兜図鑑』(新人物往来社)、『大辞泉』(小学館)、『学習国語百科事典』(三省堂)、『江戸暦江戸暮らし』(亜紀書房)、『朝日新聞』(朝日新聞社)、『世界大百科事典』(平凡社)


●ひしがたのふうせん
Diamond balloon by Mr.Ukyo ISHII
石井 右京(6歳)

ひしがたのふうせんをつくりたかった。あたまのなかでおりかたをくふうしてかんがえていたら、1かいで、できた。ろうじんホームのおばあちゃんにあげると、とってもよろこんだ。またつくりたいとおもいました。(作者)


●スリットのある立方体
Cube by Ms. Noriko SUMIDA
住田 則子

それぞれの面の中心でつないでいくので、コーナーにはスリットができます。小さな紙で作ると、ペンダントトップにもなるかなあと思いました。(作者)


●かぶとJapanese helmet by Mr. Yukihiiko MATSUNO
松野 幸彦

平面で顔つきのかぶとになる形です。(作者)


●兜ミニ知識

◇兜…頭部を守る防御用の武具で、着用者の威厳を示す役割もありました。奇抜なデザインにはその武将の信仰心や美意識が込められていたそうです。なお、カブトは、もともとは「冑」の字が用いられていました。一方、ヨロイが「甲」でしたが、のちに混同されて、「甲」がカブトの意味で使われるようになったそうです。

◇総角(揚巻)結び…装飾結びのひとつです。中心の結びの形から、下の図のような「人形(ひとがた)」と、その左右対称のもの「入形(いりがた)」と2 種類あります(左の写真の総角結びは入形です)。


●やっこさんYakko-san by Mr.Tsunetoshi O- TSUKA
大塚 恒敏

小さいころ祖母に教わったのが「やっこさん」と「つる」でした。胴体とはかまをのりで貼って遊んだ思い出があります。コマを折っていたら急にやっこさんを思い出し、あれこれやっているうちにのりづけなしに合体、自立し手もついてこの形になりました。折り紙って小さくなっても正方形なんだよね。それが不思議です。(作者)



●おりがみミニブースMiniature booth by Ms.Minako ISHIBASHI
石橋 美奈子

小さな用紙でおりがみを楽しむ愛好の方も少なからずおられるようですね。小さな作品でブースの中に夢の情景を構成してみましょう。ふたをさしこむことで、みとふたの差が解消、しっかりとじます。(作者)


●花菖蒲 Iris by Mr. Nobuyoshi SHO‒ JI
東海林 伸嘉

この作品を作るとき、参考のために実物の菖蒲を観察しながら考えました。その際、見る角度を変えるたびに花の印象が変わってしまい、作品にするのは難しい作業でした。綺麗な和紙で作ると飾りにいいと思います。(作者)



●太陽
青柳祥子

ヨーロッパ出身の友達に折り紙で何が折れたら嬉しいかと尋ねると、すぐ帰ってきた答えが『太陽』でした。そうか、太陽に感謝して毎日暮らしているんだなあと思い、いつか彼女のために、太陽を作りたいと思っていました。糊付けなしの作品で気に入っています。(作者)


●窓付きニャンコKitty photoframe by Ms. Michie TAKAYAMA
髙山 三千江

お腹を見て!!と自慢気に両手を広げているニャンコです。さしこみにくいと思いますが、好きな写真など入れて楽しんでください。うしろに箱をつけて背負ってる感じにしてもかわいいです。ペンスタンドみたいになります。(作者)


●帯巻きケースCase by Ms. Ayako KAWATE
川手 章子

帯を巻きつけるように組み合わせたケースとなりました。1色、2色、4色などで組み合わせても楽しそうです。(作者)


