月刊おりがみ 531号 (2019年10月01日発売)

日本折紙協会
特集 ノアおんがく部

◆おりがみギャラリーNo.346
こどもとともに飾れる壁面12か月
斉藤 静夫

おりがみ日本むかし話シリーズ
構成・創作 立花 澄子

第11話 かちかち山

早いものでもう11 月で...
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    531号 (2019年10月01日発売)
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月刊おりがみの商品詳細

季節にあった折り紙の折り方がたくさん載った楽しい雑誌「月刊おりがみ」毎年の行事にあわせた内容を特集します
幼稚園、保育園の壁紙飾りや教材として、また、四季折々の暮らしを飾り、ゆとりある豊かな気持ちを育み子どもから大人まで楽しめます。

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月刊おりがみ 531号 (2019年10月01日発売) の目次

特集 ノアおんがく部

◆おりがみギャラリーNo.346
こどもとともに飾れる壁面12か月
斉藤 静夫

おりがみ日本むかし話シリーズ
構成・創作 立花 澄子

第11話 かちかち山

早いものでもう11 月ですね。11 月には紅葉の季節を経て冬に向かっていくというイメージがあります。紅葉から山の中を連想して、今回のお話は「かちかち山」にしました。
 いろいろな場面がありますが、山の中でタヌキが背負った薪にウサギが火をつけた場面にしました。「かちかち山」のタイトルの由来になるところです。石を打つカチカチという音を不審に思ったタヌキを、ウサギが「ここはかちかち山だからかちかち鳥が鳴いている」とだますのです。薪を赤くして火がついた! 大変!! 大好きなばあさまを殺されてしまった復讐とはいえ、なかなか怖い場面ですよね。
 タヌキは頭と体と尾の3 枚、ウサギには頭と体の2 枚を使って作りました。初めは両方とも1 枚折りで仕上げていたのですが、少し難しくなったので枚数を増やして簡単にしました。実はウサギの背が少し高いのが気になっているのですが、同じようにお思いの方は少し折り込んで背を低くしてもよいでしょう。
 ウサギは手をずらして動きを出すと、火打石をカチカチさせている感じが出ると思います。火打石の用紙が小さいので、四角に折ったものでもいいと思います。タヌキの背負子は薪が積み上がっているイメージです。赤色とクラフトの両面折り紙を使い、肩ヒモは細長い用紙で折って、手の部分にとおしてのりづけしてあります。
 台紙(大色紙27cm × 24cm)には薄緑色の越前和紙を回りに貼り、フチの部分に落ち葉や紅葉のイメージで和紙をちぎってのりづけしました。



◆ミニ知識

◇かちかち山…先月号の『さるかに合かっせん戦』と同じ動物昔話のひとつです。筋が残ざんこく酷過ぎますが、この話の成立した事情はさまざまな説があり謎だらけだそうです。江戸時代には「兎うさぎの大手柄」と呼ばれていましたが、兎が火打石を打って狸たぬきに背負わせた藁(柴)に火をつけるときの音を「かちかち山のかちかち鳥だ」と言ったことから「かちかち山」という題名が付きました。あらすじは以下のとおりです。
 山で畑仕事をする爺じいさまのために、婆さまが届けた食事を狸が盗んで食べてしまいます。怒った爺は狸を捕まえ、狸汁にして食べようと持ち帰ります。爺が畑に戻ると、狸は「命を助けてくれるなら、かわりに麦搗きをしよう」と婆に言います。かわいそうに思った婆が狸の縄を解いて降ろした途端、狸は婆に飛びかかって殺して汁の鍋に入れます。爺が帰ると、婆に化けた狸から汁を渡されます。食べようとしたとき、狸の姿に戻り
「お前は自分の妻を食べた爺だ」と叫び笑いながら逃げ出します。
悲しむ爺に、兎が婆の敵かたきを討うつことを約束します。爺が炒ってくれた豆の匂いで狸をおびき寄せた兎は、藁の荷を運んでくれたらお礼に豆をあげると言います。しぶしぶ荷を背負った狸の藁に兎は火をつけます。燃え広がった火で狸は背中に火やけど傷をします。兎は火傷に効く薬だとだまして、唐辛子が混ざった塗り薬を渡します。狸はそれを塗り、ひりひりとさらに苦しみますが、しばらくして狸の傷は治ります。今度は、兎は舟を作りました。
「魚を捕まえに行く」と兎から聞いて狸はうらやましくなりますが、兎のように木で作らないで、泥で舟を作りました。兎のあとから泥の舟で海にこぎ出た狸ですが、泥なので舟は沈み始めます。兎は櫂で狸をひとうちで殺しました。


