月刊おりがみ 528号 (2019年07月01日発売)

日本折紙協会
特集 虫図鑑

◆おりがみ日本むかし話シリーズ
Origami picture of Japanese falk tales made by Ms.Sumiko TACHIBANA
第8話 浦島太郎
構成創作 立花澄子

8 月はやはり海ですね。海といえば「浦島太郎...
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月刊おりがみの商品詳細

季節にあった折り紙の折り方がたくさん載った楽しい雑誌「月刊おりがみ」毎年の行事にあわせた内容を特集します
幼稚園、保育園の壁紙飾りや教材として、また、四季折々の暮らしを飾り、ゆとりある豊かな気持ちを育み子どもから大人まで楽しめます。

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月刊おりがみ 528号 (2019年07月01日発売) の目次

特集 虫図鑑

◆おりがみ日本むかし話シリーズ
Origami picture of Japanese falk tales made by Ms.Sumiko TACHIBANA
第8話 浦島太郎
構成創作 立花澄子

8 月はやはり海ですね。海といえば「浦島太郎」のお話が思い浮かびました。お話の中にはいろいろな場面がありますが、亀の背に乗って竜宮城へ行く場面が海そのものなので選びました。
 海の中の雰囲気を出すために、水の流れと漂う様子が表現できればと思い、水色の和紙を5mm 幅ほどに切って白い大色紙(27cm × 24cm)全体に湾曲にのりづけしてみました。水の泡は白い丸シールに青色の蛍光マーカーで彩色したものを使いました。
 浦島太郎さんの頭は笠原邦彦さんの一寸法師の髷の部分を少しアレンジして使わせていただき、結わえた髪が水中で揺らいでいるように先をひねってみました。「腰みの」は「はかま」に段折りを加えて仕上げました。ただ細かい折りなので、難しい時は段折りをしないでスジを描いてもよいと思います。
 亀の背中に太郎さんを貼ると、寝ているように見えるので、足をはさみ込んでみました。展示するうえで問題がなければ、頭をのりづけしないで起こすと立体的になり、亀の背に座っているように見えます。
 魚は坂田英昭さん創作のエンゼルフィッシュと、鯛を泳がせてみました。お好きな海の生き物や海藻を貼って、もっとにぎやかにしてもよいと思います。
 ところで、鯛として使った魚は、尾を伝承の「風船金魚」ように折り出す作品で、簡単なので昔から気に入っている作品なのですが、創作者がわかりません。もしご存知の方
がいらしたらお知らせください。      (立花澄子)
※「浦島太郎」のあらすじは、P33のミニ知識の欄に掲載しています。 


◆蛸
Octopus by Mr. Yukihiko MATSUNO
松野幸彦

折りにくいので最初に折りすじをつけました。もともとは同じ足の長さの7本足でしたが、どうせならと足の数を8本にしてみました。(作者)


◆セミCicada by Mr. Tetsuo KIMURA
木村 哲夫

シンプルな折り紙を考えているうちに、セミができました。⑥や⑧の折り方で羽や体の大きさが変わるので、紙の色によって、いろいろな種類のセミが表現できます。折った後は、図鑑で似ているセミを探して下さい。(作者)


◆ちょうちょButterfly by Mr. Saboro‒ KASE
加瀬 三郎
④で折った位置で⑦で中わり折りをすることで左右のかどに厚みが出るので、注意して折りましょう。また、④の折りでハネの広がり方が変わります。好みの位置をみつけてください。


◆英語でオリガミしよう Let’s enjoy both Origami and English!
☆くわがた虫カプセル 梨本 竜子

同じ大きさの紙2枚で折ります。人気の昆虫を容れ物にしてみました。小さなお宝やお菓子を入れたり、また「お盆ぼんだまぶくろ玉袋」としていかがでしょう。
(作者)
With two sheets of the same size of paper, I created an envelope of a
popular insect. You can put small treasures or sweets inside, or use it
as an “obondama-bukuro (an envelope for Bon holiday gift).” (Author)