●ミニ知識

◇鯉幟…もともとは疫病よけの鍾馗などの武者絵が描かれた幟の脇に付けられた「まねき」という小さな飾りでしたが、江戸時代の半ばごろから吹き流しの大きなものが付けられるようになりました。江戸の町民の間で、中国の黄河上流にある龍門の急流を登った鯉が龍になるという登龍門の伝説にあやかって、子どもの成長と出世を願って飾られるようになりました。
◇柏餅…江戸時代に江戸を中心に広まったとされる、端午の節供菓子です。柏の木は新芽が出るまで葉が落ちないことから、子孫繁栄の願いを込め、庭に植えられていました。柏という名前は、「炊葉」に由来し、柏の葉は食べ物を蒸したり盛ったり
するのに用いられました。厚みのある長さ12cm ほどの倒卵形(卵の尖った方を下にした形)の葉で、縁にゆるい波状の鋸歯(のこぎりの歯のようなギザギザ)があります。江戸時代から小豆餡のほか味噌餡のものも作られて、葉の表裏で中味を区別していました。九州など西日本では、サルトリイバラ(葉は楕円形で、ツルに刺があり、サルも引っ掛かるという意味)の若葉で柏の代わりに包み柏餅とされました。今月号の口絵では、ノアブックス『花のおりがみ』や『おりがみでハロウィン』収録の伝承の葉っぱを使って、柏餅もどきを折りました。皆さんも工夫してみてください。
◇母の日…5月の第2 日曜日。2017 年は5月14 日。アメリカの習慣が伝わり、第二次世界大戦後に広まりました。また、5月5 日の「こどもの日」は「母の日」でもあります。「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」日として、1948(昭和23)年に国民の祝日となっているのです。
◇愛鳥週間(バードウィーク)…5 月10 日~ 16 日。愛鳥週間は、1894 年にアメリカで、森林の保護者である小鳥を守ろうと、「バードデー」が提唱されたのが始まりです。その後、毎年4 月10 日が「バードデー」となりました。日本では1947 年(昭和22 年)に鳥類保護の推進のために日本鳥類保護連盟が結成された際に、4 月10 日の「バードデー」が制定されましたが、この時期ではまだ積雪が残る地方もあることから、1950 年(昭和25 年)に、現在の期間が「愛鳥週間」と定められました。




●クレマチスClematis by Ms.Ayako KAWATE
川手 章子

4つのパーツからできあがった作品です。のりは不要です。わりあいしっかり組めるところが楽しく思われました。両面おりがみなどで折るとよさそうです。図鑑を見てクレマチスに似ているな…と思い名付けましたが、幾何学的な花のようでもあります。(作者)



●英語でオリガミしよう Let’s enjoy both Origami and English!
Lesson 18 小鳥の楊枝入れ 藤本祐子
Bird toothpick holder by Ms.Yu‒ko FUJIMOTO


私の大好きな小鳥を楊枝入れの仲間に入れたくて作りました。15cmの紙でもいいのですが、12cm位の少し小さめの紙で折ると可愛いです。羽や顔は少し「ぐらい折り」(はっきりとした目安がなく、だいたいこのくらいと見当をつけて折ること)になっていますので、お好きなポーズで折ってください。(作者)
In order to add in my collection of toothpick holders, I made my favorite
small bird model. It is cute with a little small 12 cm square origami
paper, although it is also fine with a 15 cm square paper. Folding the
feather and face of this bird is a kind of “intuitive folding” (folding
in your guess as there is no defined position). So please fold them
according to your taste.(Author)



●読者の広場

 「おりがみギャラリー」、「季節の窓辺」の作品を並べて見ると壮観ですね。
愛知県 田中さん
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
 頭の体操をさせていただいています。これでよいのかな?と思いながら送っておりますが…。
岡山県 片島さん
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



●World 0rigami Report
◆ニューカレドニア博物館で折り紙体験!
倉橋聡美(ニューカレドニア)


2016年11月16日(水)、ニューカレドニアの首都、ヌメアにあるニューカレドニア博物館(Musée de Nouvelle-Calédonie)で子どもたちと折り紙を楽しみました。この博物館は、主にメラネシア(オーストラリア東北方の島々の総称)系の人々の生活や文化、芸術品などを展示していて、文化交流の意味合いも含め、子どもたちを対象に様々なイベントを開催しています。
 この日は、子どもたちと一緒に、母親や研修に来ていた若い学生も参加。約15人が3時間、たっぷりと折り紙を体験しました。簡単なピースを組み合わせてできる綺麗な花や、遊べる折り紙をテーマに選び、子どもに人気のカエルや風船、ユニットで作る2種類の花、よく回るコマなどを折りました。
 終了後には、手伝ってくれた夫と二人、参加者から大きな拍手をいただき、心温まるひとときでした。自分で作った折り紙の花を髪や服に挿さ し、嬉しそうに笑う参加者の姿を見ることが、折り紙インストラクターとしての喜びです。



◆鈴木恵美子先生の講習会 in Delhi
Origami Oritai 隊員 大谷加奈子・瀬尾奏子(インド・ニューデリー)