◆どんぐりAcorn by Ms. Mieko SETA
瀬田美恵子
1枚折りで立体的に仕上がるこの作品は、掲載当時人気がありました。①③の折る位置によって、実と殻かくと斗(からの部分)の大きさの割合が変わります。7.5cm角の紙で折ったとき、①の※の幅を1cmくらいにすると⑧で左右のカドの白い部分があまり出ないのでよいようです。


◆八分音符と四分音符Eighth note and Quarter note by Mr. Shin MITARAI
御手洗 伸

正方形の紙から折り込んでいくので、厚手の紙だとすぐに破れてしまいます。そんなときにはあらかじめP18のような、長方形の紙で折り始めるとよいでしょう。仕上がりもきれいです。(作者)


◆ミニ知識
◇ピアノ…形によってアップライト(縦たてがた型)とグランド(平型)に分けられます。鉄の枠に張られた鋼こうてつ鉄の弦げんを、鍵けんばん盤につながったハンマーで打って音を出す鍵盤打弦楽器です。ピアノは1700 年ごろに生まれたとされ、それ以前のチェンバロ(鍵盤楽器。ピアノと違って弦をハンマーで打たずに、ひっかいて音を出します)より音の強弱の変化を自由につけられる楽器です。そのことから「弱く強く」という意味の「ピアノフォルテ」が名前でしたが、しだいにフォルテが略され「ピアノ」と呼ばれるようになりました。ピアノは指の力がうまくハンマーに伝わるように工夫されていて、その装置をアクションといいますが、現在のようなアクションで細かい表現ができるようになったのは1800 年代のことです。
◇リードオルガン…足踏みオルガンとも呼ばれ、日本では明治時代から学校教育に取り入れられてきたオルガンです。パイプオルガンのように笛から音を出すのではなく、ペダルを踏んで送られる風で、枠板に一部を固定したリード(薄くて小さな金属板)を振動させて音を出します。19 世紀中ごろ、フランスで実用化されました。


◆かわいい女の子Lovely girl by Ms. Michie TAKAYAMA
髙山 三千江

愛らしい女の子です。いろんな柄で折って楽しめます。前髪の部分にも襟えりのように切り込みを入れたり、シールを髪飾りのように貼ったりするともっとかわいらしくなります。(作者)


◆女性の指揮者Female musical conductor by Ms. Ayako KAWATE
川手 章子

コマーシャルで女性の指揮者の方がカッコよく指揮をしている姿を見かけました。黒色の折り紙で折ったら雰囲気が出るかな…と思いながら折って見ました。タクト(指揮棒)は別の紙で折って持たせるようにのりづけします。(作者)


◆グランドピアノGrand piano by Ms. Patricia CRAWFORD

作者はアメリカ人女性で、名作として、人気の作品です。日本折紙協会の元理事の高たかはま濱利としえ恵さん(故人)が紹介されたものです。折りすじがつきやすい、張りのある紙で、24cm角くらいの大きめの用紙で折るとよいでしょう。


◆オルガンOrgan by Mr. Nobuyoshi ENOMOTO
榎本 宣吉

オルガンのシルエットに箱の立体化の要素を取り入れることで、型くずれしにくい、しっかりとしたつくりになっています。学習机などに見立てることもできます。


◆オペラ歌手Opera singer by Ms.Ayako KAWATE
川手章子

何気なく折り紙と遊んでもらっているうちに、気がつくと仕上がっていた作品です。15cm角で折ると小さくなるので大きめの紙で折るとよいでしょう。すそのながーいドレスを着たお人形さんのようです。幼いころ、アメの包み紙でお人形さんを作っていたことを思い起こしました。(作者)



