◆特集 たなばた
■季節の窓辺
朝日勇
連載 第11 回
深夜の七夕見物 Sightseers at midnight
夜明け前に目が覚めました。外はまだ暗いはずなのに明るいのです。急いで庭に出ると、ぎらぎらと光る乗り物が飛び去るところでした。笹飾りに見慣れない短冊がさがっていました。「ミンナ・ナカヨク・ネ」。
■ダブルスターキャップ
川手 章子
背中あわせに星型がくっついていて、キャップのように思われました。15cm角で折ると指人形、24cm角でツリーのトップになります。(作者)
ミニ知識
◇海開き、川開き…「海開き」とは海水浴の解禁日です。地方や年によって日にちは前後しますが、7 月中のところが多いようです。一方、「川開き」は川での夕涼みや舟遊びの開始日となる日です。
◇螢狩り…ホタルは腹端に発光器があり、ルシフェラーゼという発光酵素の働きで夜、青白い光を出します。オスとメスの間の交信のため光ると考えられています。日本には体長1.5cm のゲンジボタル、0.9cm ほどのヘイケボタルなどがいます。「螢狩り」は螢を捕る遊びで、団扇で軽くたたいて落としたり、竿の先に笹の葉を付けたものを振ってからませて捕まえました。
■一枚折りの着物Kimono by a piece of paper by Ms. Hiromi TAKAGI
髙木 ひろみ
この着物は、外国の方といっしょに折り紙をするときのために考えました。襟えりの右前などを気にせず(英語で説明しなくてすむ)折れます。メッセージカードとしても使えます。(作者)
■綴つづれの輪Ring by Mr. Akira KAWAMURA
川村 晟
4色の折り紙でユニット(パーツ)を作り、それで組み上げると、4色の花弁が散るように、花火のような美しい輪となります。4つ目の最後のパーツをつなぐところが少し難しいですが、落ち着いて図に従って組みましょう。(作者)
■ドッキングハートDocking heart by Ms. Noriko NAKADE
中出 典子
一人一人の色が違っても気持ちが通じ合えたら、世界中の皆が仲よくできたら、いいなと思いながらこの作品を折ってみました。ハートの形の上の部分を少しのりづけすることによってしっかりとした形になります。(作者)
■ミニ知識
◇星伝説…中国で後漢時代(25 年~ 220 年)に生まれたとされる伝説です。天帝の
娘、織女星と牛飼いの牽牛星は夫婦の仲がよすぎて仕事も手につかなくなったので、天帝の怒りを買い、天の川を境に東西に引き裂かれてしまいました。二人の深い悲しみに、一年に一度だけ七夕の日に会うことを許されたというものです。二人は鵲が羽を連ねてかける橋をわたって会います。織女星は琴座のベガ、牽牛星は鷲座のアルタイルの漢名で、和名では織姫、彦星とそれぞれ呼ばれています。アルタイルとベガ、そして、中国では頭と尾を逆にして、鵲に見立てられた白鳥座のデネブの3つを結ぶ三角形は「夏の大三角」と呼ばれています。
◇七夕…7 月7 日。中国の星伝説と、短冊に歌や文字を書いて書道や裁縫の上達を願う乞
巧奠(乞巧は巧を乞うこと、奠は祀ること)が、日本で古来からの棚機女神話(神を迎えるために水辺の棚で神衣を織る乙女)の禊の風習と結びつき、七夕の行事になりました。中国で「しちせき」と呼ばれた七夕を「たなばた」と呼ぶのはこの風習が由来だからです。笹竹に七夕飾りをするのは江戸時代になって始められた習俗です。
●ミニ知識参考図書:『年中行事事典』(三省堂)、『和のしきたり』(日本文芸社)、『絵でつづるやさしい暮らし歳時記』(日本文芸社)、『総合百科辞典ポプラディア』(小学館)、『記念日・祝日の事典』(東京堂出版)、『七夕の紙衣と人形』(ナカニシヤ出版)、『子ども図鑑自然とくらしと遊びを楽しむ12ケ月』(合同出版)、『日本こどものあそび図鑑』(遊子館)、『日本の生きもの図鑑』(講談社)、『昆虫のふしぎ』(ポプラ社)、『花おりおり』(朝日新聞社)、『大字源』(角川書店)、『英語語源辞典』(研究社)、『世界大百科事典』(平凡社)、『朝日新聞』(朝日新聞社)
■七夕のリースBamboo leaves’ wreath by Ms. Noriko SUMIDA
住田 則子
こどもたちにも折れる簡単なものをと思って考えてみました。(作者)
■ミニ知識
◇五色の短冊…五色とは中国の陰陽五行説にあてはめた赤、青、黄、白、黒です。
