月刊おりがみ 410号 (発売日2009年09月01日) 表紙
  • 雑誌:月刊おりがみ
  • 出版社:日本折紙協会
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月1日
  • 参考価格:[紙版]801円
月刊おりがみ 410号 (発売日2009年09月01日) 表紙
  • 雑誌:月刊おりがみ
  • 出版社:日本折紙協会
  • 発行間隔:月刊
  • 発売日:毎月1日
  • 参考価格:[紙版]801円

月刊おりがみ 410号 (発売日2009年09月01日)

日本折紙協会
特集「ハロウィンと孫の日」
かぼちゃちょうちんの形の家、おかしな時計台、脱ぎ捨てられた妖精の靴…ここは魔法使いたちの館です。ハロウィンには私たちの世界にやってきて大騒ぎをするのでしょうか。
10...

月刊おりがみ 410号 (発売日2009年09月01日)

日本折紙協会
特集「ハロウィンと孫の日」
かぼちゃちょうちんの形の家、おかしな時計台、脱ぎ捨てられた妖精の靴…ここは魔法使いたちの館です。ハロウィンには私たちの世界にやってきて大騒ぎをするのでしょうか。
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月刊おりがみ 410号 (発売日2009年09月01日) の目次

特集「ハロウィンと孫の日」
かぼちゃちょうちんの形の家、おかしな時計台、脱ぎ捨てられた妖精の靴…ここは魔法使いたちの館です。ハロウィンには私たちの世界にやってきて大騒ぎをするのでしょうか。
10月の最後の夜はハロウィン。日本のお盆に似たところもある行事ですが、仮装パレードなど楽しい秋のイベントとなっています。また、10月の第3日曜日は孫の日です。祖父母と孫がよりよく交流できるようにと、10年前に制定された記念日です。今月号は子どもたちが大喜びする作品をたくさん紹介しています。子どもたちの大きな声が聞こえてきます。

掲載作品とコメント(☆はおりがみ級申請作品)

①☆ジャック・オー・ランタンのキャンディパッケージ・梨本竜子
中にキャンディーを入れてプレゼントすると喜ばれます。帽子はのりやテープを使わずにかぶせることができるよう工夫しました。目や口は切り抜いても面白いです。

ミニ知識・ハロウィン
10月31日の夜、ヨーロッパの先住民のケルト人の新年は11月1日で、大晦日の夜にあたる10月31日の夜には死者の霊が家に戻ってくるとされていました。妖怪や魔女も現れて、冬の訪れを喜び、悪さをして回ると考えられていました。人々は身を守るために篝火をたきましたが、これは1年の収穫を感謝するためでもありました。のちにキリスト教徒がケルト人に布教活動をするときに、この祭りをとりこんで、「万聖節」(All Hallow’s Even)にしました。ハロウィン(Holloween)はこの言葉を短縮したものです。

ミニ知識・ジャック・オー・ランタン
オレンジ色の大カボチャをくりぬいて、目や鼻や口を切り出し、中にろうそくを灯した提灯で、ハロウィンに飾られます。「ジャック・オー・ランタン」とはもともとはイングランドの沼地に住む妖精の名前です。後世に起源を説明する話が伝わりました。悪魔にまで悪さをして、自分を地獄に入れないと約束させたジャックという農夫が、死後、天国にも地獄にも行けず、地獄の門前の暗闇で絶望します。彼はカブで提灯を作り、悪魔がくれた火で足元を照らして、さまよっているという話です。

②小さな魔女さん・畠山久子
小さな子どもたちが、変装して行列をつくり歩く姿が可愛らしいですね。

③エルフのとがった靴・青柳祥子
とがったおしゃれな靴が出来ました。窓辺においておくと、耳のとがったエルフが夜中に取りに来そうです。昔話によく靴屋が出てきました。たくさん作って並べると可愛いです。つま先をしっかりつまむのがきれいに作るコツです。

ミニ知識・エルフ
本来は白い精霊や輝く精霊の意味で、豊かな実りをもたらす先祖の霊だと考えられていたそうです。人間の男や女の姿をした小妖精で、魔法を使い、人間にいたずらをすることもあります。ハロウィンの仮装用品の中にはエルフシューズというつま先のとがった靴があります。