◆カブトムシBeetle by Mr. Takayuki USUDA
臼田 隆行

カブトムシがより簡単に折れるようにと、シンプルな三角形のツノ、脚は細くなくても大丈夫と考えたものが、皆さんに喜んでいただけたようでとても嬉しく思っています。(作者)


◆クワガタStag beetle by Mr. Yukihiko MATSUNO
松野幸彦

クワガタムシの6本脚と2本の大アゴが無理なく折り出されています。長めの工程のわりには難しくないのですが、中に押しこむ「しずめ折り」が多いので、ていねいに折りましょう。クワガタムシは、立体的に整えるより、ぺちゃんこにしてしまった方が、かえって本物らしくなります。

◆オトシブミJapanese weevil by Mr. Kunihiko KASAHARA
笠原邦彦

赤と黒の両面折り紙で、体が赤く出るように折るとよいでしょう。富山大学で生態学を教授しておられた鈴木邦雄先生は「オトシブミはオリガミができる虫です! 木の葉を折り畳み、その中に卵をうむのです」と伺ったことがありました。(作者)



◇オトシブミ…5 月の終わりから7 月にかけて雑木林や公園で葉っぱを長さ2cm ほどに丸めたものを見かけます。これはオトシブミという、体長1cm ほどの虫のメスが作った子どもを守り育てるための「ゆりかご」です。このゆりかごの形が巻き文に似ているところから虫の名前がつきました。ゆりかごは「揺ようらん籃」と呼ばれています。クリやクヌギやケヤキなどの広葉樹の葉の根元を葉の真ん中を通る主脈だけはつなげたままするどいアゴで切り、葉脈をかんで葉全体をやわらかくします。そして主脈を軸にして二つ折りして葉の先から巻き上げていき、最後に葉が開かないように巻き終わりを返してしっかり閉じたら主脈をかみ切って落とします。巻き方はオトシブミの種類によって異なり、主脈を切らないで木についたままにしておくものもいるそうです。葉を巻き上げていく最初のうちに卵をひと粒産みます。この真ん中に産みつけられた卵が幼虫になり、揺籃の葉を食べながら成長し、1か月ほどで親と同じ姿になって出てきます。オトシブミの仲間は上下に動かせる長い首を持つものが多く、メスは葉を丸めるのに都合がよく、オスは首を振ってうなずくような動作を繰り返しどちらが上手か競い合うのに使うそうです。直接相手に触れないので、体を傷つけることがない戦い方です。


◆マツムシ、スズムシCricket and Bellringer cricket by Mr.Yoshihide MOMOTANI
桃谷 好英

スズムシの形はマツムシとよく似ていますが、色が黒く、胸の部分が少し小さく、翅はねの幅が広く、好んで住む場所も少し違うようです。(作者)


◆すいかWatermelon by Ms. Sayoko KUWABARA
くわばら さよこ

(両面折り紙を使わないで)どこにでもある折り紙で、子どもも初心者も手軽に折れるようにつくりました。できあがりIIは裏側がスッキリします。15cm角で折って、白い部分に文字を書いて封筒に入れて、暑中御見舞いにすると、迫力があって面白いかなと思います。(作者)