◇七夕の紙衣…江戸時代に生まれたとされる七夕の飾り物のひとつで、紙で着物の雛形(ミニチュア)を作ったものです。紙を二つ折りにして、着物の形に切った簡単なものから、本物の着物と同じように糸と針で縫ったものまであります。七夕には「七夕さまに着物をお貸しする」という「借小袖」と呼ばれる、仕立てて袖を通していない着物を飾る習俗があり、江戸時代前期の井原西鶴の浮世草紙(小説)の中に記述もあります。その習俗によって、着物が増える、針仕事が上達する、子どもが丈夫に育つなどと言い伝えられていました。江戸時代中期になると、7 月6 日の七夕の待夜に青、赤、白、黄色の短冊や色紙を作った紙で、女の子が着物を作り竹竿にくくりつけるという記述が『長崎歳時記』(野口文龍 著)に見られ、子どもが紙衣を作っていたことがわかります。
■バラエティユニットUnits by Ms.Ayako Kawate
川手章子
ひとつのパーツからさしこむ部分がついたものとそうでないものを作り、いろいろと楽しんでみました。枚数を変えて4種類作りました。伝承の糸入れからのパーツを1枚(他を7.5cm角で折ったとき10cm角)使うと、四角錐もできました。(作者)
■英語でオリガミしよう Let’s enjoy both Origami and English!
Lesson 20 ほたる 笠原邦彦
Firefly by Mr.Kunihiko KASAHARA
ほたるは、首のところが赤いですね。そこでこの作例に対し、先年、赤い小さな紙で「えりまき」のように巻いて、それを表現する工夫をしました。皆さんもいろいろと工夫をしてみてください。(作者)
The neck of a firefly is red. So last year, wrapping around this model
with a small red paper like a “scarf”, I devised its presentation. You
can try to elaborate this model in various ways. (Author)
■カニCrab by Mr. Nobuyoshi ENOMOTO
榎本 宣吉
伝承の三さんぼう方から作るカニです。作者の榎本さんは伝承作品からいろいろな作品を考えられていて、『おりがみ』でも連載をお願いしていました。『191号』(絶版)には、今回の作品より簡単な「三方からのカニ」が、写真で紹介されています。
■うちわRound paper fan by Ms. Masako FUTAWATARI
二渡 昌子
涼しげなミニうちわを作りました。和風の柄で折ることにより、うちわらしくなります。手紙に添えたり、ラッピングのリボンにさしたり、いろいろな使い方を考えて楽しんでください。(作者)
■笹鶴Victory crane by Ms. Hiromi TAKAGI
髙木 ひろみ
笹の葉をイメージして「おりづる」をアレンジしました。つばさがアルファベットのVのようになったので、英語名をVictory crane としました。勝利を祈願して七夕の飾りにしてみてはいかがでしょうか。(作者)
■パッチワーク両面図案を楽しむユニット
石橋 美奈子
パッチワークのとめと配色を楽しむ図案にしました。⑤は手前に谷折り後は山折りにし重なりを逃がして45°のずれを減らしました。(作者)
■振り袖と袴
Long-sleeved kimono and Hakama by Ms. Hiromi TAKAGI
髙木 ひろみ
「振り袖」に千代紙の使用する場合は柄の方向を下向きで折り始めてください。別の千代紙で帯を作って楽しむことができます。(作者)『499号』のおりがみガーデンで、今月号のP16-17で紹介の「一枚で着物」とともに人気のあった作品です。どうぞお楽しみください。(編)
■読者の広場
〇この記念すべきときに折紙講師に認定していただいたことを大変うれしく思っています。山下先生、松井先生のおかげでここまできました。これからも新しいことに挑戦していきたいです。バラが大好きで何種類かのバラを折りました。今月号の「ガーデンローズ」をぜひ折りたいと思っています。京都府 井上さん
〇『500号』まで続けるのは大変だったと思います。「ガーデンローズ」は折り図だけで折るのは大変むずかしかったです。特に後半の立体での作業は折り図通り正確に折れなくて苦労しました。広島県 絹原さん
●貞静学園短期大学 折紙サークル
笹尾雅美さん(サークル顧問/東京都)