◆英語でオリガミしよう Let’s enjoy both Origami and English!
Lesson 48
Ginkgo leaves by Ms. Minako ISHIBASHI
いちょう 石橋 美奈子

いちょうの葉っぱには、切れ込みのないもの(「扇型」または「スカート型」)と、あるもの(真ん中に一本が「ズボン型」、複数本が「てのひら型」)とがあります。扇型とズボン型の2通りを折り紙で作ってみました。緑、黄緑、黄色の3色の折り紙で折って、葉が色づいていく様子を表現できます。なお、いちょうには雄株と雌株とがありますが、スボン型の葉をオスとする説があります。これは俗説で、葉っぱの形で雌雄は区別できません。(作者)
There are two types of ginkgo leaves: one without notch (called “fan” or “skirt”)
and one with notches (“trousers”: one notch in the middle, and “palm of the
hand”: several notches). I made fan-shaped and trouser-shaped Ginkgo with
origami. Folding with three pieces of origami papers of green, yellow-green,
and yellow, you can express how the color of ginkgo leaves changes. There are
male and female strains of ginkgo and it is a common saying that the leaves of
“trousers” are male. However, actually the sex of a leaf is not distinguishable by its shape. (Author)



◆楓 Maple leaf by Ms. Sayoko KUWABARA
くわばら さよこ

もみじの葉を手にとると、なぜかクルクルと回したくなります。うまく折れたら時々、クルクルします。⑳は葉が浮きにくくなるロックです。紙が厚くてかたいので、折らなくてもよいです。できあがりの形は同じですから。(作者)


◆ミニ知識
◇オペラ…歌を中心にした演劇で、歌劇のことです。16 世紀末イタリアで生まれました。o オペラpera は「仕事、作品」がもともとの意味です。
◇紅葉狩り…秋の紅葉を鑑賞して楽しむことです。もともとは宮廷や貴族の間で行われた優雅な遊びでした。彩りの鮮やかさ
を追い、小枝を手折って頭にさしたりしました。紅葉を見ながら宴を開き、和歌を詠みました。
◇イチョウ…イチョウという和名は、葉っぱの形がアヒルの足に似ていることから原産地の中国で「鴨脚」と呼ばれ、それが訛ってついたとされています。花は4 月で、花をつける雌株とつけない雄株とに分かれています。その雌雄が葉っぱの形でわかるという俗説がありますが、これは間違いです。切れ込みがない葉(扇型またはスカート型)と、ある葉(まん中にひとつの切れ込みのズボン型、複数の切れ込みのてのひら型)がなぜ存在するのかはわかっていないのですが、剪定した後に伸びる枝につく葉は、てのひら型になることがあります。剪定されるとその分の失ったエネルギーを補うために、光合成量を増やす必要があり、イチョウは葉を大きくします。しかし大きな葉は扇型のままでは風を受けて落ちやすくなります。それで切れ込みを作り、風の抵抗を減らして落葉を防ぐ役割があるようです。
また、イチョウの木は燃えにくい木で、火事が広がるのを防ぎます。材はまな板や将棋盤などとして使われます。
◇カエデ…秋になると葉が赤や黄色に美しく色づくので「紅葉」とも呼ばれています。切れ込む葉がカエルの手に見えることから、「カエル手」が変化してカエデという名前がつきました。カエデの材は、木目が美しいのでバイオリンの裏板やギターの表面板としても利用されます。


●ミニ知識参考図書:『対訳日本昔噺集』(彩流社)、『日本昔話大成』(角川書店)、『ビジュアル版日本の昔話百科』(河出書房新社)、『日本の昔話④さるかにかっせん』(福音館書店)、『新ジュニア音楽辞典』(音楽之友社)、『ピアノ誕生とその歴史』(音楽之友社)、『楽器用語事典』(リットーミュージック)、『三枝成彰のオペラの楽しみ方』(講談社)、『オペラにいこう!楽しむための基礎知識』(青弓社)、『絵でつづるやさしい暮らし歳時記』(日本文芸社)、『記念日・祝日の事典』(東京堂出版)、『日本の生きもの図鑑』(講談社)、『カエデ(モミジ)の絵本』(農文協)、『みぢかな樹木の絵本』(ポプラ社)、『世界大百科事典』(平凡社)、『朝日新聞』(朝日新聞社)