④バットくん(こうもり)・植森豊子
読売新聞のマスコットキャラクター「だっちくん」をヒントにして考えた作品です。はじめにできあがった作品に対してアドバイスを頂き、2度作り直しをしたことで、とても勉強になりました。

ミニ知識・コウモリ
飛膜という翼で飛ぶことができる哺乳動物です。休む時は後ろ足でぶら下がっていますが、前足の指と後ろ足で這うこともできます。西洋では不浄で気味が悪い生き物とされ、魔女の化身とも考えられています。

⑤リス・土戸英二
このリスは顔の折りが細かいので、特に前半の折りはていねいに折ってください。慣れれば15㎝角で仕上がるとかわいらしいです。

⑥両手に花立て・川手章子
この作品が出来上がった時、両手に花を抱えているイメージが浮かびました。折り図にしたがって、ていねいに折り筋を一つずつ付けてみてください。

⑦花のリング・川手章子
作品が出来上がったとき、そーっと指にはめてみました。ちょっと大ぶりのお花のリングですが、手にお花が咲いてくれたように思いました。折る工程も楽しんでいただけたらと思います。

⑧滑走するペンギン・加茂弘郎
ペンギンにもいろいろな種類がありますが、これは皇帝ペンギンが雪や氷の上を滑る「トポガン(そり)」滑りをイメージして作りました。腹ばいにすると見えませんが、フリッパー(翼)の裏が白いのが特徴です。

ミニ知識・ペンギン
頭に見られる白い斑点から古代ケルト語で白い頭という意味のpen-gwyn(ペン・グウィン)が名前の語源とされています。その仕種の愛らしさで人気のある動物で、東京都の葛西臨海水族園は10月10日の開園記念日に合わせて、記念イベントとしてみんなで千羽のペンギンを折ろうというイベントを過去に開いたそうです。

⑨ドラえもん・納所克志
オヤツにどらやきの上に載せるとか、使い方を楽しんでください。五角形の手も丸く見せる気持ちで折り、足も同じ気持ちで折ります。

⑩秋の七草<後編>・富永康平
フジバカマ、オミナエシの花序は、小花の集合する部分に藤色や黄色の紙を貼った紙か両面折り紙を使います。

ミニ知識・オミナエシ
オミナは女性という意味で、エシとは飯のことです。小さな黄色の花が固まって咲く様子が粟粒に似ていることから、米は男の飯とされた時代、粟は女の飯という意味で、オミナエシと名がついたとされています。

ミニ知識・フジバカマ
葉を乾かすと上品な香りがするため、古代の中国では蘭と呼ばれていました。中国から日本に伝わり、香りを衣類に移して芳香剤として使われました。この香りの成分はクマリンで、桜餅の葉の香りと同じです。筒状の花序の形が袴に似ているので、この名が付いたと考えられています。

⑪ネコのしおり・松岡春花(投稿時9歳)
2度目の採用うれしいです。かわいいネコのしおりです。両面使えるので、それぞれ別の顔を書いて使ってみてください。

⑫コスモス・市川学
折りすじをつける工程が多く大変ですが、花の中心が丸く花弁がふんわりと立体的に仕上がるのがとても気に入っていますので、ぜひチャレンジしてみてください。

ミニ知識・参考図書
「記念日・祝日の事典」(東京堂出版)、「ひらがな暦」(新潮社)、「和のしきたり」(日本文芸社)、「年中行事事典」(三省堂)、「世界大百科事典」「ペンギン全種に会いに行く」(平凡社)、「四季の花事典」(八坂書房)、「秋の七草」(法政大学出版局)、「朝日新聞」「植物と行事」「植物ごよみ」(朝日新聞社)、「イギリス祭事カレンダー」(彩流社)、「図説妖精百科事典」(東洋書林)、「妖精とその仲間たち」(河出書房新社)

~支部だより~
「オランダからお客様へ折り紙のプレゼントと川井淑子先生の高松教室」
香川支部「おりがみKAGAWA」支部長 坂本整子(香川県)