◆ミニ知識
◇浦うらしまたろう島太郎…現在よく知られている話のあらすじは以下のようなものです。「漁師の浦島太郎はあるとき、子どもたちが浜辺で亀をいじめているところに出会い、亀を買い取り海に逃がしてやります。その数日後、亀が浦島太郎の前に現れ、先日のお礼にと海中の竜宮城に招待します。亀の背中に乗って、海に潜り、城では乙おとひめ姫にもてなされて楽しく過ごしますが、数日後、故郷のことが気になり帰ることにします。そのときに乙姫から「けっして開けないように」と玉たまてばこ手箱を渡されました。戻ると辺りの様子がすっかり変わっていて、浦島太郎は自分が竜宮城に行っている間に、地上では何百年も過ぎていたことを知ります。悲しみにくれた浦島太郎は玉手箱のふたを開けます。すると白い煙が立ち上り、浦島太郎は白髪の老人になってしまいました」。
浦島太郎の話の原型は『日本書紀』『万葉集』などの古代の文献にもあり、室町時代までは浦島太郎が亀を助けると、その亀が船に乗った女性の姿で迎えに来るというような話でした。
◇カブトムシ…名前は武士が戦いでかぶった「兜かぶと」に由来します。オスは頭部の中央に1 本のツノがあり、突き合わせて戦います。メスにはありません。
○クワガタムシ…名前はクワガタムシの大おおあご顎が、「鍬形」という
兜の飾りに似ていることに由来します。メスにも小さな大顎があります。
◇マツムシ…コオロギの仲間で、体長22 ~ 25mm で淡い褐色をしています。チンチンチロやチンチロリンなどと鳴き、スズムシとともに夏から秋にかけて美しく鳴く虫として古くから親しまれてきました。鳴くのはオスの成虫で、おもにメスへの求愛のために前バネをこすりあわせて音を出しています。平安時代の文学に登場する「すずむし」は実は現在の「マツムシ」のことです。現在の「スズムシ」のことを当時その鳴き声が松しょうらい籟(松風。茶の湯で茶釜のお湯が煮え立つ音)に似ているので「松虫」と呼んでいたそうです。その後、名称と実体とが入れかわって現在に至っています。
○スズムシ…リ-リ-リ-やリ-ンリンリンと鳴き、体長15 ~17mm です。スズムシもマツムシも耳は前足にあり、仲間がどこにいるかを正確に知るためと考えられています。
◇ハコの日…1991 年に東京紙器工業組合がハコの語呂合わせで8月5日を「ハコの日」に制定しました。紙器業界の技術の向上と一般の消費者への紙箱のよさの宣伝と普及を目的にしています。


●ミニ知識参考図書:『対訳日本昔噺集』(彩流社)、『日本昔話大成』(角川書店)、『日本の昔話百科』(河出書房新社)、『ときめくチョウ図鑑』(山と渓谷社)、『あっと驚く謎解き日本昔ばなし』(太陽企画出版)、『ビジュアル版日本の昔話百科』(河出書房新社)、『日本のクワガタムシ・カブトムシ観察図鑑』(誠文堂新光社)、『クワガタムシ・カブトムシの知られざる世界』(KKベストセラーズ)、『なぜ?どうして?昆虫図鑑』(PHP研究所)、『甲虫』(山と渓谷社)、『バッタ・カマキリのなかま』(新日本出版社)、『世界大百科事典』(平凡社)、『朝日新聞』(朝日新聞社)


◆お茶筒Tea container by Ms. Ayako KAWATE
川手章子

ふたが先にでき、下もくみわせてみようと思い、折ってみました。八角形の茶筒です。少し固めの折り紙で折ると、本当にお茶を入れて使えそうです。また、プレゼントボックスにもよさそうです。フタの丸いアクセントが楽しく思われました。(作者)


◆マジカルキューブMagical cube by Ms. Noriko NAKADE
中出 典子

組み合わせる前に、単体を立体にすることにより、三角形の模様が現れるところをキューブでまとめてみました。模様の出方が不思議に思えたので、「マジカルキューブ」と名付けました。(作者)


◆読者の広場

 「三角づるのたとう」の折り方がおもしろかったです。アイロンビーズに興
味を持っています。
東京都 小林さん
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
 「金太郎」、「カーネーションのインテリア」、「お花のパーツ」、「プレゼントBOX」、「三角づるのたとう」がよかったです。「八角形の彩りプレート」は少し大きめの紙で作るとよいと思いました。
静岡県 青木さん
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◆支部だより
第20回信州おりがみ交流会 報告
信濃支部「りんどう」(支部長 成田光昭)  文:今井久子/長野県