貞静学園短期大学(東京都文京区)の折紙サークルは、現在保育学科1 年生4 名と2 年生10 名で活動を行っています。季節や行事に合わせて、鶴やせみなどの伝承折り紙、バッタや帆掛け舟などの子ども達と楽しく遊べる折り紙などに挑戦しています。みんなで折りながら、「大きなサイズの折り紙を使うと、壁面にちょうど良い!」「読み聞かせのときに使えるね」「雨の日や延長保育にぴったり」などと、おしゃべりをしながら、さまざまなアイデアが浮かんできます。
七夕のときには、文京区障害者就労支援センターで行われている余暇支援事業「たまり場」で折紙交流会をさせていただきました。交流会前に、学生たちは、折り紙の色、サイズ、はさみの使用、配布の仕方、グループ分け、折り方指導など、一生懸命に話し合いま
した。交流会当日の自己紹介後、6 ~ 7 人のテーブルごとに、星・笹・網・ちょうちん・モールを作りました。障がいのあるご利用者も折り紙をしながら自然と指先が動き、笑顔と会話が増え、願い事を短冊に書くなど交流を深めることができました。
学園祭では、クリスマスツリーやランドセルの折り紙講習会と、フレーベルの模様折りの展示を行いました。特にランドセルは少し難易度が高かったので、無理なく作れるように、折り紙キットを作りました。さらに、持ち帰りのために、膨らませたビニール袋にランドセルを入れる工夫をしました。小さな子ども達からご高齢の方々まで多くの方々に折り紙を楽しんでいただくことができました。
このように折り紙は、保育活動だけではなく、障がいのある方のリハビリや年齢を超えた交流などさまざまな可能性があることを体験しました。今後、折り紙を通して、子育て支援や子どもたちの心のケア、国際交流など、折り紙の可能性や魅力を学生とともに発見してまいりたいと考えております。
●お寺の本堂に吊るし折り紙
長谷川京子さん(栃木県)
今年もまた、花まつり(4月8日)に合わせ、お寺の本堂に吊るしおりがみを飾りました(昨年の記事は『494 号』に掲載)。今年は、お寺の樹齢300 年で栃木県指定天然記念物のしだれ桜にあやかり、しだれ桜をおりがみで折り、吊るしました。
お寺は、宇都宮市東ひがしとまつり戸祭の祥しょううんじ雲寺です。檀家の有志と講師の長谷川文江(母、93 歳)率いるおりがみサークルメンバーの合作です。
とてもきれいにできあがりましたので、お知らせいたします。
■支部だより
●華麗に花と鳥の祭典「阿倍野市民学習センターグループフェスティ
バル2017」
大阪支部「日本折紙協会なにわ・みおつくし会」
支部長 梅本吉広さん/大阪府
今年も3月11日(土)、12日(日)阿倍野市民学習センターにて「グループフェスティバル2017」が開催され、作品展示部門に参加しました。大阪支部は当センターで毎月研究会と定例会を開催し、会員相互の親睦と研修を図るとともに地域の文化発展に寄与してきました。今年は四季の色紙や立体作品が多く出品され、色紙33点、立体117点の総数150点が会場に所狭しと並べられました。
創作作品としては新進気鋭の児玉 功さんの作品をはじめ、祭りを表現し人物が躍動する姿を描いた作品、各種ブローチや四季折々の花や鳥などの色紙の作品がありました。参加者に人気があったのが、パズルになる作品や遊ぶことのできる作品でした。大阪府内からだけでなく関西広くから多くの参加者があり、大盛況のうちに終了しました。
●中村桂一先生の講習会
豊島支部「折り紙レインボウ」支部長 坂間賀世子/東京都
3月10日(金)、日本折紙協会2階の講習室で中村桂一先生(常任理事)の講習会を開きました。「101匹わんちゃん」への期待が高まる中、先生は笑顔で折り紙の真髄というべき技をいともこともなげに伝授してくださいました。もちろん、先生の一工夫のおかげでみな無事に「わんちゃん」を作り上げることができました。
ちょうど日本折紙協会に見学に来ていた小学生たちは(お茶の水女子大付属小学校4年)、目を見張りながら先生の手元を見つめていました。先生からもらった1匹をあとでじゃんけんで取りっこするなど盛り上がっていたようです。昨今のパソコン折り紙等では味わえない、折り紙本来の楽しさを原点に帰って味わうことができた得がたい講習会でした。
■みんなの作品展
●藤枝市葉梨公民館春の作品展
渡辺信子さん(静岡県)
2月25日(土)・26日(日)、藤枝市葉梨公民館で春の作品展が開催されました。今年はオリンピック・パラリンピックのロゴマークをメーンとし真白のシンプルさを生かすためにまわりを派手に飾ってみました。内側は皆で《6む かえる》と五輪のマークと小さな合唱隊を作ってアピールしました。来てゲーロ、来てゲーロと!!!