◆葉っぱの器Leaves’ basket by Mr. Toshikazu KAWASAKI
川崎敏和

正方形の半分の長方形の紙18枚を葉っぱの形に折って、「うず組み」(作者命名)にしてお椀形の器にした作品です。うず組みの他の作例については、『452号』~『457号』の川崎さんの連載「もの作り教育に役立つ幾何折り紙教材の開発」(全6回)の第3回(『454号』)に「鎧よろいだま玉」などがあります。



◆読者の広場

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 「すいか」を暑中お見舞いに使い、喜ばれました。季節にピッタリです。「お茶筒」はふたのところがむずかしかったですが、形がきれいでした。折り紙で野草や花を折ってあるのを見ますが、なかなか自分で折ることができません。よい本や折り方が知りたいです。
兵庫県 田島さん
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 「ちょうちょ」も「セミ」もいろいろな色で折り、紙に貼りました。今回は手話のサークルの交流会で行い、子どもからお年寄りまで楽しみました。かわいい虫の世界ができました。「支部だより」の「信州おりがみ交流会」の報告で、続けることのすばらしさを感じました。交流会の折り図集があったら購入したいです。
神奈川県 宮本さん
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◆支部だより
「夏の創作おりがみ展」報告
長崎支部「おりがみ伝承の会」支部長 宮本眞理子/長崎県


日本折紙協会長崎支部「おりがみ伝承の会」最初の作品展を、長崎県諫いさはや早市山さざんか茶花高原ハーブ園内『山茶花の森ギャラリー』にて7月14日(日)~8月25日(日)まで開催いたしました。展示作品はもちろん、期間中開催の「はじめてのおりがみ教室(7/28)」「アクアリウムを作ろう(8/18)」のワークショップも好評のうちに無事終えました。お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。


 ありがたいことに同会場にて次の秋冬の作品展開催日程(11/22~1/15)も決まり、次回も会員一同で和気あいあいと楽しい作品展にしようと張り切っております。たくさんの方々に会場にお越しいただきたいと一同心待ちにしております。
 文末になりましたが、山茶花高原の理事長はじめ職員の皆様方には、チラシ作製から展示、ワークショップすべてにおいて絶大なるご協力をたまわり、この場をお借りして心より感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。


◆神戸支部活動報告(1)私たちの10周年展開催
  神戸支部「おりがみ かうべ」(支部長 柴本厚子) 文:酒井好子/兵庫県

 7月20日(土)~21日(日)に神戸クリスタルタワー2階兵庫県立神戸生活創造センター 県民ギャラリーにおいて《私たちの10周年》と銘打って作品展を行いました。
 2009年に初代支部長が急逝、その後残されたメンバーは柴本支部長を中心にその意志を受け継ぎ、いろいろな活動に取り組んできました。この10年を振り返り、これまでの合同
作品を再構成し展示しました。展示準備中は、思い出話に花を咲かせながらの作業となりました。
 また、これまでのイベント講習作品も展示し、来場者からは「これもこれも参加しましたよ!」と嬉しいお声もいただきました。

さらに今回は特別スペースを設け、柴本支部長が《おりがみカーニバル》で受賞した作品の数々も展示しました。作品はどれも見応えがあり、来場者の足を留めていました。 
 最終日には、日頃のご愛顧に感謝し、マグロの解体ショーならぬ合同作品の解体ショーを行いました。バーゲン会場さながらの盛り上がりの中、私たちの合同作品は無事に来場者の皆さんの元にお嫁入りを果たしました。
 今回は展示のみにも関わらず、多くの方々にそして遠方からもご来場いただき、ありがとうございました。
 最後にこの場をお借りしまして、あの時、支部長という大役を引き受けて、この仲の良い神戸支部を導いてくださる柴本支部長に、メンバー一同改めて感謝を申し上げます。