 空は青く、望む北アルプスは白く、里山は桜と杏あんずで彩られる北信濃の春、4月13日(土)、14日(日)に、第20回信州おりがみ交流会を長野市勤労者女性会館「しなのき」において180名の愛好者にご参加いただき開催しました。ゲストとして半田直さん、特別講師として黒岩琢磨理事長、布施知子さんをお迎えし、また全国で広くご活躍の講師の方々からもそれぞれ直々に懇切丁寧なご指導をいただきました。
 全体会では、半田丈直さんより「[折紙の楽しさ]って何?」と題して講演いただきました。
 飾る、贈る、教える、習う、教え合う、創り出す、工夫する、その折々に、一つの手段として、「折り紙は手軽に楽しさを実感し、共有することでお互い喜びを知り、得たものを共に教えたり、教えられたりすることで人と人とを結ぶ中で、いっそうの楽しさと喜びが生まれてくるのでは…」とお話しされていました。すでに講師資格をお持ちの方は是非、それを活用しされてはといった提言もありました。実技では「ハングラムパズル」をご披露いただきました。折り方の流れを図でスライドショーにしていただき、解り易く皆さん楽しまれたようです。
 場所を松代温泉に移した懇親会では、20回の感謝と歓迎の気持ちを込めて地元、善光寺木遣り保存会※による鶴や奴さんなどの伝承折り紙を盛り込んだ「木きや遣り」で城下町らしいおもてなしで開宴、途中、有志の方々より手作り作品のプレゼントを含めた福引きを行い、さらには黒岩理事長からは唄のご披露があったりと楽しいひとときを過ごすことができました。
 今回は、例年のボランティアスタッフに加え、協会のホープ、藤根和也さんにも両日、スタッフとして参加いただきました。いつもとちょっと違った雰囲気で、若さと明るさで
参加者も日本折紙協会(事務局)がとても身近に感じられたようです。
 私ども信濃支部りんどうは、この20年を顧みて、今は第一線を離れた諸先輩からの貴重なご指導と長年、りんどうを愛して活動を共にした皆様、お心よせていただいたたくさん
の皆様に育まれ、現いま在があることを深く心に刻みました。あらためて全ての皆様に会員一同、心より感謝申し上げます。


◆みんなの作品展
折り紙展「歩歩(ほほ)~さあゆこう~」開催 堀之内恵美(福岡県)

3月22日(金)~30日(土)、折り紙展「歩歩(ほほ)~さあゆこう~」を開催させていただきました。門もじ司図書館での4回目の展示です。徐々にではありますが来場者数も増え、今回253名もの方々の目に触れたようです。あらためて感謝いたしております。日本の文化である折り紙を令和の時代につなぐ、日本の文化を人から人につなぐと意識を持ち歩みたいと思います。ひとりの力は小さいですが、みなさまの力と合わせて楽しんでいきたいと思います。


◆World Origami Report
マンガフェスティバルで折紙アトリエ! ~コスプレコンテストに3D折紙トロフィーも制作  倉橋聡美(ニューカレドニア)

2019年5月4日(土)、ニューカレドニアのMont-Dore(モンドア)にあるカルチャーセンターで、マンガフェスティバルが開催されました。今年で3回目となるこのフェスティバル。ニューカレドニアじゅうから、日本のマンガファンが、さまざまなコスチューム姿で集まります。
 このマンガフェスティバルで、今年初めて、折り紙アトリエを出展しました。来場者はみんな日本好きとあって、折り紙をよく知っている人が多く、飾ったサンプルを見て、「こ
れは知っている、これは知らない」と言いながら、親子でさまざまな折り紙を折って楽しみました。
 午後1時30分からは、センター内のステージでコスプレコンテストが開催されました。事前に「このコンテストに折り紙のトロフィーを…」と依頼されました。マンガをテーマにしたトロフィーということで、考え抜いた末、『ドラゴンボール』の神龍(シェンロン)をイメージした3D折紙を作ることにしました。
 まずはインターネットで神龍(シェンロン)のイメージを探し、仮のモデルを制作。その後、実物の制作に取りかかり、約1か月かけて、オリジナルの3D折り紙『ドラゴン』を制作しました。
 担当の方に手渡すと、驚いて「すごい! 1位に用意したトロフィーよりも綺麗」と好評でした。ドラゴンのトロフィーはコスプレコンテスト3位に入賞した方に手渡されたようです。私はコンテストを見ることができませんでしたが、担当の方からは「折り紙のトロフィーを手渡した瞬間、入賞者は涙を流して喜びました」と聞き、気に入ってもらえたかなとホッと一息。充実した一日となりました。