次に古典びなです。折りは、皆、楽しくできたのですが段作りにつまづき、試行錯誤しながらようやく7段ができました。この下積み作業が1番のチームワークだったかもしれません。そして50対のおひなさまは見事に並び、皆うっとり! とても満足でした。
今年も作品展は成功に終わり、しばらく公民館に飾ってほしいと言われ、うれしいかぎりです。
●北海道保育専門学校卒業制作
宮本まり代さん(北海道)
学校で折り紙を教えてもう24年になります。毎年卒業制作をおりがみで作っています。計画から仕上げまで全部生徒が行っています。今年も楽しい作品ができたのでうれしく思っています。
また今年も1年生が入りますが、この学校に「おりがみ」の授業があるので選んだという人も増えています。とても嬉しいことです。
これからも努力し続けて行きたいと思っています。
●サークル「千羽会」紹介(作品展ほか)
倉田雪乃さん(長野県)
一年半ほど前に折紙講師資格を取得したのをきっかけに、2014年に長野県松本市で、折り紙サークル「千羽会」(せんわかい)を立ち上げました。
5名ではじまったこの会も、現在15名になりました。
朝日 勇先生の著書を参考に、折り紙かみしばいを保育園やグループホームなどで上演するボランティアや、夏には親子向けのイベントも開催させていただいています。
今年の6月には、美術展に出展しないかとお話もいただいています。
去る2月28日(火)に、保育園で上演した時には、地元局「テレビ松本」の取材も受け、テレビ出演もさせていただきました。
写真は、今年の2月に松本市のあがたの森文化会館の講堂で行われた作品展のものです。ここで活動をしている文科系の団体が出展している作品展です。
今後も、上記のように活動を続けていく所存です。
毎月、月刊おりがみ、楽しみにしていまして、私たちのサークルでは、ランドセル、クリスマスリースがとても人気です。
■東京おりがみミュージアムへ行こう!(その20)
19年ぶりの日本出身横綱の誕生で「若貴以来」ともいわれる大相撲ブームに湧く国技館界隈。今回は、相撲の神様を祀り相撲の街を見守る、両国の野見宿禰神社をご紹介
野見宿禰神社は財団法人日本相撲協会が管理する神社で、この地(陸奥弘前藩津軽家の上屋敷跡)の東側に部屋があった初代高たかさご砂親方(高砂浦五郎)が、1884(明治17)年、相撲の始祖とされる野見宿禰※を祀まつり、創建したのが始まりです。今でも1、5、9月の東京での本場所前には神事が執り行われ、新横綱が誕生した際は、昇進後初の東京場所を迎える前に社殿前で土俵入りを奉納するのが恒例となっています。中に入ってみると、本当にここで土俵入りができるのかと無用な心配をしたくなるほど小さな神社、境内ですが、それだけ相撲界の信仰が厚い、由緒ある神社だということです。
1952(昭和27)年に日本相撲協会が建立した「歴代横綱の石碑」は2基あり、一基は初代明あかし石志しが賀の助すけから46代朝あさしお汐太郎まで、もう一基に47代柏かしわどつよし戸剛以降の名前が刻まれています。相撲ファンならずとも、時代を彩った横綱たちの姿が目に浮かぶことでしょう。
~日本折紙協会(http://www.origami-noa.jp/)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。
~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。
~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。
~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。
現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。
3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。
おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。
[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。
[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。
[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。
この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。
来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。
~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。
~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。
~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)
「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,160円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証、資格証、講師指導の手引を授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」
~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。
~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
協会ホームページをご覧ください。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。
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