地元香川で活躍しているおりがみ仲間、丸亀市在住の川内咲子さんは、「蓬莱大学」(老人大学)や社会福祉関係で広く活動なさっています。私たち香川支部のお姉さん役(相談役)として、おもに私の指導をしていただいています。以下、川内さんからの報告です。
日本、オランダ通商開始400年を記念して、オランダから3人のお客様が来日されました。長崎の平戸から東京の日本橋まで約2か月かけて巡るイベントです。3月31日、4月1日は香川編で、JR多度津駅前で歓迎会。皆さんは日本文化に触れるのを楽しみにしており、何かプレゼントをと、丸亀のおりがみクラブで、「椿のレイ」(三浦順子さん原作)、「バラのブローチ」(川崎敏和さん原作)、「チューリップの花束」(笠原邦彦さん原作)を作りました。翌日の新聞にはレイを掛けて歩く様子が写っており、喜んでいただけたと一安心しました。
次は川井淑子先生の高松教室の報告です。高知から先生がおいでくださるようになって足かけ3年がすぎています。お忙しいスケジュールを調整して、早朝高知を出発、高速バスで2時間、講習が済むとすぐとんぼ返りの毎回です。本当にいつもありがとうございます。絵を描くようにという色紙作品はとても美しく、ファンは全国にいらっしゃいます。お人柄をしのばせるおだやかなお話、心を伝えたいという思いが満ちています。香川支部では講習会後、打ち合わせ会をすることも多く、お忙しい先生とはいっしょにおうどんも食べられませんが、先生、今まで通り2~3か月に1度は高松での講習会をお願いします。

~みんなの作品展~
「地下鉄構内に展示」 畑山八重子(北海道)
2008年11月21日~12月3日に、地下鉄福住駅(札幌市)のメトロギャラリーでの展示の様子です。これは北海道新聞社の公募で選ばれたもので、ギャラリーのスペースは縦1.6メートル、横6メートルというものでしたが、私が講師をしている折り紙仲間14名参加で、展示をしました。作品はおもに過去の「おりがみ」の中から選びました。皆が大変喜び、ますます折り紙に対して意欲を燃やすきっかけとなりました。

「小学校で壁面展示」 西田由美子(奈良県)
奈良県上牧小学校の4年生が共同制作した昨年度最後の作品「春」です。かわいいチューリップは子どもたちのお気に入りでした。「祝いのリボン」の花を一緒に折りました。
今年も4年生の担任となりました。「パンジー」と「つゆ」です。子どもたちは折り紙が大好きで、子どもたち同士が教え合い、たくさんの折り紙を作っています。壁面に貼りきれなかったものは、職員室のドアに貼ります。季節感があふれているので、皆さんに好評です。

「アミコミしおりで折り紙ブーム」 浅見節子(神奈川県)
月刊「おりがみ」を毎号楽しみにしています。私が折り紙を始めてから、学童保育に通う小6の娘は折り紙好きになり、学校の休み時間や学童保育でも折り紙をはやらせ、低学年の男の子、女の子にも折り紙を教えているようです。とても楽しいということで、最近は407号の「アミコミしおり」に挑戦し、5センチ角の折り紙で本のしおりにして差し上げています。

おりがみニュース
講師勉強会開催される 春期・大阪
7月4日(土)14時~17時にグランキューブ大阪で折紙講師勉強会を開催しました(参加58名)。
講師は協会理事の田中稔憲先生です。金沢支部長としてもご活躍されています。小学校教諭という経歴からか、学校の授業を見ているようでしたが、受講者は皆真剣に聴講されていました。
勉強会では初となるパソコンソフトを活用したプレゼンテーションによる視覚効果もあり、質疑応答を交えながら受講者に実際にやらせてみせ、教室で即実践できるテクニックを平易にご教示くださいました。ハウツーを重視した内容で、教室の大小や生徒数などに合わせて講師が使用する紙の大きさからアシスタントを担当する講師の心得まで、たくさんの要素が含まれていました。
経験豊富な講師の方でも得るものが多かったのではないでしょうか。受講者は協会発行の「折紙講師指導の手引」を一読すると更に理解が深まることでしょう。心残りは田中先生の作品講習がなかったことですが、参加者の皆さんには充実した勉強会だったと思います。なお、11月7日の東京勉強会(渋谷・こどもの城)も田中先生にお願いしています。

~寄稿~
「マラッカ海峡に浮かぶ世界遺産都市ペナン島で折り紙講習」 大野正江(神奈川県)