◆高木 智 氏 収蔵資料より
解説 岡村昌夫

[資料10]士農工商

絵師の楊斎延一(1872 ~ 1944 年)は、本名は渡辺(のちに島田に改姓)次郎です。東京の本郷森川町(現在の文京区本郷6丁目辺り)に住んでいました。絵師として活躍したのは明治中期から後期までの20 年間ほど。幕末から明治時代の浮世絵師 楊州周延の弟子の一人で、師の周延は、3 枚続きの美人画を得意としましたが、延一もそれを継いでいます。

 明治時代の浮世絵は、江戸時代末期に西洋からもたらされた、安くて発色もよいベルリン藍(ベロ藍)やアニリン赤やムラコ紫といった化学染料で、色合いはより派手で鮮やかなものになりました。
 また、明治に入ると、江戸時代には描くことを禁止されていた江戸城内の様子が描けるようになります。制限されていたニュースを伝える新聞的要素が強くなり、錦絵新聞も生まれます。延一も日清戦争(1894 ~ 1895 年)や日露戦争(1904 ~1905 年)などの戦争ものを描いて有名になっています。
 明治10 年代以降明治時代の半ばごろまで、江戸時代の懐古趣味で浮世絵が好まれた時期もありましたが、印刷技術の急速な進歩により浮世絵は明治時代の終わりには衰退します。
 この絵は明治時代に描かれた錦絵です。江戸時代にあった「士農工商」という社会階級が美人画で表現されています。
 右の二人は商家の姉妹です。姉は島田髷(髷を途中で折り曲げて元もとゆい結でとめた髪型)を結っていますので未婚の娘です。妹といっしょに「鶴」と「三方」と「箱」を折っています。
 絵の中央の立っている女性は、髪型が文金高島田のようですから武士の娘です。弟を木馬に乗せて遊ばせています。武士の男の子は馬術の遊びですが、折り紙はしていません。
 左端は農家の女性で、田畑で働いている家族の食事を届けて一緒に食べて帰ってきたところでしょう。土瓶とタバコも持っています。手ぬぐいを被っているので未婚か既婚かはわかりません。農家の女性の隣は「工」で、「刺繍」をする職人です。丸まるまげ髷のようですから、既婚の女性です。江戸時代までは既婚女性は眉をそっていました。明治以後、その習慣は特に外国人に嫌われて廃れました。「農」「工」は働いている姿ですが、「士」「商」の娘の仕事は弟や妹の世話で、遊ばせているところです。
 いずれにせよ、労働している人たち(農と工)は、時間的余裕も経済的余裕もなく、教えてくれる人もいないので、折り紙はしていませんでした。「母から子へ」と伝えたのは、「士」の家庭と、余裕のある「商」の家庭だけで、例外は、昼の間は時間的に余裕がある、接客業の人たちの世界で「折り紙」は広まっていました。



協会ホームページに折り紙用紙のショッピングカートができました
約400種のラインナップをそろえてお待ちしています!
http://origaminoa.cart.fc2.com/

~日本折紙協会(http://www.origami-noa.jp/)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」を東京スカイツリータウン ソラマチイーストヤード5Fで開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト100」を購入し、テキスト掲載の全作品約100点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料3,240円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証、資格証、講師指導の手引を授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
協会ホームページをご覧ください。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

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