◆みんなの作品展

 7月1日(月)から8月31日(土)まで、石川県加賀市の日本折紙博物館で、「遊び・四季彩作品展」を開催しました。
 四季を彩る花や行事を中心に、けん玉やブーメランなどの遊ぶ折り紙や、かわいい動物、指輪などのアクセサリーを展示しました。参加者に人気があったのは、指輪などの折り紙
の切れ端を入れた万華鏡でした。くるくる回しながら四季彩を味わってもらいました。


◆World Origami Report
フランス折紙協会(MFPP)を訪ねて   松井佳容子(京都府)
4月24日(水)から5月1日(水/祝)まで、フランスのパリに、観光を兼ねてフランス折紙協会(MFPP)を尋ねました。パリには、京都支部でゲスト講師を務めていただいた日本人の折り紙作家・佐藤直幹先生が在住なさっていて、ご本人も会員であるフランス折紙協会をご紹介いただいた次第です。佐藤先生が案内してくださった事務所はパリの中心部を少し離れて、「下町」といった感じの場所にありました。すぐ横に電車の線路があり、ときどき私の大好きなTGV(フランスの超高速列車)が走っていて、折り紙同様、ウキウキとその雄姿をスマホに写メすることも、とても楽しかったです。…なにしに行ったのやら(´・ω・‘)。
 協会事務所では、定例の例会が開かれて、老若男女15名ほどの会員さんがにこやかに、かつ熱心に折り紙を折っておられました。会長のJean-Jacques(ジャン・ジャック)さんは自作の「リス」を講習してくださり、私は自著のカバーとなっている「香鈴」を講習させていただきました。講習の最中にも、会員さんらしき方が頻繁に出入りされていて、協会
事務所は「折り紙仲間の楽しいたまり場」といった活気ある場所となっていました。
 協会の役員さんとの食事では、フランス料理もご馳走になり、お腹もいっぱいの「楽しく、美味しい、折り歩き」となりました。
 フランス折紙協会のみなさん、そして佐藤先生、ありがとうございました。


◆高木 智 氏 収蔵資料より
解説 岡村昌夫

 今回も前回に続き、折り鶴が描かれている浮世絵の資料を紹介します。江戸時代後期の浮世絵師、喜きたがわ多川歌うたまろ麿による2点です。『古典にみる折り紙』(高木 智 著、1993年 日本折紙協会 発行)の記述によると、高木先生が浮世絵に描かれた折り紙作品を最初に見つけたのは歌麿の絵だったそうです。

【資料14】
高名美人見立 忠臣蔵 十段目えびすや(こうめいびじんみたて ちゅうしんぐら じゅうだんめ えびすや)
制作年: 江戸時代後期1794(寛かんせい政6)年頃
制作地:江戸
ジャンル:錦にしきえ絵
絵師:喜多川 歌麿
大きさ:38.0cm × 26.5cm

 喜多川歌麿(1753:宝ほうれき暦3 年? ~ 1806・文化3年)は、有名 な浮世絵師ですが、伝記的に不明な点が多い人物です。
 浄じょうるり瑠璃や歌舞伎で大人気の、赤穂事件を題材とした『仮名手本忠臣蔵』の各段を描いた揃物(11 作品)です。有名な美人を登場人物に見立てた
「見立絵」。この十段目は討ち入りの武器を調達した天あまかわや川屋義平の見立て
になっています。長持の上の「天川屋義平は男でござる」が、女性として描かれています。その女性の着物の裾に折り鶴の柄があります。

【資料15】
浮世忠信蔵 十一段目(うきよちゅうしんぐら じゅういちだんめ)
制作年: 江戸時代後期 寛政年間頃
制作地:江戸
ジャンル:錦にしきえ絵
絵師:喜多川 歌麿
大きさ:38.0cm × 26.5cm 



◆~おりがみ教室とは~◆
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、協会ホームページをご覧ください。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3625-1161 / FAX:03-3625-1162

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