風光明媚なペナン島在住でマレーシア科学大学日本語講師の友、平野さんに招かれて、元同僚の音楽講師の今村さんと2人でペナン島に行ってきました。3人は東京都の小学校での勤務仲間で、在職中はいろいろな会合で折り紙を役立て、退職後も交流してきました。
1月30日~2月5日の間滞在したマレーシア科学大学のゲストハウスは英国風の古い建物ですが、ゆったりとした部屋で、窓からは広々としたグランド、その先に見えるペナン大橋の夜景の素晴らしさに命が洗われる想いでした。
31日に行われた「Japanese cultural demonstration」(日本文化実演)、この計画は日本に留学経験があり、馬日協会、マレーシア日本協会で活躍していらっしゃる方々が親身にお世話してくださいました。内容は「和風着物着付け」「日本の歌」、そして私が担当した「折り紙」。「はばたくつる」、「動くハート」、「およぐ魚」など、会場は広々として現地の方々が手伝ってくださり、日本領事館の阿比留百合子領事はじめ皆さん大変熱心でした。教え方(通訳付き)はゆっくり、はっきり、様子を見てもう一度くりかえすなど、全員ができあがるように心掛けました。
展示用に持参したパンダ、妹背山、おしゃべりカラス、馬、鼻を持ち上げるゾウ、寿鶴などは講習終了後、希望者に配りました。大人も子どもも大変喜んでくださいました。
帰国時、折り紙や作品を全部平野さん宅に置いてきましたので先生は今大学で授業前に5分ほど折り紙指導をしているそうです。学生たちは頭が良くすぐ理解し、折って喜ぶので楽しく、張り合いがあるそうです。
ゲストハウスでは日本からの大学院留学生と出身地や折り紙の話で、出会いを楽しみました。帰りの機中ではバングラディッシュに帰る男の子が「日本の折り紙大好き」と話しかけてきて、日本語が話せるので仲良くなり、今村さんは東京都派遣のロンドン留学経験者で、その仲間の方とも交流を楽しみました。折り紙はその国の言葉が話せなくても楽しく交流できるすばらしいものだとあらためて思いました。折り紙バンザイでした。

「川崎敏和先生を囲んで」 武内捷子(高知県)
3月29日に徳島県の折紙講師、吉田和子さんよりお誘いいただき、三木田夫婦のご手配で川崎敏和先生とお会いできる機会に恵まれました。市内喫茶店は早速折り紙教室。「川崎1分ローズ」を教わりました。先生の手さばきは1分どころか、その間3個を折られました。美しい見事な曲線、折り目の美しさはしっかりツメを立てきちんと折り目をつけること、紙の縁をきちんとそろえることが大切だと教わりました。
4月27日には再び徳島県で高木智先生(理事)に直接指導を受けられている吉田さん宅におじゃまし、初対面の方ばかりですが日本折紙協会会員の方ばかり、すぐお友達です。「よろい、かぶと。このような超難解作品はあまり作りたくありませんし、おすすめしたくもありません」と先生から前置きを聞かされましたが挑戦し、素敵な作品ができました。
楽しい勉強会ができました。徳島の皆様、本当にありがとうございました。


協会ホームページに折り紙用紙のショッピングカートができました
約400種のラインナップをそろえてお待ちしています!
http://origami-noa.com(トップページへ)

協会ホームページでバックナンバーの折り図を公開
http://origami-noa.com→「こんな本しってる?」→「バックナンバー」で作品名をクリックすると折り図が見られます。「折紙協会」でも検索できます。
※印刷後に配布したり、商業利用は禁じております。

~日本折紙協会(http://origami-noa.com)とは~
NIPPON ORIGAMI ASSOCIATION (NOA)
日本折紙協会は、折り紙を世界の国々により一層普及させたいという思いと、幼児教育に限らず、大人の趣味、高齢者や身障者の方のリハビリテーションなど様々な可能性をもつ「おりがみ」普及の一助となりたいという考えから1973年10月27日に結成されました。
現在では、月刊「おりがみ」の発行、「世界のおりがみ展」「折紙シンポジウム」の開催、「おりがみ級」「折紙講師」「折紙師範」「折紙上級師範」の認定、「おりがみの日」記念イベントの実施、「日本折紙博物館」との提携など、おりがみ普及のためにさまざまな活動を行っています。

~会員になるには~
月刊「おりがみ」の年間購読を申し込めばどなたでも会員になれます。会員の特典として、協会発行単行本と協会取扱い折り紙商品の割引購入、月刊「おりがみ」への創作作品投稿、「世界のおりがみ展」「おりがみの日」「折紙シンポジウム」など協会主催行事に参加および作品を応募できるほか、「おりがみ級」「折紙講師」の申請資格があたえられます。