2016年11月3日(木)~6日(日)、折り紙サークルOrigami Oritaiが鈴木恵美子先生をインドへ招き(2回目のご来印)、国際交流基金ニューデリー日本文化センターやThe Blind ReliefAssociation(以下、「盲学校」と記載)やOritaiメンバー自宅にて、数々の講習会を開いていただきました。
 待望のツイストローズの講習会では、仕上げの部分で、先生が全員の席を見回り、間近で実演してくださったので、ツイストローズの繊細さや美しさに、みんな夢中になりました。
 数々の講習会の中で、特に印象に残ったのは盲学校での講習会です。
 補佐役である私達Oritaiメンバーも、事前に、実際に目を閉じて、先生の説明を聞きながら折ってみましたが、色のある面がどちらにあるかなど、普段意識していなかったことにまで気を配らなければなりません。同じ説明を聞いて折っても、それぞれ違う形のものができあがっていました。言葉のみで折り方を理解する難しさ、理解させる難しさを知りました。こうした自分たちの体験をもとに、どうすれば折り方が理解しやすく、かつ生徒たちが楽しめるかを先生とメンバーで考え、伝承作品「ふうせん」を講習会で作る事にしました。
 講習会では、課外授業として日本語を学んでいる生徒7名と、職業訓練をしている大人3名が生徒です。それ以外の生徒や学校のスタッフも来てくれました。日本在住経験もある、盲学校のパンデー理事長が、恵美子先生の言葉を訳し、私たちは生徒のサポートをしました。その際、目を閉じての事前練習がとても役に立ちました。生徒達は折るセンスがあり、初めは難しかった二つに合わせて折ることも、2回目は指先で折り目を確認しながら、自らの力でどんどんと折り進めていました。
 その後は、会場にいた生徒、総勢250人全員参加で、一枚の折り紙を使ったゲームをして盛り上がり、恵美子先生から生徒達への温かいメッセージで講習会は締めくくられました。
 パンデ―理事長からその時、驚きの事実を伺いました。30年前に盲目の折り紙作家、加瀬三郎さんがこの学校を訪れたそうなのです(写真参照)。こうした思いがけないエピソードや、日本語で「楽しかった」と大きな声で感想を述べてくれた生徒たちとの出会いは、Oritaiメンバーにとっても、生涯忘れられない貴重な体験となりました。4日間に渡り、こうした素晴らしい講習会の数々を開いてくださった鈴木恵美子先生に、心から感謝しお礼申し上げます。



●みんなの作品展

◆NHK文化センター川越教室
作品展  髙山鈴子さん(東京都)

2016年11月13日(日)~15日
(火)、NHK文化センター川越教室おりがみドリームの作品展を、昨年と同じ小江戸蔵くらり里、展示蔵で行いました。今回は3日間だけでしたが連日たくさんの方々にご来場いただき、折り紙教室も楽しんでいただきました。生徒共々心よりの感謝を申し上げます。ありがとうございました。



●サークル紹介 
西川久美子さん(香川県)

 2013年3月から活動を始めた、私たち「福岡折り紙サークル」は、坂本整よし子先生の指導のもと、現在11名のメンバーで、季節に合わせた色紙やお花などの作品作りをしています。指先を使って脳トレもかねて、皆で和気あいあいと楽しく活動しています。



◆第15回新春を飾る折り紙作品展「それぞれの四季」 
朝日 勇とサンフラワー折り紙友の会 原 嘉子(埼玉県)


第15回新春を飾る折り紙作品展「それぞれの四季」が1月3日(火)~11日(水)、川口市立グリーンセンター・緑のアトリエで開催されました。お天気にも恵まれてたくさんの方々がご来場され、朝日 勇先生のご指導のもと、折り紙の魅力と楽しさを体験していただけたのではないでしょうか? 遠方から、また初めてご来場されました皆様にお礼申し上げます。ありがとうございました。



●支部だより

◆永田紀子先生をお迎えして
多摩支部「山鳩」 支部長 瀬田美恵子/東京都


2016年12月16日(金)、永田紀子先生をお迎えして特別講習会が行われました。初めて先生にお目にかかったのは11年前になります。石川県の日本折紙博物館でのことでした。帰りの電車の中では、楽しい折り紙談議に花が咲きました。今回当会にお迎えするのは4度目! です。嬉しい再会となりました。
 講習が始まり、一番に教えていただいた「祈り」はリースです。7枚の赤いピースはしっかりと繋がれ、その上を白い鶴が飛翔する姿は、新年にふさわしい作品となりました。
 そして、『378号』に掲載された「花器」は、その帯のユニークなドッキングと両端の処理の仕方が面白い!折り図ではなかなか描き表せない「箱にする難しさ」を、驚くほどすっきりと簡単に教えていただきましたし、両作品ともに永田先生の揺るぎない高い技術を見た思いがしました。
 参加された皆さんも、ゆっくりとはっきり大きな声で教えて下さるので、とても分かりやすかったと思います。我々も見習わなくてはならないことがたくさんありました。
 最後に、芳賀雪枝さん作「らせん折り」を紹介して下さいました。とても優雅な模様が生まれる、この作品群は、何だか楽しいマジックを見ているようでした。
 初めてお会いした時と、変わらない情熱をお持ちの永田先生、楽しい時を有難うございました。