~月刊「おりがみ」とは~
会員から投稿される創作折り紙作品(話題の動物やキャラクター、季節にそった行事・イベントに関するもの)の折り図(折り方を図で順番に説明したもの)を紹介するほか、会員の折り紙活動を紹介します。折り図の順番通りに折っていけば完成できるので、小学生から90代の方まで1万人を超える会員の方がおりがみを楽しんでいます。
月刊「おりがみ」は毎月末ごろお届けします。

~世界のおりがみ展とは~
さまざまな情景を折り紙で表現した立体パノラマ作品(おりがみブースといいます)と個人作品の展示コーナーにおりがみ教室を加えたイベントが『世界のおりがみ展』です。もちろん書籍や折り紙用紙の物販コーナーを加えることもできます。

現在、世の中では様々なイベントが行われていますが「世界のおりがみ展」は動員催事と文化催事を兼ね備えた独特の巡回展で、1976年の第1回展より20年以上の歴史があります。

3年に1度ひとつのテーマにそって制作され、お子様ばかりではなく大人の方にも十分楽しんで頂き、毎回皆様に驚きと感動の世界を展開しています。なお、「世界のおりがみ展」には、外務省と文化庁の後援を戴いております。他に都道府県・市町村・地元教育委員会・マスコミ等に後援を戴いている場合もございます。

おりがみ展は、おりがみブース・個人作品展示とおりがみ教室に、オプションの[販売コーナー]で構成するおりがみイベントです。
[おりがみブース]は、数え切れないほどの作品によって作られたジオラマが、所狭しと展示されています。約90㎝角の展示台(ブース)とパネル(壁面)作品を基本に組合せて大小変化にとんだ装飾を可能にしています。又、この展示台は折りたたみ式で、運搬時には箱型に収納して運べるようになっています。

[個人作品]は、折り紙作品コンクールの対象になり、日本国内のみならず、世界20数カ国から送られてきた作品が、200余点集まります。その中から、外務大臣賞、国際交流基金理事長賞、NHK会長賞などの賞が授与されています。さらに、折紙著名人の作品も招待作品として展示します。

[おりがみ教室]は、日本折紙協会認定の折紙講師により行われています。1回40分の講座が1日数回行われ、いずれの会場でも連日大好評を頂いております。

[販売コーナー]は、日本折紙協会編集発行の月刊誌「おりがみ」、折り紙専門書、有名折り紙メーカーの商品(折り紙用紙等)を豊富に取り揃え、販売しています。これらの商品は、日本折紙協会がまとめて会場へ搬入・搬出致します。

この「世界のおりがみ展」は過去には全国の有名百貨店の催事として多く実施され、開催期間は標準で6日間前後です。集客には実績があり、「これほど折り紙が人気のあるものとは思わなかった」と催事のご担当者には必ず驚かれ、喜ばれます。昨年夏には日本橋三越本店催事場で実施し、大好評のうちに幕を閉じました。

来訪者としては、年配の方はもちろんですが、お子様連れのファミリー層も多いです。ベテランの折紙講師が懇切丁寧に教えますので、親子で皆さん楽しんでいかれます。当協会が活動趣旨に掲げている「折り紙の普及」にご協賛いただき、ぜひとも開催をご検討いただきたいと存じます。

パノラマ作品の最新作は下記の「護ろう世界遺産シリーズ」であり、全39点あります。
1. 世界遺産/WORLD HERITAGE SITE
2. 危機遺産ガラパゴス
3. 動物たちのヨセミテサミット
4. 中央アマゾン自然保全群
5. エジプトのカフラー王・クフ王のピラミッド
6. セレンゲティ国立公園
7. オーストラリアの世界遺産
8. 世界最大のサンゴ礁 グレートバリアリーフ
9. 大熊猫の故郷、四川省臥龍山脈の奥深い森林(大地震前の保護地区です)
10. 世界遺産 万里の長城
11. 柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺
12. 世界文化遺産 国宝姫路城-いま・むかし-
13. 白神山地幻想
14. 京都 秋の金閣寺(鹿苑寺)とその庭園
15. ひだ白川郷の秋
16. 世界遺産・原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)
17. 山紫水明に包まれた日光の世界遺産
18. 琉球王国のグスク及び関連遺産群「識名園」
19. 琉球王国のグスク及び関連遺跡群〔首里城・首里城正殿〕
20. 高野山奥の院
21. 世界遺産・自然遺産・しれとこ
22. インド タージマハル
23. ビッグベンにつどう物語りの主人公たち
24. オランダ自然との闘いから、自然との調和に
25. アルプス山脈と登山鉄道。スイスの山合い風景
26. 世界遺産 スペイン コルドバ歴史地区
27. グラン・プラス世界遺産フラワーカーペット
28. 水の都ヴェネツィアの建築とラグーン(潟)
29. ギリシャアクロポリスの丘 パルテノン神殿
30. 発掘されたトロイ遺跡と伝説の木馬

バックパネル・アブスト(ディスプレイ棚)・パーテーション・テーブル・椅子・販売ワゴン・ガラスケース・ストック棚等什器、電源・配線、看板・ポスター・チラシ・入場券、宣伝広告・広報・告知(宣材のポジはご用意致します)等はお願い致します。又、地元教育委員会・マスコミ等の後援も頂けるようお願い致します。
開催費用は、開催時期・開催期間・開催場所・内容等の条件によりご相談の上お見積りさせて頂きますが、おりがみブース全作品と個人作品展示、おりがみ教室、販売コーナーを設置した場合(フル装備)の最終的なご予算は「7桁」になるとお考えください。
「おりがみブース」は折り紙で制作した繊細な立体作品ですので、傷付かないようにダンボールで覆い、1個が2m弱の立方体になります。また運送方法にも細心の注意が必要となり、チャーター便で他荷物と混載せずに運ぶため、運送コストが通常よりもかかります。

展示作品数は会場スペースやご予算に応じて調整できますので、実施期間、会場の場所と規模、おりがみブースの展示数、おりがみ教室の実施日・時間・対象人数等と全体のご予算につきましては、お気軽に担当佐野までご相談ください。

日本折紙協会事務局
おりがみ展担当 佐野
TEL (03) 3262-4764
FAX (03) 3262-4479

~折紙シンポジウムとは~
全国各地で毎年夏(7月下旬)に開催。講演会、児童教育部会、歴史研究部会、創作部会、折り紙教室などにより新たな折り紙の世界に触れる機会として、また会員相互の情報交換や懇親の場として2泊3日の日程を行楽地(温泉地)で楽しく過ごします。世界各国から毎年300名を超えるおりがみファンが集まる世界最大の「おりがみイベント」です。

~NOAブックスとは~
日本折紙協会では、月刊「おりがみ」のほか、折り紙専門書籍を発刊しています。
「おりがみ4か国語テキスト」、「みんなくすだま」、「おりがみでクリスマス」、「おりがみでクリスマス2」、「おりがみでひなまつり」、「古典にみる折り紙」、「おりがみ傑作選1」、「おりがみ傑作選2」、「おりがみ傑作選3」、「おりがみ傑作選4」、「プレ創刊誌vol.1~3」の11点です。購入をご希望の方は、日本折紙協会のHP(http://origami-noa.com)の「こんな本知ってる?」のページで表紙画像をクリックすると、アマゾンの購入サイトへジャンプできます。代金引換やコンビニ払い等の各種お支払い方法で購入できます。

~おりがみの日(11月11日)とは~
この日は世界平和記念日であり、また数字の「1」が4つで正方形折り紙の4辺を表すことから、日本折紙協会では「おりがみの日」としています。この日を中心にして、会員の皆さんから寄せられた作品の展示会「おりがみカーニバル」や折紙講師勉強会を毎年10月にこどもの城(東京都渋谷区)で開催します。

~「おりがみ級」と「折紙講師」とは~
「おりがみ級」とは、主に16歳未満の会員のための資格です。月刊「おりがみ」で指定している作品を規定数折って協会に送付し、認定されると「おりがみ級認定証」が授与されます。最初は10級からスタートします。16歳未満の1級取得者には申請により「こどもおりがみ博士」認定証と、NOA特製バッジが授与されます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)