◆練馬支部 2016年の活動報告
練馬支部「ノア・こぶし会」 支部長 服部周平/東京都

12月例会 兼 忘年会    
 平成28年度最後の例会と併せて忘年会を12月3日(土)・4日(日)にかけて実施しました。当日参加者一同、上野駅に集合、「ときわ」59号で出発、目的地「いこいの村涸ひぬま沼」に到着、直ちに第一回の教室、講師は中村桂一常任理事で干支のにわとり他を楽しみ夕刻、野鴨が涸沼の水面を泳ぐ姿を眺めながら終了。温泉で身を温め、夕食を兼ねた忘年会。参加者が一人ずつ、折り紙の出会いやら抱負を語らい和気あいあいの刻をすごし終了。二日目は鎌原美子さんが担当し、昼食後、ホテルの車で那なかみなと珂湊魚市場に移動、各々散策しながら土産物を手にして帰路につき充実した二日間をすごしました。


 町内会で「折り紙教室」開催  
 9月下旬に、町内会の「折り紙教室」に協力してほしいとの電話があり、松田厚生委員とお会いしました。
 練馬区はアニメ発祥の地と呼ばれアニメの活動は盛んだが、区内には日本折紙協会の大橋晧也理事長や吉澤 章先生(故人)を始め折り紙関係者が多く在住されていることを知り是非町内会の主催で「折り紙教室」を行いたいとのお話でした。10月の例会で皆さんの賛同を得て11月27日(日)に開催いたしました。当日は松野幸彦・高山鈴子・鎌原美子各先生が協力して45名の参加者に各々指導、制限時間をオーバーして熱中、大変喜ばれ盛況裏に終了しました。残念ながら余りに忙しく会場模様のスナップを撮れずお伝えできません。反面、参加者から数名支部の教室に加入したいと申し込みもあり、嬉しい結果となりました。


●折り紙夢工房作品展報告
  武南支部「折り紙夢工房」(支部長 金杉優子) 文:金杉登喜子/埼玉県

◆2016年9月24日(土)~27日(火)
県芸術文化祭で作品展を開催(川口総合文化センター)   
 テーマは「四季彩々&実用おりがみ」。四季を代表するイベントのブースを新たに4個制作しました。
 ひな壇にずらりと並んだ豪華な「おひなさま」。子どもの健やかな成長を願う迫力ある「端午の節句」。直径2cmの和紙で折った菊を1000個使った「菊人形」。夢見る子どもたちの元ヘ70人以上のサンタが一斉に繰り出していく「川口のドリームデリバリーサンタ」。
 各ブースとも制作に2か月~半年かかりましたが、皆で協力して作り上げたので、完成時にはどの教室もやり遂げた充実感でいっぱいでした。他にも、すぐに折れる・使える・楽しめる「実用折り紙」作品や、多数の作品を展示。
 来場者からも「素晴らしい四季を感じる事ができました」 「1枚の紙のおりなす芸術を後世につないでいきたいと思いました」「折り紙をやりたくなりました」という感想をたくさんいただき、折り紙には人を引き寄せる魅力があると改めて感じました。


◆2016年10月21日(金)~30(日)
日本でも人気のツールドフランスクリテウムに合わせ展示会を開催
           (新都心With YOU さいたま)  

 楽しくサイクリングをしている埼玉県マスコットのコバトンやさいたまっちたち。サイクリングロードの横で遊んでいる動物達。
 自然の中で自転車を楽しんでいる様子を表現した自転車コーナー(『491号』に関連記事あり)は、昨年に引き続き大好評でした。
 また、日本折紙協会の『おりがみ4か国語テキスト』作品の前では、「知ってる」「これは折れる」と来場者同士で、会話が弾んでいました。
 普段、折り紙とは関わりが少ない方々にもたくさん見て喜んでいただき嬉しかったです。


◆2016年11月26日(土)
埼玉県芸術文化ふれあい交流フェア( さいたま文学館・桶川市民ホール)

今回は世界遺産の細川紙で折った「菊」「ゆり」「ひまわり」作品も展示。体験コーナーも細川紙を使用して、人気の「シクラメン」「雪の結晶」を作りました。
 来場者は作品を前に細川紙ならではの風合いや温かさを楽しんでいらっしゃいました。
 (会場は別ですが、『484号』に、細川紙で制作した折り紙作品展の様子が掲載されました)





~日本折紙協会(http://www.origami-noa.jp/)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,160円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証、資格証、講師指導の手引を授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
協会ホームページをご覧ください。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

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■ 季節にあった折り紙の折り方がたくさん載った楽しい雑誌「月刊おりがみ」毎年の行事にあわせた内容を特集します

幼稚園、保育園の壁紙飾りや教材として、また、四季折々の暮らしを飾り、ゆとりある豊かな気持ちを育み子どもから大人まで楽しめます。

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■ 436号 (2011年11月01日発売)

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