「折紙講師」資格は、16歳以上の会員であればどなたでも申請できます。協会発行の「おりがみ4か国語テキスト」を購入し、テキスト掲載の全作品約60点を自作完成させた形で申請書(テキスト巻末)とともに協会に送付し、申請料2,100円を納付(下記口座番号へ郵便振替)します。その後審査会が全作品合格と認定した方に折紙講師認定証と講師バッジを授与します。不合格作品があれば、その作品のみ折り直して再提出いただきます。(詳細は月刊「おりがみ」をお読みください)。

おりがみ4か国語テキストは、折紙協会のホームページ(折紙協会で検索)経由で購入できるほか(代引き・コンビニ払い)、郵便局にある払込取扱票の通信欄に「テキスト1冊」とご記入の上、テキスト代1,020円+送料290円=1,310円を下記へ郵便振替で送金していただければ入金日より約1週間でお届けいたします。
口座番号00110-6-188035 加入者名「日本折紙協会」

~おりがみをおしえる~
老人ホームや社会福祉施設、自治体主催のサークル、保育関係施設・学校、文化センター、カルチャー教室などなど、さまざまな場所でおりがみは活躍しています。
独自にボランティアで教えている会員の方も多くおられますが、協会には全国から「おりがみを教えてくれる方を紹介して欲しい」という依頼が毎月あり、折紙講師資格をお持ちの会員の方に指導をお願いしております(協会より報酬を支給)。
おりがみ教室では、お子さんから年配の方まで「おりがみをおぼえたい」という気持ちにこたえようと講師も真剣です。熱のこもった授業を終えて帰られる皆さんの表情は満足そうですが、講師の方は生徒の「ありがとう」の言葉に安心しつつも、もっとわかりやすい説明はないだろうかと考えるようです。毎回真剣勝負なので様々な苦労がありますが、いろいろな形で努力が報われるようです。

~おりがみ教室とは~
日本折紙協会事務局では、全国の日本折紙協会公認の折紙講師を派遣しています。
おりがみ教室をご依頼いただく際は、専用の申込書をご提出いただきますので、
協会ホームページをご覧ください。
必要事項をご記入の上、実施日の最低1~2月前にご提出ください。

[折り紙教室料金表]
1.講師報酬:講師1名につき、12,600円(拘束3時間以内・対象40名まで)
※対象60名まで2名、80名まで3名、100名まで4名の講師が必要です。
※標準的な時間割は、講習1コマ45分(2作品)、準備・休憩15分です。

2.超過料:3時間を越える1時間毎に講師1名につき、2,100円を加算
3.材料費(折り紙):実費(一人100円程度+会場宛送料)※そちらで用意する場合は不要。
4.教材費(教本等):実費(内容により不要)
5.講師交通費:実費
6.講師昼食代:実費(時間帯による)
7.講師宿泊費:実費(日程による)
8.管理費:上記1~7の合計金額の50%がマネージメント料として加算されます。
※上記料金は消費税込み

※折り紙教室料金のご請求とお支払いについて
折り紙教室実施後、講師が協会に提出する「折り紙教室実施報告書」に基づき請求書を作成し、ご送付申し上げますので、ご検収の上日本折紙協会へお支払いください。
※講師への報酬等は日本折紙協会から講師にお支払いいたします。

折り紙教室でご準備いただくもの
1.予定参加人数分の机とイスをご用意ください。
2.入門証等の証明パスが必要な場合は、手続き方法と通用口をお知らせください。
3.宿泊を必要とする場合は、宿泊場所の手配の有無をお知らせください。
4.講師の人数に応じた講師控え室を教室付近にご用意ください。
5.作品展示をご希望の場合は、事前にご相談ください(別料金)。


教室時間割(プログラム)その他ご不明・ご要望は担当佐野までお気軽にご相談ください。
TEL:03-3262-4764 / FAX:03-3262-4479

日本折紙協会の公式メールマガジンです。全国のおりがみイベントを告知しています。
http://www.mag2.com/m/0000023495.html

月刊おりがみの内容

季節にあった折り紙の折り方がたくさん載った楽しい雑誌「月刊おりがみ」毎年の行事にあわせた内容を特集します
幼稚園、保育園の壁紙飾りや教材として、また、四季折々の暮らしを飾り、ゆとりある豊かな気持ちを育み子どもから大人まで楽しめます。

月刊おりがみの無料サンプル

436号 (2011年11月01日発売)
436号 (2011年11月01日発売)をまるごと1冊ご覧いただけます
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